定時放送が近づきつつある辺獄の舞台。
もっとも、参加者にとって定時が何時頃かは知らされてないので、
参加者の誰もが不意を突かれることになるであろうことは間違いないが。
二人、軍服の男と修平は放送が近づく中それをじっと眺めていた。
もっとも、参加者にとって定時が何時頃かは知らされてないので、
参加者の誰もが不意を突かれることになるであろうことは間違いないが。
二人、軍服の男と修平は放送が近づく中それをじっと眺めていた。
鬼門。本来の物語であれば、
開いた絶鬼が同じくこの童森公園で作り出したもの。
二人は仏教に詳しくはないので、絶鬼が説明したことぐらいでしか分からない。
もう一つ理解してるのは、あらゆる参加者を此処へと叩き込めば確実に殺せる代物の点。
絶鬼からは出てきそうにない機械の音がした。あれは間違いなく首輪の爆発した音だ。
この中へ入れられたら、問答無用で首輪爆破されるらしい。それが誰であろうとも。
開いた絶鬼が同じくこの童森公園で作り出したもの。
二人は仏教に詳しくはないので、絶鬼が説明したことぐらいでしか分からない。
もう一つ理解してるのは、あらゆる参加者を此処へと叩き込めば確実に殺せる代物の点。
絶鬼からは出てきそうにない機械の音がした。あれは間違いなく首輪の爆発した音だ。
この中へ入れられたら、問答無用で首輪爆破されるらしい。それが誰であろうとも。
(問題はどう使うかだな。)
鬼門を眺めながら軍服の男は改めてこの鬼門の利用について考えた。
最強の矛とも言えるものだが、致命的な欠点が二つある。
最強の矛とも言えるものだが、致命的な欠点が二つある。
一つは支給品の回収が不可能なこと。
今回は可奈美が運よく絶鬼の身体を斬ったお陰で、
ギリギリ回収できてはいるものの、次もそうとは限らない。
強い相手程奪うのは困難であり、弱い相手ではそも鬼門が必要ない。
絶鬼のような怪物はフェザー達の活躍により倒すことはできたものの、
もしあれと同等、それ以上の怪物が此処にいれば勝ち目は薄くなる。
だから今後必要なのは支給品を潤沢にし、負けの芽を摘んでいくこと。
そういう意味では、この鬼門は下手をすれば邪魔な代物とも思えてくる。
他の参加者がこれを利用して参加者を減らすようなことをしてしまえば、
当然支給品の総数が減り、ただでさえ必要な物資の可能性を潰されては困る。
今回は可奈美が運よく絶鬼の身体を斬ったお陰で、
ギリギリ回収できてはいるものの、次もそうとは限らない。
強い相手程奪うのは困難であり、弱い相手ではそも鬼門が必要ない。
絶鬼のような怪物はフェザー達の活躍により倒すことはできたものの、
もしあれと同等、それ以上の怪物が此処にいれば勝ち目は薄くなる。
だから今後必要なのは支給品を潤沢にし、負けの芽を摘んでいくこと。
そういう意味では、この鬼門は下手をすれば邪魔な代物とも思えてくる。
他の参加者がこれを利用して参加者を減らすようなことをしてしまえば、
当然支給品の総数が減り、ただでさえ必要な物資の可能性を潰されては困る。
(何より、現状で誘導できるのか?)
