放送と悲しみとそれぞれの想い ◆OmtW54r7Tc



「「「「指輪が喋ったぁ!?!?!?!?」」」」


4人の参加者が同時に声を上げる。
今彼らの目の前にいるのは…人の言葉を話す奇妙な指輪だった。


『おいおい、そんなに驚かなくたっていいだろ?傷つくぜ』
「えっと…あなたはインテリジェントデバイス?」


そんなしゃべる指輪に最初に声をかけたのはアインハルトという少女だ。
似たようなものの存在を知っている彼女が、4人の中で一番最初に驚きから解放されていたのだった。


『インテリ?デバイス?なんだそりゃあ?』


そんなアインハルトの質問に対する指輪の反応は、疑問符であった。

「あー…指輪のあんちゃん、あんたには名前があるのか」
『ああ、俺は魔導輪のザルバだ』

続けて質問してきた梅盛源太に対し、指輪――ザルバは名を名乗った。

「魔導輪?ザルバ?翔太郎の兄ちゃん、なんか知ってるか?」
「いや、知らねえよ」

ザルバの放った未知の言葉に疑問符を浮かべる左翔太郎と佐倉杏子の二人であった



『そういや、一つ気になってるんだが、聞いていいか?』
「おう、なんだ。えっと…ザルバだったか?」

質問してきたザルバに対し、翔太郎が応対する。
ザルバが、質問すべく口を開いた。



『後ろにいる女は、あんたらの知り合いか?』
「「「「!!??」」」」



ザルバの言葉に、4人は一斉に後ろを振り向いた。

「や、やあ」

そこにいたのは明堂院いつき…キュアサンシャインだった。




「いつきさん!?」


唯一その場にいた人間の中で彼女の正体を知っていたアインハルトが口を開いた。

「おいアインハルトの嬢ちゃん、何言ってんだよ?いつきっていうと、警察署で会った男だろ?どう見ても別人じゃねえか」

一方源太もいつきに会っていたが変身前の姿しか知らず、しかもろくに話もしていなかったため男だと勘違いしていたようだ。


「あはは、驚かしちゃってごめんね」


そういうといつきは変身を解いた。


「「男に変わった!?」」


翔太郎と源太がそう叫んだ瞬間、彼らの頭を杏子がどついた。

「んなわけあるか!失礼にも程があるだろ!?」
「あ、あはは…間違われるのは慣れてるから気にしないでよ」



「聞きたいことはいろいろあるんだけど…まず、どうして梅盛さんとアインハルトがこんなところに?他のみんなはどうしたの?」
「あ、えっと…」
「それはだな…」

いつきの問いにアインハルトと源太が答えようとしたその時、



『初めまして、参加者の皆さん。』



2度目の放送が、訪れた。




『それでは、今回の放送は終了です。……みなさん、ごきげんよう』

この殺し合いが開始されてから2度目の放送。
それを、血祭ドウコクは一人憮然とした表情で聞いていた。

「…シンケンレッド。いや、影武者だったか。あいつも死んだか」

志葉丈瑠。
偽物の志葉家当主として自分たちを欺いてきたやつ。
なめた真似をしてくれた腹だたしい存在であり、この手でぶち殺してやろうと思っていたが…

「…ハッ!所詮は偽物ってことか。つまらねえなあ」

アクマロの名前も呼ばれていたが、それに関してはどうでもいい。
彼にとってアクマロは、既に一度シンケンジャーに倒されて死んだ奴、という認識でしかなかった

「これでこの場にいるシンケンジャーはシンケンゴールドだけ……いや」

ドウコクは考える。
当初自分は、戦うならシンケンジャー、それ以外の存在はどうでもいいと思っていた。
しかし…本当にそうだろうか?
ここには、シンケンブルーや偽シンケンレッドを倒すほどの猛者がいるのだ。
もしかしたら、今この場に生き残っている者たちは、シンケンジャー以上に倒す価値があるのではないか?
それにこの半日間、まともに人に出会えず、戦いに参加することもできず、鬱憤がたまっていた。


「とりあえず、動くとするか」


そういうとドウコクは――再び市街地へと足を踏み入れた。
あれから市街地では何度か戦闘音が聞こえてきた。
もしかしたら今もどこかで戦闘が行われているかもしれない。
北西の方でも爆発音――ドウコクは知らないがテッカマン兄弟のボルテッカがぶつかった音――が聞こえてきたが、禁止エリアの関係で遠回りになるし、着いたころには戦闘が終了している可能性が高い。


「だれでもいいから、俺様を楽しませやがれぇ!!」


血祭ドウコク――水切れを克服した彼は今、血に飢えていた。




「やっぱり…せつなだけじゃなく、祈里も……!」

放送を終え、死者が読み上げられる。
そしてその中で…また一人、仲間の名が呼ばれた。

「(美希、大丈夫かな…?それにラブも…)」

せつなの死体を発見し、杏子が持ってるリンクルンにより祈里の死の可能性もあることを覚悟していた自分は、まだいい。
しかし、彼女たちは別だ。
突然の友の死に、ショックを受けているはずだ。
特に美希は、自分たちと別れたばかりであり、今は一人のはずだ。
支えてくれるはずの仲間もおらず、一人ぼっちで…彼女の心は耐えられるのだろうか?


