ガンダムアシュタロン

ガンダムアシュタロン
GUNDAM ASHTARON
登場作品 機動新世紀ガンダムX
型式番号 NRX-0013
全高 19.5m
重量 10.2t
所属 新地球連邦軍
武装 ショルダーバルカン
ビームサーベル
アトミックシザース
ノーズビーム砲
ビームスピア
特殊装備 フラッシュシステム
搭乗者 オルバ・フロスト


【設定】

第7次宇宙戦争後に開発された次世代可変モビルスーツ。
アフターウォーのガンダムの中でも一番大きい19.5mの大型機*1
大出力によるパワーと機動性、高い防御力を兼ね備えた機体。

同じ可変型ガンダムとなるガンダムエアマスターとは設計思想が反対で、パワー重視であり大型バックパックユニットを搭載、変形時にはガンダムヴァサーゴを乗せて飛ぶこともできる。
ただし、ゲーム中でもひょいひょい乗せているので誤解されがちだが、本編中に於いて本機がヴァサーゴを乗せて飛んだのはMAエスペランサ追撃戦の一回のみで、更にその際アシュタロンの左右バックパックユニットには長距離用ブースターが増設されておりどちらかというとその上に乗っていたというが正しい。
上記を除けば本編中ではアシュタロンとヴァサーゴは並走して飛行しているシーンの方のみ(但し、強化後はむしろ兄が乗っている事の方が多くなる)。
大型の機体だがその大出力を活かした非常に高い推力を誇り、モビルアーマー形態は極めて高い加速性・高機動性を発揮する。

左右バックパックユニットに装備されたアトミックシザースは、捕獲した相手を握り潰す・突き刺すなど多彩な攻撃が可能。変形時にも格闘戦に対応できる上、内部にはビーム砲も備えられているので射撃戦も可能。
MA形態時に機首となるバックパック中央のノーズカウルユニットにはモノアイが付いており、変形時は(正面から見た時は)ガンダムと思わせない外見となる。
劇中では一度だけ、ボウガンに似た形状のビームライフルと、ヒート刃を発熱させ投擲出来る投槍形態を使い分ける事が可能なビームスピアという武装を装備してエアマスターに損傷を与えた事がある。

なお、アシュタロンの名はヴァサーゴと同じくソロモン72柱の悪魔の一柱「アスタロト」が由来となっている。


【武装】

ショルダーバルカン

肩部分に装備された機関砲。
モビルスーツ形態時のみ使用可能。

ビームサーベル

高出力のビームサーベル。シザースと併用する事で戦況を有利にする。
グリップ形状はガディールと本機しか使っていない円筒形の物。

アトミックシザース

左右バックパックユニットに内蔵された鋏。
接近戦における強力な武器であると共に、折り畳み式伸縮機構のアームにより自由自在かつ高精度で動かす事が可能な他、バーニアが組み込まれている為、メインスラスターとしても機能する。
劇中やVSシリーズでは挟む事による相手の手足の拘束用途が多いが一般量産MS程度なら閉じた状態で刺突して貫く事も可能。

シザースビーム砲

シザース部分に内蔵されたビーム砲。
アトミックシザースの多角的稼動のおかげで相手から意表を衝いた射撃攻撃を行う事等が可能。

ノーズビーム砲

バックパック中央部ノーズカウルユニットの左右に装備されたビーム砲。
主にモビルアーマー形態時に使用される武装で機首部分に装備される。

ビームスピア

ヴァサーゴの「ストライクシューター」に相当する追加オプション武装でボウガン状のビームライフルとヒートランスの2種類の形態に変形可能な複合武装。


【原作の活躍】

オルバ・フロストの機体として登場。
双子の兄シャギアが駆るガンダムヴァサーゴと共に幾度と無くフリーデン一行の前に立ちはだかった。


【搭乗者】

オルバ・フロスト

CV:佐々木 望

フロスト兄弟の弟の方。
普段はフリーランスのMS乗りを装っているが、その正体は地球連邦軍再建委員会のエージェント。
兄シャギアと比べると、オルバの方は眼光が鋭く、アダルトな雰囲気の兄と比べて若々しい感じである。顔と実年齢が合っているとも言える。
性格面ではオルバはやや激昂し易く、度々シャギアに諌められている。

【原作名台詞】

  • 「今だよ兄さん!」
    • 大抵ガロードを捕えてシャギアにトドメを刺させる際に度々言う台詞。そして毎度の如く失敗するので「もらったぁ!」並に相手に生存フラグが立つ台詞と化してしまった。

  • 「再会を祝してお茶でもどう?…もちろん君のおごりでね」(第8話)
    • フリーデン出奔中、迷えるガロードの前に現れて。フリーデン潜入からの裏切りを経てこの台詞である。もっとも、チンピラに絡まれていたガロードを助けた状況ではあったのだが。

  • 「僕たちは次のステージへ上がるよ。君を踏み台にしてね…」(第24話)
    • 上官であったアイムザット・カートラルを抹殺する際の一節。


【VS.シリーズの活躍】

ガンダムVS.ガンダム

モビルアーマー形態のみ登場。
ガンダムヴァサーゴは変形したアシュタロンに乗る事で可変機扱いとなっている他、特殊格闘でアシュタロンが目標に向かって飛んでいき、敵機を捕らえる。

ガンダムVSガンダムNEXT

基本的には前作と同じ役割。

ちなみにゲーム中アシュタロンに捕まれると捕まれた機体が「放してくれ!」といわんばかりの動きをする(イージスの特格も同様)。
その時パイロットはどんな操縦をしているのだろうか。あの動きはMFじゃなきゃ無理な様な気がするが。

EXVS以降

ヴァサーゴがチェストブレイクに強化されたのに伴い、こちらもガンダムアシュタロン・ハーミットクラブとして登場。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

11話の第7回ガンプラバトル選手権世界大会予選第2ピリオドでガンダムヴァサーゴ・チェストブレイクガンダムエピオンバンデットビギナ・ギナと共にガウの中から登場。
とある理由からリカルド・フェリーニに恨みを持つファイターが使用し、ゲンガオゾとガウも加えて7機がかりでウイングガンダムフェニーチェに襲いかかったが、ヴァサーゴCBが撃墜された直後にスタービルドストライクガンダムのスタービームライフルで撃墜された。ヴァサーゴCBのファイターを兄さんと呼んでいた。


【余談】

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の外伝作品「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼」に名前の由来が同じガンダムタイプのMS「ガンダム・アスタロト」が登場する。


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最終更新:2023年08月31日 18:15
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*1 他の機体は16~18m程度