【志葉丈瑠】
[名前]志葉丈瑠(しば-たける)
[出典]侍戦隊シンケンジャー
[異名]シンケンレッド
[俳優]松坂桃李
[性別/年齢]男性/20代前半程度
[一人称]俺 [二人称]お前 [三人称]
「俺余ってるだろ!」
「火」のモヂカラを得意とする侍にして、侍戦隊シンケンジャーのリーダー・シンケンレッド。
志葉家十八代目当主で殿としてシンケンジャーを率いる。シンケンジャーの仲間と出会う前から戦っており、その経験上から当初は仲間にも厳しく当たって顰蹙を買う事があったが、だんだんと打ち解けていく。
両親は幼少期に亡くなっており、家臣の彦馬に面倒を見てもらっている。父を尊敬しており、「落ちずに飛び続けろ」という彼の言葉を胸に秘めて戦っている模様。
実は彼の正体は、志葉家十八代目当主ではなく、志葉家十八代目当主・志葉薫の影武者。
彼女がドウコクを倒す「封印の文字」を習得するまで、志葉家十八代目当主として家臣とともに外道衆と戦うのが幼少期より与えられた彼の使命だったのである。
丈瑠もこれまでは、その文字が完成するまでの間、いつまでも仲間を騙し続けなければならないうえに、場合によっては家臣が何も知らないままに丈瑠に尽くして死んでしまうかもしれないという負い目を感じながら戦っていた。
薫が封印の文字を習得して目の前に現れた後、家臣たちにも真実を知られ、侍でなくなった彼は、役目を終えた自分を「びっくりするほど何もない」と自嘲し、行くあてのない放浪をする。その中で殿様ではなく志葉丈瑠として腑破十臓と戦う事になり、彼と死闘を繰り広げた。
危うく十臓と同じく外道の道に進みかけた自分を止めた家臣たちとの確かな「絆」を感じた丈瑠は、薫に計らいによって年下の薫の養子になり、志葉家十九代目当主としてドウコクと最終決戦を挑む事になった。封印の文字が効かないとわかった今、頼るべきはアヤカシと戦い続けた丈瑠しかいないのである。
封印の文字が効かなくなった以上、「力ずく」以外の方法はなくなってしまうが、そんな戦いを前にしても家臣との絆を信じる彼にはどこか余裕があった。
後の「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕」ではマジで外道に堕とされた。
[外見]
中の人の身長は六尺四分(百八十三メートル)。
基本的に赤系統の服を着ている事が多く、作中では黒いシャツの上から赤いジャンパーを着ているスタイルが印象的。
[性格]
人見知りで他人とのコミュニケーションは苦手(特に同年代や年下とのコミュニケーションは苦手で、年上とは普通に喋る事ができる)。そのため無口でクールな印象が強い。ただし、他の家臣たちのお陰で後半は少しずつ改善していった。
一応殿様ではあるが、影武者として他人を欺いている負い目もあって、無理に家臣を巻き込むことや殿と呼ばせる事を良しとせず、作中では最初に他メンバーに対し、「戦いは家臣とか忠義で決めず覚悟で決めろ」と言っている。
また、その強い自責の念から、自分の存在や命を軽視し、いつ死んでもいいとさえ思っている節がある。特に、家臣が自分をかばって傷を負うたびにその思いは強くなったことだろう。
作中では、他人の図星を突いて攻撃するズボシメシという敵に「嘘つき」「大嘘つき」と言われて大きなダメージを受けた事もある。
幼少期から怖がりであるため、お化け屋敷や絶叫マシーンは大の苦手。あと、茉子の料理と食べて失神した事もある。トランプも弱い。
昔はお腹が緩く、よくトイレに行っていたらしい。苦手なものが非常に多い。
終盤では、殿ではなくなった自分を「びっくりするほど何もない」と自嘲し、十臓との殺し合いの中で外道と等しくなる覚悟を持っていた。
一方、第二十幕では、ことはを救うために外道に堕ちようとする仲間たちを諌め、人々を守る侍の心を解きつつも、本心では自分が外道に堕ちようとしていた。
[他キャラとの関係]
池波流ノ介は家臣の一人で、互いの信頼感も最も強い(ドウコクとの最終決戦において、大将役を彼に任せている)。また、流ノ介がズレた行動をすると丈瑠が笑うという事も多分にあった。
梅盛源太は幼馴染で、幼少期の彼の唯一の友人。また、彼は家臣ではないため、幼少期同様、丈瑠の事を丈ちゃんと呼ぶ。
腑破十臓は敵であり、ライバル。丈瑠が志葉家を追われた後に戦う相手なので、追いつめられた丈瑠にとっては最後の行き場であった。
血祭ドウコク、
筋殻アクマロは外道衆の強敵である。
[能力]
シンケンレッドに変身し、モヂカラを使う事ができる(ただし、正当なものではないため、少し本家とは違う)。
剣技や漢字も勿論得意で、剣技においては長い経験によって洗練されている。古文書を読む事ができるほか、乗馬もできる。
だが、先述の通り、苦手な物が多く、他人とのコミュニケーションを取るのも大の苦手。たぶん剣以外に特技はない。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
志葉丈瑠の本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
025:生きる意味を求めて |
最終登場 |
106:解放(3) |
参戦時期 |
第四十六、四十七幕での十臓との戦闘中 |
スタンス |
マーダー(無差別) |
変身回数 |
メタル・ドーパント(3)、アヒル(1) |
