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キャラメイク

+ ...
名前入力 貴方の名前を教えてください
➜アリス
ふふふっ
おかしな人。貴方は少女ではありませんよ
➜リィフ
きひひ。やっと気づいた~っ?
…なんて、冗談です。
真面目に答えてくださいね
➜ノーデ
悪戯な人。
私の反応が見たかったのですか?
きゃあ、ノーデさんったらすごーいっ
聡明で威厳溢れてる~
…………こほん。
満足しましたか? 真面目に教えてくださいね
➜グリム or ルイス or キャロル
……ふふ、いけませんね。
少し記憶が残っているみたいです
その記憶は邪魔なものです。
貴方のこれからの有意義な人生にとって……。
残り滓まで取り除いてあげないと…
➜その他
(主人公)さん、おはようございます。
ふふ。可愛らしい寝ぼけ眼ですね
状況を理解するのは難しいと思います。
今はただ…私の言葉に従ってください。
それがきっと、貴方の為になるのですから
素性選択 では次に、貴方の素性を選んでください
一つだけですので、どうか慎重に
➜もこもこ
………この素性でよろしいのですか?
➜その他
この素性でよろしいですか?
新しい自分へと生まれ変わりましたね。
大変似合っていますよ
性の興味 では次に……品の無い質問ですが…。
貴方は性行為に興味がありますか?
☞興味ある
ふふ。正直ですね。
大変よろしいと思いますよ
☞興味ない
まぁ!紳士なのですね。
少し、残念です……
眠気 あら……そろそろ眠くなってきましたか?
☞眠い
ふふ。分かりました。それでは…
☞眠くない
そうは言っても上瞼と下瞼が仲良くなってしまいそうですよ。
無理はしないでください
質問終了 質問は終わりです。
最後まで付き合って頂きありがとうございます
貴方の物語が始まるまで……。
どうか安らかにおやすみなさい

オープニング

+ ...
川辺の土手
アリス選択 「――――っ」
……誰かが呼んでいる。
愛らしく綺麗で、薄く透明感のある声だ。

「―――――――――――っ」
……ああ、この声を知っている。
長い眠りから覚める様に徐々に意識がはっきりしていく。
そう、隣にいるのは(主人公)の……。
娘アリス 我が愛しき娘、アリスだ。

アリス
ねぇねぇ、パパっ、パパったら!
それでそれでっ?お話の続きは?
騎士様は悪い竜を倒したんだよねっ?

アリスは絵本を持ちながら、きらきらと眩しい瞳で答えを待っている。
勿論そうだ。
白の騎士は竜を討ち倒し、お姫様を救った。
物語はめでたしめでたしの文字で閉幕。ハッピーエンドだ。
…よくある、ありきたりな結末。
それでも少女にとってはたまらない終息の形だったのだろう。
感嘆のため息をついて嬉しそうに叫ぶ。

アリス
騎士様かっこいい~っ!
アリスもお姫様になりたいなぁ……
もしアリスがお姫様ならぁ……。
パパは騎士様ねっ!
お馬さんに乗って、
ぱかぱかってどこまでも連れて行ってほしいのっ!
それでねそれでね。
アリスが悪い竜にさらわれちゃったら、助けに来てねっ
今度じゃないよ?今度はすぐっ!
それからそれから。
パパが悪い竜をえいっ!て倒したら、
二人一緒にお城に住むのーっ
アリスはパパとケッコンしちゃうの……えへへ
☞アリスと結婚したい
えへへ~っ
あ、でもちゃんとかっこいいとこ見せてねっ?
赤の騎士みたいに決闘に負けちゃだめなんだからっ!
☞ママに叱られるよ
ママはいーのっ!
アリスが世界でいっちばーんっ大好きなのは
パパなんだもんっ!
☞アリスにはまだ早い
あ~~~っ!
また子ども扱いしてるーっ!
アリスはもう大人だもんっ!
パパ、あのねあのね……。
えっとねー……
アリス、おうちのお手伝いいっぱいするからぁ………。
明日、遊園地に連れて行ってほしいなぁ……。
……だめ?

パパ……?
ねぇ、どうしたのパパ?
また眠くなっちゃったの?
パパっ!?
寝ちゃだめぇっ起きて~~っ!
妹アリス 我が愛しき妹、アリスだ。

アリス
お兄様、おはようございますっ♪
はい、口を開けてください。
ほら、あーんっ

欠伸と共に口を開くと、アリスに何か突っ込まれる。
咀嚼すると牛肉の味が広がった。

アリス
ふふっ…♪
美味しいですか、お兄様?

……まあまあだ。
もっとも、一番最初のアリスのお弁当と比べればかなり美味しく感じる。

アリス
もう…せっかくお兄様とのピクニックで
張り切ってお弁当を作ったんですから。
寝ちゃだめですよっ
この調子でもう一口、どーぞっ♪
うふふ。今日の私はハイセンスですよっ

そんな眩しいくらい笑顔で向けられれば断れない。
誰かに見られていないか確認しながら、妹に食べさせて貰った。

アリス
うふふ。口の中は無くなりました?
それでは手の平を合わせて…さんはいっ
ご馳走様でしたっ!
よしよし、さすがお兄様です~っ♪
明日もまたお弁当作ってあげますねっ
今度は違うメニューに挑戦してみますよっ!
☞是非頼む
まぁお兄様ったらっ♪
もう私のお料理のトリコというものですねっ
☞噂されたら恥ずかしい
誰かに目撃されたら恋人に見られちゃったりしてっ?
えへえへ……そ、それでも私は構いませんケド……
☞誰か助けてくれ…
えっ 何でですか。
大丈夫ですよっ!
前々回の様に黒焦げにはしませんからっ!
お兄様、ぎゅーーーっ♪
わっ、わっ…離れちゃイヤですよ。
いいじゃないですか~。
折角の休日、二人きりなんですっ
私は常日頃、お兄様の事を想っていますよ…?
ほ、本気なんですから……!

お兄様……?
どうしました?
ま、まさか食当たりですか……!? はわわっ!
お兄様~っ!!
死なないでください~っ!!
母アリス 我が愛しき母、アリスだ。

アリス
あ……。
ごめんなさい、起こしちゃった?

どうやらそのようだ。
欠伸をする(主人公)にくすくすと笑みを零し、
優しく見つめながら、母は頭を撫でてくれた。

アリス
ふふ、貴方はいくつになっても可愛らしい我が子のままね。
さ、お母さんが謡ってあげるわ。
もう少しこのまま横になって……?

魅力的な提案だ。
母の柔らかな太腿を枕にし、もう一度眠りへと落ちる……。
いや……この光景を誰かに見られたら不味い。
名残惜しいが離れる事にする。

アリス
もう良いの?
そう……分かったわ
この川辺に来るのも何年振りかしらね…。
夫と別れてから忙しくて、
なかなか来れる時間も作れなかったから…
ところで………。
お母さんの今日の衣装、ちゃんと似合っているかなっ…?
☞お姫様みたいだ
もうっ…♪
それは誉め過ぎよ……でもありがとう
☞まだまだいける
ほんとっ? 良かった……。
幼い頃に着ていたお気に入りの服をイメージして縫ったから
貴方に見せる事ができて嬉しいわ
☞キツい
がーん……。
そんな酷い事言わないでよぉ……お母さん泣いちゃう
……お母さんね、
もう新しい人を見つけるのはやめようかと思うの
もうこの年だし……。
ゴスロリ趣味を理解してくれる人って
なかなか難しいし、伝えにくいから……
これから忙しくなるのは変わらないけど…。
ずっとお母さんと二人で暮らしましょうね
あっ……(主人公)の行きたい道があるのなら
そっちを優先させてね。
お母さんは一人でも平気だから、ね?

……?
どうしたの、(主人公)。また眠くなったの?
ふふっ 仕方のない子ね。
いいわ…お母さんがまた膝枕してあげる。
ゆっくりお休みなさい
暗転 アリスよ。幼稚な御伽噺をとって
やさしい手でもって少女時代の
夢のつどう地に横たえておくれ

記憶のなぞめいた輪の中
彼方の地でつみ取られた
巡礼たちのしおれた花輪のように

表ルート

ACDEエンド共通

+ ...
図書室の夢
白の兎ノーデ
【進行度10】
(主人公)様。
先ほど金髪の少女を抱えた猫
この扉の奥へと抜けていきました
あの少女が(主人公)様の捜していた
アリス…なのではないでしょうか
☞アリスを助けに行かなければ
ふふ、まるで王子様ですね。
大変素敵だと思います
☞教えてくれてありがとう
いえ、一瞬の出来事でしたので…。
止める事が出来ず申し訳ありません
ですが(主人公)様、この扉の先は私も入った事がないのです。
何が待ち構えているか解りません。
……ご健闘をお祈りします
屋根裏階段
助言 セーブデータは分けておけ…。
子供部屋
チェシャ猫 子供を産んで間もなくあたしは死んでしまったから
アリスの顔は少女の姿でしか覚えていないんだ
あの頃と比べてもまるで変わらない純粋無垢な少女の姿。
あたしは知っている、アリスの手の温もりを。
毛並みを撫でられるだけで
あたしは自慢の飼い猫だって思い知らせてくれるんだ
アリスに会いたがっているのは君だけじゃないんだよ。
残念だよ。本当にごめんね。
夢と虚の区別もつかないなんて
――扉の奥で待っている
黄色い熊 【SEN≧31】……黄色い熊だ。
【1≦SEN≦30】たすけて リィフちゃ
赤い熊 【SEN≧31】……赤い熊だ。
【1≦SEN≦30】いたい くるし
青い熊 【SEN≧31】……青い熊だ。
【1≦SEN≦30】ころして
引裂く獣、ダイナ
娘アリス パパっ!!
妹アリス お兄様……?
お兄様……っ!
母アリス (主人公)……!
駄目よ、来ちゃ……っ
引裂く獣、ダイナに勝利 ⇒ ADEエンド共通
引裂く獣、ダイナに敗北 ⇒ C END

