攻撃

キャラクター、モンスターの攻撃をそれぞれ記す。


目次




攻撃

「攻撃X」は範囲内にいる敵に対してXのダメージを与える。
攻撃には近接攻撃と遠距離攻撃の2種類がある。
▽味方への攻撃はできない。

  • 近接攻撃 射程がない攻撃は、隣接した敵への攻撃を行う。
    その際、壁を挟むヘクスは隣接しているとはみなさない。
  • 遠距離攻撃 「射程Y」を持つ場合、視線の範囲内かつYヘクス以内の敵を遠距離攻撃する。
    ▽遠距離攻撃で隣接した敵を攻撃する場合は「不利」となる。
    遠距離攻撃は壁を超えられないが、障害物は超えられる。
    • 視線の範囲 現在のヘクス(六角形)の任意の頂点から、対象のヘクス(六角形)の任意の頂点まで、壁に遮られずに直線を引ければ「視線の範囲」となる。
      その直線が壁の頂点に触れている場合は、視線の範囲ではない。
    • Yヘクス以内 壁を迂回し、そのヘクスまでのヘクス数がY以内であれば、「Yヘクス以内」とする。
      ▽視線の範囲を判定する際の直線が通るヘクス数ではなく、そのヘクスまでのマス数をカウントする。
      ▽遠距離攻撃においてYヘクス以内を判定する際は、障害物・困難地形は考慮しない。

攻撃のダメージ値の算出

以下のステップを順に処理し攻撃のダメージを算出する。

  • 攻撃側の攻撃能力カード、アイテム、他の効果(毒など)をすべて適用。
  • 攻撃側の攻撃修正デッキから攻撃修正カードを引く。
    攻撃側が有利でも不利でもないなら、攻撃修正カードを1枚引き適用する。
    攻撃側が有利なら、2枚引き、より効果がポイティブな方を適用する。
    攻撃側が不利なら、2枚引き、より効果がネガティブな方を適用する。
    隣接した敵を遠距離攻撃する場合「不利」となる
    + 有利不利の詳細
    • 有利不利に影響するアイテム・カードは、攻撃修正カードを引く前に使用を決定しなくてはならない。
    • すべての追加効果は数値よりプラスのものとして扱う。
      どちらのカードが良いか悪いか曖昧な場合、最初に引いたカードを使用する。
    • 有利と不利が重なった場合、それぞれの数によらず打ち消し合って通常の攻撃となる。
    • 有利の際に2枚のどちらかが連続修正カードの場合は、その効果はもう1枚のカードに適用する。
      両方が連続修正カードの場合は、連続修正カード以外が出るまでカードを引き、すべてのカードの効果を適用する。
    • 不利の際、どちらかが連続修正カードの場合は、その連続修正カードの効果は無視する。
      両方が連続修正カードの場合は、連続修正カード以外が出るまでカードを引き、そのカードの効果のみ適用する。
  • 防御側の装甲、アイテム・カードなどの防御ボーナスを適用する。
    攻撃やアイテム・カードで「貫通Z」の効果がある場合、装甲をZまで無効化する。なお、装甲は0以下にはならない。
    + 防御ボーナスの詳細 ダメージ値に影響を与えるアイテム・カードは、防御ボーナスを適用する際に使用できる。
    ▽ex) 攻撃修正カードを引き、受けるであろうダメージを確認してから、ダメージ値を軽減するアイテム・カードを使うことができる。
    ▽装甲は攻撃以外のダメージには適用されない。
    ex) 隣接する敵へダメージを与える効果や流血を装甲で軽減することはできない。

各ステップで複数の修正が存在する場合、プレイヤーが適用順を選択する。

ダメージの解決

ダメージの解決参照。

複数の敵を対象とする効果

エリア効果または対象追加により、複数の敵を対象に攻撃できる。
複数の敵を攻撃する際はターゲット毎に攻撃のダメージ値を算出する。
▽ex) 3体の敵を標的とする攻撃の場合、1体毎に攻撃修正カードを引きダメージを算出する。
エリア効果および対象追加の効果で、同一のアクションで同一の敵を複数回攻撃対象にはできない
▽ex) 一枚の能力カードに攻撃アクションが2回記載されている場合は、各アクションで同一の敵を攻撃できる。

エリア効果

能力カードに効果エリアが記載されている場合、複数の敵を対象とした攻撃ができる。
描かれている効果エリアの図はどの向きに回転しても良い。

  • 図の灰色ヘックスは現在地を示す。
    灰色ヘックスを含むエリア攻撃は常に近接攻撃と見なす
    ▽その場合、隣接しない敵へ近接攻撃が発生することとなる。
  • 赤色は攻撃できる敵のヘックスを示す。
    遠距離攻撃では、赤いヘックスの一部が射程内にあればよく、そのヘックスには敵がいなくても構わない。
    ただし、対象への視線は通っている必要がある。

エリア効果に「対象X」の値が付随している場合、攻撃範囲内の異なるX体の敵に攻撃できることを示す。
味方を攻撃エリア内に含めてよいが、攻撃の対象になることはない。
▽不可視は攻撃を無効化するため、攻撃範囲内に不可視の敵がいたとしても攻撃は適用されない。

対象追加

攻撃範囲内でターゲットを更に追加できる。追加しなくても良い。
攻撃アクションによる攻撃効果や状態変化は全て同様にそのターゲットにも適用される。

攻撃効果

能力カードに攻撃後の攻撃効果が記載されている場合、攻撃によるダメージ適用後、追加効果の対象となる。
攻撃効果は、攻撃によりダメージを与えられたかどうかを問わず適用される。
攻撃効果は適用しないことも選択できる。

キャラクターの攻撃

「武装解除」状態の場合、攻撃アクションはできない。
「攻撃X」により、キャラクターは攻撃ができる。
「射程Y」がある場合、その攻撃は遠距離攻撃となる。

モンスターの攻撃

「武装解除」状態の場合、攻撃アクションはできない。
モンスター能力カードに「攻撃±X」と書かれている場合、モンスターは攻撃を行う。
▽モンスター能力カードに「攻撃±X」と書かれていない場合は攻撃しない。

モンスターの狙う敵

モンスターの移動のルールに従い、狙う敵を決定する。

モンスターの攻撃

攻撃 の処理を行う。
モンスター・データシートに射程値が書かれている場合、そのモンスターは攻撃において必ず遠隔攻撃を行う。
攻撃のダメージ値の算出での能力カードによる攻撃値は、モンスター・データシートの基本の攻撃力に、モンスター能力カードの±Xを反映した値となる。
▽モンスター・データシートは、通常モンスター(コマ立てが白色)の場合は左側を、上級モンスター(コマ立てが黄色)の場合は右側を参照する。

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最終更新:2020年02月14日 16:09