‘‘本物’’の手にかかるのは、偽物冥利につきるだろ?

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‘‘本物’’の手にかかるのは、偽物冥利につきるだろ? - (2020/10/12 (月) 02:21:58) の1つ前との変更点

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発言者:[[ジューダス・ストライフ]]([[ベルゼバブ]]) 対象者:[[アズラーン・ヴァイスハウプト]] [[PARADISE LOST]]の中盤における[[ジューダス・ストライフ]]([[ベルゼバブ]])の台詞。 &ruby(アンリヒカイト・ヴィ—パァ){[[無限蛇]]}最後の首領——メギドの炎を操る暴君[[アズラーン・ヴァイスハウプト]]と対峙し、端役を退場させようとするジューダス。 隔離街の盟主というだけあって、アズラーンは稀少な発火能力を用いてジューダスを追い詰めると、メギドの炎を直撃させて致命傷を与えた。 しかし、ジューダスほどの実力者ならば避けられずとも手足の一・二本程度で留めてくると予想していただけに、無防備に火球を受けた&ruby(タスラム){魔弾}にアズラーンは不気味さを覚えていた。 それでも勝者の余裕を滲ませたアズラーンは、燃え盛るジューダスに歩み寄るが…… &color(red){&sizex(5){笑わせる。こんなものが[[メギド>無価値の炎]]だって?馬鹿が、あんたは何も分かっちゃいない}} &color(red){&sizex(5){くくく……はははは、くはははははははははははは}} 炎の向こう側から響いてきたのは、ただ嘲笑。それも悪意と侮辱と憐憫に満ちた、この上もなく歪んだ嗤いが堰を切ったように溢れ出す。 &color(red){&sizex(5){この程度の力で[[アレ>ナハト]]の名を語るなんて、救いがたいほど愚かなヤツだ。[[三下風情>小物]]が、[[我らがマスター>ネロス・サタナイル]]を侮辱するにもほどがあると思わないのか}} 身体は爛れ、内臓はおろか背骨すら炭化しながら、毒を吐き続けるジューダス。 この状況で、なぜそのような口を利ける。なぜ……死なない? この常識の範疇を超えた脅威の不死性……。 &sizex(5){貴様……ベルゼバブを……ッ!!} &color(red){&sizex(5){くくくく……はははははははははははははははははははは}} いつしか嘲笑は哄笑に、そして狂笑に変わっていた。 それと共にジューダスの傷が瞬時に再生していく。 &color(red){&sizex(5){ご名答だ、紛い物。今のオレはジューダス・ストライフなんかじゃない}} &color(red){&sizex(5){光栄に思え。涙しろ。むせび泣いて素敵な旋律を聞かせてくれ。あんたは‘‘オレ達’’の、実験台に選ばれたんだよ}} &color(red){&sizex(5){ふふふ……あははは、はははははははははははははははははははは}} ——轟。 瞬間、凄まじい迅さと質量を兼ね備えた何かが炎を裂いた。 アズラーンは咄嗟に後ろに飛び退き、十を超える火球を投擲する。 しかし——その総てが瞬時に撃墜され、立ち上がったジューダスを中心に生じた爆風がアズラーンもろとも炎を吹き飛ばす。 &sizex(5){……ッがアッ!!} &color(red){&sizex(5){チェックメイト}} ジューダスの傷は完治し、かたやアズラーンは既に満身創痍となっていた。 &color(red){&sizex(5){おやおや、随分と脆いんだな。そんなことでよくもメギドを名乗ったもんだよ、感心する}} &sizex(5){き、きさ…ま……} ごぼごぼと口から血泡を溢れさせたアズラーン。既に肉体が致命的なダメージを負っているのは明白だった。 &sizex(5){きさま……いったい、何だ……?} &color(red){&sizex(5){愚問だな。さっきあんたも言ってただろう}} &color(red){&sizex(5){這う虫の王……ベルゼバブ。[[誰かさん>ギース・クレメンス]]のような似非じゃない。オレこそが、彼らと&ruby(シン){罪}を共有する魔群の器だ}} &sizex(5){戯言を、ほざくなァッ!} 怨嗟と殺意の念を乗せ、ジューダスの眼前で極大の火球を形成したアズラーン。 &sizex(5){滅びろッ!} &color(red){&sizex(5){……非道いな。男前が台無しだよ}} アズラーンが矜持にかけて放った命の燃焼。しかし、悲しいかな、ジューダスは顔面でそれを受けながら、毛ほども動じていなかった。アズラーンに残されたのは恐怖のみ。 &color(red){&sizex(5){手向け代わりに、面白いモノを見せてやる。}} &size(32){&color(Red,black){アクセス——我がシン}} 耳を覆いたくなるような異音と共に、ジューダスの身体が爆ぜた。のみならず、別のモノとして組み変わる。 &size(32){&color(Red,black){イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモ—・アルティマフ……}} 再度の爆風により、部屋の炎が掻き消える。