C END

+ ...
娘アリス アリス
いっ…いやぁぁあっ!?
パパぁぁっ!!パパぁぁぁぁああぁっ!!
やだッ!猫さんどっか行ってっ!!
アリスなにも悪いことしてないよぉっ!!
パパぁっ!!ママぁっ!!
アリスを助けっ
あぐぁっ!?
いだぃぃっ……!!
や、やだぁぁっ……!なんでっ…なんでっ……
あっ…やめ、でっ……!
千切っちゃだめっ……ぇぇぇえええぃぎぎぎいいいぃいいい
ぃいいいいあぁぁあああぁぁぁぁぁぁあああぁああああッッ

引き千切られる音。
黒の彼方に広がる、鮮血の海。
どたり、と少女の頭が隣に落ちてきた。
血と涙でぐちゃぐちゃになった顔が此方を見つめてくる。
妹アリス アリス
お兄様っ!? お兄様ぁっ…!?
駄目っ……死なないでっ……!!
あ、ああっ……!
そんな……こんなの夢ですっ…夢に違いありません…。
お願いっ…夢なら醒めてっ夢なら醒めてっ醒めて醒めてっ
ひぎぃぃあぁっ!?
い、いやぁあぁっ……!!
なんですか、これ……!?
やめてぇぇっ…!! 痛いですっ!痛いですぅっ!!
おねが、おねがいしまずっ……!
なんでもっ……なんでもしますからっ……!!
たっ…た、助けて………っ

引き千切られる音。
黒の彼方に広がる、鮮血の海。
ぱちゃり、と飛び散った少女の破片が顔面に付着する。
少女の香りに混じる噎せ返る血の臭いに壮絶な吐き気を催す。
母アリス アリス
(主人公)……!!
ああっ……そんな……ううっ……ごめんね…。
貴方を守る事が出来なかった、
愚かな母を赦してちょうだい……
……っ!
さあ、殺すなら殺しなさい。
お前など、恐くはありません……っ
ふ、っぎ……!!
かはッ……がっ……!!
あっ……くううぅ……ッ
待ってて、(主人公)……。お母さんもすぐ、逝くから……

引き千切られる音。
黒の彼方に広がる。鮮血の海。
薄れゆく意識の中で母の小さな断末魔が聞こえた。
そして訪れる静寂……取り残された二つの死体。
末文 ――嗚呼、愛しき少女は死んでしまったのだ。
絶望と後悔に打ちのめされ、(主人公)の魂は粉々に砕け散った……。
エンドロール 【SEN≧1】C END
【SEN≦0】Catastrophic END

ADEエンド共通

+ ...
娘アリス パパぁ……ぐすっ……。
こわ、怖かったよぉ~~~っ!!
アリスね、アリスね…ずっと暗い所にいたの。
誰もいなくて……怖くて……。
そしたら猫さんが追いかけてきてっ……
でも……パパが助けにきてくれるって信じてたよっ?
それでほんとにきてくれたの。
やっぱりパパはアリスの騎士様なんだねっ…ぐすっ
……あれ? もう怖くないや。
パパが来てくれたからかな? えへへっ
妹アリス お兄様、ほんとにお兄様なのですね……?
ああ…良かったっ……。
私、もうこのまま一生閉じ込められたままかと…!
助けてくださり、ありがとうございます…!
私の兄は自慢の…いいえ、最愛のお兄様ですっ♡
母アリス (主人公)っ!大丈夫……!?
ああっ、こんなに怪我をして……。
お母さんの為にこんなに頑張ってくれたのね……
ありがとう……っ
貴方は自慢の息子よ、もう離さないわ……
さ、もう帰りましょう……?
ずっとずっと、お母さんと一緒よ……♪
愛し合う ⇒ A END
殺害する【SEN≧1】⇒ D END
殺害する【SEN≦0】⇒ E END

A END

+ ...
娘アリス アリス
パパ……アリス、幸せだよ……♡
ふあぁ……。
あれ、なんだろ……?
アリス、ねむくなってきちゃった……
パパ、おんぶしてー……。
アリス……もう………………。
おやすみなさい………

すやすやと寝息を立てる娘を抱え、歩を進める。
懐かしき我が家へと帰る為に。
妹アリス アリス
お兄様…お兄様……。
うふふ。そろそろ帰らないと……
家に帰ったら、続きをしましょうね……♡

愛しき妹と手を繋ぎ、歩を進める。
懐かしき我が家へと帰る為に。
母アリス アリス
もうっ……調子に乗るんじゃありませんっ
あまりこういうのは、駄目なんだからね……っ
今日は特別よ……?
(主人公)が頑張ってくれたから……
でも………いいえ、もう十分ね。
さ、愛する(主人公)…。お母さんと帰りましょうか

愛しき母と手を繋ぎ軽快な歌を謡いながら、歩を進める。
懐かしき我が家へと帰る為に。
家路 二人に降り注ぐ星々の煌めき。
瞳が焼き付いてしまうぐらいに光り輝くそれは、
祝福ではなく妬き焦がれてるようだった。
ふと、気付き足が止まる。
……どうして今まで判らなかったのだろうか。

―――アリスはどこにいる?
エンドロール 【SEN≧1】A END
【SEN≦0】Alice END

D END

+ ...
娘アリス アリス
えへへ、パパ……?
ぎぁっ……!?
ぁ………あ、え……?
ぱぱ……? どうしたの……?
いたい……いたいよパパ……。
アリス、いけないことしちゃった……?
かふっ……や、だぁ……やだよぉ……。
ぱぱごめんなさい……ごめんなさ、ぃ………っ

崩れゆく儚い少女の肢体。
妹アリス アリス
え、あの……お兄様?
私…アリスですよ。貴方の妹……
あッ…!? が………っ!?!?
かはっ……ごほっごぼッ……!
どう、して……っ? おにいさま……あ、あああっ……

乱れた金色の髪。人形の様に動かなくなった美しい妹の肢体。
母アリス アリス
(主人公)……? どうしたの?
あうッ………!
っは………。
(主人公)……。お母さんのこと、嫌いになっちゃった……?
かひゅ………。
ごめん、ねっ……ごめんねっ……ぇ……。
お母さん、馬鹿だね………ごぼ……っ!

血を噴き出し、床に伏せる母の肢体。
末文 真っ赤な血に染まった手と止まらぬ動悸が彼女の死を確信させた。
今見ている光景は夢か?現実か?
―――アリスはどこにいる?
エンドロール D END
D END はSEN0以下で見られないが、内部的には Death END という名称が設定されている。

E END

+ ...
娘アリス なんで?
どうして?
なんでアリスをころすの?
アリス、わるいことしたの?
アリス、わるいことしてないよ?
わるいことしているのはパパだよ?
アリス、しっているよ。
ママが教えてくれたんだ。
パパはアリスみたいな
女の子が好きなどうしようもないロリコン野郎だってね
でも違うじゃん。
パパはアリスを愛さない。
ママはうそつき。パパはうそつき。
みんなみんなみんな、うそばっかり……
あのねー……………………死んでくれる?
➜勝利
きゃ、ふ……ぐ………ぎぅ………っ
…………ぱ、ぱ…………
➜敗北
ばいばい。パパ
妹アリス は?
なに、あんた頭が治ったの?
はっ……興醒めなんだけど。
猿みたいに腰振ってればいい玩具が今更反抗する気?
ばっっっかみたいっ!!
てめぇみたいな臭い不死者が兄ってだけでも嫌なのに、
これ以上あたしの気分を害さないでくれるかしら?
……なーに、その顔は?
あははっ!一途な妹が豹変してショックだった?
兄の為に健気に弁当作ってあげるとか
古臭すぎて無理なんですけど!
冗長なポエムに寒いジョーク。
もうこりごり。
選択を誤ったらどうなるか……思い知らせてやるよ
➜勝利
ぎゃぁっ!? あ、っ……ぐぐっ……うう、っ…
………なに、よ……っ
大人しく、夢さえ見ていれば…っ……
➜敗北
残念でした。お・に・い・さ・まっ♪
母アリス ………………
…………ふふっ
愛しい愛しい我が子よ。
どんなに慈しみをかけて愛でても
いずれは母の腕から逃れようとするのね……
ふふっうふふふっ
駄目よ、逃がさないわ。
貴方は私の子、私が産んだのよ……。
他の女の所になんて行かせない
貴方はこの閉ざされた籠の中で
ずっと私と傍に居るのよ。
それって…ふふ、芳晴らしいわ……。
お母さんの胎内はとても安らぐものね
(主人公)………??
お母さんの腕に
抱かれて
死なゲればならなィわネ
➜勝利
ぎぃあぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁあぁあッ……!!!
➜敗北
可哀想な我が子……。
それでも、もう離さないわ………
エンドロール Exclusion END

B END

+ ...
図書室の夢
白の兎ノーデ
(三悪夢以外の誓約を
Lv3にして愛し合う)
ん………。
(主人公)様、どうなされましたか?
☞疲れた
あら……。
そんなに無理をしておられたのですか?
どうかご自愛ください…。
心は決して折れてはいけませんよ
☞立ち去る
はい。
いってらっしゃいませ。(主人公)様
白の兎ノーデ
(「疲れた」選択)
☞もうやめたい
お気持ちは分かります……。
ですが、
アリスを救い出さなければならないのでしょう
アリスを諦める
まぁ……!
解りました…(主人公)様。
貴方様がそう望むのなら、私は安らぎを与えましょう
さぁ。どうぞ此方へ……。
娘達が待っていますよ
少女の悪夢
白の兎ノーデ もうすぐ…
お産まれになりますよ。
さぁ、目を逸らさないで……
ウミガメモドキ ぱぱっ
愚鳥ドド パ、パ
トカゲのビル パパ
帽子屋ハッタ ぱぱ……
白の兎ノーデ ……また、楽しい繁殖期が始まりますね
エンドロール 【SEN≧1】B END
【SEN≦0】Born END

