図書室の夢

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図書室の夢
地図 懐かしき図書室を模した夢の世界。
世界の全てと繋がっているが場所がどこにあるか分からない。
助言 一度死亡すると亡者になる。
亡者状態のままだと夢霊を召喚する事が出来ないが、
悪夢霊も侵入してくることはない。
亡者状態は基礎HPが下がる。
治すには少女の香りを使うか、ボスを倒せばいい。
shiftキーでダッシュ。
ctrlキーでメッセージスキップ。
Q、Wキーでページをスクロールできる。
【周回可能】セーブは分けておけ…。
ドア ……?
何故かドアノブを掴めない。
開いた本 黒澄んで文字が見えない。
【SEN≦0】………一か所だけ、読み取れるものがあった。
シロクマ よぉ、あんた…。災難だな。
こんな所に落とされるだなんて同情するぜ
俺も同業者だよ、あんたと同じさ。
良いように使われてるんだ。
奴らにとっちゃ俺たちは玩具みたいなもんだ
…そんな顔しなさんな。
あんたの目的はアリスを探す事だろう?
大丈夫。きっと見つかるさ
俺でよければ力を貸すぜ。
熊の手でも良ければな。うくくっ…
……よぉ、無事に戻って来たな。
何か俺にできる事はあるかい?
☞アイテムを買う(0S)
おいあんた、ソウルが0じゃ買えるもんも買えないじゃないか
……仕方ねェ。一回限りだぞ?
ほら、これで好きなもん買うといい
☞アイテムを買う(進行度≧10でノーデと会話済)
あんた、遂にアリスを見つけたんだって?
良かったじゃねぇか
これでようやく俺も……。
……いや、なんでもねぇ
あんたを見てると、昔を思い出せそうな気がするんだ。
よく分からんが…そう、どこか懐かしいんだ……
ははっ……これ以上は何も言わねぇよ。
俺はシロクマ。只のぬいぐるみだからな
何か買いたい物があるなら遠慮なく言いな。
最後まで力になるぜ
☞立ち去る
無責任な言葉かもしれんが……頑張れよ
びっくり箱 ゃぁ
特別なソウルを持ってぃるかぃ?
持ってぃるなら、
貴重なアイテムに錬成してあげるょ
ゃぁ
ソウル錬成するのかぃ?
地下牢
助言 左。
狂気から守りたいならば、監禁が有効だ。
白鴉 ねぇっねぇっ、あなたっあなたっ
ぺろぺろちょうだいっ
とっても甘いのちょうだいっ
ぺろぺろっ!ぺろぺろっ!
またぺろぺろちょーだいねっ!
童話庫
開いた本 【夢霊】
少女が好きだった御伽噺の中の登場人物。
懐かしき少女の香りを覚えている者は惹かれ逢い、
そして、貴方に力を貸すだろう。

【狂霊】
夢霊が現実の狂気に感化され、変わり果ててしまったもの。
少女を忘れた彼らは獣の如く貴方に牙を剥くだろう。

【悪夢霊】
其れは、少女の悪夢。
ゴシップ裏に載った世を震撼させた殺人鬼たち。
怖恐るべき『現実』という『悪夢』が貴方を追ってくる。
回想部屋
助言 Qキーでウィンドウを一時消去。

ウサギ穴

+ ...
墜落部屋
地図 不思議の国に迷い込んだ者の僅かはこの部屋に墜ちる。
運が無ければそのまま墜落死する。
墜落死体 頭部を床に強打したようだ。
どう見ても生きてはいない。
助言(1マップ目) 【SEN≧1】不思議の国へようこそ!
【SEN≦0】地獄へようこそ
またここか……。
帰りたい…。
可哀想な奴の予感…。
扉!
助言(2マップ目) この先、落下に気をつけろ。
ウサギ穴
地図 首の無い死体が敷き詰められた狭い空間。
あちらこちらでウサギが死肉をたかっている。
助言(1マップ目) やっちまえ!
近道の予感…。
兎の時間だ。
つまり、殺せ。
万能鍵さえあれば…。
つまり、後悔だ。
この先、死んだフリがあるぞ。
全ての敵を倒す必要はない。
助けてくれ…。
この先、走り抜けが有効だ。
この先、強敵に気を付けろ。
力が足りなければ引き返せ。
この先、扉があるぞ。
つまり、扉が有効だ。
【SEN≧31】ばったんっ!ばったんっ!
【SEN≦0】……………
【SEN≧31】がちゃっ!がちゃがちゃっ!
【SEN≦0】………………
美味しいぃいぃぃぃぃいいいぃぃ~~~~~ぃ
☞死体を食べる
おまえーーーーっ!!
人間がなーーーっ!!
兎様の餌をなーーーーっ!!
むしゃむしゃっ 食事の邪魔だよっ
【首狩りのビースト死亡】僕らの英雄が死んだ?
やったぁ、訃報を寝て待った甲斐があったよ!
これで好き放題、食事ができるねっ
☞死体を食べる
どぼじで食事の邪魔するのおおおおおおっ!?!?
くっちゃくっちゃっ もっと新鮮な肉を食べたいなぁ
【首狩りのビースト死亡】英雄が死んだ?
なら死肉を分けておくれよ!
☞死体を食べる
あぁ……ひどいよ…あんまりじゃないか……。
誰だよ!!これ全部食べやがった奴は!?
本棚 ―ウィンザー王国 第三騎士団 壊滅寸前。
救援を求む。
                                                        記・オーリック

王子の消息が途絶えて七日が過ぎようとしていた。
このまま手掛かりも無しに帰る訳にはいかないと隊長も必死だ。
陽が落ちる頃、我々は本隊と共に野営の準備をしていた。
すると突然私の視界がかすみ、立ちくらみが起きたかと思えば、
可笑しな世界に迷い込んでいた。
狼狽える我々の前に現れたのは首の無い化物と人喰い兎だ。
生半可な剣では歯が立たず、
次々と仲間が血を流し倒れていった。
隊長ともはぐれてしまった。……一体此処はどこだ?
仲間の悲鳴と化物の唸り声が聞こえる。
頭の中が何かに押し潰される痛みを感じる。
此処はそうだ、地獄に違いない。
出口が見つからなければ狼煙も上げられず、救援は絶望的。
我々はここで全滅するだろう。
………。

いやだしにたくないわたしはまだわかいんだやりたいことが
たくさんあるんだこんなとこでしにたくないいたいいたいいたいくるしい
いやだいやだやだやだやだやだやだやだいやだまま たすけ
助言(赤い扉) この先、待ち伏せがあるぞ。
この先、悪夢霊に気を付けろ。
ああ…篝火よ…。
隠し道の予感……。
兎がいない。兎がいない。兎がいない。
もぐもぐもぐもぐっ 美味しい、美味しいなぁ。
こんなに美味しいのにあの子たちはどうしてお外に出ないんだろう
勿体、なくて化けて出てくるに違いないねそれは
胸像 うほほほほうほっぉ
うわああああああああああああああッッッッッ
あーんっ
ひひっひひひひゃぁ母日ひほほほほほぉおおほほほほほほはは
ひひひひひふぇぇふえへほはあはははあはあはあはひひひぃぃひ
不ひひぁはあははひひひひひへへへへへへっほっほっほ
あんっ!あんっ!ああんっ!
おほっ!
んふんふんふんふんふ
おほほほほほほほほほほっ
うふっ
んふふふふ
死刑執行人ケッチ なぁんでだよぉ。
なぁーんでみぃんな、おでの処刑を下手って言うんだよぉ
首めがけて斧を振りかざすだけだどぉぉぉ?
簡単だろぉぉ、何で切れねぇんだよぉぉぉ
おでは一生懸命処刑がんばってんだよぉぉお~~~~っ!
だから下手って言うんじゃねぇぇよぉぉおぉおおおぉっ!!
助言
(ファランクス)
この先、集団に気を付けろ。
助言
(ウサギの国入口)
殺戮の時間だ。
首切り案内所
助言 この先、炎が有効だ。
この先、ボスがいるぞ。
しかし、諦めるな。
がんばれよ。
おれはやった!
勝利!
ああ、アリスよ…。
よくやった!
つまり、ここからが本番だ!
やあ、君もアリスを探しに来たんだろう?
ならば迷わずさあ、奥へ進みなさいな。
あの御方の腹を好かせてごらんなさいな
【首狩りのビースト死亡】そんな!そんな!大変だ!
僕らの英雄が殺されるだなんて!
だったら
この場で踊るしか 無いじゃないかっ!
らーらららーーーーらーーーらーーーーるーーーーー
首狩りのビースト
(ヴォーパル
ソード装備)
【SEN≧31】
首狩りのビースト
………おお……その剣、我が剣よ。
汝は勇士なりや? 邪竜を討つ滅ばんとは真か…

邪竜狩りヴォーパル
なれば、我が邪竜狩りの剣技……。
身に甘んじて叩き込み、――識るがよい
邪竜狩りヴォーパル
見事ゆえ………
広間
助言 小さくなれば……。

ラドウィッジ市街

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ラドウィッジ市街
地図 不思議の国の中心に位置する大規模な街。
あらゆる建物が無茶苦茶に積み木のように重なっている。
助言(1マップ目) この先、篝火があるぞ。
この先、待ち伏せがあるぞ。
だから、獣に注意しろ。
逃げろ!
篝火万歳!
隠されたアイテムがあるぞ。
助言(2マップ目) この先、敵が複数いるぞ。
つまり、無視が有効だ。
走り抜けはやめておけ…。
見落としに気を付けろ。
この先、犬に気を付けろ。
つまり、ブレイクが有効だ。
女!
この先、鳥に気を付けろ。
無駄…。
この先、強敵に気を付けろ。
人殺しに制裁を!
この先、悪夢霊に気を付けろ。
この先、女があるぞ。
つまり、バックスタブが有効だ。
恐怖のフレデリック 庭に埋めた。埋めた。
殺した死体埋めた。
産ませた産ませた。娘。妹。犯した犯した犯した
レズビアンが、薬中どもが。
ありったけの愛を込めて殺すんだ。
ローズマリー、愛しているよ
酷くねぇよ、怖くねぇよ。
皆やっている事だろ? あんたも俺と同じ匂いがするんだ。
実の娘を犯すのは気持ちいいもんなァァ
助言(マッチ屋) この先、女に注意しろ。
暖かい……。
保安官サリヴァン
【5≦進行度≦9】
おらおらッ!
もっとケツ締めやがれ!ガバガバ縦穴住居がよ!
性欲!暴力!食欲!
なんでも満たせるなんて楽園だな不思議の国はっ!
はははっ!ははっ!はははっっ!
ギルバート軍曹
【5≦進行度≦9】
おごぉ!おほっ!ほぉ"ぉぉお"お"……っ!?
チャールズ酒場
助言 夢だと思うだろう?
どこもかしこも狂人だらけだ…
マスター ……ナニニしますか?
☞酒を買う
産地直送の美酒は美味しいデスカ?
【SEN≦30】縺?≠縺?≠縲?縺ッ縺吶◆縺
(いあいあはすたあ)
無礼者バッタ 君はどこから来たんだ?
君という存在はどこにある?
たとえばそう、このテーブルにはマナーはあるが
ディナーは無いのと同じように俺もフラフラクラクラ…。
気づけばこんな所にいたんだ
もし少しでも頭痛を取り除きたいなら
精神病棟に赴くといい。
ここから上の方にある白い建物が目印だ。気づいたかな。
☞アリスを訪ねる
アリス?
それって青いエプロンドレスを着た少女の事かい?
うむ、きっとそうなんだろう。
ぼくはただ、
彼女の前でぴょんと跳ねて自慢したかっただけなんだ。
彼女は悲鳴を上げて逃げてしまったよ
西のドジソン橋方面にたたた、と駆けて行ったから。
その先を探してみるといいよ
ああでも、行くなら気を付けて。
親不孝者の悪餓鬼が屯っているから。
憂さ晴らしされないように
☞殺害する
ぼくの方が高くトベるぞ。
さあ、勝負しようじゃないか!
失敗作 ぱ……ぱ………ぱ……ぱ………ぱ……ぱ………ぱ……ぱ………
鼠のパット やあおはよう。尾も白い話をしてあげようか?
何、ほどほどにしやがるさ
窮鼠猫噛み、だって!
弱い者は強い者に媚びるしかないんだ。それが僕の生き方さ
どれだけ猫がいやらしく下品で下劣でも生かなくちゃあ、
死んでたってどうしようもない!うちじゃあみんなそうさ!
ローマ法王にその義を認められたウィリアム征服王はやがて
イギリスの民も恭順の民を示した。
民は指導者がいなかった為にこのところかなり侵略や
征服の憂き目を遭っていたのである
マーシア伯爵とノーサンブリアである伯爵であるエドウィン
モーカーは征服王を支持した。愛国的なカンタベリー大司教
スティガンドでさえそれを得策と見てとって、
エドガー・アセリングと共にウィリアムを出迎え、
王冠を授けるのが得策と見てとったのだ。
ウィリアム王の行動は当初おだやかであったが、
ノルマン兵たちの無礼さは……
ああ、特に意味は無いんだ。
乾燥する話はどうだった? 感想を聞かせてほしいな
☞殺害する
おお!
保安官サリヴァン 今日も今日とてお日柄が良く絶好の逮捕日和!
ホームレスとドラッグ中毒者をまとめて
ブタ箱送りにしてやったぜ!
あんたはオペラの傍聴人?
やめとけやめとけ、派手で大袈裟で小便くせぇ!
あんな下品な見世物、低能な馬鹿しか騒がんわ!
☞アリスを訪ねる
そんな事より聴いてくれよ!
外のグラグラ揺れる今にも崩れそうな家の数々をよぉ!
大工の野郎がやったんだ。
あいつ心臓の女王に多額の建築費を貰って
調子に乗りやがって、ゴミ山みたいに家を量産して
そのままどっか行きやがった!
まぁ!これは良い家ね!って住みたいと思うか?
誰もがこんなのいいえっ!て首を振るに違いねぇ!
☞殺害する
ぐべぇ!
ギルバート軍曹 水は汚染された♪もうずいぶん前に♪
だがバッカスだったらまだ十二分であります!
憂さ晴らしに敵兵の頭を蹴って遊ぶでありますっ!
☞アリスを訪ねる
アリス? 誰でありますか?
交際するのは妖精だけであります!
いちゃいちゃするのは死罪であります!
☞殺害する
はがあッ!!
娼館通り
助言 この街を清潔にいたしましょう…。
デブめ…。
この先、三人組に気を付けろ。
ここだ!
扉!
この先、悪夢霊がいるぞ。
この先、暗黒物質がいるぞ。
つまり、強化石だ。
天使の製造者
アメリア
いいこいいこ、可愛い坊やだね。
安心しよ。この子はあたしが面倒見てあげるからね。
お空に飛ばして素敵な天使にしてあげるからね。
赤ん坊はみんな、天使になれる逸材さ。
産まれたままの姿で神様に捧げれば背中には白い翼が…。
そしてあたしに福音をもたらしてくれるのさ
だからさぁ、あんたも我が子を預けなさいよ。
育てるのに苦労するだろう?
あたしが天使にしてあげるからね。
ほら、この子達のように……
テニエル橋
助言 【SEN≦0】神様に会いたいと思った。
どんどん家を積み上げれば、
宇宙<そら>に近づけるんじゃないかって。
あるいは目印になって、この国の惨状に気付く筈だと。
下水道
助言 下に宝物があるぞ。
つまり、落ちてごらん。
この先、隠し扉があるぞ。
嘘つき!
走り抜けろ!
武器は戦闘中に変更できる。
飛び降りろ!
一歩前へ進んでごらん。
この先、落下死があるぞ。
つまり、指輪が必要だ。
玩具のカエル ぎょろぎょろ。
トビ過ぎてここまで来てしまったよ
☞アリスを訪ねる
それはあんたのオキニの娼婦かい?
駄目だよ。勝手に手放しちゃあ
今頃、輪姦されて屠殺場送りにでもされてるんじゃないか?
ぎょろぎょろっ
☞殺害する
おお優雅たれ、この景色!
ぼくは飛んでる!お空を飛んでるぞおーっ!!
おーおーおーおーおーおーーーーーおーーーーーーおっ!
橋のたもと
助言 クソッたれ…。
ドジソン橋
助言 高すぎる…。
勝利!おれはやった!
憂さ晴らしのビースト 醜いアヒルの子(開戦)
硝煙の匂い、血の匂い……。
戦場こそ俺の家だ……
醜いアヒルの子(憂さ晴らしのビーストHP半減)
まだだ、戦えッ!そうだ、立て!血を流せッ!
ありったけの敵意を向けてみろッ!!
醜いアヒルの子(死亡)
俺を…待つのは、家族じゃねぇ…。
戦場だけだ……っ

精神病棟

+ ...
精神病棟
地図 狂気に陥った住民を治療する為の病院。
膨大に増え続ける患者に対応できず、もはや牢獄と化している。
助言(ロビー) この先、扉があるぞ。
つまり、諦めるな。
心折れた兵士 ひぃ……っ!
助けて…助けて…死にたくない……っ
うちに帰してくれ……
何もかも狂ってる……。
夢なら早く覚めてくれ……
☞殺害する
くぎっ!!
包帯の男 ここは本当に良い施設でねぇ。
私みたいな人間でも優しく丁寧に対応してくれるんだよ
☞殺害する
痛いなぁ……血が出たじゃないか……
貴族風の男 今日は
どこに
穴を開けてもらおうかな?
☞殺害する
私の穴を見てはくれないのか?
犬男 ここの看護婦さん達、とても美人なんだ。
彼女たちに会いに行く為に通っているのかもしれないな僕は…
☞殺害する
ぎゃぃっ!
受付 今日もおはようございます。
どこか心臓疾患か統合失調の場合でも、甲斐なく診断しますか?
☞薬を買う
その医師の投薬治療は痛痒感などを患者に与える事無く、
ロボトミー手術を効率的に処理します
☞立ち去る
ただあなたの身体の具合の悪い前頭葉がでっぱたりしている場合や、
使えそうな骨がへんてこな形である場合、
不具合が無いことを証明してください。
うさぎの人形 【SEN≧1】リデルのおにんぎょう
助言
(1マップ目)
【SEN≦0】外なる神に逆らってはならない。
引き返せ。
クソッたれ!
レッドラム!
この先、闇があるぞ。
そしてこの先、勇気が必要だ。
本棚(1マップ目) ここは触れ合い動物園か?
患者共は自分がおとぎ話の主人公だと思っていやがる。

ああ、滑稽だね。
いっそ全員が脇役で、
紙の屑溜めに埋もれた方がすっきりするだろうに。
チョッキを着たウサギ?喋る花?
そんなもの現実には存在しない。
お前は病気だよ。
君のお姉さんが見たって?
じゃあ姉妹揃って気が狂っているんだろうな。
助言(闇医者の部屋) おんなのこ
おとこのこ   みんな、   なかよく

ころしたころしたころしたころしたころしたころしたころしたころしたころ
本棚(闇医者の部屋) アグガギは幼い頃、橋から落ちて溺れた事があるらしい。
そこに棲んでいた湖棲神によって彼は奇跡的に助かったらしいが、
その日を境に肌に棘が現れ始めた。
最初は小さな棘だったが日を重ねるうちに大きくなり、
やがては全身を覆い、
まるでヤマアラシのような姿になっていった。
近隣は彼を悪餓鬼と蔑称し、
そのうちアグガギは人を憎むようになったという。
闇医者ハロルド おやおや……これはこれは。
また彼女と面会ですか?貴方も好き物だ。
あんな女と話していても、何も得る事ができませんよ
しかし、残念ですねぇ。
今日は彼女は誰とも会いたくないみたいですよ。
特に貴方には……死んで欲しいですとっ!
貴方は無責任ですよ。
彼女の愛を知らずに、彼女の事を知っているのは私。
彼女を求めるのは皆。彼女はこの世界の総て。
彼女こそ我々の希望であり、家族であり、彼女は彼女でかか、かのっ
…どれが彼女だ?
助言(小部屋) 思慮分別は人生を安全にはするが、往々にして幸せにはしない。
助言(直線廊下) 頭の病気が治らない。
助言(2マップ目) この先、見えざる胡椒が有効だ。
この先、女がいるぞ。
この先、隠し扉があるぞ。
この先、ボスがいるぞ。
俺はやった!つまり、ショートカットだ!
助言(精神外科医の部屋) この先、ダッシュは有効ではないぞ。
助言(鏡) 【SEN≦0】SEN
助言(ハンスの機関銃手前) この先、武器があるぞ。
助言(日記の部屋) ここだ!
本棚(日記の部屋) x月x日
先日入院して来たあの子…。
竜巻で家が吹き飛ばされちゃったみたい。
帰る家も両親も失っちゃって可哀想に。

x月x日
あの子は、夜になってもめそめそ泣いている。
主治医から「他の患者の迷惑になるから泣き止ませろ」と
無茶な指示があった。クソ無能ロリコンハゲ。地獄に堕ちろ。

x月x日
あの子に童話を与えてみたら、少しだけ笑顔を見せるようになった。
名前は「ドロシー」って言うみたい。
仲良くなれるといいな。

x月x日
ある日、ドロシーは見えない友達と遊ぶようになった。
ライオンと案山子とブリキを連れて魔女をやっつけるとか。
もう一人でも平気ね。

x月x日
ドロシーは相変わらず自分の世界に入っている。
最近では最高の弟子が出来たとはしゃいでおり毎日弟子の話をしてくる。
「本当に弟子が大好きなのね」とからかうと、顔を赤らめて否定した。

x月x日
ドロシーが消えた。
脱走したと推測されるがその痕跡は見つからない。
あの子は本当におとぎ話の世界へ行ったのかしら。
魔女の家
ドロシー おう……おかえり。
遅かったなぁ
なんだぁ、悪いかよ。
昼間から飲んじゃあ…
お前のその腑抜けな顔も、
ほろ酔いになりゃあちょっとはマシになるんじゃないか?
くくくっ……
いいから早くこっち来いよ、馬鹿弟子。
うちより良い場所はないぞ
☞…そっちには行けない。
………だよなぁ
すまんな。
少し、意地悪した
何も気にするな。
死者の為に何かしてやれるなら
祈りより、忘却の方が…気持ち的には助かる
お前は立派な弟子だから。
なあ、(主人公)……。
俺がいなくても生きていけるだろ?
☞平気だ
……それを聞いて安心した
☞無理だ
おいおい……泣くなよ、男だろ
…じゃあな馬鹿弟子。
心が折れても、諦めるんじゃねぇぞ。
俺がそうしたように――
魔女の家の残骸
本棚【SEN≦0】 女から男、男から女、女から男、男から女……。

本当の俺はどこにいる?
隔離部屋
助言 素早さ。
更に、防御が必要だ。
この先、雷が有効だ。
鈍色の大鷲イーディス 鉄のハンス(開戦)
全テヲ抹消スル
鈍色の大鷲イーディス(HP半減)
…………るぃ……
ずるぃ……ずりぅ……ずるィ……おねェちゃんばッぁり……。
わ、わ、ぅわたしより好かれて、わたしより長生きして………
ずるぃぃよぅぉぉぅ………ッッ!!

