ガンダムDX GUNDAM DOUBLE X |
登場作品 |
機動新世紀ガンダムX |
型式番号 |
GX-9901-DX |
全高 |
17.0m |
重量 |
7.8t |
所属 |
フリーデン |
武装 |
ヘッドバルカン マシンキャノン ブレストランチャー DX専用バスターライフル ハイパービームソード ツインサテライトキャノン ロケットランチャーガン ツインビームソード ビームジャベリン G-ハンマー Gビット ディフェンスプレート |
特殊装備 |
サテライトシステムMK-II フラッシュシステム |
搭乗者 |
ガロード・ラン ティファ・アディール |
【設定】
新地球連邦軍が
ガンダムX2号機のデータを元に開発した新型モビルスーツ。
勘違いされる事が多いが移植しているのは2号機のフラッシュステム及びサテライトシステム関連のみで機体そのものは新造である。
最新技術によりGXから基本性能が大幅に向上しており、戦後に開発されたMSの中では最も強力な機体の一つ。
MS単体としては究極的な火力を持ち、2号機からのシステム移植によりGビットの運用機能も引き続き可能となっている。
両腕、両足にエネルギーラジエータープレートを装着して冷却効率を向上し、エネルギー容量の拡大とリフレクターの大型化によって出力を飛躍的に向上させたサテライトシステムMk-IIを装備しており、これによって得られたエネルギーを一挙に開放する「ツインサテライトキャノン」はサテライトキャノンの数倍以上の威力を誇る。
そのため、ガンダムXにも増してMS単体として考えられないほどの攻撃力(特に超長距離砲撃による戦略的な観点で)を持つ。
それはコロニーは愚か地上の基地一個分を丸々吹っ飛ばす、人工島とは言えども島一つを吹っ飛ばすなど歴代砲撃系武装と比較してもトップクラスの破壊力と射程を誇る。
基本武装はライフル・ソード等、オーソドックスであるが、それぞれがMSの携行武装としては当時最強クラスの物を装備している。また、オプション武装も豊富に用意されている。
機体自体の出力・装甲・機動性も飛躍的に向上し、重装甲と高機動と併せ持つ。そのパワーはエックスや
ガンダムXディバイダーの時には身動きすら出来なかった
ガンダムアシュタロンのアトミックシザースを拘束された状態から強引に引き千切って脱出して見せる程。
脚部各所にも機動性向上の為のスラスターが増設され、白兵戦でも極めて優れた運動性を発揮する等、MS単体としての戦闘力も大幅に強化されている。
Gファルコンとの合体機能も搭載されており、合体することにより機動性の大幅な向上と中・遠距離武装の充実による対MS戦能力が強化される。
またオプションの増設Eパックによりツインサテライトキャノンを最大出力かつ月無しで発射可能となる。
なお、DXは「ダブルエックス(Double X)」と読む。
【武装】
ヘッドバルカン
頭部に2基が内蔵されている機銃。
主に牽制やミサイルの迎撃に用いられる。
マシンキャノン
肩部に2基設置された中型ガトリング砲。
コルレル戦等で使用しているにも関わらず文字設定では未記載。
ブレストランチャーの一部に含める資料もあるが設定上ブレストランチャーは胸部下2門のみなので誤りである。
ブレストランチャー
胸部インテーク下に2門を内蔵している大口径ガトリング砲。
これのみで一般MSを撃墜破壊可能な程の威力がある。
前述の肩部マシンキャノンを含める資料もある。
DX専用バスターライフル
本機専用に開発された高出力のビーム兵器。
専用バスターライフルと銘打っているが、実際はフリーデンのメカニックのキッド・サルサミルが調達をした武装である。
純正武装ではないがゾンダーエプタでの調整時に同形状のライフルを装備しているのでDXからデータを得て作成されたと思われる。
シンプルな作りとなっており、長銃身による高い収束率と信頼性を持つ。
破壊力も高く標準的なビームライフルの数倍の威力を発揮する。
オプション武装を除くと中・遠距離射撃戦用の唯一の武装であるが故に相手によく狙われ破壊されたりはたき落とされたり等使用不能にさせられる事が多かった。
ハイパービームソード
