****ゲート [[PARADISE LOST]]の用語。 [[大戦]]以後、[[隔離街]]と呼ばれるかつての神聖国家[[ソドム]]を覆う障壁。 巨大な積乱雲を思わせる紫色の波動と、螺旋を描き、絡まりあいながら、街を覆い尽くす乱気流はさながら檻を思わせる。 [[隔離街]]を[[隔離街]]たらしめている原因であり、外世界と[[隔離街]]とを隔てるように街をすっぽりと覆っている正体不明の障壁。 あらゆる物理的作用を反射し、一切を無効化する。外から内に入ることも、内から外に出ることもできず、あらゆる意味で[[隔離街]]を世界から孤立させている。 一方、現在はゲート制御装置と呼ばれる[[オーパーツ]]で隔離街内外の通行が可能となっている。制御装置は[[アスタロス>アスト]]をベースにした機械なのだとか。 本編の5年ほど前から[[無限蛇]]の管轄下で[[“外”>ツォアル]]との交易が行われており、その利益により蛇の支配はより強固に増した。 ゲートがあるため[[隔離街]]にある移動手段は街内部を移動する物に限られている。そのため飛行機などの長距離移動手段が存在しない。 [[無限蛇]]が利益を独占するためにゲートは完全に解放されていない。開けるのは外からの運搬船が来る時だけ。 交易に乗じて街から脱出しようとする並の者は[[ギース・クレメンス]]の管轄下から逃れられず皆殺しにされる。そしてそもそも並の者ではないなら街から出ようとなんかしない。 こういったことから街の外に出ることは蛇との全面戦争をすることを意味している。 ゲートの制御を理論化したのは[[カーマイン・オニキス]]であり、現状はすでに彼女の手を離れているが、曰く複雑な機械とのことで、今は[[ドクター]]に引き継がれている。 その正体は[[ネロス・サタナイル]]が開発した生体兵器——[[天使]]であり、その中でもグリゴリと呼ばれる一団だった者の末路。 本編の数千年前に[[アスト]]が殺した天使たちであり、[[アスト]]曰く弟たちとの事。リーダーは[[アザゼル]]。 見張るもの達と呼ばれており、死した後にもサタナイルに尽くし、責務に殉じて街を覆い尽くしている。 本編では[[アスト]]の[[アザゼル]]の[[式]]によって開かれたところを、[[ベルゼバブ]]に憑かれた[[ジューダス>ジューダス・ストライフ]]により「出迎えの祝砲」として滅却されてしまった。 ---- **備考 [[神なる座に列し伝わる救世主]]では、グリゴリの名は堕天使の総称になっている。 ---- **関連項目 -[[ネロス・サタナイル]] -[[天使]] -[[アザゼル]] -[[隔離街]] ---- - (∴)<入るか -- 名無しさん (2017-07-18 18:26:41) - つまり第五元素の壁・・・エーテル障壁か! -- 名無しさん (2017-07-18 21:33:50) #comment