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クランダルト帝国

 クランダルト帝国 Crundult Empire

帝都について 他もろもろ更新 2026-03-14
国旗追加 2023-07-09
帝国軍に空挺軍を追加 2023-07-04
712日ぶりの更新、帝作戦など重要なイベントや帝国の立ち回りについて創作がしやすいよう加筆 2020-01-01
さらに389日ぶりの更新、書式20171105テンプレートに対応。たしかに1年毎に更新されているな?2018-01-18
322日ぶりの更新、帝国の内情などを記述しました。どうやら1年単位で記事が更新されている? 2016-12-14
国の構造とかを追記 2016-01-26
ちょこっと編集 また加えると思います 2015_9_21
338日ぶりの更新、貯まりに貯まった矛盾点や古い情報を一新 2015_2_7

南半球全域を支配する帝政の超大国。
生体テクノロジーに長け、強靭な工業力とマンパワーを持つ南北戦争のメインプレイヤー。
帝国の政治体制は621年で大きく変わり、その前後では大きな違いがある。


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国章

国旗

伝統的国旗
公用語 ダルト語 通称:帝人語
首都 インダストリーゼ
(後にノイエラント)
最大の都市 インダスラトリーゼ
通貨 帝国ダルク
国歌 皇帝陛下万歳
民族構成 クランダルト系
オージア系
ガリアグル系
その他
38%
29%
20%
13%

キャラクター・パレット

1:皇室系 2~3:純血系 4~6:属領系

概要

南パンノニア自治国ネネツ自治管区スクルフィル自治国バセン隷区といった衛星国従える巨大帝国であり、人口、経済力、軍事力共に大陸最大級を誇ります。
産業クレーンやセンサー類、発光装置など、日常の色々な機械が生体装置が重要な役割を担っており、高度に発達した生体技術が結びついているのが特徴の勢力です。

南半球の一国として勃興し、スカイバードを用いた空中騎兵を背景に南半球を次々と併呑した後、505年の5月に北半球へ進軍。
644年8月の南北停戦に至るまで続く戦乱を引き起こします。
クランダルト帝国は621年に大きな政変が行われており、その前後で帝国の内部情勢は大きく異なるため創作ではやや注意が必要です。

南北戦争時代におけるクランダルとは"帝国"の名の通り、皇帝を中心とした厳格なヒエラルキーが存在し貴族が帝国の国政の主導権を握っています。
同時に内部にも多くの派閥を抱え、強大な国力の大半を内政に注力していないと国を維持できないという弱点も持っている国といえます。

 

ラスティフロントでの位置づけ

ラスティフロントにおけるクランダルト帝国は、強大な軍事力の背景に貴族同士の泥沼の政治争いが存在する"典型的な帝国"として創作されています。
また、この世界観の特有の小道具である"生体器官"が主に使われている勢力であるゆえに、日常のあらゆる物品が機械仕掛けならぬ生体仕掛けで登場しているのが特徴。
そう描くと難しそうですが、例えばカメラならばレンズは生体眼、フィルムは補助脳カートリッジ、現像には網膜版、と言った具合です。特に小道具に厳密な設定があるわけではないので、二次小説では各々の筆者の裁量でこういった帝国ならではの表現がされています。それについては二次小説を一読するとその独特なフレーバーがすんなりと理解できるはずです。

創作の歴史において帝国に登場する単語の語感はドイツっぽさが強調されているようですが、強い縛りはありません。様々な雑多な民族が混在する国なので例外があってもよいです。

帝国のイメージカラーは暗めの赤に黄色か白のアクセントがついているものがお約束になっています。
クランダルト帝国軍メカや、公募メカであるを帝国艦コンテストご覧いただくとおおよそのイメージが掴めます。
「クランダルト帝国」は国名が妙に長いのと、帝国を自称する国が他にないため「帝国」でも通じます。略して「ク帝」ということもあります。北半球による別称は「クランダルティン」、帝国野郎、みたいなニュアンス。

 