鉄のハンス
標的ハ興奮状態ニアル。
直チニ生命ヲ根絶セヨ
鉄のハンス(死亡)
耐久性下降、機体維持不可、戦闘続行不可能。
エラー、エラー……えるぁ……
助言 オックス・ウォードへの道は開かれた。

ラドウィッジ市街 上層

+ ...
霧の公園
地図 ラドウィッジ街有数の広さを誇る公園跡地。
昔はハイドパークと呼ばれていたそうだ。
助言 この先、街頭があるぞ。
つまり、よく考えてごらん。
この先、北東が有効だ
よく辿り着いた!
掲示板 【SEN≧1】時は春、日は朝、朝は七時、片岡に 露みちて、
あげひばり、名のりいで、かたつむり、枝にはひ、
神、空に しろしめす、
すべて世は 事もなし。
【SEN≦0】ネコなしのニヤニヤ笑い
愛しき少女との思い出を繰り返し
夢を見る
ラドウィッジ市街 上層
地図 売春宿が立ち並ぶ住宅街。
霧の中から女の悲鳴が絶えず聞こえてくる。
助言 獣を駆除しろ。
悪夢霊に注意しろ。
この先、待ち伏せに注意しろ。
おお、篝火よ!
掲示板 切り裂きジャックがすぐそこに。
売女の皆様は夜間の外出を控えるように。
貼紙 我々は理由もなく責められる人たちなのではない
行方不明のノミ それは、ぼくが高くトベるさっ!
大勢の人に見てもらえてる。
さあ、見て、ぼくがいちばんだろう?
ぼくが一番一番一番いちばんいちばんいちばん、いちばばばばっ
理髪師トッド 剃刀こそ我が友。
見よ……この輝きを
結構!貴方、そこの方、髭剃りはいかがです?
いらっしゃいませ、どうぞおいでを。
貴方の良き友スウィーニーの所へ……。
貴方も、そこの方も……
墓場へようこそッ!
これは俺の復讐ッ!これは俺への救済だッ!!
荒れ果てた娼館
助言 この先、うそつきがいるぞ。
死体があるぞ。
少年の声 こんにちわンッ!ご指名ありがとうございますッ
☞挨拶する
あッ!
あ、あ、ああ、あなた。
わっ 誰です、か?
オオカッミが来たぞぉ!
オオカミが来たぞぉ!
危ないッ!助けれッ!
☞立ち去る
あは、あは……
狼少年 オオカミが来たぞぉっ!
本当だよぉっ!
なんで、信じてくれないんだよぉぉぉぉぉっ!
いたいッ!やめ、てよぉっ!
ぼくを食べないでっ!犯さないでっ!たべないでッ!
たべったべっ……が、ぐぉ…るる……っ
ぼくが、オオカミ。
オマエは、美味そうなヒツジ

オックス・ウォード学院

+ ...
オックス・ウォード学院
地図 月明かりに照らされた学院。
人知を超えた実験が数々行われていたようで、その名残が今も徘徊している。
助言
(1マップ目)
この先、指輪が必要だ。
つまり、精神病棟に行け。
この先、強敵に注意しろ。
この先、女がいるぞ。
つまり、やめておけ…。
嗚呼、月に!月に!
石碑 覚えていて悲しんでいるよりも、忘れて微笑んでいるほうがいい。
助言
(2マップ目)
この先、強行突破が有効だ。
ここだ!
絶景!
この先、隠された扉があるぞ。
この先、待ち伏せがあるぞ。
この先、秘密があるぞ。
【SEN≦0】僕は捜した、捜し続けたよ。
けれど、見つけたのは少女なんかじゃない。
少女の名を騙る『何か』だ。
石像 聖カタリナ像と書かれてる……。
☞祈りを捧げる
【SEN≧100】……彼女がこちらに向かって微笑んだ気がした。
助言
(隠し部屋)
読むことは人を豊かにし、
話すことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする。
アリスの記憶 いつでも期待通りに物事が進むわけじゃない。
君ならいい加減、学んでると思ったが……。

「アリス。
    ああ、アリス。
    また僕の部屋に入って来たのか。
    授業はどうしたんだい?」

「歴史の勉強はきらーい。
    挿絵の無い本はつまらないですものっ」

「おや、
    ロビンソン君はとてもタメになる講義をしてくれるじゃないか」

「ナンセンス!
    キャロル先生のお話の方が面白いわっ
    ねぇ、今日も素敵な夢物語を聞かせて?」

「勿論。
    ただ、その前に写真を撮ってもいいかな?」

「うん。可愛く撮ってねっ」

木扉を叩く音。
招かれざる訪問者。
慌てて隠れる少女。

「キャロル先生、学寮長がお呼びです」

それは突然の転勤の知らせ。
少女と教師の仲を疑った父親の思惑。
二人を引き裂くには十分であった……。
ホール
助言 発狂あれ!
くそったれ…。
図書室
助言 伝統無くしては、芸術は主なき羊の群れです。
革新無くしては、芸術は死体にすぎません。
ヴァギナ・デンタータ あなたのアリスはどんな顔ですか?
学園長室
学寮長 聖母カタリナ(開戦)
膝を折り、頭垂れ、両手を重ね胸へ…。
祈りは力となります
聖母カタリナ(学寮長HP半減)
神が私のために血と肉を捧げたもうたように、
私も神に血と肉を捧げます
聖母カタリナ(死亡)
私は……いつの日も貴方と共にいます。
どうか、強くありなさい
わ、た、し……は。いつのあなっ貴方と、とっも……に。
強く……あっ、あっ
わた、しは……ごめん、なさッッ……死が恐ろしい…!
どうして、こんな目に…ッ!一度は車輪を壊し、
奇跡を起こしてくれたではありませんか…ッ!
ど、どうか、もう一度、
御救いください…御救いください御救いください…。
神よ……神、よ………ぉッ
助言 よくやった!アリスはどこだ!
机上の本 【SEN≦0】二人の愛は誰にも邪魔させない。

病みたる時計塔

+ ...
終わらないお茶会
地図 帽子屋、三月ウサギ、眠り鼠が開く気違いのお茶会。
時間を無駄にしたいなら付き合ってもいいだろう。
助言 お茶会の時間だ。
またここか…。
この先、三人組がいるぞ。
アリスの記憶 愛し合う二人が生涯を共にする事ができたら、どれだけ素敵なのかしら。
複雑に絡み合う、私達の物語。
名状し難き、星々の狂乱。
されど……改変からは誰も逃げられない。
――――終焉の鐘が世界に鳴り響く。
地響きと崩れる瓦礫の下で男は目覚めた。
外は血飛沫の雨。異形のモノが街並みを埋め尽くしていた。
嗚呼…自分は恐ろしい悪夢でも見ているのだろうか。
これが現実とは到底信じられない。
しかし、男の記憶は抜け落ちていた。
この風景だけでなく自分が誰で、何者かさえも。

「ここは危ないですよっ!
    私について来てくださいっ!」

男の腕を掴む少女の姿。
金色の髪に、青い瞳、青のワンピースに白のエプロンドレス。
訳も分からぬまま男は少女の跡をついていく。
少女に連れられて男は悪夢から夢のような世界へとやって来た。
どんな動物も人間と同じ言葉を話し、
無いものがあって、あるはずのないものが無い。
そこは夢の国。不思議の国。
貴方の為の世界。

「私たちとずっとずっと平穏に暮らしましょう。
    ××××さん」
病みたる時計塔
地図 学院が隠蔽していた時計塔。
登るごとに歯車の音が脳を轢き潰し、狂気に染まっていく。
助言
(1マップ目)
その資格はない。
歯車が止まらない…。
三人組の墓標だ。
助言
(2マップ目)
この先、レバーが有効だ。
つまり、走り抜けろ!
楽勝!
アリスよ、助けてくれ…。
絶望……。
心が折れそうだ…。
この先、左にアイテムがあるぞ。
俺はやった!
輝星のビースト 星の王子様(開戦)
きらきら。
煌めく夜空が見えるかい?
その一つが、ぼくなんだよ
星の王子様(輝星のビースト発光)
眩しぃぃぃ
星の王子様(輝星のビーストHP半減)
だいじょうぶ? 煌めきが足りないよ?
星に向かって笑ってみせてよ。
その一つ一つが君に向かって微笑むはずだよ
星の王子様(死亡)
ぼくの薔薇だけは、守らなくっちゃ……
助言
(4マップ目)
高すぎる…。
一歩前へ進んでごらん。
助言
(5マップ目)
この先、時間が必要だ。
壁嵌りトロール 誰かそこにいるのか?
ああ、やっと助けが来た!
この壁に嵌ってかれこれ5年間……。
いや、20年間だったかな?
そんなことはどうでもいい!
俺を押し出してくれ!
この先にきっと出口があるんだ!
あと数歩進めば抜け出せるんだ!
☞殺害する
へ…? あんた、何してっ……!
☞立ち去る
おい…?
どこに行くんだ!待って!待ってくれぇ!
見捨てないでくれよぉぉ!
壁嵌りトロール
(押す)
☞押す(1回目)
あんた力強いなっ!
いいぞぉ、そのまま押してくれ!
☞押す(2回目)
いてて……。
大丈夫!大丈夫だ!そのまま気にせず押し出してくれ!
☞押す(3回目)
ああ…光が見えるぞ!
もうすぐ外に出られる…!俺はやっと自由になれるんだ!
助言
(3マップ目)
やっちまった…?

リポン大聖堂

+ ...
リデル墓地
地図 死者が埋葬されている墓地。
今夜は亡者にとって祝福の時間だ。屍が列をなし、生者に縋り付く。
助言 きっとやり遂げられるだろう。
この先、井戸があるぞ。
つまり、狂霊に注意しろ。
ああ、篝火よ…。
見落とすんじゃないぞ…。
つまり、左だ。
この先、蛇がいるぞ。
右。
この先、集団に気を付けろ。
ああ、イグゾーよ…。
道標 【SEN≧1】
↑リデル墓地。
↑そして、リポン大聖堂。
↑そして、心臓の庭園。
↑そして、我らが女王の城!


腐臭で溢れ返るゴミ溜めの街。
【SEN≦0】
どこにも逃げられない。


                                    いつも 視ている。
井戸
七匹の子山羊 めぇめぇ。
あそぼあそぼ。あそぼうよ。
あそんで、たべて、ねむろうよ
リポン大聖堂
地図 今も神の教えを説いている寂れた教会。
信仰は現実を逃避する手段だ。だが、この国ではどこにも逃げられない。
助言 悪魔が私たちを誘惑するのではない。私たちが悪魔を誘惑するのだ。
蛇神万歳!
白くべたつく何か。
輸血薬はどこだ…。
落下死に気を付けたまえよ。
この先、宝があるぞ。
ああ、好奇心よ…。
呪術師コットン ―――コットン、彼女は死んでる。
そして、彼女は腐ってる。
彼女の目が大きく開いたまま、床に伏している
歌って、歌って。ああ、私は何を詠唱すればいいの?
―――コットン、彼女は糸で縛られる。
どこ、どこ?空の上。
ブラッドソーセージ、1組につき1ペニーで売ってるよ
―――コットン、彼女は死んで忘れられる。
彼女は床に伏して、腐ったすべての骨を抜く
歌って、歌って。私は何を唱えばいいの?
名を奪われたコットン、糸で縛られて吊るされる
クリプト
助言 この先、擬態に注意しろ。
ああ…楽しみだなぁ……。
年寄りを大切にな。
この先、ダッシュはやめておけ。
引き返せ。

紅城フリッセル

+ ...
心臓の庭園
地図 色とりどりの薔薇が植えられた庭園。
特に赤い薔薇は心臓の女王のお気に入りらしい。
助言 行き止まり。
この先、罠に注意しろ!!
つまり、開けるな!!
この先、ショートカットがあるぞ。
門兵 待たれよ
これより先はハートの女王陛下の私有地である。
通りたくば通行証を掲げてもらおうか!
あるいは、死ねっ!
我々に魂を捧げてもらおうか!
さすれば見なかった事にしてやろう
☞通行証を見せる(通行証未所持)
うわッ
嘘を吐いたなっ!汚らしい!
誰が掃除すると思っているんだ!死んでしまえッ!
☞自害する
はっはーっ!
そうだそうだ、死ね死ね!
首に刃を当てて掻っ切れっ!
門兵
(通行証所持)
☞通行証を見せる
ふん。
文字から紙の原料まで見事に一致しているようだが。
果たしてこれが本物であるという証拠はあるのか?
証拠だ証拠ッ!
議論にならんな。おい貴様、首を刎ねてやろうか?
さもなくば胴体だけは通してやってもよいぞっ!
☞ビルがくれたものだ
え、ビルちゃんが……?
通ってよし!
門兵
(通行証譲渡後
篝火で休んだ)
ビルちゃんときたらなんて度し難いんだ…。
通行証という名のラブレターを我々に送ってくるなんて…
だが悲劇よな。
我々は女王陛下の駒。
両想いになることはできないのだ
おおおおぉッ……!残酷だ!
こんな想いをするなら死んだ方がマシ!
いや、死ぬのは嫌だ!通りすがりの首でも刎ねてやろう!
☞ビルは男だ(ビル誓約Lv3)
そこが良いんだろうッ?!
男の娘ばんざーいっ!ちんちん最高ーーーっ!!!
トランプ庭師 白薔薇を赤く赤く血で染めろ。
さもないと女王様は満足しない。
俺たちの首が飛ぶのも時間の問題
トランプ守護者 グリフィ殿は遠征とほざいているが…。
どこで油を売っているのやら
違いないっ!
どうせダイヤの騎士の叙任も女の武器を使ったんだろうな
あの阿呆鳥の事だ。
油より春を売っているに決まっている
紅城フリッセル
地図 心臓の女王を象徴する真紅に染まった城。
理不尽な裁判が毎日開かれ、被告は必ず首を跳ねられる。
助言(屋外) この先、死が待っているぞ。
慌てるんじゃない。
助言(エントランス) 左にレバーがあるぞ。
助言(城内西) この先、悪夢霊がいるぞ。
この先、デブに気を付けろ。
俺はやった!
フランクリン・
ボルヴォルト1世
うわはははははははッッ!!!
俺の名は、フランクリン・ボルヴォルト1世ッ!!
この国を変革する真の支配者だッ!
さあ来いッ!!
貴様の腸を喰らい尽くし、その躯に我が刃を刻み、
滅びの何たるかを教えてやろうッッ!!!
耐えろ!耐えるのだフランクリン・ボルヴォルト1世ッ!!
第三の心臓をこやつらに手渡してはならぬッ!
見よッ!
世界は変革し、俺が頂点へと輝き出すッッ!!
弱者は指を咥えて下から見ているがいいッ!!
うわははははははははッッ!!
ひッ……ひぃぃぃぃッッ!!
やめてくださいッ!俺が悪かったですッ!
ちょっとカッコつけたかったんですッ!!
お願いですッ!見逃してくださいぃぃぃッ!
壁尻の兎 *かべのなかにいる
不具合を発見した場合、
お手数かかりますが、
イニミニマニモ?へご報告いただけると
ありがたいです
たとえば、すり抜けて天井歩けちゃうとかね
助言(城内東) 秘密の部屋の予感…。
この先、悪夢霊。
この先、つまみ食いに注意しろ。
強敵を恐れたまえ。
この先、落下死はないぞ。
拳の決闘士バイロン んんんん視よぉッ!!俺の肉体美ィッッッッ!!!
んんんん筋肉ゥーーーーッッ!!
殴れ殴れッ!倒れても泣いても殴り殺せッ!!
理論?議論?喧嘩?
ハッハーッ!そんなもの筋肉が解決してくれるッ!
この世は筋肉こそ正義ーーーーッ!!
助言(ガーゴイル付近) この先、不意打ちに気を付けろ。
裁判所
助言 疑わしきは罰せよ。
処刑場
助言 この先、馬に注意しろ。
この先、蜘蛛の巣に気を付けろ。
この先、魔書があるぞ。
宝物庫
助言 この先、擬態に注意しろ。
クロッケー場
助言 この先、仕掛けがあるぞ。
つまり、下から順番だ。
クロッケーを思い出せ。
隠された扉。
アリスの記憶 どれだけの少女が
未知の物語に対して
好奇心を抑えられるというのか?
「親愛なる子へのクリスマスプレゼントとして、
    夏の日の思い出に贈る」
手書きの挿絵を添え付けた、貴方の為の物語。

「ありがとう先生っ!
    わたし、すっごく…すっごく嬉しいわっ!
    わたしも何かお返しをしないと………」

「お返し?平気さ。
    君がいつまでも可愛い女の子の姿でいてくれれば、
    それが何より、僕の望みになるからね」
吹き抜け
助言 この先、死があるぞ。
つまり、勇気を出して進め。
安全地帯。
つまり、ここから走り抜けろ!
よくやった!
女王の間
三騎士戦 ロバの王様(開戦)
おお…この造形、荘厳たる魅力よっ!
ここを余の城にするとしようっ!
さあ、出ていけ愚民共っ!
でなければ余の騎士が貴様らを瞬きの間に葬りさるぞっ!
ロバの王様(ジュドケルト撃破)
貴様らも余の耳を馬鹿にするのだろうっ!
そうであろうっ!?
ええい、全員死刑死刑死刑死刑----っ!!
ロバの王様(キスカ撃破)
ふははははははッ!
愉快痛快大喝采とはまさにこのことっ!
その調子で全員屠ってしまえよ我が騎士よっ!
ロバの王様(ピン撃破)
いいぞぉっ!このまま巣食うアリ共を皆殺しにし、
我らがロバの王国を築くのだっ!
そうすれば余の耳も偉大な王の証となるっ!
ロバの王様(死亡)
うびぃぃっ!
何故、余がこんな目にぃぃぃぃっっ!!

血涙の池

+ ...
血涙の池
地図 辺り一面、血液で広がっている大きな湖。
流血なんてこの国じゃ日常茶飯事だ。この血涙が誰のものかは知らないが。
助言 帰りたい…
この先、鉄の処女に注意しろ。
この先、力が必要だ。
この先、万能鍵が必要だ。
走り抜け!
物は使いようで人を殺す凶器にもなるし、化け物を殺す武器になる。
いずれ分かる、お前も。
余計なかんしゃくは起こすべきではない、と
稼働中です
キツネ コーンなんじゃいつまで経っても乾かないよ
にわとり こけこけこけこけ
ぜんぶ虚仮脅し。
さらば愛しのマザー・グース
ひよこ ぴーちくぱーちく ぴよぴよぴよ
クワガタ蒸し、食べたい
アライグマ そう、走らないと!乾かないんだ!血が!血が!
血が落ちない!
リス 僕の番かい?一思いにヤってくれよ
ダックワース やあ、インコと子ワシなら非番さ
フクロウ ぜいぜい。
何時まで走り続ければいいのじゃ?
カササギ もうそろそろ家に帰らなければのう。
夜の空気は喉に触る!
拷問室
助言 この先、擬態があるぞ。
穢れた血め…。
この先、走り抜け。
走り抜けだと思うだろう?
血を捧げたまえ。
血の祝福あれ!
この先、悪夢霊がいるぞ。
つまり、指輪があるぞ。
万能鍵さえあれば…。
拷問家ブラウンリッグ おほほほ、薄汚い孤児を家畜扱いして何が悪いの?
ほら豚共。あんた達の住処は豚小屋よ
食事も豚と同じ餌にするわよ。
反抗したら鞭で躾けてやるからブヒブヒ言って私に媚びる事ね
い、嫌よッ!どうして私が処刑されなくちゃいけないのっ!?
あんな餓鬼ども、私と同じ人間なんて信じられないでしょっ!
嫌、嫌、やめて……
やだあああああッッッ!!吊るさないでえええぇぇッ!!!
ぶひぃぃぃぃぃいいいいいいぃぃぃぃ~~~~ッッ!!!!
青ひげ なんと愚かな……。
知らずに死んだ方が良い事もあるというのに。
何故貴様は…この禁断の小部屋を開けてしまったのか?
好奇心は自らを殺すのだ。
最期の懺悔をさせてやろう。さあ神に祈るがいいッ!
毎晩キミの背中を思い出すんだ……。
信託を信じ、果敢にも旗を掲げて戦場を駆けていった…
嗚呼、ジャンヌ・ダルク……!
私を置いていかないでくれッ!
キミが魔女だなんて私は絶対に信じないぞッッ!!