裏ルート

+ ...
川辺の土手
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?N
(アリス・リデル)
豌嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ
嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>
縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺
縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺サ倥>縺滓-嶺
(気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付い
気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた
気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた
気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた気付いた)
少女の悪夢
助言 覚悟は出来たか?
帰還の〇〇か
黒の灰を使用
アリスはすぐそこだ。
帰る必要などあるだろうか。
トカゲのビル かみさま、お願いしますぅ
生まれ変われるのならぼくを女の子にしてください
じゃないと…じゃないとぉ……。
あの人は男のぼくを、好きになってくれないんです
(主人公)さんッッ!!
ぼくを受け入れてくださいよぉッ!!
ホモでオカマで近親相姦なんて
三重苦とでも言いたいんですかぁぁあぁ~ッ!?!?
帽子屋 アリスを殺したのは帽子屋さんです
あの娘は黙りもせず話によく口を挟む糞餓鬼だったのです。
頭に来た帽子屋さんは頭をもぎ取って
ティーカップ漬けにしてやりました
眠り鼠 眠れないワケです。
これが夢なのですから
三月兎 んふふ。
セックス…セックス…アタシとセックスし続けろ。
激しく。もっと激しく……
愚鳥ドド 我が輩はほんとは賢いんだ。なんでも知っているんだ。
だから認めてくれ。我が輩はここにいる。
誰か、気づいて……
我が輩が死ねば、きっと天国の仲間に逢えるのだ。
さあ……一思いに殺したまえよ……っ
痛ッ!痛いッ痛いよおぉッ!
やっぱり殺さないでッ!
まだわたし死にたくないようぉぉぉッッ!!
芋虫シーシャ 独りはイヤだ。
お願い。行かないで。寂しいの。もっと構って
ぷかぷかぷか。
泡になってとんでいくの。
キミに触れたら弾けて消えちゃうわたしの夢
公爵夫人 あら、あなた……おしょくじ?
旦那なんて最初からいらなかったわ。
貴方だけ。貴方だけ。
わたくしには、貴方だけが相応しいの
トゥイードルの双子 トゥイードル・ダム
私たちは蝋人形じゃないわ

トゥイードル・ディー
いつも二人で仲良しなの。それを引き裂かないで
鷲獅子グリフィ ほゃくるるる……。
何の名誉も遺せず、他人に縛られ、ただ死ぬだけの人生。
私には耐えられない
そうだ。
貴方を抱いて、逃避行をしよう。
この翼があればどこへだって飛べる
ウミガメモドキ みんなみんな、わたしが嫌い……。
世界中がわたしを殺そうとしている……。
死にたく、ない……死にたくない……っ
そう…。
貴方に抱かれて、二人だけの楽園へ行きたい…。
貴方さえいれば何も怯える事はないの……
心臓の女王ロリーナ どうしてアリスばかり贔屓するの??
私にも本を寄越せ
まともな愛を囁いてよ
そんな上っ面な愛…
意味がわからないし…
自分でもよく解ってないくせに……ッ!!
溟海の捕食者シヴーチ ураааааааа!!
わたくしこそ羊と向き合う勇者ですの~っ
同胞よ、夢から逃避するなんていけませんの!
脳を入れ替える必要がありますの~~~っ!!!
可哀想ですの!可哀想ですの!
貴方も彼女もこの世界も、不幸に苛まれているッ!
嗚呼……すごぉく可哀想ぉぉぉぉぉ~~~っ!!
白の兎ノーデ
(初回)
こんばんは、(主人公)様
☞沈黙
怖い顔をなさらないでください。
私は……貴方と争う気はありません
☞お前は敵か?
……私は貴方を手助けする立場です。
今も変わりませんよ
……遂にこの時が来てしまったのですね。
不思議の国は形を失くし、崩壊を始めています
(主人公)様が夢から醒めようとしている……その証拠ですね
白の兎ノーデ
(2回目)
白の兎ノーデ
メアリィ・スーが世界の創造主たちを混合させて
創りだした最高傑作……それが(主人公)様です
それは人の身を超え、
支配者の夫に相応しい血と財産を持っています
支配者の子孫を創り出すという
這い寄る者の提案に私は乗りました。
この国を舞台に、
貴方と支配者の交接を繰り返してきたのです
支配者と交合し、その産み出された子とまた交合し、
それはまるで廻転する歯車のよう。
私も…溢れてしまうほどに沢山の子を儲けました
(主人公)様……。
私は貴方様の目覚めを止めはしません。
しかし、這い寄る者はそれを許さないでしょう
奴は最初から貴方を狙っていました。
叶わなかった愛物語を永遠に繰り返す心算です
奴の感情、行動心理、全て理解できませんが……。
(主人公)様を奴のモノにするのは……私は……そう……、
気に喰わないのです
……愛おしい(主人公)様。
全ては泡沫の夢でした。
現実からの使者が貴方を救ってくれる筈です
今の今まで、本当にお疲れ様でした……

ノーデと唇が触れ合う。
とても一瞬で、しかし永遠のような……そう思わせるキスだった。
白の兎ノーデ
(3回目)
(主人公)様。
最後までお力添えさせてください
☞殺害する
……私が憎いのですね。
そうですね。貴方を騙し、利用したのですから…
ですが私としては……。
あまり血を流すのは好きではないのです。
どうか手を引いてはくれませんか?
☞従う
ほっ……。
すみません、ありがとうございます
白の兎ノーデ
(ここで死ぬべきだ)
そうですか……
―――非常に残念です
➜勝利
っは……かふ……。
お強く、なられましたね……
……我々、支配者は幾年もの間
虚無という玉座で鎮座していました
支配者たちは
『この宇宙<そら>を総べるのは常に我』だと………
驕り高ぶっていたのです
生まれながらにして持つ其の力は既に完成されており、
成長も学習も必要無い
しかし、だからこそ私は貴方の儚さに触れ、
奮励する姿に惹かれ、愛でたくなったのでしょうね……
……(主人公)様……
支配というのは……退屈なものですね……
➜敗北
(主人公)様。
屍を築き、黒いソウルを求めてください。
それが貴方の強さなのですから
狂鳥ジャブジャブ おやおや?種馬坊やが脱走してるじゃないか!
一体全体、当ても無く何処へ逃げる心算なんだい!?
燻り狂える
バンダースナッチ
ぶっごるぁぁぁあぁぁぁあぁッッッ!!!!
バンダースナッチ、参上なのだぁぁぁぁぁあッッ!!!
屍竜ジャバウォック うふふ~。
挨拶も無しに抜け出すなんてイケナイんだぁ……。
悪戯っ子は……めっ、だよぉ?
☞押し通る
お姉さん悲しいなぁ……。
キミと戦わなくちゃいけないだなんて……。
これも悲劇の宿命なんだね。
乗り越えなくちゃいけない壁なんだよね?…くすくすっ
燻り狂える
バンダースナッチ
☞戦いたくない
我様を失望させるなッッ!!
戦意に魂を燻るのだッ!
戦えッ!!或いは負け犬として死ねッ!!
狂鳥ジャブジャブ ☞命が惜しければ退け
おー怖い!
あんなに貧弱だった魂が
今ではもうすっかり威勢の良いこと!
狂鳥ジャブジャブ まさか私らを相手にしてまーだ余裕で息を吸えるなんて、
高望みしているのか?
舐められたもんだねっ!
今この瞬間からあたしが泣いたり笑ったり出来なくしてや
はぎゃあっ!?
食屍鬼メリフィリア ん……浅かった……
(主人公)……。
先を急いでるんでしょ……。
ここは私に任せて……
任せる 食屍鬼メリフィリア
うん……。
現実に戻ったら、お前に逢いに行く、ね……

狂鳥ジャブジャブ
……ぎゃははははッ!!
食屍鬼如きが粋がりやがッて!!
てめぇの腐り切った脳味噌ぶちゅ潰してやるわッ!!

食屍鬼メリフィリア
……殺害する
今度は共に戦う 食屍鬼メリフィリア
(主人公)……。
分かった………一緒に……

屍竜ジャバウォック
その首、もーらった……♪

黒の車掌ハイン
クソッたれがああああっ!!

食屍鬼メリフィリア
………!

屍竜ジャバウォック
あれれぇ?どーしたのかなハインくん?
自分から望んで幸せな夢を見ていたのに~
君も目覚めたいのかなぁ?

黒の車掌ハイン
畜生!畜生!……ずっと観客席にいたのに、
思い出しちまった!舞台に上がっちまったよ!
お前のせいだぞミランダ!もううんざりなんだよっ!

食屍鬼メリフィリア
ハイン……

黒の車掌ハイン
先輩って呼べよ!!
……まったく、愚かな後輩を持つと苦労するよなぁッ!

食屍鬼メリフィリア
ハイン、やれるの……?

黒の車掌ハイン
ひ、ヒヒっ……。
俺を誰だと思ってる。
黒の裁判で最強だったハイン様だぞっ!
だが、共闘は今回限りだからな!
俺はこんな紛い物の夢なんておさらばして、
現実で今度こそ真の車掌をするんだっ!
黒の車掌ハイン ☞魂を燃やせ
あぁ、解ってるよ……。
俺の魂が熱く燃え上がって訴えかけてるんだ。
『狩り』なんかじゃない、『闘い』を求めているんだ!
食屍鬼メリフィリア ☞命を賭けろ
そのつもり……。
私の命、お前の為ならば惜しくない……
狂鳥ジャブジャブ あはははっ!面白くなってきたねっ!
でもよくお聞き。
頭数が揃ってもアガリなんて永遠に訪れないのさっ!
三悪夢戦 狂鳥ジャブジャブ
さぁ、狂気に臆せよ!震えて泣き叫べ!
てめぇらの魂がどれだけ脆いかあたしが証明してやるッ!

燻り狂えるバンダースナッチ
うをーーーッッ!!!!
首吊内臓抉四裂きの刑なのだあああぁぁぁッ!!!!

