鬼-----人に危害を加える空想上の怪物や妖怪変化。
歴史民俗用語辞典より引用。
歴史民俗用語辞典より引用。
G-4内に設置されている公園に男女4人が情報交換していた―――
公園の名は”童守公園”
男女の名はフェザー、衛藤可奈美、ロック・ハワード、有間都古。
公園の名は”童守公園”
男女の名はフェザー、衛藤可奈美、ロック・ハワード、有間都古。
平安京を駆け抜けていたフェザーと可奈美は向こう側から走ってきたロック、都古と出会い、情報交換を兼ねて近くの童守公園に立ち寄った。
「騎空士……か。悪いが聞いたことは一度もないな」
「私もないよ!」
フェザーと都古はフェザーの騎空士の単語に首を傾げる。
「私もないよ!」
フェザーと都古はフェザーの騎空士の単語に首を傾げる。
一方―――
「ロックさんは、アメリカ出身で、都古ちゃんは、私と同じ日本なんだね」
可奈美はロックのアメリカに都古の日本という国名に反応する。
可奈美はロックのアメリカに都古の日本という国名に反応する。
「ってことは、カナミ、ロック、ミヤコは同じ世界なんだな!」
「そういうことになるね」
「おいおい……まさか本当にコミックみたいな世界があるなんてな」
ロックはフェザーの住む空の世界の存在に嘘だろといった風にボヤク。
「そういうことになるね」
「おいおい……まさか本当にコミックみたいな世界があるなんてな」
ロックはフェザーの住む空の世界の存在に嘘だろといった風にボヤク。
「ロックさんと都古ちゃんの対峙した鬼……殺し合いにのっているんですね……)
可奈美は殺し合いに乗っている鬼の話を聞くと、顔に陰りが見える―――
先ほどの親友の死が頭をよぎるからだ。
可奈美は殺し合いに乗っている鬼の話を聞くと、顔に陰りが見える―――
先ほどの親友の死が頭をよぎるからだ。
「がおーっ!て、とってもきょうぼうだった!」
都古は両手を怪獣のようにモノマネをする。
都古は両手を怪獣のようにモノマネをする。
「それで、2人の支給品には何か抵抗できそうなのがあるか?」
ロックは対抗できる支給品があるか尋ねる。
残念ながらロックと都古には対抗できそうな支給品はないからだ。
ロックは対抗できる支給品があるか尋ねる。
残念ながらロックと都古には対抗できそうな支給品はないからだ。
「俺の支給品はさっき食べちまったケーキとこのPADという機械と……よくわからん誰かの靴下だ」
「ハァ!?おい、マジかよ!外れも外れじゃねーか……」
ロックはまさかの”靴下”に開いた口が塞がらない。
「ハァ!?おい、マジかよ!外れも外れじゃねーか……」
ロックはまさかの”靴下”に開いた口が塞がらない。
「私は、武器だけど……あ、そうだ!都古ちゃんにこれあげるね。私の得物は刀だから」
可奈美は最後の支給品の手甲を手渡す。
可奈美は最後の支給品の手甲を手渡す。
「いいの!?わーい、ありがと可奈美お姉ちゃん♪」
都古は可奈美の申し出に喜び、抱き着く。
どうやら、可奈美は都古に姉と認定されたようだ。
都古は可奈美の申し出に喜び、抱き着く。
どうやら、可奈美は都古に姉と認定されたようだ。
「もう一つの武器はハンマーなんですが……」
可奈美は申し訳なさそうにウォーハンマーをロックに提示するが―――
可奈美は申し訳なさそうにウォーハンマーをロックに提示するが―――
「いや……俺も都古と同じく拳で闘うスタイルだ。遠慮しておく」
ロックは、可奈美の申し出を断る。
ロックは、可奈美の申し出を断る。
(あと……舞衣ちゃんの支給品だけど……)
そういえば、まだ確認を済ませてはいなかった。
本当ならここで確認するべきだが、舞衣の死をまだ引き摺っているため躊躇してしまう。
そういえば、まだ確認を済ませてはいなかった。
本当ならここで確認するべきだが、舞衣の死をまだ引き摺っているため躊躇してしまう。
「そういえばフェザーの世界には、鬼はいるのか?」
「ああ、だけど人の姿から鬼に変形するのは見かけたことはないな。どちらかというとタンジローたち、鬼殺隊が対峙している鬼に近いと思う」
フェザー達の世界にもゴブリンといった鬼は存在するが、流石に人の姿から鬼に変化するのはフェザーは心当たりがない。
「ああ、だけど人の姿から鬼に変形するのは見かけたことはないな。どちらかというとタンジローたち、鬼殺隊が対峙している鬼に近いと思う」
フェザー達の世界にもゴブリンといった鬼は存在するが、流石に人の姿から鬼に変化するのはフェザーは心当たりがない。
「ちなみにその鬼殺隊が追っている鬼の倒し方ってなんだ?」
「えーと、確か日輪刀という刀で頸を斬りおとすっていってたな……」
「おいおい、刀で頸を斬りおとすだと!?オレとすこぶる相性が悪いな」
「私もー……」
フェザーから聞いた鬼の倒し方は、格闘家である自分のスタイルと真逆であることに肩を落とすロックと都古。
「えーと、確か日輪刀という刀で頸を斬りおとすっていってたな……」
「おいおい、刀で頸を斬りおとすだと!?オレとすこぶる相性が悪いな」
「私もー……」
フェザーから聞いた鬼の倒し方は、格闘家である自分のスタイルと真逆であることに肩を落とすロックと都古。
「だけど、その鬼がタンジロー達の鬼とはまだわからねぇし、最悪、拳でなんとかなるだろ!」
「どうして?」
「……へっ!どうしてかって?たいていのことは拳で片付くってわかるからだ!」
都古の疑問にフェザーは力こぶを作りながら快活に答える。
「どうして?」
「……へっ!どうしてかって?たいていのことは拳で片付くってわかるからだ!」
都古の疑問にフェザーは力こぶを作りながら快活に答える。
☆彡 ☆彡 ☆彡
それからも情報をいくつか交換していく最中―――
「?どうした、オレの顔になんかついてるのか?」
ロックはフェザーの様子に気づくと話しかける。
ロックはフェザーの様子に気づくと話しかける。
「ん?あ、ああ……なんでもない」
(ロックと手合わせしてぇな。拳と拳で語り合いたいぜ……)
メロメロケーキで体の傷が癒えたのもあり、フェザーの体はうずうずしている。
だが、可奈美の知り合いの死を間近に見て弔ったのもあり、手合わせを申し込むのを自重している。
(ロックと手合わせしてぇな。拳と拳で語り合いたいぜ……)
メロメロケーキで体の傷が癒えたのもあり、フェザーの体はうずうずしている。
だが、可奈美の知り合いの死を間近に見て弔ったのもあり、手合わせを申し込むのを自重している。
「ふふ、ロックおにーちゃん。きっとフェザーさんはロックおにーちゃんと手合わせしたいと思ってるんだよ」
都古は公園のブランコを漕ぎながら指摘する。
都古は公園のブランコを漕ぎながら指摘する。
―――ドキリ。
都古の指摘にフェザーは驚く顔を見せる。
「そうなのか?」
「……ああ。俺ってさ、強い相手を見ると拳で心を通じ合いたくなる性質なんだ。それにロックとなら拳を極められるのではないかなと思ってさ」
フェザーは恥ずかしいのか、ほんのり顔を赤くして頭をポリポリとかく。
「……ああ。俺ってさ、強い相手を見ると拳で心を通じ合いたくなる性質なんだ。それにロックとなら拳を極められるのではないかなと思ってさ」
フェザーは恥ずかしいのか、ほんのり顔を赤くして頭をポリポリとかく。
「フッ……OK!このクソッたれな催しを開いた主催共をとっちめた後なら、相手してやるぜ!」
ロックは快くフェザーとのファイトを引き受ける。
実は、かくいうロックもフェザーから溢れる闘気を当てられ、ストリートファイトの血が疼き高まっている。
ロックは快くフェザーとのファイトを引き受ける。
実は、かくいうロックもフェザーから溢れる闘気を当てられ、ストリートファイトの血が疼き高まっている。
「本当か!よし……男と男の約束だぜ!」
ロックの承諾にフェザーは笑顔を浮かべると2人は拳をゴッ!とぶつけ合う。
ロックの承諾にフェザーは笑顔を浮かべると2人は拳をゴッ!とぶつけ合う。
「ふふ……」
可奈美はそんなフェザーとロックのやり取りを微笑ましく眺めている。
可奈美はそんなフェザーとロックのやり取りを微笑ましく眺めている。
可奈美は剣術の立ち合いが好きで、剣を通じて相手を理解しようとする考えを持つ。
それは、フェザーのように拳と拳の会話と気質が似ている。
これが、日常のやり取りなら可奈美も喜んでその中に混ざっていただろう。
それは、フェザーのように拳と拳の会話と気質が似ている。
これが、日常のやり取りなら可奈美も喜んでその中に混ざっていただろう。
だが―――
(舞衣ちゃん……)
やはり、柳瀬舞衣の死は可奈美にとても暗い影を落とす―――
今の可奈美の胸中には焦燥、やり場のない感情が渦巻いている。
やはり、柳瀬舞衣の死は可奈美にとても暗い影を落とす―――
今の可奈美の胸中には焦燥、やり場のない感情が渦巻いている。
「……ねー。可奈美お姉ちゃん。無理してない?」
「……え?」
都古の言葉に可奈美はピクリと体を震わす。
「……え?」
都古の言葉に可奈美はピクリと体を震わす。
「別に無理してなんかないよ」
可奈美は動揺を隠すようにその指摘を否定するが―――
可奈美は動揺を隠すようにその指摘を否定するが―――
「その……可奈美お姉ちゃん。仲の良かった友達を亡くしちゃたんだよね?そんな直ぐ気持ちを切り替えられるなんて無理に決まってるよ……それに悲しいときは思いっきり悲しんだ方がスッキリするんだよ」
可奈美は自分自身のネガティブな感情は殆ど漏らさず、悲しい時も明るく振る舞う癖があるいわゆる”言わない子”なのだが、感情を素直に出す小学生には見破られた―――
可奈美は自分自身のネガティブな感情は殆ど漏らさず、悲しい時も明るく振る舞う癖があるいわゆる”言わない子”なのだが、感情を素直に出す小学生には見破られた―――
「都古の言う通りだな……」
「……カナミ」
(……くそッ!)
