シナリオを作るモード。地形を変更したり建造物や樹木・田畑・舗装地などを自由に造ることもできる。ネット経由で投稿したり他人の作ったシナリオをダウンロードしたりすることも可能。さらに他人の投稿作品には採点とコメントをすることができる。具体的な数値は明言されていないが、点数によってランクが上がり投稿可能なシナリオの数が増える。ブロンズで4件投稿できる。(ダウンロード数150or評価3でブロンズ(要検証)) おそらく最高位はプラチナで最大投稿可能数は8件。

シナリオ作成のポイント

  • クリアしないと採点ができないので、難しすぎるシナリオを投稿すると星がつかず結果的にランクが上がらない。
  • 逆に簡単すぎるとつまらないと判断されて低い点数ばかりつけられたり、低評価荒らしに遭ったりする恐れもある。
  • 車両配布系の投稿も同様の問題が起きる可能性があるのでクリア条件の設定には注意が必要。
  • ボーナス設計図の存在にも注意が必要。自分のセーブデータに入っている車両だからといって、投稿データにはその車両が含まれていない恐れがある。
  • 投稿するならテストプレイは必ずしておくこと。簡単すぎたり難しすぎたりあらすじが矛盾していたり、まともにゲームが進められない恐れもある。特にクリア条件の設定には注意。クリアすると難易度に応じたトロフィーが付くので、まともにプレイ可能なシナリオであることの証明になる。
  • コンストラクションモードからシナリオ化するときのゲーム時刻は、09:00丁度にストップタイマーなどの操作で時間を止めてからをお奨めする。シナリオは4月1日の09:00からゲーム開始となるので、列車やバスなどの初期配置のズレを最小限にする。
  • 借金や保有株は引き継がれる。
  • 一部のプランは実行すると実行前の状態に戻せないので注意。出力したシナリオでも実行済みの状態になる。地下鉄道技術獲得・地下資源調査などが該当する。

通常モードとの違い

  • どれだけ現金預金が増減しても翌日には10兆円に戻る。この金額を1日で使い切ることはほぼ無理なのでゼロになる心配はない。逆に現金が増えた場合でも翌日に10兆円に戻る。もし10兆円使い切っても翌日にすれば解決する。
  • 建物が工事中の期間を経ず一瞬で完成する。
  • プランが一瞬で完了する。ただし新幹線は線路の建設に日数がかかる。
  • 資料写真の撮影が行われない。
  • 株主への配当金の支払いがない。
  • 資源の売買案件を追加・変更できる。追加・変更される内容はランダムだが、地域設定である程度は絞り込める。
  • 役所の助成金制度で新たな助成を追加・変更できる。ただしある程度街が発展していないと追加ボタンが有効にならないようだ。追加・変更される内容や助成額の割合はランダムだが、地域設定である程度は絞り込める。
  • 役所の観光案内で名所の名称を変更できる。

一方でコンストラクションモードには必要なさそうな決算や税金の支払いなどはきちんと行われる。

土地造成

「盛る」「削る」「平ら」の3種類がある。近くに建造物や自社の土地などがあると地形を変えられないので先に撤去・売却しておく必要がある。一般住宅や個人商店などは地形を変えると自動的に消滅する。よく考えてからやるとよい。

個別編集

建物や樹木・田畑などを配置するメニュー。子会社メニューの分類とは若干異なるものがある。
配置方法には3つのモードがあり、方向キーの左を押すとモードが切り替わる。個別・直線・矩形の3モードがある。
追加施設を配置するときは本体を先に配置しなければならない。しかし追加施設がどの本体に属するかは表示されないので別の方法で確認しなければならない。
経年劣化が進んだ状態の建物を配置することもできる。

自然

  • 地表 地面を更地・草原・藪・池などにする。
  • 海浜 砂浜を配置。海岸沿いでなくても配置可能。
  • 山岳 岩地を配置。名前に反して傾斜地だと配置できない。
  • 加工 河川・湖・舗装・護岸・地下資源などを配置。

農林

田畑や森林を配置。農業組合所は公共のほうに分類されている。

工業

子会社として建てられる物件とほぼ同じ。

商業

子会社として建てられる物件に加えて個人商店・個人飲食店・高架下商店を配置できる。個人商店や個人飲食店は商業扱いだが人口も増える。

娯楽

子会社として建てられる物件とほぼ同じ。通常モードと同様一部の物件は観光名所となる。

公共

自社で建設できないものも含めて配置できる。農業組合所・漁港も配置できる。観光碑を設置するとそこが観光名所となり、観光碑の種類によって集客力が決まる。

住宅

子会社として建てられる物件に加えて一般住宅・専業住宅(農家、漁家)を配置できる。漁師小屋は住宅扱いだが人口が増えない。農家4と漁家3は色のバリエーションがあり、配置モードで数秒待つごとに色が変わる。

