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厭世家

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inoboku

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概要

環世一族の家元にして現代貴族【五天院】の一角。
魔術連盟日本支部長を担っており、魔術連盟でも強い力を持つ一家。
また、評議会の議席第二位の公位(デューク)に位置する家系でもあり、術者にとって非常に大きな存在に違いない。
しかし、非常に排他的な側面が強いらしく、滅多に手を貸したり差しのべたりをすることが無いという冷徹な一面がある。
現当主は次男の厭世尚哉。

厭世家の創始は奈良時代から存在したと言われている『現人神』と呼ばれていた人物。彼はその名に違わない魔力と力を有していたとされている。
中でも特異だったのが、どのような術式であったとしても自分の持つ力に適応させてしまうという力だった。
故に創始の血を受け継ぐ現在の厭世家の者は部分的でもその魔力と特性を受け継いでいるため、一つの術式だとしても最大限に覚醒を促される。
つまり覚醒者であり生まれながらに極まった一族のため、どれほど単純な術式でも認識の数十倍の脅威性を誇るということになる。

歴史的な側面においては、『現人神』は太古の時代より国家の安寧と平和の為に朝廷の元で尽力していたという。
その『現人神』の活躍を讃え、奈良時代に聖武天皇より貴族としての地位を与えられた。
それ以降は京都を本拠点に、公家として人智を超えた問題の解決に務めていたとされている。この時に現人神に奉公していたのは現在の『三皇』の先祖だったという。

しかし、江戸時代になると江戸幕府の権力が強大になったことで江戸に拠点を移されることになる。
江戸時代では、現人神のような魔法や術を扱う者の身分は高くなく、それを秘匿して生きている時代であった。
その為、窮屈な世間で理不尽な仕打ちを受けていた人間達を庇護下に置き、仕事を与えた。
この中で最も頭角を現した八人が『八色』の先祖である。
後に現人神は自身の血を抜き、三皇と八色の先祖に分け与え、現人神の子孫と彼らの子孫の間に『血の縁』を結び、姿を消した。

明治時代以降では厭世家を筆頭とした環世一族が東京を含めた関東一帯における術者達の指導者的な立ち位置だったという。
また戦後の混乱期には、術者行政確立、法制度制定に尽力したともされている。


家族構成

厭世旺葵(前当主・父)
厭世凱斗(長男)
厭世尚哉(現当主・次男)
厭世紡玖(三男)
厭世緋紀(長女)
厭世澪音(凱斗の娘)
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