都古の指摘にフェザーとロックは自分の不明を恥じる。
特にフェザーは先ほどの可奈美の明るさ表情に気づくことができなかった己に怒る。
「……カナミ」
(……くそッ!)
都古の指摘にフェザーとロックは自分の不明を恥じる。
特にフェザーは先ほどの可奈美の明るさ表情に気づくことができなかった己に怒る。
「むー。ロックお兄ちゃんとフェザーさんは、もっと”おとめ心”を理解しなきゃ駄目だよ!女の子は繊細なんだから!」
都古は可奈美が抱えている感情に鈍感な男2人を軽く諫める。
都古は可奈美が抱えている感情に鈍感な男2人を軽く諫める。
「可奈美、I'm sorry。空気を読まないで盛り上がって」
「わりぃカナミ……俺……」
「う、ううん。ロックさんとフェザーさんが謝ることじゃないよ!」
頭を下げるロックとフェザーに可奈美は手をブンブン振りながら気にしないで!と伝える。
「わりぃカナミ……俺……」
「う、ううん。ロックさんとフェザーさんが謝ることじゃないよ!」
頭を下げるロックとフェザーに可奈美は手をブンブン振りながら気にしないで!と伝える。
(悪いことしちゃったな……そうだ……舞衣ちゃんの支給品を確認しなきゃ!)
可奈美は2人に申し訳ないという気持ちと都古に慰められたことで、舞衣の支給品を確認しようとする。
可奈美は2人に申し訳ないという気持ちと都古に慰められたことで、舞衣の支給品を確認しようとする。
だが―――
それは中断することとなる―――
「見つけだぞッ!!!虫けらがぁぁああ!」
―――ズドン!
突如、上空から降りてきた怒りの形相の鬼。
―――絶鬼。
☆彡 ☆彡 ☆彡
―――ゴゴゴゴゴ!!!!!
(これが……ロックさんと都古ちゃんがいっていた鬼。タギツヒメ以上に禍々しいオーラを放ってる……)
可奈美は目の前の鬼の放つ禍々しいオーラから感じ取る。
可奈美は目の前の鬼の放つ禍々しいオーラから感じ取る。
「ッ!?お前……!!」
(クソッ!気絶から覚めるのが早すぎるだろッ!)
(クソッ!気絶から覚めるのが早すぎるだろッ!)
ロックは再び出現した絶鬼から一旦、距離を置こうとするが―――
―――バッ!
バリバリバリィィィ!!!
バリバリバリィィィ!!!
「ぐあああッ!?」
(コイツ……こんなこともできるのか!?)
絶鬼の鬼の手が奇怪な形に変化すると雷が発生してロックの体を痺れさせる。
(コイツ……こんなこともできるのか!?)
絶鬼の鬼の手が奇怪な形に変化すると雷が発生してロックの体を痺れさせる。
「コンサートの途中で席をたつのは、マナー違反だァァ〜!覚悟しろよォォ!」
人間に気絶させられたという屈辱からか、絶鬼は怒りのパンチを動けないロックにお見舞いする。
人間に気絶させられたという屈辱からか、絶鬼は怒りのパンチを動けないロックにお見舞いする。
「ぅううあああああああ!!」
絶鬼のパンチを腹からモロに喰らい吹き飛ばされる。
絶鬼のパンチを腹からモロに喰らい吹き飛ばされる。
―――ミシミシぃぃぃ!!!
(あ……あばら骨が!!)
吹き飛ばされた先には公園内の樹木があり、激突すると倒れる―――
吹き飛ばされた先には公園内の樹木があり、激突すると倒れる―――
「ロックお兄ちゃん!?」
都古はロックに急ぎ駆け寄ろうとするが―――
都古はロックに急ぎ駆け寄ろうとするが―――
「行かせないよ!!!」
ビュッ―――
ビュッ―――
「あ゛う゛う゛!?」
絶鬼の伸びた人差し指が都古の左肩を貫く―――
絶鬼の伸びた人差し指が都古の左肩を貫く―――
―――ゲボッ!
「都古ちゃん!」
「そぉぉおら!」
「そぉぉおら!」
―――ドガッッッ!!!
「あ゛ぐぅぅぅう!!!」
可奈美の声も空しく、都古はそのまま遠心力の勢いで投げ飛ばされると、ロックと同じく木に激突して倒れる―――
可奈美の声も空しく、都古はそのまま遠心力の勢いで投げ飛ばされると、ロックと同じく木に激突して倒れる―――
「ふぅ……。やっぱり虫けらがもがき苦しむ断末魔のメロディは、僕の心に安らぎを与えてくれる」
激昂していた絶鬼だが、怒りの根源であるロックをズタボロにしたことや都古の絶叫を聞いて冷静さを多少取り戻す。
「ロックとミヤコに何しやがるッ!!!」
フェザーは2人に対する絶鬼の蛮行に怒りを抑えきれない。
フェザーは2人に対する絶鬼の蛮行に怒りを抑えきれない。
「許さねぇ……許さねぇぞおおお!」
フェザーの拳が絶鬼の体全体に打ち込む!
フェザーの拳が絶鬼の体全体に打ち込む!
「君も拳で闘うのかい?やめなよ、僕の肉体を傷つけることなんて不可能だ」
絶鬼は真正面からフェザーのパンチを受ける。
絶鬼は真正面からフェザーのパンチを受ける。
「そんなこと……そんなことしったこっちゃねぇ!」
鬼がどんなに強固な体を有してようが、自分の拳を信じて叩き込むだけ!
フェザーの目標は晶星獣と拳で語り合う事。
絶鬼の言葉を到底容認することはできない!
鬼がどんなに強固な体を有してようが、自分の拳を信じて叩き込むだけ!
フェザーの目標は晶星獣と拳で語り合う事。
絶鬼の言葉を到底容認することはできない!
「現実を直視できないのは愚かだよ」
絶鬼は先ほどのロックに行ったように鬼の手を変形させて電撃を放つ。
雷がフェザーの肉体を焦がす―――
絶鬼は先ほどのロックに行ったように鬼の手を変形させて電撃を放つ。
雷がフェザーの肉体を焦がす―――
しかし―――
「効かねぇ!!!」
「何ッ!?」
フェザーの持つ雷の力がフェザーを後退させない!
