ただひたすら喰う
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homuhomu_tabetai
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作者：eKfUi9TAO
483 名前：名無し[sage] 投稿日：2011/09/28(水) 21:47:28.85 ID:eKfUi9TAO
ガラガラ…
会社の昼休み…いつもの社食を食い飽きた俺はいつも入らない定食屋に足を踏み入れる
店主「へい、らっしゃい」
威勢のいいオヤジの声を聞き、そのまま適当なテーブルに腰をかけながらメニューを見る
店主「今日のオススメはまど炒め定食だよ」
オヤジ自らメニューを進めてくる…特に何を喰うか考えてないからそれに俺は乗っかる事にした
ﾏﾄﾞｫﾞｫﾞｫﾞｫﾞｫﾞｫﾞｫﾞｫﾞｫﾞ!!!!!???
ｵｶｧｻｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ!!!!!!!???!!ﾐｬﾛｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ!!!!!
ｺﾄﾞﾓｫ…ﾏﾞ…ﾏﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞ??!!!!
奥からまどまど達の悲鳴が聞こえてくる。少し覗いてみると炒め物をする際に暴れないようダルマにしてるようだ
ﾎﾞﾜｧｧｧｧｧｧｧｧ
ﾏﾄﾞｶﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞ!!!!!!!
ｱﾁｭｲｮｫｵｵｫｫｫｫｫｫｫｫ!!!!!!??
ﾏﾋｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!??
それを炒め物の具にすると傷を刺激し、いつもよりもより大きな声で叫ぶ
俺はこの悲鳴をBGMに出来てくるまでの時間を潰そうと思った
………
……
…
店主「お待ちどう」
そう言ってオヤジが持ってきたのは白米のご飯にまど炒め、仔まど入りの味噌汁、まどまどの服の漬物というどこの定食屋にもあるありふれたメニューだ
ﾏ…ﾃﾞｮ……ﾐｬ…ﾐｬ……ﾏﾄﾞｫ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
俺はまず白米を一口を口に放り込み、まど炒めのまどまどに箸を伸ばす
ﾏﾄﾞｫ?!
ｵｶｱｻｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ!!!!!?!!
ﾏﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ!!!!!!!??!
一口、まどまどに歯を立てると少しだけ感じる弾力の後にプチッと肉が潰れる感触とまど肉独特の甘味が広がる
ﾏｷﾞｬﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｱﾞｧﾞｧﾞｱﾞｱﾞｧﾞｧﾞｧﾞ???!!!!!
ｲﾔｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!!!
ﾐｬ…ﾐｬﾛｫ…ｵｶｱｻﾝ…
この甘味を味わいながら一緒に炒められた野菜も口に含む…
『美味い…』
単純にして何気なく口から出た一言…だが、この一言以外この料理を表す言葉はない
ﾏ…ﾏｶﾞｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!????
ｵﾈｶﾞｲ…ﾓｳ…ﾀﾍﾞﾅｲﾃﾞ…
ﾏﾋﾞｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪﾝ!!!!!!!!
そのままご飯をかっこみながらまどまどと野菜を交互に口に運ぶ
ﾏﾞ…
ｲﾔｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!!??!!!
ｵｶｱ…ｻﾝ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
次は漬物に手を伸ばす。
ｼｬｸ…ｼｬｸ…
ぬか漬けにされて変色し、しなびれた服は思ったよりも味がきつくなかった…これは口直しにちょうどいい…
ﾏﾄﾞ…ﾜﾀｼﾉﾌｸ…
ﾐｬﾛ…ﾐｬﾛ…
どうやら今のは炒め物のまどまど達の服みたいだ…炒め物に邪魔で捨ててしまう服をこういう形で利用するとは本当に定食屋の思考には驚かされる
ｽﾞｽﾞ…
そして仔まど入りの味噌汁で口を洗おうとすると…
ｽｯ……ﾐｬ…ﾐｬﾛ…
驚いた…さっきまで味噌汁に顔を浸けていたからもう生きてないと思ったがまだこうして生きている
ﾌﾞﾁｯ…ｸﾞﾁｬ…
ﾐｬｷﾞｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨ…ﾐﾞ……
ｵﾈｴﾁｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ!!!!!!!!??
ｺﾄﾞﾓｫｫｵｵｫｫｵｵｵｵｫｫｫｵ!!!!!!!!
味噌汁の具にしては甘いまどまどに合うように味噌汁の味噌を少なめにしている…これは嬉しい配慮だ
ｶﾞｯｶﾞｯ…ｽﾞｽﾞ…
ﾐｨｬｧｱｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!?????
ﾏﾄﾞｷﾞｬﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｱﾞｧﾞｱﾞｱﾞｧﾞｱﾞｱﾞｱﾞｧﾞ!!!!!!!!
一通り味わったらあとは次々に口に運ぶ…何も考えない。ただ喰いたいように喰う
………
……
…
ﾐｬ…ｵｶｱ…ｻﾝ…ｵ…ﾈｴ…ﾁｬ…ﾝ……………ﾐﾞｬﾞ
最後の仔まどを口に運び、お茶を飲んで一息…そしてオヤジを呼んで金を払い、また会社に戻る…
ﾏﾄﾞｫｰ♪
その途中で無邪気に遊ぶまどまどを見たら…また明日もあの定食屋に行こうと思ってしまった
『終わり』
