【大道克己】
[名前]大道克己(だいどう-かつみ)
[出典]仮面ライダーW
[異名]仮面ライダーエターナル
[俳優]松岡充
[性別/年齢]男性/不明
[一人称]俺(小説版によると昔は僕) [二人称]お前、貴様、あんた [三人称]あいつ、奴
「さあ、地獄を楽しみな!!」
特殊傭兵部隊「NEVER」の隊長であり、エターナルメモリと運命を惹かれあった仮面ライダー。
元々、ピアノを愛する優しい少年だったが、母親の誕生日プレゼントを買いに行って事故に遭い、死亡する。その後、母親の大道マリア(大道美樹)が財団Xと協力して彼をネクロオーバーとして再生させた(この辺りの経緯は小説版と映像で違う)。
そして、超常的な身体能力を得るが、やがて生前の大道克己としての記憶や感情が消えていく…。
元々は、財団XがNEVERに対する投資に見切りをつけ、ガイアメモリの投資を中心としたため、NEVERを世に認めさせるために各地で傭兵活動をしていた。しかし、そんな中でエターナルメモリに惹かれ、T1のエターナルメモリで仮面ライダーエターナルに変身してユートピアドーパントやアイズドーパントを倒した。
この頃はまだ感情が残っていたのだが、ヴィレッジにいたクオークスを一斉虐殺するというアイズドーパントの暴挙によって、人間はみな悪魔なのだと認識し、完全に感情が消えた。
その後、風都に向かい、T2エターナルメモリを奪うと、仮面ライダーエターナルに変身して財団Xのヘリを強襲。
散らばったガイアメモリを集め、風都タワーにあるエクスビッカーを使って風都中に死の光を浴びせ、全員を自分と同じNEVERに変えようと目論んだ。
[外見]
中の人の身長は諸説あるが、170cm程度と公表されている。
青いエクステンションのついた髪のイケメンで、NEVERの隊員服である特殊なレザージャケットを着用している。
首にはロザリオについたネックレスをつけており、年齢は20代~30代程度だと思われる(中の人は実際は40代に差し掛かろうとしていたが)。
生前はフィリップと全く同じ容姿である。
[性格]
生前の感情をなくし、冷徹な性格になっており、戦いを愉しんでいる。死に対する恐怖なども完全に欠落されており、死に際さえも「久しぶりだな…死ぬのは!」と言いながら高笑いしていた。
卑怯な手を使うことも一切躊躇わず、嘘を使って風都民を争わせている。
人間を悪魔だと言い、人を自分と同じ死人に変えたがっている。これは、アイズドーパントの策略でヴィレッジの人間が死亡したことに起因するが、その際にも「俺としたことが忘れていた…人間はみな悪魔だと」と言っているので、これ以前にも何かがあった可能性があるかも(ミュージアムの裏切りの件か?)。
台詞は「地獄」や「死神」、「運命」などという言葉を使い、やたらと中二チックである。NEVERなので脳の成長が中学校で止まって(ry
また、「さあ、お前の罪を数えろ!」という台詞に対し、「今さら数え切れるか!」と返したり、「死んでもらいます」と言われて、「無茶言うなよ、これ以上死ねるか…!」と答えたり、他人の台詞にリプライしてくれるのも特徴。
[他キャラとの関係]
左翔太郎や照井竜は宿敵であり、克己を止めようとした仮面ライダーである。翔太郎は、彼を倒した後に、克己がかつて「仮面ライダー」らしく人々を救ったことを聞き、彼に花束を手向けた。
参加者ではないが、フィリップは同じ死人同士であるため(テレビ版の伏線)、「兄弟」と呼んでいた。
泉京水は仲間であるが、既に感情を失くした劇場版での克己には駒に過ぎず、利用することにも殺害することにも躊躇いはない。しかし、彼を仲間にした当初の克己は、利用する気でありながら、一応はそれなりの仲間意識はあったかもしれない。
園咲冴子、園咲霧彦に関しては、面識こそないが、「園咲」という苗字であるゆえ、ミュージアムと絡めて何か思うところがあるかもしれない。
[能力]
ナイフの達人で、超人的な能力によって、敵を容赦なく殺害する。体がありえない方向に曲がったり、致命傷を追ったりしても再生可能で、至近距離から鉄球を受けてもすぐに立ち上がることができる。銃や凶器でさえも彼には効かない。
また、加頭とはうまく適合することがなかったエターナルメモリとの適合率も高く、仮面ライダーエターナル・ブルーフレアに変身可能(あまり適合率が高くない人間だと、レッドフレアになってしまい、エターナルローブなどの装備が付属しない)。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
大道克己の本ロワにおける動向
基本情報
初登場 |
015:からっぽの心 |
最終登場 |
125:Eにさよなら/仮面ライダー!あなたたちを忘れません!! |
参戦時期 |
マリア殺害後 |
スタンス |
優勝狙いマーダー |
変身回数 |
仮面ライダーエターナル(7)、バード・ドーパント(1) |
所持品 |
ロストドライバー+エターナルメモリ、エターナルエッジ |
支給品 |
細胞維持酵素×5、グリーフシード、命の闇の種 |
参加者関係表(最終認識)
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
