空処無色界天

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空処無色界天 - (2024/11/17 (日) 16:32:26) のソース

****デーヴァローカ

|>|>|>|BGCOLOR(#eee):&bold(){顕神([[アヴァターラ]])}|
|BGCOLOR(#eee):&bold(){使用者}|>|>|[[イクシュバーク]]|
|BGCOLOR(#eee):&bold(){発動方法}|任意発動型|BGCOLOR(#eee):&bold(){能力系統}|閉鎖系→空間系(疑似)|
|BGCOLOR(#eee):&bold(){能力}|>|>|次元の断絶を成して、彼我を完全に分ける|

**能力詳細
空間を断絶させることで自己を別の次元に存在させる任意型閉鎖系能力。
守りに使えば堅牢な盾となり、攻めに転じれば強力無比な槍となる。[[次元を隔てる壁>次元断層]]として展開すれば星をも蒸発させる威力の砲撃から背後に控える戦艦も含め守り切り、武器の戦槍を能力によってサイズ自在かつ伸縮自在の槍として振るい何十km先の戦艦を一振りで圧し潰す。他にも宇宙空間で生身のまま問題なく活動、何十kmも離れた先へ声を届かせる、宇宙戦艦の航行機能を麻痺させるなどといったことも可能。
[[イクシュバーク]]が創る次元の壁によって守られた空間は「天国」などと表現される。異端は断固通さないという狂信的な[[イクシュバーク]]の頑迷さが具現化したような能力である。
この能力で戦闘中だろうと[[イクシュバーク]]は力の大半を[[ヴィヴァス]]を守るために割いている。

これは干渉対象が異なるため正確には空間系と言い難い、&bold(){疑似的な空間系能力}。
空間系の能力が自己の世界を広範囲に展開してその内側を支配するものであるのに対して、[[イクシュバーク]]のアヴァターラは自分と外界の境界面への干渉に特化する。つまり任意範囲の現実世界を[[イクシュバーク]]という[[異世界の形>理]]に元からそういうものであったと無理矢理押し出し歪曲させ、破壊する。
本来なら[[イクシュバーク]]と打ち合うという真似は不可能なのだが、[[トウリ]]などの空間系能力者は縄張りを守るかのようにイクシュバークの圧力を押し返すことで可能にした(現象としては神座世界の[[鬩ぎ合い>太極]]に似ている)。

境界面に対する優位性、理の押しつけが能力の肝なのだが、現状のイクシュバークはそこに全力を注いでいない。
この能力はヴィヴァスの『&ruby(マハーニルヴァーナ・タントラ){[[大涅槃遍照金剛]]}』で他の&ruby(クリシュナ){[[新世代]]}とリンクすることで類感系能力の特性を高めて、疑似的な空間系となるようにしている。結果的に能力を展開できる範囲が拡大され、前述のような使い方が可能になり、ヴィヴァスを守る結界も常時張ることができている。しかし境界面の優位性は劣化してしまった。
つまり、今のイクシュバークは本来の力を封印された状態にあるということ。

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**備考
インド神話におけるデーヴァ(神)の住む世界・天道のことをデーヴァローカと言う。天は三界に分けられ、その最高部に位置するのが無色界(むしきかい)。無色界はただ精神作用にのみ住む世界とされる。

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