ギャルゲ・ロワイアル2nd@ ウィキ

この魂に憐れみを -Kyrie Eleison-

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集

この魂に憐れみを -Kyrie Eleison- ◆wYjszMXgAo



――――よもや。
よもやここまで、彼らが熟成しているとは。

くっくっ、くっくっと、どす黒く煮詰まった歓喜の小片を堪えきれずに洩らし続けるは言峰綺礼

来るべき闇色に輝かしき未来に思いを馳せ、悦楽と酩酊を齎すに違いない一幕に彼は如何に関わるべきかを考える。
……この調子では、片割れと別れざるを得ないその時の苦悶と絶望と悲嘆はどれ程か。
其れを想起するだけで、恰も極上の美酒の栓を開けたかの様に周囲に赤黒い芳香は満つる。

……だが。
だがしかし、ただの死別では確かに彼らの想いが残ってしまう。
最後まで互いが互いの支えとなっていたというその事実は、死した後ももう片方を支えることだろう。
その時彼らに迷いはなく、完全なる現実への屈服というには些か易い。

それでは物足りない。
まだまだ物足りない。
もっともっと救いのない、とこしえの暗闇の底へに彼らを突き落とし追い落とし誘い未来永劫彷徨わせる苦痛にはとてもとても足りていない。

ああ、ならば。
ならばと言峰綺礼は熟慮する。

彼らにとっての最高にして最大の、この上ない天元たる懊悩煩悶辛苦悲嘆は果たして。
死とは救いであり、解脱である。
残された者は死屍たるヒトの想いを受け継ぎ、確かにその願いと救いを叶えんと奮起する事だろう。
この様なモノなど責め苦ではありえない。
真なる拷苦はただただ生きる事。
何があっても生きることを強制される事。
其れこそは天地万物あらゆるモノに共通する底無しの業。六道魔縁の艱難。
之を味わわずして片割れの死別などという結末は、実に実に勿体ない――――。

懺悔の時はこれより始まる。

さあ、切開を始めよう。


『……さて、命を賭けて私を愉しませてくれた君達には何某かの権利を与えよう。
 何がいいと思うかね?』

「……いきなり、何のつもりだ?」

……当初の予定、棗恭介達を敗北させ、その心の芯を摘み取った上で交渉を行なおうと考えたがこれはこれで都合がいい。
言峰の目的は単に事務的なものだけでなく、本人の趣味も多分に入ったものなのだから。
余興とは言え遊戯でもそこそこ盛り上がれた上に、彼らの熟成がなお進んだとあらば歓迎しない理由はないのだ。

『何のつもりだ……とはこちらの台詞だよ、棗恭介。
 私はアリエッタ嬢の身柄に干渉する権利を賭け、敗れた。
 だがそれの対価は首輪1つ分だ。
 君はレイズとして首輪2つを提示しただろう? その差分を払おうと言うのだよ』

……差分、という名目を引き合いに、本題に切り込むことにする。
実に都合のいい彼らの勝利もあったものだ。
これで違和感なく話を繋げられるのだから。
最初に話しかけるのはトルティニタ・フィーネ
それは単に彼女が勝者だという理由だけではない。

「私は……、演技をしただけよ。
 実際にレイズをしたのは恭介だし、彼に任せることにするわ」

予想通りの返答だ。
……現状を確認し、ほくそ笑む。
トルティニタ・フィーネは棗恭介のサポートという名目で依存しつつある事を自覚している。
故に、支えを失った時の慟哭は如何なる天上の楽器より美しい音を奏でることだろう。
年甲斐もなく、早くその声を聞きたいと思う。
元々彼女は歌を歌う事が本業。はてさて、その高みはどれ程のものか。

……そんな誘惑を断ち切り、向かい合うはその支え。
彼女を崩すにしても、この男を堕とす事以上に有効な事例といえばクリス・ヴェルティンを引き合いに出すくらいだろう。
トルティニタにとって最早手の届かない彼は、ある意味神格化されて捉えられるだろうからだ。
アリエッタの身体を使う事も可能といえば可能だが、戯れとは言え一度その権利を破棄した以上そのつもりは全くない。
ルールはルールとしてしっかり遵守する、それは最低限の尊厳なのだから。

