その4
最終更新:
homuhomu_tabetai
-
view
カポーン……
さて、お湯に浸かりますほむ。
マットに備え付けられた広い湯船には、ご主人様がお風呂のお湯を分けてくれてますほむ。
大昔は、ご主人様達の使う桶に浅めにお湯を張ってそれに浸かっていたそうでほむが、
一度、仔ほむが溺れかけた事があって、それからはこのマットを使うようになったそうですほむ。
ほむほむ「ホミャァァァァ……」ゴクラクゴクラク
ああ、あったかくて気持ちいいですほむ。
妊ほむ「ホムゥ……///」サスリサスリ
あ、ちなみに、妊娠しているお友達は、専用の湯飲みを湯船にしていますほむ。
仔ゆま「ユミャユミャァ」バシャバシャ
親ゆま「ユマァ、ユマユマ!」オヨイジャダメ
仔供達はああやってお風呂で泳ぐの大好きなので、危なくないようにとご主人様の気配りですほむ。
………ほむほむもちっちゃい頃は散々、お風呂で泳いだので人の事は言えませんほむ。
ほむほむ「ホム……」ハァ……
妊ほむ「ホムゥ?」ドーシタノ
何でもないですほむ。
気を付けて、丈夫な赤ちゃんを産んで欲しいですほむ。
ご主人様「いいお湯だったね、みんな」ホコホコ
ほむほむs「ホムムゥゥン」ホコホコ
ご主人様と一緒にドライヤーで頭を乾かしたら、着替えますほむ。
ほむほむ達には、ご主人様が買ってくれた着替えが何着もありますほむ。
今日着ていた分はご主人様が洗濯ネットに入れて、パパさんが洗濯してくれますほむ。
ほむほむ「ホミャホムゥ」イイニオイ
やっぱり干し立てのお洗濯物は良い匂いがしますほむ。
夕方に取り込んだお布団と合わせて、今日は良い夢が見られそうですほむ。
トレイに乗ってご主人様のお部屋に戻ると、ほむほむ達はほむホームのそれぞれの部屋に入りますほむ。
仔まど「マデョ……」コックリコックリ
親まど「マドマド」オネンネシマショ
親仔向けの狭い部屋……
妊めが「ホムゥゥ///」サスリサスリ
妊娠しているお友達向けの個室……
ほむほむs「ホムホムー」トテトテ
そして、ほむほむも使っている、独身ほむ向けの広い集団部屋ですほむ。
仔供達がおっきくなって、若者になると親仔もこっちの部屋に入るので、
実は広過ぎるくらいに広いですほむ。
さてと……今日のほむほむの寝床は、何処になるほむかね……。
白まど「マドォ」キャッキャッ
さやさや「サヤサヤァ」ワイワイ
ゆまゆま「ユママー」アハハー
ほむほむ「ホムッ!?」シマッタ
ほむ~ん………。
愛しの白まどの両隣をお友達に取られてしまったですほむ………。
悔しいですほむが、今日は端っこで寝ますほむ。
ご主人様「~~~♪」
窓の外から机を見ると、ご主人様がお絵かきの最中ですほむ。
部屋の電気が消えて、机の電気だけが着いてるから、お月様を見ている気分ですほむ。
……………べ、別にご主人様がお月様みたいに綺麗だと言っているワケではないですほむ!
ご主人様はもっと可愛らしくて、まどまどや白まどのような太陽のような………
ああ、自分でも何を言っているか分からないですほむ。
Zzzz………
ティ、ティロ・フィナーレェッ/// ホミャァァン///
今日も寝静まったお友達の中でお盛んなお友達がいますほむ。
て言うか、片方はお姉ちゃんの声でほむね……お姉ちゃんは幼馴染みのまみまみと赤ちゃんを作るみたいでほむね。
頑張って欲しいですほむ。
ほむほむも白まどのお隣だったら今頃は………
ほむほむ「ホムッ!?」ハッ!?
い、いけないですほむ。
ほむほむは、もう少し気楽な“独身らいふ”を貫きたいと思ったばかりですほむ!
初志貫徹ですほむ!
???「ホ、ホムラチャン///」ホ、ホムホム
ああ、ついに白まどの幻聴が聞こえ始めたでほむ……。
別に、ほむほむはそこまで発情していないですほむ。
???「ホ、ホムラチャン、マドマド///」ホ、ホムホム、オキテ
うぅ~、煩い幻聴ですほむ。
ほむほむ「ホムゥゥ……」ナンダロウ
発情白まど「マドマドォォ、ホムラチャン///」クネリクネリ
ほ、ほむーん!?
いつの間にか、本当に白まどが来ているですほむ!
発情白まど「ホムラチャァァン///」クネリクネリ
嗚呼、白まどの良い匂いが……ど、“独身らいふ”なんてもうどうでもいいですほむ!
発情ほむ「マドカァァッ///」マドマドォォ ルパンダイブ
発情白まど「マ、マドンッ///」イヤァン
コレに耐えられるほむほむがいたら、一度、お目にかかりたいですほむ。
発情ほむ「ホムッ、ホムッ、マドカァァッ///」クネクネ
発情白まど「マドォ、ホムラチャァンッ///」カクカク
ご主人様「ん? ……………あ、これは明日の夕飯も缶詰かな?///」
も、申し訳ないですほむ///
ともあれ、こうしてほむほむ達の一日は幕を閉じますほむ。
りぼほむ「ホムッ、ホムホム!」コレデオワリヨ
ほむほむs「ホムホー!!」バイバーイ
ヤマもオチもないまま終わり