屍竜ジャバウォック
うふふ~、死ぬまで殺ろうね……♪
狂鳥ジャブジャブ ……やーめたっ!馬鹿馬鹿しい!本気を出すまでもない!
こんなの割に合わないわッ!
あたしは面白そうだから、
ちょっかい出しに来ただけっ
あんた達が夢から覚めようが、知ったこっちゃない!
燻り狂える
バンダースナッチ
そうなのだッ!
我様も貴様等の覚悟を試したかったのだッ!
黒の車掌ハイン 揃いも揃って野次馬かよっ!
食屍鬼メリフィリア ………
狂鳥ジャブジャブ あとはあんた達で勝手にしなよっ!
あたしはもう役から降りるから……!
燻り狂える
バンダースナッチ
さらばなのだーッ!!
うぐぅッ……!?
狂鳥ジャブジャブ え……あ゛……!?
う、動けない……!なにこれ……っ!
呪縛の刻印か……!?いつの間に……っ!!
屍竜ジャバウォック ………お姉さんガッカリだなぁ。
貴女達ならより芳晴らしき混沌滾る魂を魅せてくれると
期待して招待したのに……。
……なんだか底が見えちゃったみたい
狂鳥ジャブジャブ ざっけんなよ!ジャバ婆ッ!
あたしは汗水垂らして働いただろっ!!
散々下民共の頭をぶっ壊したでしょーがッ!!
あんたは何かやってたのかいっ!?
ただただ雪だるま作って遊んでただけだろぉっ!?
屍竜ジャバウォック うふふふ……昔の貴女達は良かったと、
懐古に憂うのもしょうがないよね。
どれだけ魂が黒穢れて見栄えが良くても、
手に取ってみればすぐに解っちゃうの………
今の貴女達の魂は不純物が交じっている。
何の価値も無い。未来さえ無い。期待も無い。
快然たる揺り心地も感じない。
どす黒さも無い……唯々、色を失った灰にしか見えないの
狂鳥ジャブジャブ ひっ、ひぃいいぃいっ……!
やめ、やめっ……やめろぉぉッ!!
燻り狂える
バンダースナッチ
ありずぅうううううぅぅぅッッッ!!!!
死にだくないのだぁぁあぁぁあぁぁぁッッッ!!!
食屍鬼メリフィリア ……恐ろしい。
この威圧感は、バフォメットを思い出す……。
この世の者じゃない……
黒の車掌ハイン ……宇宙<そら>の種族だ。
あの極上な穢れた魂を持っているのは、
星を滅し、支配する力を持っている「支配者」だけ。
……今まで隠していたんだ
屍竜ジャバウォック うふふ。お姉さんを支配者なんかと同じにしないで?
世界を支配するなんて幼稚的発想に興味ないもん
唯々、貴方達の魂が生涯どれだけ黒く染め上がるのか、
好奇に満ちているの。
我が子を見守るかの様に応援したくなっちゃうんだ~♪
でも巣立ちの時期にはまだ早いんだよ?
この狂気の国に留まることで、
貴女達はより混沌極まる黒き魂に成長できるのっ!
黒の車掌ハイン ☞付き合ってられない
ここで逆らったら死ぬと思うが……。
ヒヒヒッ……まあ無理か。
この支離滅裂な存在に何を言っても埒が明かないだろうよ
食屍鬼メリフィリア ☞毒親を持つと苦労するらしい
バフォメットと変わらない……。
己の事しか見えていない……
屍竜ジャバウォック うふふふ……いいよぉ。
言っても聞かない悪い子たちには、
お姉さんが愛を持って、貴方達を止めなくちゃね……
忌むべき邪悪、
ジャバウォッキー
きっかけは、
母の愛に飢えた子に童話を与えたのが始まりだった
あの子はすぐに童話の物語を吸収し、
憎しみを原動力として、
残虐的で救いようの無い世界を創り上げていった。
まさに逸材。私が求めていた支配者の創造力……
目の当たりにしてお姉さん期待しちゃったんだ。
支配者でも物語を創る事ができるんだって……
    だってそうだよ。下等種族の人間に出来て、
全知全能の支配者に出来ない事はないもの。
私はずぅーっと舞台裏から観察し、
時には英知を与え、純黒な魂を育ててきた
憎悪への執着があればこそ、一度レールを切り替えてあげれば、
真っ直ぐ終着点まで向かっていく。
ハッと気づいたの。彼女の歪んだ魂を創り上げたのはこの私。
……これが創造する悦びなんだっ!
私も!私もなの!私も創造できているの!うふ!うふふふっ!
           私は『支配者』じゃなくて、
                  『創造主』になりたかったんだぁっ!!
定命の者ども!天の星々ども!
愛に藻掻き苦しみ、妬むがいいッ!
嗚呼、感涙たれ!幸災楽禍暗黒舞台を彩りましょうッ!!
はッ…はッはは……ふッふふふッ……!
強ぉくなッてるんだねぇッ……。
嬉しぃなァ……お姉さん、嬉しぃッ……!!
お姉ぇさんが長年、愛玩にしてきた魂達は
窮愁たる苦痛によって完成するんだねぇッ……!!
屍竜ジャバウォック あ、ぁッ……うふふ……っ
もう、魂を保てない……私、終わりなんだ……。
これが最後の頁……幕引きなんだ……
うふっ……でもね、存分に愉しめたよぉ……。
これから貴方達が終末に向かって
足掻藻掻く姿を見届けられないのが心残りだけど、ね…♪
食屍鬼メリフィリア はぁ……っはぁ……。
死ぬ前に、教えて……。
お前らは、人を玩具としか扱っていない……。
我が子でさえ……
たった少しの愛情でも、与えてくれれば、いいのに……。
何故、お前らはそれを理解できない……?
屍竜ジャバウォック ……?
うふふ、ふふ……
何を言って、いるの……かしら
真っ当な愛だなんてそんなの……。
見ていて、面白くないじゃない……
食屍鬼メリフィリア ………
黒の車掌ハイン ヒヒッ……馬鹿、だな……ぁ
奴らに道理を説くなよ、ミランダぁ。
俺だって、昔は理解できやしなかった、さ……
☞ハイン、大丈夫か?
ヒヒッ……ハイン先輩だろ……
☞血を止めろ
無理言うなよぉ……。
俺は…不死者じゃないんだ……。
身体のそこらじゅう、穴だらけで塞ぐ暇もねェ……
食屍鬼メリフィリア ハイン……!
黒の車掌ハイン クソぉ……っ
どいつもこいつも、俺にタメ口ききやがって……
だが、もう……ダメだぁ……っ
今の戦いで、ダメージを喰らい過ぎた……。
俺はもう死ぬ……確実に死ぬ……っ
食屍鬼メリフィリア 死神が死ぬな……。
今お前に死なれると、夢見が悪くなる……
黒の車掌ハイン げほッ……ヒヒヒッ……。
しばらく見ねぇうちに人間らしくなったなぁミランダァ…
安心しろよ……。
俺が死んだら、毎晩……お前らの枕元に座って、
うめぇ魂を貪り、見せ付けてやるからよぉ……ヒヒッ
けど、もし……もし、生きて、還れたら……っ
今度は、リンダメアも、誘って……よ、う……………っ
食屍鬼メリフィリア (主人公)……。
最後まで力になれなくて、ごめん……
後は、お前だけが頼り……。
この世界が崩れて、生きて現実に戻れたら……。
また逢おう……
紅ずきん さっきの白兎はどこに……?

グリム……
そうか。
私たちは呼び寄せられたのね
メアリィ・アン そうだねっ
それはまさに運命ってやつだねっ!
くすくすっ!
失敗作だったお前がここまで強くなれるんだねっ
その身を突き動かすのは復讐?執着?
それとも……愛だったりしてっ!
まぁなんて儚いのかしら~っ!全部無意味なのにっ!
紅ずきん 哀れね、メアリィ・スー。
炎に向かう蛾のようだわ
メアリィ・アン くすくす…。
調子に乗るなよ。お前なんて最初から眼中にないよ
そーだよねっ!ボクのグリムぅっ!♡
ボクの指輪を大切にしてくれてたでしょう?
キミのお陰で牢から抜け出せたんだっ♪
紅ずきん グリム…?
こいつを助けたの?
メアリィ・アン えへへ、もっちろんっ♪
ボクともう一度物語を始めたいんでしょ?
だから助けてくれたんだよねーっ
メアリィ・アン側に付く ⇒ F END
紅ずきん側に付く ⇒ G END

F END

+ ...
少女の悪夢
メアリィ・アン よしよし~~っ♡
えらいえらーいっ♡
紅ずきん グリム……何故?
メアリィ・アン 答えはかーんたんっ!
ボクたち愛し合ってるんだもーんっ♡
紅ずきん 騙されないでグリム…っ
貴方はメアリィ・スーに利用されている…!
メアリィ・アン 酷い言い方っ!これが真実の愛だよっ!
だってボクが一番可愛いんだもんっ!
ボクがお姫様だよっ!
脇役の妬みほど醜いものはないよねっ!
紅ずきん グリム………っ!
☞沈黙
………っ
☞その通りだ
………そう
☞メアリィあいしてる
メアリィ・アン
きゃっ♡ ボクもだよダーリンっ♡
………なら、両方殺すッ
紅ずきん戦 紅ずきん
グリムのばか

メアリィ・アン
ボクにおまかせ~っ♪
紅ずきん
もう普通の人生を歩めない事は解っていた。
それなのに貴方と出逢って、
僅かな希望に縋ってしまった……
最初から何も信じなければ……。
こんなに傷つく事もなかったのに
…私ってほんと、
今まで何をしていたんだろうね……っ