故に、棗恭介を零落させる事こそ、この二人に阿鼻叫喚を味わわせる最適解なのである。

『……では、問おうか棗恭介。
 君が欲し求むモノは何かね?』

あらためて見据えてみれば、既に彼の眼光には油断無くこちらの言動の隙を伺おうとする輝きが見られる。
……それでいい。
その足掻きに足掻く生き様こそ、言峰の興味を示したモノなのだから。

「おいおい、いいのか? 主催者様がそんなのを持ちかけて。
 例えばどんな事をしてくれるって言うんだよ」

……探る様な言葉の押収。
これこそ。
これこそ、言峰が本分を果たすに足る問い掛けの糸口となる――――!


『――――そうだな。
 ゲームの間、君達が我々の庇護下に入る……というのはいかがかね?』

……婉曲なその言い回しに何の意味が込められているか。
即座に察した恭介は僅かな驚愕を隠し、忌々しげな表情を浮かべて人形を睨みつける。

「……呈のいいスカウトだな。
 要するに、援護をしてやる代わりにお前達の操り人形になれって訳か」

――――言峰は、トルタがポーカーテーブルに置いたままの先刻の役の中から一枚のカードを抜き取り出す。

『そういう捉え方もあるか。
 ふむ、それならばそれで構わないが、誰かの優勝を目指すに当たって有利な条件になる事は変わりないぞ?
 ……どうかね、悪い条件ではないだろう」

そこに記されているのは泣き笑いの道化師だ。
ご丁寧にもその相貌は、目の前の少年にそっくりに作られていた。
とは言え。


「お断りだ。
 ……どうやらよっぽど人材に困窮してるらしいな、派遣会社にでも打診してみたらどうだ?
 案外あっさり解決するかもしれないぜ?」

その程度の条件ではこれが自明の帰結だろう。
彼が妹を喪った原因は、そもそもがこの殺し合いの場を作り出した主催、言峰達にある。
下手人であるファントムを憎むのは当然としても、ある意味それと同程度に怨嗟を抱いているはずだ。
並み程度の条件では与する気など起きるはずもない。

『それで済むのなら構わないのだがね。
 やはり、部下は優秀であるに越した事はないのだよ。
 ……棗恭介、トルティニタ・フィーネ。
 あの魔人を打ち倒し、激戦を生き延びてきた君達ならば上も文句は言うまい』

くく……と、建前を告げるも、無論そんなもので誤魔化される筈もない。

「……何故俺たちを選んだ?
 内通者不足にでもなったか? それにしても新たに人材を投入するって手もあるだろう」

故に言峰綺麗は事実を告げる。
どうしようもなく単純明快が故に反論のしようのない、彼自身の在り様を強く、強く。

『……言っただろう? 娯楽だ、と。
 君たちを目に付けたのはそれだけの実績を持ち――――、尚且つ私の興味を強く惹いたからだ」

ああ、そうだ。娯楽だ。
恭介への言葉をあらためて胸の内に宿し、そろそろ頃合かと機を測る。
言峰綺礼が、彼自身の本分を本懐を果たす為に。

『……ふむ、コレでは確かに只の労働契約と何ら変わりはないな。
 賭けの差分とするには些か条件が悪いか。
 ならば、前払いの報酬として一つ条件を追加しよう』

言峰はあたかも今思いついたかのように、前々から用意していた言葉を紡ぎだす。
それはまさしく、いつかどこかで誰かが見た光景だったのかもしれない。


『――――喜べ少年、君の願いはようやく叶う』


口にしながら、見据えるのは恭介本人ではなく――――、

「……え?」

一人の少女。
その少女を視線から守るかのように、少年は立ち塞がり抗いの意思を見せる。

「……願い? 何が願いだとでも言うつもりだ、言峰……!」

そう、彼女の存在が彼を変えた。
彼女の存在は、棗恭介に“たった一人しか救えない道は選ばない”とまで言わせたのだ。
それはつまり、彼にとって彼女と直枝理樹の優先順位の境界が曖昧になってきているいうことである。

