自作テーマ＆背景

はじめに

テーマはFrets on Fireの外見に関する情報を格納したファイル集です。別のゲームやアプリケーションではスキンと呼ばれることもあります。テーマファイルを所定のフォルダに入れることで読み込まれます。テーマはオプションの項目で切り替えることができます。
また、MODの中にはあらかじめ数種類のテーマに関するレイアウト情報が組み込まれているものもあり、構成ファイルの差し替えで手軽に外見を変更できるものもあります。このページではファイルの差し替えで外見を変更する方法について説明します。

画像は外人が作ったハリー･ポッターのテーマ。ROCK BANDテーマのレイアウトをベースに作られているのがわかります。

テーマの構造

テーマは通常dataフォルダ内のThemesフォルダに格納されており、.png形式のグラフィックパーツ類と、.wavあるいは.oggなどのサウンドファイルで構成されています。フォルダ内をサムネイル表示できるソフトで閲覧すると、容易に内部構造を把握できます。

テーマフォルダ内部をサムネイル表示した画像。構造がひと目で把握できます。
以下はAlarian 2.7 MODのファイル構成。(重要フォルダだけ記載)

C:Program Files
└Alarian_2.7
　└data
　　└Themes (テーマフォルダが格納されてます。)
　　　└Gh3 (例としてGuitar Hero3のテーマを挙げます。)
　　　　├Menu (メニュー画面用の画像ファイル)
　　　　├Sounds (テーマ固有のBGMファイル)
　　　　├Stages (ステージの背景画像ファイル)　
　　　　└Tails (ロングノート用の画像ファイル)

ファイルの差し替えによる改造

ネック選択画面です。左列がデフォルト、上が差し替えたファイル、下が導入したゲーム画面になります。
要するに画像ファイルを差し替えれば、見た目が変化するということです。全てこの手順で改造していきます。オリジナルのテーマはフォルダごとバックアップしておきましょう。
サウンド関連ファイルも同じ要領で差し替えできますが、dataフォルダの直下にもSoundsフォルダがあります。そちらにはシステム音などが格納されています。

ステージ背景画像をカスタマイズする

ステージ背景画像の差し替えは最も簡単にゲームの雰囲気を変えることができます。主要なファイルを置き換えないので、テーマがクラッシュする事がありません。お手軽な改造と言えます。
ステージ背景画像は各テーマフォルダ内のStagesフォルダに格納されています。Default.pngが先頭に表示されるファイル。続けてStage001.pngから連番で入れていきます。Default.pngは設定しなくても問題ありません。

画像のサイズはMODによって違います。Alarian2系 Modでは760×590で問題がないと思います。(←解像度800×600で遊ぶ場合)サイズは厳密に決まっていませんが、ゲーム画面の比率が4:3だと思われるのでそれに合わせて作りましょう。大解像度で遊ぶ場合、背景画像も大きなサイズで作る方が見栄えが良くなります。