胞子の森

+ ...
胞子の森
地図 大量の茸が群生している森。
茸が巨大だと知覚してしまうのは胞子による幻覚だろうか?
看板 こっちだよ
こっちじゃないよ
そっちじゃないよ
あっちじゃないよ
あっちだよ
どっちかな
どっちだよ
そっちそっちそっちそっち
あっちあっちあっちあっちあちあちあちちちち
こっちこっち。こっっっっっっっっっ


                                    けぇぇ!!
シーシャさんは↑だ!!


                                -この国でいちばんかしこいドド!!!!
助言
(1マップ目)
この先、擬態に気を付けろ。
この先、東に進んでごらん。
アリス
【進行度0】
……気づけばアリスの姿は消えていた。

どうやら、幻覚だったらしい。
本物のアリスを探さなければ。
助言(小部屋) マッシュルームよ!
助言(西) この先、不死殺しのキノコが有効だ。
ああ…幸福よ…。
俺は勝利した!
やったな!この調子だ!
老騎士ウィリアム 鎧を履いた騎士(開戦)
主よ。
おおせのままに にゃん
鎧を履いた騎士(老騎士ウィリアムHP半減)
粉々に叩き潰してやる にゃん
鎧を履いた騎士(死亡)
にゃ……。
みんな……どこにいるにゃん…?
朽ち果てた家
日記 ―ウィリアム父さん、年とったなあ。
頭は白髪で真っ白、なのにしょっちゅう逆立ちばっかり!
年相応にちゃんとしたらどうだ。

若い頃はな、脳みそがあると思っていたから怖くて出来なかった。
だが今は確信している。
俺に脳みそなんて無え。

―ウィリアム父さん、年とったなあ。
ぶよぶよの醜い肥満体。
それなのに空中回転とはどういうこったい?

若い頃はな、手足はしなやか。
この絆創膏の成果さ。ひと箱1シリング。
お前もふた箱どうだい?

―父さん、もう年だよ。
あんたの顎も弱って、脂身一つも噛めやしない。
なのにガチョウを骨ごとばりぼり、どうなってるんだよ?

若い頃はな、法律にはまっていて異様な議論をした。
女房相手にばりばりの弁論をしたもんだ。

―年を重ねて、目も衰えたはず。
なのにアイシス川のウナギを鼻のてっぺんに立たせちゃうなんて。
どういう仕組みだい?教えておくれよ。

俺は三つ質問に答えた。もうたくさんだ。
若造が、何様のつもりだ?
殺す!
叩き斬り潰してやる!
茸村
地図 胞子に支配された村。
既に人気はなく、茸に寄生された獣だけが彷徨いている。
助言 またここか…。
この先、回り道が有効だ。
近道があるぞ。
しかし、血が必要だ。
この先、隠し道があるぞ。
この先、女はいないぞ。
ここだ!
裏庭
立札 クロ ウサギ
墓標 この建築で貴方の魂が少しでも救われるのなら幸いだ。
皆が貴方を忘れたとしても、この家は忘れはしないだろう。

どうか安らかに。

公爵夫人の館

+ ...
公爵夫人の館
地図 暴食と云われる公爵夫人が住む館。
足を踏み入れた者は彼女のテーブルマナーに付き合わなければならない。
助言
(屋外)
探索が必要。
この先、鍵が複数必要だ。
立札 大気汚染防止に協力を!
↑お前の呼吸を止めろ!
怪物執事アーチボルト お帰りなさいませお嬢様。ご支度は出来ておりますよ
それでは、まず手始めに。
お勉強の時間ですよ、お嬢様。
内容は上流家庭の流儀、バイ・セクシャルの受け入れ方です
お遊びはそこまでにして下さいませ、お嬢様。
え……お嬢様ではない? いいえ、それが間違いですよ。
私から見れば男性も女性も麗しきお嬢様方です
お嬢様、休憩にしますか?
私の嗜んだヴァイオリンをどうか聴いてください
……どうやら期限のようですね。
今までお世話になりました。
本日付で私は執事から伴侶となるでしょう
私と共に愛を育み、貴方の為ならばどんな宝石も捧げましょう。
さあ、お嬢様。私の手を取りなさい。
………………
取れッ!!取れと言っているんだッッ!!!
助言(エントランス) この先、不意打ちに注意しろ。
助言(ミミック部屋) この先、擬態があるぞ。
助言(棺の部屋) この先、蜘蛛がいるぞ。
透明状態で、敵の後ろを突くことでバックスタブが発動する。
苦しい……。
公爵夫妻の絵 【SEN≦0】WHERE IS ALICE?
助言(山羊の肉部屋) 行き止まりの予感…。
助言(階段手前) 引き返せ。
助言(檻の部屋) この先、アリスはいない。
この先、アイテムが必要だ。
助言(篝火部屋) 走れ!
地下室
助言 絶景!
食道
助言 この先、落下があるぞ。
つまり、梯子が重要だ。
この先、擬態はないぞ。
胃袋
助言 腹が減った…。
この先、ケーキに気を付けろ。
この先、レバーがあるぞ。
この先、悪夢霊!
洋食器の毒殺者グレアム 俺の甘美な猛毒、お口に合うかな?
俺は世界的な毒殺者。もうすぐ、もうすぐだ。
小さな友達がこの世界を毒殺するんだ
だから……こんな所で足を止められる訳にはいかねぇんだ。
なあ、出してくれよ……。
俺をここから……出してくれよッッ!!!
腸内
助言 この先、パン屑はないぞ。
アリスが食べたい。
食殖器官
助言 哀れな奴の予感……。
この先、恐ろしい何かだ。
ショートカットだ。
亡者コック おいたわしや奥様…。
愛猫がなくなって気持ち沈んでおられる
彼女は孤独を食欲で埋めているだけなのかもしれない……。
ワタシが傍にイてやらねば……
妊婦ケーキ 呪われし兄ヘンゼル(開戦)
すぅぅぅぅ………。
なんて甘い匂いなんだッ!
僕たちは遂にお菓子の国に辿り着いたみたいだねッ!!

呪われし妹グレーテル
くすくすくす……

呪われし兄ヘンゼル
見てごらんグレーテルッ!
あそこに美味しそうなケーキがいるよ!
掻っ捌いて二人で分けて食べようねッ!

呪われし妹グレーテル
………くすくすっ
呪われし兄ヘンゼル(妊婦ケーキ撃破)
あはははッ!腹を裂いたら赤ちゃんが出てきたよッ!
このケーキ、お母さんだったんだねッ!
魔女だよ魔女ッ!

呪われし妹グレーテル
くすくす……魔女は殺さないと……

呪われし兄ヘンゼル
勿論ッ!
僕たち二人で退治するんだッ!!
ずっどすっとずっと一緒だからねッ!
呪われし妹グレーテル(死亡)
あぁッ………

呪われし兄ヘンゼル(生存時)
グレーテルッ!? そんなッ!嘘だッ!
お願いだよ、目を覚ましてッ! 僕を一人にしないで…ッ
……あぁあぁぁぁぁァァアアああぁぁッッッ!!
貴様ぁぁぁぁぁアぁッ!!よくもぉぉぉぉぉぉぉッッ!!!
呪われし兄ヘンゼル(死亡)
ぐれ……てる……ッ

呪われし妹グレーテル(生存時)
くすくす、役立たずなお兄様……
カボチャの拠点
カボチャ霊 5000ソウルでハーブ瓶ぅ作るよぉ~っ
いらんかねぇ?いらんかねぇ~?

ビリングズゲート魚市場

+ ...
ビリングズゲート魚市場
地図 噎せ返る潮風と雨が降り続ける陰鬱な港町。
腐り余る魚の海に半漁人達が我が物顔で蔓延っている。
助言
(1マップ目)
お魚地獄!
鐘の音が聞こえるか?
さみしい…。
かねて魚を恐れたまえよ。
魚万歳!
この先、魔書があるぞ。
掲示板
(1マップ目)
イワシ サヨリ
タイ スズキ
イカ カレイ
サンマ ホタテ ニシン
キス エビ タコ
マグロ イクラ アナゴ シマアジ
サカナ サカナ サカナ
サカナ
アタマ アタマ アタマ
アタマ
サカナ サカナ サカナ
サカナ
カラダ カラダ カラダ
カラダ
サカナ
サカナ
狡猾な猿
(1マップ目)
わひぃぃいいぃッ!?
オイラは殺ってねぇっ!
オイラは悪くねぇんだよぉ~~~っ!!
店主サハギン 獲れたて 新鮮 な 魚 だよ
助言
(屋内)
アリスの導きのあらんことを。
篝火!ああ、暖かい…。
狡猾な猿
(屋内)
はひぃ…はひぃ…。
オイラは柿を分けてあげたつもりだったんだ…。
そしたらよぉ、ガツンって音がしてよぉ。
あの女は股を開いてぶっ倒れやがったんだ
だからな、オイラなぁ…。
詫びの気持ちとして種を上げようと思ってよぉ~。
あの淫乱母蟹を犯したんだ……。
あぁ、お前の母ちゃんたまらなく気持ち良かったよぉ……!
助言
(2マップ目)
魚万歳!
狂霊……。
掲示板
(2マップ目)
食べよう!食べよう!みんなと一緒に魚を食べよう!

食べてみんな魚になろう!
狡猾な猿
(2マップ目)
ひぃぃぃいいぃっっ!!
悪かったっ悪かったよ~~っ!!
オイラの降参だってぇ!
な?な?
おにぎりやるからっ!ほらっ!ほらぁぁっ! それでも満足しない?
ならオイラのとっておきの自慰用肉穴を何体かやるからさ~~~~っ!
うわっ、うわぁあぁっ!!
やめてくれぇっ!ハサミがっ!
ハサミでオイラのちんちんを切らないで
猿殺しの大蟹 早く首をだせ卑しき猿、
出さなきゃ鋏でちょん切るぞ
なあ教えてくれ……。
地上にはどれだけの猿が住んでいる?
貴様らは下卑た顔で母親を犯すのか?
栗と臼と蜂と牛糞は僕を止めたが……。
皆は親を殺された恨みを知らないんだ。
猿は汚らわしい。猿は醜い。猿は狡賢い。
……よって、猿は死滅するべきだ
冷凍アパート
助言 この先、悪夢霊がいるぞ。
虚ろの兵士クリスティ 僕を馬鹿にするなよ。
僕は兵士だ。強いんだ。
それに比べてお前は同情を覚えるぐらいか弱い…。
口先だけの癖にエラ呼吸で物を言うな
みんな僕を馬鹿にしやがる…。
外に出ればみんな僕を卑下しているんだ……。
やめろやめろやめろヤメロヤメろそんな目で見るな……
僕は ふっふ、ふっふっ。ふ、ふぐ。不能、陰毛。売春婦どもが。
しやがる! 僕を見るな、堕胎手術するから。
エヴァンス君 、家賃家賃家賃家賃。
ねぇ、セックスしようよ
ビリングズゲート船着場
助言 強敵の予感…。
俺は勝利した!アリスはどこだ!
おつかれさん。
掲示板 彼らは指ぬきと注意で探した。
彼らはフォークと希望で追い立てた。
彼らは鉄道株で命を脅した
彼らは笑顔と石けんで魅惑した。
ベルマン おお友人よ(ローマ人と同胞)、どうか聞いてほしい!
(彼らはみな引用が大好きだった)
我々は何ヶ月も、何週間も航海を続けた。
(一ヶ月を四週間として考えたならね)
しかしまだ見つからない(船長が言ってた通りだね)
メルカトル図法の地図に載っている赤道や回帰線、地帯や子午線、
そんなものが我々に何の役に立つ?
(そんなものはただの伝統的な印にすぎない)
ここへ来たれ、そして開け。わが乗組員たちよ。今一度言っておこう。
我々はスナーク狩りへ向かう!
これは二度目だが、必ず成功させると証明させるっ!
(そして戦いのための準備だっっ!)
呼鐘のベルマン 海の王者シンドバッド(開戦)
ここはどこだ……?何と陰鬱で潮臭い街なのだ。
この邪悪な船は何だ? 私の航海を邪魔するというのか!
私は七つの海の王者、シンドバッド!
我が玉座は海上だ。
さあ我が船よ!錨を上げよ!面舵を取れ!追い風に乗れ!
邪魔する者は吹き飛ばすッ!
呼鐘のベルマン(HP半減)
やめろ、私の船体を傷付けるなっ!
これ以上邪魔するのならばスナークの餌にするぞ!
(スナークとはブージャムのこと)
スナークの餌にするぞ!(大事な事なので二度言ったよ)
スナークの餌にするぞ!
(三度目だ!これで証明される。三度目の正直という奴だっ!)

王者シンドバッド
ふははははははッ! 沈め沈め沈めぇっ!
私以外の船など、海のモズク…違う!
海の藻屑になれば良いッ!
海の王者シンドバッド(ベルマンが砲撃の溜めを開始)
私に砲撃戦を挑むつもりか?
無力と無知を兼ね備えたおお愚か者めッ!
思い知るがいいッ!
海の王者シンドバッド(死亡)
ぐあッ…。
死ぬ……死ぬのか、私は……?
嫌だ…私の冒険がここで終わるのは嫌だッ!
嫌だぁぁぁぁ………
海の王者シンドバッド
(大砲)
バかげた重さにバカげた威力……漢のロマンだ
倉庫
助言 殺せ。
靴磨きブーツ わ! あ、ああ……。
脅かさないでくれ、ベルマンかと思ったじゃないか
靴を磨いて欲しいのか?
悪いけど……君の靴は腐ってるみたいだからもう手遅れだよ
バリスター、バンカー、ビーバー、ブッチャー、
ブローカー、ベイカー、
ボンネット・メーカー、ビリヤード・マーカー、
そして、ベルマン
スナーク狩りの団は勇敢で、そして同時に無知だった
恐ろしいブージャムに襲われて狩りは大失敗。
俺はただひたすら逃げ延びて、靴皮を食べて生き残った
なのにベルマン船長ときたら意地が悪く、
亡者になってもスナーク狩りを続けようとしている。
俺はそいつは馬鹿げてるって嘲笑ってやるのさ
希望、配慮、いずれも消え失せた。
三足のブーツを重ねて履く奴は死んで当然なんだよ
☞何か買わせてくれ
ブローカーの置き土産だ。欲しいかい?
靴磨きブーツ
(船員服所持)
嗚呼…この船員服、懐かしき香りだ…。
あんた、エレバスを見つけてくれたのか…?
船員達を残して先に逝ってしまった事…。
俺はずっと…後悔していたんだ……。
嗚呼、なのに俺は…弔いもせずに、こんな…。
訳のわからない夢に囚われて……
う、う、うう、う……っ
あんまりじゃないか……。
彼等は、何の為に遠征に向かったんだ……。
こんな馬鹿げた役はもう沢山だというのに………
ブージャム ああ、やはりお前は……そうか。
ぶはははは……まだ生きていたのか?
過剰な好奇心は身を滅ぼす。
お前ならいい加減理解していると思ったが…

燻りの森

+ ...
昇降機
立札 【SEN≧1】ステキな建築に皆は感謝する!
【SEN≦0】(主人公)にはアリスしかいない。
燻りの森
地図 永遠し夕火の刻が続く森。
灼溶に業荒れる其処は邪竜ジャバウォックの古郷であった。
助言
(1マップ目)
ここじゃない!
私の国では絵本がいっぱいよ。
助言
(2マップ目)
暗黒物質!
左。
この先、狂霊に気を付けろ…。
太陽万歳!
かちかち山の狸 かち、かち、かち、かち。
灼熱地獄の夢を見たか?
この世は炎によって始まり、炎によって終わる
ぼうぼう鳥の啼き声を聞いてる内にお前達は灰燼となっている。
この劫火は……決して消えないのさッ!
ハッハッハッ!ハッハッハッ!
助言
(熔鉄ビースト方面)
隠し道。
この先、燃焼に気を付けろ。
この先、武器があるぞ。
つまり、やっちまえ!
助言(4マップ目) アリスはいずこか?

屠殺場

+ ...
屠殺場
地図 増加する住民を屠殺処分する工場。
安楽にはほど遠く、激痛と苦痛の果てに血の涙に濡れる。
助言
(1マップ目)
【SEN≦0】
笑っている貴方が好き。
怒っている貴方が好き。
泣いている貴方が好き。
死んでいる貴方が好き。
絶望は臆病者に勇気を与える。
【子供の死体を探った】
死体漁りとは、感心しないな……。
おぞましい
ヒンドリー
おぞましいヒンドリー
そうさね。みんな子供が大好きなんだ

おぞましいブレイディ
だからこそ、僕等の手が必要になる時が来る

おぞましいヒンドリー
愚かな育て方をされた子を矯正する為にね
おぞましいヒンドリー
釈放しなさいよぉ……。
あたしは既に更生してるんだ。
社会に仇す存在じゃあないんだよぉ……
生涯豚箱に閉じ込めるなんてッッ!!!
あたしの人権はどうなってんのよぉおぉおおほほほほぉほぉ!!!
おぞましいブレイディ
うわぁ、うわぁぁあぁあッ…!
なんっなんだお前ぇぇえ、僕を釈放するのかっ!?
そうだろ?そうなんだろっ!?
いっ……嫌だっ!!
僕は絶対に外に出ないぞっ!!
頼むっ……!死なせてくれよっ!!
早ぐ死にゃぜでぇぇぇえぇぇぇぇえぇぇええぇぇっ!!!
助言
(篝火フロア)
万能鍵はどこだ。
やった!やった!篝火だ!
隠し部屋……?
この先、ボスが待っているぞ。
助言(隠し部屋) 心が折れそうだ……。
逃亡騎士ジム 僕を探さないで
今も僕は追われているんだ。
国、警官、25人の子供たち……いや、世界中から僕は追われている!
やめてくれ!
一体何十年何百年、群集の中に隠れて逃げ続ければいいんだ!?
もう僕を探さないでくれよぉぉッ!!
助言
(螺旋通路)
帰りたい……。
この先、悪夢霊に注意しろ。
酸術師ヘイグ グェヘヘヘ~っ!!
お前らを幸せにしてやるものか~っ!!
グぇへっ!ぐェへへへへっ!!
お前も硫酸風呂に入ってみるか~~~っ??
助言(直線通路) 悪夢霊!
死体盗みヘア 死体盗みヘア
楽して金儲けできる方法はねぇか…。
墓から屍体を盗み出して売るしかねぇ…
死んでいる肉体に人権なんてありゃしねぇ。
魂がお空に飛んじまってるんだ。地中で寂しく埋まっているより、
誰かの役に立てる方が本望ってもんだ。
お前もそう思うだろ、相棒?

死体運びバーク
間違いない。
死体が盗めないなら、造りだせばいい。
俺たち二人なら完璧な商売になる。
ちぃ……。
なんてイキの良い死体だ。
この…大人しくしやがれッてんだ!
はぁ…はぁ…。
分かった、分かったよ。金だろ?いくら欲しい?
それとも女か?俺の愛人のヘレンをやるよ。
顔も締まりも悪い女だが、尽くしてくれるぜ?へへ……
☞金をよこせ
馬鹿が!貧乏人には1ポンドもやるかよ!
☞女をよこせ
騙されたな!そんな女はもういねェんだよっ!
☞無視する
くそッ…!お利口さんのつもりか!?
阿呆な医師と同じで騙されてればいいものを!
なら死んじまえっ!
助言(ボスフロア) 惨すぎる…。
獣被りブッチャー 冬でも夏でも、ぼくたちの愛は途絶えなかった。
いつも二人が一人のバロロームだったんだよ
ええ。
七十年かけて勉強するよりもっと、大切な感情を教わったわ
今でも覚えているだろう? あのジャブジャブの歌を。
ベルマンなら三度暗唱している、忘れる訳がない
そうね、肉屋さん。
2たす1は………………えーーーーーーーと

違う、違うんだよ。
ビーバーは悩まない。ビーバーはそんな事を言わない。
ああ、また……やり直しだ
君は誰かな。ああ、アレかな。
どうせスナーク狩りの招集に来たんだろ?
残念だがお断りだね。
ぼくはスナークなんかよりビーバーしか頭にないんだ
厚かましい奴の皮を剥がなくちゃ……。
潮と雪が毎年、わたしたちを引き裂こうとするの。
声が聞こえなくなる前にどうか暖めさせて
歓楽的にも、相対的にも、信愛的にも、スナーク的にも、
ぼくとビーバーの間には誰にも邪魔できない
虐殺の犬
(暴力的な悪声!)

魅了する猫
(魅力的な猫撫で声。)

気高き鶏
(朝焼けの鳴き声っ)

沈黙のロバ
(引退も間近な塩辛声…)
獣被りブッチャー(HP半減)
ああ、ビーバー。
かわいいかわいいビーバー。
今夜もぼくの注水ホースで君の穴を可愛がってあげるね
おねがいブッチャー。
ぼくの……わたしのいやらしい穴を引っ掻き棒で犯して!
うひッ……うひひひッ……。
はぁい、君がお望みならわたしはぼくが死が二人を別つまで
愛し合おうましょ~~~ッッ!!