『なに、君がこの会場に至るよりずっと前から抱いていた願望をも叶え得るというだけの話だよ』

そして、彼の中でトルティニタ・フィーネの大きさが直枝理樹と並び立つほどであるのなら。


『――――君が我々と契約した時点で、君の望んだ人間をたった一人だけ、君の望んだ世界へと帰還させる……というのはどうかね。
 虚構でも現実でも、はたまた異世界であろうとも――――な』


……そのいずれかを選ばねばならない苦しみは、如何程になることか――――!


「……え、」


言葉の意味は正確に精細に厳密に、これ以上ない程詳しく恭介は理解。
なのに、それを直視したくない自分が全身のありとあらゆる挙動を止めている事を自覚する。
……そう、それを用いれるのなら、あの虚構世界どころか本当の現実の、確立した世界に理樹を帰還させられることが出来るのに。
それをどれ程、どれだけの間希ってきたかすらも最早時の彼方なのに。

彼のために修羅にもなると誓ったはずだ。
その為に、ここに来るまえからずっとずっと、報われなくとも頑張ってきた筈だ。

なのに何故、自分は即断できない?
たとえそれが言峰の冗句と言う可能性が高かろうと、それでもその一縷の灯火に縋ろうとしないのは――――?

『……そして、優勝した人間の生存はまた別個に扱おう。
 二人。二人もだ。
 ――――君は自分の手で、二人も誰かを助ける事ができるだろう』

生存可能なのは二人。
その言葉は、彼にとって暴力的なほどに身を苛む希望のはずだ。

だがしかし、そこには一つの欺瞞が存在する。
……実際には『主催との契約で帰還させる』人間を、『優勝させることで生存させる』人間よりも上に優先順位を位置づけているのだ。

「あ、――――」


事実を曖昧にし続けようとする彼に、『確実に誰かを帰還させられる可能性』というあまりにも測ること抗いがたい天秤を設けただけ。
ただそれだけで、切開は完了する。
そして棗恭介の脳髄は行動を否定、それ以上考えてはならないと。
しかし考えざるを得ない、本当に救いたいのは誰なのかと。


実際に帰還を行なうか否か、というのは問題ではない。
最も重要な事項は“棗恭介に直枝理樹とトルティニタ・フィーネを取捨選択する思考を与えた”事だ。

彼はどちらも捨てたくないが故に、たった一人しか救えない道を否定した。
逆に言えば、それは優先順位を決定しようとする事を避ける逃げ道であるのだ。

その逃げ道すら、言峰は塞いで眼前を直視させている。


「あ、ぁ……!」

これだ。
この表情が、見たかった――――!

『――――更に、だ。
 我々は君の復讐を手伝う事ができる。
 それに必要な情報と力を与える事ができる。
 そのついででいいのだよ、君の私たちへの“協力”は』

駄目押しの一つ。
復讐の甘い蜜を、その耳にゆっ……くりと流し込む。
喪った者への愛情が、天秤に大切なもの二つを掛ける事に更なる魅力を与えるのだ。


「あぁぁああぁあ、あ……!」

棗恭介は理解する。
言峰綺礼の本質を。

たとえ人形越しでも分かる、彼は今のこの自分を見て――――愉しんでいるのだ。
今にも堕ちそうな自分を見て悦を抱き、しかしそれが分かりながら彼の提案に抗えない。
その悔しさが、なおいっそう恭介を苦悩させている。

