木場祐斗

きばゆうと


身長:172cm
体重:61kg
誕生日:5月30日
種族:転生悪魔(人間)
ランク:「騎士」

駒王学園高等部2年生で、オカルト研究部部員。
悪魔としての階級は下級悪魔中級悪魔上級悪魔
19巻よりオカルト研究部の副部長。

イッセーと並んでグレモリー眷属のエース格と目されている男子生徒。
先天的にあらゆる属性の魔剣を生成できる創造系神器「魔剣創造」を所有し、後天的に聖剣を生成できる創造系神器「聖剣創造」を獲得した。
2学年時はオカ研で唯一別のクラスだったが、22巻で3年生に進級しイッセーと同じ3年B組のクラスになる。

イケメンなので女子生徒からの人気が高い。
「乳龍帝おっぱいドラゴン」に登場する敵キャラクター「ダークネスナイト・ファング」のモデルでもあり、こちらでも女性ファン*1からの強い人気を得ている。
イッセーからは当初一方的に嫉妬されていたが、死闘を乗り越えるうちに次第に互いを認め合い、親友になる。
なお、イッセーに対する思いは親友以上とも見て取れる言動で接する傾向があるが、作者によれば「単にイッセーに夢中になっているだけ」とのこと。
だが、イッセー本人からはそのことを危惧されており、「健全であってほしい」という思いから真羅とくっつけようと画策されている。
そのことから学園ではイッセーとのBLカップリングをテーマにした同人誌などが裏で流通しており、その題名にちなんで「木場きゅん」「木場きゅん先輩*2」などとも呼ばれているらしい。
一方でイッセーとギャスパーの3人で行った猥談会によれば、意外にもスケベであることが判明しており、普段からイッセーにセクシー女優やエロDVDについて熱く語られているため、それらの情報についてもそこそこ詳しくなっている。
常識人で、眷属ではテクニックタイプの役目を一手に引き受けていたことから、小猫から「眷属一の苦労人」と評されている。

元は人間で、当時は「イザイヤ」の名で呼ばれ「聖剣計画」に沿って集められ聖剣使い候補として育てられていた。
しかし、主導者のパルパー・ガリレイに候補者全員が因子不足であると判断され、毒ガスで皆殺しにされそうになったところを仲間の手助けで唯一人かろうじて施設から脱出を果たすも、吸い込んでいた毒が致死量を超えていたために辿り着いた森で力尽きていたが、そこを通り掛かったリアスの手で眷属悪魔に転生させられたことで命を救われる。
「木場祐斗」はこの時にリアスによってつけられた名前で、サーゼクスの「騎士」である沖田総司を師匠として育った過去を持つ。

そのため、悪魔に転生してからも聖剣に対し強い憎しみを抱いていた。
後に仇であるパルパーとの対峙を経て計画の犠牲となった同志たちを材料として作られた「聖剣使いの因子の結晶」を入手し、同志たちの魂と邂逅したことから因子を得る。
これにより聖剣を扱うだけでなく、新たに獲得した「聖剣創造」で聖剣を生み出せるようになり、さらには「神の不在」による天界のシステムの不備を突いた「魔剣創造」のイレギュラーな禁手双覇の聖魔剣」の覚醒に成功する。
「聖剣計画」首謀者を倒して一応の解決を見たことで仲間たちとの絆を深めていくようにはなったが、味方を守るために自分の命をすり減らしてでも戦う姿から周囲には心配されていた。
教会の戦士たちのクーデター勢との闘いで、元エクスカリバー所持者のクリスタルディと自分たちの命が無駄ではなかったことを証明するために立ち向かい、再び命を削ろうと覚悟した際、デュリオの「虹色の希望」をその身に受けたことで、かつての同志たちの本当の望みとリアスやイッセーからかけられた大切な言葉を思い出し、精神の成長を見せたことで聖魔剣も新たな段階へ進化する。

クーデターの終結後、同志だったトスカと再会できたときは涙を流して喜び、憑き物が取れたような温和な表情になり、トスカを生涯守ることを決意した。
元々手先が器用で料理が得意だったこともあり、現在は眷属としての仕事で資金を貯めて将来的にケーキ屋を開くという夢を持っている。