歴史

初期~第一紀:タブー破りの神殺し
さまざまな国家がひしめき荒々しい戦国状態に置かれた南半球において、パルエ歴130年にクランダルト帝国が建国されます。
南西海岸付近の中規模の島を擁する肥沃な大地に根ざされたクランダルト帝国は、皇帝を頂点とした厳格なヒエラルキーによって国力を増大させました。
宗教面に関しては原始的なスカイバード信仰を保持していましたが、333年の記録的大冷夏によって弱ったスカイバードを捕獲するや否や、大主教主導のもとに秘密裏に生体研究を開始。
天空の神として畏怖された対象を解剖し、その力を手に入れようとしたタブー破りが今後の帝国を決定づけます。
結果としてその50年後にはかつての信仰対象であったスカイバードを乗りこなす空中騎兵が登場することになり、南半球の諸国家統合に成功。
これ以後、帝国にとってスカイバードを含めた生体技術研究はその重要度を急速に増していくことになりました。(テクノクラートの誕生)

第一紀~第二紀:皇帝権力の絶頂と崩壊、そして貴族の台頭
パルエ歴505年、帝国はさらなる可住地を求め未知なる北半球へ進出。
当時最も進んだ軍隊を以って赤道を越え、ぬくぬく内政に勤しんでいた小国家を平らげることは帝国にとって簡単なことでしたが、
北半球国家群が同盟を組み連邦国として立ちはだかると帝国の進行にブレーキがかかりました。
当時の帝国は皇帝の力が絶大であり軍隊も単純明快なトップダウン式でしたが、530年の東方作戦で軍の大量喪失を経験。
軍事・内政ともに貴族に委託せざるを得なくなりここで大きな政権シフトが行われました。
貴族の収める領地の権限を増大させ、貴族自身に軍備を持たせる仕組みが出来上がります。

第二紀~第三紀:膨れ上がる貴族と泥沼化する戦線
500年台後期に入った帝国は、数多くの領地を抱え、もはや純血のクランダルティンのみでは国を維持することがままならず限定的ですが属民も国政に参加しています。
ある領地は優遇され、ある領地は冷遇され、いまだに帝国の国政システムはこの広大な領地を維持するまでのレベルに到達していません。
この間に貴族の間では様々な派閥が誕生し、一つの帝国と言えどもその内情は混沌の極みに達していました。
それを象徴する出来事として、戦争継続を望む貴族が和平交渉の書簡を送ろうとした皇帝を毒殺するという事件があります。
これ以後帝国は皇帝をあくまで"ご存命"として扱い、実権は貴族の差し金である宰相が握ることとなりました。

第三紀~第四紀:近衛騎士団のクーデターと新生帝国
パルエ史上最大規模の戦いであるリューリア戦役が勃発すると帝国は連邦に対しては戦略的勝利を勝ち取りましたが、領地を統治していた地方貴族の多くが軍隊ごと消滅。
平時には軍を持って属領の蜂起を押さえつけていた帝国は大混乱に陥ります。
これを機として近衛騎士団が621年に軍港を爆破するクーデターを実行し、帝国の実権を皇帝の娘である皇女殿下へと移行させます。
属国の段階的な開放を起点として帝国内政の健全化に尽力し、最終的に南北停戦へ持ち込んでいきました。
新生帝国では今までの負の面が一掃され、より少ない人口と国力で、より強い国として生まれ変わる奇跡の復活を成し遂げます。

新生帝国
帝国は戦後に段階的に衛星国を解放していきます。
主導的に解放したものから、独立を追認しなければならなかったケースまでさまざまであり、帝国は一時的に国力を大きく減少させます。
戦後は立憲君主制へ移行し、かつての敵国であるアーキルと急接近、旧秩序同盟(現地語:イゼン・パクト)を結成するなどその戦略を大きく変化させます。
コンパクトになったこともあり、またアーキルと違い財政破綻も起こさなかったため大きな投資を旧本土を対象に行うことが出来、国際社会における大国の地位を保持し続けます。
ヨダ地区の独立、六王湖との紛争、サンテルスタリ皇国との泥沼の戦いなどの問題を抱えつつも、急速な国際化社会に上手く適応していきます。

 

文化

精神文化
帝国では騎士道精神が早い段階から芽生えましたが、500年代の長い戦争を経てその性質は変わっていき、
純粋な騎士道精神を引き継ぐものは少数となってしまいました。ものの言い回しや曲解された末の歪な習慣として名残が見受けられます。

