私のすてきなバイオリニスト(後編) ◆gry038wOvE



 LoVE・Me・Do\(*´3`*)/

 魔女は、旋律とともに蠢いています。

 LoVE・Me・Do\(*´3`*)/

 空に浮かび上がる旋律も、顔も見えない影のような楽団も、どこか寂しく映ります。

 LoVE・Me・Do\(*´3`*)/

 ここにずっといる事は、さやかにとって良い事ではないようなのです。

 LoVE・Me・Do\(*´3`*)/

 ブロッサムは、その楽団が交響曲を奏でている場所に、真っ直ぐ走っていきました。

 LoVE・Me・Do\(*´3`*)/

「──さやか!」

 LoVE・Me・Do\(*´3`*)/

 ブロッサムの叫びはちゃんと魔女の耳に届いていました。

 Look at me






 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。






 魔女は構わず、曲を流し続けます。リズムに乗り続けます。彼女は、自分の音楽を邪魔してほしくない……とばかりに、剣を振るいました。
 凄まじいスピードで剣を振るう魔女に、ブロッサムは一瞬、体を硬直させてしまいました。
 まるで無感情な一撃が、ブロッサムの体を斬り裂こうとしたのです。
 しかし、ブロッサムの手前で金属と金属がぶつかるような音がしました。
 見れば、銀牙がそこまで走ったらしく、ゼロが双剣で魔女の剣を止めていたのです。

「俺に構うな! その子の名前を呼び続けろ!」

 苦しそうな声で、ゼロは叫びました。
 ブロッサムは、一瞬呆気にとられたようでしたが、すぐに凛とした顔で頷きました。
 零は結局、こうして協力してくれる優しい人間でした。
 この空間が持つ、ある意味で胸が溢れそうになるような「想い」の悲しみに、彼もどこかで共感していたのかもしれません。
 零も、良牙も、ここにいると胸が苦しくなるような感覚を抱く事になるのでした。
 この空間と、この魔女が持つ「意味」を感じられないのは、つぼみと男爵だけでした。

「……さやか! 正気に戻ってください! さやかは魔女じゃありません!」

 そんな言葉が響いた時には、ゼロが全神経を剣の切っ先に集中させて、その剣を跳ね返しました。
 魔女による膨大なパワーを、ソウルメタルの剣越しに感じていたようです。

「さやかは、私の友達です! あの時からずっと……!」

 この空間には、当然、さやかが持つ「恋慕」の性質も現れていました。
 自分が次々に過ちを犯し、最後には自分の意思と無関係に人を殺してしまった────その結果、遂には上條恭介という一人の少年の前に姿を現す事さえもできなくなってしまった彼女には、もうできる事はないのです。
 強い嫉妬と怒りの情に任せて、自分に寄ってくる物を消し去るのみでした。
 彼女は、自分の近くに来る者を傷つけるのが嫌いなのです。だから自分の近くに寄って欲しくないと思って、剣を振るって消し去ってしまおうとするのでした。
 だから、友達というのは無駄でした。

「でも、だからこそ言わせてください! 私とさやかは友達だから……だから、私から言わなきゃいけない事がたくさんあります!」

 つぼみは知っていたのでしょうか、真っ当な言葉だけでは彼女を口説けないと。
 いいえ、彼女は全く、ただ算段など無しに──真っ直ぐに、そんな事を言うのでした。
 それが最も効果的な物かもしれませんが、彼女自身はそんな事は知りません。

「さやかは自分勝手です! 痛みを負いたくないとか、好きな人に顔向けができないとか、そんな理由で死のうとするなんて、大きな馬の鹿と書いて大馬鹿です!!」

 銀牙騎士ゼロは、再び襲ってきた魔女の剣が少し弱弱しい──いや、力の入れ具合を迷っているような手ごたえである事に気づきました。
 もしかすれば、魔女の中にある心か何かに響いたのかもしれません。

「生きていたら、どんな悲しい事だってあります! でも、それで死んだら……さやかの事が大好きな人たちはどう思うんですか!?」

 魔女は出来損ないのパラパラ漫画のようにゆっくりと、大きく動きました。
 彼女は、喋れなくとも、声の中にある何かを感じているようでした。

「私は、五代さんに会った人たちを見てきました。五代さんがどんな人なのかも知っています!」

 その言葉が、完全に魔女の動きを止めました。
 魔女は、良い事か悪い事かはわかりませんが、何かをふと考えたようでした。
 五代雄介の名前が出た時です。──彼女にとって、今、最も悩ましい出来事は五代の死です。

