ブリッツガンダム

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ブリッツガンダム - (2020/05/19 (火) 01:37:49) の編集履歴(バックアップ)


登場作品 機動戦士ガンダムSEED
型式番号 GAT-X207
全高 18.63m
重量 73.5t
所属 ザフト軍
搭乗者 ニコル・アマルフィ
武装 攻盾システム「トリケロス」
50mmレーザーライフル
ビームサーベル
3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
ピアサーロック「グレイプニール」
特殊装備 ミラージュコロイドシステム
フェイズシフト装甲

【設定】

「ブリッツ」のコード名で地球連合が開発した5機のガンダムの1機。
高機動と「ミラージュコロイド」によるステルスを利用した急襲や潜入を前提としており、機体色(電圧調整)や武装などもミラージュコロイドの使用を極力阻害しない様に設計されている。
その影響で本機はビームライフルより低威力低消費の「レーザーライフル」を装備している。
本機の武装の殆ど(レーザーライフル、ビームサーベル、ランサーダート)は右腕の固定武装「トリケロス」に内蔵されている上、トリケロスはシールドも兼ねている為、右腕を紛失するとほぼ無力になってしまう。
また武装の関係上遠距離戦には全く向かないので、高機動を生かした近距離戦が出来ないとどうにもならなかったりする。

尚、ブリッツは「電撃」の英訳。要するに機体のコンセプト通り電撃特攻という奴である。


【武装】

攻盾システム「トリケロス」

右腕に装備された複合兵装で対ビームコーティングシールドにビームサーベル、50mmレーザーライフル、ランサーダートを搭載している。
上記にもあるようにブリッツの武装はこの右腕のトリケロスに集中している為、右腕が失われてしまうと無力化してしまう他、シールドが大型なので武器としての取り回しが悪いという欠点を持つ。



50mmレーザーライフル

中距離戦用の射撃武装。ビームライフルとする資料もある。
近距離戦闘での使用を重視している為、他の初期型GAT-Xシリーズのビームライフルより出力は低めとなっている。

ビームサーベル

レーザーライフルの直下に搭載されたビームサーベル。
盾ごと振り回す形で使用する。

3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」

杭状のロケット推進弾。敵装甲を貫徹後に炸裂し、内部から打撃を与える。

ピアサーロック「グレイプニール」

左腕に装備された有線式ロケットアンカーで、ブリッツの武器で唯一トリケロス外に内臓されている。
名前の由来は北欧神話において魔狼フェンリルを縛り付ける為に用意された魔法の紐から。


【原作での活躍】

ニコル・アマルフィによって強奪をされ、それ以降彼の専用機となった機体。
連合軍の宇宙要塞「アルテミス」に奇襲を仕掛けるなどストライク、アークエンジェルと交戦する。
オーブ近海の戦闘で、右腕を切断されイージスを庇う為、左手にランサーダートを持ちソードストライクに特攻を仕掛けるがコックピットを攻撃され撃破される。

なお、切断された右腕は後にガンダムアストレイゴールドフレーム天に移植された。


【パイロット説明】

ニコル・アマルフィ

CV:摩味(テレビ版)/朴璐美(スペシャルエディション版/各種ゲーム作品)

ザフトに所属するエリート「赤服」だが、穏やかな性格でピアノが趣味とおよそ戦争には向かないタイプ。兄のように慕うアスランと同じくナチュラルに対して特に偏見はない。
Gパイロットたちの緩衝材として度々衝突するアスランイザーク・ジュールを宥めていた。
その性格、メンバー最年少、戦闘でも慎重派ということもありイザークとディアッカには「臆病者」と軽んじられることが多かった(一人でアルテミス攻略作戦の先端を開くことを提案し、完遂するなど別に臆病ではない。むしろ二人の方が役立たずだった)。
原作では第1話でブリッツガンダムを強奪、その専任パイロットとなる。その後はクルーゼ隊及びザラ隊の一員として度々アークエンジェルとストライクガンダムを攻撃する。
中盤、オーブから出たキラ達を島で攻撃、ストライクに武装の殆どが集中している右腕を切り捨てられ離脱したかに見えたが、キラに追い詰められたアスランを救う為ランサーダートを1本だけ左手に持って特攻。キラにシュベルトゲベールで胴体部を切り裂かれ(突然現れたニコルに思わず攻撃動作をしてしまった)、そのシュベルトゲベールが胴体部に食い込んだままと言う壮絶な状況ながらも優しさを失わず、アスランに逃げるように言い戦死する。
最期の台詞は「母さん…僕の、ピアノ…」と思われているがそれは走馬灯の最後に頭の中で呟いた一言であり、口に出した言葉としては「アスラン……逃げて」が最期の言葉である。いずれにせよ、ニコルの性格をストレートに反映した言葉と言えよう。
彼の死はアスランとキラの確執を決定的なものにし、結果的にザラ隊メンバーの結束を固めるという皮肉なものとなった。

ちなみに「スパロボ」では「W」、「CC」、「XΩ」では生存する。「W」以外ではDESTENY時代の二コル(見た目はそのままだが)を見る事が出来る。
「W」だとアストレイも参加しておりゴールドフレームもいるのだが、生存させた場合ブリッツの腕が増えていることになる。



【原作名台詞】

  • 元々そちらの物でしたっけね…弱点もよくご存知だ!
    • ミラージュコロイドの弱点(展開中はPS装甲を使用できない)を付かれた際の台詞。
  • アスラン下がって!
    • 追い詰められたアスランを助ける為にミラージュコロイドを解除、ストライクに特攻するが…


