発言者:[[ヴィルヘルム・エーレンブルグ]] [[Dies irae ~Interview with Kaziklu Bey~]]冒頭、[[ディナ>ディナ・マロイ]]のインタビューに答えるヴィルヘルムが語った、幼少期の思い出。 足を失い軍から追い出された父と、姉であり母でもある[[ヘルガ・エーレンブルグ]]の間に生まれた((ヘルガは娼婦であるため、実際の所は誰が父親なのかは不明だが状況的にエーレンブルグの子であることはほぼ間違いないらしい。))[[ヴィルヘルム・エーレンブルグ]]。 昼は日光から逃げるため活動できず、夜は両親が[[盛っている>ヌキヌキポン]]。空腹を凌ぐために狩りをはじめ、虫、ネズミ時には小鳥を食らいながら生きるうちに 「ああ俺は、こういう生き物なんだ」と自覚する。その後は犬猫、そして人とステップアップを続けながら食らい、飲み干していった。 その後は、喧嘩を売り買いするようになるのだが丁度その頃に庭に埋めていた骨をヘルガにみつかってしまった時、ふと「なんでこんなのが親なんだ」と考えた。 近親相姦や社会倫理は当時の彼は知らなかったし、成長してからもいうほどに気にしてはない。しかし、両親と自分とは違うモノで、二人は気持ちの悪いものである。 自分が彼らに作られたかと思うと、気が狂いそうになる。自分の始まりを壊さなければ、自分は本当の意味で生まれたことにならない。 「&bold(){我が呪縛(はじまり)よ、灰になれ}」 そういう思想にたどり着いたヴィルヘルムは、両親を殺害し屋敷に火をつけた。その時を思い出してのセリフである なお、ヴィルヘルムは1917年の7月生まれ。この事件は1927年9月のこと。つまり、わずか10歳の頃のできごとだった。 ---- - 何かパッと見〈断章詩〉に聞こえる -- 名無しさん (2017-05-29 12:46:14) - 10歳にして母親を強姦の末に殺害ってよくよく考えるとヤバいな -- 名無しさん (2017-05-29 13:13:47) - ジークリンデは蛇に会うまでは黒円卓もただの人だったとか言うけどどう考えても常人の思考じゃないよ!明らかに超人というか狂人の片鱗が見えてる、まぁ能力的には蛇がいなけりゃ普通だったんだろうけど -- 名無しさん (2017-05-29 13:51:01) - まだナチの高官たちのごっこ遊びだった頃の事でしょ -- 名無しさん (2017-05-29 14:38:03) - ↑3 「精通前の少年が無理に性行為を行うと心身の成長に悪影響をきたす」と聞いたことあるけど……ああもうきたしてるや -- 名無しさん (2017-05-29 20:38:31) - シュライバー共々、司狼曰く「当時ではありふれてる」から・・・ヴィルヘルムはなんだかんだでその後、社会倫理や常識は理解するし(守るとは言ってない) -- 名無しさん (2017-05-29 21:15:15) - この台詞、ある意味Diesシリーズ、いや神座シリーズのメインテーゼよね -- 名無しさん (2017-05-29 23:35:22) - それと家族とどう向き合うのかとかな。 -- 名無しさん (2017-05-30 16:42:48) - ベイのステップアップは吸血鬼ドラキュラでもレンフィールドがやってたなあ -- 名無しさん (2018-11-14 20:33:55) - 波旬(パソコンだと三つ目はでないのかな?)「我が兄弟よ、灰になれ」 -- 名無しさん (2019-11-04 21:08:26) #comment