「五代さんは、最後に……最後に、『さやかちゃんを助けてあげてほしい』って言ったんですよ!! 五代さんだって、私だって、みんなだって、さやかの事が大好きなんです!! さやかが、こんな形でも生きているって知った時────私は」

 五代の死が、彼女の中の絶望の引き金を引いたのです。
 この結界を作り出しているのは、五代の死によって全てが狂った絶望でした。
 だから、五代の名前が出てきた時──あの後の五代の言葉を知った時、彼女はきっと、何かを思い出したのでしょう。
 きっと、断片的ではあるのでしょうが、それが魔女の中の何かに触れるのでした。

「私は、とっても嬉しかったんです! また一緒に喋れるって、今度は、もっと普通にまた出会えるんだって……!!」

 ─────しかし、その時生まれたのは、戦いが終わった静寂ではなく、もう一体の使い魔でした。
 仮面ライダークウガによく似た、赤黒い使い魔が出現し、ブロッサムの横でその拳を叩きつけたのです。
 彼女の言葉は、さやかの中に新たな使い魔を誕生させてしまったのでした。






 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。






「さやっ……!」

 使い魔の一撃は強力でした。何せ、魔女が持っていた負のエネルギィの結晶のような使い魔なのです。
 真横から突如としてブロッサムの胸を殴りつけた不届きな使い魔は、もう一撃、キュアブロッサムを襲おうと拳を突き出してくるのでした。
 ブロッサムは、咄嗟に顔の前でガードを固めました。

「きさま、何をしているーっ!」

 その時、ふと横から飛んできたのはエターナルによる跳び蹴りでした。
 跳び蹴りは使い魔の体を吹き飛ばします。使い魔はそれでも受け身を取っていました。
 ブロッサムは、突然現れたエターナルの方を見つめました。彼は、ある物を胸の前に抱えていました。
 ……それは、間違いなく、美樹さやかの肉体でした。
 美樹さやかが眠ったようにぐったりして、そこに居ました。彼は、この体をどこかから見つけ出してきて、持ってきたのでした。
 この空間はさやかの精神の世界のようですが、その中に肉体が取り込まれていたのです。

「その姿で悪事を働くんじゃねえ……!」

 そんな言葉とともに、エターナルは何かを伝えに来たようでした。
 随分時間がかかったようですが、彼としては早い方です。

「良牙さん、それは──」
「向こうで見つけたんだ! この子の体だ。死んだ時と全く変わらない。安らかな寝顔だが、……これはきっと死に顔じゃない」

 さやかは、まさしく、あの時海岸に置き去りにしたさやかの遺体と全く同じでした。
 一輪の花が飾られた、安らかで綺麗な遺体なのでした。
 しかし、思ったほど固くなっていません。冷たい水辺で細やかな風を受け続けていたとはいえ、状態が良すぎるようにも見えました。
 それはまさしく、生きている証です。

「それより、……おまえも大丈夫か!?」

 エターナルは、ブロッサムの様子を見ました。
 不意に食らった一撃で、少しふらついているようでした。

「へっちゃらです……!」
「それなら良いが……」

 その姿は、無茶にも見えるのでした。使い魔としては、最大級の強さでしょう。あの一体の使い魔を作り出すのに、使い魔何体分の魔力が注がれているのかを、彼らは知りません。

「無理はするんじゃねえぞ。奴は任せてくれ。おれが足止めする」
「……はい」

 エターナルは、ブロッサムにさやかの体を託しました。
 それは、プリキュアに変身していても感じる命の重さが詰まっていました。冷たいけれど、また温かくなるかもしれない────そんな希望が残っていました。
 エターナルは、使い魔の方に向かって走っていきました。
 エターナルと使い魔とが、拳をぶつけ合いました。

「──さやか! 一緒に帰りましょう! さやかがみんなを大事に想っているように、みんなだってさやかを大事に想っているんです! もし辛い事があったら、私に話してください! どんな事でもいい、いつでも私に言ってください!」