もちろん、ダメージは通っているはずだが、そこはフェザーの持つ根性だろう。
「何ッ!?」
フェザーの持つ雷の力がフェザーを後退させない!
もちろん、ダメージは通っているはずだが、そこはフェザーの持つ根性だろう。
「この一撃で教えてやるぜ!ビリーブ・ブロー!」
猛打のラッシュを絶鬼のボディに叩き込む!
猛打のラッシュを絶鬼のボディに叩き込む!
「う゛ぐ゛ッ!?」
強烈なブローにさしもの絶鬼も顔をゆがめる。
(オレの拳が効いている!……よし!)
フェザーは己の拳が通用していると確信する。
強烈なブローにさしもの絶鬼も顔をゆがめる。
(オレの拳が効いている!……よし!)
フェザーは己の拳が通用していると確信する。
だが―――
「……ッ!ちょっと、暑苦しいよ君」
フェザーの両肩を掴むと―――
フェザーの両肩を掴むと―――
ゴバアアッ!!!
「ぐああああぁぁぁあああ!!」
絶鬼の吐く炎のブレスがフェザーの顔面を焼く―――
絶鬼の吐く炎のブレスがフェザーの顔面を焼く―――
―――ブンッ!
絶鬼の太い上腕2等筋を有する腕がフェザーをぶん投げる。
絶鬼の太い上腕2等筋を有する腕がフェザーをぶん投げる。
「がっああ!」
フェザーは童守公園の入り口付近まで転げまわる―――
フェザーは童守公園の入り口付近まで転げまわる―――
「フェザーさん!」
「おっと、行かせないよ」
フェザーに駆け寄ろうとするが、目の前に絶鬼が立ち塞がる。
「おっと、行かせないよ」
フェザーに駆け寄ろうとするが、目の前に絶鬼が立ち塞がる。
「おや?君の着ている服……見覚えがあるね」
絶鬼は可奈美を見ると服に見覚えがあるとジロジロと眺める。
絶鬼は可奈美を見ると服に見覚えがあるとジロジロと眺める。
(え……?)
絶鬼の言葉に可奈美の心臓の鼓動が速く
絶鬼の言葉に可奈美の心臓の鼓動が速く
「それって、もしかして……舞衣ちゃんのこと?」
(舞衣ちゃんの服のことを言ってるの?だとすると……)
可奈美の額から嫌な汗が流れる。
(舞衣ちゃんの服のことを言ってるの?だとすると……)
可奈美の額から嫌な汗が流れる。
「舞衣?……ああ、見たんだね。僕のアート(殺し)を」
―――ドクン。
「!!」
可奈美の脳裏に先ほどの舞衣の見るも無残な姿が想起される。
優しかった顔が血まみれで―――
暖かく受け止めてくれるお腹は腸が飛び散っていた、あの姿を―――
可奈美の脳裏に先ほどの舞衣の見るも無残な姿が想起される。
優しかった顔が血まみれで―――
暖かく受け止めてくれるお腹は腸が飛び散っていた、あの姿を―――
「とても美しかっただろ?題して『敗柳残花』一番気に入っている箇所は飛び散っている腸かな」
絶鬼は嗤う―――
絶鬼は嗤う―――
「……」
可奈美は呆然と立ち尽くしている―――
可奈美は呆然と立ち尽くしている―――
「……ああ。そうそう、見物料は命だよ」
絶鬼は鬼の手を可奈美の脳天へ振り下ろす―――
絶鬼は鬼の手を可奈美の脳天へ振り下ろす―――
―――ガキィィン!!
―――それを可奈美は孫六兼元で受け止める。
「貴方が……舞衣ちゃんをッ!!」
可奈美の瞳に渦巻くのは言葉ではとてもいい表せない感情―――
可奈美の瞳に渦巻くのは言葉ではとてもいい表せない感情―――
受け止めた鬼の手を捌き、胴をお見舞いする。
しかし―――
「へぇ……その刀。結構な業物みたいだけど、悲しいかなぁ。”パワー”が足りないよ」
そう、鬼の強固な肉体を相手に写シを使わない状態では斬撃を通すにはいささか困難である。
そう、鬼の強固な肉体を相手に写シを使わない状態では斬撃を通すにはいささか困難である。
「……ッ!」
(やっぱり……千鳥じゃなきゃ……)
予想はしていたが、写シを使用できない非情の現実に可奈美は焦りを隠せない。
(やっぱり……千鳥じゃなきゃ……)
予想はしていたが、写シを使用できない非情の現実に可奈美は焦りを隠せない。
「それじゃあ、君のシンフォニーを聞かせてもらおうかッ!」
―――ブンッ!ブンッ!!ブンッ!!!
絶鬼が可奈美に向かい大ぶりなパンチを繰り返す。
それを可奈美は孫六兼元で捌き続ける。
絶鬼が可奈美に向かい大ぶりなパンチを繰り返す。
それを可奈美は孫六兼元で捌き続ける。
「ちょこまかと動いて……イライラさせるね」
―――ブンッ!ブンッ!!ブンッ!!!
―――ブンッ!ブンッ!!ブンッ!!!
その重い一撃はまともに喰らえば一たまりもないだろう。
可奈美の超感覚と神眼によりなんとか、紙一重で絶鬼の猛打を避けきっている。
可奈美の超感覚と神眼によりなんとか、紙一重で絶鬼の猛打を避けきっている。
「鬼っていっても、大したこと……ないね!」
「へぇ……イラつかせるのが上手だね!!!」
(落ち着け!私に集中させなきゃ!)
可奈美は挑発する。
可奈美は絶鬼を自分に引き付ける―――
3人を守るために―――
「へぇ……イラつかせるのが上手だね!!!」
(落ち着け!私に集中させなきゃ!)
可奈美は挑発する。
可奈美は絶鬼を自分に引き付ける―――
3人を守るために―――
―――よく見る!よく聞く!よく感じ取る!
ズバッ!
孫六兼元が絶鬼の頬を斬る!
絶鬼の頬から血が垂れ落ちる―――
絶鬼の頬から血が垂れ落ちる―――
(肉体は強固だけど、顔はそうでもないみたい!)
可奈美は勝機を見出す。
可奈美は勝機を見出す。
だが―――
「僕の顔に……ゆるさないよ君ィィィ!!!」
「鬼の手!」
バリバリバリィ!!!
バリバリバリィ!!!
鬼の手による雷撃に―――
ドム!!!
妖力波―――
「あ゛う゛ッ!?」
雷撃に妖力波を受けた可奈美はフェザー同様、地面を転がりまわる。
「これでわかっただろ?人間と鬼の戦いはゾウとアリの戦いなんだよ!」
絶鬼は高らかに告げる。
絶鬼は高らかに告げる。
それでも―――
―――バギィィ!!
「な……何!?」
「な……何!?」
「魂に響け!」
絶鬼の元まで急いで駆け戻ると、フェザーのライトニングナックルで絶鬼の顔をぶん殴る!
絶鬼の元まで急いで駆け戻ると、フェザーのライトニングナックルで絶鬼の顔をぶん殴る!
フェザーは絶鬼に立ち向かう―――
―――さっきはこの鬼の闘気に気圧されてしまった。それもこれもオレの力量不足……!
「このぉぉお!」
フェザーのストレートパンチが絶鬼の肩に強打する!
フェザーのストレートパンチが絶鬼の肩に強打する!
「グッ!?」
(なんだ……コイツのパワー……上がってる?)
(なんだ……コイツのパワー……上がってる?)
絶鬼は顔ならまだしも肩に生じた痛みから、フェザーの打撃の威力が上がっているのではないかと推測する。
絶鬼の推測は間違ってはいない。
フェザーの”ファイトエフェクト”で攻撃力が上がっているためだ。
絶鬼の推測は間違ってはいない。
フェザーの”ファイトエフェクト”で攻撃力が上がっているためだ。
「はぁ!はぁあ!おらぁぁあ!」
フェザーのジャブ・ブロー・アッパーの3打撃が絶鬼のボディに痛みを与える。
フェザーのジャブ・ブロー・アッパーの3打撃が絶鬼のボディに痛みを与える。
「ガッ!?グッ!?ガハッぁぁあ!?」
モロに受けたため、情けない声を上げる絶鬼―――
モロに受けたため、情けない声を上げる絶鬼―――
―――それに加え、可奈美の奮闘に刺激を受けたフェザーの闘気はさらに高まりを見せるッ!
