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ラー・カイラム - (2020/05/21 (木) 23:49:45) の編集履歴(バックアップ)
【設定】
地球連邦軍(エゥーゴ、ティターンズを含む)が一年戦争時から蓄積したMS母艦のノウハウをすべて投入した「ラー・カイラム級」機動戦艦の一番艦(ネームシップ)。
砲の数は少ないが、ミサイルと連装メガ粒子砲、そして多数の艦載機による高い火力と500m近い大型艦の割に機動戦艦の名に相応しい高い機動性による戦場への展開力を両立した傑作艦となっている。
完成度の高さからU.C.150年代でも同型艦が運用されており、ジェガンと並び連邦軍では最も息の長い艦種となった。
基本は、本艦のダウングレード版とも言えるクラップ級と共に運用されている。
【武装】
対空機銃
艦のあらゆる場所に22基設置されている機銃。
ミサイル・ランチャー
艦首の左右に射出口が6基存在する。
連装メガ粒子砲
本艦の主砲。となるメガ粒子砲。
前面上部に2基、前面下部に1基、後方に1基の計4基8門が設置されている。
UC0096年時には前面下部の1基が取り除かれている。
核ミサイル
アクシズ破壊の為に使用した戦略兵器。
【原作での活躍】
地球連邦軍外郭部隊「ロンド・ベル」の旗艦として登場、艦長はブライト・ノア。
5thルナ攻防戦では作戦失敗したものの、ロンデニオンでカムラン・ブルームから核ミサイル15基を受領(横流しとも)し、νガンダムも配備され万全の体制を整えてアクシズでの決戦に臨む。
核ミサイルによる外部からの破壊には失敗するものの、ラー・チャターの艦を盾にした決死の防衛等もあり激戦の最中アクシズに取り付き、ブライト指揮の工作部隊が内部に侵入、爆薬を設置してアクシズを離れ、紆余曲折はあったもののそのまま終戦を迎えることとなった。
3年後のUC0096年時においてもロンド・ベルの旗艦として登場。
新型エンジン「ミノフスキー・クラフト・エンジン」の重力下での実地試験のために地球に降下していたところ、ブライトがローナンからの協力要請を承諾したこととバンシィの配備によりラプラスの箱に関する事件に関わることとなる。
【搭乗員説明】
ブライト・ノア
CV:鈴置洋孝(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)/成田剣(機動戦士ガンダムUC)
一年戦争時は、
こちらを参照。
グリプス紛争、第一次ネオ・ジオン抗戦時は、
こちらを参照。
地球連邦軍外郭部隊「ロンド・ベル」の旗艦ラー・カイラムの艦長。
一年戦争時には敵として、グリプス戦役時には味方として戦ったネオ・ジオン総帥
シャア・アズナブルの野望を阻止する為に奔走した。
この時、息子のハサウェイも初陣を飾ることになるのだが、ブライトは彼に遺書を書かせるなど、軍人としての心構えを息子に見せ、伝えた。
しかし、まさかこの戦争でのある出来事が原因で、息子がシャアの思想に共感し、テロリストになるとは思わなかっただろう。
UC0096年では、ロンド・ベル隊の司令官に就任、相変わらず旗艦「ラー・カイラム」の艦長として政治的にも現場指揮官としても多忙な日々を過ごしている。
VSシリーズではホワイトベースのアムロを始めとするクルー達によるブライトへの不満が聞けたり、シャア(クワトロ)が「やるな!ブライト」と舌を巻いたりする。
【原作名台詞】
- 「すまんが、みんなの命をくれ」
- 「逆襲のシャア」から。
クルーに対するブリーフィングの最後にブライトが言ったセリフで、これに対するクルーたちの返答は「無言の敬礼返し」であった
非常に格好いいシーンであり、同時にブライトに対するクルー全員の絶大な信頼を現わしている。
- 「その時、君の目の前にガンダムがあったのは偶然かもしれない。今までガンダムに乗ってきた者も皆そうだった。だが、ガンダムに乗るかどうかは自分で決めたことであって、偶然ではないはずだ。違うか?」
- 「かつてガンダムに乗った者たちと同じく、君もガンダムに選ばれたのだと思いたい。いつもそれは、結果的に必然だった…善くも悪くも、な」
- 「絶望を退ける勇気を持て。君がガンダムのパイロット…『ニュータイプ』であるなら」
- 「ガンダムUC」から。
連邦に捕まり迷走するバナージ・リンクスを勇気付けた一連の台詞で、これまで最も多くのガンダムパイロットと関わってきたブライトだからこその台詞。
バナージはこの言葉に勇気付けられ、ユニコーンと共に革新し始める。
- 「そうでもないさ。歴代のガンダムは、連邦軍にいても、いつも反骨の精神をもった者が乗っていたな。そして、ガンダムの最後は、いつもこうだ。首がなくなったり、機体が焼かれたり、バラバラになったり……。しかし、反骨精神は、ガンダムがなくなったあとでも健在だったものだ」
- 「閃光のハサウェイ」の最後。
捕獲されたΞガンダムを見ながらメカニックマンに「不穏分子が使うモビルスーツに、ガンダムという名称をつかうなんて、許せないでしょう?」と言われたブライトの返事。
アムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタ、バナージ・リンクスといったガンダムパイロットらを見続けてきた経験のこもった台詞で歴代のファンなら感涙もの。
しかし、ブライト自身はΞガンダムに自分の息子が乗っていることを知らないまま終わったのだった…。
【ゲーム内での活躍】
EXVS.
CPU戦で登場。