 ブロッサムの声は、遠く遠くへ響きます。
 ずっと遥か遠くに呼びかけているようでした。
 きっと、こうして眠っているさやかの体から耳を通って、彼女の中に聞こえているかもしれません。
 目の前の魔女の耳に届いて、攻撃をやめてくれるかもしれません。
 どこかで聞こえているのです。彼女の声は届いているかもしれないのです。

「うわあッ!」

 遂に、拮抗していたゼロと魔女との剣の戦いが遂に崩れました。
 ゼロが押し負けたのです。ゼロと銀牙の体は数メートル吹き飛びました。
 何とか体勢を立て直すも、魔女の剣はブロッサムの体へと近づいていくのでした。
 蹄は傾き、車そのものが遠心力で立て直せない状態です。
 このままでは、ブロッサムの体は────。






 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。






 ゼロがそちらを見れば、ブロッサムの体は宙を飛んでいました。
 ただ宙を飛んでいるのではありません。サラマンダー男爵の腕にお姫様抱ッこをされながら、空へと回避していたのです。
 魔女の剣は、地面を抉り、斜めに突き刺さっていました。そこにブロッサムがいたら、容赦なく真っ二つになっていたかもしれません。
 ゼロはその光景に少し驚きました。
 あのうさん臭い男が、ちゃんと自分たちを助けるのに役立ったのが全く意外なのでした。
 ともかく、安心していいやら、驚くやらで、体勢を直してもどうすればいいのかわからないとばかりに呆然とするのでした。

「……間一髪だったな、キュアブロッサム」
「どうして……?」
「手助けすると言っただろう? いずれにせよ、お前がいなければオリヴィエも悲しむ」

 男爵としても、決死の判断だったようです。
 彼は、それでもあくまで冷静のマスクを取り外さず、地面に着地しました。
 人魚の魔女は、地面に突き刺さった剣を

「まあ、なんだ。キュアブロッサム、今彼女に必要なのは説得じゃない。お前の想いは充分にこの子に届いたさ」
「え? でも──」

「お前たちプリキュアの力は、ただの暴力じゃない。神か妖精か、あるいはこの世を本当に良くしたいと願う気まぐれな馬鹿が与えてくれた、誰かの心を救う為の力だ。……たとえ、どんな不条理で、悪い事ばかり起こる世の中でも、綺麗に世界を幸せにしようとできるのさ。──それがプリキュアの力だろう? それなら、その力を真っ向から使えばいいのさ」
「────」

 サラマンダー男爵は、何故、ずっと以前、プリキュアと出会った時に、あの怪物のような龍の姿から、本当の自分を取り戻せたのか。
 そして、何故オリヴィエとともに旅をする毎日を生きられるのか──。
 それを考えれば、当たり前の事でした。
 サラマンダー男爵が見て来たこれまでの彼女たちの動向から見ても明らかです。
 彼女たちは、人の心の悪の部分を浄化し、優しい心を見出して膨らませるような力を持つのです。
 その救済の力は、彼女たち自身の想いに応じて強くなります。
 本当に救いたいと思うのなら、当然、それ相当の力だって得られます。
 たとえ、魔女の救済であっても、彼女たちが本当に想いの力を持つのなら────。

「……ありがとうございます、男爵」
「礼を言われる筋合いはない。大事な事だから、二度と忘れるな」

 男爵は、そう言って、さやかの体を強引に引き取りました。

「さて、彼女の体はこっちで何とかする。……あとは自由にやりたまえ」

 そのまま男爵は後方へ下がりました。
 魔女が力を尽くして、剣を抜きます。
 その剣を、ブロッサムに向けて振り降ろそうとする魔女でした。

「集まれ! 花のパワー────」

 ハートキャッチミラージュが輝き、ココロパフューム、シャイニーパフューム、ココロポットもまた麗しく輝いていきました。
 キュアブロッサムの体が真っ白なヴェールに包まれ、ハイパープリキュアに覚醒します。

「プリキュア・ピンクフォルテウェイブ!!」

 それは、救心の光でした。






 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。
 りー、ららりー、らりー……。






 花咲つぼみ、響良牙、涼邑零、サラマンダー男爵の四名は、元の世界に戻っていました。
 世界は元に戻っています。あの不可思議な魔女の結界ではなく、夢から覚めたかのように、木漏れ日の森に立っていたのです。
 魔女との戦いは終わったようです。
 その結果は、単純でした。