人々の価値観については純血の帝国人とその属領民の間で大きく隔たりがあります。
純血帝国人は常に大きな大義であったり誇りといったもの、あるいは良し悪しは別としてそれに似た信念をもつ傾向があり
個人であっても何かをなしとげる意思の強さが特徴です。物語の主人公としてズバズバと動いてくれるような人々が多い。
対して属領民は数世代に渡って押さえつけられていたために自分からものを考えて実行するといった気質が弱まっています。
現実を受け入れ、その中で最大限にマシな生活を手に入れようとするひたむきさが彼ら独自の傾向でしょう。

芸術関連については、パルエにおいて固有の文化を形成しています。
南大陸文明の様々な要素を取り入れながらも、古来より変わらぬクランダルト的価値観に当てはめた表現が特徴です。
直線を多用した絵画や、感情を高ぶる荘厳な音楽などは主に宮廷文化として栄えました。
彼らの美意識は徹底しており、宮廷内の策略から破壊に至るまで、帝国流の美学が見え隠れします。
悪趣味と言ってしまえばそれまでですが、資源が貧弱なパルエにおいてこれほどまで強固な価値観を美学の形で
個人単位まで根付かせることができたのは、クランダルトの文化の力と言えるでしょう。

食事は肉吐き機から随時供給される人造肉(といってもきちんとした肉である)や栄養嚢などが市民レベルまで普及しているため
下級臣民であってもタンパク質などに困ることは少ないです。しかしこれは貴族が統治によって振れ幅が非常に大きいです。
味付けは濃厚であり、ある程度の身分になると食事と音楽はセットで楽しむものとされています。
大型の艦船などには少数の軍楽隊が乗り込んでおり、指揮官クラスの高級軍人との会食などで演奏する光景が見られます。

 

名所

帝都 インダストリーゼ

パルエ最大級のメガロポリスである帝都では「産業塔」または「産業住塔」と呼ばれるこの惑星でも珍しい奇抜な形の建造物が無秩序に乱立しています。 工場の煙突のような巨大な生産プラントがところ狭しとひしめき、その表面に足場を作り住居を構えています。 いわば縦に伸びる煙突と一体化した工場設備に、住居が寄生しているようなイメージです。 産業塔から張り出す空中埠頭は木の葉のように互いに重なり合い、他の塔との連絡路や浮遊艦の発着ポートとして機能しています。

帝都の中央地下には大型の人工心臓が存在しており、帝都全体に体液を循環させています。 これらひとつひとつの産業塔はこの心臓とつながっており、内部には神経網やリンパ管などが伝っており、都市全体が生命体のように機能しています。 可動部分からヒーター、発光膜に至るまであらゆるものが整体技術に依拠しているため、生き物よろしく区画全体が風邪を引いたりするのが面白いところ。
各塔は塔ごとに独立した経済循環を行っており、コミュニティも塔単位で完結しています。生産品も塔ごとに異なり、あたかも一つの塔が一つの村落のような存在です。 居住区画の光源や住民の糧となる栄養液はすべて地下の栄養脱から供給され、これは中央の心臓から1日に4回送り出されます。塔の管理者は工業生産から住居へのエネルギー配分までを一手に任されており、塔ごとに規律や文化にかなりの差があります。

各産業塔は一つ一つが武装しており、その最上部分には地主や資本家、下級貴族が住まいを構えています。
り有力な貴族は一等区とよばれる純粋な高層塔建築がまとまった地域に住んでおり、人工肺や人工横隔膜の力を借りて、清浄な空気が常に吹き付ける限定的な清浄環境を謳歌しています。
帝都においては、低層には汚い空気が溜まっているゆえに、高い住まいを持っていることがステータスとなっているようです。
(ノイエラントでは、逆に低階層の家に住むことがステータスとなっています)

