「ふっ……!」

手にした拳銃が竜牙兵の頭蓋を打ち砕いた。
アーチャー、暁美ほむらは両手に持った銃を巧みに操り最小限の動きと魔力消費で次々と竜牙兵を撃ち抜いていった。

「いい加減に…消えろ!!」
『ハイィ~!ブドウスカッシュ!』

ブドウロックシードのエネルギーを纏った龍玄脚が大型の四足歩行の竜牙兵を蹴り砕いた。
その後互いに背中合わせになる形で合流すると、敵兵が残っていないか慎重に確認した。

「……終わったようね」
「ああ、だけどこれ、どう考えても足止めだよね?」

戦いの中で、二人は自分たちにこのような雑兵を差し向けてきた理由を悟っていた。
肝心のサーヴァントは一向に姿を見せず、アウトレンジから奇襲を仕掛けてくる様子もない。
おまけに先ほどから目的地である前川みくの住所がある方角からけたたましい轟音が数度響いている。
光実とみくが接触することを快く思わない者による妨害工作であると気づかない方がおかしい。
勿論敵の狙いに気づいた時点でローズアタッカーに乗って強行突破を図ることも考えた。
しかし敵陣後方に嫌がらせのように弓を持った竜牙兵が多数配置されていたため、突破を諦め地道に倒していく他なかった。

「急いで前川さんの家に行こう。こうして足止めをしてきたってことは逆に言えば相手は僕らが前川さんに接触すると不味いって自白してるようなもんだ。
あのアーチャーを利用できなくなるのは痛いし、上手くいけば敵を挟み撃ちにしつつ前川さんにもう一つ恩を売れるかもしれない」
「そうね。何より前川さんが心配だものね」

光実の心の奥底にある迷いを見透かしたかのような嫌味に一瞬頭に血が上りかけるが、挑発に乗ってはいけないと己を戒めた。
もっともアーチャーを見る目が鋭くなることは仕方ない。

「冗談よ。行くこと自体は反対はしない。
ストレートに考えれば敵のクラスはキャスター。時間をかけて魔力を集めるほど強くなるタイプだから放置は得策じゃない」
「キャスターって確か対魔力を持ってる三騎士には弱いクラスだったっけ?
普通に考えればあのアーチャーに仕掛けに行くのは自殺行為にしか思えないけど……」
「ええ、私もそこが引っかかっているのよ。
もしかしたらキャスターの性質を持った別クラスや、イレギュラークラスの可能性もないではないわ」

戦闘が前川みくの自宅方面で起こったということは、先ほどのような遭遇戦ではなく、敵がみくを狙って仕掛けた戦闘である可能性が高い。
言い換えれば敵には何らかの勝算があってみくの怪物的戦闘力を誇るアーチャーを敵に回したということだ。
手を拱いていては最悪みくを利用する機会が永遠に失われるかもしれない。それ以外の感情もあることを光実は決して認めはしないだろうが。

「とにかく真っ直ぐ前川さんの家に向かう。戦闘になるかもしれないから変身は解かずに行こう」

無造作にロックシードを放り投げ、バイク型のロックビークル・ローズアタッカーを呼び出した。
敵の魔術によるものか、周りにNPCの目がない今ならさほど目立つ心配はしなくても良いだろう。
龍玄が搭乗し、後ろにアーチャーが乗り込む形でエンジンを始動、アクセルを全開にして駆け抜けていった。






貴虎とキャスターが立てた作戦は大まかに言ってNPCの人払い、竜牙兵を差し向けての光実の足止め工作、前川みくとジャスティスの捕縛だった。
念には念を入れて眠りの魔術によってみくの意識を奪い令呪による援護を封じたものの、出撃前の段階で元から一般人に過ぎない彼女に状況に応じた令呪使用などできまいと結論づけられてはいた。
武器を持ったところでいざ本物の鉄火場に出くわせば足が竦み恐怖で冷静さを失いろくに身動きが取れなくなる。それが一般人というものだ。
前川みくが葛葉紘汰のような一握りの、戦いに関する天性のセンスの持ち主でないことは事前情報で既に明らかだった。

