その1
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homuhomu_tabetai
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ほむら「……は?」
さやか「某食品から名前を取って、美樹プルーンと名付けてみました」
ほむら「…………」
さやか「この苗木を埋めて、水をあげて三分待つと………」
ドロン!! ――――
手乗りさやか「……さやさや!!」プルプル
さやか「はい!! 手の平サイズのさやかちゃんが出来ました!!」
さやか「凄いでしょ?」
手乗りさやか「さやさや!!」プルプル
ほむら「ごめんなさい、興味がないわ」
さやか「あ、そうだ、鹿目プルーンもあるんだけど」
ほむら「………」ピクッ
ほむら「そ、それが、どう、どどど、どうし」アセアセ
さやか「あんたがまどかに只ならぬ感情を持ってんのは気付いてるって」
さやか「どう、欲しいでしょ?」
ほむら「……………うん」ボソッ
さやか「じゃあ、お金」
ほむら「は?」
さやか「欲しいんなら、お金」
ほむら「タダでくれるんじゃないの?」
さやか「いらないんなら、別にいいんだけどさ」
ほむら「……言い値で買うわ」
さやか「そうくると思ったよ。まいど、三千円ね!!」
手乗りさやか「さやさや!!」プルプル
ほむら「………あなた、最初からこれを売りつけるつもりで話しかけたわね?」チッ
さやか「へへへ、まあね」
ほむら「でも、あなた、こんな不思議な苗木をどこで……」
さやか「ああ、なんかね、気まぐれで私の毛髪を、私の能力で治癒してみたら苗木になって、それを植えてみたらこうなった」
さやか「ちなみに、あんたに渡した鹿目プルーンは、まどかの毛髪ね」
ほむら「いったいなんなのよ、あなたの能力は……」
ほむら「まあ、いいわ。はい、三千円……」
さやか「まいどあり!! じゃあ、これ、苗木ね」
ほむら「埋めて、水をかけて、3分でいいのね?」
さやか「そうそう、簡単でしょ?」
手乗りさやか「さやさや!!」プルプル
ほむら「埋めて……、水をかけて……、3分だけ待つ……」ウズウズ
ドロンッ!! ――――
手乗りまどか「……まどまど?」プルプル
ほむら「……………」ズキュン!!
さやか「ははは、上手くいったみたいだね」
手乗りまどか「………まどぉ?」プルプル
手乗りさやか「……、さやさや! さやさや!」プルプル
手乗りまどか「……ま、まど! まど!!」プルプル
手乗りさやか「さや! さやさやさや!!」プルプル
手乗りまどか「まどまど!! まどまど!!」プルプル
ほむら「なんだか、会話してるみたいだけど……」
さやか「ああ、仲良くなったんだろうね」
ほむら「ふーん」イライラ
さやか「おやぁ? 暁美センセイ、嫉妬ですか?」ニタニタ
ほむら「べ、別に、そんなわけ……」
さやか「あんたが望むなら、暁美プルーンも作るけど」
ほむら「け、けっこ、結構、けけけ、結構よ、そ、そん、そんな」アセアセ
さやか「本当にいいの?」
ほむら「あ、あなたが、そ、そこまで言うなら、お、お願いしようかしら」
さやか「じゃあ、お金」
ほむら「は?」
さやか「欲しいんなら、お金」
ほむら「これも有料?」
さやか「いらないんなら、別にやらないけど」
ほむら「……言い値でお願いするわ」
さやか「そうくると思ったよ。まいど、一万円ね!!」
手乗りさやか「さやさや!!」プルプル
ほむら「ちょっと、なんで値上げしているの?」
さやか「……新製品を作るんだし、そりゃあ、別途料金がかかるだろ」
ほむら「この、銭ゲバ……」
さやか「なんとでも言えば? 一万円くれないなら、やらないし」
手乗りまどか「………まどぉ…」プルショボーン
さやか「ほらほら、手乗りまどかも『お友達がほしいよぉ』ってショボンとしてるよ?」
ほむら「………くっ」
ほむら「…………わかったわ、一万円ね」チッ
さやか「へへへ、毎度あり!!」
手乗りさやか「さや!! さや!!」プルプル
ほむら「……まったく、今月、かなり節約しなきゃならないわね。……ん?」
手乗りまどか「まど!! まどまど!!!」プルプル!!、プルプル!!