この苦しみから逃れるにはどうすればいいのか。

ああ、あの甘い言葉の先にはどれだけの安息を齎す暗闇があるのか。

『……求めよ、さらば与えられん。
 尋ねよ、さらば見出さん。
 門を叩け、さらば開かれん。
 ……君には願いを叶える資格が充分にあるのだよ、棗恭介』

その在所に手を伸ばし、足を進ませようとして――――、


「…………恭介!」


握る手の暖かさに、ようやく我を取り戻す。
不安げな彼女の顔。
そこに引き止めてくれた感謝と、天秤にかけようとした罪悪感を感じながらも。

「……大丈夫。大丈夫だ、トルタ……」

すぅ……、と大きく息を吸い、棗恭介は確かに己の足で立ち上がる。
震える足で。

「……冷静に考えてもいきなり参加者を帰還させるとか、あからさまな与太話だ。
 確かに駒の役割次第ならできるだろうが、わざわざ殺し合いに呼んだ連中をそうやすやす帰すとは思えない」


――――そうでなくては面白くない。
苦悩と煩悶の時間は、長く永く続かねば。

『……賢明だな。その見方は当然だ。与太話か、言いえて妙だな。
 さて、それは置いておいても……どうしたいかね?』

そんな言峰の寄せる期待に、恭介は見事に応えてみせる。

「……悪いが、今は断らせてもらうぜ言峰綺礼。
 あんたの言っているのは将棋で言う成り、チェスで言うプロモーションだ。
 確かに色々強化される面もあるだろう。だけどな、」

今は、という事は確かに選択として刻まれたということ。
本人は無意識のその台詞を反芻しながら、言峰は今はこれ以上の干渉を中断することに決定する。

「……一度成っちまった駒は、もう二度と元の動きは出来ないんだよ。
 桂馬や香車の動きを金で代用する事は無理なんだ。
 ……そして、俺はしばらくは優勝以外の条件を探ると誓った。
 だから――――、」

まるで虚勢のようなその言動を、その意思が為さんとすることを、もう少し見ていたかったからだ。

「――――まだ何か、今のままでもできる事はあるかもしれない。
 いや、今しかできない事があるはずだ。
 それすら分からないまま、のうのうとお前達の人形に成り下がる訳にはいかないんだよ……っ!」


棗恭介は、告げる。
それは高潔であり――――、どこまでも愚かであった。
先刻の少女のそれと同じく。

やせ我慢をしながらも彼は気付いているはずだ。
彼は、己が破綻を暴かれた。
かもしれない、程度の理由で千載一遇の直枝理樹の帰還を棒に振る。

そこに苦悩し、その果てに彼が見出すものは何だろう。


……願わくば、彼が己が意思で一番大切なものを決めることを。
それがトルティニタ・フィーネなら、言峰にとっては最高の展開だ。
何故ならばそれは彼らの両方から救いを剥奪する事になる。

トルティニタ・フィーネ。
彼女は長い永い苦行の果てにようやく得られたと思った居場所、彼の隣を、彼自身から拒絶されることになる。
たとえそれが気遣いの結果とは言え、またも報われない世界に一人放り出される彼女。
そこで永劫の暗闇に身を包まれながら生き続けねばならない孤独は如何ばかりか。

……そして、棗恭介本人。
トルティニタが死亡するという理不尽な別れではなく、自らの手で突き放させる。
それは彼が自らの意思で、孤独な道を歩む選択だ。
そして同時に直枝理樹を何よりも優先するはずだったかつての自分すらも完全に否定することで、最早戻る道はなくなるだろう。
理樹を裏切ったも同然の行為はその果てに、かの少年への贖いとして一心不乱に理樹を生き延びさせんとする、愉快で哀しい存在に彼を変えるに違いない。

天秤は揺れる。
今の二人の人間を載せて、ゆらゆらと、ゆらゆらと。

……少女への想いが一線を越え、天秤が完全に傾いたその時に、棗恭介はきっと、必ず。

ナオエ リキ   トルティニタ・フィーネ
自らの願いも、自らの救いも手放すことになるだろう。


後に残るのは復讐と残されたモノへの贖罪の為だけに動く、憐れで無慈悲な道化人形でしかない。
堕ち行くまさにその瞬間が実に実に愉しみだ。
しかしそれはこの時ではない。
……今は彼の苦悩と煩悶を、酒の肴と変えて来たるべき時を待つとしよう。