「響け!俺たちの想い!ボルティッシュブリッツ!」
顔・両肩・両胸・両脇・両膝・腹―――
目にもとまらぬ怒涛の10連撃―――
「うおらぁああああ!!!」
フェザーは絶鬼に己の拳を振るう―――
フェザーは絶鬼に己の拳を振るう―――
―――が。
鬼の手がフェザーの顔を掴むと―――
―――勢いよく地面に叩きつけるッ!
「ッ……!」
「調子にのるなよぉぉお!人間がぁあ!!」
続けさまにフェザーを踏みつけ、動きを封じる。
「調子にのるなよぉぉお!人間がぁあ!!」
続けさまにフェザーを踏みつけ、動きを封じる。
「ど……どきやがれ!」
「はぁ……はぁ……全く、馬鹿体力だね君……」
絶鬼はフェザーの挫けぬ精神力と体力に辟易する。
「はぁ……はぁ……全く、馬鹿体力だね君……」
絶鬼はフェザーの挫けぬ精神力と体力に辟易する。
そして―――
「そうだ、いいことを思いついた」
しつこいフェザーに妙案を思いついたのかポンと手を合わせると―――
しつこいフェザーに妙案を思いついたのかポンと手を合わせると―――
―――グググ……ガバァァアアア!!!
絶鬼は何もない空間を裂いて裂け目を作りだすッ!!!
絶鬼は何もない空間を裂いて裂け目を作りだすッ!!!
「こ……れはッ!?」
「これは鬼門さ」
絶鬼は火傷に踏みつけられ苦しむフェザーの質問に答える。
「これは鬼門さ」
絶鬼は火傷に踏みつけられ苦しむフェザーの質問に答える。
「僕たち地獄の鬼は地上に出る際、鬼門を通らなきゃならない。ちなみに地獄は8つの層からなっていてね。鬼は深い層ほど強いんだけど、僕はその6番目の灼熱からやってきた」
―――地獄。
それは絶鬼達、鬼が暮らす世界。
等活
黒縄
衆合
叫喚
大叫喚
灼熱
大灼熱
無間
なお余談にはなるがあくまでも”仏教においての地獄観”であるため、あしからず。
等活
黒縄
衆合
叫喚
大叫喚
灼熱
大灼熱
無間
なお余談にはなるがあくまでも”仏教においての地獄観”であるため、あしからず。
「長々と話したけど、鬼門に堕ちれば亜空間法則により一瞬で最下層の無間地獄に落ち、二度と這い上がることは不可能だろう。つまり、兄さん並の馬鹿体力の君もコーダ(最終楽章)ということだ。ああ、もっともこの首輪があるから爆発オチかもしれないけれどね」
はっはっはと絶鬼は嗤いながらフェザーの首元を掴む。
はっはっはと絶鬼は嗤いながらフェザーの首元を掴む。
「は……離しやが……れ」
絶鬼はフェザーの言葉に耳を貸さず、鬼門へ落そうと歩きだす。
絶鬼はフェザーの言葉に耳を貸さず、鬼門へ落そうと歩きだす。
そのとき―――
絶鬼の背中に衝撃が走る―――
「なんだい……?」
「なんだい……?」
そこにはダウンしていたロックが立ち上がっていた。
「OK……効き目はバッチリ……だ」
あばら骨を何本か損傷したが、ロックは支給品のスタミナドリンク100を服用したため、立ち上がることができたのだ。
あばら骨を何本か損傷したが、ロックは支給品のスタミナドリンク100を服用したため、立ち上がることができたのだ。
「はぁ……はぁ……烈風拳!」
地を這う衝撃波は絶鬼に襲う。
地を這う衝撃波は絶鬼に襲う。
絶鬼はそれをそよ風のように受け止める。
「おいおい……リフレインは一度でいいよ。君の声は聴き飽きた」
うんざりした表情でロックを見つめる絶鬼。
うんざりした表情でロックを見つめる絶鬼。
「し……「てつざんこー!」がッ!?」
絶鬼はロックへの止めの妖力波を放とうとしたが、不意を突く都古の鉄山靠による体当たりにより体勢が崩れる。
絶鬼はロックへの止めの妖力波を放とうとしたが、不意を突く都古の鉄山靠による体当たりにより体勢が崩れる。
「あた……しも……いる……わ!五形拳!」
5A*n>5B>2B>2C>6C>236A>jcJA>JB>JC>jcJA>JB>JC>〆
拳と蹴りの流れるコンボが絶鬼の肉体にダメージを与える。
5A*n>5B>2B>2C>6C>236A>jcJA>JB>JC>jcJA>JB>JC>〆
拳と蹴りの流れるコンボが絶鬼の肉体にダメージを与える。
(馬鹿なッ!?こんな子どもの拳と蹴りが僕の肉体にダメージを与えているだとッ!?)
絶鬼は都古の八極拳に痛みを感じることに驚愕する。
絶鬼は都古の八極拳に痛みを感じることに驚愕する。
その答えは、可奈美から受け取った支給品の”スピリット・オブ・マナ”の力だ。
夜空に煌めく星の風情を纏いし美姫の加護により都古の八極拳は鬼の強固な肉体を穿ち貫く。
夜空に煌めく星の風情を纏いし美姫の加護により都古の八極拳は鬼の強固な肉体を穿ち貫く。
「はぁぁ、せいやぁ!」
肩の痛みに耐えながらも都古は絶鬼への攻撃の手を緩めない。
肩の痛みに耐えながらも都古は絶鬼への攻撃の手を緩めない。
(大丈夫!さっき、林檎を食べたから、こんな痛みへっちゃら!!)
どうやら、支給品の林檎を食したようだ。
どうやら、支給品の林檎を食したようだ。
フェザーといい格闘家は、食すれば痛みは平気な物なのだろうか?
さらに―――
「オレの……強敵(とも)に手を出した罪は重いッ!!覚悟しろ!!鬼!!」
―――ゴォ!!!
傷つきながらもフェザーの体から溢れる闘志はさらに輝きを放つ。
「オレはオレの限界を超える!」
フェザーの燃ゆる闘志は”燃え滾る闘志”へと変容する!!!!!
フェザーの燃ゆる闘志は”燃え滾る闘志”へと変容する!!!!!
「ダブル烈風拳!」
「蓮環腿!」
(な、なんだこの力…鬼の力とはちがう…それ以上の力だ…いったい…)
攻撃を捌きながら絶鬼の体が徐々に後退しはじめている。
「蓮環腿!」
(な、なんだこの力…鬼の力とはちがう…それ以上の力だ…いったい…)
攻撃を捌きながら絶鬼の体が徐々に後退しはじめている。
鬼門の方へと―――
「ロック!ミヤコ!限界を超えるぞォォォ!!!」
「OK!オレに続け!フェザー!都古!」
「こうちょーこうちょー、ぜっこうちょー!」
フェザーの鼓舞がロックと都古の魂を高ぶらせるッ!!!
「OK!オレに続け!フェザー!都古!」
「こうちょーこうちょー、ぜっこうちょー!」
フェザーの鼓舞がロックと都古の魂を高ぶらせるッ!!!
「オレの拳がカッカと滾る!」
「限界まで飛ばすぜ!」
「ファイトぉ!お〜!」
「限界まで飛ばすぜ!」
「ファイトぉ!お〜!」
3人は怯む絶鬼に閃光のように突撃する。
「こっ、これは…どんな相手にも決して挫けない信念や何人もの人間への強い思い…絆だ…それを傷つけられた怒り…」
「私……も……!」
なんとか、痛みに耐えながらもフェザー達の下へ戻った可奈美。
3人に続いて可奈美も孫六兼元を握る。
なんとか、痛みに耐えながらもフェザー達の下へ戻った可奈美。
3人に続いて可奈美も孫六兼元を握る。
―――そのとき。
スッ―――
(え……)
可奈美の握りしめる孫六兼元に手が添えられる―――
(え……)
可奈美の握りしめる孫六兼元に手が添えられる―――
―――ま、舞衣ちゃん!?