「……つぼみ」

 ここにはいないはずの女性の声が、はっきりと聞こえました。つぼみより少し背丈が高い少女です。中学校の制服を着ているようでした。
 思わず、つぼみは駆け出してその女性に抱き着きました。
 もう二度と会えないと思っていた少女──美樹さやかに、また会えたのです。

「さやか! ……良かった……本当に……」

 ソウルジェムを砕かれた彼女には、代わりに「ジュエルシード」の力で肉体と精神を保っていました。魔女化した精神を肉体と結合させる手段として、サラマンダー男爵が使ってくれたのでしょう。
 彼にとっては、魔力を使って結界に入る事と、結界から出る事に使う予定だったのでしょうが、結界が消えるので、必要なくなったのです。

「……失礼」

 サラマンダー男爵が前に出て、至近距離でさやかの顔の様子を見ました。
 さやかは、放送で会ったきりなので少し怪訝そうでしたが、男爵が結界の中で何をしたのかも知っていたので、これといって彼の様子に違和感を持つ事はありませんでした。
 胸には、全く萎れた様子もないアマリリスがありました。

「なるほど、織莉────いや、彼女の仕業か……。なかなかやってくれるじゃないか」

 男爵も、ずっとさやかの体の不自然に気づいていたようです。
 普通の遺体ならば、もっとすぐにどこかで朽ちてしまうはずです。一日もすれば、それこそドライアイスなどを使わなければ、すぐに鮮度は落ちて腐り始めてしまいます。
 しかし、彼女の場合、そうした様子が一切見られませんでした。おそらく、魔力が供給され続けた為でしょう。その理由を、男爵は悟ったのです。

「──さて、私はこれで失礼しよう。残念ながら、これ以上ゲームに影響を与える事はできない。あとは自分たちで気づく事だ。私の要件は伝えた。先ほどの件は考えておいてもらおう」

 男爵は、そう言ってどこかへ消えていってしまいました。
 その後ろ姿を、彼女たちは黙って見つめていました。

「……つぼみ」

 とにかく、さやかはまた口を開き、彼女の名前を呼びました。
 長い眠りから覚めたような気分でもあり、浦島太郎にでもなったような気分でもあり……という感じでしょう。
 良牙には少し見覚えがあるかもしれませんが、零は全く見覚えがないでしょうし、現状殺し合いがどうなっているのか、彼女は知りません。
 それでも、彼女が今言いたい事は、そんなヤボな情報交換ではありませんでした。

「ありがとう、つぼみ。私を助けてくれて」
「私だけじゃありません、ここにいる皆さんのお陰です。……それに、私たちの想いにさやかが答えてくれたから」

 つぼみは周りを見回しました。
 ここにいる誰がいなくても、つぼみはさやかを救えなかったでしょう。

「私だって、お礼を言いたい事がたくさんあります。私と出会ってくれて、ありがとう、さやか……」

 何より、さやかがいなければ、さやかは救えないのです。
 この喜びや、この愛情はさやかなしには語れないものでした。
 だから、さやかを前につぼみは言いました。

「それから、良牙さんもさやかを見つけてくれてありがとうございます。零さんも私を守ってくれてありがとうございました」

 ここにいる人間、全員がつぼみを助け、さやかを救う事になったのです。
 このメンバーでなければ、どうなっていたかはわかりません。だから、彼女はそれぞれにお礼を言ったのでした。

「……ありがとう、ございました」

 さやかは、つぼみの隣にいる二人の男性にも頭を下げました。
 五代雄介はいませんでしたが、彼の親友と親しくなり、五代に励まされた男がそこにはいました。

「────そうだ、ごめんなさい。一人だけ、言い忘れていましたね。……ありがとうございます、男爵」

 どこへ行ってしまったかはわかりませんが、つぼみは男爵の背中があった場所に向けて、言葉を放り投げました。
 サラマンダー男爵──彼はオリヴィエの事を頼みたかったに違いありません。
 ただ、つぼみやここにいる三人は、男爵を許す気持ちくらいは芽生えたのでしょうか。
 あまり男爵を恨むつもりにはなりませんでした。