さらに対魔力というキャスタークラスにとっての鬼門を令呪によって打ち破った。
そうしておいてキャスターを後衛に置き貴虎が前面に立つことで互いの性能を最大限度に引き出してジャスティスを無力化することに成功した。
想定していた通り、マスターの性能に不釣合いなステータスに常時発動している能力まで持っているジャスティスは大技を撃った直後に魔力切れを起こした。
どんなにスペックが高かろうと稼働率が低くては兵器としての価値はガタ落ちするのは避けられない。
補給、兵站の維持・確保ができていた者とできていなかった者の差がそのまま結果になって表れた。

そして光実の足止めに向かわせた竜牙兵は数を多く投入するだけでなく、配置や行動パターンの設定を工夫することで十分な役目を果たしてくれた。
具体的には近接用の装備を持ったものにはヒットアンドアウェイを行わせ、遠距離装備の個体には遮蔽物を利用して射撃を行わせるなどの指示だ。
光実のサーヴァントが非力なこと、彼らが手の内を出し渋ったことが重なって対ジャスティス戦に介入されることは防ぐことができた。
元々キャスターがゴッサムのどこかで暗躍していることそれ自体は知られても問題なかった。
呉島貴虎がマスターであることの尻尾を掴ませなければ上首尾だったのだ。



そしてユグドラシルタワーに帰投した今、貴虎とキャスターは今回の作戦の成果を確認し合っていた。

「アーチャーの状態はどうだ?かなりの損傷を与えてしまったが……」
「外装は取り繕いましたが、戦闘に投入するには今しばらくの時間が必要です」
「やはりすぐに撤収して正解だったな」

作戦が最大限に上手く行っていた場合、鹵獲したジャスティスをそのまま光実主従にぶつける案も用意していないわけではなかった。
サーヴァントのみを倒し光実を捕らえ、ゲネシスドライバーを取り戻す必要があったからだ。
しかし結果から言えばそこまで上手く事を運ぶことはできず、ジャスティスは両腕を失い貴虎は疲労困憊、余力があるのはキャスターのみという状況だった。
未だ正体不明の宝具ないしスキルを持つ光実のサーヴァントを警戒して即座に撤退したのだった。
もしかすると光実だけはジャスティスが敵勢力に鹵獲されたことに気づくかもしれないがこればかりは如何ともし難かった。

「例の場所に向かわせた竜牙兵ですが、マスターの読み通り収穫を持って帰ってきました。これを」

そう言ってキャスターが貴虎に手渡したのは小玉スイカの錠前、ウォーターメロンロックシードだった。
無論、それは元々デェムシュと交戦し命を散らしたグラスホッパー団員が所持していたロックシードだ。

「上首尾だな。これはサーヴァントの手で造られたロックシードだが、強化を掛けることはできるか?」
「先に一度試しましたが、原理・構造は既に把握していましたので問題はありません。
それとこの錠前ですがサーヴァントの道具作成スキルによって生み出されたためでしょう、そのままでも僅かながら神秘を内包しています。
これがあれば本当の緊急事態、つまり貴方が敵の奇襲を受け私が駆けつけられない状況に在ってもサーヴァントへ対抗することができるでしょう」
「そうか。今はさすがに無理だが後で性能テストをしよう」

オーバーロード・デェムシュと交戦したグラスホッパーのウォーターメロン部隊は壊滅し、戦極ドライバーもロックシードも失われた。
しかし、運良く一基だけ破壊を免れ現場に落ちていたロックシードを差し向けた竜牙兵が持ち帰ることに成功していた。
ちょうど他のグラスホッパー団員が駆けつける直前のことであり、ギリギリのところで鉢合わせを回避できた。
あまりに凄惨な団員たちの死体と大規模な破壊の痕跡でカモフラージュされ、ロックシード一基の紛失は見逃されたまま犬養舜二に報告されていたのだった。
職業訓練を受けた警察官、捜査官ならともかく元々民間人に過ぎないグラスホッパー団員たちにそこまでの捜査能力はなかった。
こうした経緯によって、ウォーターメロンロックシードがかつて元の世界で運用した貴虎の手に戻ってきた。



「私は一度仕事に戻る。定時を迎え次第、アーチャーを交えて今後の方針の打ち合わせをする」
「アーチャーを?何故ですか?」
「情報の共有とすり合わせはしておいた方が良いだろう。
それに奴にはある程度マスターを守る気があるらしい。我々があの少女に手荒な真似をする気がないことを伝えれば、こちらの目的にも賛同が得られるかもしれない。
情報漏洩に関しても、制御が出来ているなら問題はあるまい」