それは、孫六兼元に残っていた理念の残滓か―――
それは、孫六兼元に残っていた理念の残滓か―――
―――さっ、可奈美ちゃん。行くよ……
―――うん。……うん!
―――うん。……うん!
握りしめる手はさらに強く―――
―――舞衣ちゃんのクッキー。私、もっとたくさん食べたかったなぁ……
―――うん……私も可奈美ちゃんにもっと食べてもらいたかった……
―――うん……私も可奈美ちゃんにもっと食べてもらいたかった……
―――ねぇ、可奈美ちゃん。
―――なに?舞衣ちゃん。
―――なに?舞衣ちゃん。
―――生きて。私の分まで生き抜いて……可奈美ちゃん。
―――うん……わかったよ。麻衣ちゃん……約束する。
―――うん……わかったよ。麻衣ちゃん……約束する。
「シャインナックル!」
ロックの輝く右ストレートが絶鬼の右腕を粉砕し―――
ロックの輝く右ストレートが絶鬼の右腕を粉砕し―――
「大震脚!」
都古の鋭い蹴りが絶鬼の左腕を粉砕し―――
都古の鋭い蹴りが絶鬼の左腕を粉砕し―――
「レイジング・ブラストナックル!」
フェザー渾身の拳が絶鬼の胸に大きな穴を穿つ。
フェザー渾身の拳が絶鬼の胸に大きな穴を穿つ。
「いまだ!カナミ!!アンタの拳を全力でアイツにブチかませッ!!!」
フェザーは叫ぶ。
その叫びは可奈美の魂をさらに湧き立たせるッ!!!
フェザーは叫ぶ。
その叫びは可奈美の魂をさらに湧き立たせるッ!!!
「うん!!!」
(舞衣ちゃん!フェザーさん!見てて……私の……一撃をッ!)
可奈美は絶鬼に孫六兼元を振り上げて―――
(舞衣ちゃん!フェザーさん!見てて……私の……一撃をッ!)
可奈美は絶鬼に孫六兼元を振り上げて―――
「お、おそろしい。これほどの力を生むとは…僕は、ふれてはいけないものにふれたのか…」
絶鬼は後悔する―――
人間をアリと侮っていたことに―――
絶鬼は後悔する―――
人間をアリと侮っていたことに―――
絶鬼は恐怖を抱く―――
人の……”絆”に―――
人の……”絆”に―――
―――ザンッ!
「ぐおおお!これが人間の力…こわい…こわいよよお」
可奈美の渾身の袈裟斬で絶鬼の体は一刀両断され、鬼門の中へ堕ちる―――
可奈美の渾身の袈裟斬で絶鬼の体は一刀両断され、鬼門の中へ堕ちる―――
ピ……ピピ……ピピピ……ピピピピ―――――
首輪の警告音が鳴る―――
首輪の警告音が鳴る―――
「ひいいい…」
ピピピピピピピ―――――
そして、首輪の警戒音が最大限に鳴ると―――
ピピピピピピピ―――――
そして、首輪の警戒音が最大限に鳴ると―――
ボンッ!!!!!
首輪が爆破し、絶鬼の死体はそのまま無間地獄へおちた―――
【絶鬼@地獄先生ぬ〜べ〜 死亡】
☆彡 ☆彡 ☆彡
「はぁ……はぁ……」
―――全身の一撃。
孫六兼元の切っ先を地面に突き立てなんとか倒れこまないよう可奈美は息を整える。
―――全身の一撃。
孫六兼元の切っ先を地面に突き立てなんとか倒れこまないよう可奈美は息を整える。
「……やったな。カナミ」
「……うん」
コツン♪―――
フェザーと可奈美は互いの拳を合わせる。
「……うん」
コツン♪―――
フェザーと可奈美は互いの拳を合わせる。
「……」
可奈美は孫六兼元を見つめる。
可奈美は孫六兼元を見つめる。
もう、そこには柳瀬舞衣の理念はなくなっていた―――
「舞衣ちゃん……私、負けないよ。絶対に生きて帰る」
紅き空に向けて可奈美は孫六兼元を誓いに掲げる。
紅き空に向けて可奈美は孫六兼元を誓いに掲げる。
可奈美は迷わない。
可奈美は挫けない。
可奈美は生き抜く。
可奈美は挫けない。
可奈美は生き抜く。
無二の親友と約束したのだから―――
もっともその約束は”呪い”へとなるかもしれないが―――
「よーっし!!!!オレ達の勝利だ!!!」
フェザーの勝鬨。
フェザーの勝鬨。
「やっ……た……ね!お兄ちゃん!!」
「ああ……ここまで熱くなれたのは久しぶりだぜ!」
ロックも都古も拳を空に突き上げる。
「ああ……ここまで熱くなれたのは久しぶりだぜ!」
ロックも都古も拳を空に突き上げる。
かくして人が勝利し鬼は去った―――
辺獄を見下ろす悪魔達の嘲謔も沈黙する―――
死闘を経て魂に刻まれるのは不撓不屈の精神―――
辺獄を見下ろす悪魔達の嘲謔も沈黙する―――
死闘を経て魂に刻まれるのは不撓不屈の精神―――
―――勝利の美酒に酔いしれる。
【G-4 /一日目/早朝】 ※童守公園内に絶鬼がこじ開けた鬼門が存在しています。
【フェザー@グランブルーファンタジー】
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、主に顔面を中心に火傷(中)
[装備]:けっこう焼け焦げた普段着(SSR時衣装)、黒河のPDA(機能使用可能回数:1回)@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage
[道具]:基本支給品、靴下
[思考・状況]
基本方針:強い奴と戦いたい! だがまずは殺し合いを止めるべきだな!
1:カナミ、ロック、ミヤコと行動を共にする。
2:カインとはもう一度戦いたいが、私情を優先してる場合じゃないな。
3:みりあとは合流しておきたい。
4:アニって、あのアニだよな? 気を付けないとまずいな。
5:カナミ……やったな!
6:アーカーシャは……流石にないか。
7:全てが終わったらロックと拳と拳で語り合う
[備考]
※参戦時期はSSR3アビフェイト後。
※大体のコラボの人物と面識があります。
※殆ど信じてませんがアーカーシャを使ってる推測をしてます。
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、主に顔面を中心に火傷(中)
[装備]:けっこう焼け焦げた普段着(SSR時衣装)、黒河のPDA(機能使用可能回数:1回)@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage
[道具]:基本支給品、靴下
[思考・状況]
基本方針:強い奴と戦いたい! だがまずは殺し合いを止めるべきだな!
1:カナミ、ロック、ミヤコと行動を共にする。
2:カインとはもう一度戦いたいが、私情を優先してる場合じゃないな。
3:みりあとは合流しておきたい。
4:アニって、あのアニだよな? 気を付けないとまずいな。
5:カナミ……やったな!
6:アーカーシャは……流石にないか。
7:全てが終わったらロックと拳と拳で語り合う
[備考]
※参戦時期はSSR3アビフェイト後。
※大体のコラボの人物と面識があります。
※殆ど信じてませんがアーカーシャを使ってる推測をしてます。
【黒河のPDA@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage】
フェザーの支給品。元々は黒河正規の持っていたPDAで、ナンバーは8。
シークレットゲームで主軸となる機械、本ロワでは少し改造されておいる
条件:クリア条件はジョーカーの有無以外は全て同じで、クリアした場合は支給品が貰える
(1st、2ndでそれぞれ一回計二回。クリア条件を満たしたPDAは1st、2ndどちらでも可)
機能:現在位置のエリア内の死亡者の名前と現在位置が閲覧できる。二時間に一度使用回数が一増える
原作と違い所有者がこれを手放しても死ぬことはない。
フェザーの支給品。元々は黒河正規の持っていたPDAで、ナンバーは8。
シークレットゲームで主軸となる機械、本ロワでは少し改造されておいる
条件:クリア条件はジョーカーの有無以外は全て同じで、クリアした場合は支給品が貰える
(1st、2ndでそれぞれ一回計二回。クリア条件を満たしたPDAは1st、2ndどちらでも可)
機能:現在位置のエリア内の死亡者の名前と現在位置が閲覧できる。二時間に一度使用回数が一増える
原作と違い所有者がこれを手放しても死ぬことはない。
【衛藤可奈美@刀使ノ巫女】
[状態]:精神疲労(中)、ダメージ(中)、疲労(中) 左肩弾痕 気絶
[装備]:孫六兼元@刀使ノ巫女、白楼剣@東方project
[道具]:基本支給品、舞衣の支給品(基本支給品+ランダム支給品×0〜2)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしない。姫和ちゃんやみんなを探したい。
1:姫和ちゃんは千鳥がないと……ううん。それでも私が止めないと!