ブレーメンの音楽隊
(ざわざわ……)
ブレーメンの音楽隊(死亡)
(ごせいちょう、ありがとうございました。)

嘆きの浜辺

+ ...
嘆きの浜辺
地図 どこか悲壮な雰囲気を持つ静かな浜辺。
ひとときの波のせせらぎが今までの悪夢を忘れさせてくれるだろう。
助言(1マップ目) この先、隠された道があるぞ。
浜辺に砂が多すぎる!
ぬくもり…。
カキの匂いがする…。
この先、まずい場所があるぞ。
アリスの記憶 彼なら彼女を見つけるだろう。
その為に真実の愛をここまで育てたのだから。
人の感情は難しい、介入なしでは思い通りに事を運べない。

あれから何年経っただろうか。
結婚もせずにただ独り。
薄暗い屋根裏部屋で執筆と写真を続け、数学を研究している。
毎晩想い起こされるのは眩しきあの少女の笑顔。
僕も年老いた。
どうか死ぬ前にもう一度アリスと会いたい。
朗報は願って間もなくやって来た。
僕の元に届いた一通の手紙。
クリスマスパーティへの招待。
差出人はあのアリス・リデルだ。
僕は歓喜に震えた。
あれから何年経った?
アリスはどうしているだろうか。
また写真を撮らせてくれるだろうか。
当日、あの日別れた時と同じ格好で僕は会場へと赴いた。
紳士淑女の蟠りを抜け、アリスを捜す。
しかし少女の姿はどこにも………。

「キャロル先生?」

僕の名前を呼ぶ、しわがれた老婆の声。
僕はついに振り向いてしまった。
血管の浮き上がった色の悪い肌。
骨の皮ばかりの腕。
――ああ、そうか。
僕は愚かだ。心の奥底で分かっていた事じゃないか。

少女は、いつまでも少女ではいられないのだ。

思わず僕は会場を飛び出した。
降り頻る雨音が僕を嗤う。
彼女は結婚し、豊かな人生を送っていた。
僕の理想は悲鳴を上げて砕け消え、心は―――何も残っていなかった。
ずぶ濡れの姿で帰路を終えた僕を出迎えてくれたのは
山積みになった写真と一冊の童話、
そこにいるアリスは今も少女のままの姿で僕に物語をせがんでくる。
時は残酷だ。
あの頃に戻りたい。
神様がいるのならどうか僕の願いを聞き届けてくれ――

「きひひひっ!君も良い素材になりそうっ!使わせてもらうねっ」

耳鳴りのする甲高い嫌な声が頭を貫いた。
食人族ソニー・ビーン あっ                ごは ん
                      いた

                                                                    やめ


                                               うま
郵便受け ウミちゃんへ!
近いうちに遊びに行くよ!

-グリフィより
ウミガメレストラン
貼紙 北極探索は失敗した。
ブーツを食べて生き残った男に希望など無い。
エレバスよ。
今だ深海で泣いているのか?
屍食鬼の巣
助言 我々は夢と同じ物で作られており、
我々の儚い命は眠りと共に終わる。
オイスターの腐死海
地図 巨大な軟体生物が遊泳する惨憺たる海底。
好奇心は身を滅ぼす、あのカキ達のように。
助言(1マップ目) うねうね……?
雷が有効だ。
可哀想……。
年寄りカキ オーイオイオイオイ……
子供たちはセイウチと大工に喰われてしもうた…。
ああ、恐ろしや…。
何も出来なかった婆やを許しておくれ……
オーイオイオイオイ……
助言(2マップ目) 触手。だが、女はいない。
助言(3マップ目) この先、イカに注意しろ。
お宝万歳!
この先、魔書があるぞ。
つまり、上だ。
宝箱!
つまり、遠回りが必要だ。
この先、悪夢霊あり。
この先、篝火は無いぞ。
つまり…引き返せ!
念願の武器よ!
ああ、カキよ!
助言(暗黒物質) 暗黒物質。
つまり、殺せ。
キャプテン・キッド 人間だと……?
いいや、人間は海の中で呼吸をしない。
貴様も人の形をした化物なんだろう?
貴様のエラを剣で切り刻み、腹ん中を鉛玉で埋めてやる
野郎ども。
いつまで沈んでやがるッ!
仕事の時間だぞッ!
やめろ…っ!何処へ行くッ!?
俺を置いて逃げるんじゃないッ!!
……畜生ッ!どいつもこいつも……俺を裏切りやがった…!!
……ああ、そうだ……。
ようやく眼が覚めてきた。
疫病神の俺に帰る陸など有りはしないんだ。
貴様……俺と共に深海のかなたに沈んでもらおうか
助言(ニンゲン) この先、ボスはいないぞ。
海底神殿
助言 この先、敵がいるぞ。
セイウチの棲家
助言 この先、間抜けがいるぞ。

キャロル川

+ ...
キャロル川
地図 工場廃液で濁り切った川。
黄金の午後はもう訪れない。
助言 アリスの予感……。
アリスはどこだ?
アリスとは誰だ?
好きなだけお獲りください。
うしろに、悪夢霊がいるぞ。
この先、狂霊がいるぞ。
呑み込んで…。
釣り人 【濁った魚≦98】やあ、釣れているかい?
僕は釣り人
上流から下流へ流れ出すのは多種多様な魚達のパレードだ。
だが観客に向ける眼はどれも虚無に満ちている
魚達は僕らを憎んでいるだろうか?
けど、そんなものはどうだっていい。
この魚達が消える事は永遠に来ないのだから
波打つドラムロール。灰のカーテン。
そして再びパレードだ。
アリスを釣り出す事ができれば終わりは来るのに――
【濁った魚=99】そんなに大量の魚を
君はどうやって懐にしまい込めるんだ?
罪作りな
ウェインライト
来たか野良犬どもめ。私を誰だと思っている?
大きな工場になる筈だった…。
あらゆる物を捨てて、ここまで登り詰めて来たのだ
たった一人、女を殺害しただけで私はこの世から消え去るのか?
理不尽だ……なんと理不尽だぁぁっぁあぁぁあっっ
欲張りな犬 (あいつの腕の方が、大きそうだ)
(そうだ、あいつをころして、あの腕を取ってやろう)
(あと少し、舌が長かったら)(身体が足りない)
(もう一本、腕が欲しい)(脚を早くしたい)
(お金が欲しい。お肉が欲しい。雌が欲しい)
(全部、あいつから奪えば、解決じゃないか!)
(そうだ!そうだ!そうだ!)
アリスの記憶 それは黄金の昼下がり
気ままにただようぼくら
オールは二本ともあぶなげに 小さな腕で漕がれ
小さな手がぼくらのただよいを導こうと
かっこうだけ申し訳につけて
ああ残酷な三人!
こんな時間に こんな夢見る天気のもとで
どんな小さな羽さえもそよがぬ 弱い息のお話をせがむとは!
でもこの哀れな声一つ 三つあわせた舌に逆らえましょうか?
居丈だかなプリマがまずは唱える その宣告は「おはじめなさい」
すこし優しげに二番手の希望 「でたらめをいれること」
そして三番手が語りをさえぎること 一分に一度以上ではないにせよ
すぐに、とつぜんの沈黙が勝り 想像で彼女らが追いかける
夢の子が奔放で新しい謎の地を 動き回るのを追って
鳥や獣と親しく語る――そしてそれを半ば真に受け
そしてやがて、お話が渇えると想像の井戸も枯れ
そして疲れた語り手が肩の荷をおろそうとすれば
「つづきはこんど――」「いまがこんどよ!」
と声たちがうれしそうにさけぶ。
かくして不思議の国のお話がそだち ゆっくり、そして一つ一つ
その風変わりなできごとがうちだされ――
そして今やお話は終わり そしてみんなでおうちへと向かう
楽しい船乗りたちが夕日の下で

アリスよ。幼稚な御伽話をとって
やさしい手でもって少女時代の
夢のつどう地に横たえておくれ
記憶のなぞめいた輪の中
彼方の地でつみ取られた
巡礼たちのしおれた花輪のように
助言
(川辺の土手方面)
もう沢山だ……。
この先、雷が有効だ。
己惚れるビースト 贄喰らいパトラッシュ(開戦)
ぐるるるぅ………。
ネロォ……ドコ……?
贄喰らいパトラッシュ(己惚れるビーストHP半減)
ぐろろぉ……ネロ……好キ……好キ……。
食べタイ……食べタイ………
コイツ…要ラナイ……。
ネロヲ出セ……。
食ベル…食ベル…食ベル………
贄喰らいパトラッシュ(死亡)
ぐるぉォ……。
寒イ………眠イ……ッ
助言
(昇降機方面)
隠し道の予感…。
ここだ!
古き羊の店
マネキン
【SEN≦0】
白が   邪魔をする。
貴方だけを待ち望む。
                                    想い通りにいかないの。
どうして?
上辺だけの愛に惑わされないで。

真実の愛だけを     信じて。
貴方のアリスを忘れないで。
私の頭が星の塊でぐちゃぐちゃにされる。
ずっと、ずっと、ずっと、私は夢の中。
古き羊 よりどりみどり。
どれになさいますか。
さあ、どれをお買い求めになりますか?
☞アリスを訪ねる
アリスかい?
最近は滅法だけど、よく来店していたよ
確かに、あの子は外見より大人しい子に見えたね。
なにぶん、ボートを漕ぐのが下手でさ。
フェザー!と言っても、すぐにカニをつかんじまうんだ
それでも、よっぽど恋する乙女の顔をしていたね。
恋愛文学を読み漁っては妄想恋慕を垂れ流し……。
その中でも――
キャロルとアリスの逃愛避行はめっちゃええ……
めっちゃええわっ!めぇえーちゃええー!
めぇえーええー!めえええーっ!
☞殺害する
め"っ
リデルのおにんぎょう。
………所々ツギハギだ。
川辺の土手
アリス 押さないで、順番だよ。
私たち家族、みんなみんな。
貴方に愛されるの。
血文字
【SEN≦0】
豬ョ豌励@縺ェ縺?〒
(浮気しないで)

名無しの森

+ ...
名無しの森
地図 どこまでも鬱蒼と茂る不気味な森。
この森は迷い込んだ者の名前を餌とし、喰らうという。
助言(1マップ目) この先、強敵ばかりだ……。
鹿【SEN≧71】 ねえ君、  に遊びに行くのかい?
だったらこの    を抜ければ    があるんだ
があれば乗れるみたいだけど、ぼくは持っていないんだ
鹿【31≦SEN≦70】 庇護されるべき      よ。
                  に  を委ね給え……
人面樹 僕の母さんは世界中にいます。
全てのラブストーリーがハッピーエンドで終わる筈がない。
それはおとぎ話の世界だけ。
大きなカブ うんとこしょ、どっこいしょ。
それでも  は抜けません
うんとこしょ、どっこいしょ。
まだまだ  は抜けません
うんとこしょ、どっこいしょ、うんとこしょ、どっこいしょ。
そうしてようやく――――――  は抜けません
助言(飛竜の墓場) 宿敵よ、ここにいたのか…。
ハノーヴァー廃駅
地図 森奥の小さな廃駅。忘れ去られた蒸気機関車が佇んでいる。
周りには何故か木乃伊や肉塊が散乱している。
助言 俺はアリスだ!
俺もアリスだ!
いい奴。
黒の車掌ハイン ヒヒヒッ…列車に乗りたきゃ切符を見せなぁ…。
なぁ……持ってんだろ?
☞切符を見せる
切符を拝見っ!
黒の車掌ハイン
(切符所持)
よーし、いいぞぉ。
さあ、乗りな。まもなく出発するぜっ!
車掌を待たせるんじゃねぇぞ。
車掌の時間は一刻千金っ!
黒の車掌ハイン
(切符非所持)
あれ……切符持ってねーじゃんっ!
お前の土地には切符売り場が無かったのか?
それじゃあ列車には乗れねぇなぁ……ヒヒヒッ
ああ、だが…。
切符を趣味で集めているおばさんなら知っている。
確か……公爵夫人っていったかな?
もしかしたら分けて貰えるかもなぁ……?ヒヒヒッ
黒の車掌ハイン
(殺害する)
ヒヒヒッ……。
馬鹿めが、このハイン様を殺そうなど
ずいぶんと夢見心地だなぁ?
只の車掌じゃねぇって事さっ!
ヒヒヒヒッ……!
この手応え……どこか感じた事があるぞ……っ
お、お前は………
ぐがぁーーーーーーっ!!
思い出せねぇッ!お前は何者だっ!?
このハイン様のユートピアに這入って来るんじゃねぇッ!
このッ…このハイン様がッ……!!
こんな、乗客ごときにぃぃぃッッッ!!
黒の車掌ハイン
(黒のソウルが欲しい)
ヒヒヒッ…俺の趣味がどうして分かったんだ?
…まあいい、取引を始めようか
ヒヒヒッ……良心的な値段だろう?
黒の車掌ハイン
(乗車済)
ああ、良い……。
俺ぁ、ずっと車掌になりたかったんだ……。
もうこのままでいい……
夜鬼の崖
助言 隠されたアイテム。

クイーン・ランド

+ ...
クイーン・ランド
地図 赤の偶像が支配する大人の遊園地。
食事や見世物を楽しみ、花火と逢引の花が咲く。
助言(1マップ目)
【SEN≦0】
狂暴の赤と共謀の白。
二つに侵食された黒。
助言(2マップ目) 連打が有効だ。
よく見ろ。写真があるぞ。
高すぎる…。
この先、隠された扉があるぞ。
その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない。
【Gエンドを見た】何かいる。
隠れピエロ おや。
よく見つけられたね
売ってあげよう。君だけに。
世界で一番美しいお姫様も妬やむ特別な手鏡さ
案内板 ←          ↑クイーン・キャッスル    →
ミステリーメイズ                 映画館ラヴクラフト
パンチ&ジュディ                 ジョーク・マン
夢ピエロ ようこそ夢と希望のクイーン・ランドへっ!
見世物や豊かな森の花壇・小径の散策をお楽しみっ!
女王の女王による女王の為のクイーン・ランド!
来場客は死んでも彼女の虜になるはず、
いいやならなきゃ狂っている!
どんなアトラクションよりも、
赤の女王様が一番のメインイベントだよ。
歌と踊りが僕達を一瞬で釘付けにしてしまうんだ!
写真機 古ぼけた写真機が置いてある。
☞写真を撮る
少女はどんな顔をしていただろうか?
ピエロ やあ!
こっちにおいで!
おいでよおいで!逃げちゃだめだよ!
君に見せたいモノがあるんだ!
おいでおいで!
ジョーク・マン 「さあ、どうぞ貴婦人」
紳士は貴婦人に向かって跪き、手を差し伸べた。
「まあ、ありがとう」
貴婦人は靴を手に乗せた。
「先生、この街で行くとまずい場所はどこですか?」
「簡単ですよ。レストランです」
入院中の患者が自分の心臓を心配していた。
医者がやさしく、
「心配いりませんよ。生きている限り心臓はもちますから」
「執刀医って、手術をする時になんでマスクをするんだい」
「患者に顔を憶えられないようにする為さ」
「毒キノコを食べている人を見つけたら、君達はどうするかな?」
「はい、他のものをたべるように説得します」
「おーい、ちょっと。スープにネズミが入ってるんだが」
「でも死んでますでしょ?」
「おーい、ウェイターさん。スープにハエが入っとるじゃないかぁ」
「少々お待ちください、今、クモを入れますから」
「すみません、ボーイさん。スープにハエが入っているのですが」
「別々にした方がよろしゅうごさいましたか?」
「ねェ。私と結婚してくださらない?」
「いいのかい、僕なんかと。僕はハンサムじゃないぜ」
「そんなこと構わないわ。
    だって貴方は一日中、外で働いているんでしょ?」
ある時、神がゴムを発明した。
しかし、それだけでは、たいした金儲けにはならなかった。
ある日、神が女を発明するまでは。
「君の奥さんは、なかなか喜ばないらしいじゃないか?」
「そうかい?家内を喜ばそうとしたことなんか一度もないから……」
家族の元に強盗が押し入った。
「さあ金を出せ。出さねえと命はいただくぜ」
主人は悠然たる態度で
「女房をもってってくれ、あれが俺の命だ」
ある淑女、窓辺で本を読んでいる紳士に近づいて言った。
「私、あなた様のご本になりたいですわ」
彼女は彼に惚れていたのだ。
「そうなっていただきたいですな」
と、彼は答えた。
「なれるとしたらどんなご本に?」
「そう、暦がいいですね、毎年新しいのと取り代えられますから」
二人の狩人が森を歩いていたところ、一人が倒れた。
彼は息をしている様子もなく、目は虚ろになっている。
連れの男はすぐさま近くの教会に駆け込み、聖職者に尋ねた。
「友達が死んだ、どうしたらいい?」と息を切らしながら神父に言った。
神父は「落ち着いてください。大丈夫です。
まず、彼が死んでいるのは間違いがないか確かめましょう」と言った。
すると男は持っていた斧を連れの首目掛けて振り下ろした。
そして男は言った。
「オーケー。で、次はどうすればいい?」
夢魔 遊園地なのに、此処にはぜーんぜん客がいないのね。
他の事よりもみんな赤の女王様とやらに夢中みたい
アタシも一目、見てみようかしら……。
ああ、でも……きっと戻ってこれなくなりそう……。
……けど少しだけ……少し見るくらいなら……
☞殺害する
アァーーーーッ!
映画館ラヴクラフト ――――――準備中 ダヨ
クイーン・キャッスル
助言
(エントランス)
プリケット万歳!
この先、中があるぞ。
この先、悪夢が待っているんだ…。
夢ピエロ もうすぐ赤の女王様の舞台が見られるよ!
多くのファンが集っている。君もここから真っ直ぐ走って急ぐんだ!
赤の女王様の歌はどうだった?
虜になったのならもう帰らなくていいんだよっ!
この国は元々白の女王の領地で、広大な大海原が広がっていたんだ。
けれどあまりにも退屈だったから
赤の女王様が領民を追い出して、
海を埋め立てて、素晴らしき遊園地を創り上げたんだ!
助言(貴婦人の廊下) アリスがいない。
皇帝夫妻 奴隷后タビカット
我が子を奪わんとする無礼な家畜め

奴隷帝シビメット
疑心と欺瞞に身を滅ぼせ
あしながおじさん(開戦)
はァぃ 調子ぃ良 ?
あしながおじさん(敵HP半減)
ど して僕があしながおじさんだッて気づかなんだぃ?
あしながおじさん(死亡)
行ッてぁ…
ぬいぐるみ捨て場
助言 この先、強敵がいるぞ。
クマのプーさん ハロー。クリストファー・ロビン。
僕ノ事、覚エテイル?
僕達ガトテモ小サカッタ頃。
君ガ毎日ノ様ニ虐メテタ、ヌイグルミダヨ。
思イ 出シタ?
ピグレット ハ 溺レタ。
イーヨー ハ 尻尾ガ無クナッタ。
ラビット ハ 耳ガ聞コエナクナッタ。
ティガー ハ 片脚ガ千切レタ
君ハ 楽シソウニ笑ッテイタネ。
デモ子供ノシタ事ダカラ、僕達ハ今マデ許シテアゲタンダ
大人ニ成ッタネ、クリストファー・ロビン。
サア…責任ヲ学ンダ君ニ 払ッテ貰オウカ。
僕達ノ 恨ミヲ
サーカス小屋
アリスの記憶 いまさら愛を想うの? ずっと忘れていたくせに。
君が初めて恋をした人は言葉が届かずとも
明けても暮れても想っていたんだ。
それなのに君は別の人を抱いて、偽りの愛を囁いている。
似たような瞳で、寂しさと虚しさを紛らわしているんだ。

煌めく夜空。嗤う星々。身分違いの恋。
夢を見ることを忘れた少女は大人となり、
身分の高い男性と結婚する事になる。
過去の思い出を捨て去るかのように
少女への想いを綴った手紙や贈り物は全て炎の中へ燻られていった。
そして時は流れる。
―我ながらありふれた人生だった。
窓辺に佇み、物思いに耽りて夜空を覗く老婆。
それを心配そうに見つめる息子。

「母さん、天体観測はほどほどにしときなよ。
    夜風は身体に悪いのだから。
    さあ紅茶を淹れておいたから飲みなさい」

「ええ、ありがとう。
    でも今は独りにして欲しいの。
    今夜はとても綺麗な星空だから」

星に魅入られたハーグリーヴス。
身侭な神が這い寄って来る。
世界は流転し、
終わった筈の夢物語が再び始まろうとしていた。
赤い部屋
助言 近道!
ミステリーメイズ
受付ゴースト やあやあ!
ようこそ、ミステリーメイズへ!
ここでは怖~いコトが起きるかもしれないよっ!
心的外傷にならないよう、気を付けて~!

