姫島朱乃

概要

3サイズ:102/60/89
身長:168cm
体重:54kg
誕生日:7月21日
種族:転生悪魔(ハーフ堕天使
ランク:「女王」

駒王学園高等部3年生→大学部1年生。
オカルト研究部副部長。
悪魔としての階級は下級悪魔中級悪魔上級悪魔
堕天使と人間のハーフであり、父は堕天使の組織「神の子を見張る者」の幹部・バラキエル、母は「五大宗家」に連なる神社の娘・姫島朱璃*1
従姉に姫島現当主の姫島朱雀、はとこに堕天使陣営所属の幾瀬鳶雄がいる。
和風な佇まいの美少女で、駒王学園ではリアスと共に「駒王学園の二大お姉さま」と称されている。

生まれが異質であり、火の才能よりも雷の才覚が強く、火之迦具土神系統の神助も得ることができず、姫島から汚点として扱われていた。
幼少の頃、朱璃が堕天使と結ばれたことを快く思わない親族によって、父の不在時に自宅を刺客に襲撃されて母を喪う。
父に反発して家を飛び出し、姫島本家から差し向けられる刺客から逃れつつ、朱璃から習った除霊術や雷の力を使うなどして食べつなぎながら1年半に渡って各地を放浪。
10歳のときにリアスと出会い、姫島宗家とグレモリー家が約定を交わしたことで命を狙われずに済むこととなり、中学入学前に悪魔へ転生したという過去を持つ。

襲撃事件がきっかけで「堕天使」という存在そのものを忌避するようになったため、アザゼルに対しては少々手厳しい態度をとる。
父とは事件の直後に口論となって以来10年近く疎遠となっており、再会時には目も合わせないなど溝は深かった。
内心では父への思慕や拒絶したことへの後悔があったものの素直に受け入れられずにいたが、3章の序盤にてイッセーの尽力と北欧の悪神のロキとの戦いの最中で出現したおっぱいの精霊によって本心を打ち明け和解に至る。


能力

魔力の扱いに秀でており、戦闘では雷を操って攻撃するテクニック寄りのウィザードタイプ。
加えて堕天使としての力を解放することで雷に光力を上乗せすることも可能であり、作中の登場人物からはその戦闘スタイルから「雷光の巫女」という二つ名で呼ばれる*2
当初はバラキエルとの確執から堕天使の血を忌避して光の力を使っていなかったが、アザゼルの説得で覚悟を決めて力を受け入れる。
アザゼルの協力により堕天使の力を*3完全に発動する腕輪を借りて12巻では堕天使の翼を6枚生やせるようになり、自力で堕天使化できるようになることを目標として特訓した結果、真2巻時点で腕輪を使わずに8枚の翼を生やすことが可能となっている。
加えて、イッセーの腕からドラゴンの力を吸い続けたことで魔力が変質し、必殺技として東洋の龍を模した意思を持つ魔力の塊を操る「雷光龍」*4という新しい力が発現している。

また、鬼に好かれる体質を母から受け継いでおり、鬼の面を被ることで五行の魔方陣から使い魔として契約を結んだ鬼を召喚できる。
最終章では、朱雀の厚意で姫島家に足を踏み入れることを許され、母側の血を強化して、伝説の鬼である温羅と茨木童子と使い魔の契約を結ぶことに成功している。

戦闘力はリアスに匹敵するが、「女王」の駒が兼ね備える「騎士」「僧侶」「戦車」の特性のうち、「僧侶」とは相性がいいが「戦車」属性が苦手で、魔力の扱いに秀でる一方で近接戦闘を苦手としていた。
バアル眷属とのゲームで「女王」同士の戦いに敗北し、悪魔上層部からの評価も散々だったため、リアスと共に修業に明け暮れ、ロスヴァイセにも教えを請うことで最大の欠点とされる防御力を魔力ではなく魔法で補うことで向上させる。


性格

リアスとは対照的に、普段は温厚な性格だが、リアスからは「究極のS」と評されており、戦闘時には普段とはうってかわって攻撃的な一面を見せる。
この「Sの素養」は母の朱璃から受け継いだものであり、父のバラキエルから「Mの素養」も受け継いでおり、イッセーに対してMになる傾向が強い*5
一方で、幼少時の襲撃事件のトラウマから精神的に脆い一面も抱えている。

好みのタイプは「何事にも一途でいつも自分に笑顔を見せてくれる人」だが、グレモリー眷属男子以外の男性は苦手でリアスからは「男嫌い」と評されていた。
出会った当初からイッセーに好意を抱いていた*6節があったものの、自分が堕天使の血を引いていることからなかなか切り出せずにいた。
また、上記のレイナーレやアーシアの件で堕天使に対して良い感情を持っていないイッセーが、堕天使の血を引く自分を受け入れてくれたことで彼に対して本気で恋心を抱く。
イッセーへの愛欲はリアスと劣らぬほど激しい。
グレモリー眷属の中でも最もイッセーに精神的に依存しており、イッセーの訃報には心の均衡を失うほどのショックを受け、父が見舞いに駆けつけるまで虚脱状態に陥る。

アザゼル杯」における父とイッセーのゲームにおいて彼が「一生大切にする」と宣言したことに喜び、「内縁の関係でも十分」と事あるごとに付き添うようになり、呼び方も「あなた」「旦那様」と変えている。
大学の学友たちにはリアスと同じ相手が婚約者とだけ明かし、その正体については魔力を使って隠している。
自身の主であるリアスとはグレモリー眷属の中で一番付き合いが長く、木場からは「部長の懐刀」と評されている。

「あらあら」「うふふ」「〜ですわ」が口癖だが、プライベートな時間では素の少女らしい口調で話す。
普段はリアスのことを「部長」と呼んで敬語で接しているが、プライベートでは対等な友人関係であり、作中では2人でイッセーを取り合う光景がしばしば描かれている。

魔法使いとの契約については眷属内で6番目で、魔女っ娘と契約を結んだとのこと。


活躍

18巻で副部長の座を木場に譲り、卒業後は大学部へ進学、リアスが立ち上げた「日本文化研究会」に入部する。

30年後の世界ではグリゴリの幹部にも列席している。
以前は手厳しかったアザゼルに対して、敬愛と感謝の言葉を重ねるようになっている。12年後、30歳前後で長男の姫島紅を出産している。

D×D」人気総選挙での順位は、「全キャラ部門3位」「ヒロイン部門2位」「カップリング部門ではイッセーとのカップルで2位」。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年04月25日 18:59

*1 ただし、グレモリー家と姫島の間で結ばれた約定により、命を狙わない代わり姫島家とは無関係という扱いを受けている。

*2 ただし、物語序盤では堕天使の力を封印しており、そのときは「雷の巫女」と呼ばれていた。

*3 一時的に

*4 雷だけでなく様々な属性で発動可能

*5 だが、イッセーを不意打ちしたり、気配を絶って近くによるなど完全なMとは言い切れないところがある

*6 4巻でのイッセーをめぐるリアスとの喧嘩においては、売り言葉に対して「イッセーのような可愛いと思えるようになった男に出会えた」と発言したことから、リアス同様、一目惚れであったことが示唆されている。