腰部の左右サイドスカートに1基ずつ、計2基を装備した大型のビームソード。
ガンダムX同様サテライトシステムからエネルギー供給を受ける。
新型サテライトシステムの恩恵により非常に高出力で本機の対MS戦の要ともいえる武器で、MS用手持ち武装としては当時最強の武装の一つ。
単純に白兵戦での斬り合いで使うのみならず、アベル・バウアーのビットMS軍団と戦った際にはティファのNT能力から本体を発見し、意表を突いたソードの投擲で撃破する場面もあった。
ツインサテライトキャノン
本機の象徴的武装である戦略級兵器。
前述のサテライトシステムMk-IIによりGXのサテライトキャノンの数倍以上の威力を叩き出す大出力長距離用ビーム砲。
その威力は本機を開発した人工島、ゾンダーエプタを1発で文字通り消滅、新連邦の航空基地を1発で破壊、センサーの探知圏外距離からコロニーレーザーを1発で破壊、サテライトキャノン同士の激突で3000㎞以上ある月の3分の1近い規模の大爆発が起きる等々、MS単機の武装としては規格外の破壊力を持つ。
そしてエネルギー容量の増大により連射が可能になったのも大きな特徴で、本編ではコロニーレーザーに脅しの2発(内一発は外壁を意図的に掠らせるというこの種の兵器では驚異的な精度の砲撃を行っている)と破壊のために1発の計3発を一度のチャージで発射している。
弱点は位置確認用の月からの照準用レーザーが非常に目立つ事と受信が完了するまで動けない事。
だが、本機はラジエタープレートからの排熱がエネルギーフィールドのような役割を果たし敵を寄せ付けない為、敵MSが近くにいる場面でもお構いなしに発射するシーンがある。
尤も本来は超長距離からの戦略砲撃用兵器なのでVSシリーズの様な対MS戦でわざわざ使うような武装では無いが。
ディフィンスプレート
キッド・サルサミルが調達した専用シールド。
こちらもライフル同様にゾンダーエプタでDXが装備しているのでデータを参考に作成されたと考えられる。小型で強靭であり、取り回しに優れている。
正規軍の武装でなければ傷一つ付ける事の出来ない強度を誇るが、DX入手以降は主に正規軍ばかりと戦うので破壊されたり腕ごと斬り落とされる、腕部マウントや手から弾き落とされる等使用不能な状況に陥る事が多かった。
【武装(設定)】
実は劇中で使用していないオプション装備が豊富にあり、VSシリーズ含め最近の各種ゲームでは使用できる機会が増えてきた。
アニメ本編でも使用を予期された設定画が存在するが、短縮の影響で格納庫内に一部が映される程度に終わってしまった。
Gビット
GX2号機のシステムを移植している為、本機もGビットの指揮・連携機能を有している。
VSシリーズでは2体しか随伴しないが本来は本体+Gビット12機の計13機で運用する。
G-ハンマー
鉄球部にブースターが付いておりワイヤーで手持ち部分と繋がっている近接打撃武器。ブースターにより投擲後もコントロール可能。
地上や宇宙は勿論、水中戦でも威力を発揮する。
元ネタは
ガンダムのハイパー・ハンマー。
ビームジャベリン
先端からビームの穂先を形成する槍型ビーム兵器。
リーチが長く、敵の間合いの外からの攻撃が可能。
元ネタはガンダムのビーム・
ジャベリン。
ロケットランチャーガン
大型のロケット弾体を銃型のランチャーで撃ち出す武装。
大型弾頭のため携行弾数は限られるが凄まじい破壊力を持つ。
ツインビームソード
グリップ両端からビーム刃を形成する双頭刃型のビーム兵器。
出力はハイパービームソードをも凌駕する。
現状はゲームでも使用されていないが、ハンマーやジャベリンの例を見るにそのうち使用可能となるかもしれない。
【原作の活躍】
新連邦の力の象徴となるべくしてゾンダーエプタで開発された機体であったが、フリーデンのクルーによって奪取された。
後に反新連邦の戦いに投入され、更には宇宙革命軍に対しても駆け引きの末コロニーレーザーを破壊した事を始めとして介入する事となり、両陣営に捉われず戦争を終結に導く為に
ガロード・ランと共に戦場を駆け抜けた。
最終的に月面でのフロスト兄弟とのサテライトキャノンの打ち合いで大破、放棄されている。
ブリトヴァ戦で破壊された専用バスターライフルの代わりに腕を斬られた