帝都の産業塔はパルエにおける産業塔建築の最も初期の世代にあたり、消費カロリーの大半が熱量として失われるなど効率面で深刻な問題を抱えています。
アップグレードするには配管の引き直しが必要ですが、塔が密集しすぎており発展の余裕がありません。それでも敷設規模が巨大であるため産出量はバカにならず、帝国の重工業基盤を長らく支え続けてきました。
他地域や属国に建設された産業塔はより洗練された設計であり、帝都のものとは別物と言ってよいほど異なっています。呉が軍港都市として重工業一択だったのと同じように、帝都の主産業も重工業に偏っていました。

汚染
帝都の汚染は現実世界の工場廃液とは性質が異なります。帝国の重工業は生体科学によって行われており、生体樹脂やバイオ燃料加工の途中生産物など、あらゆる精製中の有機・無機物質が産出の副産物として排出されます。
問題はこれらに対する処理意識が極めて低かったことです。 基本的にリサイクルは形だけでしか行われておらず、生活・産業廃棄物はそのまま地面に捨てられ続けました。これが数百年続くので、茶色の地面はとうの昔にスクラップと有機廃棄物の層に埋もれ、帝都は辺境から見ると"ゴミの山"の上に建っているようにみえます。
帝都の最深部には、巨大な最終分解プラントが存在しています。ここでは帝都が排出する有機廃棄物を生体的に分解・固体化して処分しており、いわば帝都という巨大な生命体の排泄器官にあたります。
施設の一部には旧時代の構造物を転用した痕跡が見られます。

帝都地下軍港
帝都の地下には帝国海軍の主要軍港が設けられています。 軍港入口は巨大な弁構造で普段は閉鎖されており、第一層には地下兵舎や軍艦系施設が並びます。航空機用の甲板が数層あり、駆逐艦から軽巡空艦レベルの中型艦までが係留されます。
軽艦艇は吊り下げ式で固定されます。 生体器官の整備のため軍用の太いリンパ管が通り、移動用のチューブ式移動プラットフォームも完備。
中心軸から張り出される発着埠頭は植物の葉序に倣って配置され、互いに干渉しないよう最大効率化が図られています。換気ファンの直径は100メルトを軽く超えます。
1000メルトより深い第二層以降は気圧が高まりますが、随所の横隔膜により居住環境は保証されています。中心軸には複数の昇降機と武装エレベーターが配備され、突発事象にも対応可能です。
最深部の第6層には数千トンの弾薬が保管されており、爆発防止・破壊工作防止のため窒素ガスが充填されていました。

帝作戦と帝都の崩壊(621年)
近衛騎士団によるクーデター(帝作戦)において、地下軍港は作戦の要として爆破されました。 窒素ガスが充填されていたはずの弾薬庫のボンベは、重ドブルジャガス(沈殿性の可燃性ガス)にすり替えられていました。特殊耐圧服を着用していた作業員がガスのすり替えに気づく機会はなく、推定10,000トンあまりの弾頭が大爆発を起こしました。 地下での爆発であるため、爆風は横穴や産業塔間の接続構造を伝播し、周辺の産業塔は基礎部分を破壊されて連鎖的に倒壊しました。弾薬火災は酸素供給源ごと燃焼するに等しく、消火は不可能。加えて皇帝艦の離陸による心臓機能の喪失が都市全体のインフラを死に至らしめ、帝都は壊滅的な打撃を受けます。

帝作戦の直後、帝都では二種類の「難民」が大量に発生しました。 第一に、心臓および基幹インフラの停止によって水・食料・栄養液といった基礎的生活手段を失った人々です。これは地震災害時の被災者に近い状況であり、新政府が最初に対応した層でもあります。 第二に、産業塔の倒壊や火災によって直接的に住居を失った人々です。こちらの多くはMIA(行方不明者)のような状態に置かれ、被害の全容把握には数ヶ月を要しました。この過程で戸籍上は死亡扱いのまま生存している人々が相当数生まれています。帝作戦の性質上、六王湖に政治亡命した者たちの中にもこうした「死者」が含まれています。

心臓の停止により配管内に残されていた生体樹脂・バイオ燃料の中間生成物・栄養液などが一斉に逆流・腐敗を開始。害虫や分解者の大量増殖を引き起こし、さらにそれらを捕食して病気を媒介するようになったクルカの大量発生が深刻な問題となりました。衛生環境の崩壊は治安の悪化と並んで帝都を蝕み、「帝都難民」の発生は帝作戦直後における帝国最大の社会問題のひとつとなりました。帝都からの人口流出は新政府の方針に関係なく、不可逆的に進行しました。