2:舞衣ちゃん……私、”生きるよ”。
3:皆と早く合流しなきゃ
[備考]
※参戦時期はアニメ版21話、融合した姫和と戦闘開始直後です。
※舞衣の理念の残滓との影響で孫六兼元で刀使の力が使えるようにはなりましたが、千鳥と比べたら半分以下の制限となります。(人外レベルの相手は難しい)
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※荒魂のとこは話していないので、ロック、都古とは同じ世界だと思っています。
[状態]:精神疲労(中)、ダメージ(中)、疲労(中) 左肩弾痕 気絶
[装備]:孫六兼元@刀使ノ巫女、白楼剣@東方project
[道具]:基本支給品、舞衣の支給品(基本支給品+ランダム支給品×0〜2)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしない。姫和ちゃんやみんなを探したい。
1:姫和ちゃんは千鳥がないと……ううん。それでも私が止めないと!
2:舞衣ちゃん……私、”生きるよ”。
3:皆と早く合流しなきゃ
[備考]
※参戦時期はアニメ版21話、融合した姫和と戦闘開始直後です。
※舞衣の理念の残滓との影響で孫六兼元で刀使の力が使えるようにはなりましたが、千鳥と比べたら半分以下の制限となります。(人外レベルの相手は難しい)
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※荒魂のとこは話していないので、ロック、都古とは同じ世界だと思っています。
【ウォーハンマー@ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島】
可奈美の支給品。ビルダーハンマーを除いて一番高性能なハンマー。
ブロック破壊に特化した武器で、とてもかたいものでも破壊できる。
武器として使えなくもないが、見た目ほどの攻撃力は期待できない。
うごくせきぞうと言った硬い相手であれば威力が上がるので別かも?
可奈美の支給品。ビルダーハンマーを除いて一番高性能なハンマー。
ブロック破壊に特化した武器で、とてもかたいものでも破壊できる。
武器として使えなくもないが、見た目ほどの攻撃力は期待できない。
うごくせきぞうと言った硬い相手であれば威力が上がるので別かも?
【ロック・ハワード@餓狼 MARK OF THE WOLVES】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中) あばら骨数本骨折
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済) スタミナドリンク100×4
[思考・状況]
基本:主催をとっちめて、さっさとここから脱出する
1:都古、フェザー、可奈美と行動を共にする
2:ギース・ハワード、カイン・R・ハインラインの名前が気になる。
3:主催をとっちめた後、フェザーとストリートファイトをする。
[備考]
※参戦時期はグラント戦後
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中) あばら骨数本骨折
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済) スタミナドリンク100×4
[思考・状況]
基本:主催をとっちめて、さっさとここから脱出する
1:都古、フェザー、可奈美と行動を共にする
2:ギース・ハワード、カイン・R・ハインラインの名前が気になる。
3:主催をとっちめた後、フェザーとストリートファイトをする。
[備考]
※参戦時期はグラント戦後
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
【スタミナドリンク100@アイドルマスター シンデレラガールズ】
ロックに支給されたドリンク。本数は5個で略称はスタドリ。
ロックに支給されたドリンク。本数は5個で略称はスタドリ。
【有間都古@MELTY BLOODシリーズ】
[状態]:疲労(中) ダメージ(中) 左肩貫通
[装備]:スピリット・オブ・マナ@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済)、ニュートンの林檎×4@へんなものみっけ!
[思考・状況]
基本:殺し合いなんてしない! 元凶は全員コテンパンに叩きのめしてやる!
1:ロックお兄ちゃん、可奈美お姉ちゃん、フェザーさんと行動を共にする。
[備考]
※身体能力はタタリ影響下の時の状態です
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
[状態]:疲労(中) ダメージ(中) 左肩貫通
[装備]:スピリット・オブ・マナ@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済)、ニュートンの林檎×4@へんなものみっけ!
[思考・状況]
基本:殺し合いなんてしない! 元凶は全員コテンパンに叩きのめしてやる!
1:ロックお兄ちゃん、可奈美お姉ちゃん、フェザーさんと行動を共にする。
[備考]
※身体能力はタタリ影響下の時の状態です
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
【スピリット・オブ・マナ@グランブルーファンタジー】
衛藤可奈美に支給されていたが、都古の手に渡る。
夜空に煌めく星の風情を纏いし美姫は騎空士の武勇を讃え手甲を授けた。厳き岩をも削ぎし猛き水を思わす一撃は、あらゆる障壁を穿ち貫く。
都古自身には水属性は本来ないためスキルは使用できないが、代わりに八極拳での攻撃はあらゆる障壁を穿ち貫けるようになった。
衛藤可奈美に支給されていたが、都古の手に渡る。
夜空に煌めく星の風情を纏いし美姫は騎空士の武勇を讃え手甲を授けた。厳き岩をも削ぎし猛き水を思わす一撃は、あらゆる障壁を穿ち貫く。
都古自身には水属性は本来ないためスキルは使用できないが、代わりに八極拳での攻撃はあらゆる障壁を穿ち貫けるようになった。
【ニュートンの林檎@へんなものみっけ!】
かなでの森博物館に植えられていたニュートンの林檎の木。
ケントの花という品種は自家受粉しづらく30年間で初めて成った林檎。
かなでの森博物館に植えられていたニュートンの林檎の木。
ケントの花という品種は自家受粉しづらく30年間で初めて成った林檎。
―――が。
―――ヒュンッ
―――パンッ!パンッ!パンッ!
―――パンッ!パンッ!パンッ!
「がッ……!」「ッ……!」「グッ……!」「あ゛う゛……!」
―――殺し合いは止まらない。
☆彡 ☆彡 ☆彡
突如、放たれたボウガンはフェザーの腹に刺さり、銃弾は可奈美・ロック・都古の肩をそれぞれ貫通して鮮血が舞い散る―――
「フェ……フェザー!」
ロックは肩の痛みに耐えつつフェザーに駆け寄ろうとするが―――
ロックは肩の痛みに耐えつつフェザーに駆け寄ろうとするが―――
「来るなッ!!」
フェザーはそれを制止し―――
フェザーはそれを制止し―――
「このままだと全滅する恐れがある!だから、オレが殿をするからあんたたちは行け!」
「フェザーさん……」
「お前……死ぬ気かよ」
ここでの殿は死を免れない。
「お前……死ぬ気かよ」
ここでの殿は死を免れない。
「オレ……なら、大丈夫だ!それに……ロックとは拳で語る約束したからなッ!」
フェザーは口から血を垂らしながら、笑みを浮かべる。
フェザーは口から血を垂らしながら、笑みを浮かべる。
―――ビュッ!
ロックはフェザーが投げたPADを手にする。
ロックはフェザーが投げたPADを手にする。
―――パシッ!
「……」
(だったら、なぜ俺に支給品を渡すんだ―――)
フェザーからのPADはまるで形見に思えて、ロックは一瞬目を瞑る。
「……」
(だったら、なぜ俺に支給品を渡すんだ―――)
フェザーからのPADはまるで形見に思えて、ロックは一瞬目を瞑る。
そして、目を開くと―――
「……わかった。死ぬんじゃねぇぞ」
男の覚悟をロックは止めることはできない―――
―――いや、止められない。
男の覚悟をロックは止めることはできない―――
―――いや、止められない。
「可奈美、都古……走れるな?」
「う……うん」
都古は頷く。
幸いにも撃たれた箇所は肩だから走って逃げるには問題ない。
「う……うん」
都古は頷く。
幸いにも撃たれた箇所は肩だから走って逃げるには問題ない。
―――が。
「カナミ……あんたもいくんだ」
「ごめん……見捨てるなんて私にはできないよ」
可奈美も全身ボロボロの状態だが、孫六兼元を襲撃者の方へ構える。
「ごめん……見捨てるなんて私にはできないよ」
可奈美も全身ボロボロの状態だが、孫六兼元を襲撃者の方へ構える。
―――ヒュンッ
「やぁあ!」
ボウガンの矢を打ち払う可奈美。
ボウガンの矢を打ち払う可奈美。
「ね!……こう見えても私、目は良い方だか……ッ!?」
―――ドサッ
フェザーの首トンで可奈美の意識は闇に落ちる。
「ロック、カナミを頼む」
「……」
ロックは可奈美を背負うと都古と共に殺し合いの場を立ち去った―――
「……」
ロックは可奈美を背負うと都古と共に殺し合いの場を立ち去った―――
―――パンッ!パンッ!