そして辺りの大気がジューダスの許に集束し、渦を巻き、銃口の前に凝縮する。 右腕を異形の銃のような何かへと変え、背に漆黒の翼を広げた男。大気を操り、総てを喰らい尽くす害虫の王。 &size(50){&color(Red,black){‘‘本物’’の手にかかるのは、偽物冥利につきるだろ?}} &size(50){&color(Red,black){レスト・イン・ピース}} ---- **備考 ちなみにこんな感じにボコボコにされているアズラーンだが、他二人と比べればまだ全然マシな扱いである。 ---- **関連項目 -[[てめえの存在自体が公害だ]] -[[……あなた、血が穢れていますね]] -[[レスト・イン・ピース]] ---- - ジューダスはなんというか、観測者の割に二天の理にすっかり染められてんな。パラロスやってないからこの感想はハズレかもしれないが -- 名無しさん (2020-10-09 13:58:13) - そりゃ後付けだし… -- 名無しさん (2020-10-09 17:59:59) - 後付け云々以外にも、そもそも無頼に代表されるように俺は俺だ!ってノリの人が多すぎるのよ二天。これだって力に酔ってるように見えてジューダスなりの騎士道の為のもんだし -- 名無しさん (2020-10-09 18:43:33) - 司狼もデジャブってんだし、こんなもんじゃね? -- 名無しさん (2020-10-09 19:24:21) - ↑2 -- 名無しさん (2020-10-11 09:43:57) - ↑ミス↑5 -- 名無しさん (2020-10-11 09:44:26) - ↑更にミス まあこの時のジューダスはベルゼバブに身体も精神も乗っ取られかけてるからな… -- 名無しさん (2020-10-11 09:46:01) - ロトがベリアルに精神乗っ取られかけてたから、それに合わせる形で対等になりたくてこうなってるんやでジューダス -- 名無しさん (2020-10-12 00:23:59) - 実際のところジューダスは前世の段階だとどのくらい強かったんだろうな。ロトとは勝負にならないくらい差があったのは確定してるけどパンテオンで再現する座の興亡期がパラロス本編じゃなくて前世ジューダスがいた時ってことは前世ジューダスは観測者の特徴の異能否定の能力が使えた訳だよな? -- 名無しさん (2020-10-12 00:56:22) - 異能否定は観測者達の精神性に由来する所が大きいから、渇望や戒律みたいに精神が反映されない時代だと魔弾の方主体になるんじゃないか -- 名無しさん (2020-10-12 02:21:17) #comment
発言者:[[ジューダス・ストライフ]]([[ベルゼバブ]]) 対象者:[[アズラーン・ヴァイスハウプト]] [[PARADISE LOST]]の中盤における[[ジューダス・ストライフ]]([[ベルゼバブ]])の台詞。 &ruby(アンリヒカイト・ヴィ—パァ){[[無限蛇]]}最後の首領——メギドの炎を操る暴君[[アズラーン・ヴァイスハウプト]]と対峙し、端役を退場させようとするジューダス。 [[隔離街]]の盟主というだけあって、アズラーンは稀少な発火能力を用いてジューダスを追い詰めると、メギドの炎を直撃させて致命傷を与えた。 しかし、ジューダスほどの実力者ならば避けられずとも手足の一・二本程度で留めてくると予想していただけに、無防備に火球を受けた&ruby(タスラム){魔弾}にアズラーンは不気味さを覚えていた。 それでも勝者の余裕を滲ませたアズラーンは、燃え盛るジューダスに歩み寄るが…… &color(red){&sizex(5){笑わせる。こんなものが[[メギド>無価値の炎]]だって?馬鹿が、あんたは何も分かっちゃいない}} &color(red){&sizex(5){くくく……はははは、くはははははははははははは}} 炎の向こう側から響いてきたのは、ただ嘲笑。それも悪意と侮辱と憐憫に満ちた、この上もなく歪んだ嗤いが堰を切ったように溢れ出す。 &color(red){&sizex(5){この程度の力で[[アレ>ナハト]]の名を語るなんて、救いがたいほど愚かなヤツだ。[[三下風情>小物]]が、[[我らがマスター>ネロス・サタナイル]]を侮辱するにもほどがあると思わないのか}} 身体は爛れ、内臓はおろか背骨すら炭化しながら、毒を吐き続けるジューダス。 この状況で、なぜそのような口を利ける。なぜ……死なない? この常識の範疇を超えた脅威の不死性……。 &sizex(5){貴様……ベルゼバブを……ッ!!} &color(red){&sizex(5){くくくく……はははははははははははははははははははは}} いつしか嘲笑は哄笑に、そして狂笑に変わっていた。 それと共にジューダスの傷が瞬時に再生していく。 &color(red){&sizex(5){ご名答だ、紛い物。今のオレはジューダス・ストライフなんかじゃない}} &color(red){&sizex(5){光栄に思え。涙しろ。むせび泣いて素敵な旋律を聞かせてくれ。