崩壊と復興

帝都の「復興」は公金の投入によって行われましたが、そこに至るまでに長い空白期間が存在しました。 特に産業塔が隣接する筋力発電所や軍港爆破の影響を受けた旧市街部分は復興が大幅に遅れ、崩壊した産業塔の残骸がそのまま放置される廃墟と化しました。元通りに補修されるものはほとんどなく、産業塔の残骸の間にバラックが建てられるような荒廃した光景が、戦後しばらくの間続くことになります。 数十年単位による再開発を経て、700年代直前にはひとまずの完成を見ました。

産業塔の技術的系譜

戦後の650年代以降、南半球の生体技術が北半球に進出する動きが見られましたが、採用されたのは産業塔というパッケージそのものではなく、個別の生体パーツでした。産業塔はあくまで帝国圏の都市構造として独自に発展してきた建築物です。

新帝都 ノイエラント

帝都より北にある中程度の緑地の比較的豊富な島がそう呼ばれています。
皇族や貴族、大臣などの国家の中枢を司るより高い身分に有る人々は醜い帝都を嫌ってノイエラントに住んでいます。
ここでは帝都とは一転してより低い建物に住んでいることがステータスとなっており、中には1階のみでは満足せずに地下住居を作らせ、”地下庭園”を誇らしげに自慢して回るものもいるようです。
621年の帝作戦による政変後、新帝都の遷都先としてノイエラントが採択されました。

 

人々について

【外見的特徴】
国民の外見は白い肌に透き通った瞳を持つ、色素の薄い見た目が特徴です。
皇室では銀色の髪と赤い眼が発現しており、彼らの血統の証となっています。赤い色は正統を示すシンボルです。
他国を積極的に侵略・併合しているので混血も珍しくなく、純血帝国人と混血人種といった2つの種類が生まれています。

無論帝国では前者が優遇され、貴族もそのほとんどが純血人のようですが、近年は賄賂によって貴族になったり亡命者が特例で称号を授与されたりとそのあたりはガバガバのようです。
混血が進んでいるので美人が多く、連邦軍兵士は見慣れない肌の色、耳の形、髪色の美女たちに興味津々です。

【識別票】
帝国人に共通する特徴として、彼らは生まれた直後から額と腿に固有の登録票を印字させられます。
インクではなく人工的に生成したアザのようなもので、専用の生体機器を用いなければ意図的に変えることができません。
識別表には、彼ら/彼女らの人種や登録番号、階級、血族などが記されています。

基本的に高級士官は自らの権限で帝国人民の識別票のチェックを求めることができますが、明らかにいかがわしい動機でそれをおこなうバカ貴族が問題となっています。

 

技術

帝国は、王国にも連邦にも、その一部でありながら突出した先進性を持つメル=パゼルにもない独自の生体機関(バイオニクスのようなもの)の技術を確立しています。
エンジンのように動力として使われているのは同じですが、あまりに機械構造としての性質が違うためメル=パゼルなどが所有するエンジンと比較ができません。電気や水道、通信の機械的技術は大陸でもかなり遅れており、人々は中世的生活を余儀なくされています。対照的に、栄養の塊を毎朝吐き出したり、鎮痛の効果がある液体を供給する”生体”がまるで地球における温水器のように一般家庭に普及しているのは面白いことです。

品種改良のようにその生体同士を掛け合わせ、危ない薬を売る商人や独自に美味しい肉の生る生体を生成したりとその分野では自由な発展を見せています。
帝国軍の空飛ぶエンジン、生体器官も同じ類のものですが、エンジン自体はこの惑星の空を自由に飛ぶ”スカイバード”を捕獲して得られたもの。かつては 空の神様と崇められたスカイバードも、今では一方的に狩られて、空を飛ぶ臓器だけをえぐり出される道具に成り下がってしまった悲しい事実がそこにあります。スカイバードを含め、これら生体の”元”は何だったかは誰もわかりません。おそらく旧時代のバイオニクス企業の生産プラントの生き残り、生物兵器か、あるいは家畜のなれはてか。