さやか「友達が増えて喜んでるんじゃないの?」
ほむら「…………まあ、ミニまどかが喜んでくれるなら、良しとしましょう」
ほむら「待っていてね、すぐ、あなたに友達ができるからね」ツンツン
手乗りまどか「まど! まど!」プルプル
さやか「いや、悪い、今すぐにはムリなんだ」
ほむら「え?」
さやか「毛髪から苗を作るには、一日はかかるからね。だから、また明日来てよ」
ほむら「そう…」ショボーン
手乗りまどか「まどぉ……」プルショボーン
ほむら「仕方ないわね。今日は、ミニまどかだけ家に連れて帰りましょう」
ほむら「じゃあ、また明日ね。……帰りましょう、ミニまどか」
手乗りまどか「まど!」プルプル
手乗りさやか「さやさやー!!」プルプル、ブンブン!!
手乗りまどか「まどまどー!!」プルプル、ブンブン!!
さやか「あはは、お互いに手を振ってる。可愛いなー」
ほむら「苗木の件、頼んだわよ、美樹さやか」
トテトテ ――――
さやか「帰っちゃったか。いやぁ、いい収入になったなあ。次は、誰に売りつけよっかな?」
さやか「……ん?」
トテトテ ――――
手乗り上条「……きょぅ…」プルプル
さやか「……私たちも、今日は店じまいにして帰ろっか、ミニ恭介?」
手乗りさやか「…さやぁ♪ さやさや♪♪」プルプル!!
手乗り上条「きょう!! きょうきょうきょう!!!」プルガルルゥ…
さやか「なんでかなぁ……、この2人、仲良しになんないんだよなぁ…」
≪ほむらの家≫
手乗りまどか「まど! まど!」プルプル
ほむら「ふふふ、ヨダレが出てしまいそうだわ。何時間眺めていても、飽きがこない……」ハァハァ
手乗りまどか「まど、まどど!!」プルルル!!
ほむら「あ、危ないわ、そんなに机の端に行ったら、落ちちゃうわよ!!」
手乗りまどか「……まどぉ…」プルビクビク…
ほむら「怖かったわねえ…。でも、大丈夫、私がちゃんと見ていてあげるからね」ハァハァ
手乗りまどか「まど!!」プルッ!!
ほむら「……そういえば、聞き忘れていたけど、この子って餌はなにを与えればいいのかしら?」
手乗りまどか「まどぉ?」プル?
ほむら「ちくわの切れ端、あげてみましょう。……はい」
手乗りまどか「まど……?」プルクンクン…
ほむら「匂いを嗅いでるわね。どうかしら……」
手乗りまどか「まど!!」プルパクッ!!
手乗りまどか「まどぉー♪」プルモグモグ…
ほむら「至福そうな表情をしてるわね……、まだまだあるから、たくさん食べなさい」
手乗りまどか「まどまど!!」プルプル
ほむら「……そうだ、お風呂に入れてあげましょう」
手乗りまどか「まどぉ?」プル…?
ほむら「さあ、一緒に行きましょう」
≪ほむらの家・風呂場≫
手乗りまどか「まっど、まどぉー!!」プル!!プル!!
ほむら「あら、お風呂、すきなのね。もしかしたら、嫌がるかもって思ったけど」
手乗りまどか「まどまど!! ………まどぉ?」プルゥ?
ほむら「これ? ふふふ、これはアヒルさんよ。……こうして、ネジを巻くと…」
アヒル「クァ!! クァ!! クァ!!」バタバタ
手乗りまどか「まどど!!」プルルル!!
ほむら「鳴き声をあげて、足をバタバタさせるの」
手乗りまどか「まど! まど!!」プルプル
ほむら「あら、アヒルさんと仲良しになりたいのかしら?」
手乗りまどか「まどまど!!」プルプル
アヒル「クァ!! クァ!! クァ!!!」バタバタ
ほむら「なら、あなたを持ち上げて……」
手乗りまどか「まど?」プルゥ…?
ほむら「アヒルさんの上に乗せてあげる。どう、乗り心地は?」
手乗りまどか「まっど、まどー♪」プルプル!! プルプル!!
アヒル「クァ!! クァ!! クァ!!」バタバタ
ほむら「喜んでる……。でも、あんまりはしゃぐと……」
グラッ ――――
手乗りまどか「まど?」プルゥ…?
アヒル「クァ?」バタバタ
バシャン!! ――――
手乗りまどか「まどどどど!!!」プルルルルルル!!!
アヒル「クァ!! クァ!! クァァアア!!!」バタバタバタバタ
ほむら「い、いけない!! 溺れてしまうわ!! ……まったく、そんなにはしゃぐからよ」
手乗りまどか「まどぉ……」プルグスッ…
ほむら「ほらほら、泣かないの……。頭を洗ってあげるから、そこに座りなさい」
手乗りまどか「まどまど!!」