 また、ああして男爵に会える事を、彼女たちは願いました。



【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 生存】


【2日目 昼前】
【D-5 森】

【花咲つぼみ@ハートキャッチプリキュア!】
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、加頭に怒りと恐怖、強い悲しみと決意、首輪解除
[装備]:プリキュアの種&ココロパフューム、プリキュアの種&ココロパフューム(えりか)@ハートキャッチプリキュア!、プリキュアの種&シャイニーパフューム@ハートキャッチプリキュア!、プリキュアの種&ココロポット(ゆり)@ハートキャッチプリキュア!、こころの種(赤、青、マゼンダ)@ハートキャッチプリキュア!、ハートキャッチミラージュ+スーパープリキュアの種@ハートキャッチプリキュア!
[道具]:支給品一式×5(食料一食分消費、(つぼみ、えりか、三影、さやか、ドウコク))、スティンガー×6@魔法少女リリカルなのは、破邪の剣@牙浪―GARO―、まどかのノート@魔法少女まどか☆マギカ、大貝形手盾@侍戦隊シンケンジャー、反ディスク@侍戦隊シンケンジャー、デストロン戦闘員スーツ×2(スーツ+マスク)@仮面ライダーSPIRITS、『ハートキャッチプリキュア!』の漫画@ハートキャッチプリキュア!
[思考]
基本:殺し合いはさせない!
1:さやかを助ける。
2:この殺し合いに巻き込まれた人間を守り、悪人であろうと救える限り心を救う
3:……そんなにフェイトさんと声が似ていますか?
[備考]
※参戦時期は本編後半(ゆりが仲間になった後)。少なくとも43話後。DX2および劇場版『花の都でファッションショー…ですか!? 』経験済み
 そのためフレプリ勢と面識があります
※溝呂木眞也の名前を聞きましたが、悪人であることは聞いていません。鋼牙達との情報交換で悪人だと知りました。
※良牙が発した気柱を目撃しています。
※プリキュアとしての正体を明かすことに迷いは無くなりました。
※サラマンダー男爵が主催側にいるのはオリヴィエが人質に取られているからだと考えています。
※参加者の時間軸が異なる可能性があることに気付きました。
※この殺し合いにおいて『変身』あるいは『変わる事』が重要な意味を持っているのではないのかと考えています。
※放送が嘘である可能性も少なからず考えていますが、殺し合いそのものは着実に進んでいると理解しています。
※ゆりが死んだこと、ゆりとダークプリキュアが姉妹であることを知りました。
※大道克己により、「ゆりはゲームに乗った」、「えりかはゆりが殺した」などの情報を得ましたが、半信半疑です。
※所持しているランダム支給品とデイパックがえりかのものであることは知りません。
※主催陣営人物の所属組織が財団XとBADAN、砂漠の使徒であることを知りました。
※第二回放送のなぞなぞの答えを全て知りました。
※良牙、一条、鋼牙と125話までの情報を交換し合いました。
※全員の変身アイテムとハートキャッチミラージュが揃った時、他のハートキャッチプリキュアたちからの力を受けて、スーパーキュアブロッサムに強化変身する事ができます。
※ダークプリキュア(なのは)にこれまでのいきさつを全部聞きました。
※魔法少女の真実について教えられました。