アーチャーのクラスには単独行動のスキルがあり、マスターを失ってもある程度は現界が可能だ。
キャスターの宝具を知らなかったジャスティスからすれば、脆弱なマスターを切り捨てる選択肢もあったはずだ。
しかし実際にはマスターである少女を守ろうと動いていた。貴虎はここにジャスティスを自分たちに心服ないし積極的な協力を引き出す可能性を見出していた。
令呪による強制だけではなく、利を説き少女の安全を保証すれば納得ずくの協力を得られるかもしれない。
そうなれば聖杯戦争をさらに円滑に進められるというものだ。

「…わかりました」
「今回、我々は相当大きく動いた。監視網すらすり抜けてこちらの動きを察知した者がいないとも限らない。
そういった不穏分子の早期発見・対処、防衛態勢の強化、それにオーバーロードやサガラについても捨て置くことはできない。
毎度仕事を増やして本当にすまなく思うがよろしく頼む」
「……マスター、一つよろしいですか?」

これはいけない。余計なことを聞こうとしている、と自覚しながらキャスターは口を開いてしまっていた。
あちらが黙っているのだから自分もそうすればいい、とわかっていながら。

「どうした?」
「先ほどは危ういところを助けていただき感謝しております。
ですが……その、何故あのような真似を?」

先ほどの戦闘。貴虎はあろうことかキャスターを庇ってジャスティスの砲撃を受け止めた。
サーヴァントとは基本的にはマスターの戦闘代行者であり、悪い言い方をすれば聖杯を得るための道具だ。
いくらアーマードライダーの鎧と盾があると言っても、マスターがサーヴァントの盾になるというのは道理に合わない。
少なくともキャスターはそう考えていた。

「何故も何もない。ああでもしなければ君が殺されていただろう?
私とて自殺願望があるわけではない。君が強化を施した力があればこそ飛び出すことができた。
できる力を持つ者ができることをする。そこにマスターもサーヴァントもあるまい」

果たして貴虎の返答は全くもってキャスターの予想通りだった。
しばらく付き合っていれば嫌でもわかる。呉島貴虎は何時如何なる時でも為すべきと思ったことを為す、責任感が服を着て歩いているような男だ。
キャスターを庇ったのも、ただそうすることが正しいと信じたが故の行動だった。
その結果自分の身がどうなるかなど顧みることもせずに。

「ああ、そういえば言い忘れていたが、君の宝具は殺傷力こそないようだがあれはあれで素晴らしいな。
サーヴァントとマスターの契約を移し替える手段とはあれのことだったか」
「…え、ええ。正確には私の宝具はあらゆる魔術を初期化し無効にする対魔術宝具です」
「本来は他に数多いるだろう練達した魔術師のマスターや、君以外の魔術を操るキャスターに対して有効な宝具というわけか」

貴虎は勝手に納得したらしく、ひとしきり頷くと仕事に戻っていった。
この短刀が自身に向けられる可能性など、欠片も考えてはいまい。
もっともそんな節穴なマスターだからこそ、キャスターも宝具を見せるという選択を採ることができたのだが。



だが、内心でマスターを嘲るキャスターでさえ気づいていない誤算が生じていた。
彼らは確かに可能な限り慎重を期して行動し、秘密裏かつ速やかにジャスティスを鹵獲し自陣の戦力にするという快挙を成した。
密かに自分たちを見張っていた者の存在も考慮に入れ、対策を練ろうともしている。
それでも決して予期し得ない、間が悪かったと形容する以外にない誤算は常に存在する。






『みくでーす。李衣菜ちゃん、元気にしてる?
みくは今日からしばらく猫カフェ巡りのプチ旅行に行ってくるにゃ!
あんまり危ないところに行ったりしちゃ駄目だよ。……え、アーチャー、敵襲って……あ…な、に、これ……』