「グッ!?」
フェザーの両足が撃ち抜かれる。
それでも、フェザーは両足で立つ―――
フェザーの両足が撃ち抜かれる。
それでも、フェザーは両足で立つ―――
「……」
(悪く思わないでくれ……)
修平はそんなフェザーを見つめる―――
(悪く思わないでくれ……)
修平はそんなフェザーを見つめる―――
軍服と修平は童守公園でのフェザー達と絶鬼の死闘を隠れながら見物していた。
軍服と修平の下馬評では勝者は鬼であった。
当然だろう。なにせ、絶鬼の存在は軍服も修平も勝てるイメージが湧かないほどの存在だったのだから―――
当然だろう。なにせ、絶鬼の存在は軍服も修平も勝てるイメージが湧かないほどの存在だったのだから―――
しかし、彼らの読みは外れる―――
彼らは鬼に勝利した。
彼らは鬼に勝利した。
まさかの結末に驚愕したが、軍服は直ぐにこれはチャンスだと捉えた。
鬼に勝利はしたが、4人の心身はボロボロ。
「全てを出しきった勝利は、張り詰めた緊張はとたんに緩くなる。ここで全員、殺すぞ」
「ああ……」
軍服の言葉に修平は同意した。
「ああ……」
軍服の言葉に修平は同意した。
彼らの存在は害でしかないからだ。
特に彼らを鼓舞し続けてきたフェザーは危険だ。
彼は、何処かの少年雑誌の謳い文句である”友情””努力”勝利”の体現者だ。
フェザーの存在は、双子に対抗する勢力を強固に纏めるだろう。
力なき参加者に夢を見させてしまう。
それは、主催を怒らせ、琴美の命を脅かせてしまうかもしれない。
力なき参加者に夢を見させてしまう。
それは、主催を怒らせ、琴美の命を脅かせてしまうかもしれない。
―――だからこそ、ここで死んでもらわなきゃ困る。
(しかし……)
修平に全員を殺すことに同意しつつも一つの考えが過る。
修平に全員を殺すことに同意しつつも一つの考えが過る。
「さっき……か……ら……こそこそ……男だ……ろ」
血という血を垂れ流しつつもフェザーは軍服たちの下へ歩く。
途中、コケそうにもなるが―――
血という血を垂れ流しつつもフェザーは軍服たちの下へ歩く。
途中、コケそうにもなるが―――
「おれ……と……拳と……拳の勝負を……しよう……ぜ!」
フェザーは何度でも立ち上がる。
フェザーは何度でも立ち上がる。
「悪いが、俺は格闘家じゃない」
軍服はあくまでも、冷静にターゲットを狙いに定めて―――
軍服の放ったボウガンの矢がフェザーの脳天を貫く―――
―――まだまだ求道者の足元にも及ばねぇか……もっとオレは強くなりてぇ……なぁ、団長……ランドル……オレと手合わせしようぜ……
―――ドサッ……
生きるために殺す者の手により、拳で高みを目指す蒼き迅雷の闘士はこの平安京で斃れた。
【フェザー@グランブルファンタジー 死亡】
「……」
フェザーを仕留めた軍服はボウガンに新たな矢をセットする。
フェザーを仕留めた軍服はボウガンに新たな矢をセットする。
そして―――
「なぁ……逃げたやつらをおう……ッ!?」
修平は逃げたロック達を追いかけるのか軍服に尋ねるが、その言葉は途中で途切れる。
なぜなら、軍服は修平にボウガンを向けているからだ。
順平の顔から汗がタラリと流れ落ちる。
修平は逃げたロック達を追いかけるのか軍服に尋ねるが、その言葉は途中で途切れる。
なぜなら、軍服は修平にボウガンを向けているからだ。
順平の顔から汗がタラリと流れ落ちる。
「どうして、逃げた奴らの胸や頭を狙わなかった」
軍服は鋭い目線で修平を刺す。
軍服は鋭い目線で修平を刺す。
そう、フェザーとロック達のやり取りの隙に修平のコルトM1911A1ならスマートに始末することができたはず。
「お前は、ここで全員殺すことに賛同していたはずだ」
「……この男が持っていたPADは、俺には見覚えがある。下手に撃って破壊してしまうのを恐れたんだ」
そう、修平はフェザーがロックに手渡したPADに一瞬手が止まった。
あのゲームのことを想起させられたからだ。
それと、修平にとって、優先すべきことは琴美の生還である。
余り、対主催の人間を減らしすぎると、先ほどの鬼のような人外の参加者から琴美を守ることが難しくなる。
故に下手に希望を与え、双子たちを刺激させかねないフェザーのみの排除が最初から狙いだった。
「……この男が持っていたPADは、俺には見覚えがある。下手に撃って破壊してしまうのを恐れたんだ」
そう、修平はフェザーがロックに手渡したPADに一瞬手が止まった。
あのゲームのことを想起させられたからだ。
それと、修平にとって、優先すべきことは琴美の生還である。
余り、対主催の人間を減らしすぎると、先ほどの鬼のような人外の参加者から琴美を守ることが難しくなる。
故に下手に希望を与え、双子たちを刺激させかねないフェザーのみの排除が最初から狙いだった。
「……」
軍服は修平の理由を聞き、黙り込む。
軍服は修平の理由を聞き、黙り込む。
(PADか……くそ、嫌な思い出が蘇る)
修平のいうPADは軍服も見覚えがあった。
そして、忌々しいゲームに自分も参加させられたことがあるからだ。
修平のいうPADは軍服も見覚えがあった。
そして、忌々しいゲームに自分も参加させられたことがあるからだ。
―――スゥ。
「まぁあいい……」
取りあえずは納得したのか、軍服は修平に向けていたボウガンを下すと、フェザーの支給品のチェックをする。
取りあえずは納得したのか、軍服は修平に向けていたボウガンを下すと、フェザーの支給品のチェックをする。
「これは靴下……ミルクの匂いがする」
軍服は靴下の匂いを嗅ぐ。
軍服は靴下の匂いを嗅ぐ。
「使えるかもしれんな」
軍服はそう呟くと神戸しおの靴下を押収した―――
軍服はそう呟くと神戸しおの靴下を押収した―――
チラッ―――
次に軍服は、絶鬼がこじ開けた鬼門を眺める。
次に軍服は、絶鬼がこじ開けた鬼門を眺める。
(この鬼門に落とせば、どんな力を持つ者だろうが、殺すことができる)
鬼門の力の効力は先ほど観戦していた戦闘が実証している。
鬼門の力の効力は先ほど観戦していた戦闘が実証している。
「俺は生き残る……どんな手を使っても」
軍服はあらゆる手段を使う。
軍服はあらゆる手段を使う。
生存するために―――
【G-4 /一日目/早朝】 ※童守公園内に絶鬼がこじ開けた鬼門が存在しています。
【(Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】
[状態]:健康
[装備]:ガッツの義手(ボウガン、大砲付き)、クロスボウ@現実
[道具]:基本支給品×3(フェザー・絶鬼)、ランダム支給品0〜4(絶鬼) 神戸しおの靴下
[思考・状況]
基本方針:生き残る。
1:参加者を襲撃し装備を増やす。
2:修平と組んで不要な参加者を減らしていく。
3:ここを拠点にして普通の武器では殺せそうにないと判断した参加者をここに誘導して鬼門の中に落として殺す
[状態]:健康
[装備]:ガッツの義手(ボウガン、大砲付き)、クロスボウ@現実
[道具]:基本支給品×3(フェザー・絶鬼)、ランダム支給品0〜4(絶鬼) 神戸しおの靴下
[思考・状況]
基本方針:生き残る。
1:参加者を襲撃し装備を増やす。
2:修平と組んで不要な参加者を減らしていく。
3:ここを拠点にして普通の武器では殺せそうにないと判断した参加者をここに誘導して鬼門の中に落として殺す
[備考]
※参戦時期は死亡後より
※参戦時期は死亡後より
【神戸しおの靴下@ハッピーシュガーライフ】
フェザーに支給された神戸しおの靴下。
なぜか片方のみの支給で、脱ぎたてなのかミルクの匂いがする。
その匂いを嗅いだ少年M曰く『何でもします』とのことらしい。
フェザーに支給された神戸しおの靴下。
なぜか片方のみの支給で、脱ぎたてなのかミルクの匂いがする。
その匂いを嗅いだ少年M曰く『何でもします』とのことらしい。
【藤田修平@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)
[装備]:コルトM1911A1@サタノファニ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0〜2、
[思考]
基本:琴美を生還させる。琴美が死んだ場合は優勝して彼女を蘇らせる。
0:琴美の生還に不必要な存在を排除していく。
1:軍服と組んで不要な参加者を減らしていく。
2:一体何だったんだあの女は……
3:木刀政には要注意。
4:あのPAD……もしかして他にも支給されているのか?
