禍憑き

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禍憑き - (2013/01/02 (水) 20:17:57) の編集履歴(バックアップ)


まがつき。正式名称は禍津日神禁厭神州でも最も有名な歪みのひとつ。その効力は一種の運気操作。危機に陥ったとき、その不運を別の者に押し付け、自身の身を守ることが出来る。相手に不運を与えることによる攻撃や、自らへの災いを退けることによる防御など多岐に渡るが、発動した後具体的に何が起こるのかは本人にもわからない。
高位の歪みほど禍憑きにより生ずる不運も強力になる。また歪みの程度と鍛練によってはある程度コントロールも可能。刑士郎に至っては陰の陸いう高位の禍憑きでありながら、不運を与える対象を選択できるほどの練度を持つ(しかしそれでも具体的に何が起こるかまではコントロールできない)。

ただし、禍憑きを使った場合運気改変の皺寄せとして「返し風」と呼ばれる同等の不運が他者を襲う。この対象は誰になるかは当の本人すらわからないが、通常は同じ禍憑きを持つ者、あるいは近しい存在の中から無作為に選ばれる。ただし、咲耶の場合はその範疇に収まらず、何が起こるのか予測できないため「爆弾」とも称される。
また坂上覇吐は、自らの歪みである桃花・黄泉返りを利用して、自分の受けた不運の返し風を、任意の対象にぶつけることができる(刑士郎はこれを「返し風が曲がる」と表現している)。

この歪みを持った者は凶月という苗字をつけられ凶月の里と呼ばれる場所に集まって暮らしている。それは歪み者・異端者の隔離のみならず、他者からの返し風を受けぬようお互いを監視し合うという意味合いも込められている。

元となった渇望は、「オレはこんな不幸要らねえ」
願ったものから取り逃がして、欲しいものから無くしていく、そんな不幸な運命に対する憤りから発生した渇望・異能である。

作中での禍憑きの発動と返し風

御前試合

覇吐との戦いにおいて刑士郎が使用。
文字通り、有り得ない領域の凶運を纏っての首を刈り飛ばす斬撃。何をどうしようが回避不能。足が滑るか、目が眩むか、それとも、いいや――それは雪の降りしきる中で落雷を呼び寄せ、その上覇吐に直撃するという、不運という言葉すら生温いデタラメ(普通雪の中での稲妻は地面から上に向かって発生する。つまり「落ちない」)を引き起こし、刑士郎が覇吐の首を刈り飛ばせるようにした。
返し風は覇吐当人曲げる、という形で終息した模様。

不破の関

  • 刑士郎の禍憑き
覇吐歪みを利用しての増幅攻撃のために使用。母禮の流れ弾の稲妻が「運悪く」覇吐を直撃するという形で発言した。
返し風は刑士郎の時と同様、覇吐歪みを利用して悪路へと曲げた。

  • 咲耶の禍憑き
爾子丁禮が「偶然」真の姿を開放。天魔はこれを相手にすることとなる。かつ、兵のほとんどが死傷したほどの戦場のど真ん中に存在しながら傷一つ負わなかった。
返し風は、竜胆の死。

  • 何か主に落雷がメインではないかと勘違いしてしまいそうだ -- 名無しさん (2012-08-20 16:19:37)
  • 雷を落とす技という印象が -- 名無しさん (2012-12-27 21:34:29)
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  • 不破之関の天魔二柱の撤退の理由は龍明が神咒を呼んだからでは?あと咲耶の禍憑きの返し風は竜胆の死 -- 名無しさん (2011-12-02 23:03:47)
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