剣士としてはテクニックを重視し、加えて「騎士」の特性を引き出した高速移動を得意としている。
1つ目の禁手「双覇の聖魔剣」に加えて、9巻後にイッセーと訓練*3を繰り返し、後天的に得た神器「聖剣創造」の亜種禁手「聖覇の龍騎士団」に覚醒する。
主な戦法は多様な効果の剣を無数に創造しスピードで相手を翻弄する事で、創造した龍騎士団とのコンビネーションも得意とし、時に幻術などとも組み合わせる。
ただし、「双覇の聖魔剣」と「聖覇の龍騎士団」を同時に使用することはできないため、禁手を戦闘中に切り替える必要が生じると体力の消耗が激しくなる。
複数の神器を「禁手化」させているのは作中では木場だけであり、その優れた才能からグレモリー眷属内でもイッセーと互角の戦力とされ、悪魔上層部からの評価も彼と並んで高い。
そしてイッセーとは互いに「禁手化」した上で命懸けの実戦訓練を繰り返しているため、作中でその実力は急成長を続けている。
加えてパワー一辺倒なグレモリーチームにおける希少な純粋テクニックタイプであり、イッセーと並んでグレモリー眷属の中核を為すもう一方の支柱として眷属を支えている。
また、眷属の中で最も駒のコストが低い1人であるため、「ダイス・フィギュア」のような特殊ルール下ではイッセー以上に活躍できる。
流派は師と同じ天然理心流だが、剣技そのものよりも心構えを重視した指導を受けていたこともあり第4章中盤で吹っ切れるまではその剣技を封じて戦う。
一方で、スピードを活かした回避技術に重点を置いているため防御力を犠牲にしており、肉体の強度の面では「元人間の転生悪魔」としての平均の域を出ないという弱点を抱えているため、足を止められ回避ができなくなると窮地に立たされることになる。

禍の団」のジークフリートとは因縁が深く、作中で4度対峙している。
当初はゼノヴィアを含めた2人がかりでも圧倒されたものの、彼との対戦を機に「龍殺し」の力を持った剣を創造できるようになるなど成長を遂げ、最終的にはジークフリートを撃破して彼が主力として使用していた「魔帝剣グラム」をはじめとする5本の魔剣から所有者として認められる。
継承したての頃は強烈な呪いの力に振り回されながらも2つの禁手で制御する方法を模索していたが、ストラーダからの指導を受けてインパクトの瞬間だけオーラを出してパワー不足を補う技を学ぶなど徐々に使いこなしつつある。

魔法使いとの契約申込数についてはイッセーに次ぐ5番目で、年少ながら飛び級している優秀な少年魔法使いと短期契約を結んでいる。

主のリアスへの呼び方は今まで「部長」だったが、22巻の卒業式以降は「リアス姉さん」と呼ぶようになる。

アザゼル杯」本戦トーナメント1回戦ではライバルのイッセーと全力で激突し、「龍神化」したイッセーをグラムの「龍殺し」や2つの禁手、神速を駆使して翻弄する。
しかし、「譲渡」によって精密なオーラの制御を狂わされて足を骨折し、それでも諦めずに攻撃を続けるが届かず、敗北する。

未来では200年先まで多忙なイッセーに代わって子供たちを育てているため、彼らからは第二の父と見られている。
後進の指導にも当たっており、赤龍帝一家にとっては剣の師匠でもある。
「邪神戦争」では前線に駆り出されている。

作者の石踏は、本作の初期構想では主人公にする予定であったが、「少しキャラが弱い」ために同僚ポジションにしたとのこと。

D×D」人気総選挙での順位は、「男キャラ部門5位」「カップリング部門ではイッセーとのカップルで4位」。

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最終更新:2022年06月03日 05:20

*1 子供たちの母

*2 略して「きゅんパイ」

*3 手加減しないように頼んだうえで「禁手化」したイッセーを相手に、「聖剣創造」のみで立ち向かうというもの。