メアリィ・アン
グリムっ!殺意を抱き続けるんだ!
紅ずきん ………
メアリィ・アン ねぇ、グリムっ
一緒に剣を振り下ろそう?
もうこんな人形いらないもんねっ♪壊そ壊そ!
いっせーのっ♡
上手に入刀できたね~っ♡
えらいえらいっ!
でも斬り殺す奴はまだ残っているよっ
さ、一緒にいこっ?
メアリィ・アン ボクとキミを陥れた這い寄る者について教えてあげるねっ
まぁボクもあんまり詳しく知らないんだけどぉ…
はじめて存在を知ったのは
お母さんに新しい夫として紹介された時っ
一目見て気づいたねっ、あいつはどこか歪で……
……ボクと同じ匂いがしたんだっ
まあ全然違ってたんだけどっ!
一言で表すなら
部屋の片隅で蟻んこの観察が好きな根暗なヤツ!
這い寄る者は積み重ねたジェンガを絶対に壊さないんだ
人間には異常な興味を持つ癖に
ボクたち支配者を見るあいつの顔は黒く塗り潰されていて…
ああ、思い出すだけでも鳥肌が立ってきちゃう…
そんな奴にボクの作品を横取りされるなんて
ぜったいに許せないっ!
伏線も無く突然しゃしゃり出てきた黒幕ほど
冷める展開はないよねっ!
こんな世界はボクが上書きしなくちゃっ!
ボクならもっと素敵なお話を創れるもんっ
さぁ、いこっ!ボクとキミで素敵なエンドを迎えよっ!
きゃひひひっ
愛して
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
(アリス・リデル)
縺ゅ↑縺溘r諢帙@縺ヲ縺?∪縺
(あなたを愛しています)
メアリィ・アン なんだよ……
お、お前なんて怖くないよっ
ボクにはグリムが付いてるんだっ!
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
(アリス・リデル)
縺ゅ↑縺溘?遘√∈縺ョ諠ウ縺?r蠢倥l縺ヲ縺励
∪縺」縺溘?縺ァ縺吶°縲
莠偵>縺ォ豎ゅa縺ゅ>縲∵?縺怜粋縺」縺溘?縺ォ縲
縺?★繧檎ァ√?蜈?↓蟶-縺」縺ヲ縺上k縲ゅ◎縺?ソ。縺倥※縺?∪
(あなたは私への想いを忘れてしまったのですか
    互いに求めあい、愛し合ったのに
いずれ私の元に戻ってくる。 そう信じています)
メアリィ・アン グリムっ!
は、はやく殺そうっ!ボクを守ってっ!
メアリィ・アン きひ……きゃひひひひっ!!
ざまぁみろっ!結局こういうオチになるんだよっ!
気付かれないように暗躍して
ボクを利用した心算だったんだろうけど、
最後の最後で油断したねっ!
だってお前の物語は本当に本当につまらないんだものっ!
きゃひひっきゃはははははッッ!!
えへへっ グーリムぅっ♡
こんな所さっさと抜けてボク達の愛の巣にいこっ!
それでねそれでね、
永久的に二人で素晴らしく残酷な物語を創ろうねっ!
愛の巣
メアリィ・アン メアリィ・アン
あっ…あっ……んっ……っ♡
はっ……ね、ねぇ……グリム…?
そろそろ、物語を創らない……?
愛し合うのもいいけど…ボクそろそろ飽き……んんっ♡

何も聞こえない。
快楽を貪り続ける。

メアリィ・アン
あっ…! だってもう4年間も毎日セックス漬けだよっ…!?
グリムの性欲はちょっとおかしいよ……

愛しき少女を愛さなければならない。
腕を首元へそっと伸ばす。

メアリィ・アン
ひっ………!
またあれやるの…? お願いだから、少しは優しく……

首を絞める。

メアリィ・アン
げぇっ…!がっ……おッ……ぇ………っ!!

嗚咽を吐き咽び泣く彼女などお構いなしに愛し合う。

メアリィ・アン
まっぇ……いづ、もっより…強ッ……かはッ…!

メアリィ・アンに抵抗などできない。
いつの間にか(主人公)は手が付けられない程強くなってしまった。
彼女にとって彼は既に恐怖の存在でしかないのだ。

メアリィ・アン
っ……ぁ………っが……ッ

箱庭世界で交わり続ける不死者と神。
其れを見下す、這い寄る者の姿に気付くことなく。
エンドロール 【SEN≧1】F END
【SEN≦0】Fairy END

G END

+ ...
少女の悪夢
メアリィ・アン ???????????
☞便利な指輪だった
紅ずきん
ふっ

メアリィ・アン
むき~~~~~~~っっ!!!
このボクが二度も利用されるなんてッ!
ぜっっったいに許さないッッ!!
☞お前の思い通りにはならない
はぁぁぁぁっぁぁぁっっ???
なんでボクのルートにならないの???
ほんっとお前らはあ登場人物として
無能というか半端物というか……
☞ここに来るべきじゃなかったな
きーーーーーっ!!
ボクがリィフだった頃はあんなに慕ってくれてたのにっ!
いざとなるとそうやって見捨てるんだねっ!薄情者っ!
もういいもーーんっ!!
ボクだって元は神様だしっ
お前ら人間ごとき、2秒で屠ってあげるっ!!
メアリィ・アン戦 メアリィ・アン
嗚呼、お母さん。
子を理解できない親の気持ちが今ならよく解るよ…
ボクの思い通りにならない世界なんて
やっぱり腐っているよねっ!!

紅ずきん
お前の時代は既に終わっている
メアリィ・アン
なんだよなんだよッ!
お前らなんなんだッ!!
お前らを創ったのはボクだよッ!?
どうしてボクに逆らうんだッ!!

紅ずきん
子は親を選べないのよ

メアリィ・アン
……ッ!!
うるさい……うるさいうるさいッ!!
殺すッ!殺す殺す殺すッ!!
ボクの最終形態でぶっ殺してやるッッ!!!
メアリィ・アン ……ぐ、ぐぐ……
紅ずきん お前の出来の悪いお遊戯はここで終わり。
私たちは行かなければならないの
メアリィ・アン きゃひひひ……っ
行く? 行くってどこに?
このまま二人で仲良くハッピーエンドを迎えるって?
ぷっ……くすくすくすっ……!

きゃひひひひひはははははははぁっ!!
無理だよぶわぁぁぁぁぁあぁかっっっ!!!
だってねっ!だってねっ!聞いてよっ!
紅ずきんの寿命はせいぜい20年しか生きられないよう
改変してあるんだぁっ!!
だから無事に帰ってもそいつは
1年も経たずに死ぬんだよぉっ!!?
紅ずきん ……!
メアリィ・アン あとねーっグリムっ!お前もだよっ!
お前の周りにいるヒロインはみぃーんな
バッタバッタ死んでいくんだっ!!
お前はそういう体質なんだっ!不幸な主人公なんだよッ!
可哀想だねぇ!悲劇的だねぇ!
どぉしてこんな世界に生まれてきちゃったんだろうねっ!
きゃはっ!きゃははっ!
きゃひひぃぃぃひひひいひひひいひひひひひッッ!!!
紅ずきん ……まだ、元凶が残っているわ
………
メアリィの死体 ……ぴくりとも動かない。
どうやら完全に息絶えているようだ。
紅ずきん ☞虚言だ。気にするな
いいえ。悔しいけど、全て真実よ
☞紅ずきん
……ふふ。
やっと呼んでくれたわね、グリム
私の余命も、貴方の身体の事も。
独自で調べていくうちに気付いたの
貴方には、怖くて言い出せなかった。
…ごめんなさい
…お互い、魂を穢し続けたわ。
これまでどれくらい善者悪者問わず殺め、
別れを告げてきたか…。
今となってはもう判らない
私達の背中には
無数の恨みと憤りが刺さっているに違いないわね

けれど
貴方の手は、こんなにも暖かい……
私を生み出してくれたのは
狂った神でも母親でもない…
貴方だけ…。
貴方だけなんだよ、グリム

………さぁ、
行きましょうか
川辺の土手
アリス・リデル (主人公)さん、やっと逢えましたね
☞アリス
はいっ
そうです。貴方の恋人のアリスですっ
今まで、本当にお疲れ様でした。
大変お辛い目に遭われたのでしょう?
けれどどんな絶望下でも心折れずに
ここまでやって来れたのは、(主人公)さんの魂の強さ、
そして何より…愛の力に違いありませんね
愛は決して、簡単に消費されるものではないのです。
(主人公)さんが深く深く、私を想うほど……。
愛は深みを増し、気が狂う様に求めてしまいたくなる…
ですが、釣った魚に餌をやらないように、
燃え盛った酔い火が醒めるように、
一度手に入れてしまえば
愛の価値は極端に下がってしまう
私は離れていても、死が二人を別つまで想い合う……。
そんな愛の結晶が見たかったんです

……動物達は楽しそうに笑い、花達は美しい声で謡う。
私達の夢の国。それは不思議の国。
愛しき貴方へ贈る楽園
此処なら幾らでも夢を見、愛を得る事ができます。
さぁ、もういいでしょう。
愛しい愛しい、私の(主人公)さん……
貴方の愛で、永遠に夢見させてください……
紅ずきん ――この時を待っていたわ。這い寄る者
愛して
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
(アリス・リデル)
縺ゅ↑縺溘r諢帙@縺ヲ縺?∪縺
(あなたを愛しています)
紅ずきん 首を落とされても死なないのね
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
(アリス・リデル)
驍ェ鬲斐☆繧九↑
(邪魔するな)
紅ずきん おいで、ポロ
ポロ 紅ずきん~っ!
今の僕、かっこ良かったでしょーっ!
えらかったでしょーーーっ!
紅ずきん えらい
ポロ えへへ~っ

わぁっ!グリムもいるよぉっ!?
わーいわーいっ!久しぶりーーーーっ!!
☞撫でる
わふぅーっ♪
☞憶えてない
ええっ!? そんなぁ……
紅ずきん ……奴はまだご存命よ。
確実に殺しましょ
アリス・リデル
戦闘中 騾吶>蟇?k蟆大・ウ縺溘■は病的に蠢いた!

騾吶>蟇?k蟆大・ウ縺溘■は雋エ譁ケ繧呈?縺励※繧雋エ譁ケ繧雋エ譁ケ繧呈?縺励
(這い寄る少女たちは貴方を愛してる貴方を貴方を愛して)
雋エ譁ケ繧呈?縺励※繧雋エ譁ケ繧呈?縺励※繧雋エ譁ケ雋エ譁ケ繧呈?縺励※繧繧呈
(貴方を愛してる貴方を愛してる貴方貴方を愛してるを愛)
騾吶>蟇?k蟆大・ウ縺溘■は愛に吼えている。

騾吶>蟇?k蟆大・ウ縺溘■繧「繝ェ繧ケ繧貞女縺大?繧後※
(這い寄る少女たちアリスを受け入れて)
IT ENDED THE STORY
紅ずきん っ…はぁ……はっ……。
やっと……くたばったわね
ポロ 創造主が死んだから、夢世界が崩れちゃうっ!
早く脱出しないとみんな一巻の終わりだよっ!
紅ずきん ……まぁ、お約束の最悪の展開ね
少女の悪夢
ポロ ……!
あぶないっ!
紅ずきん グリムっ

……ちっ
ポロ 紅ずきん…迂回しよう。
きっと違う道があるはずだよ
紅ずきん ……そうね。
グリム、そこで
アリス・ドーター パパを連れていかないで?
アリス・シスター てめぇらのご都合主義を殺してやる
アリス・マザー 我が子を
返せぇぇッぇぇええぇぇーーーーーッッッ!!!
紅ずきん グリム。
先に行ってて
☞置いていけない
……私は死なない。
私の物語は、まだ続いているから
約束よ。
グリムも、私の事を………信じて
☞信じる
…ありがとう
純白の牢獄
アリス・リデル ―――――――
―――す――っ
ぐすっ……ぐすっ……うぇ……ううっ……ぅ……
☞心配する
わ…わかんないの……。
アリス、ずっとおうちにいたのに……。
ねむってただけなのにっ……怖くて痛くて……っ
☞警戒する
あなた、だぁれ……?
知らない人…。こわい、こわいよ……っ
アリス・リデル
うう、う……。
キャロルせんせぇ……たすけて………
……せんせぇ……?