もう一つは誘導の問題。
単純に乗った人並みの参加者なら容易だが、
此方には今相手を押し込めるのはガッツの義手の砲撃ぐらいだ。
相手の実力次第ではいくら二人でも誘導することすらままならない。
下手をすれば自分達が鬼門へ突っ込まれる可能性だって存在している。
人間離れしたその力を見た都合で少し浮き足立ってしまっていたが、
いざ振り返ってみると、これを使うのは中々至難なのではないかと。
単純に乗った人並みの参加者なら容易だが、
此方には今相手を押し込めるのはガッツの義手の砲撃ぐらいだ。
相手の実力次第ではいくら二人でも誘導することすらままならない。
下手をすれば自分達が鬼門へ突っ込まれる可能性だって存在している。
人間離れしたその力を見た都合で少し浮き足立ってしまっていたが、
いざ振り返ってみると、これを使うのは中々至難なのではないかと。
「敵を押し込むのに向いたアイテムはないか?」
「……分かった、探しておく。」
この殺し合いは自分達が知る一般的な殺し合いの更に上にある。
コミックやアニメのような超能力や異能、超人も含まれるような世界だと。
人が闘気を放ち、人が高速で加速し、人が異形の怪物へと変わっていく。
ならばこのまま銃を使うだけでは勝てるような甘い戦いはそうは来ない。
木刀の政のときも隣の彼が協力したからこそ、撤退に追い込めたのも事実。
自分の力は銃を含めたとしても、下から数えた方が早いぐらいなのだと。
だからここらで今一度自衛できるだけの力を、琴美を守れる力が必要だ。
軍服の言葉に修平は頷いてデイバックを漁り始めるが、
それで最初に出てくるのがお菓子では正直期待はできない。
コミックやアニメのような超能力や異能、超人も含まれるような世界だと。
人が闘気を放ち、人が高速で加速し、人が異形の怪物へと変わっていく。
ならばこのまま銃を使うだけでは勝てるような甘い戦いはそうは来ない。
木刀の政のときも隣の彼が協力したからこそ、撤退に追い込めたのも事実。
自分の力は銃を含めたとしても、下から数えた方が早いぐらいなのだと。
だからここらで今一度自衛できるだけの力を、琴美を守れる力が必要だ。
軍服の言葉に修平は頷いてデイバックを漁り始めるが、
それで最初に出てくるのがお菓子では正直期待はできない。
(一応、役立つか。)
ただのチョコではないのは分かったので、
回復目的で一つだけ開封して口にしながらもう一度漁る。
回復目的で一つだけ開封して口にしながらもう一度漁る。
「うふふ……がんばってるねー。」
だがそれをするどころではなくなった。
哨戒してた軍服の目を搔い潜って一人姿を現したから。
いや、掻い潜るとかそういう問題ではなかった。
相手はパッと姿を見せ、けだるげな声を出す。
哨戒してた軍服の目を搔い潜って一人姿を現したから。
いや、掻い潜るとかそういう問題ではなかった。
相手はパッと姿を見せ、けだるげな声を出す。
「お前は……!」
ゴシックなドレスに身を包んだ薄茶色の髪の少女。
人形のような可愛さはあるが、彼女を可愛いとは思わない。
二人は知っている。この殺し合いで最初に出会った相手だから。
主催者の一人、フェレスと呼ばれた少女だった。
人形のような可愛さはあるが、彼女を可愛いとは思わない。
二人は知っている。この殺し合いで最初に出会った相手だから。
主催者の一人、フェレスと呼ばれた少女だった。
相手は主催者。無暗に刺激すればろくなことにならない。
そうはいってもいきなり主催者が姿を見せてきた上に、
此方には鬼門を悪用しようと考えていたので後ろ暗いこともある。
だから咄嗟の出来事とは言え、二人はそれぞれの武器を構えてしまう。
そうはいってもいきなり主催者が姿を見せてきた上に、
此方には鬼門を悪用しようと考えていたので後ろ暗いこともある。
だから咄嗟の出来事とは言え、二人はそれぞれの武器を構えてしまう。
「二人とも必死に武器を構えちゃって……怖い怖い。うふふ。」
怯えたような挙動をしてるが、
言葉とは裏腹に表情は一切怯えてない。
勝てる、と思い込める雰囲気すら軍服の男は感じられなかった。
言葉とは裏腹に表情は一切怯えてない。
勝てる、と思い込める雰囲気すら軍服の男は感じられなかった。
「……主催者が一体何しに来た?」
先に修平が武器を降ろして、同じように軍服の男も降ろす。