ガンダムエアマスターバーストのバスターライフルを使用したり、ラスヴェート戦で破損されたバックパックスラスターの代替としてGXDVからディバイダーを受け取って(あくまで推進機能のみで武器としては使用していない)使用したこともある。
余談ではあるが本機は奪取時や第8次宇宙戦争時のフロスト兄弟戦など、MFばりに徒手空拳で戦う事も多く、VSシリーズ内では特殊格闘等で再現されている。
【パイロット説明】
ガロード・ラン
CV:高木渉
「炎のモビルスーツ乗り」を自称するバルチャーの少年。
ニュータイプの登場する作品では珍しく特殊能力を持たない主人公だがMSの操縦センスや順応性は高く、ジャミル・ニート等から天才的と評される程でビット撃ち落とし、ライフルで至近距離に迫るミサイル群を一瞬で全て破壊する、高機動MSのスラスター部を狙撃する等、その技術は凄まじい。
歴代ガンダム主人公のなかでは明るい性格でバイタリティもトップクラスだろう。
原作開始時は何でも屋とMSハントで生計を立てていたが、あるとき「
ティファ・アディールという少女を救出して欲しい」という依頼を受けた時から彼の人生は大きく変わり始める。
ティファに一目惚れし、かなり早い段階でプロポーズとも取れる発言までしていた。
そんな彼の戦う目的は「ティファを守るため、救うため」であり、悩み、挫けそうになってもそのスタンスは最初から最後まで変わらず、誰にアプローチされてもその想いは揺らぐことは無かった。
「惚れた一人の少女の為に戦い続ける」姿勢はファンの間でも高い評価を得ており、NHKで行われたガンダム総選挙
キャラクター部門ではティファと近い順位(間にプルがいたが)となっていることもその証の一つだろう。
シリーズでの戦闘中のセリフにもティファに対する愛情が溢れ出ている。
原作の最後はティファと一緒に世界中を回る旅に出ている。
本シリーズではバイタリティがある、ガンダムを売ろうと画策した、そしてジャンク屋などの共通点がある
ジュドー・アーシタと特に仲が良い。
しかし、似たタイプであるロウとの掛け合いは無かった。
なお、名前の由来は「我が道を行く」(我(が)道(road)走(run))である。
その真っ直ぐなキャラクターは作中人物やファンだけでなく声優陣にも評価されており、高木渉氏にとって特に思い入れの深いキャラらしい。
ガンダムXの縁もあってか高木氏が俳優として大河ドラマに出演される際にSNSをしていなかったためティファ役のかない氏に代わりに発表してもらうというファンにとっては思わずニッコリしていしまいそうなエピソードも。
【原作名台詞】
- 「戦争だ、連邦だ、ニュータイプだ…産まれる前のゴタゴタにこっちを巻き込んで引っ掻き回す…それがアンタ達の言う大人なんだろ!?」(第23話)
- 新連邦に捕まった後、カトックに対して。
- 『スーパーロボット大戦α外伝』では、連邦がない代わりに「黒歴史」の一節が入れられて、ギンガナムに対して声付きで発言する。
- 「撃つしか、ないのか…」(第28話)
- 第28話サブタイトル。新連邦の部隊に追い詰められてなお、サテライトキャノンの使用に抵抗を感じながら。
- ガロード「俺は貴様らを認めない! そんな勝手な理由が、あるもんかぁー!!
誰だって辛いことや悲しい事を抱えて生きているんだ! そんな勝手な理由でぇ、世界を滅ぼされてたまるかぁっ!!」
オルバ「貴様などに分かるか! 僕らのこの苦しみが!!」
ガロード「分かってたまるかぁー!!」
シャギア「世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだ!!」(第38話)- 「自分達の力が認められなかった」という理由で世界を滅ぼそうとするフロスト兄弟に対して。逆境にも屈せず、荒んだ世界やニュータイプ達の苦悩を目の当たりにし成長したガロードが兄弟の理屈を認めるはずがなかった。
ゲームではサテライトキャノンで相手を焼き払うときに使われるセリフのため、「ガロードのほうが世界を滅ぼそうとしているのではないか」と疑問に思われることも…
- 「俺はただ、ティファを守りたいと思っただけで、特別な力なんて無いし…」(第39話)