ルイス・キャロル
お悲しみかい?アリス。
なら歌を謡って慰めてあげる。
さぁ、一緒に僕たちの国へ帰ろう。

アリス・リデル
……うんっ……!
自宅
手紙
(ビクトリア誓約Lv3)
親愛なるご主人様へ。
また、逢いに来ますね♡
本棚 ……何の変哲もない本棚だ。
……よく見れば片隅に五冊の童話が置いてあった。
しかし、どれも書きかけのようだ。
大通り
紅ずきん ――グリム。
ぜんぶ、おわったね
エンドロール 【SEN≧1】G END
【SEN≦0】Good END
ラスボス敗北ルート
+ ...
諢帙@縺崎イエ譁ケ縺ク雍医k蟆大・ウ縺ョ蝗ス
(愛しき貴方へ贈る少女の国)
ギギギギッギギギィッギギギッ………

ゴーーーーン……ゴーーーーーーンンンー……ンー……ンンー……
脳内から歯車の音が止み→鐘の音が轟響く。
祝福の様な、それでいて畏怖してしまう様な、
自分の魂はこれ程までに矮小だったのかと、
どうしようもない不安に襲われる。

世界が崩れる。夢のワンダーランドドリームが消えていくんだ。
住民は皆溶けて、肉と成り壁と成り床と成る。
そしてそれはある形へと再形成される。
アリス・リデル
アリスなのか……?
瞳が潰れているのか周囲が暗いのか、よく解らない。

しかし、この少女の香りはアリスだ。
それも一つや二つ……じゃない………。
視えていく。鮮明に開ける。アリスの顔が身体が匂いが……。

やがてようやく理解する。
僕は目の前の裸体のアリスと繋がっている。
そして、甘い肉溜まりにずぶずぶと沈んでいる。
その肉の海は全て、アリスだった。

辺り一面、肉。肉。肉。肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉。
乳 乳首 太腿 手足 唇 頬 瞳 鼻 尻 腹 性器 金髪碧眼……。

アリス…アリス、アリス!アリスっ!アリスッ!アリスの景色ッ!

愛しき少女たちの甘ったるい香りが鼻腔に突き刺さる。
胃物からの嘔吐をすんでのところで堪えた。
それは極限まで気分が高揚したからなのか、
不快感が募ったのか定かではない。
アリス・リデル
熱を帯びた女体に抱き締められる。
目の前のアリスは何をしてもにこやかに此方の顔を見て笑ってくれる。

どんなに腰を振っても不思議と疲れない。
永遠に性欲が沸き上がってくる。
食事も排泄も必要ない。ずっとずっとアリスたちと交わり続ける。

ありすのおまんこはほんとに気持ちいい。
この世の極上の快楽を詰め込んだ穴に肉棒を出し入れするだけで、
すぐに精液が駆け上がっていく。

びゅるるるるっるぅと目の前のアリスに種付けを行う。
ぼたぼたと溢れた精子からまたアリスが創り出される。

嗚呼……しかし、忘れてないだろうか。
何か大事な宿命があったような気がした。
誰か大切な護るべき者がいたような気がした。

それも全てアリスと交わえる悦びの前では些細な事。
魂はアリスを求めている。思考はアリスで上書きされる。
アリス・リデル 縲後h縺?d縺丈ココ縺ョ諢帙@譁ケ繧堤炊隗」縺ァ縺阪◆縲
(ようやく人の愛し方を理解できた)
僕はずっと苦悩していた。
アリス・リデル 豌ク驕?縺ョ諢幃∩陦後↑繧薙※邯壹¢縺ェ縺上※縺?>
(永遠の愛避行なんて続けなくていい)
あらゆる女性から言い寄られ、最期に選ぶのは一人だなんて無理だ。
アリス・リデル 遘√?荳也阜縺ォ髢峨§霎シ繧√※雋エ譁ケ繧呈?縺礼カ壹¢繧後?縺?>
(私の世界に閉じ込めて貴方を愛し続ければいい)
しかし、全てがアリスであるというのならば選ぶ必要がない。
アリス・リデル 縺薙%縺檎ァ√?蝗ス縲ゅい繝ェ繧ケ縺ョ蝗ス縲よ?縺励″雋エ譁ケ縺ク雍医k蟆大・ウ縺ョ蝗ス
(ここが私の国。アリスの国。愛しき貴方へ贈る少女の国)
誰に愛を囁いても、アリスなのだ。
このような素晴らしき世界を、ずっとずっと僕は待ち望んでいたんだ。
アリス・リデル 雋エ譁ケ繧呈ーク驕?縺ォ諢帙@縺ヲ縺?∪縺
(貴方を永遠に愛しています)
アリスは娘でも妹でも母でもない。
全てが恋人のアリス・リデル。もう拒んだりしない。
やっと通じ合えた!
繧「繝ェ繧ケ縺??√⊂縺上◆縺。縺ォ縺ッ繧「繝ェ繧ケ縺励°
(アリスだ!ぼくたちにはアリスしか)
縺?↑縺?シ√い繝ェ繧ケ縺?縺代r豺ア縺上?∵キア縺上?∵?縺吶
(いない!アリスだけを深く、深く、愛する)
縺励°縺ェ縺?s縺?縲
(しかないんだ。)
繧「繝ェ繧ケ繧茨シ√o縺溘@縺溘■繧貞ー弱>縺ヲ縺上l?√い繝ェ繧ケ縺ッ縺シ
(アリスよ!わたしたちを導いてくれ!アリスはぼ)

縺上□縺代?繧ゅ?縺??√い繝ェ繧ケ!繧「繝ェ繧
(くだけのものだ!アリス!アリス)
ケ?√≠縺ゅ?√い繝ェ繧ケ?
(!ああ、アリス!)
繧「繝ェ繧ケ縺ョ縺翫∪繧薙%繧偵▽縺九o縺帙※谺。
(アリスのおまんこをつかわせて次)
縺ッ菫コ縺ョ逡ェ縺?縲ゅい繝ェ繧ケ繧剃ク?逡ェ縺ォ諢帙@縺ヲ縺?k縺ョ縺ッ繧上◆縺
(は俺の番だ。アリスを一番に愛してやるのはわたし)

繧「繝ェ繧ケ縺?縺代r菫。縺倥※縺?k縲ゅb縺?↑縺ォ繧ゅ@繧
(アリスだけを信じてやる。もうなにもし)
薙§繧峨l縺ェ縺?勧縺代※繧「繝ェ繧ケ螟ァ螂ス縺阪い繝ェ繧ケ繧呈?縺励※縺励
(んじられない助けてアリス大好きアリスを愛してしま)

繧「繝ェ繧ケ縺ッ縺シ縺上□縺代⊂縺上◆縺。縺ォ縺ッ繧「繝ェ繧ケ縺励°
(アリスはぼくだけぼくたちにはアリスしか)
縺代r豺ア縺上?∵キア縺上?∵?縺吶k繧「繝ェ繧ケ縺ョ縺翫∪繧薙%縺翫
(けを深く、深く、愛するアリスのおまんこおま)
∪繧薙%縺翫∪繧薙%
(んこおまんこ)

縺シ縺上◆縺。縺ォ縺ッ繧「繝ェ繧ケ縺励°縺?↑縺?シ√い繝ェ
(ぼくたちにはアリスしかいない!アリ)
繧ケ縺?≧縺?≧縺吶∪縺ェ縺?Ο繝ェ繝シ繝翫??繧、繝シ繝?ぅ繧ケ縲?縲?
(スううううすまないロリーナ イーディス)
繝ェ繝?Ν繝ェ繝?Ν繝ェ繝?Ν
(リデルリデルリデル)

蠑上?縺?▽謖吶£繧九s縺?縺???繧「繝ェ繧ケ縺励°縺?↑
(式はいつ挙げるんだい アリスしかいな)
縺?シ∝シキ縺乗干縺阪@繧√※繧「繝ェ繧ケ繧呈─
(い!強く抱きしめてアリスを感)
縺倥&縺帙※縲ゅ%縺ョ鬲ゅ?繧「繝ェ繧
(じさせて。この魂はアリ)
ケ縺ョ繧ゅ?
(スのもの)

谿コ縺吝ソ?ヲ√↑繧薙※縺ェ縺??ょ?驛ィ繧「繝ェ繧ケ縺ォ霄
(殺す必要なんてない。全部アリスに)
ォ繧偵f縺?縺ュ縺ヲ縲らァ√◆縺。縺ョ鬲ゅ?繧「繝ェ繧ケ縺ョ繧ゅ?蜍昴
(身をゆだねて。私たちの魂はアリスのもの勝)
※縺ェ縺?勧縺代※蜉ゥ縺
(てない助けて助)
代※蜉ゥ縺代※雖後□
(けて助けて嫌だ)

繧「繝ェ繧ケ螂ス縺榊・ス縺榊・ス縺榊・ス縺肴?縺
(アリス好き好き好き好き愛)
励※繧区?縺励※繧区?縺励※繧九い繝ェ繧ケ繧「繝ェ繧
(してる愛してる愛してるアリスアリ)
ケ諢帙@縺ヲ繧区?縺励″蟆大・ウ繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ
(ス愛してる愛しき少女アリス・リ)
繝?Ν
(デル)
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
(アリス・リデル)
縲?繧上◆縺励b繧「繧、縺励※縺?∪ 縲?縺吶??
( わたしもアイしていま す )
YOU DIED

DLC3

H/Hbエンド共通(1)

+ ...
玉座
ナレーション ここから先に進むとセーブが禁止されます。
また、二度と戻って来れません。
虚無の少女
メイベル
☞手を繋ぐ
本当にいいの?後悔しないわね?

