ラウンドの開始

ラウンド開始時、以下を順番に行う。


目次




シナリオのラウンド開始処理(ある場合のみ)

シナリオにラウンド開始処理があれば解決する。

脱落判定

ラウンド開始時、手札の能力カードが1枚以下で、かつ、捨て山に能力カードが1枚もない場合、そのキャラクターは脱落する。脱落参照。
▽起動中のカードは、いつでも喪失山または捨て山に移動できる。(どちらに移動するかはカードに記載による)
 捨て山に移動するカードを起動している場合は、脱落判定時に捨て山に移動しても良い。

ラウンドの行動の選択

各プレイヤーは、このラウンドで「キャラクター能力カードを使用する」か「大休憩を行う」かを選択する。
手札が1枚以下のプレイヤーは、必ず大休憩を選択する

キャラクター能力カードを使用する場合

プレイヤーは、このラウンドで使用する2枚のキャラクター能力カードを、手札から秘密裏に選択する。

+ キャラクター能力カードの2つのボックスについて

プレイヤーは自分のターンで、2枚の能力カードのうち1枚は上段ボックスの能力を使い、もう1枚は下段ボックスの能力を使うこととなる。
その組み合わせと実行順は、自分のターン開始時に決定する。

この後、ターンの順番を決めるにあたり、2枚のうちどちらかの行動順位番号を宣言するため、どちらのカードの行動順位番号を使用するか決めてから、2枚のカードを伏せて置く。
▽カードを表にした時に、行動順位番号を使用するカードが上になるように伏せて置くとよい。

カードの選択をしている間、パーティ内で作戦を相談しても良いが、カードの内容を具体的に伝えてはならない。

+ パーティ内の相談の具体例

パーティ内の相談の具体例

  • 可能な会話の例
    「ラウンドの中頃に、この衛兵めを攻撃してくれようぞ」
    「ラウンドのわりと早めにここに移動して、あなたを治すつもりなの。できればモンスターが攻撃する前にね」
  • 許されない会話の例
    「ぼくより先に行動するには行動順位が16以下じゃなきゃ」
    「盗賊のオレが4ダメージ食らわせてやるから、こいつのことは気にしないでいいぞ」
    「貫通噴火で一掃しちゃうんだから!」

大休憩を行う場合

プレイヤーは、自分が大休憩を行うことをパーティに宣言する。
▽小休憩でも捨て山から手札にカードを戻すことができる。詳細はラウンドの終了を参照。

ターン順の決定

大休憩を宣言していないプレイヤーは、伏せていた2枚のカードを公開し、あらかじめ決めていた行動順位番号を宣言する。
現在のマップに駒が1体以上存在するモンスターの種類ごとに、モンスター能力カードを1枚公開し、行動順位番号を確認する。
それぞれの行動順位番号を元に、ターン順を決定する。

  • ターンは、イニシアチブ値が小さい順となる。
  • 同じ種類のモンスターは、すべて同じモンスター能力カードの行動順位番号を参照する。
  • 大休憩の行動順位番号は「99」となる。
  • 召喚獣の行動順位は、召喚者の直前として扱う。
+ 行動順位番号が同値の場合

行動順位番号が同値の場合は、以下のルールでターン順を決める。

  • キャラクターとモンスターの場合、キャラクターのターン番が先になる。
  • キャラクター同士の場合、もう1枚のキャラクター能力カードの行動順位番号で決める。 それも同値の場合は、協議して順番を決める。
  • モンスター同士の場合、パーティで協議して決める。
  • 1人のキャラクターの召喚した複数の召喚獣は、召喚した順にターンを行う。
  • 行動順位番号が99のコマと、大休憩を選択したプレイヤーの間では、大休憩を選択したプレイヤーが後になる。

ターン順が決まったら、それぞれのターンを順番に実行する。

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最終更新:2020年04月28日 20:15