ソコルMk1 | |||
基本情報 | |||
種別 | 艦上戦闘機 | ||
設計 | パンノニア連合航空技術廠 | 所属 | 自由パンノニア共和国 統一パンノニア |
製造 | X機 | 世代 | 第三紀 |
性能諸元 | |||
機関 | メジア4式V型12気筒液冷発動機 変圧式液化ドブルジャ槽 |
機関最大出力 | 1520ps x1 |
最高速度 | 418km/h | 航続距離 | 700gaias |
固定武装 | 8mull空冷機関銃 4門 28mull機関砲 1門 |
外部兵装 | 580㎏までの爆装 Mk7焼夷ラケーテ 8本 ラヅ徹甲ラケーテ 2本 ※上記の選択式 |
乗員 | 1名 |
二次創作 | |||
作者名 | 静秋 |
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概要について記載
後にクラ―ソ―として実を結ぶ航空母艦の戦力化を目標とした「イシア計画」の一環で開発されていた艦上戦闘機である。 機体名はパンノニア語で「猛禽」の意。 当初は母艦の就役と同時に配備することを目標としていたが、軍上層部のフォイレへの根強く厚すぎる信頼から新型機の研究は難航した。 このままではフォイレ艦上型か中古のセズレⅣが登載されるという段階になり、見かねた連邦が協力を打診したことで計画は中止を免れた。 遅れた分、当初の要求性能は書き直され、610年代の想定主力機を越えることを目標に再設定された。 設計は官民合同の航空技術廠。これまでの慣習にとらわれず、若手設計士を大々的に起用した。 自国製兵器の誇りを重んじる自由パンノニアにとっては大変不本意ながら、開発は連邦各国の技術協力の元遅滞なく進行し、 主に小型高出力のエンヂンや通信艤装、着艦艤装にその形跡が見られる。 当時前線に配備されていたフォイレMk21を遥かに凌ぐ性能を示し、前線将兵からの評価は上々だったものの、 前述の理由から上層部の印象は最悪、これまで独占的だった設計権を取られたギルド・マジャル出資者の心象も最悪で、 既存生産ラインの転換はゆっくりとしたものになった。 その為、就役直後の前線では数少ないソコルを空母部隊と基地航空隊が取り合う事案が発生している。
檜舞台はシルクダット戦役であり、武装/エンヂンの換装・プロペラシャフトの短縮などの改修を受けた系列機と共に主力として参戦している。
その後もマイナーチェンジを繰り返しながら南北戦争終結まで戦い抜き、その実績は正に救国戦闘機と言える機体であった。 |
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兵装についての解説
当時の各国制空戦闘機としては標準的な構成であるが、パンノニアはこれまで単座機に大口径機関砲を搭載した事例が少なかったため、 火力の向上は特筆すべき点である。28mull機関砲により一撃で大型機に致命傷を与えることが出来るようになり銃座による被害は激減した。 新設計の8mull機関銃は空冷になり、機内容積と重量の大幅な削減に貢献している。 |