船の墓場

+ ...
昇降機
助言 力が足りなければ引き返せ。
癪に障る!
この先、絶望が待っているんだ…。
船の墓場
地図 沈没船たちが眠る墓場。
船達を憐れむかのように、巨影が陽を遮るだろう。
助言
(1マップ目)
この先、ダッシュが有効だ。
だから、走りたまえよ。
でかすぎる……。
無駄……。
だから、方法を考えろ。
ああ、助けてくれ…よ…。
この先、強敵注意。
アリスに帰りたい……。
恐ろしい敵……つまり、やめておけ!。
やった!やった!
油断禁物。
助言
(2マップ目)
おさかな万歳!
ショートカット万歳!
客船アトランティカ
助言 この先、迂回しろ。
【SEN≦0】きっと、憶えているだろう。
エレバス号
助言(1マップ目) 腹が減った…。
本棚 ―漂流生活 xxx日目。

甲板の上で苔生したパンに齧り付く。
除氷作業はいまだ難航するばかりだ。
船長の病の回復も見込めず、
ベッドの上で「スナーク」「ブージャム」という単語を
ひたすらうわ言のように呟いている。
隊員達の士気はますます下がる一方だ。
船から出ていく者、病に倒れる者、凍え死ぬ者。
顔の知った隊員達はもうほとんどいなくなった。
食料は山ほどあるが、どれも食べられる代物じゃない。
生きる為に死んだ仲間の肉を食べる者まで現れた。
ウミガメのスープと偽り、私にも差し出されたが…遠慮した。
私はとっくに生を諦めている。
老いぼれが生きていてもしょうがない。
「あんたの死体と本国のレストランの料理、どちらが不味いかな」
若い船員が乾いた笑いを零す。

彼の冗談に私も笑おうとしたが、唇が凍り、動きそうになかった。
助言(3マップ目) この先、巡回に注意しろ。
助言(4マップ目) 下より出口。
深海
地図 不気味な魚類たちが棲む深い海の底。
上に希望は存在しない。あるとすれば、下だ。
助言
(1マップ目)
きっと、帰りたいだろう。
ここだ。
黒髭エドワード 金が無いなら、血で払ってもらおうか
野郎共、主砲準備ッ!
大砲に弾を込めて、撃ちまくれッ!!
俺は再び…陽の光を浴び、時代を掴んでやる。
宵闇の海に広がる炎、火薬の匂いが…俺の帰還を示す
助言
(2マップ目)
この先、即死に注意しろ。
つまり、クソ!
この先、回避が有効だ。
ああ、絶望よ…。
この先、覚悟が必要だ。
深海の騎士 傀儡子ピノッキオ
ほっほっほ……。
なんとまあ荒唐無稽で下品な舞台に立っているのですね。
貴方が哀れで仕方がないですよ
よろしいでしょう。
脇役に成り下がっていても、
主役に華を添えてあげますよ

人形
ピノッキオッ!バラバラニ裂イチマオウゼッ!
久々ノ解体ダ!!

傀儡子ピノッキオ
ええ、勿論。
しかし……呼び出した彼に手を出してはいけませんよ。
観客が怒ってしまいますから
傀儡子ピノッキオ
ク、ハッ……。
糸が……切れて……ッ

人形
ピノッキオオオオッ

惨惨たる旅宿

+ ...
惨惨たる旅宿
助言 死ぬ以外、幸せになる術はない。
傀儡子
ピノッキオ
我々の寿命は儚く、脆い。
我々は所詮、消耗品に過ぎない
一人産まれては消え、また一人産まれては消えていく
全ては身侭な快楽の為に……
魔女ドロシー 俺は… あと何回
愛弟子に裏切られれば いいんだ ?

心がおれそうだ 涙がとまらない よ
☞師匠を愛していた
う  ん……
わたしも 愛してたよ 他の誰よりも 
☞裏切ってなどいない
そうだな。
おまえはよくできた弟子だから
流れる涙も血液も
ぜんぶ きのせいだよな………
マッチ売りの
エルマ
寒い……ね、ねえ…寒いの……。
エルマ……凍えそうだよ……。
(主人公)にぎゅって、してほしいよ………
☞お前は悪い子だ
どうして、そんな冷たいこと、言うの………?
エルマ……わるくない、もん……
☞死こそが救済なんだ
寒い……寒ぃ……寒いぅ……。
おとぉさん……おかぁさん……っ
富鳥グース 子供を産むのが……あたしの夢だったんですよ。
それなのに……あっさりと裏切ってくれましたね
☞お前が勝手に信じたんだ
そうですね……。
お前なんか、信じなきゃよかった………
☞赦してくれ
殺してほしいなんて、願うわけないじゃないですか…。
感謝するわけないじゃないですか……。
貴方を赦したって、あたしはもう………
聖騎士ジャンヌ 使命があった。

そうだと言ってください……
聖女カタリナ これは罰……。
神に背いた私の……いいえ、私達の罰……
魂の貴婦人
エリザベート
どこへ行くのですか?
わたくしを愛しては くれないのですか?
☞愛する資格がない
貴方は 誰とでも愛せるのでは?
☞他に愛すべき人がいる
だから 殺したのですね
独白 彼女達を殺した憶えは無い。

間違っている。
記憶がすり替えられている。
だが、確かに記憶に染みついていた。
美しく火照った女体の肌に散らばる血潮。
甲高い悲鳴の残響。
ある彼女は撲殺し、
ある彼女は刺殺し、
ある彼女は犯した後に殺害した。
神すら下卑た笑みを浮かべるほど残酷な方法で。
人魚姫 お姉ちゃんを忘れないでね……♡
独白 詰め込まれた黒い魂たちが囁く。
「悪いのはお前」だと。
違う………やったのは私達だ。
この手と魂を黒く穢したのは、私達の総意であり真意だ。
しかし、彼らは聞く耳を持たない。
呵責と罪悪によって彼らは狂ってしまっている。
創作者たちはもう物語を創れない。
あらゆる感情が波の様に混ざっては消え、
混ざっては消え、
混ざっては消え、…………爆発していく。
黒い魂たち 私がやったお前も私、悪いのはそこの彼と私
僕も貴方も私も殺した私お前が貴様が私悪い僕そこの私達
彼彼女私お前が私と私貴方も僕全部彼も私も貴方貴方お前と僕と彼ら君がや
彼ら僕僕あいつの彼悪いのは誰かお前彼ら二人の私
私殺したは愛した貴女彼女と私は彼らの愛し愛し殺された彼等
彼も彼女も死んだ私かれら貴方は僕お前が彼女も彼女も殺した僕も彼女が好き
愛と性欲僕は少女この僕
君も僕は悪い彼女も君貴方も悪い彼と私も私貴方が悪い私も貴方
愛した私殺した私 犯す
彼女は僕とこの俺彼女も私は君も愛し殺貴方も彼も彼彼君も殺害私は
愛した愛し愛し私は愛した
彼女もそこのカノジョも貴女も或いは彼も君と彼殺し殺した僕も貴方を愛し
彼等も愛し貴女も愛した私が君と殺し悪いのははそいつ僕違う私お前そこの彼
殺せ愛僕許さないお前が彼女を
彼も君も彼女もお前が君君悪い悪いは貴様が俺お前が私も殺せ彼私貴方僕君私
                  彼女はそこにいる私の脳幹をつついている彼を愛した。
刺して殺した私    お前が悪い彼らは愛する彼女も私も彼女を殺殺
彼女を殺君が彼女私そして彼等私達も君悪い彼も私彼ら愛し殺し愛を
を私はしたのにお前達はいは殺戮い私捧げた 犯した
貴方が僕殺したそこの貴方も彼彼らも彼女殺す彼も僕と貴方も妻
私悪いのはそこのそ彼孕ませ
貴方僕私も悪悪い貴方殺す殺す殺す彼殺し殺僕と僕と貴方は私
彼女は悪い僕もも彼彼愛した私殺した殺し私彼は私私貴方と貴方は
紅ずきん
(市街で会った後
一度以上会話済)
グリム…?
大丈夫かしら。すごい汗よ
待ってて。
今、拭いてあげるわ
☞此処で仲間を殺した
グリム…。
それは幻覚よ。
彼女達が死んだのは貴方のせいじゃない
…現実に戻ったら、
彼女達を生き返らせる方法を探しましょうか。
元となる童話は残っているはず
可能性は低いけれど……。
きっと出来る事はあると思うわ。
希望を持ちましょう
☞嫌な夢を見た
夢の中で夢を見るなんて、不思議ね
☞何故ここに?
貴方が海に潜っていくのが見えたから……。
溺れないかと思って後をついて来ただけ
どうやら夢の世界でその心配はなかったようね
紅ずきん ここのホテル…。
廃業して良かったわね。
仕様が悪趣味だったもの。
一度も利用しなかった貴方は賢明よ
☞奉仕してほしい
……そうね。此処はそういう場所だったわね。
口でいいなら……解ったわ

混沌ダンジョン

+ ...
混沌ダンジョン
助言 この先、お楽しみがあるぞ。
イヒヒッ……楽しみだなぁ……。
一度に助言を解するのは難しい。
つまり、まずは潜ってごらん。
混沌ダンジョン内では敵に敗れてもソウルロストが起こらない。
だが、貪食ミミックに敗れた場合のみ、ソウルロストが起きる。
混沌ダンジョンで手に入れたアイテムは持ち帰る事が出来る。
混沌ダンジョンに底は無く、魂尽きるまで潜る事が出来る。
其処にアリスは無いが、己を鍛えるには丁度良いだろう。
時空ダンジョンは混沌ダンジョンとあまり変わり無い。
しかし、Lvが初期化され、
アイテムと装備がゼロの状態で探索しなければならない。
混沌ダンジョン内ではセーブが禁止され、
一度敵に敗れれば探索失敗、強制帰還となる。
一定階層ごとにボス部屋に辿り着く。
勝利できれば報酬が貰える。
階層が深くなると深度Lvが上昇する事がある。
ボス部屋の骸骨は見逃すな。
深度Lvが上昇すれば、敵の強さも上がるが、アイテムの質も高くなる。
混沌ダンジョン内でも武器強化、レベルアップが可能だ。
木の宝箱からはアイテム。
金の宝箱からは装備品。
しかし、君、ミミックには十分気を付けたまえよ。
鐘鳴らしは無限に悪夢霊を呼び寄せる。
つまり、鐘鳴らしは殺せ。
古時計 ぼーんぼーん
再編→再演→再利用→再殺しよう
ごーんごーん
踏み台にされて捨てられた哀れな脇役たちよ。
再び屠り、三度屠るのだ
扉(古王撃破前) 【SEN≧31】がちゃがちゃがちゃがちゃ
アタシ、軽い扉じゃないの
【SEN≦30】…………
扉(古王撃破後) アタシ、軽い扉じゃないの。
開けてあげるけど
アタシ以外の扉を使うなんて許さないんだから
商人 おお、まさか貴方とこんな辺鄙な所で出会うとは。
さあ、どうぞ品物を見ていってください
エルマをよろしく頼みましたよ……
本棚 白の女王はこの箱庭を玩具箱としか見ておらず、
唯、空席の役者を埋める為に頭を掴む。
くだらない愛逃劇に産子まで使古し、消費しているというに。
所詮は玉座から転落した星の屑か……。
渦状銀河にも勝る、ワタシの宝石箱の魅力を知る由もないのだ。
メアリィ・スーはロストエンパイア、エーリュシオンを。
這い寄る者はワンダーランドを。

支配者はそれぞれ独自に創り上げた『箱庭』を所有している。
そんな中から幾つもの捨てられた景色や魂を拾い集め、
混沌に次元を重ねて再構築した新たな箱庭……。
それがこの『盤上世界シャトランジ』だ。
彼の者はワタシの宝石箱を『混沌ダンジョン』と蔑称している。
オマエ達の箱庭より遥かに眩いというに解らないのか?
人の姿を真似て気遣かぬ内に嫉妬という感情を抱くとは滑稽だ。
黒くぬめぬめとした子宮から貴方の赤ん坊は産まれ落ちて、

なめくじみたいに這いずり回った。
彼女は鏡みたいに瓜二つ。
私と同じ瞳、同じ髪、同じ姿で生まれた。
この世界では、同じ彼女は二度要らない。
私は悲鳴を上げる私が
歯車に巻き込まれて磨り潰される姿から目を背けた…。
メアリィ・スーの改変能力は唯一無二のチカラだった。
数多の箱庭を創り、所有していた彼女が
創造主としての才を持っていたのは悔しいが認めざるを得ない。
赤と白の女王がメアリィ・スーの神格を引き下げたのち、
このチカラを奪った後、互いが互いを陥れない為に
「改変能力そのもの」を新たな「支配者」として創り上げた。
――暗黒舞台装置グラン・ギニョール

それは、身侭な神に只使役される為の機械仕掛けの神。
今は在せず、遠き過去に在る。冬鐘の城に、冠と共に眠っている。
うーん、みんな個性があって悩ましいなあ……。
どれか一つ決めなくちゃいけないだなんて、創作者の辛いトコだよねっ

……そーだっ!全部混ぜ混ぜしちゃえっ♪
千匹の仔を孕みし森の黒山羊は善い魔女グリンダに召喚された後、
その地で支配と繁殖を目論もうと根を下ろした。
そうして、まんまとロストエンパイアに囚われた黒山羊は、
メアリィ・スーに利用され、舞台の役者として糸付けられたのだ。
だってね。
お母さんがボクの物語を観たらどんな反応をするか、
見てみたかったんだよ。
                                                   期待外れだったけど。
看板 427(※注記:読む度に数字が増える)

次の者へ。数字を足して書いてくれ。
じゃなきゃ自分が自分でいられなくなっちまうぞ。
この箱庭はまさしく「虚無」だ。
ずっとずっと、繰り返しているだけ。

嗚呼……早く、解放してくれよ……。
混沌を拝領したまえ。
リィフちゃん人形 ボクだと思った?
残念!リィフちゃん人形でしたっ!
縫い苦る身 miaow
yummy yummy yummy
裸の王様 裸の王様は裸体を見せ付けてきた!
「さあ、そなたの裸も魅せてみよ……」
色情魔サティロス 色情魔サティロスは鎌を振り回した!
「交尾ォォォォォォォォォォォッッッ!!!」
色情魔サティロスは激しく腰を振り回した!
「あぁぁぁぁぁぁぁきぼぢぃいいいいいぃいぃぃいい!!」
色情魔サティロスは精を放った!
「兄貴ぃ!膣内で射精すぞ!!!」
色情魔サティロスは発情した!
「見てろよォ!!テメェら!!アクマアクメキメるぞォ!!!!」
色情魔の一物 ビクビクとのたうち回っている立派な一物。
使用により白くべたつく何かを獲得する。最悪だ。
茨の魔姫 助 け て
傷 付 けなぃで……
殺したく なぃのに……っ
構わな い で……
痛く しないで゛よ……
眠 る が い い
鬼武者 鬼武者は八相を使った!
「参る」
鬼武者は刃先に血を滴らせた。
「之が最期の太刀で御座る」
鬼武者は切腹した!
「見事なり……!」
ボス部屋の骸骨 -ジャック&イーディス
学徒と王子の身分違いの恋。
国を抜け出し一夜、また一夜と終わらぬ逃走劇。

されど叶わぬ愛と知りながら二人は悲惨な末路を迎えてしまう。

「ああ、どうか泣かないでおくれ。
    僕の事は置いていくんだ。
    君はまっすぐ家にお帰り。兵が来る前にさあ、早く……」

「嫌。嫌です、王子。
    私を外へ連れていってくださると約束したではありませんか。
    想い合った男女が結ばれるのはいけない事なのですか」

「嗚呼、神様。どうか神様……お願いします。
    私達を、誰にも邪魔されない二人だけの楽園へ導いてください」

儚い少女の祈りは愛の解らぬ神に届き、身侭にも消費されてしまった。
-茨の魔姫
メアリィ・スーが思案した最初の魔姫。
本来ならば彼女もロストエンパイアに参入し、六魔姫となる筈だったが、
加減を知らぬ神は、
彼女をシンデレラをも超える強大な存在にしてしまった。

普段は昼夜問わず睡眠行動を優先する彼女だが、
外から危害を加えると『目覚め』てしまい、
箱庭内の登場人物全てが夢だったかのように消失してしまう現象が起きる。

『白痴』にも似た能力を創造できるメアリィ・スーも恐ろしいが、
結局のところ、上手くバランスを調整するのが面倒だったのだろう。
童話は滅され、活躍の頁も与えられる事無く、魂のみ打ち遣られた。
-灰の女王
ある所に意地悪な姉たちと共に暮らす貧しい家政婦、
シンデレラがおりました。
可哀想なシンデレラは姉たちに毎晩虐められ、
継母からも虐待を受け続けておりました。

お城の舞踏会にも連れて行って貰えず、涙を零すシンデレラの前に
フェアリーゴッドマザーが現れました。

フェアリーゴッドマザーはシンデレラの為に
カボチャの馬車、ドレス、硝子の靴を用意してくれました。
一夜限りの魔法ですが、夢の舞踏会に連れて行ってくれたのです。

12時の鐘が鳴るまでシンデレラは王子と踊り愉しみました。
王子とも良い雰囲気になりましたが、
約束の時間が近づくと急いで舞踏会を抜け出し、階段を駆け下り、
うっかり硝子の靴を置いていってしまいました。

翌日、王子は硝子の靴を片手にシンデレラを捜していました。
この靴に似合う足を持つ女性こそ、シンデレラに違いありません。

ここまではよくあるストーリーなのですが……。
なんと硝子の靴はよりにもよって、
意地悪な姉のかかとにぴったりとはまってしまいました。

顔も覚えられない無能な王子。
粗悪な硝子の靴。
独り取り残されたシンデレラは継母に追い出されてしまいます。

ゆく当てもなく何日も霧の中を彷徨い続けました。
ついには膝を挫いて地について泣き出してしまう可哀想なシンデレラ。
そんな彼女を照らす、ランタンの光。近づいてくる蹄の音。
なんと、彼女の前に王子が乗った馬車がやって来たのです。

シンデレラは乾き切った喉で彼の名を叫びました。
掠れた声でしたが、王子にもしっかりと届きました。
王子の馬車は次第に彼女に近づき……。

そのままシンデレラを轢き殺しました。
だって、王子は結婚式へと急いでいたから。
-湖棲神
支配に貪欲であった湖棲神は、
ワンダーランドの全土生物を眷属にしようと針を植え付けた。

だが裏切り者の出没を想定していた這い寄る者は
被害を最小限に収めたうえで湖棲神を屠り、
魂を混沌の迷宮へと閉じ込めた。
-黒山羊
産み降ろされた双子の支配者は母の意思を受け継ぎ、
新たな箱庭と組織を築き上げ、黒魂狩りを始めるだろう。
-鬼武者
桃から産まれた桃太郎。
幼い頃に爺と婆を鬼に殺され、『悪』という存在を憎むようになる。

己の正義のみ信じ、鬼族を斬った後も
海を渡り、山を越え、八面六臂の大征伐。
歪み切った正義感は何れ狂気を孕み、
鬼神の如き容赦なき成敗は、世間をざわめかせた。

彼女は『鬼武者』と非難されるも、
たった独り、正義を信じて刀を振るった。
そうしてこの世の悪全てを斬り捨てた後、
「悪し亡き天下に正義は必定なし」と悟ると自刃して果てる。
-酒呑童子
桃の勇士に討獲られし鬼の首領。
生き残った四天王は彼の身体を四つに別け、
来るべき復活の為に、それぞれの手元に保管した。
-色情魔
サバトの森庭に棲む、極端に性欲が強い悪魔。
集会の魔女達に欲情しており、度々理性が壊れて襲撃を繰り返すが、
全て悪魔レオナルドに返り討ちにされ、失敗に終わっていた。

サバト壊滅後、彼は黒の裁判のペットとして飼われ、
己の性欲のまま罪人を犯していたが、
一人の不死者により、一物ごと切り取られ、殺された。
-飛竜
地獄で逢うたな、宿敵よ。
-月のビースト
残虐な快楽主義者。長い槍を持ち犠牲者を惨殺する。

外なる者は、最初は、繁殖に協力的だったが、
彼の者の真の目的が露呈すると、意欲が萎む者が続々現れ、
次第に数を失い、このような獣しか残らなかった。
-アンドール騎士団
騎士たちの忠義は本物だった。
故に、王が狂乱の闇に呑まれても決して疑いはしなかった。
たとえどんな結末になろうと、全ては王の為にと魂を誓っていたのだ。
-婆騙りオオカミ
「おばあちゃんの耳はどうしてそんなに大きいの?」

「それはね、貴女の声を聞く為よ」

「おばあちゃん、目も大きく見えるわ?」

「それはね、眼鏡を掛けているからよ」

「おばあちゃん……どうして口がそんなに大きいの?」

「それはね、オマエを食べる為さっ!がぁーぉぉっ!!」

鋭い爪により臓物をぶちまけ、五体を裂かれ貪り喰われた紅ずきんは、
最後には大好きなおばあちゃんと一緒にオオカミの糞として
捻りだされて死んでしまいましたとさ。
めでたしめでたし……。

……うーん、違う違う!
こんなありきたりで下品な結末じゃ面白くないよっ!
せっかくの処女作なんだ。
紅ずきんにはもっと活躍して貰って壮絶にくたばって貰わないとねっ♪
-三匹の子豚
こぶたのおうちに ほうかま がやってきたぞっ
わらのいえも もやされちゃった。
きのいえも もやされちゃった。
たいへんだ たいへんだ。

でも だいじょうぶ!
すえっこのつくった れんがのいえは もやされないよ!
わあい わあい ばんざーい ばんざーい。
……あれれ? なんだか あつくない?

