ファンタジーゾーン

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ファンタジーゾーン - (2023/10/21 (土) 04:27:06) の編集履歴(バックアップ)


FANTASY ZONE

機種:AC, Mk3, MSX, FC, NES, PCE, X68k, SS, Win, PS2,3DS,MDmini2
作曲者:川口博史、川口氏の先輩
ミュージック(Mk3):上保徳彦 (TOKU NOAH)
ミュージック(MSX):SYUUTA CYAN 30
サウンド(FC):諸田直久
効果音、移植(NES):岩田匡治 *1
作・編曲者(X68k):磯田健一郎 (KEN-ICHIRO ISODA)
編曲者(PCE):とうゆきひろ*2
ミュージックプログラマー(X68k):磯田重晴 (KAZUMI NASU)
ドラムス(X68k):MATSUO SAGARA
サウンド(PS2 SEGA AGES 2500 Vol.3):飯田誠
サウンド分析(PS2 SEGA AGES 2500 Vol.33):並木学
サウンドアレンジメント(PS2 SEGA AGES 2500 Vol.33):KWN
サウンド(3DS):並木学、TappyChibi-Tech(FM音源編曲)
サウンド(MDmini2):小西秀樹
発売元:セガ、ポニー(MSX)、サンソフト(FC)、NECアベニュー(PCE)、テンゲン(NES)、電波新聞社(X68k)
発売日:1986年3月28日

概要

ポップかつ幻想的な世界観が特徴的なループスクロールと、買物システムを搭載した横STG。
レーダー表示があるなど、ディフェンダーを正当進化させたゲームとも言える。

本作メインテーマでもある「OPA-OPA!」、及び最終戦に流れる「YA-DA-YO」は有名かつ個性的。
サウンドについては元々川口博史氏の先輩が作っていたのだが、余り雰囲気が良くなかったので新しく作ってくれと川口氏に依頼されたとのこと。
「SHOPPING」と「GAME OVER」、効果音は川口氏が作り直す前のものがそのまま使われている。*3 *4

サンバホイッスルを奏でるサブルーチンを開発したのは林克洋氏。*5
ファミコン版でも使われているが、残念ながら上保氏が担当したMk3版には使用されていない。
古代祐三氏は一度ずれている音階を交互に (レミレミレミレミ……のように) 高速で鳴らすことで、このホイッスルの音色をOPNのSSG部で再現した。*6

余談だがNEC-AVから発売されたPCエンジン版は物凄いフリーダムなアレンジが施されているので一聴の価値あり。
PCE-mini版では裏ワザで移植したエムツーによるアップグレードver.が聴ける。

スーパーファンタジーゾーン』では、原作の音源YM2151の音色をメガドライブで再現している。一聴されたい。

余談であるが、『ダライアスR』のオリジナル曲には「YA-DA-YO」に酷似した曲が使用されている。
その後、『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』では公式コラボで「YA-DA-YO」が使用された。

