その2

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homuhomu_tabetai

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~~男宅~~

男「ほむほむ!ここが君の新しいお家だよ!」

ほむほむ「ホムゥ♪」

広くて、景色が良く、暖かい
最高だ!

ここならまどまども喜ぶはずだ!

さて、さっさとまどまどを連れて来るように言ってやらないと
まどまどが可愛そうだ

ほむほむ「オイ!ニンゲン!」

男「ふひひひ、ふひひ!ひひゃひゃひゃひゃ!!」

ほむほむ「」ビクウ

男「まずは体洗わないとねー!」

男はスポンジを手に私の体を持ち上げ
私を洗い始めた

なんだ、ただ体を綺麗にするだけか
急に大声を出すから警戒してしまった

男「ふひひ~♪」ゴシゴシ

ほむほむ「ホヒャヒャヒャ、クスグッタイ、ホヒャヒャ」

男「はいおしまいー♪」

ほむほむ「ホムン♪」

体がすっきりした
この男なかなか見所があるぞ
これは私が思っていた以上に優雅な生活が出来る
そうだ!お礼にダンスを踊ってあげよう

ほむほむ「ホム♪ホム♪ホムン♪」コシフリフリ

男「ははは、可愛いねぇ♪」




当たり前だ、私のダンスは芸術的だ
さて、それじゃあまどまどを呼んでもらうか
この男は私とまどまどに暖かいお家と安全な場所
そして美味しいご飯を提供するだけで私のダンスが見られるのだ
世界一幸運な男だ
私は慎ましいからまどまどと少し優雅な生活できるだけでそれで良い
他にはなにもいらない
決して敬語を使えとかあんあんとさやさやを奴隷として欲しいなんて要求はしたりしないのだ

ほむほむ「サテ、ニンゲン!」

男「さてと、体も綺麗になったし」
男「次は予防注射しないとね!」つ注射器

ほむほむ「?」

なにか取り出したぞ
あれで何をする気だ?

男「ふふふ~~」
男「ふひひひひ」キラーン

ほむほむ「ホム!?」

なに?キラーンってしている
え?え?まさか刺さないよね?え?

男「少しチクッとしますよ~」スー

ほむほむ「ホ・・・ホビャアアアアア」

男「あばれない!」ガチイ

ほむほむ「ホームー!」バタバタ

男「えい!」チクウ

ほむほむ「ホギャアアアアアアアアア!!!!」

男「もう少しだよ!」

ほむほむ「ホ・・・ホギャ・・・・」ピクピク

男「はい終わりー!」

ほむほむ「ホフゥ~」


男「えっと、ワクチンって定期的にうたないと駄目だよね?」

男「医療関係の知識がないからわからないけど・・・」

男「常識的に考えて一日三回だよね!」


ほむほむ「ホ・・・ホヘ」


男「ん~でもそれで大丈夫かな・・・」

男「やっぱり不安だな~」

男「念のためもう二~三本うっとこ!」キラーン


ほむほむ「!!!」

男「もし万が一多めだったとしても」
男「死ぬことはないらしいから安心してね!」
男「ふひひひひひ!」



ほむほむ「ホ・・・ホビャアアアアア!!!」




男「じゃあ僕ちゃんご飯を作ってくるからね~」


ほむほむ「・・・・」


男「良い子にしていてね!」ッチュ

ドタドタ

ほむほむ「・・・・」


頭が痛い・・・締めつけられるようだ
それに吐き気もする・・・お腹も痛い
体がだるい・・・動きたくない・・・

ほむほむ「マ・・・マドカァ・・・」

ここにまどまどは呼んじゃいけない・・・
私も逃げないと

だけど体が動かない・・・

頭の痛みも強くなってきた・・・

・・・・・


数時間後


だいぶ楽になってきたぞ!
なんだ~たいしたことのないじゃないか!
これならまどまどを呼んでも問題なさそうだ!
あの痛いやつは全然たいしたことなかった
というよりあまり覚えてない
記憶が残っていないと言うことは全然たいしたことじゃないって事だ!

ガチャ
男「ほむほむ~ごはんだよ~」

男が良いタイミングできたな
ごはんも持ってきてくれた

さぁ 早くよこせ

男「はいあ~ん」

ほう、食べさせてくれるとは気が利いているじゃないか
だけどまどまどにも食べさせてもらったことあるけど
雲泥の差だな、まどまどは可愛くてこいつはごみみたいな見た目の奴だからな

まぁ私はやさしいから素直にあ~んしてやるよ

ほむほむ「ホム~♪」パクリ

男「ふひひ♪」

なに・・・これ・・・?

ほむほむ「・・・」
ほむほむ「・・・ホオエエエ」ゲロゲロ

男「ああ!!なんて事をもったいない!」
男「ほら、あ~んって」



ほむほむ「・・・」

冗談ではない!ものすごく苦い
なんだあの味は!!
とてもじゃないけど食べられたものじゃない

男「食べてよ!ほむほむのために無糖無塩で作った」
男「オウバクの樹皮とか体によさそうな自然の恵みをふんだんに作った」
男「お粥だよ!さぁ」

ほむほむ「ホムウウームー!」クチトジ

男「!!!」
男「ああ!そうか!なるほど!」

わかってくれたか?

男「わかったよ!君が何を望んでいるか!」

そうだ!不味いのだ!早く美味しいお肉とかもってこい!!

男「////」

なぜ顔を赤らめる?はやく別の食べ物をもってこい

男「・・・しかたがないなぁ~」パクリ

その食べ物はお前が食べるのか
食べ物を粗末にするのは最低の行為だ
良い心がけだ

男「ブッチュウウウウ!」

!!!!!!!

ほむほむ「ホ!?ホ!?」

なんだ!なにをしている!口から!!そのまずいものを流し込むな!!
苦しい!!苦い!!気持ち悪い!!


ほむほむ「ホ…」

男「おっと!いくらまた口移ししてほしいからって吐くのはなしだよ!」セロテープハリツケ

ほむほむ「ムウウー!ムウウーー!!」

ほむほむ「…」ゴクン

男「はいよくできましたー」テープハガシ

ほむほむ「ッビャ!!」

男「それじゃあもう時間だから」
男「今日はお休み~」

ほむほむ「・・・・」

こんなの全然優雅じゃない
まどまどに会いたいよ・・・





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