【響良牙@らんま1/2】
[状態]:全身にダメージ(大)、負傷(顔と腹に強い打撲、喉に手の痣)、疲労(大)、腹部に軽い斬傷、五代・乱馬・村雨の死に対する悲しみと後悔と決意、男溺泉によって体質改善、デストロン戦闘員スーツ着用、首輪解除
[装備]:ロストドライバー+エターナルメモリ@仮面ライダーW、T2ガイアメモリ(ゾーン、ヒート、ウェザー、パペティアー、ルナ、メタル)@仮面ライダーW、
[道具]:支給品一式×14(食料二食分消費、(良牙、克己、五代、十臓、京水、タカヤ、シンヤ、丈瑠、パンスト、冴子、シャンプー、ノーザ、ゴオマ、バラゴ))、水とお湯の入ったポット1つずつ×3、子豚(鯖@超光戦士シャンゼリオン?)、志葉家のモヂカラディスク@侍戦隊シンケンジャー、ムースの眼鏡@らんま1/2 、細胞維持酵素×6@仮面ライダーW、グリーフシード@魔法少女まどか☆マギカ、歳の数茸×2(7cm、7cm)@らんま1/2、デストロン戦闘員マスク@仮面ライダーSPIRITS、プラカード+サインペン&クリーナー@らんま1/2、呪泉郷の水(娘溺泉、男溺泉、数は不明)@らんま1/2、呪泉郷顧客名簿、呪泉郷地図、克己のハーモニカ@仮面ライダーW、テッククリスタル(シンヤ)@宇宙の騎士テッカマンブレード、『戦争と平和』@仮面ライダークウガ、双眼鏡@現実、ランダム支給品0~6(ゴオマ0~1、バラゴ0~2、冴子1~3)、バグンダダ@仮面ライダークウガ、警察手帳、特殊i-pod(破損)@オリジナル
[思考]
基本:天道あかねを守り、自分の仲間も守る
0:つぼみについていく。
1:あかねを必ず助け出す。仮にクウガになっていたとしても必ず救う。
2:誰かにメフィストの力を与えた存在と主催者について相談する。
3:いざというときは仮面ライダーとして戦う。
[備考]
※参戦時期は原作36巻PART.2『カミング・スーン』(高原での雲竜あかりとのデート)以降です。
※夢で遭遇したシャンプーの要望は「シャンプーが死にかけた良牙を救った、乱馬を助けるよう良牙に頼んだと乱馬に言う」
「乱馬が優勝したら『シャンプーを生き返らせて欲しい』という願いにしてもらうよう乱馬に頼む」です。
尚、乱馬が死亡したため、これについてどうするかは不明です。
※ゾーンメモリとの適合率は非常に悪いです。対し、エターナルとの適合率自体は良く、ブルーフレアに変身可能です。但し、迷いや後悔からレッドフレアになる事があります。
※エターナルでゾーンのマキシマムドライブを発動しても、本人が知覚していない位置からメモリを集めるのは不可能になっています。
(マップ中から集めたり、エターナルが知らない隠されているメモリを集めたりは不可能です)
※主催陣営人物の所属組織が財団XとBADAN、砂漠の使徒であることを知りました。
※第二回放送のなぞなぞの答えを全て知りました。
※つぼみ、一条、鋼牙と125話までの情報を交換し合いました。
※男溺泉に浸かったので、体質は改善され、普通の男の子に戻りました。
※あかねが殺し合いに乗った事を知りました。
※溝呂木及び闇黒皇帝(黒岩)に力を与えた存在が参加者にいると考えています。また、主催者はその存在よりも上だと考えています。
※バルディッシュと情報交換しました。バルディッシュは良牙をそれなりに信用しています。
※鯖は呪泉郷の「黒豚溺泉」を浴びた事で良牙のような黒い子豚になりました。
※魔女の真実を知りました。


【涼邑零@牙狼─GARO─】
[状態]:疲労(小)、首輪解除、鋼牙の死に動揺
[装備]:魔戒剣、魔導火のライター
[道具]:シルヴァの残骸、支給品一式×2(零、結城)、スーパーヒーローセット(ヒーローマニュアル、30話での暁の服装セット)@超光戦士シャンゼリオン、薄皮太夫の三味線@侍戦隊シンケンジャー、速水の首輪、調達した工具(解除には使えそうもありません) 、スタンスが纏められた名簿(おそらく翔太郎のもの)
[思考]
基本:加頭を倒して殺し合いを止め、元の世界に戻りシルヴァを復元する。
0:つぼみについていく。
1:殺し合いに乗っている者は倒し、そうじゃない者は保護する。
2:会場内にあるだろう、ホラーに関係する何かを見つけ出す。
3:また、特殊能力を持たない民間人がソウルメタルを持てるか確認したい。
[備考]
※参戦時期は一期十八話、三神官より鋼牙が仇であると教えられた直後になります。
※シルヴァが没収されたことから、ホラーに関係する何かが会場内にはあり、加頭はそれを隠したいのではないかと推察しています。
実際にそうなのかどうかは、現時点では不明です。
※NEVER、仮面ライダーの情報を得ました。また、それによって時間軸、世界観の違いに気づいています。
仮面ライダーに関しては、結城からさらに詳しく説明を受けました。
※首輪には確実に異世界の技術が使われている・首輪からは盗聴が行われていると判断しています。
※首輪を解除した場合、(常人が)ソウルメタルが操れないなどのデメリットが生じると思っています。→だんだん真偽が曖昧に。
また、結城がソウルメタルを操れた理由はもしかすれば彼自身の精神力が強いからとも考えています。
※実際は、ソウルメタルは誰でも持つことができるように制限されています。
ただし、重量自体は通常の剣より重く、魔戒騎士や強靭な精神の持主でなければ、扱い辛いものになります。
※時空魔法陣の管理権限の準対象者となりました(結城の死亡時に管理ができます)。
※首輪は解除されました。
※バラゴは鋼牙が倒したのだと考えています。
※第三回放送の制限解除により、魔導馬の召喚が可能になりました。
※魔戒騎士の鎧は、通常の場所では99.9秒しか召喚できませんが、三途の池や魔女の結界内では永続使用も問題ありません。
※魔女の真実を知りました。