最近では最高機密の実験として人間とスカイバードの融合実験や神経接続実験などを行っており、帝国の生体技術は地球のそれを超え始めているようです。
このまま技術が進めば、電算機の技術を高飛びして神経網を用いた量子コンピュータのようなシステムの登場や、人工的に進化された超人などの登場を促すことになるでしょう。

 

経済

第三紀まで
パルエ最大規模の経済力を誇る帝国を構成するのは数百もの村落や都市国家です。
小さな勢力を抱えて大きな国を組織しているところだけをみればアーキル連邦と同じですが、帝国は強引に武力を用いてそれらの土地を併合したことが大きな違いです。
併合した周辺国家から吸い上げた食料、資源、富の大部分を帝都に供給し、市民権を得ている純血の帝国人や軍需産業従事者のみが安定した暮らしを送っています。
属国には発言力はほとんどなく少しでも帝国に対しての不忠が認められるやいなや、軍隊の駐留という名の略奪を受けることになってしまうのは明白でした。

新生帝国経済
属国を開放しコンパクトになった新帝国はまず極めて重くのしかかっていた属領維持コストが解消され、
膨れ上がっていた艦隊も旧式艦艇を一斉スクラップ。新造艦で固めることで質と量を兼ね揃えるという奇跡を成功させます。
結果、国土もGDPも半減したのに実質的な国力は向上したようです。

 

軍事

帝国軍は、惑星で最大の勢力を誇る。
圧倒的な陸軍と空中艦隊を保有するがその多くは属領の統治に使われており、アーキル連邦と対峙する戦力はその一部である。

 

国内政治と派閥

国政体制

国のトップに神格化された皇帝が君臨し、皇帝宰相を通じて貴族に執政を行わせる政治体制をとっています。
多くの貴族には領地が与えられ、その地区の執政・防衛義務を負います。一部の貴族集団は帝都に残り、財務部門や技術部門といった内務を担当する派閥もあります。
基本的に平民が貴族となるケースは稀で、帝国の運営は閉鎖的な貴族たちによって行われます。

詳しくは貴族派閥の項目を参照。

 

各勢力 編集中

和平派 ……… ……… …… ……… ……… 戦争派
    皇室
インペラートル
   
    宰相    
  帝国大貴族   近衛騎士団  
軍本部
ドクトル
耳目省
グノッゲ
特務委員会
ガー・エー・ヴェー
技術省
テクノクラート
統治省
コンケストル
  領主
ドミナンサ
名誉貴族 アカデミー
アカデミー
 
    帝都臣民    
  一等臣民 二等臣民 三等臣民  
  帝民
(純血帝国人)
  名誉帝民
(隷区出身者)
 
    隷区民    
  一等隷民 二等隷民 三等隷民  
  捕虜 奴隷 クルカ  

皇室

伝統的に皇帝が国を治めている帝政。
第二紀に、和平交渉の書簡を送ろうとした皇帝が毒殺されるという事件が発生するもそれらは隠蔽され、新帝国体制にいたるまで人民には告知されていませんでした。
第三紀時点ではこのことは国民の間であっても暗黙の了解となっており、触れてはいけないタブーとして受け入れられています。

皇室内では宰相が実権を握っており、本土や地方の有力貴族たちの利益になるような政策や軍事行動を国政として実行に移していました。
とはいえ帝国も一枚岩ではなく、程度の差はあれどこの横暴を許さない下部組織の立ち回りによって帝国全体は「良くもないが悪くはない」レベルの統治が可能となりました。

宰相、皇宮省、貴族、耳目省は利害をほぼ共有しているため互いに非常に近い存在です。

 

大貴族

近衛騎士団

ドクトル

耳目省

特務委員会

テクノクラート

統治省

統治省は帝国の広大な統治領域を支える凄腕事務集団です。
コンピュータのない時代にしては驚異的な情報共有網を確立しています。
ささやかながら自前の艦隊と陸戦装備を持っており、ていこくぐ (途中保存

領主

名誉貴族

アカデミー

 

 

