プロフィール
3サイズ:96/61/89
身長:173cm
体重:59kg
誕生日:8月8日
種族:
ヴァルキリー→
転生悪魔
ランク:「戦車」
概要
オーディンが日本の神々と会談を行うために来日した際、その御付きとして共に来日するが、アースガルズの悪神・
ロキの件への対処中にオーディンに帰国されて途方に暮れていたところ、
リアスから提示された好条件を承諾して悪魔に転生し、
グレモリー眷属最後の駒「戦車」として仲間に加わる。
この件をかなり根に持っており、オーディンと再会した際にはその恨みを晴らすべく襲い掛かったことがある。
護衛を務めるために必要だったことから、運転免許をはじめ各種資格を取得している。
イッセーの上級悪魔昇格に伴い、リアスの説得を受けて彼の「戦車」として「
兵藤一誠眷属」に移籍し、事務所では主に魔法関係の仕事を受け持っている。
来歴
北欧の片田舎の出身で、精霊との交信や降霊術を得意とする半神の一族に一人娘として生まれる。
両親は北欧の神に仕える戦士で、多忙で家に帰ることは稀だったため、幼少時は祖母に育てられたお婆ちゃんっ子。
祖母のゲンドゥルと会話するときだけかなり重度の方言に戻るため、新たな残念属性が追加されたとイッセーが述懐している。
祖母への恩返しも含めて、何もない故郷にディスカウントストアを建てることを目標にしている。
同時に優れたヴァルキリーだった祖母への劣等感も抱いており、紋章の継承に失敗したことや経費削減の影響もあってオーディンの護衛に抜擢されるまでは閑職に回されていたことで自身を卑下することもあった。
能力
北欧系の術式魔法や精霊魔法に長けており、必殺技はあらゆる属性と種類の攻撃魔法を一斉に展開して相手に叩き込む「
フルバースト」。
その威力は強大で、戦闘力はリアスや
朱乃を大きく上回り、魔法のパワーだけならヴァルキリー時代の先輩だったブリュンヒルデを超えている。
さらに、魔法をより効率よく使えるように術式に独自の改良を加えている。
当初は攻撃魔法重視に傾倒し「戦車」でありながら防御面を若干軽視していたが、
英雄派の
ヘラクレスとの戦いで攻撃が通じず容易に防御を破られ敗北したことで自分の特性を見つめ直すようになり、里帰りして行った修業により北欧の防御系魔法を片っ端から覚えて鉄壁の防御力を獲得、現在は名実共に眷属の盾役兼砲台役を務めている。
また、駒王町を覆う結界の担当者の1人でもあり、
クリフォトとの戦いの中で結界術式の研究を重ね、
アーシアが手なずけた
量産型邪龍の情報を元にした量産型邪龍の動きを封じるフィールドや一時的に
トライヘキサの動きを止める「トライヘキサ専用の束縛結界」、発動に時間はかかるがアンチマジックすら通用しない強固な結界などを開発する。
イッセーの眷属となってからは味方を強化する魔法により、貴重なサポート役としても活躍している。
「
アザゼル杯」予選終盤に、シェムハザ経由で北欧の神の武具である「
ミスティルティンの杖」を譲渡され、さらなるパワーアップを果たす。
一方で一族が代々継承してきた降霊術の術式を覚えられなかったために、実家の家紋を受け継げなかったことに負い目を感じている。
人物
性格は物事に細かくクール、真面目で規律に忠実たらんとしているが、堅物すぎてどこか抜けている残念なところがある。
主婦のような節約生活を送っており、金銭面にシビアで浪費には厳しい態度をとる。
生活品の大半は100均、衣類はタイムセール品、化粧品にはほとんどお金をかけない。
100均巡りが趣味で、日本の良さを100均で語ろうとする癖がある。
「デビチューブ」に動画を投稿する企画では100均アイテムの紹介動画を作り、一般市民視点が受けて眷属内で最も多く再生される。
休日にはデパートのタイムセールでおばさんたちとセール品を奪い合い、余った小銭を入れた貯金箱を振って貯まり具合を確認するのを1日の楽しみにしている。
そのせいで
オーフィスからは「貧乏くさくて、幸薄そうな銀髪のお姉さん」と認識されているが、一方でグレイフィアには「自己管理のできる素晴らしい女性」と高く評価されている。
さらに非常に酒癖が悪く、ヴァルキリー時代から溜め込んだストレスもあって少量のアルコールが入るだけで劇的にタガが外れて暴れるうえ、酒量が増えると悪酔いして嘔吐することから「酔いどれヴァルキリー」とも呼ばれる。
また、学生時代はヴァルハラの英霊たちの話題に興じる同級生には目もくれずに勉学に励んだために灰色の青春を送ったと考えており、生まれてから一度も恋人ができたことがないのを極端に気にして、そのことを指摘されると狼狽し泣き出す。
疲れがたまっているせいか、年齢の割に妙に年寄臭い言動が多くなることもある。
年齢は10代でイッセーたちと大差ないが、祖国では飛び級を果たして大学課程まで修了した才媛。
転生後、最初は学生として駒王学園に所属するようリアスに勧められたが、今更高校の授業を受けても仕方がないと教職を望む。
担当科目は公民科。
しかし、歳が近いことから生徒たちには「ロスヴァイセちゃん」と呼ばれて親しまれており、教師としての威厳はあまりない。
学生たちには早々に本性がばれてしまい「残念美人」と思われつつも、友達の延長線上という形ではあるが絶大な人気を得ている。
オーディンのお守りから解放されたものの、転職後も
アザゼルから面倒事を押し付けられるなど新たな職場でも苦労が続いている。
活躍
22巻でアザゼルの代わりに
オカルト研究部の顧問になり、年度が改まってからはイッセーたちがいる3年B組の担任教師になる。
また、その魔法の腕前を見込まれて、将来的にアウロス学園で講師をしてもらいたいと打診されている。
学生時代にトライヘキサに関する論文を書いたことからクリフォトに狙われることになり、特に
ユーグリットから異様な執着心を抱かれる。
アウロス学園防衛戦でユーグリットに捕らわれ、そこをイッセーに救われて以来彼に好意を抱くようになる。
他のヒロインたちより後発であることから若干の遠慮があり、奥手でグイグイ押すタイプではなく、恋愛経験がないためにウブな反応を見せることが多いが、好きな服装を遠回しに聞いてみたり裏にハートの刺繍を入れたお守りを渡したりと少しずつアピールを重ねている。
アースガルズの新主神
ヴィーザルとのお見合いが持ち上がった際にイッセーにファーストキスを捧げ、「アザゼル杯」予選の「王たちの戯れ」チーム戦でプロポーズを受け入れる。
魔法使いとの契約についてはヴァルキリーが持つ世界樹の知識などを求められて、リアスに次ぐ2番目に多い契約申し込みを受けた。
未来では13年後に長女のヘルムヴィーゲを出産する。
現代で才能を開花させた結界魔法は役に立っており、娘たちが30年前へタイムスリップした際には神や「四将」でも脱出に苦労するような結界兵器を持たせている。
「
D×D」人気総選挙での順位は、「全キャラ部門7位」「ヒロイン部門7位」。
最終更新:2024年05月21日 16:24