運輸

その名の通り運輸関連の建物を配置。フェリー乗り場は必ず自社の所有となるためこのメニューからは配置できない。

ゲーム設定

基本設定

各シナリオに1つシナリオパラメータという変数を使用することができる。基本的には選択肢によって増減させ、その値によって条件分岐させたりできる。クリア条件に達したときに値を変えるといったことも可能。
資本金は現金のことではないので注意。土地・建物・株なども含まれる金額のため、値が低いと現金がマイナスになってしまう。現金がマイナスだとシナリオ登録できない。「資産=負債+資本」という計算式を知っておくと理解しやすい。

クリア条件設定

これを設定しないとシナリオ登録できない。
シナリオの難易度を大きく左右する要素なので設定には特に注意が必要。
「2年以内に株式公開」「2年以内に黒字5年連続」のような矛盾したものも設定可能なので注意。
以下のものが設定可能
  • 年度単位の金額 売上高・鉄道利益・道路運送利益・資源関連利益・子会社利益・固定資産売却益・有価証券売却益
  • 総延長 鉄道・高架鉄道・地下鉄道・道路
  • 経済規模 林業・農業・工業・商業・娯楽・公共・住宅・運輸・総合
  • その他 人口・資産・株式時価総額・黒字決算・子会社数・会社格付け・株式公開・新幹線開通・飛行場開港・国際貿易港開港・年間観光客数・駅の年間利用客数・業種別子会社・累積配当額・借金
一部のクリア条件はエリアを限定できる。
「駅の年間利用客数」は対象となる駅を指定しなければならない。

地域設定

マップ内の地域区分と名称・行政の地区指定・発生する行政施策の種類を指定できる。
また、マップ全体の地価と発展しやすさも調節できる。
隣接都市の名称・規模や売買する資源の種類も設定できる。
  • 地価を下げると土地の購入が楽になるため開発しやすいシナリオになる。逆に上げると開発しづらくなり、計画的な土地の購入・売却や行政の助成金の活用が求められる玄人向けのシナリオにできる。
  • 地域の発展しやすさと観光名所の観光集客力(星の数)は連動しており、発展しやすさを上げると集客力が上がり、下げると集客力も下がる。人口増のスピードを調整できるだけでなく、地域の観光需要が高い/低いシナリオを作ることができる。

シナリオ

主に会話イベントを作成する。会話イベントを作るときは誤字脱字に気を付けること。また、一部の人を不快にさせる可能性がある言葉は伏字になってしまう。ただし同音異義語でも伏字になってしまうという問題点があるので注意。
(例)「あやチン、この町・・」→「あや****の町」
文章にはHTMLと同じものが一部使える。

コマンドを使用すると様々なことができる。
  • マップ移動 スクロールと瞬間移動がある。
  • シナリオパラメータ計算
  • シナリオパラメータ分岐
  • 選択肢
  • シーンジャンプ 主に分岐したシーンを合流させるときに使用する。
  • クリア条件変更 追加・削除どちらも可能。
  • 資本金増加 実質的に現金増加と同義。このコマンドで増えた資金は剰余金に含まれるので利益には影響しない。
  • 現金減少
  • 社員状況 上昇・低下どちらも可能。
  • 株主信頼度 上昇・低下どちらも可能。
  • 取扱資源追加 解禁のみ。禁止にはできない。
  • 機能制限 解禁・禁止どちらも可能。
  • BGM 5曲から選択
  • SE
  • エンディングイメージ
  • エンディングミュージック 2曲から選択 

機能制限

任意のアイコンをゲーム画面から消す。消したアイコンに関することはそのシナリオでは行えなくなる。例えば子会社メニューを消すと子会社に関することが一切行えなくなる(建物を選択してYボタンを押しても効かない)。制限の仕方によってはまともにゲームが進められなくなるので注意。後から解禁することも可能。逆に後から禁止することもできる。

テンプレ作成モード

ひろがる観光ラインではテンプレ作成モードが追加された。このモードに移行すると自然物と農地以外のほとんどの建造物が撤去されてしまうので注意。出力すると地形データのみを投稿できるようになる。評価は星ではなくいいねによって行われ、いいねをたくさんもらうとランクが上がる。

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最終更新:2025年01月05日 22:00