☞手を繋ぐ
不安そうな顔をしないで
終わりを迎えるのは寂しいけど、怖いものではないわ
さあ、おいで
地下階段
虚無の少女
メイベル
まあ、なんて視野の狭い階段なの
あらゆる面において設計が疎かね。
それに比べてワタシの箱庭は~……
ああ……ごめんなさい。
折角だから愉しい話題にしましょうか
☞必要ない
そ、そう……
虚無の少女
メイベル
(話を聞く)
四大元素の支配者をご存じ?
火の支配者、水の支配者、
風の支配者、土の支配者……。
自然の超越者であり、極めて強大な力を持つ邪悪な神性よ
いずれもエゴイスティックでワンダーランドへの招待状も
蹴飛ばしたか、そもそも貰わなかったか……。
結局のところ、全員来なかったわ
しかし、支配欲は強い。
箱庭戦争には必ず参戦してくるでしょう
ま、副王であるワタシの敵ではないわ。
……なんて驕っていたら
白痴がお目覚めパッチンなんだけど
黒山羊は黒の裁判という興味深い創造をしていたそうね
カルマの溢出すロストエンパイアに
馴染む為に創られた演者たちのようだけれど
その主の魂が真っ黒に穢れているのは如何なものかしら
……そうそう、アナタは既に黒山羊と交わったようね
黒と黒が産みだす子供。どんな負が生まれたのやら
人間のメンタリティで演じるのは極めて大変なの。
事実、ほとんどの支配者はガワが剥がれていく
ましてや繁殖の為に
力を制限するなんて理解できないでしょうね
けれど中には、ワンダーランドドリームより前から
人間に擬態してロマンティック・コメディをしちゃう
不可解な子もいるの
確かアナタも逢った事があるはずだけれど……。
果たして、記憶に残っているかしら?
魂が黒く濁り切った者に安寧なる創造物は創れない
その手から生み出されるのは
見るもの全てを不幸にする、捻くれて滲んだ世界。
……でも、そういう世界を望む者はいる
(主人公)くん、結果はどうあれ。
アナタだけの正しい世界を創りなさい
外なる者を招来する際に唱える
"いあ"という言葉の意味を知っているかしら
正確にはその神格を讃える、
あるいは「我は飢えている」という意味もあるわね
そうなの。
支配者は讃えられたり求められたりすると嬉しくなって
ホイホイ現界しちゃうのよ。
いあもいあも好きのうちってね♪
だからといって
誰に対しても「いあいあ」口説くのはダメよ。
浮気はバレるんだから……フフフ
足元、気を付けてね
もし降りるのが億劫だったら、
おんぶしてあげてもいいわよ?フフフ……
☞逆じゃないか?
あら……。そうよね。
人間の常識だと
女の子が男の子に背負われる側、なのよね
だったらワタシは
お姫様抱っこの方が憧れたり……フフっ
☞断る
えーん
アナタの娘たちだけど、
連れてこなくて良かったのかしら?
ほら……いわばアレらはアナタの分身なのだから
戦争の道具にするなり性奴隷にするなり
使い道は幾らでもあると思うわ
☞溜息
あら、どうして溜息をついたの?
ワタシまたなにか不快にさせる言葉を吐いたかしら……
☞そういうところだぞ
???
どういう部位?
ああ、ワタシの知性を褒め讃えているのかしら。
それほどでもないわ、ウフフ
外なる者が姿を取るのは、人間に限った事じゃないの
たとえばネコ。そう……猫よ
あの愛くるしいフォルムは全てを支配してしまう。
このワタシでさえ畏れる宇宙生物よ
彼奴らは宇宙の小惑星がぶつかった衝撃で溢れた
やけに伸びる暗黒物質で生み出されたの
にゃーという発声音は
砂漠の星の言語でNia<目的>という意味に繋がっているわ。
はああ、なんて恐ろしい……!
人間の女の子が嗜好の一つで
猫の耳を付けているのを見た事あるでしょう?
あれは既に手遅れよ。猫に支配された哀れな犠牲者なの
猫撫で声で語尾に「にゃん」を付けるなんて
"いあ゛と同じぐらい禁忌の呪文よ。
すぐに猫の生贄になって腸を喰われてしまうでしょうね
はああ、なんて恐ろしい……!
☞恐ろしいな
………フフっ
そ、そうでしょう?
だから(主人公)くんも……フフフッ、猫に油断しないで。
フフフフフッ……
☞嘘だろ?
はい
☞チェシャ猫はどうなんだ
あの猫は白の女王の手駒だからキライ!
シャトランジに魂を閉じ込めるのは
監視と調和の意味でもあるの
死が無を生み出すのは世の理。
ワタシは死して尚、魂を活きつかせたいのよ
☞私の魂も監禁するのか?
誘惑あるわね♪
でも出来ないの。
アナタには創造主として
成してもらいたい事が沢山ある
もし、全ての存在がアナタを疎む未来になったら
魂を庇護してあげると約束しましょう
☞魂は眠らせるべきだ
情を抱いているのかしら?
記憶を繰り返しているだけで彼らに意識なんてないわ
みんなワタシの可愛い宝石なの。
だから、大事に護ってあげてるのよ。フッフフ……
☞死者の冒涜だ
死んだままの状態は、寂しいと思うの
亡くした者を蘇らせたい。
アナタも人である以上、こうは思わないの?
意地悪な質問だったかしら。ごめんなさいね
死者の復活こそ、創造力が試される。
才能の無い支配者は魂を用いても泥人形にしか出来ない。
真の創造主だけが、被造物を作り直す事ができるの
だから、何百年経っても
雪だるましか創れないのは論外よ
人間は夢は見るより、語る方が好きだと聞いたわ
アナタが箱庭を創るとしたらどんな箱庭にしたい?
☞ロストエンパイア
忘れじの霧が覆う失われた未来。
アナタは過去をやり直したいわけね?
☞ワンダーランド
フフフ……。
狂気の遊園舞台がお気に召したようね。
這い寄る者は黒涙を流して歓喜するでしょう
☞シャトランジ
正解♪
いっそワタシの箱庭と融合させちゃう?
ウフフ、夢があっていいわね
☞ウィンターベル
あら、冬景色なんて何時でも見れるわ。
ねじれた自然の退廃はお勧めしないわよ。
……私情ではなく
☞どれでもない
まだ言いたくないの?
フフフ……期待しているわ
虚無の少女
メイベル
(箱庭選択後)
☞救えなかった者を救いたい
……アナタが創造主の力を開花させれば
きっとその夢も叶うはずよ
☞君には夢がないのか
ん?ワタシ……?
そうね、まずはお酒を飲んで……
それから、それから……
アナタに倣って、物語を創るのも愉しそうね。
フフフ……
虚無の少女
メイベル
(会話終了)
お話、付き合ってくれてありがとう
これも人間でいうデートなのかな。
とても愉しかったわ、(主人公)くん
……この先どんな不幸が襲いかかろうと
きっと結末を変えられると信じているわ
地名未設定
虚無の少女
メイベル
さ、着いたわ
エスコートはおしまい
グラン・ギニョールは人形に擬しているわ。
皮肉な存在よね
赤い熊 リデルのおにんぎょう
虚無の少女
メイベル
(赤い絨毯の
外に出る)
フフフ………
アーハハハハハ………!
ああ、可哀想な(主人公)くん!
また、騙されてしまったのね!
アナタは信じて縋った藁にさえも裏切られてしまう!

グラン・ギニョールは
都合の良いデウス・エクス・マキナじゃないわ。
餌として呼び寄せたアナタを喰らうのが目的よ
今のアナタの器では王に成れない。
だから、新しい器に乗り換える必要がある
それが、アナタを招待した本当の理由。
ごめんなさいね。
メイベルって凄く醜い女の子でしょう?

メルヘン・ファンタジーは
虚無の拡大により終焉を迎える。
現在も過去も未来も、そうなってしまうのよ?
そんな結末が恐ろしいのなら
振り返らずに進みなさい。
台本に従い、グラン・ギニョールに魂を捧げなさい!
中央の鉄格子
を調べる
☞牢を破壊する
……かなりの衝撃を与えたが、ビクともしない。

虚無の少女メイベル
あらあら。ワタシが憎いかしら?
ワタシを殺したいでしょう、犯したいでしょう。
……フフフ、当然の思考ね
でも残念、メイベルは放っておいても死ぬわ。
もう用済みらしいから
愉しかったわよ?
アナタとの恋愛おままごとは……フフフ
ワタシに構う時間はもうないでしょう?
さ、早く歩を進めなさい
それとも、ワタシのグロテスクな死に様を見たい?
……ワタシは見せたくないわ

☞助ける
虚無の少女メイベル
無意味よ。アナタの行動は空虚なのよ、(主人公)くん。
これはワタシを屠る為に創られた処刑装置。
停止も破壊もできないように「改変」されてある
……理解、できない
アナタはワタシが憎いのでしょう?
殺そうとしているのでしょう?
何故、悲しい表情をするの……?
解らない。
ワタシには人の心がどうしても解らないの。
どうして、(主人公)くん……

☞助ける
今の衝撃で亀裂が入った。
もう少しだ。もう少しで助けられる。

虚無の少女メイベル
………

☞助ける
掌に力を込める。
武器を使い、大きく振りかぶる。
大きな衝撃が歪みを起こす。
しかし、何故か、亀裂が遡るかのように復元していく……。
……何故だ!?