あっちっち あっちっち。
ゆかが あついよ。たてないよ。
あづいあづいあづいとびらどろどろあかないよでられないよあづあづいあづい
たすけてぱぱたすけでられないだしてだしてからだあづいよあづいよあづいあ
-不幸の蒼い鳥
登場人物たちに悲劇の祝福あれ。
メアリィ・スー様の悦びの餌と成れ。
-下手食いキリギリス
『せっせと働くアリさん達?死ぬまで働く心算かい』と見下し嗤い、
歌と踊りばかり優先していた怠け者のキリギリス。
来る冬の寒さに凍え死にそうになって、
ようやく食糧を探しに羽を動かした。

歌や踊りなど自然界では何の役にも立たない。
まともな食糧など極寒の冬中では見つからず、
キリギリスは絶望と後悔に泣き震えながら、
死骸、泥水、糞、腐った果実を搔き集め喰らい続けた……。

やがて春が訪れ、巣穴からアリ達が顔を出すと、大きな影が舞い降りた。
雪と血まみれの顔面と触角をギチギチと揺らし、影はこう囁いた。

『 食料をヨコセ。食料をヨコセ。全部ヨコセ。オレに食ワセロ 』
-嘘吐き人形ピノキオ
頭がズキズキする……。
全身が痛ぇ……毛が、毛が抜け落ちてるのか…俺の毛が……。
此処は何処だ……?俺は、眠っていたのか……?
周りは暗くて何も見えない。ただ煉瓦の壁がある。室内だ。

思い出せ……どうやって此処に来た?
確か、俺は相棒と一緒に、じじいの追いはぎをしていて……クソッ
駄目だ何も思い出せねぇ……。
とにかくさっさと外に出ねぇと。

地面を這い、壁を伝って、よろめきながら移動する。
長い長い通路を歩く。時折、曲がり角にぶつかりながら。
まるで迷路だ。

どれだけ歩いても、一筋の光も零れない。
俺は不安と痛みにより涙で顔をぐちゃぐちゃにしちまう。
神様、お願いです。
もう詐欺はしません。俺を赦して、俺を助けてください。

「右だヨ」
通路に子供の様な声が響いた。
誰だ!?……返事は返って来ない。幻聴でも聴いたのだろうか。
だが、確かに右と言った。通路を右……右に進めばいいのか?

重たい足を動かして突き当りを右へと曲がる。
「今度は左だヨ」
また声だ。何処かで聴いたことのあるような声…。
誰だっていい。今の俺は何にだって縋りたい気持ちで一杯なんだ。

「左だヨ」「右だヨ」「もう一回、右だヨ」「左、左、右、右」
血と汗をぽたぽた垂らして死に物狂いで足を動かす。
出口は?出口はまだか……?
早く出たい。外に出たら酒を飲んで、この悪夢を忘れたい。

「そのまままっすぐ、出口ダヨ!」
やった……!俺は勢い良く出口に向かって駆け抜け、
……転落した!!
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ

ごおおおと重力が、かかって、
俺は、煉瓦の床に、叩きつけ、られ、た。血と骨を、ぶちまけた。
上を見上げる。変わらず、暗く、見えない……。
でも、誰かいる。俺の、死に様をかたかた、見つめてる。

「ゼペット爺さんの仇だヨ」

この…………嘘吐きめ………ッ
-熔鉄ビースト
灼熱の魔王が気まぐれに創造した熔鉄戦士。
軍団になれば、炎を纏う鉄の壁が
どんな土地さえも踏み荒らし焼け原に変えた。

魔王は「結果」に大変満足した。
だが、すぐに問題が発生した。
鉄の軍団は鉄の塊であるが故に、邪魔で、重すぎるのだ。
己の箱庭が溶岩に沈みゆく前に手を打たねば。

戦が終わった鋼鉄戦士たちに居場所無し。
魔王はこの「粗大物」を適当な森に遺棄した。
哀しみと憎悪に暮れた熔鉄戦士たちは魔獣化したが、
誰からもその力を認められず、やがては混沌へと沈んでいった。
-カエルの老王
ぎとぎとの油汗で皮膚が濡れる。緊張して言葉が出ない。
まさか、まさかカエルの王である儂が、愛娘に恋をするとは。

嗚呼、笑顔が眩しい。この子の笑顔は世界一だ。
儂に愛嬌を振りまく姿も、儂への口付けも
きっと両想い故の行動に違いない。

時が経つにつれて娘も女らしく成長し、亡き妻の面影を帯びていった。
恋をするのも無理はない。
我が愛娘を他の男に渡してなるものか。

儂は決めたぞ。今夜は愛娘に大人の口付けを教えてやろう。
沢山、繁栄させよう。卵を産み付けてやろう。
げろろっげひげひっげひひひっっ……。

……?
おいッ!!娘は何処へ消えた!?
何ぞあの男は……!儂のカエル姫を攫う気か!?
許さんッ…!!許さんぞぉぉおおぉぉぉッッ!!!!!
-白馬の王子
薄気味の悪い森を抜け、
棺に眠る呪われし姫に目覚めのキスを授けた王子。
無事に姫の呪いは解けたが、王子の愛は拒絶されてしまった。

それもそのはず、
なんと姫の正体は呪いの身代わりとなった使用人の少年だった。
しかし、既に王子の性癖は歪められ、
後に破滅へと足を踏み入れる事になるが、語るに及ばず。
-フランケンシュラインの怪物
あるところに、世界で一番醜い男がいました。
街ではいつも『化物』呼ばわりされ、皆から石を投げられていました。
誰からも愛されず、遠い町の外まで追い出される事も珍しくありません。

そんな彼に好きな人ができました。
男には酷く不釣り合いな、美しく綺麗な女性に一目惚れしました。
一輪に咲く花の様な笑顔が似合う、美しい人でした。

出逢った時から花畑に囲まれていた彼女は、
醜い彼にも優しく接してくれて毎日楽しいお喋りをしました。

問題があるとすれば、彼女は『盲目』でした。

男は顔も酷ければ、頭も酷いものでした。
しかし馬鹿でも、この先の未来は解っています。
もし彼女が「本当の自分の姿」を見たら、拒絶されてしまうという未来を。

それでも、男は彼女から逃げる事はできませんでした。
男は覚悟を決め、自らの姿を告白し、その上で愛を伝えました。

彼女はしばらく黙りこくり、そして、静かに「眼」を開いた。

其処に瞳は無く、
凸凹とした歯並びが生い茂る。
ぐるりと捻じ切れた女の顔は、花畑へと零れ落ちていった…。
「嬉しい。私も新しい伴侶を捜していたの」
-古王
神の聖杯を飲み干し、絶大な力を得た祖なる古王、ユーサー・ペンドラ。
円卓の騎士らを率い、
信仰主義国家アヴァロンの指導者として支配を握り続けた。
しかし、王の因果か宿命か、驕りの力が彼女を暴君へと変え、
最期は裏切りの騎士により討取られたという。
-禁獣
ゆめゆめ忘れることなかれ。
奴は世界を喰らうまで成長し続ける。
禁獣と呼ばれる所以をその身に浴びて知る事になるだろう。
-欲の王アラジン
砂丘にごろごろと木乃伊のようなものが転がっていく。
奴隷商人が不要な「積荷」を降ろしたのだ。
砂漠のど真ん中に置き去りにしたまま、商人はラクダに跨り去っていった。

じりじりと陽の光が乾き切った褐色の肌に突き刺してくる。
足の腱は切り落とされ、もう立つ事すら叶わない。
それでも木乃伊は……『少年』は、生を望んでいた。

太陽の眩しさに目を逸らすと、きらりと何かが光った。
金属のようなもの砂に埋まっている。
商人が落とした物だろうか。

――僕を呼んでいる気がする。
不思議な魔力に惹かれるように、少年はミミズのように砂の上を這った。
砂から掘り出し、それを手に掴む。眩い黄金のランプだった。

『願いを言え』
幻聴だろうか。ランプが語り掛けてきた。
幻聴でもいい。少年は乾いた喉を鳴らし、望みを吐いた。
『水を……くだ、さ、い……』

―ばしゃばしゃばしゃ。
無限に溢れ出る大量の水を浴びながら、少年は嗤っていた。
最悪な人生だったが、ようやく、最大の幸運を手にした。
『全ての欲望を満たそう。このランプを使って』
-長靴を履いた猫
ある粉挽き職人が死に、三人の息子にはそれぞれ
粉挽き小屋、ロバ、猫が遺産として分けられた。

「猫を食べてしまったら、後は何も無くなってしまう」と
三男のぼやきを聞き、焦りを感じた猫は
「私を食べるなんてとんでもない。まず、私に長靴を下さい。
貴方の猫がどれだけ素晴らしいか近い内に分かります」と応えた。

半信半疑で猫に長靴を与えてみたものの、
ウサギも捕まえられず、王族に数々の無礼を働き、
百姓から装備品を奪おうとするも失敗し、三男共々袋叩きに遭った。

恥をかかされた三男は我慢の限界となり
「駄猫め。食べる価値すらない」と
猫を底なし沼に蹴り落とした。

長靴に足をとられて沈むなか、猫は
「長靴なんて粗品をくれてやっても、何も出来るはずがない。
    せめて鎧を履く事が出来たら……」
と最期の言葉もむなしく泥の中に消え、ひっそりと生涯を終えた。
-裸の王様
ある国に、筋トレが好きな、筋肉隆隆の王様がいた。
王様は毎日パレードを聞き、自慢の筋肉を国民に見せ付けていた。
可笑しな王様だったが、武と秩序を重んじており、
多くの国民から慕われていたという。

しかし、ある日、王様は死に関わる難病に伏せてしまう。
国の医者によれば、王様の病は治せるものだった。
だが、後遺症として筋肉が一生衰えてしまうというのだ。

これを聞いた王様は
「我が筋肉は心臓。筋肉が死すのであれば、我も共に逝く運命だ」
と治療を拒否した。家来はますます困った。

家来は外の国からも数々の医者を呼び寄せた。
「筋肉が衰える事なく、完璧に治療ができる」医者をだ。

その治療が可能だと謳うのは、二人組の男だった。

ネタをバラすが、彼らは詐欺医者だった。
そうとも知らずに切羽詰まっていた家来は先払いし、治療を依頼した。
筋肉を失いたくない王様も治療に応じた。
治療は失敗した。

王様の肉と皮はよぼよぼの老体となり、外からは内臓が露呈している。
そんな状態で王様は生かされており、小虫ばりの息を吐いている。
あまりの惨状に家来は言葉を失った。
やぶ医者の二人組はいつの間にか姿を消していた。

王様は震えた声で家来達に確認した。
「治療は成功したのか?我の筋肉はどうなった?」と。

家来達は互いに顔を見合わせ、重い口を開いた。

「治療は成功しました。
    筋肉も以前とは見違えるほど、素晴らしく輝いております」

王様が言葉を放つ前に、無礼を承知で家来は遮り、補足した。
「王の肉体は、ばか者には貧弱に見えるのでしょう。
    真の賢者、地位の高い者ならば
    神すら妬む世界一の筋肉に見えるのです!」

苦しい言い訳。愚かな嘘。家来は死刑を覚悟した。
だが、王様は一切の疑いをせず、家来の言葉を信じた。
脳まで退化してしまったのか?いいや違う、
王様は家来を、国民を、心から信じ、愛していたのだ。
-塵主
黒の裁判に飼育されていたペット<愛玩動物>
その正体は
数多の支配者との交合で大量に産み堕とされた、異形の胎児である。
黒山羊は性器に似た造形を気に入り、大変可愛がったが、
そこに愛は無く、また飽きるのも早かった。
-眠りの神
美しき男装の麗人。
夢の世界を管理する支配者。

気に入った男を女装させ、永久的に縛りつけるのが趣味。

繁殖の計画に協力的であり、
這い寄る者が夢世界を創造するにあたって助言を与えた。
(その多くは無視されたが……)
ワンダーランド完成後、
這い寄る者に用済みとして密かに屠られた。

クリミア看護墓地

+ ...
秘密の雪園
助言 この先、力が必要だ。
つまり、古王を倒せ。
この先、高難易度。
力が足りなければ、やめておけ。
扉に入る だから、劇場の食皿は用意された。
刻、刻、一刻、脳に刻まれた歯車が逆回りに遡る。
人の形をした少女が呼んでいる。
クリミア看護墓地
地図 治療と発症の永久機関。全てが無意な世界。
クリミア看護墓地はどんな患者も葬迎する。
助言
(1マップ目)
ようこそ!
雪国はどこだ…。
知らぬ人よ。
かねて病を恐れたまえ。
アリスに会いたい……。
君は実に幸運だ。
そんな馬鹿な…。
愚か者。
患者 ま゙ーーーー
                ま゙ーーーー
【SEN≦0】ばけもの なんかに なりたくない
漂流患者 やめろ!
俺に話しかけるな!
クソッ、やっと目を瞑れたのにまだ夢の中だ
病気は治ったはずなのに
ずっと寝かされっぱなしで、身体が動かない。
得体の知れない何かが頭の中を這い回る気さえしてくる。
俺どうなっちまうんだ…?
ここは病院じゃないのかよ。
意味が分からない……あああ、怖い、怖いぃ
思い出したことがある。
俺は鉄の棺に乗せられて来たんだ。
恐らくは、もう一度あれに乗れば外へ出られる
けれど……夢だ。
きっと、これは、悪い夢だ。
また目を瞑らなくちゃ……もう話しかけるなよ
☞殺害する
うげ………ッ
助言
(2マップ目)
皆殺し。
殺せの時間だ。
はいるな。
殺せ!
でなければ、後悔…。
殺害が有効だ。
種火が必要。
種火を3つ灯せ。
そして、棺へ。
この先、夜回りに注意しろ。
この先、HPが必要だ。
勇気あれ!
もう嫌だ…。
引き返せ。
帰りたい…。
クソったれの時間だ。
机の光 投薬、血液検査を希望する患者は
201号室のジキル博士まで。
患者 へ、へ、へっっ……
おっおい、おいっおいっ オマエも飲るか?
この水、うめえぞぉ~
おげえ゙え゙え゙っ
うげっうげえ゙ええ゙えひひひっひっひひひっ
美味ぇ…っ美味ぇっ……!
え゙げっ え゙げっ
ごくっごくっ……。
この水をのみおわったら、また鉄の棺桶に詰められて
戦場にいくんだ……
あぁぁあ……あぁぁ!
フローレンス様が フローレンス様が
人殺しのおれなんかを、救ってくださった!
また病気になろう!また怪我をしよう!
そうしたら、もう一度
フローレンス様がおれを救ってくださるんだぁぁぁ……
だれか、だれかおれの顔を見てくれないか……?
水たまりに穴底がみえるんだ。
おれの顔に、穴が開いているんだよ……
ぺちゃ……ぺちゃ……
開げでええええええええええっ
開げでよおおおおおお~~~~~~んんっ
助言(夜回り中) うごくな。
助言(4階西) よく見ろ、死体があるぞ。
漂流患者
(4階のレバー
を引いた)
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!!!
ぉいッ!話しかけるなッて!!!あひゃひゃッあひゃ
助言
(2階廊下)
この先、悪夢霊に注意しろ。
消毒は徹底いたしましょう……。
天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、
苦悩する者のために戦う者である。
助言
(2階病室)
神秘の星水を識りたまえ。
それこそ、宇宙に棲むといわれる
即ち、星の恵みなり。
助言
(201号室)
クソ野郎。
よく見なさい、種火があるぞ。
星水は極度の依存性により、脳錯乱を引き起こす。
人間性の喪失。気分が高揚し、暴力衝動に常に襲われるようになる。

臨床試験を重ねれば、それも無くなるはずだ。
即死攻撃に注意。
許すな!
フローレンス様を崇めたまえよ…。
ジキル博士
(初回)
おや、漂流患者ですか………
大丈夫ですか?
心做しか顔色がすぐれないようですが……。
薬の量を増やしましょうか
☞此処は何処だ?
解りません。患者も、乳母たちも。
みんな何百年も勤めていて……。
もはやここが何処なのかさえ、関心は消え失せました
ただ、みなさんは神の子羊である事は間違いありません。
この箱庭は我々にとって墓地であり
神にとっては牧場ともいえるでしょう
☞沈黙
喋らない。
そうだ、喋るはずがない。手足も碌に動かせないはずだ。
あれだけ麻酔を打ち込まれたのだから
薬に耐性がつけばつくほど、
腐敗が進行して辛い思いをするのですよ。
解りましたか?解ったのなら、急いで寝床につきなさい。
とっくに就寝時間は過ぎているのですから
ジキル博士
(殺害する)
ジキル博士(開戦)
気が動転しているようですね。
困った御方だ
ジキル博士(撃破)
痛い……。
辛い……。
苦しい……。
全て投げ出したい……
そんな時に私は霧に隠れて羽を休ませるのだ。
これこそが、科学を超越せし美徳!
さあ、見たまえ!
狂へる悪魔ハイド
クスクスッ……クススッ……ふすッ、ふ、す……ッ
ふぐくくくッ!
けひゃあはははーぁっひゃぁーっひゃぁぁっははぁぁぁぁッ!!
ジキル博士(敗北)
殺してしまいました……。
私のせいじゃない。私は悪くない
ジキル博士
(2回目)
羊の神より授かりたもうは慈善の力。
フローレンス様の医療を信じれば、必ず快方へと向かいます
☞アリスを訪ねる
アリス……。
何故、あのような女が特別待遇されるのか。
楽園から追放された
私たちの苦しみは解せないでしょう
敬虔な私を愛してくれるのはフローレンス様だけです。
おお、彼女こそアニマ像……
☞薬を貰う
ええ、構いませんよ
お金なんて要りません。
生命を救う事こそ、フローレンス様の悦びなのですから
ジキル博士
(「薬を貰う」選択済、
亡者状態でない)
そうでした。
貴方に聞いてもらいたい話があります
フローレンス様には怖ろしくてとても言えない。
医者の誓いに関わる事だから……。
だから、こっそり掘った穴に打ち明ける事にしたのです
あれは昔、私が精神病棟で患者を治療していた頃…。
隔離される前の、最後の患者でした
毛顔な彼は可哀想にも、歪んだ正義感を持つ二面性に苦しめられていた。
娼婦を皆殺しにする事でこの国を救うとか、なんとか……ははは
私は今まで多くの狂った患者を相手にしてきたが、
なぜか初めて……彼を見て……。
心の底から、「羨ましい」と感じたのです。
あの頃の私はどうかしていました。
今まで有能な医者として保ってきた体裁を投げ捨てて、
その男を治験体として扱い、隔離部屋に監禁しました。
どうせお前も自力で治す気概がないんだ。私が好きに扱っていいだろうと
長年にわたりその男で実験を繰り返した結果、
私はようやく超越的な薬の美徳を手にしたのだ!
表向きは善良な紳士であり続け、
裏では最悪で快楽に旺盛な欲望の二面性を開放する。
そいつに責任をぶつけてしまえば、誰にも咎められない……。
もう何も抑圧する必要がないのだ!
ひは、ひはははッ……そうだね、ハイド?
棺に運ばれてきたこいつを見た時、股間が恋焦がれた。
ばらっばらに解体したくて欲情したんだろ?
さあいつものように、私はこの薬を飲んで眠りにつく。
あとは自由にお殺りなさイ……
狂へる悪魔ハイド 狂へる悪魔ハイド(開戦)
ぎひッ…ぎひひひッ……!
偏狭なお前達は、チビで醜悪なモルモットを嘲笑って育ってきた。
金の無い俺を踏み潰し、泥靴で踏んで踏んで踏んで!
シルクハット被って、杖で殴打!殴打!殴打!
はーッ…はー……ッ
だが、これからお前達は笑えなくなる。
口角が引き下がり、瞳の涙を枯渇させてやる、今すぐにでも!
ぎひゃひゃひゃひゃーひゃーはあああああーーーーーッ!!!
狂へる悪魔ハイド(撃破)
あぎッ、あひぃぃぃぃぃッ……っ!