確かに後ろ暗いことはあれど、今は二人は殺し合いを加速させる要因。
盛り上げる要因相手に、ペナルティを課せるとは考えにくいと判断した。
確かに後ろ暗いことはあれど、今は二人は殺し合いを加速させる要因。
盛り上げる要因相手に、ペナルティを課せるとは考えにくいと判断した。
「警告しに来たか、鬼門の封鎖が目的だな。」
「封鎖の予定なんだけどねー……ディメーンがいないと、
ちょっと処理が面倒だから、僕が一先ず言いに来たんだよ?」
ちょっと処理が面倒だから、僕が一先ず言いに来たんだよ?」
定時放送を担当する主催者の一人。
これを埋めれるとはどんな能力を持っているのか。
これを埋めれるとはどんな能力を持っているのか。
「でもでもー、ただで封鎖されると二人とも困るよね。」
「ああ、困るな。俺達は確実に殺し合いでは格下になる。」
帝具、スタンドなどを筆頭に大半は様々な力を手にしている。
刀使や拳法家等、元より磨かれた技術を培った参加者だって多い。
その中で彼らが得たものはガッツの義手と言う少々規格外はあれど、
基本的には超能力やオーバーテクノロジーに該当するものはまだない。
絶鬼の支給品の中になら、もしかしたらあるかもしれないが今は未確認。
どうあっても、彼等は殺し合いで生き残るには力不足と言えるだろう。
刀使や拳法家等、元より磨かれた技術を培った参加者だって多い。
その中で彼らが得たものはガッツの義手と言う少々規格外はあれど、
基本的には超能力やオーバーテクノロジーに該当するものはまだない。
絶鬼の支給品の中になら、もしかしたらあるかもしれないが今は未確認。
どうあっても、彼等は殺し合いで生き残るには力不足と言えるだろう。
「俺達に鬼門を失うのに見合ったものを教えてもらう。」
強くなれれば戦える相手だって増える。
それは殺し合いを望む主催者にとっても美味しいはずだ。
特に修平の目的は、相手からすれば実に滑稽に見えるだろう。
大事な幼馴染を守るため必死に奔走する姿は、ドラマになるものだと。
乗ってやるつもりはないが、その演出欲しさに提供してくれることを願う。
それは殺し合いを望む主催者にとっても美味しいはずだ。
特に修平の目的は、相手からすれば実に滑稽に見えるだろう。
大事な幼馴染を守るため必死に奔走する姿は、ドラマになるものだと。
乗ってやるつもりはないが、その演出欲しさに提供してくれることを願う。
「じゃあー……E-4の灰を被りに行くといいかも。」
「灰?」
「人をヴァンパイアに変えちゃう、とーっても怖い灰だよ。
でもでも……人によってはなれないから、なれなくても知らないけど。」
でもでも……人によってはなれないから、なれなくても知らないけど。」
ギース・ハワードが使ったヴァンパイアになる火山灰。
ギースからすれば持っていても意味はない代物であり、
他者からすればただの灰。被る発想がないので放置されていた。
修平達は北から南下している形から、また北上することになるものの、
今のうちに力を付けておける手っ取り早い手段としては大きい。
ギースからすれば持っていても意味はない代物であり、
他者からすればただの灰。被る発想がないので放置されていた。
修平達は北から南下している形から、また北上することになるものの、
今のうちに力を付けておける手っ取り早い手段としては大きい。
「E-4のどの辺だ?」
「行けばすぐにわかるよ。死体だってあるし。」
ヴァンパイアになった奴が暴れた、
そう受け取っていいような回答が来る。
その死体が琴美でないことを願うだけだ。
そう受け取っていいような回答が来る。
その死体が琴美でないことを願うだけだ。
「確証が得られないものだけでは困る。確実性なのはないのか?」
軍服の男にとってはもう少し現実的なものを狙いたい。
修平と違って彼は自分自身が死んでいる。死を回避するにおいて、
博打めいたものに頼ると言うのは余り優先したくなかった。
修平と違って彼は自分自身が死んでいる。死を回避するにおいて、
博打めいたものに頼ると言うのは余り優先したくなかった。
「犬のように吠えて頑張ってるねー……わんわん。
ソフィアちゃんに殺されたのがそんなにトラウマなのかな?」
ソフィアちゃんに殺されたのがそんなにトラウマなのかな?」