【ゲーム内での活躍】

連合VS.Z.A.F.Tシリーズ

GAT-Xシリーズの例に漏れずコスト450で参戦。
原作同様機動力が高く、ガンガンシリーズのM.E.P.E.ハイパージャマーの始祖であるミラージュコロイドもあって回避力はかなり高い。
だがBRの弾数が少ない、格闘火力が低い、格闘1コンボの時間が長過ぎてカット耐性が劣悪と単純な火力は絶望的。
喰らわずに当てるが他の機体以上に必要な、勝つという意味では扱いの難しい機体である。

ちなみにIIから登場したガイアガンダムと、使わなければ分からない部分での短所が似通っている。
またデザインや機体色にも兄弟機的要素があり、無印で本機を使っていた人がIIでガイアを使うなんて事はそこそこ良くある事だった。

但し機体フレームとコンセプトから言って、ブリッツの本当の後継機はフォビドゥンガンダムである。

ガンダムVS.ガンダムシリーズ

「NEXT」からイージスのアシストとして登場。
死亡直前の特攻を再現している為右腕が無く、左手にランサーダートを1本持って敵に突っ込む。
ビギナ・ギナのアシストベルガ・ギロスによく似ているが、こちらは「スピードが速い」「若干追尾性能で劣る」「最初はミラージュコロイドにより消えている為視認され難い」といった違いがある。
どちらも有用なアシストである事に変わりは無いので、使い残しの無い様にしたいものである。

ちなみにアスランはアシスト使用時に大抵止めようとするかの様にニコルの名を叫んだりニコルの特攻に驚いたりするが、たまに「ニコル、頼む!」と言う事がある。アスラン鬼畜。

「NEXT PLUS」ではNEXT-PLUSモードでニコルの乗機としてCPU専用で登場。基本は連合VS.Z.A.F.Tシリーズからの流用で、ミラージュコロイドで消える事もある。ランサーダートに関してはスタンからよろけになった。また、専用ミッションもいくつか用意されている等結構いい扱いを受けている。

EXVS.FB

家庭版のDLCとして参戦。性能は下記の通りなのだが、弱体化される前の性能でやってきたため、ネット対戦のいたるところで大暴れている。
本作はデュエルが悲惨な性能なので、ザラ隊ペアで組むのは無理だろう。

EXVS.MB

コスト2000の近距離寄り万能機として参戦。
基本は連ザから変わってないが、格闘では単発多段ヒットだった横格が通常の2段技の打ち上げヒットになり、コンボに繋げれるようになった他、射撃派生にランサーダート射出と特格派生にミラージュコロイドを展開しながらの乱舞攻撃が追加された。
そしてミラージュコロイドは連ザ同様足を止めずに展開できるようになっており、メインからのキャンセルルートが追加されて振り向き撃ちメインから出すことで落下でき、さらに持続もデスサイズより長いとさらに優秀になった。
覚醒技はミラージュコロイドを展開し突撃、乱舞攻撃を行う。突進速度が優秀で、生当ても狙えるほど。大きく動く上にモーションが終わるまでミラージュコロイドが続くのでカット耐性も高い…どころか避けられても反撃されにくいといった非常に優秀な性能。
アシストにはイージス(レバーNでスキュラ照射、レバー入れで突撃)が控えるという、NEXTとは逆の関係で参戦という面白い現象が起こっている。
そしてNEXTでの仕返しのつもりなのか突撃では自爆させる。生当てなら自爆後に追撃もできるので火力源になる。
全体的に生存能力と援護能力に長けており、総じて高い性能から人気のある機体である。
弱点は耐久が低いので事故に弱いことと射撃の手数が少ないので放置に弱い。
間違っても焦って突撃することはせず、二コルのように仲間を信じ、勝利を手にしたいところだ。
アップデートにより多少弱体化したが、赤ロック短縮により射撃戦がきつくなったサンドロックと違ってやることに変わりはない。

今作の二コルはクルーゼ、イザークに特殊台詞があるだけではなく、新緑のあるアスラン、同じ声のロラン、そしてカトルとはお互いに掛け合い台詞が用意されている。
余談だが、ガンガンからアスランはアシストとしても参戦していたが、性能はボスフリ(ミーティア時)以外は役に立たないと評判だったが、イージスのアスランは非常に優秀な性能である。

ちなみに、覚醒技時に「ミラージュコロイドを使用した高速戦闘」と言っているが、本来ミラージュコロイド中はブーストを使用すると熱源探知やらに引っかかるので本来やる意味はない。

EXVS2

GVSの新技、ミラージュコロイドを展開してからの攻撃が格闘CSに追加。
さらにアップデートにて強化されたが、本作だと範囲攻撃や前作から弱体化された移動ゲロビなどミラージュコロイドを無視して攻撃できる機体の増加、射撃戦の継戦能力の低さなどの問題もある。

そのため今回もクルーゼ隊及びザラ隊の面々とは相性が悪い。


【勝利・敗北ポーズについて】

勝利ポーズ

通常時:グレイプニールのアーム部分を開いてポーズ。
覚醒時:ミラージュコロイドを解除して現れ、トリケロスからビームサーベルを発振させる。

敗北ポーズ

原作最期の再現。ソードストライクの対艦刀が胴体に食い込んだ状態で、機体がスパークし爆発。
右腕は喪失しており、左手にダートを持ってるのも再現されている。
ツールボックス

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