死の淵に落ちる感覚。これから数秒後に肉体から意識が抜け出す。
これをもう何度繰り返しただろう? 更に数秒後には前後の記憶が消える実感。
ようやくこの感覚とも無縁になれたはずだったのに。
あらゆる犠牲を払った百年分の苦闘は確かに成果を得た。
その成果である未来に、百年分の幸せを願ったのが罪だと言うのか?
あまりの不条理さに気が狂いそうになるが、恐らくそれもできない。
私、古手梨花は昭和58年の6月に引き戻され、また不毛な生を強要されるのだ。
視界を開くのもバカバカしくて、虚脱したままその時を待つ。
これをもう何度繰り返しただろう? 更に数秒後には前後の記憶が消える実感。
ようやくこの感覚とも無縁になれたはずだったのに。
あらゆる犠牲を払った百年分の苦闘は確かに成果を得た。
その成果である未来に、百年分の幸せを願ったのが罪だと言うのか?
あまりの不条理さに気が狂いそうになるが、恐らくそれもできない。
私、古手梨花は昭和58年の6月に引き戻され、また不毛な生を強要されるのだ。
視界を開くのもバカバカしくて、虚脱したままその時を待つ。
「……?」
だが、いつものあの場所……死した直後にのみ観測できる空間に辿り着けない。
またも観測者に甘んじた神、羽入の声も聞こえない。
耳を澄まして見れば……耳?
疑問と同時に目を開く。私の手がそこにあった。
認知は他の感覚をも刺激して、強い臭気に気付いた。
これは硝煙の臭いだ。流石に銃の引き金を引くのに失敗したわけではなさそうだが……。
自殺もろくにできなくなったか、と奇妙な自嘲が唇を歪めた。
このまま寝転がって誰かに殺されるのを待つのもいいか、と捨て鉢に目を閉じた。
またも観測者に甘んじた神、羽入の声も聞こえない。
耳を澄まして見れば……耳?
疑問と同時に目を開く。私の手がそこにあった。
認知は他の感覚をも刺激して、強い臭気に気付いた。
これは硝煙の臭いだ。流石に銃の引き金を引くのに失敗したわけではなさそうだが……。
自殺もろくにできなくなったか、と奇妙な自嘲が唇を歪めた。
このまま寝転がって誰かに殺されるのを待つのもいいか、と捨て鉢に目を閉じた。
「―――方を○人未―――法違反で―――ます!理△―――論×―――」
声と物音が聞こえた。かなり大きい、近い。
殺し合いをやる場所でこれだけ騒ぐ人間だ、まともではない。
私もようやくこの下らないイレギュラーから開放され―――。
殺し合いをやる場所でこれだけ騒ぐ人間だ、まともではない。
私もようやくこの下らないイレギュラーから開放され―――。
「貴方は現行犯です!貴方は現行犯です!貴方は現行犯です!貴方は現行犯です!」
「ひっ」
目を開けた先にあったのは、予想外に異常な光景だった。
金髪のふざけた髪型の男が、中年の男を組み敷いて殴打している。
それだけならただの殺し合いの一幕だろうが、異常な箇所は主に金髪の男にあった。
まるで遠慮のない殴打は、金髪から繰り出されていない。
金髪の側に浮かび上がる人型の像が、無慈悲な連撃を中年に打ち続けている。
葡萄のように顔を腫れ上がらせた中年は、明らかに意識を失っていた。
ここまで容赦なく暴力を振るう存在は私もそう多くは知らない。
しかもその数名は病気や薬害など何らかの事情でそうなっていた者ばかり。
金髪の能面のような無表情からは、彼らのような狂気は感じられなかった。
それが逆に恐ろしく、私は何故か前回の最期に見た親友・北条沙都子を思い出した。
私の腹を割いたあの子もまた、錯乱や暴走ではなく何か強い意志を持っていたように今気付く。
行動のインパクトにショックを受けていたが……いや今はそれどころではない。
金髪はピタリと暴行を止め、私の方を凝視していた。