[備考]
エピソードA、琴美死亡後からの参戦です
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)
[装備]:コルトM1911A1@サタノファニ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品0〜2、
[思考]
基本:琴美を生還させる。琴美が死んだ場合は優勝して彼女を蘇らせる。
0:琴美の生還に不必要な存在を排除していく。
1:軍服と組んで不要な参加者を減らしていく。
2:一体何だったんだあの女は……
3:木刀政には要注意。
4:あのPAD……もしかして他にも支給されているのか?
[備考]
エピソードA、琴美死亡後からの参戦です
☆彡 ☆彡 ☆彡
「クソッ!……」
ロック達は悔しさに耐えながらも今は逃げるしかない―――
ロック達は悔しさに耐えながらも今は逃げるしかない―――
殺しに乗った者を一人斃しても―――
辺獄での殺し合いは止まらない―――
理念を集めようと紅き月が輝き見下ろす―――
辺獄での殺し合いは止まらない―――
理念を集めようと紅き月が輝き見下ろす―――
【G-4 /一日目/早朝】
【衛藤可奈美@刀使ノ巫女】
[状態]:精神疲労(中)、ダメージ(中)、疲労(中) 左肩弾痕 気絶
[装備]:孫六兼元@刀使ノ巫女、白楼剣@東方project
[道具]:基本支給品、舞衣の支給品(基本支給品+ランダム支給品×0〜2)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしない。姫和ちゃんやみんなを探したい。
1:姫和ちゃんは千鳥がないと……ううん。それでも私が止めないと!
2:舞衣ちゃん……私、生きるよ。
3:皆と早く合流しなきゃ
4:フェザーさん……!!
[備考]
※参戦時期はアニメ版21話、融合した姫和と戦闘開始直後です。
※舞衣の理念の残滓との影響で孫六兼元で刀使の力が使えるようにはなりましたが、千鳥と比べたら半分以下の制限となります。(人外レベルの相手は難しい)
※荒魂のことはまだ話してないので、ロック・都古とは同じ世界だと思っています。
[状態]:精神疲労(中)、ダメージ(中)、疲労(中) 左肩弾痕 気絶
[装備]:孫六兼元@刀使ノ巫女、白楼剣@東方project
[道具]:基本支給品、舞衣の支給品(基本支給品+ランダム支給品×0〜2)
[思考・状況]
基本方針:殺し合いはしない。姫和ちゃんやみんなを探したい。
1:姫和ちゃんは千鳥がないと……ううん。それでも私が止めないと!
2:舞衣ちゃん……私、生きるよ。
3:皆と早く合流しなきゃ
4:フェザーさん……!!
[備考]
※参戦時期はアニメ版21話、融合した姫和と戦闘開始直後です。
※舞衣の理念の残滓との影響で孫六兼元で刀使の力が使えるようにはなりましたが、千鳥と比べたら半分以下の制限となります。(人外レベルの相手は難しい)
※荒魂のことはまだ話してないので、ロック・都古とは同じ世界だと思っています。
【ロック・ハワード@餓狼 MARK OF THE WOLVES】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中) 左肩弾痕 あばら骨数本骨折
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済) スタミナドリンク100×4、黒河のPDA(機能使用可能回数:1回)@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage
[思考・状況]
基本:主催をとっちめて、さっさとここから脱出する
1:可奈美・都古と他のエリアへ逃げる
2:ギース・ハワード、カイン・R・ハインラインの名前が気になる。
3:フェザー……死ぬんじゃねぇぞ!
[備考]
※参戦時期はグラント戦後
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中) 左肩弾痕 あばら骨数本骨折
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済) スタミナドリンク100×4、黒河のPDA(機能使用可能回数:1回)@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage
[思考・状況]
基本:主催をとっちめて、さっさとここから脱出する
1:可奈美・都古と他のエリアへ逃げる
2:ギース・ハワード、カイン・R・ハインラインの名前が気になる。
3:フェザー……死ぬんじゃねぇぞ!
[備考]
※参戦時期はグラント戦後
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
【スタミナドリンク100@アイドルマスター シンデレラガールズ】
ロックに支給されたドリンク。本数は5個で略称はスタドリ。
ロックに支給されたドリンク。本数は5個で略称はスタドリ。
【有間都古@MELTY BLOODシリーズ】
[状態]:疲労(中) ダメージ(中) 左肩貫通・弾痕
[装備]:スピリット・オブ・マナ@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済)、ニュートンの林檎×4@へんなものみっけ!
[思考・状況]
基本:殺し合いなんてしない! 元凶は全員コテンパンに叩きのめしてやる!
1:ロックお兄ちゃん・可奈美お姉ちゃんと他のエリアへ逃げる
2:フェザーさん……!
[備考]
※身体能力はタタリ影響下の時の状態です
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
[状態]:疲労(中) ダメージ(中) 左肩貫通・弾痕
[装備]:スピリット・オブ・マナ@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0〜2(確認済)、ニュートンの林檎×4@へんなものみっけ!
[思考・状況]
基本:殺し合いなんてしない! 元凶は全員コテンパンに叩きのめしてやる!
1:ロックお兄ちゃん・可奈美お姉ちゃんと他のエリアへ逃げる
2:フェザーさん……!
[備考]
※身体能力はタタリ影響下の時の状態です
※グラブルの世界を大まかに理解しました。
※可奈美から荒魂のことはまだ聞いていないため、同じ世界だと思っています。
【スピリット・オブ・マナ@グランブルーファンタジー】
衛藤可奈美に支給されていたが、都古の手に渡る。
夜空に煌めく星の風情を纏いし美姫は騎空士の武勇を讃え手甲を授けた。厳き岩をも削ぎし猛き水を思わす一撃は、あらゆる障壁を穿ち貫く。
都古自身には水属性は本来ないためスキルは使用できないが、代わりに八極拳での攻撃はあらゆる障壁を穿ち貫けるようになった。
衛藤可奈美に支給されていたが、都古の手に渡る。
夜空に煌めく星の風情を纏いし美姫は騎空士の武勇を讃え手甲を授けた。厳き岩をも削ぎし猛き水を思わす一撃は、あらゆる障壁を穿ち貫く。
都古自身には水属性は本来ないためスキルは使用できないが、代わりに八極拳での攻撃はあらゆる障壁を穿ち貫けるようになった。
【ニュートンの林檎@へんなものみっけ!】
かなでの森博物館に植えられていたニュートンの林檎の木。
ケントの花という品種は自家受粉しづらく30年間で初めて成った林檎。
かなでの森博物館に植えられていたニュートンの林檎の木。
ケントの花という品種は自家受粉しづらく30年間で初めて成った林檎。
| 033:ホワイトアウト | 投下順 | 035:逃げるは恥だが役に立つ |
| 006:Hell on Earth | フェザー | GAME OVER |
| 衛藤可奈美 | 038:生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。 | |
| 022:WOLF VS DEMON | 絶鬼 | GAME OVER |
| ロック・ハワード | 038:生きて、生きて、生きて、生きて、生きろ。 | |
| 有間都古 | ||
| 012:白と黒、選ぶべきは黒 | (Zルートでソフィアに返り討ちにされた)軍服の男 | 052:dread answerまで後僅か |
| 藤田修平 |