「(そして…ゆりさん)」


もう一人呼ばれた自分たちの仲間の名に、いつきは複雑な表情となる。
自分は、最初の場所でのゆりさんの尋常ではなさそうな様子から、彼女が殺し合いに乗ってしまっているのでは…と考えた。
しかしそれは、たとえ可能性が高くともあくまで憶測に過ぎない。
そして…ゆりが死んだ今、それを本人から確かめるすべもない。


「(ゆりさん…あなたはいったい何を思い、考え、そして死んでいったんですか?)」


ともかく、プリキュアの仲間が一気に3人もこの6時間の間に死んでしまった。
せつなと祈里にいたっては、この市街地で合流できる可能性があったのにもかかわらず。
正直悔しくて仕方がないが、しかしいつきは激情を抑え、そして仲間の一人に顔を向けた。



「スバルさん…ティアナさんまで……!」

また死んだ。
自分の知っている人たちが、死んだ。
強くて頼りになる人たちが、死んだ。

「どうして…どうして……!」

なのはも、フェイトも、ユーノも。
スバルもティアナも。
本郷も、流ノ介も…そして、乱馬も。

みんな、自分より強いはずなのに。
自分より多くの戦いを、苦難を乗り越えてきているはずなのに。
それなのにどうして、自分が生き残って彼らが死ななければならない!?


「やっぱり…私は厄……!」


…その先の言葉が、続かなかった。
言葉というものは、恐ろしいほどに魔力を持っている。
口に出してそれを認めてしまえば…また自責の念に立ち止まってしまいそうだったから。

(こんなところで、立ち止まるわけにはいきません)

まだヴィヴィオと話をしていない。
あかねを止める事だってできていない。
だから―――


「アインハルト、大丈夫?」


声をかけられ、顔を上げる。


「いつきさん…」
「一人で抱え込んじゃだめだよ。僕たちもついてるんだからさ」
「………………」


そういえば、この人とは最初の放送の時も一緒だった。
あの時も、そして今回も、放送でいつきは仲間の名を呼ばれている。
そして自分と同じく…ホテルでの戦いで多くの仲間を失った。


「ごめん、なさい……!」
「え?」


突然の謝罪に、いつきは戸惑ったような表情になった。


「いつきさんだって…放送を聞いて悲しかったはずなのに…ホテルでの戦いの事を悔やんでいたはずなのに」
「それは…」
「それなのに、前の放送でも今回の放送でも、私は一人で勝手に悲しんで…いつきさんに気を遣わせてばかりだった!」


思えば、あのホテルの戦い以降、常に自分は誰かに慰められ、励まされてきたような気がする。
しかし自分は、それに対して悲しみの壁を作っていた。
彼ら、彼女らも…きっと自分と同じように悲しみを胸に抱えていただろうことにも目を背けて。
そのことに思い至った瞬間、謝罪せずにはいられなかった。
いつきはしばらく困った表情で自分を見つめると、口を開いた。


「それは違うよ、アインハルト」
「え?」
「確かに僕自身、多くの仲間を失って悲しかったよ。今だってそうさ」
「やっぱり…」
「だけどね…それ以上に悲しいのは、仲間が、友達が、悲しい思いを抱えて苦しむことなんだ」
「友達が、悲しむ…?」
「うん、アインハルトだって、ヴィヴィオが悲しい顔してたら、元気になってほしいって思わない?」
「そう、ですね…ヴィヴィオさんには、悲しい顔は似合いません」
「それと同じだよ。僕は君に気を遣ってるなんて思ったことないよ。僕自身が、君に元気になってほしいと思っただけ、それだけだよ」
「私に…元気に……」
「沖さんや美希だって、きっと同じだと思うな」

そう話すいつきの姿は、アインハルトには太陽のようにとても眩しく、輝いて見えた。

「強いんですね…みなさん」

単に腕力だけの話ではない。
彼らは悲しみを抱えてもなお、前に進み続けることを止めず、他人を思いやる心の強さを持っているのだ。
そのような姿に、アインハルトは、


(私も…強くなりたい。みんなのような強さが欲しい…!)