感情を失い悪魔となったNEVERであり仮面ライダーエターナル。
殺し合いに乗ることを決めた彼が最初に出会ったのは、村雨良ことZX。優位に戦いを進め、途中乱入してきた響良牙も気絶させるが、目を覚ました良牙の獅子咆哮弾により戦闘は中断となる。
良牙の話に出てきた呪泉郷に向かい、たどり着いた後天道あかね・梅盛源太・腑破十蔵と遭遇し、交戦する。しばらく怪人に変身した十蔵とシンケンゴールドに変身した源太と戦っていたが、十蔵が源太とあかねを逃がしたため十蔵と1対1で戦い勝利。十蔵を殺害する。ちなみにあかねからはT2バードメモリを奪っている。
第二回放送まで
殺し合いに乗った月影ゆりと交戦し、一度エターナルのベルトとメモリを奪われてあかねから奪ったバードメモリで戦うが、エターナルは克己を選んでいたためあっさりと取り戻すことに成功する。
しかしバード・ドーパントに変身したゆりの機転により、逃げられた上に自身の生命線である細胞維持酵素の入ったデイバックを奪われてしまう。その代わりにゆりの変身道具であるココロポットを手に入れたためそれを交渉材料にデイバックを取り戻そうと決める。
そこへ現れたのはダークプリキュア。ゆりのココロポットを取り戻すために戦いを挑んだ彼女を相手に優位に戦いを進めていたが、筋肉強化剤を使ってパワーアップしたダークプリキュアを相手に敗北を喫し、ココロポットも取り戻されてしまう。
とどめをささずに去って行ったダークプリキュアを再度発見し、彼女を追った先で幼児化したゆりも見つける。ダークプリキュアがゆりにココロポットを返そうとしたタイミングで仕掛け、ココロポットを再度奪う。奪ったそれを交渉材料に細胞維持酵素の入った自身のデイバックを取り戻すことに成功した。
デイバックを取り戻すとゆり&ダークプリキュアのプリキュア姉妹に戦いを仕掛ける。ゆりが慣れない幼児姿で戦っていること、ゆりもダークプリキュアも疲労が激しいこともあって、戦いは優勢で、マキシマムドライブでゆりの殺害に成功する。ダークプリキュアも続けて殺そうとするが、ダークプリキュアはゆりのココロポットによりキュアムーンライトに変身。凄まじいパワーアップを果たした彼女の前に敗北する。
戦闘終了後、死を覚悟しつつこれからの方針を迷うダークプリキュアにエターナルに変身させその結果でスタンスを決めることを提案する。結果ダークプリキュアはゆりを生き返らせるために殺し合いに乗ることを決め、その実現の為ということで克己も生かされた。生かされた克己は、エターナルは自分をまだ見捨てていなかったと確信しながら、プリキュアへの雪辱を胸に歩き出した。
次に出会ったのは以前出会った響良牙と、一条薫・花咲つぼみであった。戦闘となり、つぼみがプリキュアであると知ると、彼女にキュアムーンライトとダークプリキュアのことを伝えて精神的ゆさぶりをかける。動揺するつぼみが良牙と一条の提案により一時撤退し、エターナルは良牙を相手に優勢で戦いを進め、マキシマムドライブでとどめをさそうとするが、突如乱入してきた仮面ライダークウガに変身した一条の妨害にあい、クウガと拳を激突させる。
第三回放送まで
クウガとの戦いは、一条自身が新しい姿に慣れていなかったこともあって、隙をついて大きなダメージを与え、戦闘不能状態に追い込む。劣勢となった一条と良牙にとどめをさそうとしたところで、つぼみ・村雨・冴島鋼牙が合流する。
克己はエターナルゲームというものを提案し、一人ずつ相手をすることになった。
エターナルゲーム一回戦では鋼牙と戦闘。生身で戦う彼の強さにいきなり当たりを引いたことを確信し、さらに黄金騎士に変身した彼には苦戦を強いられるが、時間制限により鋼牙の変身は途中で解除され、良牙にバトンタッチとなった。
エターナルゲーム2回戦、良牙との戦いでは、ゾーン・ドーパントに変身した彼の滑稽さに呆れる。そして、彼がうっかりとした一言でつぼみを戦闘の場に引きずり込んだことにさらに呆れ果て、2回戦はつぼみと良牙の二人と戦うことになる。二人のうち厄介なのはプリキュアであるつぼみだと判断し、彼女を追い詰めるが、再びゾーン・ドーパントに変身した良牙のワープ能力によってとどめの一撃を外される。キュアブロッサムとゾーン・ドーパントの連携を前にエターナルは苦戦を強いられ、ブロッサムの必殺技ならぬ必救技を食らい、悪に染まる前の自信の感情を呼び起こされかける。なんとかそれを振り切り、キュアブロッサムへ特攻しようとしたところを村雨良ことZXが乱入し、2回戦は終了する。
エターナルゲーム3回戦、仮面ライダーを名乗ったZXを相手に、克己は徐々に失ったはずの感情や痛みを取り戻していく。生きている実感を取り戻しつつある中で、エターナルエッジで最後の一撃を放ったエターナルは、同じく電磁ナイフで最後の攻撃を仕掛けてきたZXと刺し違えた。
戦いを終え、致命傷を負って体が消滅していく中で、克己はかつてNEVERとなる前の母親の姿を思い出す。どこからか聞こえてくる安らかな音色を聞きながら、大道克己は穏やかな気持ちで眠りについた。
称号【心を取り戻した悪魔】
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最終更新:2013年11月19日 09:38