                 ――――――――とある一件の留守番電話のメッセージより






目新しい破壊の痕跡に、多大なダメージを受けたと思われるアパートメント。
それが前川みくの自宅に到着した光実とアーチャーが目にした光景だった。
人払いが行われたのかゴーストタウンのように周囲に人の気配はなく、安心して状況を検分することができたのは幸いか。
アーチャーが外の見回りを担当している間、光実は失礼とは思ったがみくの部屋を物色することにした。
玄関のドアに鍵がかかっていたが、緊急時につきブドウ龍砲で破壊して強引に部屋の中に入った。

(やけに綺麗だ……)

部屋の中が整理整頓されているから出てきた感想ではない。
他の部屋の多くは外からでもわかるほど壊されているにも関わらずこの部屋にはそうした形跡が見られない。
さらに言えば部屋の中は全く物が散乱している様子もなく、争った形跡はなさそうに見える。

「ん?」

目を引いたのはみくの自室と思われるある一室。
猫の人形が飾られた勉強用らしき机にクローゼット、ベッドがあるだけという簡素な部屋。
クローゼットを開けてみると旅行用のトランクがポツンと置かれていた。万一に備えて纏められた荷物だろうか。
その部屋にある、何とか人が通れそうな窓が開け放たれ、床にはスマートフォンが落ちている。


「電源は…入ってる。誰かに電話していたのか」

通話履歴を調べてみると、しばらく前に何人かの知り合いに電話をかけていたようだった。
その中にはクラスメイトの多田李衣菜の名前もあり、最後はどうやら彼女の携帯電話と自宅に電話していたらしい。
多田李衣菜とは全く会話したことがないではないが、例によって光実は学校では没交渉な態度を取っているため当然親しくはない。

『マスター、そっちはどう?』
『床に落ちてた前川さんのスマホを見つけた。それから関係あるかはわからないけど部屋の窓が開いていた』
『こっちは色々見て回ったけど、どうも追撃戦が行われたわけではなさそうよ。
破壊の痕跡が一定の範囲内に留まっていて、周りの道路や建物には全く及んでいない。
部屋の中に血痕や物が壊された形跡はなかった?』
『いや、そういうのは全くないね』

これらの痕跡が導く事実とは何か。
光実、アーチャーともにしばらく考えこみ、やがてアーチャーが推論を立てて光実に再度話しかけた。

『ここから見えるけど、前川さんの部屋は二階にある。
だとすれば彼女が窓を開けて脱出した、という線は考えにくいし…どちらかと言えばそこから攫われたと考える方が筋が合っている?』
『攫う?殺された、じゃなく?』
『殺すなら部屋にいるところを暗殺するなり部屋ごと、もしくはアパートごと吹き飛ばせば良い話よ。
仕掛けたのがキャスターだと仮定すれば前川さんを人質に取ってアーチャーを降伏させた、と考えることもできるわ。
正面切ってあいつと戦うのは無謀すぎるけど、マスターを抑えれば話は変わる』

アーチャーの仮説はなるほどこの状況を見る限り信憑性がありそうに思えた。
恐らく襲撃者は先ほどの光実らの戦闘を何らかの手段で目撃しており、光実の進路を妨害しつつ怪物的戦闘力を有するみくのアーチャーを利用しようと考えたのではないだろうか?

『そうだとすると、まだ前川さんが生きている可能性はある…のか?』
『なくはないでしょうけど、用済みになった後始末されたかもしれないわね。
キャスターならマスター権の強奪が出来ても不思議じゃない』
『マスター権の強奪…だって!?』
『ええ、令呪を移植するだけの魔術の力量があれば十分可能よ。
それにもし生きていたとしても、死んだ方がましな目に遭っているかもしれない。
生死はどうあれ、どちらにせよ彼女に利用価値が残っているとは思えない』
まるで早く前川みくのことは忘れて切り替えろ、と言わんばかりの物言いだ。いや、実際そう言っているのだろう。
アーチャーの意見が正しいことは光実とて認めざるを得ない。納得のいかない気持ちを抱えている方がお門違いなのだろう。
だが、それでも一つだけ譲れないことがある。

『なら、早く襲撃者の正体を割り出そう。あのアーチャーを利用しているならとんでもない脅威だ。
それに僕がマスターであることも知られているわけだから、このままじゃ後手後手になる』
『多分に感情論が含まれている気がしなくもないけど、今回は大いに賛成よ。
さっき私は一度時間停止を使っているから、そのトリックが解明・対策されるのは死活問題になる。
それに相手のクラスがキャスターなら、時間が経つほどあちらの防備や陣地は強固になっていくからますます脅威になっていく』