そう、密かに思うのであった。




「丈ちゃん……!」

夢の中での邂逅を果たしたときから、嫌な予感はしていた。
そしてその予感は今…真実へと変わった。


「なんでだ…どうしてだよ丈ちゃん……!」


梅盛源太にとって志葉丈瑠は、親友である。
殿様としてではなく、友として彼を支えるために、スシチェンジャーを開発し、侍としての修行もした。
しかし、守るべき、支えるべき友は…死んだ。

「結局、これのことも聞けなかったしな…」

そういって源太が取り出したのは、丈瑠のショドウフォンだ。
丈瑠はいったい何を思ってこれを手放したのだろうか。

「ん…そうだ、いつきの嬢ちゃん」
「どうしたんですか、梅盛さん」

源太に声をかけられたいつきは、アインハルトとの会話を打ち切って用件を尋ねる。

「嬢ちゃんは、流ノ介に会ったんだよな?丈ちゃんのことあいつから何か聞いてないか?丈ちゃん、ショドウフォンを手放してこんな手紙送ってきたんだよ」

そういうと、源太はいつきに丈瑠が乱馬に渡した手紙を見せた。
いつきはそれを読み、一瞬驚いた顔になったが…

「ごめんなさい…分からないです」
「お、おう。そうか…」



(流ノ介さんと話した仮説…あの手紙を見る限り当たりだったみたいだ)

流ノ介やなのはとは生前、丈瑠が殺し合いに乗ってしまったのではという話をした。
そしてそれは、たった今見せられた手紙により確信に変わった。

(源太さんには…話さなくてもいいよね?)

丈瑠本人が死亡してしまった以上、今ここで源太にそのことを話すのはためらわれた。
ゆえに、いつきはその事実を、そっと自分の胸の中にしまいこんだ。



「丈ちゃん…丈ちゃんが死んじまったら、俺はどうしたらいいんだよ」

別にすることがなくなったわけではない。
今の源太にはあかねを救うという目的もあるし、殺し合いを抜け出してからも、外道衆と戦い続ける事だろう。
しかし…その戦いに、丈瑠は存在しない。
丈瑠を侍として支えるという源太の子供のころからの夢は…潰えたのだ。
今までまっすぐ走ってきた。
自分が外道衆を倒し、丈瑠を守るんだという願いを、追い続けてきた。
それなのに…急にその道が消失し、崖に突き落とされたかのような気分だ。


『飛び続けろ……源太……落ちずに……』


夢の中での丈瑠の言葉を思い出す。
子供のころからの夢。
それを叶えるため、落ちずに飛び続けるにはどうしたらいい?
自分は…どうしたい?




「放送の内容はこんな感じだ、フィリップ」

俺、左翔太郎は今、相棒のフィリップに先ほど伝えられた放送の内容について話していた。

『死者は15人…井坂も死んで、この半日の間に、参加者の半分が死んでしまったのか』
「ああ、あいつも…姫矢も死んじまった」

姫矢准。
ダグバやガドルとの戦いで共闘した銀色の戦士。
合流を約束したはずの仲間の名は…確かに呼ばれていた。

『あそこで別れた後、ダグバかガドルか…あるいは別の参加者に動けないところを襲われたのかもしれない』
「ちくしょう!あの時無理やりにでもあいつを一緒に連れて行ってれば…!」
『もしかしたら、姫矢准は最初からこうなることを分かっていて、僕たちを先に行かせたのかもしれないね』
「なんだよそれ…ちくしょう!」


「いつまでうじうじしてんのよ、兄ちゃん」

悔しさをかみしめる俺に声をかけてきたのは、佐倉杏子。
今の俺の、仲間の一人だ。

「いくら嘆いたところで、事実は変わらない。あの姫矢って兄ちゃんは死んだんだよ」
「な…そんな言い方はねえだろ!」

杏子の冷たい物言いに、俺は思わず怒鳴っていた。
しかし杏子は、臆することなく言葉を続ける。

「自分の行動を後悔するのは勝手だけどさ、そんなことしてる場合じゃないのは兄ちゃんだって分かってるだろ?」
「そ、それは…」
「あたし達が死んだ奴のために出来る事は、生きてる他の連中を守って、この殺し合いから抜け出す…それだけだろ?」
「杏子…」

確かに杏子の言うとおりだ。
俺は、さっきまで姫矢の死を悼むのを通り越して、自分の判断ミスを嘆いているだけだった。
しかし、そんなことはいつでもできる。
今早急にやらなければならないこと…それは仮面ライダーとして、一人でも死者を出さないことだ。

「悪い杏子、怒鳴っちまって…それと、ありがとな」
「別にいいよ。あたしに…礼を言われる資格なんて、ない」

杏子はそっぽを向いてそう言った。
後ろを向いたまま、「黙ってて、ごめん」と呟いたのだが、その声に俺が気付くことはなかった。



(美樹さやかも死んじまった、か)

これで、ここに来る前の知り合いは全員死んだことになる。
まあ、知り合いと言えるほどの仲でもないやつばかりだったが。

(あいつ…この世界でも正義の味方として戦ってたのかな)

さやかは、ある意味昔の自分と似ていた。
だからこそイライラして、ちょっかいを出したりもしていたわけだが…

(なあ、さやか、せつな、姫矢。あたしは…これからちゃんとやってけるかな?人を守って、死ぬことができるのかな?)