『……ふむ、ならば今ではないいずれにまた答えを聞くとしようか。
 そろそろ放送の時間も近づいた。
 決断を下したならば呼びかけてみたまえ、運が良ければ返事を返せるかもしれんな』

そして言峰綺礼は帰還する。
少女の人形という殻を動かして、最後に形式的な問いだけを告げて。

『さて……、私の用件はこれだけだが、君達には何かあるかね?
 ゲームの進行に干渉しない限りは用件を承ろう』

その、形骸でしかないはずの質疑にいらえが一つ。

「……そうだな」

にやり、と。
トルタに腕を握られたままではあったが、どうにか気勢を取り戻した恭介は一つの不敵な笑いを投げかける。
決して、お前の思う通りにいくものか、と。
戦意と余裕を昂らせながら。

「負けた奴の特権だ。俺達のルールに従って言峰、あんたに称号を送ってやるぜ。
 これからお前は勝負の度にこう名乗るんだ、“麻婆中年フィジカルことみ”ってな!
 必要とあらばエースとかストライカーズとかつけても構わないぜ?
 フィジカルマジカル爆肉鋼体とか言いながら時間を縮めてお送りしていますな親バカトリガーハッピーと殴り愛してやがれ!」

そう、それが頼りになるリトルバスターズのリーダー、棗恭介だ。

「プッ……!」

吹き出すトルタにようやく自身も柔らかい笑みを向けながら再度言峰に向かう彼は、いつもと変わらぬ雰囲気で佇んでいた。


『……ほう。ならばありがたく拝借しようではないかね。
 それではいずれまた、生き延びていたならば会うとしよう。棗恭介、トルティニタ・フィーネ』

捨て台詞とも取れる言峰の最後の言葉が人形より放たれ――――、
人形の瞳の色が切り替わった。

そして静寂はその場に満ちる。

後に残るのは他愛ない二人きりの会話、それだけだ。

「……なら恭介、あなたにも称号を私から送ってあげなきゃね」

「おいおい……、お手柔らかに頼むぜ」

「大丈夫、誰にも言うつもりはないよ。
 ……私達だけの、秘密にしとくから」


確かに心の内に巣食う怪しい輝きの天秤を見えない所に仕舞いながら。
柔らかなトルタの笑みを見据えて恭介は思う。
心の底から。

「そうね、あなたの称号は――――」


……本当に、自分の大切な者たちが誰も彼も、選ぶことも選ばれることもなく。
帰還することは叶わないのだろうか、と――――。



◇ ◇ ◇


余談ではあるが。


『……コトミ。カタカナみっつでコトミ。呼ぶときは、コトミちゃん……。
 よろしく、なの』


ようやく本来のAIで起動し始めたメカコトミの声が、相変わらずの所謂ジョージボイスであった事は、まさしくどうでもいい事実として全力で見逃され続けていた。

【G-6/カジノ地下ホール/1日目/夕方(放送直前)】

【チーム:BOY DOESN'T CRY MEETS LIAR GIRL】
共通方針、(数字)は恭介とトルタのみの方針。ただし対主催転向により【 】内は現在無期限凍結中。
1:カジノを拠点として近郊の施設を探索。
2:他の対主催のメンバーと接触。
3:そこから情報を得る。
【(4):自分に危害が出ないように、相手のプロファイリングを元に他の対主催の悪評、もしくは真実を伝える。 】
【(5):十分な情報を得たらそのメンバーと別れる。もし理樹、クリスがいるメンバーなら合流。その後隠れながら邪魔な対主催メンバーを排除。 】
6:もし中々合流できない場合、もっとも安全だと思われるチームに合流。(戦力の面で、信頼関係も含め)
【(7):序盤は積極的には人を殺さない。基本同士討ちを狙う。情報最優先。終盤は対主催の中心になりなるべくマーダー排除。のち疲労した対主催から狙う。 】
【(8):最悪クリス、理樹がどちらかが死亡した場合は片方のサポートに徹する。両方死亡した場合は互いに優勝を狙う。二人になった場合一騎打ち。 】
9:カジノ近郊を行動範囲にしていることを信頼できる人間に託し、理樹、クリスに伝えてもらう。
10:脱出や首輪、主催者の目的についても真剣に考察する。
