大蔵省 > 主計局

大蔵省主計局(おおくらしょうしゅけいきょく)は、大蔵省の内部部局の一つである。

概要

1890年の大蔵省設置に伴って省設置の最初期に設立された局。課組織が全く変化していないことで有名。

組織

主計局長
主計官
主計官補
├─主計課
├─調査課
├─法務課
├─総務課
└─法案情報室

歴代局長

主計官

主計官は、日本における国家公務員の官職の一つである。国の予算作成及び執行、決済の作成や歳入歳出に関する情報を総攬する権限を持つ。局長相当官の役職とされるが、実際には予算編成に絶大な権限を持つ役職とされている。主計官は、各政策分掌に合わせて担当官を常設している。この役職は、多くの省庁幹部の登竜門とされている。現在まで、大蔵事務次官を務めた人物の8割以上はこの役職の経験者である。さらに、各主計官の下に、主計官補が配置されることがある(非常設)。主計官補は、課長階級にあたるものとされる。
主席主計官 主計業務の統括役。予算枠の作成業務を行う役職である
内閣担当官 内閣内閣官房防災庁などを所管
行財政担当官 大蔵省自治省総務省法務庁などを所管
経済産業担当官 商工省原子力庁消費者庁経済企画庁などを所管
安全保障担当官 外務省警察庁情報庁などを所管
インフラ担当官 建設省運輸省エネルギー庁などを所管
農林食糧担当官 農林省などを所管
文教学術担当官 文部省などを所管
厚生労働担当官 厚生労働省公衆衛生庁消費者庁子ども庁などを所管
最終更新:2025年09月04日 14:47