1980年代に放映していたTBSのバラエティ番組『風雲たけし城』では、「アドベンチャーゾーン」で本作のステージ4のBGM「PROME」が使用されていた。

「YA-DA-YO」には公式歌詞が存在 *7 し、Fantasy Zoneメドレー 2008 Ver. では実際に光吉猛修によって歌われた。


収録曲

曲名 作・編曲者 補足 順位
CREDIT
OPA-OPA! 川口博史 ラウンド1 緑の惑星プラリーフ
復帰時はイントロなしver.が使用される
イントロ付きのものは特に「START~OPA-OPA!」として収録されることが多い
(PS2 SEGA AGES 2500 Vol.3) ノーマルモード スタッフロールでも使用
アーケード208位
第2回アーケード195位
シューティング181位
セガ13位
第2回マイナーレトロ240位
一面296位
1980年代137位(AC)
1980年代181位(FC)
SHOPPING 風船ショップ
奇数利用回で SHOP A 、
偶数利用回で SHOP B と切り替わる
KEEP ON THE BEAT 川口博史 ラウンド2 火の惑星タバス
後期版実機の曲名表示では「KEEP ON THE BEST」と誤記
セガ98位
SAARI ラウンド3 砂漠の惑星ラデューン
PROME ラウンド4 超惑星ドリミッカ
ROUND UP ラウンドクリア
初期版ではバッキングが1オクターヴ低い
HOT SNOW ラウンド5 氷の惑星ポーラリア
初期版にはメロディがない
冬・雪・氷73位
DON'T STOP ラウンド6 雲の惑星モクスター アーケード148位
セガ96位
DREAMING TOMORROW ラウンド7 水の惑星ポカリアス セガ164位
BOSS ラウンド1~7 ボス戦
ラウンド8 悪霊の凝縮した星サルファ
(PS2 SEGA AGES 2500 Vol.3) ノーマルモード ラウンド12
第2回アーケード210位
YA-DA-YO ラウンド8 ボス戦
(PS2 SEGA AGES 2500 Vol.3) ノーマルモード ラウンド12 ボス戦
アーケード263位
VICTORY WAY エンディング~ネームエントリー (オールクリア時)
ネームエントリー (非オールクリア時、後半のみ版を使用)
GAME OVER ゲームオーバー
X68000版追加曲
THE SUBDUED ZONE 磯田健一郎 ロードBGM
HARRIER STAGE 作:川口博史
編:磯田健一郎
ドラゴンランド
THEME(スペースハリアー)のアレンジ
作中表記は「SPACE HARRIER」
TENDERNESS WINDOW 磯田健一郎 ファンタジーゾーン3D ロードBGM
作中には曲名表記無し
SEGA AGES 2500 Vol.3版追加曲
MENU 飯田誠
SUNSET TEARS ノーマルモード ラウンド8 DAWNDUSK
HAPPY CHAOS ノーマルモード ラウンド9 APOCHAL
CRYNICAL ノーマルモード ラウンド10 CAVIAN
CORAL SONG ノーマルモード ラウンド11 DEPOOBLE
SPECIAL STAGE 作:川口博史
編:飯田誠
ノーマルモード ボス撃破時 SPECIAL STAGE
原曲:「ROUND UP」(後期版) ロング・ループアレンジ
ネーネーどうして? 作・編:川口博史
作詞/詩織 歌/佐々木加奈子
1面BGM『OPA-OPA!』などをベースにしたボーカルアレンジ。
サウンドテストやリプレイ再生時に選択可能。

サウンドトラック

セガ ゲームミュージックVol.2 (GAME SOUND LEGEND SERIES)


同名アルバムの復刻盤。曲名はオリジナル/復刻盤ともにカタカナ表記となっている

ねこはとってもピアニスト

ピアニスト小原孝氏のCDデビュー作品となるピアノソロアルバム。
X68000版ファンタジーゾーン3D ロードBGMと起源を同じくする「テンダネス・ウインドウ〜窓からの訪問者〜」を収録。
なお発売はX68000版(1989年8月4日)よりも後の1990年6月21日である

ガベージコレクション

磯田健一郎率いる異色ポップ・アコースティック・バンド“といぼっくす”の最終アルバム。
X68000版ファンタジーゾーン3D ロードBGMと起源を同じくする「Tenderness/Window」を収録

ファンタジーゾーン ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロング・コンプリートアルバム


「CREDIT」が追加された。
またこれ以降のアルバムでは英語曲名を収録
DISC 1に開発中デモ曲、システム16(AC)版原曲、SEGA AGES 2500 Vol.3(PS2)版追加曲、
SEGA AGES 2500シリーズ Vol.33(PS2) ネオクラシック版、Fantasy Zone アレンジ 2008 Versionなどを収録。
DISC 2にMk3版、システムE(AC)オパオパ使用版、Mk3オパオパ使用版(PSG版/FM版ともに)を収録

SEGA SYSTEM 16 COMPLETE SOUNDTRACK VOL.1


ファンタジーゾーン オリジナルサウンドトラック Vol.1


『ファンタジーゾーン ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロング・コンプリートアルバム』のDISC 1相当を収録した配信 (試聴可能)。
なおX68000版の「HARRIER STAGE」は除外されたが、新たに『3Dファンタジーゾーン オパオパブラザーズ』の「UPA-UPA!」を収録している

ファンタジーゾーン オリジナルサウンドトラック Vol.2


『ファンタジーゾーン ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロング・コンプリートアルバム』のDISC 2相当を収録した配信 (試聴可能)

Mega Drive Mini 2 - Multiverse Sound World -

メガドライブミニ2版を収録。
「SHOPPING」と「GAME OVER」が川口博史氏が作曲したことになっているが、誤植である

SEGA Archives - M2 Music Memorial -

3DS版『3Dファンタジーゾーン オパオパブラザーズ』の「UPA-UPA!」と『セガ3D復刻アーカイブス2』に収録されているセガマークIII版に追加されたFM音源アレンジを収録