ゲルケ級装甲空母

ゲルケ級装甲空母 Gerque-class Armored Aircraft Carrier
基本情報
種別 装甲空母 命名規則 景勝
前級 アクアルア級 次級 グライセル級
設計 グレーヒェン工廠 所属 クランダルト帝国
製造 6→4隻 世代 第三紀
性能諸元(ネージュ)
全長 XXmlt 全高 XXmlt
機関 浮遊嚢器 3器
循環器 2器
機関最大出力 2700q
最高速度 149km/h 航続距離 XXgaias
武装 22fin3連装砲 2基
13fin連装両用砲 4基
10fin連装両用砲 2基
4.5fin連装機関砲 8基
補助装備 グランバール戦闘機 ×14
グレルバ攻撃機 ×14
ウェンケル神経戦機 ×1
パルファローズ偵察機 ×4
乗員 680名

二次創作
作者名 六方晶ダイヤモンド

- 概要
重巡基準の装甲・火力を有する格納庫型の航空母艦。航空巡的性格の強いアクアルア級の後継という側面もあった。

- 一覧
【一覧】
1番艦 ゲルケ(Gerque)
起工:616年 未成(建造中止:621年)
武装:22cm連装砲3基 15cm三連装砲6基 40cm臼砲4基 45mm連装機関砲6基 
艦載機:グランバール14+4機 ウェンケル2機 パルファローズ2機 のべ22機
1番艦だが建造中に造船所が燃えたため未完成に終わる。ゲルケ級は後期型になるにつれより『空母らしく』なっていくが、ゲルケはもし完成していればむしろ重巡寄りの艦となっていただろう。造船所での火災は、結果的に、二番艦以降の装甲格納庫の耐火設計に影響を及ぼすことになった。本艦に搭載されるはずだった22cm砲6門のうち3門は帝作戦からほどなく六王湖に流れ、バレグの対艦砲陣地に712年まで配置されていた。

2番艦 ツィウェールペン(Ziwelpen)
起工:618年 就役:623年
武装:22cm連装砲2基 13cm連装両用砲7基 5cm四連装機関砲4基 23mm機銃4丁
艦載機:グランバール18機+4機 ウェンケル1機 パルファローズ4機 のべ27機
近衛艦隊のアクアルア級を更新するため、貴族騎士の合資で建造されたうちの1隻。数度の戦いに参加した後、629年、ヒグラート上空で異常気象により着底。生体器官はかろうじて維持し、633年に浮揚するも、点検の結果をうけコスト面から再就役を諦め、記念艦に。

3番艦 ネージュ(Neges)→レフラン(Lefrane)
起工:619年 就役:624年
武装:22cm三連装砲2基 13cm連装両用砲4基 10cm連装両用砲2基 45mm連装機関砲8基
艦載機:グランバール12+2機 グレルバ12+2機 ウェンケル1機 パルファローズ4機 のべ33機
近衛艦隊のアクアルア級を更新するため、貴族騎士の合資で建造されたうちのもう1隻。シルクダット後国軍に売却され艦名をレフランに改める。その後偵察艦隊の直掩などを主任務としていたが、633年、クラッツ上空戦で沈没。

4番艦 フェルグメーヘン(Fergmehen)→ スールン(Suelun)
起工:620年 就役:629年
『フェルグメーヘン』時代
武装:22cm三連装砲1基 10cm連装両用砲6基 23mm連装機銃6基
艦載機:グランバール24機+4機 ウェンケル2機 パルファローズ6機 のべ36機
『スールン』時代
武装:10cm連装両用砲4基 23mm連装機銃4基 リュッティン複合CIWS2基
艦載機:スプリガ18機+4機 ウェンケルⅡ2機 リーヴァーネ4機 輸送機3機 のべ31機
ゲルケ級のうちもっとも遅く(698年)まで現役だった艦。戦後、フェルグメーヘン市(現フィルグミンスコエ)がネネツに返還されたため艦名が改められた。末期の延命改装では生体器官への負担を軽減するため装甲板の大部分が取り外されている。701年、オシデント演習にて標的艦として処分。

5番艦 艦名不明
起工:620年 未成(建造中止:621年)
武装:22cm三連装砲2基 13cm連装両用砲4基 10cm連装両用砲2基 23mm連装機銃6基
艦載機:グランバール12+2機 グレルバ12+2機 ウェンケル1機 パルファローズ4機(推定) のべ33機
建造中、生体器官に治癒不可能な重病が発生、建造中止。

6番艦 ルタリディヤ・ヴェルクランシシェ(Rutalidija Vercuransissche)→オルクフ(Olcuf)
起工:626年
就役:633年
武装:15cm連装両用砲2基 10cm連装両用砲2基 23mm連装機銃3基
艦載機:グランバール18+2機 グレルバ18+2機 ウェンケル1機 パルファローズ4機 のべ45機
船体と翼幅を延長し装甲を一部省略したもので、準同型艦とみなされる場合もある。起工の2年後に起こったシルクダット会戦の戦訓を取り入れており、ゲルケ級のうち最も空母らしい艦。搭載機数も45機とかなり多いが、その分かなり無理をした設計で、最大速力時の振動問題は最後まで解決しなかった。それでも、上に反った翼や、胴体下面の発艦口といった新要素は、この艦が後のファラティアに至る技術ツリーの開始点であることを示している。
戦後、条約に基づきガリアグル空軍に譲渡、『オルクフ』として配備されるが、予算的・技術的な問題からまともに維持できなかったと言われる。661年に訓練航行を行ったのを最後に数十年港で放置されていたが、712年、とうとうパンノニアへスクラップとして売却、解体された。
最終更新:2025年02月10日 10:46
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