金髪のふざけた髪型の男が、中年の男を組み敷いて殴打している。
それだけならただの殺し合いの一幕だろうが、異常な箇所は主に金髪の男にあった。
まるで遠慮のない殴打は、金髪から繰り出されていない。
金髪の側に浮かび上がる人型の像が、無慈悲な連撃を中年に打ち続けている。
葡萄のように顔を腫れ上がらせた中年は、明らかに意識を失っていた。
ここまで容赦なく暴力を振るう存在は私もそう多くは知らない。
しかもその数名は病気や薬害など何らかの事情でそうなっていた者ばかり。
金髪の能面のような無表情からは、彼らのような狂気は感じられなかった。
それが逆に恐ろしく、私は何故か前回の最期に見た親友・北条沙都子を思い出した。
私の腹を割いたあの子もまた、錯乱や暴走ではなく何か強い意志を持っていたように今気付く。
行動のインパクトにショックを受けていたが……いや今はそれどころではない。
金髪はピタリと暴行を止め、私の方を凝視していた。
「大丈夫ですか?」
「は?」
身を固くした私にかけられた声は酷く平静だった。
金髪は全くの真顔でこちらを見ていた。
害意はないように思えるが、この状況だとそちらの方が怖い。
変に生かされて苦しみを引き伸ばされるのは御免だ。
金髪は全くの真顔でこちらを見ていた。
害意はないように思えるが、この状況だとそちらの方が怖い。
変に生かされて苦しみを引き伸ばされるのは御免だ。
「君はこの男に銃撃されて気を失っていたんです。恐らく被弾はしていないようですが」
「……成程、その衝撃で転んでこの木に頭をぶつけたみたいね。まったく運が悪いわ」
「運はいいでしょう。死んでいないんですから」
「死んだほうが良かったのよ。あんたも余計なことをしてくれたわ」
あえて憎まれ口を叩いて不興を誘ってみる。
だが金髪は表情を変えず、こちらをじっと見ているだけだ。
……というか、彼は……瞬きさえしていない。
人間味がないを通り越して現実味がない。妖怪じみた恐ろしさを感じ、冷や汗がにじむ。
だが金髪は表情を変えず、こちらをじっと見ているだけだ。
……というか、彼は……瞬きさえしていない。
人間味がないを通り越して現実味がない。妖怪じみた恐ろしさを感じ、冷や汗がにじむ。
「余計なこととは?僕は犯罪者に鉄槌を下しただけですが……」
「それ……殺したの?」
「無力化しただけです。この事態が収まるまで拘束し、刑務所にぶち込むまで監視します」
金髪は静かに語った……自分がゲーム情報サイト「ワザップ!」へ投稿された嘘の裏技に騙されたこと。
その経験から民法・刑法問わず法律を破った犯罪者を憎み、容赦なく私刑を下すようになったこと。
話を聞く限り騙される方が悪い嘘もあるだろうとしか思えないし、固有名詞も初耳のものばかりだ。
あまり真面目に聞く必要はないと判断し、会話を続ける。
その経験から民法・刑法問わず法律を破った犯罪者を憎み、容赦なく私刑を下すようになったこと。
話を聞く限り騙される方が悪い嘘もあるだろうとしか思えないし、固有名詞も初耳のものばかりだ。
あまり真面目に聞く必要はないと判断し、会話を続ける。
「そこの男もこんな状況なら殺人を決意するのも無理はないわ。殺されてあげてもよかったのよ」
「というと?」
「私は自殺しようとしていたって事。殺し合いに乗るのも逃げ回るのもバカバカしいもの」
「それは……よくないですね」
予想通り、金髪は私の決意に水をさすつもりのようだ。
この異常者の言動から見るに、こちらから殴りかかったりしても半殺しにされて拘束されるだけ。
このイレギュラーな世界から脱するのは一刻も早いほうがいいのだ。
ひとまず会話を穏便に終わらせ、金髪と別れて他所で死のうと決める。
この異常者の言動から見るに、こちらから殴りかかったりしても半殺しにされて拘束されるだけ。
このイレギュラーな世界から脱するのは一刻も早いほうがいいのだ。
ひとまず会話を穏便に終わらせ、金髪と別れて他所で死のうと決める。
「自殺を禁じる法律なんてあったかしら。そちらの知識には疎くて……まあ、そこまでいうn」
「法律以前の問題です。このような状況で貴方の自殺体が他人の目に触れることがどういう
結果をもたらすのか想像できませんか? 心の弱い人は連鎖して自殺を選びかねませんし
考えの浅い暴力的な犯罪者予備軍はこれ幸いとばかりに殺し合いに参戦するでしょう。
貴方の死は貴方にとってはただの終わりかもしれませんが、周囲の迷惑も考えてください」
結果をもたらすのか想像できませんか? 心の弱い人は連鎖して自殺を選びかねませんし
考えの浅い暴力的な犯罪者予備軍はこれ幸いとばかりに殺し合いに参戦するでしょう。
貴方の死は貴方にとってはただの終わりかもしれませんが、周囲の迷惑も考えてください」
「……うるさいわね! 暴力をふるっておいて正義ヅラしてるような奴が!」
まさかの正論に苛立ちがつのり、つい口答えしてしまう。
まずい、と思った瞬間には、金髪の顔は無表情のまま目だけに殺意が光っていた。
まずい、と思った瞬間には、金髪の顔は無表情のまま目だけに殺意が光っていた。
「貴女の発言は侮辱罪に相当します!覚悟の準備をしておいてください!」
「こ、来ないで!」
一瞬の躊躇もない足取りで近づいてくる金髪。
このままでは奴の足元でボコボコの葡萄と化している男と同じ末路になる。
私はせめてもの抵抗としてディパックに手を突っ込み武器を探る。
……木の棒しかない。銃は手元を離れている。
こうなったらヤケクソだ。少しでも金髪が加減を誤って私を殺してしまう事を期待して……。
木の棒で殴りかかるしかない!!!
勢いをつけるために抜き放った木の棒を振り回し、金髪に突進しようと足を……。
このままでは奴の足元でボコボコの葡萄と化している男と同じ末路になる。
私はせめてもの抵抗としてディパックに手を突っ込み武器を探る。
……木の棒しかない。銃は手元を離れている。
こうなったらヤケクソだ。少しでも金髪が加減を誤って私を殺してしまう事を期待して……。
木の棒で殴りかかるしかない!!!
勢いをつけるために抜き放った木の棒を振り回し、金髪に突進しようと足を……。
ボワンッッッッ!!!!!!!!!!
「な!?」
「これは……!?」
振り回した木の棒から光が放たれ、金髪に直撃した。
もくもくと煙が生じ、視界が完全に遮られる。
この程度の障害、あの怒りようの金髪なら悠々突破してきそうなものだが……。
困惑する声を最後に、白い視界に浮かぶ金髪のシルエットは激しい動きを見せない。
やがて煙が晴れたとき、そこには葡萄男を抱きかかえる金髪の姿があった。
もくもくと煙が生じ、視界が完全に遮られる。
この程度の障害、あの怒りようの金髪なら悠々突破してきそうなものだが……。
困惑する声を最後に、白い視界に浮かぶ金髪のシルエットは激しい動きを見せない。
やがて煙が晴れたとき、そこには葡萄男を抱きかかえる金髪の姿があった。
〜〜〜〜♪(ジョルノが無駄無駄する時のBGM。ワザップジョルノの動画でも流れている)
見れば、金髪に抱きかかえられた男の顔からは外傷が消え失せていた。
金髪の顔もまた、自然な爽やかさを備えた精悍なものに変わっているように見える。
その全身から発散されている気品すら感じるオーラは、まさしく黄金の輝き。
自分が半殺しにしたはずの男に対する労りに満ちた所作はあまりにも崇高であった。
金髪の顔もまた、自然な爽やかさを備えた精悍なものに変わっているように見える。
その全身から発散されている気品すら感じるオーラは、まさしく黄金の輝き。
自分が半殺しにしたはずの男に対する労りに満ちた所作はあまりにも崇高であった。
「……迷惑をかけてしまいましたね。もう一度お話をしませんか」
「あ、貴方はいったい……?」
「僕の名前はワザップジョルノ。ジョルノ・ジョバーナであってジョルノ・ジョバーナでない者です」
◯数分後。。。
「……というわけで、私は運命の袋小路に再び閉じ込められてしまったのよ」
「大変でしたね」
ワz……いやもうジョルノでいくが、ジョルノは私の荒唐無稽な話をすんなり信じてくれた。
話す気になったのもそれを察したからだが、やはり彼は全てを飲み込む器量のような物を感じさせる。
聞けば彼はギャング組織『パッショーネ』のボスであるジョルノ・ジョバーナに近しい存在らしい。
インターネット上に存在する情報が模った、生物と呼べるかも怪しいミーム存在、それがワザップジョルノ……らしい。
成り立ちこそ違うが、羽入のような超常存在といった所か。第一印象の妖怪はまさに正鵠を射ていたわけか。
話す気になったのもそれを察したからだが、やはり彼は全てを飲み込む器量のような物を感じさせる。
聞けば彼はギャング組織『パッショーネ』のボスであるジョルノ・ジョバーナに近しい存在らしい。
インターネット上に存在する情報が模った、生物と呼べるかも怪しいミーム存在、それがワザップジョルノ……らしい。
成り立ちこそ違うが、羽入のような超常存在といった所か。第一印象の妖怪はまさに正鵠を射ていたわけか。
「君のおかげでそんな妖怪も少しは人間に近づけたってとこですね」
「どういたしまして……?」
支給品の三本の杖には説明書が付属されており、さきほど振ったのは『封印の杖』というものとの事。
対象の一部特性を封印する効果があるらしく、ジョルノは怒りっぽい性質が封印されたようだ。
スタンドなる異能『ゴールド・エクスペリエンス』は封印されなかった辺り、万能ではなさそうね。
ひとまず冷静な会話が再開できたので、事情を説明して自殺を許可してもらおうというわけだ。
対象の一部特性を封印する効果があるらしく、ジョルノは怒りっぽい性質が封印されたようだ。
スタンドなる異能『ゴールド・エクスペリエンス』は封印されなかった辺り、万能ではなさそうね。
ひとまず冷静な会話が再開できたので、事情を説明して自殺を許可してもらおうというわけだ。
「止めはしませんが、君の話を聞く限りでは死んでもまた雛見沢に戻されるのでは?」
「あっちに戻れれば、繰り返す者を殺す事ができる剣の欠片があるのよ」
「そうなれば君の目的は達成できるでしょうが、本当に雛見沢に戻れるのでしょうか?」
「……今度はこのイレギュラーな世界に閉じ込められるって言いたいの!?冗談じゃない!」
「現に今、これまでの繰り返す世界からここに来ているわけですからね。否定はできないかと」
最悪の想定だが、ない話ではない。理不尽の連続が更に続かないと誰が断定できようか。
そうなれば繰り返しの強制終了という救いさえ奪われてしまう。
頭を抱える私に、ジョルノは励ましの言葉をかける。
そうなれば繰り返しの強制終了という救いさえ奪われてしまう。
頭を抱える私に、ジョルノは励ましの言葉をかける。
「何度も死を繰り返す地獄……辛いでしょうが、一度は抜け出せたのでしょう?」
「百年かけてね!」
「その百年で何も学ばなかったわけじゃあないでしょう」
そんな事は言われなくてもわかっている。
僅かなイレギュラーを積み重ね、諦めないことで奇跡を起こす。
二度目の繰り返しではそれが通用せず心を折られたから死を望んでいた。
しかしこれほどのイレギュラーな世界……もう一度やるだけやってみるのもいいか……?
僅かなイレギュラーを積み重ね、諦めないことで奇跡を起こす。
二度目の繰り返しではそれが通用せず心を折られたから死を望んでいた。
しかしこれほどのイレギュラーな世界……もう一度やるだけやってみるのもいいか……?
「やればいいんでしょ、やれば!やってやるわよ!」
「その意気です!実は繰り返す者とやらには僕も少し心当たりがありまして。
かつて僕が倒した敵なので君とは関係ないでしょうが、君がそのループから
逃れられたとすると奴もいつか戻ってくる可能性がある。
その心構えができた感謝の印に、力を貸しますよ」
かつて僕が倒した敵なので君とは関係ないでしょうが、君がそのループから
逃れられたとすると奴もいつか戻ってくる可能性がある。
その心構えができた感謝の印に、力を貸しますよ」
「それは心強いけど……そこの私を殺そうとした人はどうするの?」
「危険は危険なので拘束は解きません。起きたら説得しようとは思います」
「そ、そう……」
気絶した男を連れ回す変な髪型の男と可愛い少女。
凄まじい絵面だが、まあ贅沢も言えまい。
ジョルノが名簿を取り出して渡してくる。
凄まじい絵面だが、まあ贅沢も言えまい。
ジョルノが名簿を取り出して渡してくる。
「この中に知り合いの名前はありますか」
「ん……!? 沙都子!!それに、あの男……鉄平まで!」
「どういった知り合いなんです?」
「沙都子は私の親友……雛見沢症候群にかかっているからこんな所に放り込まれたら
数時間と持たずにレベル5まで発症してしまうわ!早く探さないと……」
数時間と持たずにレベル5まで発症してしまうわ!早く探さないと……」
「北条鉄平という人は彼女の親族ですか?」
「沙都子を虐げる悪い叔父よ。……何をしているの?」
ジョルノが身を乗り出し、私の持つ名簿を表示している機械を操作している。
鉄平の名前の横に×を書き込んでいるようだ。
見ると、他にも三島英吾、プロシュートの横にも付けられていた。
鉄平の名前の横に×を書き込んでいるようだ。
見ると、他にも三島英吾、プロシュートの横にも付けられていた。
「三島というのは君を殺そうとした彼の名前で、プロシュートは僕が元の世界で敵対していた
暗殺チームのメンバーです。君に杖を振られる前の僕が書き込んだようですね」
暗殺チームのメンバーです。君に杖を振られる前の僕が書き込んだようですね」
「名前を聞き出してからあそこまでボコボコにしたのね……」
処刑リストになるであろう名簿を見てため息を付き、沙都子に思いを馳せる。
前回の繰り返しで私の命を奪った相手ではあるが、彼女に罪はない。
私と同じく繰り返す者となった何者か……黒幕に操られていただけなのだ。
前回の繰り返しで私の命を奪った相手ではあるが、彼女に罪はない。
私と同じく繰り返す者となった何者か……黒幕に操られていただけなのだ。
「その黒幕ってこの沙都子ちゃんか鉄平のどちらかではないんですか?」
「は?」
「君と同じ繰り返す者が何らかの目的で君を痛めつける為に黒幕になっているなら、
君が飛ばされたここにも一緒に来ているんじゃないのかと思いまして。直感ですが」
君が飛ばされたここにも一緒に来ているんじゃないのかと思いまして。直感ですが」
「そんな安易な……」
沙都子には勿論、鉄平にも私を苦しめる積極的な動機などあるはずがない。
ジョルノの邪推をたしなめ、荷物をまとめる。
とりあえず、沙都子を探して保護する。全てはそれからだ。
ジョルノの邪推をたしなめ、荷物をまとめる。
とりあえず、沙都子を探して保護する。全てはそれからだ。
私はジョルノを先導し、この殺し合いの闇に歩き始めた。
後戻りはもうできない、私にはもう帰る場所など無いのだから――――――。
後戻りはもうできない、私にはもう帰る場所など無いのだから――――――。
○十分後。。。
「貴女を侮辱罪と強要未遂罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?
あなたが僕をあんな杖で心神喪失させ、連れ回そうとしたからです!
覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。
裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!
貴女は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!」
あなたが僕をあんな杖で心神喪失させ、連れ回そうとしたからです!
覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。
裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!
貴女は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!」
「な!?」
ジョルノが突然立ち止まったかと思うと、発狂しながら私を指差してきた。
説明書にはなかったが、封印の杖には制限時間があったらしい。
するともう一度杖を振ってワザップ特性を封印しても、15分おきに繰り返しになる。
説明書にない、回数制限などもあるかもしれない。
となると……。
説明書にはなかったが、封印の杖には制限時間があったらしい。
するともう一度杖を振ってワザップ特性を封印しても、15分おきに繰り返しになる。
説明書にない、回数制限などもあるかもしれない。
となると……。
「ふんっ!!!」
ボワンッッッッ!!!!!
「ぬぁぁぁにぃぃぃをぉぉぉ……」
「失礼するわ……まあ、指針をくれた事には感謝するわね……」
『ボミオスの杖』。不思議な杖三本セットのうちの一つで、対象の速度を鈍化させる効果がある。
ジョルノにはできれば力になってほしかったが、ワザップジョルノはただの災害だ。
爆弾を抱えていくにはこのイレギュラーな世界は危険すぎる。
ジョルノにはできれば力になってほしかったが、ワザップジョルノはただの災害だ。
爆弾を抱えていくにはこのイレギュラーな世界は危険すぎる。
私は奇縁に絡め取られず、決別の駆け足を始める。抜け出してって、抜け出してって。
その先にあるのは眩しい光に包まれた全ての真実か、再び閉ざされたリフレインか……。
その先にあるのは眩しい光に包まれた全ての真実か、再び閉ざされたリフレインか……。
【F-5/一日目/深夜】
【古手梨花@ひぐらしのなく頃に 業】
[状態] 精神復調、後頭部にたんこぶ
[装備] いつもの服
[道具] 基本支給品、不思議な杖三本セット(封印の杖[4]、ボミオスの杖[4]、ふきとばしの杖[5])@ドラゴンクエスト外伝 トルネコの大冒険 不思議のダンジョン
ランダム支給品(0〜1)
[行動方針]
基本方針:繰り返しを脱する手がかりを掴む
0:沙都子を保護する。ジョルノの推察により僅かな疑念
1:ワザップジョルノから離れる
[状態] 精神復調、後頭部にたんこぶ
[装備] いつもの服
[道具] 基本支給品、不思議な杖三本セット(封印の杖[4]、ボミオスの杖[4]、ふきとばしの杖[5])@ドラゴンクエスト外伝 トルネコの大冒険 不思議のダンジョン
ランダム支給品(0〜1)
[行動方針]
基本方針:繰り返しを脱する手がかりを掴む
0:沙都子を保護する。ジョルノの推察により僅かな疑念
1:ワザップジョルノから離れる
[備考]
※参戦時期は16話で沙都子に腹を割かれている最中(完治はしています)
※ワザップジョルノ、プロシュート、三島英吾を危険人物と認識しています
※参戦時期は16話で沙都子に腹を割かれている最中(完治はしています)
※ワザップジョルノ、プロシュート、三島英吾を危険人物と認識しています
【支給品解説】
[不思議な杖三本セット@ドラゴンクエスト外伝 トルネコの大冒険 不思議のダンジョン]
降ることで光弾が発射され、様々な効果を当たった相手に与える。
説明書には効果、射程が記載されているが残り回数・効果時間は載っていない。
①封印の杖
対象の特性・特殊能力を封じる。本来は永続・あらゆる特質の完全封印だが制限されており
効果時間5ターン(15分)、封印される特質が1つだけ・同一人物に対しては初回使用時に封印された特質に固定される。
(ワザップジョルノに再度振っても、再び異常に怒りっぽい性質が封印されスタンドが使えなくなる事はない。)
[不思議な杖三本セット@ドラゴンクエスト外伝 トルネコの大冒険 不思議のダンジョン]
降ることで光弾が発射され、様々な効果を当たった相手に与える。
説明書には効果、射程が記載されているが残り回数・効果時間は載っていない。
①封印の杖
対象の特性・特殊能力を封じる。本来は永続・あらゆる特質の完全封印だが制限されており
効果時間5ターン(15分)、封印される特質が1つだけ・同一人物に対しては初回使用時に封印された特質に固定される。
(ワザップジョルノに再度振っても、再び異常に怒りっぽい性質が封印されスタンドが使えなくなる事はない。)
②ボミオスの杖
対象の速度を減衰させる。効果時間5ターン(15分)、減衰率は時間経過と共に低減していく。
対象の速度を減衰させる。効果時間5ターン(15分)、減衰率は時間経過と共に低減していく。
③ふきとばしの杖
対象を大きく吹き飛ばす。固定ダメージを与える。
対象を大きく吹き飛ばす。固定ダメージを与える。
【F-5/一日目/深夜】
【ワザップジョルノ@ワザップ!】
[状態]:ボミオス状態(残15分)、主催者への怒り(極大)、三島英吾への怒り(大)、古手梨花への怒り(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜3、拳銃@現実、ライフル銃@現実(梨花の支給品)
[行動方針]
基本方針:主催者を訴え、刑務所にぶち込む
0:犯罪者を拘束し、事件解決後に訴える
[備考]
※外見はジョルノ・ジョバァーナ@ジョジョの奇妙な冒険 です。記憶も五部完結まで保持しているようです。
※ゴールド・エクスペリエンスも使えますが、矢をスタンドに刺してもレクイエム化はしないと思われます。
※CVは想像にお任せします。
※古手梨花、北条鉄平、プロシュート、三島英吾を犯罪者と認定しています。
※犯罪者の認定は完全な主観です。罪が重いほど対象に対する怒りは大きくなります。
※犯罪者対応は拘束が目的ですが、対応時に手加減はあまりしないようです。
※ワザップ状態が完全に解けてもジョルノ・ジョバーナ@ジョジョの奇妙な冒険にはならないようです。
[状態]:ボミオス状態(残15分)、主催者への怒り(極大)、三島英吾への怒り(大)、古手梨花への怒り(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜3、拳銃@現実、ライフル銃@現実(梨花の支給品)
[行動方針]
基本方針:主催者を訴え、刑務所にぶち込む
0:犯罪者を拘束し、事件解決後に訴える
[備考]
※外見はジョルノ・ジョバァーナ@ジョジョの奇妙な冒険 です。記憶も五部完結まで保持しているようです。
※ゴールド・エクスペリエンスも使えますが、矢をスタンドに刺してもレクイエム化はしないと思われます。
※CVは想像にお任せします。
※古手梨花、北条鉄平、プロシュート、三島英吾を犯罪者と認定しています。
※犯罪者の認定は完全な主観です。罪が重いほど対象に対する怒りは大きくなります。
※犯罪者対応は拘束が目的ですが、対応時に手加減はあまりしないようです。
※ワザップ状態が完全に解けてもジョルノ・ジョバーナ@ジョジョの奇妙な冒険にはならないようです。
【三島英吾@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】
[状態]気絶、両手両足完全拘束、顔面に激痛(傷はGEにより完治)
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜2
[行動方針]
基本方針:殺し合いを止める。
0:……
[備考]
※参戦時期は死亡後
[状態]気絶、両手両足完全拘束、顔面に激痛(傷はGEにより完治)
[装備]なし
[道具]基本支給品、ランダム支給品0〜2
[行動方針]
基本方針:殺し合いを止める。
0:……
[備考]
※参戦時期は死亡後
016:平安とは無縁な者達 | 投下順 | 018:平安京での狂騒 |
無限回繰り返す箱庭の世界 | 古手梨花 | 029灰色の世界の下で ーThe Beginningー |
三島英吾 | ||
【悲報】ワザップの嘘裏技に騙されたキッズ、殺し合いに参加させられてしまう | ワザップジョルノ |