【ノーザ】
[名前]ノーザ
[出典]フレッシュプリキュア!
[異名]北那由他(きた-なゆた)
[声優]渡辺美佐
[性別/年齢]女性
[一人称]私 [二人称]お前、あなた [三人称]
「ノーザ“さん”でしょ?」
管理国家ラビリンスの最高幹部であり、イースに次ぐラビリンスの新たな三幹部のひとり。方角的には「北」を示すキャラクターである。
他の幹部とは違い、ほとんどコメディリリーフとしての側面はなく、狡猾で最後まで改心することがないキャラクターとして描かれた。ウエスター、サウラーとの連携が取れているとはいえず、仲間思いなウエスターですら、彼女のことはあまり快く思っていないような描写が多い。
一応、彼らと同格扱いのはずだったが、「さん付け」を強要したり、彼らを坊や扱いし「くん付け」したり、とにかく偉そうな人である。
ただし、連携が取れていなくてもノーザ単体でかなり良い作戦を立案する。例を挙げるなら、ラブの母親を誘拐してソレワターセと入れ替えるなどのトラウマ作戦を考え、インフィニティを狙った。
最終決戦時は、クラインとともにメビウスに協力し続け、仲間であるはずのウエスターやサウラーをゴミのように捨て去った挙句、自らもソレワターセの実を食べて巨大な怪物となり、プリキュアの前に立ちふさがった。
さらに、その後にクラインと融合してノーザ・クラインへと強化されるも、反旗を翻したラビリンス国民や蘇ったウエスター、サウラー、そして彼らの声援を受けてキュアエンジェルとなったプリキュアたちの前に敗れ去る。
そこで明かされた彼女の正体は、メビウスが護身のために球根植物のDNAから作り出した人工生命体である。
本編で一度死亡したが、後に「プリキュアオールスターズDX2」で復活。復活幹部の中では代表格のような感じであり、今回はソレワターセの実を使わなくても怪物の姿になることができるようになっている。
[外見]
北那由他としては、黒髪ロングでそこそこ大柄な女性。紫のドレス…という茨城県民の可能性が高いファッションセンスである。目は紫のツリ目。キツい性格が良くわかる。
真っ赤な唇に白い肌で、現実的にはかなりの美人なのだが、他のラビリンス幹部とは違い、あまり一般人にチヤホヤされる描写はない。
年齢は声色のせいもあって、人間でいう30代くらいにも見えるし、20代や40代と言われても辛うじて納得ができるようなもの。
ただし、この北那由他としての姿は、作中ではあまり使われず、ほとんどの場合、ノーザとしての姿でいる。
ノーザとしての姿は、上記の姿を基調としているものの、服装や髪色が異なる。髪は薄い緑色になり、木の枝と双葉をモチーフとした髪飾りをしている。ストレートだった髪も、やや乱れている。
服装は、ラビリンス幹部の特徴的なものになっている。一応、美人のはずだが、顔芸のせいでそれを完全に崩している。
[性格]
冷酷非情。メビウスに絶対の忠誠を誓うため、メビウスの言うことを何でも聞く。他のラビリンス住民のように人間ではないため、反逆もしない。DX2ではボトムに忠誠を誓い、プリキュアへの復讐を考えている模様。
作戦も、かなり狡猾で残酷なものが多く、「人の不幸は蜜の味」と当人が言っているように、自ら進んで人を不幸にすることを愉しむ。
また、メビウスやクライン以外は、仲間であってもゴミのように考えており、ウエスターやサウラーを平然と切り捨てる。
ウエスター、サウラーを基本的に見下しており、「さん付け」されなければ怒り、彼らを坊や扱いして「くん付け」する。
そのため、彼らにはかなり疎まれているように思われた。
[他キャラとの関係]
桃園ラブ、
蒼乃美希、山吹祈里、
東せつな……いずれもプリキュアとしての敵である。
そのうち、せつなに対しては、元ラビリンス幹部ということもあって、彼女の罪悪感や不安を利用する作戦を多く企てる。
特に、ラブとの仲間割れを狙ったり、プリキュアがいつか裏切ると教えて不安を煽ったり、せつなをプリキュアの弱点と考えている模様。
花咲つぼみ、
来海えりかとはオールスターズDX2で戦うことになったが、それ以外の「ハートキャッチプリキュア!」のキャラクターとは一切関わりはない。
[能力]
彼女が歩けば、周囲の草や植物が枯れるという演出がされている。
彼女自体も植物系の怪人であるソレワターセを使い、球根でありながら、こうした能力を持っているのは、人間界の植物とは一線を画しているからだろうか。
背中から触手を出して敵を襲ったり、ソレワターセの実を食べることで怪物化したりもできる。
また、特殊な空間からワープする能力も持っており、人間であるウエスターやサウラーともまた違う能力を持っている様子が伺えた(二人は徒歩で移動する)。
そのほか、DX2ではプリキュアとタイマンで激しい戦闘を繰り広げている。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
ノーザの本ロワにおける動向
基本情報
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
管理国家ラビリンスの最高幹部であり、ラビリンスが植物のDNAを元に生み出した人工生命体。北那由他という仮初めの名を持つ。
優れた戦闘能力と頭脳を誇る彼女は今回、プリキュアオールスターズDX2のボス・深海の闇ボトムによって復活させられた後から参戦しているので、花咲つぼみと来海えりかの二人について知っている。(他のハートキャッチプリキュア!の参加者については知らない)
当然ながら彼女は殺し合いに乗り、暗黒の世界を生み出そうと企む。その第一歩としてスバル・ナカジマにソレワターセの実を投げつけてしもべにし、交戦していたシャンプーを殺害させた。
それからすぐ近くで起こっていた本郷猛、鹿目まどか、ズ・ゴオマ・グ、アインハルト・ストラトスとの戦いにスバルを乱入させるが、ゴオマが倒されてしまったので一時撤退させる。その際にまどかに支給されていたT-2サイクロンメモリの説明書からガイアメモリの毒素について把握し、まどかがどう壊れていくのかに心を躍らせた。
逃げ出してきたゴオマをスバルに殺させた後、現れた筋殻アクマロの話す『裏見がんどう返しの術』に興味を持ち、一つでも多くの不幸を生むためにスバルをシャンプーに化けさせて本郷達のグループに進入させる。しかしその計画は失敗し、スバルが戦闘に突入したことで計画を変えた。
アクマロと共に仮面ライダー1号、サイクロン・ドーパント、アインハルト、なのは、キュアサンシャイン、シンケンブルーの隙を付いて襲撃。それによってまどか、なのは、流ノ介の三人をスバルに仕留めさせることに成功した。
勝利まで後一歩と思われたが、仮面ライダースーパー1に変身した沖一也の乱入によって大ダメージを負ってしまう。その後、キュアサンシャインとアインハルトを連れて逃げ出したスーパー1を追跡しようするが傷のせいでまともに動けず、消耗したスバルや本郷を殺したアクマロと共に休息を余儀なくされた。
しかし休憩の最中、計画の妨げになると判断されたアクマロから受け取った惚れ薬の混ざったバナナパフェを口にしてしまい、そこから不意打ちによって身体半分を失うほどの重傷を負ってしまう。
だが薬の効果でアクマロを愛したノーザは操り人形にしたスバルに吸収されて、その命を終えた。他者を利用しようとしたものの、計画の成功続きで慢心してしまった事が彼女の敗因だった。
称号:【愛を知り、そして散る……】
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最終更新:2013年08月30日 23:55