虚無の少女メイベル
(主人公)くん

……牢は破壊できない。
駄目だ。
何もできない。
思いつかない。
また、助けられない。

虚無の少女メイベル
聞いて、(主人公)くん
☞メイベル
いいから。
落ち着いて話を聞いて、(主人公)くん
☞沈黙
メイベルに最後の話をさせて
……本当はね、ワタシはお酒の味が判らない。
味覚を感じないのよ。
ただ、雰囲気のままに酔っているだけ
少しでも(主人公)くんに親しみやすいように
真似事をしていただけなの
外なる者は人間を解せないから……
……でもね
アナタという存在だけは
ほんの少し……理解することができたわ
いま、ワタシの胸に込み上げてきている熱い気持ちは
きっと人間の感情と同じものなのかもね
泣かないで、もうお別れよ
ねぇ……(主人公)くん
………目を瞑って?
劇作家ロルド 創作は独りよがりで、孤独なおままごと。
誰かが評価しなければ舞台で輝くことはできない
観客は新しいものを受け入れる為に、
過去の産物と比較するんだ。
あんな生温い作品より、我が子の方が傑作に決まっている
何が童話だ。ガキ向けのお話がそんなに売れるものなのか?
ここは醜い大人の世界だ。
金やら薬やら女やら、
欲の虹筆で汚く塗り尽くされている
メルヘンなんてクソくらえ。
現実を直視できないお飾りの瞳を叩き割ってやるよ
妬ましい!妬ましい!
どうして我が子は僕よりオマエを選ぶんだ!
僕こそが創造主に相応しいのに!
オマエの物語なんて誰も望んでいないよ。
子供たちの未来の為に、今すぐ首を吊った方がいい。
さもなければ僕がこの手で幕引きにしてやる。
我が子よ。どうして。どうして。
僕はただ、君だけを永遠に愛して……
……?
なんだ、これ。我が子じゃないぞ。
僕のグラン・ギニョルじゃない!誰だオマエ!?
あがぐぎっぎぎぎぎっ
助言 この先、最後の戦い。
最後の戦い。
つまり、がんばれよ!
勝利を!
君ならきっと、やり遂げられるだろう。
オレはやるぜ!
お前ならできる!やっちまえ!
仲間が欲しいなら、やり直すのも手だ。
グラン・
ギニョール
(主人公)様……。
おいで、おいでなさい。
いまこそ、私とひとつに……。
抵抗する ⇒ H/Hbエンド共通(2)
魂を捧げる ⇒ GAME OVER

H/Hbエンド共通(2)

+ ...
幽霊狩人カーナッキ 悪しき霊よ、還りたまえ!
初代医院長
フローレンス
恐れないで……。
希望を掲げて進歩を続けるのです
雪の少女ゲルダ お願い負けないでカラスさんっ
きっとあと少しです!
白の兎ノーデ ……辿り着いてしまったのですね
流転する歯車を止める為に
こんなにも時を刻むのが恐ろしいと
思ったことはありません
貴方の愛を手に入れたい。
その美しい輝きを目の前にしながら
手に入れられないもどかしさ……
そうして、ようやく……。
私達はけっして結ばれる事はないと痛感しました
(主人公)様……。
貴方を心から愛しています
だからこそ――私は身を引きます
(主人公)様。
私の結末は、不幸ではありません
貴方と逢えて、貴方と共に時を過ごす事ができて
本当に、本当に幸せでした……
良い現実を
繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν 裏切ったな
私達の愛は誰にも引き裂けない
白の兎ノーデ 苦労をかけますね、ダイナ……
娘アリス パパどこにいくの?
アリスともっと遊ぼうよ
母アリス 駄目よ行かないで!お願い!
お母さんのところに戻って来て!
妹アリス お兄様っ♪
動かないでくださいね

どうぞ。行っていいですよ
……誤解しないでくださいね。
貴方がどうなろうと興味ありません。
私の行動原理は常に己の為です
このイカれた箱庭をぶっ壊す最後のチャンスなんです。
どうか邪魔しないでくださいね
☞妹を置いていけない
……ああ!クソがッ!!
……誰がてめぇの妹だよッ!!
このチョコレートケーキがッ!!
いいから消えろよぉ!
これ以上、あたしの視界にも記憶にも心にも
移り込んでくんじゃねぇっ!
癪障りなんだよッ!
あたしよりもっと大事な女がいるんだろ!
そいつと仲良くおてて繋いで
何処へでも消えちまえってんだよッ!!
母アリス ………そうよね
やっぱりアリスが複数存在するなんておかしいわ。
順番なんてどうでもいい。
愛されるのは一人で十分よ
娘アリス 独り占めしてずるいずるいずるいっっっ!!
やだやだやだっ!イヤイヤイヤっ!
パパはアリスの!アリスの!!アリスのっっ!!!
妹アリス くすっ
ばっかみたい
断崖 紅ずきん
グリム……!

紅ずきんが腕を掴んだ。

紅ずきん
大丈夫よ。
もう、離さないから

しかし、少女の力では大の男を引き上げるのは難しい。
……いや、違う。そうじゃない。
見下ろす紅ずきんの表情は青ざめている。
(主人公)の下半身にずっしりと重りがかかっている。
――何かに引き掴まれている。
私は恐る恐る足元を見て、その正体を確認した。

繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
どうかいかないでいかないでおいていかないで
お願いお願いお願い
わたしを愛して愛してアリスを愛して愛して
アリスとキャロルの物語をおわらせないで

紅ずきん
絶対に、離さない

ああ、そうだろう。
紅ずきんはもげても手を離さない。たとえ落下しようとも。
(主人公)が関わる事で愛する者は皆、不幸へと堕ちるものだ。
自分でもよく理解していた。
☞彼女を不幸にはさせない
不幸になるのは自分だけでいい。
☞そんな結末は認めない
その通りだ。
己のせいで愛する者が死ぬのはもう沢山だ。
☞助けてくれ
生にしがみつく魂の言葉を呑み込む。
死も苦痛もなにが怖かろう。
刃を腕にあてがう。

紅ずきん
……!
な、に……っ

おいきなさい、紅ずきん。

紅ずきん
嫌っ……やめて、グリム……っ
おねがいよ……っ!
嫌ああああっ!

助けに来てくれた彼女に
酷い仕打ちをしてしまった後悔の念もあった。
……だが、これでいい。
這い寄る少女たちと共に落ちる。
墜ちる。
堕ちる。
墜落していく。

繧「繝ェ繧ケ繝サ繝ェ繝?Ν
せんせい
いっしょに
愛して

解っているよ、アリス。
貴方の愛をいつまでも追い求めよう。
この気の狂った地獄の国で。
永遠に。
赤の偶像プリケット
(プリケットの指輪未所持で追加)
(主人公) クン……
Hell END
プリケットの指輪を持っている ⇒ Hb END

Hb END

+ ...
……一体どれだけの時間が失われたのだろう。
もう解らない。
少女たちに囲まれ、死に地獄を繰り返している。
歯車は静止し、孤独だけが座している。
圧殺される。
知らぬ少女の愛によって。
塗り潰される。
私の記憶が 人格が 全てアリスによって上書きされていく。
生きたまま全身が貪り荒らされて激痛を浴びる。
腐った/肉が崩れ落ちる。
骨が外へ→露出する。
魂が……歪む。
脳内がぐちゃぐちゃのスープのように混濁している。
――私はどこにいる?
肉の蜜音が空間を占める。
羊水の海に沈んでいる。

色が
消えゆく。
灰滓と化す。
惰眠の穴底へと堕ちていく。
わたしは (主人公)
いや……違う、そうじゃなかったはずだ。
わたしは  だれ だ?


「貴方は グリムだよ」
「お願い 目を覚まして。
    眠っちゃだめ」

暗黒の中で、懐かしい少女の声がした。
けれど記憶は死んでいて、思い出すことができない。

それに、どうでもいい。


「今なら逃げられるよ。
    現実に帰れるんだよ……」

もう疲れたんだ。

眠らせてくれ。

私が世に出るだけで 誰もが不幸になる。
このまま誰にも知られないで、消えていたいんだ。


「本当に、そう望んでいるの……?」
「ずっと繰り返してきたのに
    ここが、貴方の結末でいいの?」

「貴方がようやく辿り着いて、望んで見た風景なの?」

……違う。
私は認めない。
こんな最悪の物語は。

「ごめんなさい。
    私のせいで貴方をこんな酷い目に」
「逃げるべきじゃなかった。
    こうして、傍にいるべきだった」

這い寄る者が動かない。
時間が静止している。

「でも、ようやく貴方を助ける事ができる」
「さあ、私についてきてください」

少女に手を引かれ、ふらつく足取りで闇の中を進んでいく。
光が射しこんで見えてくる。
あれが外へ続く『扉』だと解った。
白の世界に足を踏み入れる。
彼女はいつの間にか手を離し、笑顔で見送っている。

――君も一緒に来るんだ。

私はもう一度、手を握る為に腕を伸ばしたが
彼女は黒の世界で微笑んだまま動かない。

「ごめんなさい。
    貴方と一緒になる事は、もうできないの」

私との思い出、ふれあいは全て夢にして忘れてください。
だから、歩いて、走って、立ち止まらないで、振り返らずに。
貴方ならきっと、辿り着けるよ。

いいや、君の事は忘れない。
アリスよ。
いつか君の、優しい手をとって
私が救いに戻る。
そして、再び恋人になろう。

Heartbroken END
「朝焼けが綺麗ね」

綺麗だ。

「ねぇ
    ……手を握ってくれる?」

ああ、勿論だ。

「ん……。
    私、今が一番幸せよ
    この時間が永遠に続けばいいのに」

☞そうだな
☞きっと、続く

GAME OVER

+ ...
グラン・
ギニョールに
魂を捧げた
または諦めた
白の兎ノーデ
――――
(主人公)様。(主人公)様
おはようございます。
起こしてしまい申し訳ありません
とても愛らしく微睡みに落ちていましたね。
よい夢を見ていたのでしょうか。ふふ
……相も変わらず、這い寄る者は怒りに狂い
ワンダーランドを巻き込む
熾烈な波状攻撃を続けております
しかし、創造主として覚醒した(主人公)様ならば
退ける事は容易いでしょう
箱庭の用意は出来ております。
私と(主人公)様の子も、総やかに在しております。
戦力として十分数え切れましょう
そして這い寄る者を退けた後は
今度こそ皆で世界の果てを目指しましょう。
そこでは白痴も虚無など畏れる必要は無いのです
んっ……♡
申し訳ありません。長いお話は退屈ですよね
あっ、ん……っ
(主人公)様がお眠りの間、ずっと繋がり放しでしたので
私、身体が疼いております……♡

諢帙@縺ヲ繧(愛してる)

白の兎ノーデ
はい……♡
私も、愛しております……♡
いつまでも、永遠に貴方様のお傍におります。
ですから……あっ♡
ノーデを苗床としてお使いください……♡
愛しい(主人公)様……♡

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最終更新:2025年04月05日 00:24