ジキル博士
ハイド……?
おい、ハイド!何故、私を起こした!?
まだあいつを殺してないじゃないかぁっ!
まさか……この私に責任を擦り付ける心算か!?
ふざけるなよぉ!誰がお前を飼っていると思ってるんだ!
私は医者だぞ!お前よりずっとえらいんだぞっ!
私を無視するなッ!こっ、このチビで不細工な野郎め!
何とか言えっ!私が死んでしまうぞぉっ!
……お、お前も死ぬんだぞぉおおおっ!?
おまっ……おまえっ……ハイド、おまえぇ!
ハイドぉおおおおおッ!!
ふざけるあああああああーーーーーーーーッッッ!!!
ジキル博士を
殺すと読める助言
信条1:フローレンス様は常に正しい。
信条2:フローレンス様が間違っていたら、信条1を参照せよ。
二面性の小盾 彼女への密かな欲望は全てハイドのせいです。私は悪くない。-ジキル博士
助言(3階部屋) 苦しいです。評価してください。
助言(4階廊下) 心が折れそうだ…。
助言
(肉壁召喚の在処)
頼れる仲間。
これじゃない!
助言(4階鳥籠部屋) 早期発見。早期治療。
ブラックウェル……。
鳥籠(4階鳥籠部屋) 鳥籠の中には何もいない。
本棚【SEN≦0】
(4階鳥籠部屋)
x日目
―――私は地獄を見た。
部屋中どこもかしこも患者でパンパンに膨れている。
もう収容できない。外の様子も分からない。
毎日、怪我人や精神病の人間が搬送されてくる。
人手も足りずに感染が拡大していく。
私以外の医者も看護師も皆、おかしくなった。
いいや、患者で死体遊びをする彼らは元からおかしいのだろう。
まともなのは私だけだ。
治療しても治療しても新たな病が発覚し、無限に終わらない。
薬も足りない。本当に、本当に、どうしようもない!
私まで気が狂ってしまう!

xx日目
寝ず休まず、私は治療しなければならない。
腐敗の臭いにはもう慣れた。あるいは、嗅覚が壊れたのか。
私を此処に連れて来た奴は、手を貸さずに黙って見ている心算らしい。
非道い事を。私達は翻弄されるべき存在じゃない。
食料も無い。水も無い。希望が無い。
死体で敷き詰められたこの墓場病院で、
誰も救えないまま、腐って死んでいくのか?
そんなの、絶対に嫌。
私は諦めない。必ず、全ての患者を救ってみせる。

xxx日目
また私の目の前で、苦しみながら患者が息をひきとった。
私は彼の手を握り、激励の言葉を投げ続けるしかない。
自分の無力を痛感する。
しょうがない、では済ますには私が赦さない。
あの双子達だけは別の医療施設へと移す事ができた。
もう私も、人のカラダでなくなってきている。
私が私でいられぬ内に、一人でも多く、救わなければ……。

xxxx日目
患者の不死化に成功した。
ジキル氏が言ったように、
あの蟲で薬を作るのが現状を打破する唯一の正解のようだ。
……だが、異常的な副作用から目を背けられない。
私が治療した兵士の一人が、不死化を拒んだ。
「得体の知れない化物になるより、人間のまま死にたい」と
私はハッと酷く蒼褪めた。やはりこんな治療は道徳の道を外れている。
しかし、不死化に成功した患者は皆、人でなくなりながらも
私に賛辞を述べて絶大な信頼を寄せてくれる。
ここに来て、初めて人を救えることができたのだ。
もう悩んだりしない。私の救いを待つ患者が沢山いる。

xxxxxxxx日目
病院ごと追放された。
私は解放された。

さあ、今日も救わなければ。
助言(5階) 右。
助言
(ナースコールの部屋)
この先、割合ダメージに注意しろ。
この先、回復スキルが必要だ。
ナースコール 神は我らに味方せり――
助言
(ナースコール撃破後)
アルコール!
よくやった。
だが、油断はやめておけ……。
おれはやった!
しかし、真の強敵はこの先だ。
オレはやるぜ。オレはやるぜ。

ウィンターベル

+ ...
離れの牢獄
助言 夢みたい……。
寂れた雪道
地図 止まない雪がしんしんと降り積もる疎ら道。
客人は出発点として、足跡を残すだろう。
助言 雪国よ!
犠牲を払ってでも、善き未来の為に奔走せよ。
白の浜
助言 この先、防御が有効だ。
誉れを大切にな。
海だ!
雪崩れ森
助言 冠を手に入れろ。
その為に、案内人が必要だ。
見落とすな、宝箱。
獅子の砦
助言 獅子の道は長いが、入手できるアイテムが多い。
一角獣の森
助言 一角獣の道は短いが、入手できるアイテムが少ない。
雪原
助言 北へすすめ。
宝箱、右上!
左。
ここから南。
狂気山脈
助言 きっと、安全だろう。
この先、不意打ちに注意しろ。
この先、行き止まりの予感…。
つまり、引き返せ。
この先、空っぽ。
こんちわ!
この先、冬眠の予感……。
邪魔な奴……。
つまり、バックスタブだ。
誘い出しが有効だ。
この先、宝あり。
無風の谷
地図 無風の唸り声が響く谷。
偽装しても辻褄が合ってしまえば、神でも騙せる。
助言
(1マップ目)
篝火万歳!
高すぎる……。
絶景よ!
この先、落下死に注意しろ。
さようなら!
助言
(2マップ目)
この先、防御が有効だ。
魔法が弱点。
白の門
助言 壁…?
白の城下街
地図 王も民も、いずこへ消えた寂しげな城下街。
獅子と一角獣の冠争奪戦が続けば、白も赤に染まるだろう。
助言
(1マップ目地面)
ぬくもりが必要。
この先、不意打ちに注意…。
ショートカット。
掲示板 87回目の冠争奪戦。
ケーキを喰らい尽くした獅子と一角獣。
僻み、妬み、怒り、恐れよ。
ディナーの首席はたった一つだけ。
好奇だけの野次馬は、おぞましい歯車を鳴らして轢き返せ。
助言
(1マップ目屋根)
苦しいです。評価してください。
こんちは!
助言
(2マップ目地面)
この先、装備があるぞ。
助言
(2マップ目屋根)
歯車が止まらない…。
助言
(屋内)
隠された扉の予感……。
ウィンターベル
地図 海に囲まれた聖地。
景観が美しいのは、女王が耽美主義であるために。
助言
(1マップ目)
よく辿り着いた!
この先、敵はいないぞ。
海だ!
過去に葬り去りたい出来事は、誰にでもある。
いわば記憶とは、過去の墓標である。
覚悟、そして信念が必要だ。
もぬけの人形では演じられない。
だからこそ舞台には魂を持つ役者が必要だ。
隠された宝箱。
看板
(砂浜右端)
目指そう!
家族とともに輝かしい未来へ。
看板(屋内) 何人たりとも猫を殺してはならぬ
ぬいぐるみ
(屋上に
ビル3人居る家)
「えーんえーんっ!
    ボクの改変能力を返してよおーっ!」

「五月蠅いですよ。大人しくしてなさい」

「這い寄る者に謀られたんだよーっ!
    あいつが全部悪いの!全ての黒幕なんだよーっ!」

「貴方の道化ぶりには飽きました。
    私を騙せると思っているのなら甘く見られたものですね」

「なんでそんな酷いこと言うのーっ!?
    怖いのに!苦しんでるのにっ!
    助けてよおーっ!えーんっえーんっ!」

「もう助けましたよ。
    這い寄る者に屠られる寸前だったでしょう
    貴方の創造物は他の支配者に悪影響を及ぼします。
    二度と支配者として玉座に座れると
    思い上がらないでくださいね」

「へぇー、そんなこと言っちゃうんだ。
    ボクのグリムに恋している癖に」

「…………」

「気づかないとでも思ったの?
    ボクって登場人物の心理描写を読み解くのが
    得意なんだよね~♪」

「何を、馬鹿な。
    あの御方は、私とは不釣り合いです。
    身体は許せても心まで酔う事はありません」

「知ってるんだよっ、お前の醜い秘密を」

「カマをかけて私の口から
    襤褸が出るのを期待しているのでしょうが、無駄ですよ
    それに、貴方と会話するのはこれで最後です」

「ちぇっ!こんな箱庭さっさと滅べばいいのに」

「ええ、いつかは滅びゆくものですよ。
    支配者の箱庭というのは、永く続くものでは
    ないのですから……」

「……別にいいもーんっ
    だってボクは囚われのお姫様だよっ
    王子様がいつか助けに来てくれるんだっ♪
    はやく来ないかなあ、ボクのグリム~っ♪」
「もー、また面会? 今度はだぁれ……
    あぇ………」

「そこからでたい?メアリィちゃん♡」
ぬいぐるみ
(上記家の
右から奥の家)
赤い部屋。

赤い絨毯、赤い壁紙、赤い机、

飛散した真っ赤な――血。

鈍音が木霊する。
鋭利な刃を腹に、胸に、首元に、刺す、刺す、刺す。

切り傷が開いては閉じて、血溜まりだけが広がっていく。

「うッ……うう…うぅ……うっ」

ぽつぽつと涙が止まらない。
痛みのせいではない、ただただ哀しかった。

血が先か、涙が先か、この部屋は池になって沈むだろう。

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

酷い嗚咽は止まらない。
今度は首ごと落そうと、刃を振りかざした。

振り上げた彼女の腕を止める、白の手。

「もう見ていられません。
    何故、自分を殺めようとするのですか」

「……わ。
    私のせいで、きっと彼は
    現在も苦しんでる
    だから、だから、だからっ
    わたしも彼と同じ苦しみを共有するの……
    もう逢えないけど、こうすればきっと
    彼の痛みを理解できるから……っ」

「この愚か者。
    そんな自傷行為では彼は救われません。
    貴女の苦痛を、彼が望むはずがありません」

そう叱責したかったが、言葉が出なかった。

私は彼女を諭す立場にいない。
どれだけ自分が非難されない席で贅を貪っているか……。

「わたし、すごく気持ち悪いよね」

「……いえ。
    ご意向に沿えず申し訳ありません」

「そんなことないよ」

裂けた傷から滴る赤が、黒へと変化する。

「普通の人間の女の子に成りたかったな……」

私はこれ以上、彼女から悲しみの色が零れないよう、
温かい両腕で塞ぎ込んだ。

人の真似事ではなく、
同じ者を愛する彼女の苦しみを十分理解できるから。
ぬいぐるみ
(上記回想後
右隣に出現)
「改めて
    この国の管理権限を譲り受けてくださり、
    ありがとうございます」

「こちらこそっ!
    こんなに綺麗な雪と海が無くなっちゃうのは
    もったいないと思うケド!
    けれど安心してっ
    誰でも楽しめるような遊園地を創る心算だよっ☆
    パラダイス!常夏のあばんちゅ~るだにゃん☆」

「ふふっ
    貴女は変わりましたね。
    這い寄る者の一部だったとは信じられません」

「あはは。やっぱりキツいかな。
    元の口調に戻した方がいい?」

「いいえ。
    可愛らしくてよろしいと思いますよ
    ……それで、私に話したい事とは」

「もう少し、歩こっか」

「……此処は?」

「私が長年かけて創った支配領域。
    とても小さいけれど、
    中にいる間、這い寄る者は視認も介入もできない」

「いよいよ、彼を助ける手段が?」

「そうだよ。
    でも、私一人ではどうしても無力。
    だから……貴女の力を貸して欲しいの」

「話してください」

「その前に聞いていいかな。
    貴女は彼の為に、命を捨てる覚悟はある?」

「ええ、勿論です」

「良かった。
    じゃあ、話すね」

「……これは、あまりにも可能性の低い……。
    気が遠くなりそうな……。
    成功したら、奇跡ですよ」

「解ってる……。
    でも、これしかないと思っている。
    彼を"繰り返し"の呪縛から剥がし、無事に現実に返すには」

「……この計画、他の誰かに話しましたか?」

「……話してないよ」

「嘘を吐いたら協力しませんよ」

「ごめんなさい。
    メイベルには話した……」

「はぁ………」

「うぅ……」
「ノーデ、私はもうダメなの……。
    何故、生きているのかが解らない。
    こうして何も出来ずに
    彼の顔を見ているだけで泣き崩れそうになる」

「………」

「愛は寛容で情け深い。そして、妬む事をしない。
    そうでしょ?」

「……分かりました。
    彼を助ける為に、協力しましょう」

「ありがとう、ノーデ。
    信じてる」

「………」
ぬいぐるみ
(助言
「隠された宝箱」
すぐ上の家)
「相変わらず此処は磯っ気臭いっ!
    ワタシのお洋服がカビてしまうわ」

「………」

「あら、お酒?
    ありがとう。有難く頂戴するわね
    捧げ物でワタシを懐柔できるなら、苦労はしなさそう」

「舞台から降りたと聞きましたよ」

「えぇ、えぇ。
    あの子の最高傑作に興味を抱いたけど
    あれでは盛りの付いた食屍鬼と同じね
    この副王が、人の形を模して
    狭い箱庭で?あんな玩具と繁殖?
    まっぴらごめんよ
    でも魂の質だけは惹かれるわ。
    ワタシのシャトランジに連れ帰って弄びたいぐらい。
    ねぇねぇ、許可を出してくれない?」

「……何が玩具、ですか
    貴方こそ、他者の創造物にあやかり、
    あたかも己が創ったかのように振る舞って
    美味しい蜜を吸い続ける寄生虫ではありませんか!
    結局、貴方も本質はメアリィ・スーと同じですね!」

「………クスクスクス
    いいか、貴様。よく耳を傾けろ。
    人ごときの真似事おままごとで戯れるのは終いだ
    本性を教えなさい。
    アナタが冠を捨ててまであの子を匿う理由はなあに?
    己だけのモノにして貪りたいからでしょう
    玉座にふんぞり返って、支配して、搾取するのみ。
    それが支配者の本質よ。違う?
    外面だけ取り繕っても、
    ワタシにはアナタの黒い魂が視えるわ!」

「いいえ。私を動かすのは、『愛』そのものです」

「くっ…あはははははははッ
    アナタも『愛』ですって! 嗤わせないでちょうだい。
    それは勘違いよ。
    全ての獣が持っている種の保存の本能なのよ」

「いいえ、私には愛が解ります。
    感情が解ります。
    人の心が……解るのです!
    種を超えて通じ合う為の言葉。
    喜怒哀楽あらゆる感情が生まれる輝かしい人の心……!
    それこそ、外なる者が手に入れたい一つの奇跡なのです!
    人の真似事でもいいのです。
    私は彼を理解したい……。
    本当の愛を知りたい。体験してみたい……」

「実に愚直。実に愚物。
    アナタの綺麗言葉を聞かされる度、ワタシの耳は腐っていく。
    切り取って夜空のゴミにしてしまいたいぐらい
    外なる者が心を解するなど、到底不可能な話。
    アナタだっていつかは愛想尽くに違いない」

「貴方の土足で顔を踏みつける侮辱行為もうんざりです。
    これ以上、私の箱庭に居させたくはありません。
    どうぞお帰り下さい」

「……やれやれ。
    別に今回は、アナタと口論する為に来た訳じゃないの
    そこまで彼に想いを募らせているのなら、
    良いお話をしてさしあげましょう」

「結構です。お帰り下さい」

「アナタの望んでいる愛とやらが手に入るのよ」

「………」

「フフフ……。
    耳がぴくっと動いたわね
    その耳を貸しなさい」

「……それを、私にやれと?」

「ワタシはこんなふざけたパーティ飽きてしまったの。
    だから早々に終わらせたいのよ。
    保険屋のアナタにしか出来ない事なの
    全てを出し抜いて、独り勝ちできるのよ?
    アナタにとっては願っても無い話だと思うわ」

「信じられません」

「叶えられない現実より、
    夢物語を見せてあげた方が幸せよ?」

「………。
    私は……私は………。
    彼の幸福の為に動きます……」

「よろしい♪
    それでは……」
「待って」

「………?」

「聞かれてるわ」
ぬいぐるみ
(上記家より左
の扉が無い家)
「メイベルちゃん、ごきげんようっ♪」

「あら……。
    ごきげんよう、妹のアリス。
    ワタシみたいな貧しい女の子と会話してもいいのかしら?」

「はわわわ~っ!
    そんなこと思っていませんよぉ!
    メイベルちゃんは私の大事な友達ですっ!」

「ウフフ……ありがとう」

「それより、えへへっ
    少しお尋ねしてもいいですか~?」

「まあ、何かしら?」

「先刻の"繰り返し"で姉アリスの存在が消えた。
    他にもこの夢世界に招来した支配者が複数消失している。
    ……何故だか解るか?」

「いったい何のこと?」

「ボケてんじゃねーぞクソジジイ。
    てめぇのコレクションにされたんだろうが
    最初から這い寄る者とグルなんだろ?
    餌で釣り上げて散々利用した挙句、
    あたし達を残らず屠る心算なんだろ?ええ!?」

「……役柄を被れば、魂までもが役者に沈み
    本質を忘れてしまう
    それに気づいたから、彼らは舞台を降りたのでしょうね。
    這い寄る者によるワンマンショーに
    付き合い切れないのも無理はない」

「…………」

「這い寄る者は皆が識るトリックスターでは無くなった。
    完全に、アリスという役に沈み狂っている
    脇役として忘れ去られたくなければ
    アナタも降りた方がいいわよ、女悪魔さん」

「……あたしは逃げねぇよ。
    を放っておけねぇから」

「クスクスクス。
    アナタ人間臭いわ。
    もうずいぶんと妹の役柄に嵌っているみたいね」

「は?うざ」

「もしかして本当は恋愛相談がしたかったのかしら?
    お兄さんの事がどんどん好きになってしまって
    怖いのよねぇ?
    恋に不慣れな乙女を応援したい気持ちはあるけれど
    やめておいた方が良いわよ。
    皮を被ったとしても、外なる者と人間が愛し合うなど
    不幸の末路を辿るに決まっているのだから」

「………っさい」

「……?」

「うっさい!うっさいうっさいっ!
    余計な気色悪い勘ぐり入れてんじゃねーよっ!
    あんなバカ兄貴なんて関係ないっ!!
    陰湿陰険ジメジメクソジジイ!
    そーゆうとこが嫌われんだよッ!!
    死ッッッ!!!!!!ねッッッ!!!!!!!」

「フフフ……
    流石に傷つくわ」
助言(2マップ目) アリスだ。
【ADV突破前】セーブを忘れるな……。
【ADV突破後】我が与えうる全てを君に与えん。
助言(3マップ目) 女王アリス。
カエルのハイン
リヒ(初回)
おかえりなさいませ。旦那様
☞リヒ
はい、なんなりと
☞娘たちを頼む
はい。旦那様の仰せの通りに
カエルのハイン
リヒ(2回目)
足取りは軽やかに……
玉座
助言 プリケットの指輪さえあれば……。
ソウルは使っておけ……。

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+ ...
序幕
「―――なんだが、
    また私の授業中に船を漕いでおった」

………。

「なあ、キャロル君。
    私の授業はそんなに退屈に見えるかな」

いえ、彼女は毎晩遅くまで勉学に励んでいるのです。
どうかあまり厳しく叱りつけないでください。

「……しかしこの前も途中で抜け出すなど、
    とても真面目とは言い難いな。
    いくら学寮長の娘とはいえ――君も教師として――」

ロビンソン先生、そろそろ失礼します。

「ん?
    ああ、もうこんな時間か。
    長話に付き合わせてすまないね」

いいえ、とても有意義な時間でした。

「ああそうか、君は明日から長期休暇か。
    いいねぇ、好きなだけ自分の時間を使えるなんて」

まさか、僕の時間はもっとも親しい人に贈る為に使います。

「そうやって
    他人に時間を吸われて皆、老人になっていくんだよ。
    キャロル君……」

現在見ている懐かしい思い出は、どの過去のものだろうか。
謎めいた記憶の輪を辿ってみる。
鮮明に、確かに、流れ染みてくる。

僕の扉が開いた。

見覚えのある風景。
この屋敷には3人の小さなお姫様が住んでいる。
門は歓迎を表すかのように開かれている。
僕は何の戸惑いも無く
大理石の道沿いに足を踏み入れて
鍵を使い、玄関の扉を開けた。

次女
あっ、先生おかえりー

長女
おかえりっ、先生っ!

三女
おねーちゃぁ、まってぇぇ……!

長女
早くおいでなさいよイーディス。
あなたの蜂蜜トースト食べちゃうわよっ!

三女
ずりぅ!
1 DAY(昼)
1階廊下 ☞目星
隅から隅まで掃除が行き届いており、埃も目立たない。
何時訪れても綺麗な屋敷だ。
……かと思えば、階段の隙間に落書きがされてある。

☆ディナーショーへ ようこそ:)
                えらばれた あなた 最高ラッキー!
    とびきりステキな食じが うれしい! ←わたしたち
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ~
2階廊下 ☞目星
民芸品が並んでいる廊下。
学寮長のコレクションだ。
見せびらかしたいのが嫌でも伝わってくる。
その結果が、好奇心旺盛な走り回る少女たちに壊される日々である。
飾る場所を間違えているんじゃないか?
……戸棚の上にメモがある。

行動すると時間を消費する。
そうだ、このメモを見ている間にも君の時間は消えた。
☞長女~三女の部屋
勝手に少女の部屋に入る訳にはいかない。
自室 ☞目星
僕に当てられた豪華絢爛なインテリアが目立つ部屋。
休暇の間はここを好きに使っていいとのことだ。
信頼に応えるべく、少女たちの世話は僕がしなくては。
……そんなことを考えながら、辺りを物色しているとメモを見つけた。

娘たちとのコミュニケーションは控えるように。

……これは僕宛てかな。
☞革鞄
持って来た鞄の留め金をカチリと外す。
使い込まれたカメラ。
……そして、少女たちの写真がある。
思い出に耽る時間はない。
我に返り、写真を鞄の中に戻した。
居間 ☞次女と長女(初回)
危ないから階段を走ってはいけないよ、二人とも。

長女
はい、ごめんなさい先生

次女
わたしなら2階から落ちてもへっちゃらよ

長女
なんでよ

次女
わたし、我慢のできる娘だものっ
屋根から落ちたって何も言わないわ!

そりゃあ、何も言えなくなるだろうね。

長女
先生って学校に生息しているんじゃないの?

その通りだよ。だから、引っ越してきたんだ。
☞次女と長女(2回目)
今日から僕は長いお休みになるからよろしくね。

次女
ずっと家にいるの?やったーっ
☞三女
三女
もぐぐっもぐぅ……

イーディスはトーストをちまちま食べている。

この小鷲が食べ終わる頃には日が暮れそうだ。
居間
(目星)
3姉妹がくつろいでいる癒しの空間だ。
キッチンテーブルには色とりどりのお菓子が並んでいる。
……お菓子にはラベルが貼ってある。

ぼくをおたべ。
☞こっそり食べる
クッキーを一つ手に取り、口の中に運ぶ。

噛み砕くと甘い味が広がった。

長女
ちょっと先生っ!わたしのお菓子取らないでよ!

次女
おねえちゃんのいじわる。
ちょっとぐらい先生が食べてもいいじゃない

長女
ちょっとってどれくらいよ

次女
ダイナのお皿くらいは?