アーチャーが賛同しようがすまいが、光実の意思は既に明白だった。
襲撃者は前川みくを害した。つまりは光実のコミュニティに土足で踏み込んできたのだ。
自らの領域を荒らされた怒りが今の光実を強く突き動かしている。

無論、襲撃者がみくのアーチャーを擁している可能性がある以上早仕掛けが有り得ないことは重々承知している。
だが、絶対に楽には死なせないという暗い情念が浮かんでくることは止めようがなかった。



【UPTOWN SOUTH PT/1日目 午後】
【呉島光実@仮面ライダー鎧武】
[状態]肉体的ダメージ(小)、精神的疲労(小)、怒り、仮面ライダー龍玄・ブドウアームズに変身中
[令呪]残り三画
[装備]戦極ドライバー、ブドウ龍砲
[道具]鞄、ゲネシスドライバー、各種ロックシード、前川みくの鞄、前川みくの携帯電話
[所持金]現金十万程、クレジットカード(ゴールド)
[思考・状況]
基本:無駄な戦闘は避けつつ聖杯を狙う
0 襲撃者は絶対に許さない。絶対にだ。
1 前川みくを襲撃した陣営の正体と居場所を割り出す
2 アーチャーが弱すぎて頭が痛い
3 兄さんはマスターなのか?
4 赤髪のアーチャー(ジャスティス)、黒のライダー(バットマン)、ヘルヘイムの植物に警戒
5 勝利の為に全てを踏み台にする…?
[備考]
※所持ロックシードの内訳は以下の通りです
ブドウ、キウイ、メロンエナジー、ローズアタッカー、ヒマワリ
※前川みくがマスターだと気づきました
※アーチャー(ジャスティス)、ライダー(バットマン)のステータスを確認しました。
※ヘルヘイムの植物の存在に気づきました
※呉島貴虎がマスターではないかと疑っていますが確証は掴めていません。もしマスターであった場合殺すのは最後にするべきと考えています
※聖杯は時間の操作や平行世界への干渉も可能だと考えています
※前川みくの荷物から彼女の住所を知りました
※前川みくを襲撃したサーヴァントのクラスをキャスターではないかと考えています。
またアーチャー(ジャスティス)を支配下に入れている可能性も考慮しています
※多田梨衣菜とはクラスメイトですが、マスターであるとは気づいていません

【アーチャー(暁美ほむら)@劇場版魔法少女まどか☆マギカ~叛逆の物語~】
[状態]魔力消費(微)、肉体的ダメージ(小)
[装備]魔法少女の服、双眼鏡
[道具]
[思考・状況]
基本:今のところは光実の采配に従う
1 前川みくを襲撃した陣営はできるだけ早く落としたい。が、早仕掛けは慎む。
2 場合によっては自分の判断で動く。
3 赤髪のアーチャー(ジャスティス)、ライダー(バットマン)、ヘルヘイムの植物に警戒
4 引き続き周辺を警戒する
[備考]
※呉島貴虎がマスターではないかと疑っていますが確証は掴めていません
前川みく&アーチャー(ジャスティス)、ライダー(バットマン)の存在を確認しました
※光実の知る範囲でヘルヘイムについて知りました。
※前川みくを襲撃したサーヴァントのクラスをキャスターではないかと考えています。
またアーチャー(ジャスティス)を支配下に入れている可能性も考慮しています