翔太郎に偉そうなことを言っておいて、自分はこのざまだ。
今まで散々、自分のためだけに力を使ってきた。
そしてその報いを受けるかのように、この殺し合いの中でも何人もの命が自分の目の前から消えていった。
そんな自分に本当に…この役目が務まるのだろうか。


(…何弱気になってんだ。しゃんとしろあたし!やるって決めたんだろ!)


先ほどまでの弱気な考えを振り払うべく、顔をパシパシと叩いてみる杏子であった。




『あー…重い空気の中悪いんだが』

そう切り出したのは…しゃべる指輪こと、魔導輪ザルバだった。
彼は、ここがどこなのか、さっきの放送がなんなのか、相棒はどこにいるのか…なにもかもが分からなかった。


『そういうわけで、誰か教えてくれないか?』



『なるほどなあ、俺の知らない間に、そんなふざけたことが行われてたのか』
「これが参加者の名前を記した名簿です」

そういってアインハルトは、自分の名簿をザルバに見せた。

『ふうむ、鋼牙の奴もいるのか。それに絶狼と…バラゴだと?』
「はい、放送で呼ばれてしまった人には…印をしてあります」
『てことは、鋼牙も零も無事ってことか。まああいつらがそうくたばるわけないしな』


「放送っていやあ…あのニードルとかいうやつの言ってたなぞなぞみたいなヒント、なんだったんだ?」

そう切り出したのは、源太だった。
ニードルは先ほどの放送で、前回の放送で示したボーナスのヒントを、クイズのような形式で伝えていた。

「一つ目のヒントは…「○+×」、または、「青+黄色」の式が示す施設に存在する、でしたよね?「青+黄色」は翠屋のことだと思うのですが…もう一つはいったい」
「ああ、アインハルトは異世界の人間みたいだし、分からないのも仕方ないよね」

一つ目のヒントの答えが分からない様子のアインハルトに対し、既に答えに見当がついていたいつきが説明をする。

「これはたぶん僕たちの世界における地図記号を表していて、僕たちが数時間前に訪れ……た………」

そこまでいったところで、いつきの言葉が止まった。
そして何かを考え込んだかと思うと、次第にその表情は青ざめていった。

「…ねえアインハルト、今、警察署にまだ誰かいるの?
「え?えーと…私と梅盛さんが知る限りでは、ヴィヴィオさんと孤門さんが残ってると思いますが…」



「…大変だ!急いで警察署に戻らないと!」
「お、おい!いつきの嬢ちゃん、どういうことだ!?」

突然のいつきの言葉に、源太が尋ねた。
他のメンバーも、事態を飲み込めておらずポカンとしていた。

「まず、一つ目のヒントの「○+×」の方。これはさっき言ったように地図記号を表していて、警察署だ」

いつきは順を追って説明を始めた。
他のメンバーも真剣な表情でいつきの説明を聞いている。

「そして二つ目。『雄介-孤門-薫+隼人-結城。』この数の参加者を手にかけた人間のみが使用できること。これはこの名前の参加者の名前についている漢数字を計算するんだ」
「『五』代雄介-孤門『一』輝-『一』条薫+『一』文字隼人-結城丈『二』…5-1-1+1-2=2。つまり、参加者を二人以上殺した人が使用できるって事か?」
「うん、そう」

杏子の解答に、いつきは短い返答で肯定した。
そして再び説明を続ける。

「最後に三つ目。現在これが使用できる人間は五人。そのうち二人が、どちらかの施設の近くにおり、その参加者はいずれも“変身後”の姿の敵を倒した実績を持つこと。」
「「「「あ………」」」」

他の4人も、そこでようやく気が付いた。
この3つのヒントが意味するもの…それは『参加者を二人以上殺した危険人物が、翠屋か警察署の近くにいる』ということで…
それはつまり…


「ヴィヴィオさんたちが危ない!」
「うん、急いで警察署に戻らないと!」

事態を飲み込んだ一行は、すぐさま出発の準備を整える。
だが、そこへ……



「よお、会いたかったぜえ…シンケンゴールド!」


赤い悪魔が、現れた。



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最終更新:2014年05月20日 21:52