「……あるのか、ないのかを聞いてるんだが。」
眉間にしわが寄ったものの特に表情を崩すことはしない。
棒切れでボウガンの矢を弾く彰を見て撤退したように、
冷静な判断力を以て尋ねる。
棒切れでボウガンの矢を弾く彰を見て撤退したように、
冷静な判断力を以て尋ねる。
「せっかちさんだねー……じゃあ、ムラクモって人を探してみるといいよ。
その人が持ってる刀はねぇ、ちょっと傷ついただけで即死しちゃうんだ。」
その人が持ってる刀はねぇ、ちょっと傷ついただけで即死しちゃうんだ。」
「!」
「それと比べたら、鬼門なんてゴミだよゴミ。」
かすり傷でも当たれば即死。
入れただけで即死の鬼門と同じでありつつ、
刀と言う持ち運べるものが存在してるとは思わなかった。
使い慣れてるわけではないにしても、当てにできる代物だ。
特に『刀』と言うところは軍服の男にとっては先に奪取しておきたい。
生前悠奈と呼ばれた赤髪の少女が独り言の際口にした名前が名簿に入っている。
PDAの存在も修平は知っていたことから、ゲームの関係者が多めなのは確実。
となれば、あの時棒切れでボウガンを弾いたあの少年(彰)だっているだろう。
常人がボウガンを棒切れで弾けるわけがない。相当な剣術を経験してるはずだ。
棒きれであの腕なのだからそんな刀持たせたらどうなるか分かったものではない。
そういう他人に、それも剣術にたけた人物に渡らせたくない意味でも手にしたかった。
入れただけで即死の鬼門と同じでありつつ、
刀と言う持ち運べるものが存在してるとは思わなかった。
使い慣れてるわけではないにしても、当てにできる代物だ。
特に『刀』と言うところは軍服の男にとっては先に奪取しておきたい。
生前悠奈と呼ばれた赤髪の少女が独り言の際口にした名前が名簿に入っている。
PDAの存在も修平は知っていたことから、ゲームの関係者が多めなのは確実。
となれば、あの時棒切れでボウガンを弾いたあの少年(彰)だっているだろう。
常人がボウガンを棒切れで弾けるわけがない。相当な剣術を経験してるはずだ。
棒きれであの腕なのだからそんな刀持たせたらどうなるか分かったものではない。
そういう他人に、それも剣術にたけた人物に渡らせたくない意味でも手にしたかった。
「ムラクモ、という男の特徴は?」
「茶色い軍服で白髪の男性だよ……他に該当する人はいないよ。今のところは。」
「今のところ?」
「遊びで洋服とか入れちゃったりしたし、
中には人の服を奪うこわーい人もいるから……」
中には人の服を奪うこわーい人もいるから……」
要するに最初の恰好から変わってる可能性があると。
似たようなものが支給されてるとは考えにくいし、
男性に絞ればある程度は減るだろうから左程問題ではない。
そのムラクモとやらが着替えてるような事態であれば別だが。
似たようなものが支給されてるとは考えにくいし、
男性に絞ればある程度は減るだろうから左程問題ではない。
そのムラクモとやらが着替えてるような事態であれば別だが。
「ところで、琴美はどうしてる?」
武器の情報もいいが、こうして主催者が此処にいる。
となれば自分達よりはるかに多い情報を持つはず。
引き出せるものはなるべく引き出しておけば、今後に繋がる。
となれば自分達よりはるかに多い情報を持つはず。
引き出せるものはなるべく引き出しておけば、今後に繋がる。
「琴美ちゃんかぁ……うふふ。
琴美ちゃん、琴美ちゃん、琴美ちゃん、
琴美ちゃん琴美ちゃん……可愛かったなぁ。」
琴美ちゃん、琴美ちゃん、琴美ちゃん、
琴美ちゃん琴美ちゃん……可愛かったなぁ。」
「琴美に何かあったのか!?」
恍惚とした表情で語る彼女に、嫌な予感が過り手を掴む修平。
可愛『かった』と過去形のような言い方は、不安を煽る材料でしかない。
可愛『かった』と過去形のような言い方は、不安を煽る材料でしかない。
「すっごい強い人と一緒だったから大丈夫かもしれないよぉ。
とーっても、恐ろしいケダモノと出会ってたみたいだけど……うふふ。」
とーっても、恐ろしいケダモノと出会ってたみたいだけど……うふふ。」
聞けば聞く程嫌な予感しかしてこなくなる。
一方で人をおちょくるのを楽しんでるので、
ただの虚言とも思えなくもないのが厄介なところだ。
本当かどうかが妙に判断しづらい。