人物

フリッグ殿下

▲フリッグ・インペラート・クランダル皇女殿下 皇帝の血を引く正統皇女。
博識で気品があり、民を愛する人物ですが、皇室で育ったため世間知らずな面があるようです。
説明が不十分なので今後加筆 絵も古いので更新予定


▲近衛騎士団長 ラツェルローゼ
クランダルト帝国近衛騎士団の団長。594年生まれ。
621年の帝作戦を主導し、宰相派貴族の支配体制を打倒、皇女フリッグを帝位に就かせた人物です。帝国史において最も評価の割れる歴史的人物のひとりとされています。
■出自と騎士団長就任
皇室との繋がりが深い家柄の出身であり、近衛騎士団への道は早くから定められていたとされます。
近衛騎士団はその性質上、宰相派貴族とは本質的に相容れない皇室直属の組織であり、ラツェルローゼの家はその関係を代々維持してきた数少ない家柄でした。
■帝作戦(621年)
リューリア艦隊戦後の混乱期、貴族艦隊の大半が壊滅し帝国の統制が弛緩した状況を好機と見たラツェルローゼは、彼女の息のかかった—悪く言えば私物化された—部隊や艦隊とともに軍港爆破を端緒とするクーデターを決行します。
当時27歳。長年にわたり防腐処理を施された遺体として玉座に座らされていた先帝の存在を象徴的な腐敗の証として、宰相派貴族の支配体制を武力で打倒しました。
宰相派は皇帝艦とともに壊滅し、皇女フリッグが帝位につくことで帝作戦は成功を収めました。
■功績と代償
帝作戦の成功によって帝国は正統な帝位継承者のもとに刷新され、その後の南北停戦へと向かう道筋が開かれました。
しかし一方で、帝作戦が帝都にもたらした大火災と地盤沈下は壊滅的な打撃であり、復興には数十年を要しました。さらにラツェルローゼによる宰相派への弾圧・粛清の強化(デルハルト事変後)は多くの貴族を帝都から逃走させ、彼らが六王湖に集結したことで帝政ダルト国という新たな敵国の誕生を招きました。六王湖制圧の機会も八八事件によってうやむやとなり、自ら生み出した禍根を封じられなかったことはラツェルローゼの政治的失策として後世に語られています。
■戦後の失墜
戦中のラツェルローゼは帝国のマッチョイズムを体現する存在として絶大な求心力を誇り、その強硬な姿勢は帝国臣民に広く支持されました。しかし南北停戦後、帝国が戦時体制から脱却し新たな秩序へと移行するにつれ、彼女のスタンスは徐々に時代と乖離していきます。強硬路線を是とする発言は時代遅れの失言として受け取られるようになり、帝作戦にまつわる負の側面——弾圧の苛烈さや私物化された軍の運用——が改めて掘り下げられることで、英雄としての像は少しずつ陰りを帯びていきました。晩年には帝国史の一ページとして語られることが増える一方、現役の政治的影響力はほとんど失われており、革命の立役者でありながら革命が生んだ新時代に居場所を見つけられなかった人物として記憶されています。
 

人民ヒエラルキー

和平派 ……… ……… …… ……… ……… 戦争派
    皇室
インペラートル
   
    宰相    
  帝国大貴族   近衛騎士団  
軍本部
ドクトル
耳目省
グノッゲ
特務委員会
ガー・エー・ヴェー
技術省
テクノクラート
統治省
コンケストル
  領主
ドミナンサ
名誉貴族
かんがえちゅう
アカデミー
アカデミー
 
    帝都臣民    
  一等臣民 二等臣民 三等臣民  
  帝民
(純血帝国人)
  名誉帝民
(隷区出身者)
 
    隷区民    
  一等隷民 二等隷民 三等隷民  
  捕虜 奴隷 クルカ  


属国ヒエラルキー
帝国本国
直轄領
第一種管区…南パンノニア自治国、ネネツ自治管区 (手を出したらちょっとめんどくさいことになる)
第二種管区…スルクフィル自治国 (生意気だけどちょっかいだす価値もない)
第三種管区…    (いうこと聞いてればいいんだよ)
隷区…バセン公国   (俺の尻を舐めろ)


 

 
最終更新:2026年03月14日 02:26