【MIDTOWN COLUMBIA PT/1日目 午後】
【呉島貴虎@仮面ライダー鎧武】
[状態]肉体的ダメージ(中)、疲労(大)
[令呪]残り二画
[装備]黒のスーツ、魔力避けのアミュレット、対精神干渉礼装(試作型)
[道具]黒いコート、戦極ドライバー、各種ロックシード
[所持金]現金十五万程、クレジットカード(ゴールド)
[思考・状況]
基本:慎重に立ち回りながら聖杯戦争を勝ち抜く
0 光実を殺さずに済むのなら……
1 仕事を終え次第、キャスター(メディア)、アーチャー(ジャスティス)を交えて今後の方針を話し合う
2 グラスホッパーと武装勢力(志々雄真実の一派)の争いを静観し、マスターやサーヴァントの情報を手に入れる
3 自分がマスターであることとキャスターがユグドラシルに潜んでいることを極力知られないようにする。特にグラスホッパーの監視には注意を払う。
4 準備が十分に整ったら打って出る。その際は斬月に変身して正体を隠す。
5 ランサー(ウルキオラ)、オーバーロードに警戒。
6 できるだけ市民(NPC)に無用な犠牲を出したくはないが……
7 凌馬がサーヴァントとして存在するならば決着を着けなければならない。
8 今後自宅に帰るべきか、帰らないべきか……
[備考]
※所持ロックシードの内訳は以下の通りです
メロン、ヒマワリ×4、マツボックリ 、ウォーターメロン(改良型)
※キャスター(メディア)の魔術によって肉体及び斬月の機能を強化できます。
強化魔術が働いている間はサーヴァントにダメージを与えることができます
※ユグドラシル・コーポレーションの情報網から聖杯戦争に関係する情報を集めています
※グラスホッパーの内部にマスター、サーヴァントがいると考えています。
またそのサーヴァントは戦極凌馬ではないかと考えていますが確証までは掴んでいません
※武装勢力の頭領(志々雄真実)がマスターであることを把握しました
呉島光実、前川みくがマスターであることを把握しました
※ヘルヘイムの森及びインベスの存在を認知しています。これについては聖杯が意図的にヘルヘイムを再現したのではないかと考察しています
※魔力避けのアミュレットはDランクの対魔力に相当する効果を得られます
※対精神干渉礼装(試作型)はDランク相当の精神耐性系スキルに相当する効果を得られます
※令呪は普段はキャスター(メディア)の魔術によって隠蔽されています
※ライダー(バットマン)、アーチャー(暁美ほむら)、アーチャー(ジャスティス)のステータスと一部スキルを確認しました
※オーバーロードインベス(デェムシュ)、キャスター(デスドレイン)、ランサー(ウルキオラ)の存在を認識しました。
※聖杯戦争と知恵の実を巡る戦いに類似点があると考えています。
また、聖杯と知恵の実の双方を掌握している黒幕がいる可能性を考慮しています。
※アーチャー(ジャスティス)を支配下に置いたため以後「叛逆の王」の影響を受けません

ウォーターメロンアームズ@鎧武外伝 仮面ライダー斬月…スイカアームズのパワーを通常サイズのアーマードライダーで発揮することを目的に試作されたアームズ。
そのコンセプトに違わずエナジーロックシードをも凌駕するパワーと装甲を持つが装着者への負担が大きく原作で使用した呉島貴虎でも短時間しか動かせなかった。
ただし聖杯戦争ではグラスホッパー団員に普及させるため意図的に出力が下げられており、その分安定性が増し装着者への負担は軽減された。
アームズウェポンはガトリング機銃が取り付けられた大型の盾・ウォーターメロンガトリング。
原作では必殺技でもない弾丸が数発命中しただけで新世代ライダーに匹敵するスペックを持つ仮面ライダーイドゥンを変身解除に追い込むほどの威力を持つ。
ただし発射の際の反動、使用者への負担は非常に大きいと思われる。こちらも聖杯戦争では普及に伴いいくらかのデチューンが図られている。