【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:身体的には健康、ジュエルシードの力で精神と肉体を結合(調整あり?)
[装備]:ジュエルシード@魔法少女リリカルなのはシリーズ
[道具]:アマリリスの花@宇宙の騎士テッカマンブレード
[思考]
基本:ゲームの終了を見守る
[備考]
※参戦時期は8話、ホスト二人組の会話を聞く前です。
※魔女化から救済されましたが、肉体と精神の融合はソウルジェムではなくジュエルシードによって行われています。
 精神的な要因によりこれが暴走した場合、更に大変な事になる可能性があります。












「──サラマンダー男爵、一体結界の中で何をしていたのですか?」

 帰ってくるなり、加頭順が訊いた。それは疑っているのか、それとも大した事はしていないと理解しているのか、実のところわからなかった。

「何、ちょっとした野暮用さ」

 彼の言葉に、サラマンダー男爵は応えた。
 しかし、返って来たのは静寂だ。その静寂に疑いの眼差しを引き立てる意味があるような気がして、男爵は慌てて弁解をする。

「……おいおい、まさか俺を疑っているのか? ……安心しろ。もし、俺が余計な事を吹き込んだなら、これから奴らは俺が与えた情報を話し合うさ」

 サラマンダー男爵は、後からそう付け加えたのだった。彼とて、死にたくはない。これから先、オリヴィエと暮らしていかなければならない。彼の面倒を見るのはほかならぬ男爵だ。
 自分が殺し合いに影響を与えたのが発覚すれば不味い事になるのだ。

「残念ですが……『疑わしきは、罰せよ』が我々の鉄則です」
「殺し合いが終わったのに、か……? 意味がないだろう。だいたい、これから奴らの様子を見ていればわかる。俺は何もあんたたちに不都合な事は話していない!」

 しかし、加頭はその腰にガイアドライバーを巻いていた。
 ユートピアメモリを取り出し、相変わらず冷徹な表情で男爵を見る彼の瞳。
 そこに、男爵もただならぬ殺気を感じた。

「……関係ありません。言ってみれば、あくまであなたに死んでもらう、良い方便です。……つまり────お前は、我々にとってではなく、私にとって邪魔だ、という事です」

 ユートピア・ドーパントのサウンドとともに、男爵の目の前で男は豹変した。












 ──サラマンダー男爵は力を失い、倒れていた。

 ユートピア・ドーパントの理想郷の杖で叩きつけられ、炎と雷を受け、男爵の体は反撃も許されぬままに一方的な甚振りを受けた。
 そうされただけの理由がある。もし、これから先、男爵が加頭に逆らったともなれば、それこそオリヴィエに危害が加えられるのは間違いなかったのである。
 そして、彼は暗く、あらゆる物が置かれているだけの部屋で、ゴミのように捨てられたのだった。

(……ああ、全く、生きている限り、何で恨まれるかわかった物じゃないな)

 彼は思った。
 加頭が何を恨んでいるのかはわからないが、それが人と接する難しさだと。
 知らないうちに他人の恨みを買い、邪魔に思われるのも人間だ。

(オリヴィエが生きる世界は、奴らに賭けるしかないらしい)

 あとは、これから支配されていく世界が、少なからずの希望が救ってくれる事を祈るしかないらしい。
 いや、それで終わってもらえれば、良い。

(じゃあな、後は任せたぞ、プリキュア。オリヴィエは頼んだ────)

 エメラルドの瞳を閉じ、サラマンダー男爵は消えていった。



【サラマンダー男爵@ハートキャッチプリキュア! 死亡】


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最終更新:2015年07月13日 21:57