並木学

なみき まなぶ

並木學

日本のゲーム音楽作曲家。また、プランナーやディレクターとして活動することもある。
現在の商業シューティングの音楽を支えている作曲家の1人と言っても過言では無い。
STGの音楽が有名であるが、STG以外の音楽も多く担当している。

テクノ系のジャンルを得意としているが、幅広い作風を持ち音源への造詣も深く、編曲も多く担当している。
最近ではレトロゲームの移植作業にも従事しており、そこでも音源に関する解析などを行っている。

かつてはアルュメにアルバイトとしての所属。最初の仕事はの『レゾン』のグラフィッカーだった。
同社では65C02でのPCM音源ドライバ制作も依頼されたという。*1

1992年ごろからはエヌエムケイで活動。入社は『超時空要塞マクロス』制作の中頃だったという。*2
同社で3人目の作曲担当と言う事で「さんたるる」を名乗り始める。

その後ライジングを経て崎元仁氏、岩田匡治氏らと共にベイシスケイプを設立。事実上フリーで活動していた。

2011年にベイシスケイプを退社し、ゲーム開発会社であるエムツーに移籍。
SEGAAGESやM2ShotTriggersなど、エムツーが得意にしているレトロゲームエミュレーションにおけるFM音源の解析も担当した。
2017年にエムツーを退社。現在はゲーム開発会社のグリッドを経て2020年8月からまたフリーになった。

2024年3月17日付で、活動名を従来の「並木学」から、祖父が命名した表記の「並木學」に変更することを発表した。

インタビューやサントラのライナーノーツなど、様々なメディアへの露出が多い人物でもある。
内容も、真面目なものから非常にノリがいいものまで実に様々で、これらを読んでいるだけでも楽しい。
なお、Twitter(現X)アカウントでは過去に何度か大規模なポスト削除を行っており、情報源が断絶の危機に晒されることもしばしば。

担当作品の一例



代表的な音楽



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最終更新:2024年12月30日 13:33

*1 並木学氏のツイートのアーカイブより。結果的にこのドライバを完成させることはできず、それと関連してかは不明だが解雇された模様

*2 第514回 アーケードアーカイバー 超時空要塞マクロス & 年末スペシャル!より