【キャスター(メディア)@Fate/stay night】
[状態]健康
[令呪] 残り一画
[装備]ローブ
[道具]ヘルヘイムの果実(大量)、杖、ルールブレイカー、量産型戦極ドライバー
[思考・状況]
基本:聖杯を手に入れ、受肉を果たし故郷に帰る
1 今は貴虎の采配に従う
2 アーチャー(ジャスティス)を鹵獲した現場を察知した陣営がないかチェックする
3 そろそろ工房の防備を強化し、神殿化させる
4 陣地の構築や監視網の形成、ヘルヘイムの果実の解析、魔力炉の製作を進める
5 ランサー(ウルキオラ)、オーバーロードに警戒
6 状況次第では貴虎を見限る………?
7 少女(前川みく)を着せ替え人形にして遊びたい
[備考]
※ユグドラシル・コーポレーションの地下区画に陣地を形成しています。
今はまだ工房の段階ですが時間経過で神殿にランクアップします。
また工房には多量の魔力がプールされています
※陣地の存在を隠蔽する魔術が何重にも敷かれています。
よほど感知能力に優れたサーヴァントでない限り発見は困難でしょう
※現在ヘルヘイムの果実の解析を行っています。
解析に成功すれば果実が内包する魔力を無害な形で直接抽出できるようになります。
またさらに次の段階としてヘルヘイムの果実を材料とした魔力炉の製作を行う予定です。
※ユグドラシル・コーポレーションの支社長をはじめとした役員、及び地下区画に出入りする可能性のある社員、職員に暗示をかけ支配下に置いています
※使い魔による監視網を構築中です。
現在はユグドラシル・コーポレーションを中心としたゴッサムシティ全体の半分程度ですが時間経過で監視網は広がります
※グラスホッパー、武装勢力(志々雄真実の一派)、呉島光実、前川みく以外のマスター、サーヴァントに関わる情報を持っているかは後の書き手さんにお任せします
※魔力避けのアミュレットを貴虎に渡しました。 時間をかければより高品質な魔術礼装を作成できます。
※アーチャー(ジャスティス)対策のために精神防御に特化した魔術礼装の製作に着手しました。現在貴虎に渡しているのは急ピッチで用意した試作品です。
また礼装の研究・制作そのものは継続する予定です。
※グラスホッパー所有のヘルヘイムの果実を保管する倉庫を襲撃し、大量のヘルヘイムの果実と戦極ドライバー一基を奪取しました。
※ウェインタワーの上にいたサーヴァント(ジェダ・ドーマ)を視認しました。
※オーバーロードインベス(デェムシュ)、キャスター(デスドレイン)、ランサー(ウルキオラ)の存在を認識しました。
※聖杯戦争とヘルヘイムの関連性に関する貴虎の考察を聞きました。
※アーチャー(ジャスティス)のマスター権を入手しました。
※アーチャー(ジャスティス)を支配下に置いたため、以後「叛逆の王」の影響を受けません

【前川みく@アイドルマスターシンデレラガールズ】
[状態]精神的疲労(小) 、昏睡状態
[令呪]なし(擬似令呪)
[装備]私服、眼鏡
[道具]なし
[所持金]なし
[思考・状況]
基本:何が出来るのか解らない。でも、現実から目を背けたくない。
0 …………。
[備考]
※呉島光実がマスターだと気づいていません
※アーマードライダー龍玄の姿を確認しました。光実とは気付いていません
※アーチャー(暁美ほむら)、ライダー(バットマン)のステータスを確認しました。
※ジャスティスの生前、願いについて知りました。
※会場内においては346プロダクション所属ではなく、普通の留学生ということになっています。
※令呪及びアーチャー(ジャスティス)のマスター権をキャスター(メディア)に奪われました。
※現在キャスター(メディア)に埋め込まれた擬似令呪で消滅を免れていますが、この状態が持続するとは限りません
※多田梨衣菜の携帯電話に通話を試みましたが通じなかったようです。
また梨衣菜の自宅に留守番電話のメッセージを残しています

【アーチャー(ジャスティス)@GUILTY GEARシリーズ】
[状態]魔力充実、ダメージ(大)、両腕機能停止中、令呪による強制
[装備]自身に備わる兵装の数々
[道具]
[思考・状況]
基本:キャスター(メディア)及び呉島貴虎に従う(令呪による強制)
1 ダメージを修復しつつ待機
2 マスター……
[備考]
※マスターがキャスター(メディア)に変更されました。
ステータス値に変更はありませんが、全スキル・兵装・宝具が問題なく使用可能になりました
※令呪による強制が働いています
1 キャスター(メディア)及び彼女のマスター(呉島貴虎)に従う
2 キャスター(メディア)及び彼女のマスター(呉島貴虎)に害、不利益をなすことを永久に禁じる。
害、不利益を齎すとは知ることを話さない、翻意を隠す、嘘をつくといった行動全てを含む(上記1の令呪によってより強力に作用している)
※バットマン、インベスの存在を認識しました
※暁美ほむらに宝具『叛逆の王』は機能しません。
※前川みくの来歴、願いについて知りました。



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アーチャー(暁美ほむら)
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最終更新:2016年05月07日 18:19