- ガロードがティファの予見した悲観的な未来をことごとく変えるというNT能力を超える結果を何度も作った例を挙げ、想いの力とそれを行動に移す勇気こそ未来を創る力だとNTに固執する指導者達に示した。
また、ジャミルに対しても「どんな未来もそれを現実にする意思と行動が無ければ無意味だ」と諭し、彼の心の重石を取り払った。
- 「過ちは繰り返させない!」(第39話)
- ガロードが最後のサテライトキャノンを撃つ時に言ったセリフ。
カトックが死に際に言った「過ちは繰り返すな」が物語後半のガロードの戦いの理念になっている。
- 「ああ、よく知ってるよ。ニュータイプの事なら…」(エピローグ)
- 赤い二連星の二人に「ニュータイプを知っているか?」と聞かれて、笑顔で返した。
- ちなみに赤い二連星とは、言うまでもなく黒い三連星のパロディで、ニュータイプを騙る細身の男(もちろんニュータイプではない)と彼を見世物として売り込む太った男の二人組。第1話で登場し、あっさり退場したと思われたが最終話でまさかの再登場を果たした。
ティファ・アディール
CV:かないみか
アフターウォーにおける唯一の地球で生まれたニュータイプの少女。
その力は宇宙世紀のものと違い、未来予知や高いレベルの精神感応等、超能力のレベルまで達している。
その特殊性や戦後におけるNTの不足により、色々な企業や組織から狙われ続け、実験材料として扱われた経験から心を閉ざし、口数も少なくほぼ無表情で感情の起伏に乏しかった。
そんな中、ジャミルとの出会いによりその行動理念に答えNT探しの旅に協力する中、同い年のガロードと出会う事となる。
ガロードやフリーデンクルーと共に旅をする中、少しずつではあるが心を開くようになり、表情も豊かになっていった。
一時期はガロードの目が世界に向いた事により寂しさを覚えるが、戦争を止めるために宇宙に上がる前日についにガロードと正式に相思相愛の仲になる。
月での最終決戦ではガロードと共にD.O.M.E.へ入り、D.O.M.E.の意思を汲み取り、双方の指導者とジャミル・ニートやランスロー・ダーウェルを呼び寄せNTの真実を聴く、そこでNTではなく一人の少女としてガロードと共に歩む道を決める。
戦後はガロードと共に始まりの街から世界を見て回る旅に出た。
【原作名台詞】
- 私を見て(第29話)
- 私は、ガロードと一緒にいます。(第38話)
- 戦いが終わった後どうするつもりか聞かれてこの答え。終盤では照れたり隠したりすることも無くなっている。
- 守ってあげたい、みんなの未来を(同上)
- 大丈夫。ガロードと一緒だから(同上)
【ゲーム内での活躍】
ガンダムVSガンダムNEXT
2次解禁で新たに使用が可能になった。コストはガンダムXと同じ3000。
感覚的には換装削除と引き換えに、サテライトキャノンに特化したGXと言った所。格闘性能も万能機相応といった感じだが、BD格闘は発生が早く、誘導性も高いので格闘の迎撃手段として非常に優秀。
目玉とも言えるツインサテライトキャノンは、無印のGXと同様に手動チャージ式だが3発まで補充可能。反面、無印GXよりチャージの減少速度が早く、チャージ中はNDしながらのBRが非常に難しい。また、VSシリーズ的なゲーム仕様上、二門のビームが独立して発射される(本編では基本的に超遠距離の戦略砲撃を行う為か二門のビームを一軸に合成した形でしか発射したことは無い)形式になっている(EXVS以降も変更は無い)。
更にアシストも
Gファルコンと合体してのサテライト。
こちらはチャージも必要なく、武装のサテライトよりも補正が良い上、スーパーアーマーまで付くので強力。
だが回数が1回しかないので使いどころをよく考えなければならない。この1回限りの仕様はおそらくGファルコンがTV本編の素Gファルコンである事とプラモ版の増設Eパックに拠るツインサテキャ発射可能と言う設定を考慮しての解釈であろう。
一応、これのおかげで武装と合わせてサテライト4連射という荒業も可能。
しかし、ゲージを最大まで手動で貯め続けなければならない為、前作からガンダムXを愛用していた人には気にならないかもしれないが、今作から触り始めた人には厳しいかもしれない。
EXVS.
格闘モーションの変更やソード投擲がサブに配置される等、前作と比べて大幅に変更が加えられた。
基本的な能力の向上に加えてツインサテライトキャノンが
- 自動リロード式で2発ストック可能
- 銃口補正&弾速強化
- 覚醒中はGファルコンと合体でのサテライトキャノンになりスーパーアーマー&あらゆる面での性能が強化
と大きく強化された。
また、変形も実用的になっておりMS形態に頼らずともそこそこ戦えるようになっている。
覚醒技はGビットとのサテライトキャノン。
Gビットの銃口補正は大したことはないが、本体は相手の横移動に追いつく銃口補正を持ちやはりスーパーアーマー。
とはいえ覚醒技なのでキャンセル不可能ということもあり覚醒自体が強力なDXでは少し狙いどころが難しいか。
覚醒時のサテライトキャノンの性能から覚醒との相性がいい機体が多いコスト3000の中でもトップクラスの親和性を誇る。
DXが覚醒したらどちらかが常に目を向けておかないと耐久値が一瞬で300以上吹っ飛ぶハメになる。
コスオバでの復帰直後に即蒸発なんて事態も。
ただし爆発力の代償か、足回りや武装等の基本性能は至って普通。
攻撃手段が弾数のあまり多くないBRに頼る割合が大きいので、丁寧に当てていきたい。
EXVS.FB
サブ射撃がアシスト召喚に変更になり、ソード投擲は射撃CSに移行。
レバーの入れ方で、
ガンダムエアマスターバーストか
ガンダムレオパルドデストロイを呼び出せる。
また、変形時の旋回性能や格闘の伸びなど各所の強化により元々悪くはないスペックが底上げされた。
その結果、システムとの噛み合わせの良さも相まって3000でも屈指の安定性を誇る機体に変貌。
前作で「サテライトを当てなければ勝てない」だったのが、「サテライトを当てれば勝ったも同然」と言われるまで強化された。
30入門としても強く推奨されており、したらばでも「この機体に乗って学べないものは無い」とまで言わしめた逸品。
EXVS.MB
原作未使用(上記のように格納庫で一瞬映っていただけ)のビームジャベリンやGハンマーが追加された。
特に格闘特格派生のGハンマーは、アップデートを重ねた結果格闘機クラスの超火力を叩き出すようになった。
サテライトという強みも健在で、全機体でも屈指の爆発力とプレッシャーを獲得した。
一方でオーバードライブの追加に伴い、DXと同等かそれ以上の爆発力を持った機体も続出しているので、本質は万能機であることを理解して立ち回っていきたい。
ただ、前作までの主力武装だった変形サブが大きく弱体化したので、前作から引き続き使用するプレイヤーは立ち回りを変える必要があるので注意したい。
本作で強化されたハンマーの振り回す様からハンマー派生をジュリアナ(バブル時代のディスコのお立ち台で派手な団扇を振り回す様)と呼ぶプレイヤーも。
MBON
CSがFBのビームソード投擲に戻りジャベリンは後格闘に移動。BD格闘が新規モーションに変わった他、メインからの変形派生や特格アシスト展開からのメインキャンセルなどFBとMBを融合した上で更にテコ入れされた性能になっている。
システム的にMBより動きやすく機体性能も評価の高いFBを上回るが根本的な問題は殆ど変わっていないので相変わらず丁寧な立ち回りが必要である。
また、ジャミル機のDVのアシストとしてもDXが登場。
通常時は突撃突きとBR3射、覚醒時にツインサテライトキャノンを発射する。
EXVS2
EXVS2XB
サテライトキャノンの保持が1発になりスパアマも消えた代わりに発生などが強化。
R覚醒との相性が良いという珍しい機体だったが、攻めも受けも強い環境では目立たずに終わった。
EXVS2OB
後特射に赤ロ無限で曲げ撃ち可能なサテライトキャノンが追加。ついでにGファルコンも援護してくれる。原作の宇宙革命軍恐喝事件ティファ救出作戦が元ネタだろう。
緑ロック補正の登場でゲロビ全般が弱体化したなかで、強制赤ロかつ曲げ撃ち可能ということもあって命中率も火力も非常に強力。前作で曲げられなくなったヴァサーゴが泣いている
射撃前派生の急速変形もオバヒで出せる点が自衛力強化として機能しており、しばらくぶりに環境入りを果たしている。
その後2回の下方修正で、740と過剰クラスだった耐久値が標準レベルまで低下、急速変形周りの機動力が落とされたことで環境からは身を引いた。
【勝利・敗北ポーズ】
NEXT
勝利ポーズが非常に多い。
勝利ポーズ
変形中および通常時:ライフルを前へ構え、シールドも構える。
格闘時:ビームソードを構える。
特殊格闘時:ファイティングポーズ。武器は持っていない。
格闘射撃派生時:右手にライフル、左手に逆手でビームソードを持ち、カメラに対し背を向けている。
ツインサテライト時:サテライトキャノンを展開している。
モビルアシスト使用時:ドッキングしたまま、サテライトキャノンを展開している。
敗北ポーズ
呆然と立っている。ちなみに上を少し向いている。
EXVS.
勝利ポーズ
通常時:ライフルを前に構える。
特射で勝利:サテライトキャノンを展開している。
敗北ポーズ
中破状態で宙に浮いている。
原作最終話のヴァサーゴ、アシュタロンとの相打ちと思われる。
EXVS.FB、EXVS.MB
勝利ポーズ
通常時:ライフルを前に構える。
格闘で勝利:右手でサーベルを振るう。
特射で勝利:サテライトキャノンを展開している。
敗北ポーズ
前作と同じ
【その他の活躍】
ガンダムビルドファイターズ
7話の第7回ガンプラバトル選手権第3ブロック日本代表予選決勝戦で黄金に塗装された機体が登場。使用者はジャミル・ニートのそっくりさんで軍団の魔術師の異名を持つカトウ。セイ曰く大会常連のベテランらしい。
薄緑に塗装された12機の
GXビットをチームメイト2人に操作させるという包囲戦術を見せたが、レイジのビルドガンダムMk-IIに全てのビットを瞬く間に破壊され、ビットに頼りすぎて本体はハイパービームソード以外何も装備していない舐めプ仕様も仇となり、慌ててツインサテライトキャノンを展開しようとするも間に合わずビームライフルMk-IIで撃墜された。
スーパーロボット大戦
Xの世界観が戦後荒廃した作品なので出演作はそう多くないが良く∀と共演している。
サテライトキャノンはスーパーロボットを超える攻撃力を持ち非常に強力。その代わりにゲームバランスのためか2,3ターンほどチャージを要する、夜間の月が出ている間しかチャージができない、サテライトキャノンのMAP兵器版は中心に隙間があると原作設定的には首をかしげる再現がされていることも。
Gファルコンとの合体も可能で、初参戦のα外伝ではガロードがガッツという強力な特殊技能を持っている事も重なり最強クラスのユニットとして活躍。その後のスーパーロボット大戦Rでも最強っぷりを見せつけスーパーロボット大戦Zでも男主人公編の主力となるなど活躍を続けていた。一方でGファルコンとの合体やGビットを没収された第二次スーパーロボット大戦Z破界篇のように使い勝手が悪い事も。
「第三次Z」では出撃時に既にチャージ完了、月が届かないところでも他作品の戦艦からエネルギー供給を受けることでどこでも撃てるようになり、中心の隙間もなくなった。更にMAP兵器版のツインサテライトキャノンが攻撃力・範囲共に最強のMAP兵器であり毎ターンMAP兵器で敵陣を殲滅するMAP兵器無双マシーンと化した。
作品によってはGビットも使用可能で、「R」ではGビットとともにサテライトキャノンを発射する地球がどうにかなってしまいそうな武装も。
ストーリー的にもガロードとティファ両者目立つ立場にいることも多い。
ガンダム無双
「3」より登場。技の一つにウイングゼロのようにローリングしながらのツインサテライトキャノンという敵味方関係なく周囲がチリ一つ残らず消滅しそうな恐ろしい使い方をすることも。
Another Century's Episodeシリーズ
「3」「ポータブル」に参戦。
武装スペック自体は十分だが、ACE2よりマップが広く敵が多いため範囲攻撃やマルチロック武器が重要になる3において、DXは範囲攻撃がチャージ時間の長大なサテライトキャノンしかないため敵殲滅にかなり苦労する。サテライトキャノンも原作再現で本当にチャージ時間が長いがそれに釣り合った威力とは言い難く、対エース・対人戦ではチャージ中に落とされる危険もあるなどかなり扱いにくい機体。
強化を進めるとGファルコンと合体できるようなり使い勝手が良くなるのでここからが本番といったところ。
また選択ルートによっては入手できないためかムービーにも出てこない。
ポータブルではGファルコンが削除されてしまった。
ガンダムウォー
原作で1度見せたスラスターが故障したため代わりにディバイダーを受け取った形態がカードになっている。
ガンダムブレイカー
『2』のDLCのトリを飾る形で初登場。
各パーツが非常に高性能で、旧キットに付属していたハンマーやジャベリン等も実装されている。
ツインサテライトキャノンは発射までが遅いものの、使用している間は無敵で必ずパーツアウトさせるので、敵の大群に放てば瞬く間にパーツをバラバラにして撃破することができる。
他にもDXが入手できる追加
ステージでは、
GXビットを再現したミキシング機体が登場する。
最終更新:2024年05月15日 09:26