一方で人をおちょくるのを楽しんでるので、
ただの虚言とも思えなくもないのが厄介なところだ。
本当かどうかが妙に判断しづらい。
「君達が琴美ちゃんの事、守ってあげないとね。」
「……言われるまでもない。」
琴美が唯一のよりどころとなった存在だ。
たとえ自分が手を汚すことになってでも、彼女を守る。
そう決意して完全な善人であるフェザーすら手にかけた。
後戻りはできないし、後悔するつもりもない。
彼女は、こんなところで死んでいい奴じゃないと。
たとえ自分が手を汚すことになってでも、彼女を守る。
そう決意して完全な善人であるフェザーすら手にかけた。
後戻りはできないし、後悔するつもりもない。
彼女は、こんなところで死んでいい奴じゃないと。
「ボンジュ~ル……おっと、先に相手してくれてたのかい?」
会話がひと段落ついたところ、
ディメーンが空中に浮いた状態で姿を見せる。
ディメーンが空中に浮いた状態で姿を見せる。
「いやはや、激戦区に支給品を届けるのも大変だったよ。
特に今回のは大型。リアルタイムで見たいのに事後処理とは多忙だね。」
特に今回のは大型。リアルタイムで見たいのに事後処理とは多忙だね。」
大変とは口にしつつ着地するが、
此方も余り大変そうには見えない。
道化らしい姿をしてると言うのもあるだろうが、
声色と言う意味でもそうとは余り受け取れなかった。
此方も余り大変そうには見えない。
道化らしい姿をしてると言うのもあるだろうが、
声色と言う意味でもそうとは余り受け取れなかった。
「おや、これはこれは……藤田修平君じゃないか。」
「? 俺がどうかしたのか。」
「ンッフッフ、いいや? ただ君達に興味を持っているだけだとも。
刀使でも、リフレクターでも、半妖でもヴァンパイアでも代行者でもない。
何一つ特殊な力も持ち合わせてない中、殺し合いに乗ろうと掲げた参加者だよ?」
刀使でも、リフレクターでも、半妖でもヴァンパイアでも代行者でもない。
何一つ特殊な力も持ち合わせてない中、殺し合いに乗ろうと掲げた参加者だよ?」
ギースや桐生のように、最初から力を持ち合わせたわけではない。
緑郎や貴真のように、支給品で特殊な能力や力を得たわけでもない。
ジャギやホワイトのように、人間離れした戦闘技術を持ってすらいない。
彼らは人間の範疇から欠片たりとも逸脱してない状況下でありながら、
数々の異能を前にしても方針を転換せずに続けていると言う、稀有な存在だ。
洸のように、何方に転がるか分からない一般人の範疇を出ない参加者はいるが、
彼らと同じ殺し合いを加速させる参加者では死者を含めても他に存在しなかった。
(村田はミスティのバックアップがあったので除外とする)
緑郎や貴真のように、支給品で特殊な能力や力を得たわけでもない。
ジャギやホワイトのように、人間離れした戦闘技術を持ってすらいない。
彼らは人間の範疇から欠片たりとも逸脱してない状況下でありながら、
数々の異能を前にしても方針を転換せずに続けていると言う、稀有な存在だ。
洸のように、何方に転がるか分からない一般人の範疇を出ない参加者はいるが、
彼らと同じ殺し合いを加速させる参加者では死者を含めても他に存在しなかった。
(村田はミスティのバックアップがあったので除外とする)
「そういう意味だと君達は希少なのさ。
君達の活躍を期待してるよ。ボン・ボヤ~ジュ!」
君達の活躍を期待してるよ。ボン・ボヤ~ジュ!」
四角い枠が二人や鬼門を囲むと、
枠が縮んでいき、囲まれていた相手は全員姿を消す。
適当なものを鬼門があった場所へ投げても何も起きない。
どうやら本当に閉じられたか、鬼門の場所を変更されたようだ。
枠が縮んでいき、囲まれていた相手は全員姿を消す。
適当なものを鬼門があった場所へ投げても何も起きない。
どうやら本当に閉じられたか、鬼門の場所を変更されたようだ。
「……どうする。E-4へ向かうか?」
「それが一番だろうな。」
軍服の男に促されたのもあるが、
ムラクモの行方は分からない以上、灰を調べるしかない。
今絶鬼のような参加者と出会えば即座に壊滅するだろう。
特にどこかでは激戦区もあるようだし、その上大型の支給品も存在する。
なので、少しの間参加者との接触は控えておくようにしたい。
ディメーンは人のままでであることを評価したが、評価などどうでもいい。