あんたは‘‘オレ達’’の、実験台に選ばれたんだよ}} &color(red){&sizex(5){ふふふ……あははは、はははははははははははははははははははは}} ——轟。 瞬間、凄まじい迅さと質量を兼ね備えた何かが炎を裂いた。 アズラーンは咄嗟に後ろに飛び退き、十を超える火球を投擲する。 しかし——その総てが瞬時に撃墜され、立ち上がったジューダスを中心に生じた爆風がアズラーンもろとも炎を吹き飛ばす。 &sizex(5){……ッがアッ!!} &color(red){&sizex(5){チェックメイト}} ジューダスの傷は完治し、かたやアズラーンは既に満身創痍となっていた。 &color(red){&sizex(5){おやおや、随分と脆いんだな。そんなことでよくもメギドを名乗ったもんだよ、感心する}} &sizex(5){き、きさ…ま……} ごぼごぼと口から血泡を溢れさせたアズラーン。既に肉体が致命的なダメージを負っているのは明白だった。 &sizex(5){きさま……いったい、何だ……?} &color(red){&sizex(5){愚問だな。さっきあんたも言ってただろう}} &color(red){&sizex(5){這う虫の王……ベルゼバブ。[[誰かさん>ギース・クレメンス]]のような似非じゃない。オレこそが、彼らと&ruby(シン){罪}を共有する魔群の器だ}} &sizex(5){戯言を、ほざくなァッ!} 怨嗟と殺意の念を乗せ、ジューダスの眼前で極大の火球を形成したアズラーン。 &sizex(5){滅びろッ!} &color(red){&sizex(5){……非道いな。男前が台無しだよ}} アズラーンが矜持にかけて放った命の燃焼。しかし、悲しいかな、ジューダスは顔面でそれを受けながら、毛ほども動じていなかった。アズラーンに残されたのは恐怖のみ。 &color(red){&sizex(5){手向け代わりに、面白いモノを見せてやる。}} &size(32){&color(Red,black){アクセス——我がシン}} 耳を覆いたくなるような異音と共に、ジューダスの身体が爆ぜた。のみならず、別のモノとして組み変わる。 &size(32){&color(Red,black){イザヘル・アヴォン・アヴォタヴ・エル・アドナイ・ヴェハタット・イモ—・アルティマフ……}} 再度の爆風により、部屋の炎が掻き消える。そして辺りの大気がジューダスの許に集束し、渦を巻き、銃口の前に凝縮する。 右腕を異形の銃のような何かへと変え、背に漆黒の翼を広げた男。大気を操り、総てを喰らい尽くす害虫の王。 &size(50){&color(Red,black){‘‘本物’’の手にかかるのは、偽物冥利につきるだろ?}} &size(50){&color(Red,black){レスト・イン・ピース}} ---- **備考 ちなみにこんな感じにボコボコにされているアズラーンだが、他二人と比べればまだ全然マシな扱いである。 ---- **関連項目 -[[てめえの存在自体が公害だ]] -[[……あなた、血が穢れていますね]] -[[レスト・イン・ピース]] ---- - ジューダスはなんというか、観測者の割に二天の理にすっかり染められてんな。パラロスやってないからこの感想はハズレかもしれないが -- 名無しさん (2020-10-09 13:58:13) - そりゃ後付けだし… -- 名無しさん (2020-10-09 17:59:59) - 後付け云々以外にも、そもそも無頼に代表されるように俺は俺だ!ってノリの人が多すぎるのよ二天。これだって力に酔ってるように見えてジューダスなりの騎士道の為のもんだし -- 名無しさん (2020-10-09 18:43:33) - 司狼もデジャブってんだし、こんなもんじゃね? -- 名無しさん (2020-10-09 19:24:21) - ↑2 -- 名無しさん (2020-10-11 09:43:57) - ↑ミス↑5 -- 名無しさん (2020-10-11 09:44:26) - ↑更にミス まあこの時のジューダスはベルゼバブに身体も精神も乗っ取られかけてるからな… -- 名無しさん (2020-10-11 09:46:01) - ロトがベリアルに精神乗っ取られかけてたから、それに合わせる形で対等になりたくてこうなってるんやでジューダス -- 名無しさん (2020-10-12 00:23:59) - 実際のところジューダスは前世の段階だとどのくらい強かったんだろうな。ロトとは勝負にならないくらい差があったのは確定してるけどパンテオンで再現する座の興亡期がパラロス本編じゃなくて前世ジューダスがいた時ってことは前世ジューダスは観測者の特徴の異能否定の能力が使えた訳だよな? -- 名無しさん (2020-10-12 00:56:22) - 異能否定は観測者達の精神性に由来する所が大きいから、渇望や戒律みたいに精神が反映されない時代だと魔弾の方主体になるんじゃないか -- 名無しさん (2020-10-12 02:21:17) #comment

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