11:信頼できる対主催を見つけた場合、カジノに集め、絶対の信頼関係を築く。
12:携帯電話を利用し、不認知の参加者と接触。その際はカジノを拠点にしている事は告げない。
【(13):双七を斥候及び護衛として上手く利用。思惑を悟られないようにする。 】
14:本部組は連絡役と景品確保、考察などをし、斥候組が連れてきた仲間たちと交流する。
15:カジノの景品の確保。特にUSBメモリを狙う。
16:危険と判断した場合はカジノを放棄、スターブライトで禁止エリアに向かい、アプリを起動させて身を守る。
【備考】
 ※トルタと恭介が特定人物の優勝狙いであることと、アルと桂と双七の素性以外の情報交換済み。
 ※異なる世界等の理解に時間の掛かる情報は未だ交換していません。
 ※首輪のカメラの存在について知りました。
 ※黒幕がいると思ってます。
 ※監視は『上空』『重要施設』『首輪』の3つから、カメラ及び盗聴器によって行なわれていると考えました。
 ※神宮寺奏、プッチャンの細かい特徴を認識しています。

【棗恭介@リトルバスターズ!】
【装備】SIGSAUERP226(15/15)@現実、トンプソンコンテンダー(弾数1/1)
【所持品】:支給品一式×3、SIGSAUERP226の予備弾3@現実、コンテンダーの弾44発、デジタルカメラ@リトルバスターズ!、アサシンの腕、首輪(ティトゥス
【状態】:ツヴァイへの強い憎しみ、脇腹に深い切り傷(処置済み)、胸部に軽い打撲、肉体的疲労(中)、やや精神不安定(トルタの存在により緩和中)
【思考・行動】
基本方針:共通方針の通りに行動し、理樹と共に脱出する。トルタの生存に力を尽くす。ただし慎重に慎重を期す。
 0:俺は……。
 1:カジノのセキュリティを利用して周辺を警戒。景品の確保。
 2:本部役として待機。
 3:筆談などを用いて殺し合いや首輪についてトルタと考察する。
 4:トルタに対して――――? トルタを見捨てない。
 5:『トルタの好意に気付いている』フリをし、親密にしても怪しまれないようにする。
 6:ツヴァイの目の前でキャルを殺害し、復讐したい。
 7:『首輪の設計図』をとりあえず集める。その為にデジタルカメラやUSBメモリを閲覧できる機器を探す。
 8:言峰の誘いに対して迷い。
 9:USBメモリを交換した後、コインの運用方法を考える。可能ならレノンを確保。
10:『優勝以外の条件』を模索する。
【備考】
 ※トルタを信頼し、共感を抱いてます。
 ※トルタとの間に符丁をいくつか作りました。
  『時間』と『動詞』の組み合わせで意思疎通を行います。
  (『分』:名簿の番号の人間、『待つ』:怪しい 『逃げる』:信じるなど。
  『秒』や『時間』、その他の動詞の意味については詳細不明です)
 ※トルタとはぐれた場合の合言葉は『トルタの知り合い全員の名前』です。
 ※参戦時期は鈴ルートの謙吾との野球対決後、リフレイン以前です。
  故に、リトルバスターズメンバー、特に謙吾に申し訳なさを感じています。
 ※参加者によっては連れてこられた世界や時代が違うと思ってます。
 ※この殺し合いは、『神々のゲーム』であり、自分達はその駒であると考えました。
  ゲームの終了は、『優勝』『優勝以外の何か』を満たした時だと推測しています。
  ただしゲーム終了後の駒の扱いについては疑念を持っています。
 ※デジタルカメラに収められた画像データのうちの一つは、『首輪の設計図-A』です。
  外見から分かる範囲での首輪の解説が記されていますが、内部構造については一切言及はありません。
  また、デジタルカメラで閲覧した場合画像が縮小され、文字の殆どが潰れて見えます。拡大はできません。
  記されたデータの信憑性は不明です。
  他に首輪の設計図があるかどうかは不明です。
 ※神埼は『優勝以外の条件』に関与していると考えました。
 ※トルタの過去の話を聞きました。
 ※トルタに依存しつつある事を自覚しました。
 ※言峰の誘いに乗るつもりは今の所はありません。

