クムィ重戦車 Kumy Heavy Tank | |||
基本情報 | |||
種別 | 重戦車 | ||
設計 | カルタグスチリモビリエ | 所属 | 南パンノニア自治国→統一パンノニア王国 帝政ダルト国 マン王国(供与) オージア協商 など |
製造 | 約2100台(派生型含む) | 世代 | 第三紀後期 |
性能諸元 | |||
機関 | 浮遊嚢器 1器 循環器 1器 |
機関最大出力 | 15+2q |
最高速度 | 57km/h | 走行装置 | 浮遊式 |
武装 | 主 砲:10fin戦車砲 副 砲:25mull機関砲 主砲同軸:15mull機関砲 副砲同軸:8mull機銃 |
装甲 | 車体:65/65/45 砲塔:80/80/80 |
乗員 | 4名 |
二次創作 | |||
作者名 | 六方晶ダイヤモンド |
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ホバー式戦車の制限解除後、南パンノニアの軍需産業の一つであるカルタグ製鋼自動車が提案した重戦車。帝作戦の混乱期に盗み出した帝国新型戦車の設計図と、ヘッドハンティングした北半球技術者の協力によって、648年、走攻守揃った戦後第一世代型戦車の理想形としてクムィは完成した。しかし、そのころには南パンノニアの経済は瀕死状態にあり、新兵器の調達どころではない南パ政府は、この初期型(クムィA)わずか12両で調達を打ちきってしまう。
カルタグ鉄鋼自動車側は社の存続のため海外輸出で新製品に活路を見出すことを試み、技術流出を懸念する陸軍装備局を買収すると、本国型より豪華な輸出型クムィB型を設計し六王湖への大口契約を勝ち取ることに成功する。その後廉価版のクムィC型、エマーリアンを彷彿とさせる自走砲パシュタン、自走高射機関砲カミニツェなどの改造車両を提案し、六王湖や旧属領諸国に売り込み食いつないでいった。
パンノニア動乱時には工場が誤爆されるなどのトラブルもあったものの、パンノニア統一語の高度成長期に統一陸軍は次期主力戦車(後にヴィシュナとして完成)の導入および南パンノニアにおける内燃機関運用のための兵站確立までの繋ぎとして再度の調達が決定し、北側技術も利用した改良型クムィL型として導入された。
![]() ▲上:パシュタン自走13fin砲 下:カミニツェ自走高射機関砲 |