琴美の為なら、人間をやめるぐらいはするつもりだ。
ムラクモの行方は分からない以上、灰を調べるしかない。
今絶鬼のような参加者と出会えば即座に壊滅するだろう。
特にどこかでは激戦区もあるようだし、その上大型の支給品も存在する。
なので、少しの間参加者との接触は控えておくようにしたい。
ディメーンは人のままでであることを評価したが、評価などどうでもいい。
琴美の為なら、人間をやめるぐらいはするつもりだ。
「それはそうと、そっちの支給品は確認しないのか?」
「自分のを確認するよう言っておいて、
此方で確認してなかったな……悪かった。」
此方で確認してなかったな……悪かった。」
支給品の総数で言えば絶鬼の分軍服の男の方が多いのだから、
自分の方が確認しておくべきことで、絶鬼の支給品を確認し始める。
なんてことはない行為だが、彼等にとっては此処が重要な瞬間でもあった。
自分の方が確認しておくべきことで、絶鬼の支給品を確認し始める。
なんてことはない行為だが、彼等にとっては此処が重要な瞬間でもあった。
既に、修平が目的とした琴美はモッコスとの戦いで死亡した。
つまり、修平は『不要な存在の排除』から『全参加者の排除』に転換する。
修平にとって村雨と火山灰の情報を持っている軍服の男は厄介な存在だ。
先にそれを手にされる可能性もあるし、彼はまだ特殊な力がない。
今が一番簡単に殺せる瞬間でもあると言うことだが、
もし、支給品で返り討ちに出来るものがあれば別だ。
修平が今から確認する最後の支給品にも可能性はあるが。
ビターチョコを嚙み砕きながら迎える放送は、
何よりも苦い結果を報告してくるだろう。
つまり、修平は『不要な存在の排除』から『全参加者の排除』に転換する。
修平にとって村雨と火山灰の情報を持っている軍服の男は厄介な存在だ。
先にそれを手にされる可能性もあるし、彼はまだ特殊な力がない。
今が一番簡単に殺せる瞬間でもあると言うことだが、
もし、支給品で返り討ちに出来るものがあれば別だ。
修平が今から確認する最後の支給品にも可能性はあるが。
ビターチョコを嚙み砕きながら迎える放送は、
何よりも苦い結果を報告してくるだろう。
第一回目の放送は何方か、或いは双方の弔いの鐘となるや否や。
【(Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】
[状態]:健康
[装備]:ガッツの義手(ボウガン、大砲付き)、クロスボウ@現実
[道具]:基本支給品×3(フェザー・絶鬼)、ランダム支給品0~4(自分×0~1、絶鬼×1~3)、神戸しおの靴下@ハッピーシュガーライフ
[思考・状況]
基本方針:生き残る。
1:参加者を襲撃し装備を増やす。
2:修平と組んで不要な参加者を減らしていく。
3:E-4灰、それとムラクモと言う男が持つ刀(村雨)を手に入れる。
[状態]:健康
[装備]:ガッツの義手(ボウガン、大砲付き)、クロスボウ@現実
[道具]:基本支給品×3(フェザー・絶鬼)、ランダム支給品0~4(自分×0~1、絶鬼×1~3)、神戸しおの靴下@ハッピーシュガーライフ
[思考・状況]
基本方針:生き残る。
1:参加者を襲撃し装備を増やす。
2:修平と組んで不要な参加者を減らしていく。
3:E-4灰、それとムラクモと言う男が持つ刀(村雨)を手に入れる。
[備考]
※参戦時期は死亡後です。
※参戦時期は死亡後です。
【藤田修平@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage】
[状態]:ダメージ(小)、不安(大)
[装備]:コルトM1911A1@サタノファニ、食べかけのビター・チョコレート@クライスタ
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~3、ビター・チョコレート×3@クライスタ
[思考]
基本:琴美を生還させる。琴美が死んだ場合は優勝して彼女を蘇らせる。
0:琴美の生還に不必要な存在を排除していく。
1:軍服と組んで不要な参加者を減らしていく。
2:一体何だったんだあの女(零)は……
3:木刀政には要注意。
4:あのPDA……もしかして他にも支給されているのか?