【トルティニタ=フィーネ@シンフォニック=レイン】
【装備】:SturmRugerGP100(6/6)@現実
【所持品】:支給品一式、SturmRugerGP100の予備弾4@現実、刹那の携帯電話@SchoolDaysL×H、医療品一式、恭介の機械操作指南メモ、カジノの見取り図、カジノの見取り図、ゲーム用のメダル(14000枚相当)
【状態】:肉体的疲労(中)、右脚に貫通射創(処置済み)、左脚に盲管射創(処置済み)
【思考・行動】
 基本方針:共通方針の通りに行動し、クリスと共に脱出する。恭介のサポートに徹する。ただし慎重に慎重を期す。
 0:……恭介?
 1:カジノで待機し、セキュリティを利用して周辺を警戒。景品の確保。
 2:必要ならば双七を含めた参加者から信頼を勝ち取れるように演技する。
 3:道中、筆談などを用いて殺し合いや首輪について恭介と考察する。
 4:恭介に対して――――?
 5:『恭介に好意を抱いている』フリをし、親密にしても怪しまれないようにする。
 6:恭介を見捨てない。
【備考】
 ※恭介を信頼し、共感してます。
 ※恭介との間に符丁をいくつか作りました。
  『時間』と『動詞』の組み合わせで意思疎通を行います。
  (『分』:名簿の番号の人間、『待つ』:怪しい 『逃げる』:信じるなど。
  『秒』や『時間』、その他の動詞の意味については詳細不明です)
 ※恭介とはぐれた場合の合言葉は『恭介の知り合い全員の名前』です。
 ※登場時期はアルルートのアルが復活した頃です。
 ※神宮寺奏、プッチャンの細かい特徴を認識しています。
 ※参加者によっては連れてこられた世界や時代が違うと思ってます。
 ※怪我の為に走る事はできませんが、多少は歩けるようになりました。
 ※携帯電話とコントロールルームの操作方法を恭介から聞きました。
 ※刹那の携帯電話には禁止エリア進入アプリがインストールされています。
 ※恭介の過去の話を聞きました。
 ※恭介のゲームに関する考察を聞きました。
 ※恭介に依存しつつある事を自覚しました。
※赤外線センサーにより、カジノに不審者が侵入すると警報が施設全体に鳴り響きます。
 ただし、カジノの機械はライフラインが遮断されることで稼動しなくなります。
※スターブライトはカジノ裏口に係留されています。


【メカコトミ@ギャルゲ・ロワイアル2ndオリジナル(ToHeart2)】
どこかの女子高生そっくりな姿のロボット。
恐らくHMシリーズのメイドロボをベースにしていると考えられる。
来栖川エレクトロニクスの最新鋭程の運動性能はなく、動きはややぎこちない事から恐らく旧式。
自立行動は当然として手動の遠隔操作も可能であるが、そのためのコンソールはカジノには存在しないようだ。
だが、最大の特徴はAI起動時であろうと誰かの声を中継している時であろうと、言葉が全て野太い美声に変換されるということだろう。
そのダンディズムの極地は何時何処であろうとも、きっと君を麻婆な固有結界にいざなってくれるに違いない。
もちろん、AI起動時の口調はモデルとなった女生徒そのものである。


171:Third Battle/賭博黙示録(後編) 投下順 172:i
時系列順 172:i
棗恭介 193:いつでも微笑みを/トルティニタ・フィーネ(前編)
トルティニタ=フィーネ
言峰綺礼 182:第三回放送-巡り続ける運命の鎖-


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー