機動戦士Gundam GQuuuuuuX

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ガンダム ジークアクス)
MOBILE SUIT Gundam GQuuuuuuX
媒体 TVアニメ作品
話数 全12話
メディア展開 劇場アニメ作品
VSシリーズ初参戦作 機動戦士ガンダム EXTREME VS.2 INFINIT BOOST
VSシリーズ登場勢力 ポメラニアンズ
VSシリーズ登場機体 赤いガンダム
GQuuuuuuX
VSシリーズ登場人物 シュウジ・イトウ
VSシリーズ使用楽曲 Plazma
VSシリーズ登場舞台 なし

【あらすじ】

宇宙世紀0085年。
宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる。
エントリーネーム「マチュ」を名乗るアマテはGQuuuuuuXを駆り、熾烈なバトルの日々に身を投じていく。

同じころ、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ「ガンダム」と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。
そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。


【作品解説】

スタジオカラーとサンライズがタッグを組んで共同制作したガンダムシリーズ。
監督は監督した鶴巻和哉、シリーズ構成・脚本には榎戸洋司が担当。
また、ガイナックス時代に「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に参加した庵野秀明も脚本として参加している。
キャラクターデザインは竹を採用、プロデューサーにはサンライズからは笠井圭介、スタジオカラーからは杉谷勇樹が参加、エグゼクティブプロデューサーには前TVシリーズと同じく小形尚弘が起用されている。
協賛にはカラー及び庵野作品に深く関り、それらのパチンコ化や「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムSEED」「ガンダムUC」などのガンダムシリーズのパチンコを製造販売しているSANKYOとフィールズが参加している。

企画そのものは小形が『機動戦士ガンダムUC』の仕事の縁で杉谷に話を持ちかけ『水星の魔女』と同時期の2018年頃且つそちらよりも先に動いていたのだが、様々な事情が重なったことにより作品展開が入れ替わった。

TVアニメ作品としては前作『水星の魔女』に引き続き女性主人公を採用している。

鶴巻監督曰く『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)の架空戦記(IFの世界)である。
初期はファーストガンダムの要素が多く見られたが、OPのオマージュから始まり中盤以降は『機動戦士Ζガンダム』の要素も大量に登場するようになっていく。
『初代ガンダムの仮想戦記』という点に留まらずメカニックデザインや一部設定も大幅な変更がなされ、共通の人物も全てキャストが一新されているという「正史とは似て非なる宇宙世紀」と言っても過言ではない世界観になっている点で過去の前例とは、一線を画している。
その一方で、トミノメモや小説版ガンダムを意識したと見られる設定も随所に見られる。

U.C.0085パートには、クランバトルというモビルスーツの決闘競技の文化が存在する。
また、本作におけるイズマ・コロニーでの物語はスマートフォンの使用や建物の外観など、一見すると現代的な世界観が強調されている。
ジオン公国が戦勝国となった世界だが、戦後の難民問題や退役軍人らの悲喜こもごも、社会の閉塞感から違法の賭けバトルに熱狂する人々にスポットライトが当てられており、どこか退廃的で停滞しきった空気感が漂っている。
なお作中通貨は『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』と同じく「ハイト」が使われている。

また、主人公達の等身大の青春模様がストーリーの中心に描かれる傍らで、一年戦争を生き延びたガンダムシリーズの脇を固める人物達が意外な形で登場する場面が多々あり、スケールの大きい群像劇の様相を呈している。
他にも主人公をはじめ、多くの登場人物に「現実の人間の実態」が精神面を含めてリアルに投影されており、他のどのガンダム作品よりも現代に雰囲気が近く、かつ上記の様な退廃的で影を持った世界観も相まって、現代社会にも通じる昏くグロテスクな社会の歪さ・暗黒面が生々しく描写される一面もある。

TVシリーズの放送に先駆け、一部エピソードを再編集した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が2025年1月17日に公開された。
TVシリーズは2025年4月8日から毎週火曜深夜24時29分(いわゆる水曜早朝)に日本テレビ系列(NNS加盟全30局)として全12話で放送、本作は初めて日本テレビ系列で放送される新作ガンダムシリーズとなっている。
なお、これによりガンダムが史上初の日本の主要放送局6局全てで放送されたアニメシリーズとなり、新作ガンダムシリーズの深夜枠放送は『ガンダム Gのレコンギスタ』以来10年振りである。


【VSシリーズ登場勢力】

ポメラニアンズ

イズマ・コロニーにあるジャンク屋「カネバン有限公司」が保有するクランバトルチーム。


【VSシリーズ使用BGM】

Plazma

  • 米津玄師が歌う本作のOPテーマ。米津氏曰く「もしもあの時」をテーマとした楽曲とのこと。
  • 歌詞はマチュとニャアンの出会うシーンから膨らませた内容となっている。決してあの改札の前で不意に出たあの声をきつく飲み込めなかったばかりに破滅の人生を歩むことになってしまった某エリート軍人のことではない。


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最終更新:2025年09月29日 13:53
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