5:E-4の灰、それとムラクモと言う男が持つ刀(村雨)を手に入れる。
6:琴美、無事なのか?
[状態]:ダメージ(小)、不安(大)
[装備]:コルトM1911A1@サタノファニ、食べかけのビター・チョコレート@クライスタ
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×0~3、ビター・チョコレート×3@クライスタ
[思考]
基本:琴美を生還させる。琴美が死んだ場合は優勝して彼女を蘇らせる。
0:琴美の生還に不必要な存在を排除していく。
1:軍服と組んで不要な参加者を減らしていく。
2:一体何だったんだあの女(零)は……
3:木刀政には要注意。
4:あのPDA……もしかして他にも支給されているのか?
5:E-4の灰、それとムラクモと言う男が持つ刀(村雨)を手に入れる。
6:琴美、無事なのか?
[備考]
※エピソードA、琴美死亡後からの参戦です。
※エピソードA、琴美死亡後からの参戦です。
「ねえディメーン……楽しそうだけど、どうしたの?」
多数のモニターが並ぶ部屋へと戻ってくると、
何処か浮き足立ってるディメーンに疑問を浮かべるフェレス。
正直彼が何を考えてるかについてはどうでもいいことだ。
そもそも主催者陣営が胡散臭い連中しかいないし、双子もそに該当する。
彼女にとって興味があるのは、殺せないまま悩み続ける零のことぐらいだ。
見ていて滑稽で、愉快で、愉しくて仕方がない玩具一つだけ。
何処か浮き足立ってるディメーンに疑問を浮かべるフェレス。
正直彼が何を考えてるかについてはどうでもいいことだ。
そもそも主催者陣営が胡散臭い連中しかいないし、双子もそに該当する。
彼女にとって興味があるのは、殺せないまま悩み続ける零のことぐらいだ。
見ていて滑稽で、愉快で、愉しくて仕方がない玩具一つだけ。
「ンッフッフ、ちょっと面白そうな参加者がいたから、今後が楽しみなだけさ。」
誰が予想できたか。自分だって伯爵の隙を狙って漸く致命傷を負わせたのに、
まさかこんなにも伯爵が早く死亡すると言う思いもよらない結末を迎えているとは。
ナスタシアは涙を流すだろうか。ミスターLは悠奈と共にいられるのだろうか。
マネーラは伯爵と戻ることを願った。その伯爵がいなくなった今どうなるのか。
嘗ての仲間であった三人の放送後の反応を楽しみで浮かれたくもなるが、
彼が関心を持ってるのは何よりも完全者。あの戦いを生き延びた上に、
コントンのラブパワーを得る結果もこれまた予想していないことだ。
まさかこんなにも伯爵が早く死亡すると言う思いもよらない結末を迎えているとは。
ナスタシアは涙を流すだろうか。ミスターLは悠奈と共にいられるのだろうか。
マネーラは伯爵と戻ることを願った。その伯爵がいなくなった今どうなるのか。
嘗ての仲間であった三人の放送後の反応を楽しみで浮かれたくもなるが、
彼が関心を持ってるのは何よりも完全者。あの戦いを生き延びた上に、
コントンのラブパワーを得る結果もこれまた予想していないことだ。
(これは、早い再会になるかな?)
目を盗んで出会う算段を思案しながら、ディメーンは一人楽しむ。
特にそんな彼に大した興味を示すこともなく、
フェレスはその場を去っていった。
特にそんな彼に大した興味を示すこともなく、
フェレスはその場を去っていった。
【ビター・チョコレート@クライスタ】
藤田修平に支給。辺獄の商人から買える回復アイテム。
体力の三割程を回復できる。四個セット。
藤田修平に支給。辺獄の商人から買える回復アイテム。
体力の三割程を回復できる。四個セット。
051:SAMURAIGIRLS,SUN KILL!KILL!KILL! | 投下順 | 053:辺獄平安公演 朝の部 |
034:辺獄平安討鬼伝 | (Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男 | 059:その男、軍服につき |
藤田修平 |