長女
コウモリ一匹ぶんってこと?
信じられないっ!
☞食べない
つまみ食いはやめておこう。
玄関 ☞扉を開ける
誰もいない。
☞目星
外側だけでなく内側にも鍵穴がある扉だ。
また、外には来客用のベルがある。
……扉の横にメモが貼ってある。

夜前には鍵を閉め、鍵は自室に保管しておくこと。
1 DAY(夜)
夜開始 夜がやって来た。
自室 ☞革鞄
……メモを見つけた。

時が経てば、同じ場所で違う物を見つける事がある。
目星は存分に使おう。
自室
(目星)
夜回りはしっかりと。

……玄関の鍵を持っていこうか?
☞持っていく
玄関の鍵を手に入れた。
2階廊下 ☞長女~三女の部屋
勝手な夜這いは駄目だ。
2階廊下
(目星)
伝統とか趣があるのかは知らないが、
やはり夜間に人の顔が見えるのは不気味だ。
……戸棚の上にメモがある。

お前は 後ろから

            微笑む男に見つめられている。
☞後ろを向く
…………目の前には暗闇が広がっている。
1階廊下
(次女と遭遇)
次女
ばあっ!
えへへ、驚いた?

驚いたよ。
もう寝なくちゃいけない時間だよ。

次女
ごめんなさい先生。お花を摘んでいたの
先生こそ、こんな夜更けに何しているの?

君みたいな夜更かししてる子を
見つける為に夜回りしているんだよ。

次女
夜回り?勇気あるのねっ
大人ってすごーい

君も結構、度胸がある方だと思うな。

次女
先生、実はね。
この屋敷にはイーディスやロリーナお姉ちゃんの他に
もう一人、女の子がいるの

もう一人?家政婦さんかい。

次女
いいえ、違うわ。
屋敷が立てられる前に、この土地で死んじゃった娘なの
たまに私達の前に現れてお話したりするけど
大人が来ると、凄い怖い顔になるの
きっと、先生が見つかったら殺されちゃうかも

それは怖いね。
見つからないように気を付ける事にするよ。

次女
本当にいるのよ

……居間から割れる音がした。

次女
もしかして、あの子が来たのかしら。
見てくるから先生はここにいて!
☞追いかける
次女
もうダイナったら!
またお皿を割っちゃったの?
餌なら夕方にあげたじゃない!

どうやら猫の仕業のようだ。
割れた皿は後で片づけておこう。
さあ。
君は部屋に戻ってもうおやすみ。
☞ここで待つ
次女
ダイナがお皿割っちゃったみたい

それは大変だ。
後で片づけておくから、君はもう寝なさい。
次女
先生、さっきの話を聞いて怖くないの?

怖いよ。夜回りなんてしたくないな。

次女
だったら、わたしのお部屋に来ていいよ。
先生のママになってあげる

後でお邪魔するよ。

次女
本当よ。ちゃんと指切りしてね
1階廊下 ☞目星
夜の階段は常に足元に気を配らなければならない。

2階から落ちれば誰だって死ぬ。
居間 ☞目星
昼間のお茶会の片づけはしっかりされてある。
お転婆ながらも、教養のある少女たちが僕は大好きだ。
……テーブルには新聞紙が置いてある。

=======3姉妹、誘拐事件===========
長女xxxx・xxx 次女xxx・xxx 三女xxxxx・xxx
1862年7月4日アイシス川で遊んでいるのを最後に、行方が知れぬまま。
犯人はオックス・ウォード学院の教師だと疑われている。
玄関 ☞扉を開ける
誰もいない。
☞目星
戸締りはしっかり確認した。
誰も入って来られないはずだ。
……扉の横にメモが貼ってある。

夜間にノックが聞こえたら、絶対に開けないこと。
次女の部屋
(1階廊下に
降りた)
次女
うふふ、本当に来てくれたのねっ

お招きいただき光栄です。

次女
どうぞ、楽になさって
今夜も大人の遊びを教えてね
2 DAY(昼)
前日に3姉妹と
話していない
先生
せーんーせーいー!
妹たちが遊びたいんだって。
まったく、なんでわたしが呼ばなくちゃならないのよ
先生!
せっかくの休みなのに引き籠りはやめてよねっ!
前夜次女と寝た お茶会が始まるよ、もう起きなくちゃ。

次女
んんう。
どうかお心あらば、あと1分だけ止めて……

1分という時間は恐ろしく早い。
それを止めるなんて、バンダースナッチを止めるものと同じだよ。

次女
なんてこと。
でもまだ夢物語を見ていたいの

じゃあ、先に居間に行ってるよ。

次女
うん
自室 ☞目星
彼女の名前を呼んではならない。
☞革鞄
執筆途中の童話が底に眠っている。
愛しき彼女へ贈る物語だ。
2階廊下 ☞目星
訪問者を招き入れてはならない。
1階廊下 ☞目星
かくれんぼたのしい!
                    先生が隠れる役 ←わたしたち見つける![・v・]
見つからなかったら あなたの勝ち
見つかったら ディナー囲んで遊びましょ
居間 ☞次女
次女(前夜次女と会わなかった)
ん~~~………っ

彼女は華奢な肢体をアピールしながら体操をしている。

こんな光景を見てしまうと、写真に収めたい欲求が溢れてくる。
☞次女(前夜次女と会ったが一緒に寝なかった)
昨日は一緒に寝れなくてごめんね。

次女
気にしてないわ!
わたし、ベッドに入ってすぐに寝ちゃったもの

それはよかった。
今日は夜更かししないようにね。

次女
夜更かし?なんのこと?
わたし、昨日はずっと自分の部屋にいたわ

どうやら拗ねてしまったようだ。
今夜は彼女と慰めの同衾を共にしてみようか。
☞次女(前夜次女と寝た)
次女
あら、先生。
やっとお目覚めさんっ
ずっと寝てたから先にみんなでお茶会を始めてたのよ

おかしいな。
先に起きたのは僕のはずだけど……。

次女
先生ったら寝ぼけているの?
ほら、ちょうちょも曲がっているわ。
わたしが直してあげるわねっ

長女
ちょっとそこの二人とも!
べたべたバターみたいにくっつかないの!
厚かましいったら!

次女
てへへ
☞長女と三女
三女
ライオンがユニコーンと、たたかった♪
王冠よこせと町じゅうで、こてんぱん♪

長女
ある人あげたよ、白パン♪
レーズン・ケーキに黒パン♪
太鼓叩いて追い出せ、パンパカパン♪
はい出来たわっ!
さあイーディス、みんなの分をナイフで切り分けてね

三女
……ひうゅゅぅ

長女
また囀ってる

三女
むりぅ……。
ナイフこわいからむりぃ……っ
おねーちゃぁたすけてぇ……っ

長女
ほんっと仕方ないわねっ
わたしがいないとなんも出来ないんだから!

三女
えへぇ……けほけほっ
☞目星
キッチンからは甘い蜂蜜の匂いが漂ってくる。

次女
先生、お客様よ。
こういう時、大人が先に挨拶するのが正しいって
教本に書いてあったわ
玄関 ☞扉を開ける(居間の目星選択済)
何か用かな。
よその子は入れないよ。
ここは僕の家だ。
☞目星
扉の向こうへ行ってはいけない。
2 DAY(夜)
自室 ☞目星
三女に薬は不要。
☞革鞄
……メモを見つけた。

夜回りを怠れば、訪問者がやって来る。
2階廊下 けほっけほっ……
☞目星
……視線を感じる。
……戸棚の上にメモがある。

後ろを向きなさい。
☞三女の部屋
大丈夫かい?咳き込んでいるようだけれど。

「せ せんせい……
    く、薬……ぃ」

すぐに取ってくるよ。
☞三女の部屋(2回目)
「ごほごほ……」
1階廊下 ☞目星
気のせいだろうか。窓から視線を感じる……。
居間
(三女の部屋に
行っていない
または薬取得済)
☞目星
お茶会後の甘い匂いが微かに残っている。
……テーブルには新聞紙が置いてある。

=======3姉妹、殺害事件===========
犠牲者 長女xxxx・xxx 次女xxx・xxx 三女xxxxx・xxx
無残な死体となって発見されました。
近くの片隅で震えていた男を容疑者として逮捕。
居間
(三女の部屋に
行った)
☞目星(1回目)
テーブルの上を見る。
ここには薬は無いようだ。
☞目星(2回目)
ソファの下を探す。ここには薬は無いようだ。
☞目星(3回目)
観葉植物の中を探す。ここには薬は無いようだ。
☞目星(4回目)
キッチンの戸棚の中に『VENUS』と書かれた薬を見つけた。
☞持っていく
薬を手に入れた。
玄関 ☞目星
夜中にチャイムが聞こえたら、絶対に開けないこと。
薬を持って
三女の部屋
三女
ありがとぅ、先生……。
楽になりました

それは良かった。

三女
からだ、弱くてごめんなぁい……。
先生も、お姉ちゃんにも迷惑かけてしまぅて……ぅ
☞一緒に寝る
三女
先生、あの

問題ないよ、イーディス。
☞立ち去る
大丈夫だよ、また様子を見にくるからね

三女
はぃぃ
三女の部屋を
立ち去った後
再来
三女
けほっ
せんせぇ……?

一緒に寝よう、イーディス。
3 DAY(昼)
前夜
三女と寝た
大丈夫かい。起きれそうかい?

三女
むりぅ……

今日はゆっくり休みなさい。
☞三女の部屋
ひゅぅう……

具合の様子はどうだい?

三女
明日にはよくなる、たぶんぅ……

明日は一緒にお茶会をしようね。

三女
うん……!
明日はね、おねぇちゃんと一緒にクッキー作るんだぁ
それとねぇ、それとねぇ……っ
自室 ☞目星
この家はどこかおかしい。
違和感の正体を掴めぬまま、泥沼に沈んでいく気分だ。
……椅子の上にメモがある。

次女は嘘つき。
☞革鞄
……見覚えのない 写真 が入っている。
女性がこちらにむかって微笑んでいる。

何時撮ったのか、誰だったか。
……私は想い出す事ができなかった。
2階廊下 ☞目星
少女たちと戯れる事は罪なのか。
愛しい者を愛でるのは罪なのか。
……戸棚の上にメモがある。

彼女の肌は今でも憶えている。
頭の中でいくつでも想起できる。
その瞬間だけ、僕は時間を止める事ができる。
☞三女の部屋(昨夜薬を渡していない)
イーディスは部屋で寝込んでいるようだ。
1階廊下 ☞目星
僕は嘲笑されている。
僕は見下されている。
僕は憐れまれている。
僕は
居間 ☞次女
難しい顔をしているね、

次女
わたし、お姉ちゃんのこと好きじゃないの
産まれた順番で一番が決まるの、すっごく理不尽!
わたしは一番になりたいのに

姉妹なんだから仲良くしなくちゃ。

次女
一番に食べたいの
☞長女(三女に薬を渡した)
長女
先生、夜にわたしの部屋に来なさいよ

大事なお話があるのかい。

長女
殺して
別にっ!
いいから、待ってるからね
☞長女(三女に薬を渡していない)
長女
イーディスが寝込んでいるから
お茶会はお休みよ

早く良くなるといいね。

長女
一緒じゃないと駄目なの。
仲間外れはわたしが許さない
☞目星
静かな午前が過ぎようとしている。
明日にはきっと、明るくなるだろう。
玄関 ☞目星(3姉妹と会話になる選択肢を選んだことがある)
少女に見つかるな。
☞目星(3姉妹と会話になる選択肢を一度も選んでいない)
呼ばれても、振り返るな。
玄関
(一度も3姉妹と
会話になる
選択肢を選んで
いない状態で
扉を開ける)
白い光が広がっている。
☞振り向く
次女
先生、みーつけた!
まったく姿を見なかったから、
かくれんぼをしているのかと思ったわ!

ははは、見つかってしまったね。

次女
もう!
次にかくれんぼする時は先生が鬼をやってね?
それと、外には出ちゃダメよ
3 DAY(夜)
夜開始 先生
たすけて
あの子に殺されちゃう

わたしの部屋に来て
自室 ☞目星
次女と愛し合う。
☞革鞄
……メモを見つけた。

運命の時間だ。
2階廊下 ☞目星
……誰かが僕を見て嗤っている気がする。
……戸棚の上にメモがある。

微笑む男は背中を向いている人間には、微笑まない。
☞長女の部屋
入っていいわよ
☞次女の部屋
次女
先生

どうしたんだい、悪い夢でも見たのかい。

次女
怖いの。あの子が殺しにくるの

あれは君の作り話だろ?

次女
ち、ちがう。
わたしこそまやかしなの。夢の存在なの
気付いたの。
わたし、自分の名前を思い出せない。
お姉ちゃんも先生もわたしの名前を呼んでくれないの!

何を言っているんだ。
君はアリス・リデルじゃないか。

「え?あれ?」

名を呼ぶな。

「ぃい」

呼べば、悟られる。
這い寄って 来る。

「見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つ
見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけ
見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけ
見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけた見つけ
どうして私が探さなければならないのですか
アリスを探して。アリスを忘れないで。アリスを愛して。
愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛
愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛
長女の部屋 長女
……
昨日、イーディスが軽い発作を起こしたみたいで
話を聞いたら先生が助けてくれたらしいわね
だから――まあ、そのう―――
一番上だからしっかりしなくちゃって――
いつも気が立っちゃって強い言葉使うけれど――
でも――妹たちのこと、大好きだから――
あ、ありがとう先生……。
イーディスを助けてくれて……

問題ないよ。僕も君たちが大好きだからね。
助けるのは当然だよ。
ロリーナ、君はとても強いし、偉い子だ。
でも僕の前では少し弱音を吐いてもいいんだよ。

長女
先生……
わたし、今でも一人で寝るのが怖くて……。
先生がよければ、一緒に……寝てほしいなって……
☞立ち去る
ごめんね、まだ夜回りしなくちゃいけないんだ。

長女
……わかったわ、先生。
さっきの話、忘れなさいよっ
わたしは一人でも平気だからっ!
三女の部屋
(昨夜薬を渡した)
三女
せんせぇ、せんせぇ……

そんなにガタガタ震えてどうしたんだい。

三女
ベッドの下になにかいるぅ……!
おねがい、見て……!
ベッドの下、見てぇ……!怖いの!怖いのぉ!

落ち着いて。今、見てあげる。
大丈夫だよ、イーディス。
何もいないよ。
イーディス?
☞三女の部屋(2回目)
……。
2階廊下 ☞長女の部屋(長女の部屋から立ち去った)
夜回りを続けなければ。
1階廊下 ☞目星
僕の夢物語に『現実』は猛毒だ。
現実に感化されれば、
怖ろしい悪夢を無意識のうちに生み出してしまうから。
居間 ☞目星
血の匂いがする。
……キッチンにラジオが置いてある。
カセットテープには
『3姉妹殺害事件 犯人・キャロル氏の供述】と書かれてある。

『怖かったんだ。
    愛くるしい少女たちが、少女でなくなっていく変わり目が。
    人の形に見えた時、僕はポケットからナイフを取り出して
    ズタズタに裂いて細切りのチーズにした。
    ………仕方がなかったんだよ。

――精神鑑定を受けたところ、貴方は正常のようです。
        そのような証言では死刑は免れない。
(キャロル氏がガタガタと震えだす)

『僕の顔は……ちゃんと人の顔に見えますか。
    かんぬきでくりぬかれていませんか
    僕はどこにいるんですか?
    ここはちゃんとした現実なんですか?』

――仰っている意味が解りかねます。

『繧「繝ェ繧ケ縺ッ縺ゥ縺薙□(アリスはどこだ)』

(悲鳴)

(歯車の音)
玄関 ☞目星(初回)
縫いぐるみが置いてある。

『  (主人公)くん   ニゲテ
                                                                                喰ワレ ル  』
☞目星(2回目)
僕は此処から出たくない。

放っておいてくれ。
4 DAY
前夜
長女と寝た
清々しい朝を迎えた。
隣で寝ているロリーナを起こす。

長女
お、おはよ。先生……
ぅうううう

どうやら既に起きていたようだ。
顔を手で隠してバタバタしている。

長女
昨日の事は忘れなさいよ……っ
思い出したり妹たちに言ったりしたら、首を切るわよ!

もちろん、指を切るよ。

長女
ところで先生、いつまで休みなの?

そういえば、昨日で休暇は終わりだったことを思い出した。

長女
なんですってっ!?
早く家を出なくちゃじゃないの!
妹たちを起こしてお見送りしなくちゃ……。
そ、そのまえに服も着て、髪も結んで……。
ああもおーっ!
長女
さっさと行きなさい

次女
次もナンセンスなお話、沢山聞かせてね

三女
ひぃぅうっ……!
行ってらっしゃい、せんせぇ……っ

もし、家の門にさしかかったらハンカチを振ってくれるかな。
きっと、励まされるから。

次女
もちろん、持っているわ
はるばる遠くから来てくださり、
本当にどうもありがとうございました。
また近いうちにお逢いになると思いますけど

それから、姉妹たちと握手を交わすと
私は扉を開いた。

君が助けてくれたんだろう。
ありがとう。
それから、寄り道に付き合わせて、すまなかった。
もう大丈夫だ。

眩い陽を浴びて、心を軽くしながら歩く。
やがて屋敷の門まで進むと、歩みの時間を止めた。
少女たちはハンカチを振っているだろう。
振り返ってみようか?
☞振り返る
―――人形がいた。
☞振り返らない
僕は振り返らず、歩き始めた。
もう二度は逢えないと知ってなお、
進みながら物語を作る為に。
" 夏の日のアリス・プレザンス・リドルさようなら"
前夜長女と
寝ておらず
次女の部屋にも
行っていない
輝ける君の顔、もはや見えぬ。
銀の笑い声も、もはや聞こえぬ。
黄金の髪の毛、
白く若々しい肌、
君の笑顔は宝石の様に眩しい。
アリス、アリス、アリス・リデル きみはいまどこにいる?
逢いたい、触れ合いたい、

交わりたい。

水だ。
僕の顔に生温い水滴がかかる。
――いや、違う、何かがおかしい。
こんなにも赤い水があるか?

アリスがいる。
無残な死体となって、天井にへばりついている……。
居間以外を選択 アリスはどこだ。
居間 三女
けほ……っ
おはよぉ、先生……

ロリーナは?

三女
アリスお姉ちゃんを起こしに2階に行ったよぅ

長女
アリスがいない

三女
ひぅ?

どこにもいないのよ。
部屋中どこを探しても、アリスがいないっ!

ロリーナ、彼女は……。

長女
昨日の夜、あの子言ってたのよ。
先生に会いに行くって
先生、知っているんでしょっ?
教えてよっ!アリスはどこにいるの!?
勝手に家を出る子じゃないのよっ!

ロリーナ、落ち着いて話を聞いてほしい。

長女
聞くわよっ!
落ち着いてるから、早く話してっ!

アリスは遠い所に行ってしまったんだ。
もう、会うことはできないかもしれない。

……嘘っ!嘘よ、嘘嘘嘘っ!!
そんなデタラメ信じたくないっ!!
先生の作り話に決まっているわ!!

三女
けほっ
おねーちぁ……っ
けんかだめだよぅ、けんかしないでぇ
げ ほッ
げぼおおおおおおおおぅッッ!!?!

長女
嫌あ……っ
嫌あああああああああああああああっ!
居間
(目星)
キッチンの戸棚を開けた。
……ナイフを見つけた。
☞持っていく
ナイフを手に入れた。
居間
(ナイフ
入手後に目星)
……ラジオがノイズ交じりに喋っている。

「チチチチ――あのロリコン教師、不安定よ。
    そうだねミチル。創造力は確かだけど、
    想像豊かな脳が逆に悪影響を及ぼして自壊が早いよね
    これでは魂が確立しないのう。
    メアリィ・スー様、いかがなさいますかな」

「きゃひひっ!
    だいじょーぶっ♪ボクにいーい考えがあるよぉ~」
1階廊下 ☞目星
……階段の隙間に落書きがされてある。

先生 先生 愛しき先生、 かくれんぼしましょ。
今度は わたしが隠れる番よ。

ナイフで刺したら おしまい。
長女の部屋 ☞目星
ベッドの上にはクイーンの駒が転がっている。
☞ベッドの下を見る
何も見つからない。
次女の部屋 ☞目星
ベッドの上には一冊の本が置いてある。
『地下の国のアリス』……僕が彼女の為に贈った物だ。
次女の部屋
(ベッドの
下を見る)
アリスの死体を見つけた……。
手に何か握っているが、死後硬直で開く事ができない。
【ナイフ取得済】……ナイフで指を切り落とそうか?
☞切り落とす
……玄関の鍵を手に入れた。
次女の部屋
(玄関の鍵入手後
ベッドの下を見る)
もう見る必要はない。
三女の部屋 ☞目星
ベッドの上には薬が転がっている。
ラベルには『VENOM』と書かれてある……。
自室 ☞目星
もう朝日は昇らない。
後は沈むだけだ。
☞革鞄
使い込まれたカメラ。
……そして、ディナーを囲む人形たちの写真がある。
玄関
(居間に入った後)
長女
嫌っ!殺さないでっ!

大丈夫だ、ロリーナ。落ち着くんだ。
これは全て悪い夢なんだ。

長女
夢?……これは夢なの?
そっか。夢なんだ。
夢が覚めれば、いつもと変わらない日常が始まるのよね。
わたしの可愛い妹たちも先生もいっしょで
お茶会をするのよね
よかったぁ……
……痛い
痛いッ!夢なのに痛いっ!痛い痛い痛い痛い痛いッ!
いだいぃぃいいぃぃいぃぃぃいいッ!!
夢じゃないッ!夢じゃないッ!夢じゃッ
ぇえぐごぉおぉぉッ
☞目星
時間を積み重ねれば、目覚めが遠のいていく。
扉の先に扉があったとしても、諦めず進め。

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最終更新:2021年12月12日 03:10
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