所持品 |
ショドウフォン |
支給品 |
T2メタルメモリ、裏正 |
参加者関係表(最終認識)
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
外道衆と戦う志葉家18代目当主……の影武者。今回は影武者の役目を終えて十臓との戦闘中から連れてこられて…というか某ロワと大体同じ参戦時期である。あっちでは対主催だったがこっちでは自分の生きる意味を剣に求めて殺し合いに乗る。
そんな彼が最初に出会ったのは早乙女乱馬だったが、迷いを捨てるためにショドウフォンを手放したかった彼は乱馬にショドウフォンを流ノ介か源太に渡すよう頼み、そのまま去る。壊すなり捨てるなりすればいいのにこういう行動をとるあたり、早くもヘタレ臭が…
森で支給品の裏正の試し斬りをしたのち、行動開始。三途の池で遭遇した暁美ほむらとシャンゼリオンこと涼村暁をメタル・ドーパントに変身して襲う。が、戦闘中に暁に生身の人間を斬ることに抵抗を持っていることを指摘されると自問自答を始めて硬直してしまい、逃げられる。安定のヘタレw二人に逃げられた後、パンスト太郎と遭遇。初めは斬ろうとするが、裏正を奪われたりとかした結果共闘することになる。
手を組んだ二人は、作戦を話し合った後、再びドーパントに変身してほむらと暁を襲う。あくまで手を組んでることを悟られずに。そして策は見事に成功し、ほむらは丈瑠の剣に貫かれて致命傷を負う。しかしほむらがやられたことによりキレた暁が覚醒。怒涛の勢いでパンスト太郎を気絶させ、丈瑠は彼と1対1の戦いを強いられることになる。しかしそれでも優位は丈瑠にあり、次第にシャンゼリオンが押されていく。そんな中立ち塞がったのは先程致命傷を負わせたほむらこと仮面ライダースカルだった。スカルとシャンゼリオンの連携により今度はこちらが押されることとなり、最後はシャンゼリオンのシャイニングアタックとスカルのマキシマムドライブにより、敗北する。しかし間一髪のところを目を覚ましたパンスト太郎に助けられて命は助かる。
第二回放送まで
放送後、流ノ介と十臓の死に動揺しているところへパンスト太郎が心無い一言を放った為に激昂して彼を惨殺する。パンスト太郎を殺したことで一度は自分の行いに驚愕するも、これで外道としての覚悟が完了したと、次の獲物を探してその場を去った。
これでもう丈瑠は完全に外道に堕ちてしまった……と思ったら、またへたれた。
冴島邸にて相羽シンヤに戦いを挑む彼だったが、割と自滅に近い大敗北を喫し、ボッコボコ☆にされた。そして更に、シンヤに己の本心を看破された彼は、自分の過ちに気付いた。前話での外道覚悟完了とはなんだったのか…。とことんヘタレである。(丈瑠が気付いた過ちについては説明すると長くなりそうなので割愛)
しかし自分の過ちに気付いた彼は、両手をつぶされた上に、パンスト太郎の支給品の呪泉郷の水でアヒル化するというなんとも哀れで滑稽なことになってしまっており、いろんな意味で手遅れだった。魔法少女だったら絶望死してるな、こりゃ。
絶望している彼のもとに現れたのは、花咲つぼみ。なんだかんだで、彼女に保護されることとなった。その後美樹さやかと鹿目まどか(に化けたスバル・ナカジマ)と出会うが、さやかがつぼみに怒りだし、戦闘となってしまう。その後マミを探すために一時休戦した二人が徐々に仲良くなっていくのを見て、親友の源太を思い出して複雑な思いを抱く。その後いろいろあってさやかが死亡したところへ現れたのは響良牙。彼にムースだと勘違いされる。
村雨良、冴島鋼牙、一条薫と合流した後、丈瑠を除く5人で情報交換が行われ、そこで丈瑠は自分のアヒル姿が呪泉郷の水によるもので、良牙が乱馬やパンスト太郎の知り合いであることを知り罪悪感を抱く。
鋼牙と別れて冴島邸へ向かう途中、村雨の配慮により生命の苔で両手(アヒル化しているので正確には翼)の怪我を治してもらう。そんな中ティアナ・ランスターことトリガー・ドーパントとスバルことバイオレンス・ドーパントが襲ってきて戦闘になったため、良牙に抱かれていた丈瑠は一条に預けられる。そうして戦いが繰り広げられる中、丈瑠はアヒル姿のままで何もできない自分に不甲斐なさを感じていた。そんな中、手を組んだ筋殻アクマロと井坂深紅郎が強襲してきて、辺り一帯に落雷を落として一同を襲う。丈瑠は、アクマロの視線から自分たちのもとへ彼が雷を落とそうとしていることを察知。せめて一条だけでも救おうとした彼は…そばにあったお湯の入ったポットでお湯をかぶり、人間の姿に戻ると、一条をかばって雷に飛び込んでいき、黒焦げとなって死亡した。
影武者として嘘の生活を送ってきた彼は、この殺し合いでも自分の心に嘘をついて殺し合いに乗ってしまった。しかしそれでも、死にゆくその瞬間に参加者たちの無事を祈ったその心は、嘘偽りのない本心であった。
称号【嘘吐侍(うそつきざむらい)】
第五回放送まで
志葉丈瑠としての意思は残っていないが、第四回放送後に行われた制限解放で、「外道に堕ちた志葉丈瑠の情念」として外道シンケンレッドが参戦。
血祭ドウコクの家臣となった彼は、彼と協力し、烈火大斬刀とキョウリュウバズーカを武器に筋殻アクマロの二の目を倒した。
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最終更新:2014年06月19日 17:46