登録日:2026/10/07 Wed 02:44:00
更新日:2026/10/07 Wed 05:45:08NEW!
所要時間:約 66 分で読めます
「「あたしが殺します」だ!!「あたしも」じゃあないっ!!」
「ちょっと考えればわかるだろうばかっ!!」
CV:柴田理恵
前提として
だが、業務用餅(作者名)が手掛けるコミカライズ版においては、キャラクターの性格が原作と違う……というか、ぶっちゃけ全員様子がおかしい。
初期の方こそ主人公のレインをはじめ、キャラクターの言動やテンションも多少変なところはあるが許容範囲の真面目な感じで原作の流れを描いていたのだが、話が進み登場人物達が慣れ親しむうちにだんだんふざける度合いが強くなっていく。
次第に原作では腰が低く礼儀正しい筈のリリィや男勝りなマーガレットまでもが「ギャー!!」「ワァ~!」と騒ぎ出す狂気の移動動物園と化してしまった。
気の狂い方は徐々に世界観にまで波及していき、パック詰めの肉が登場するのは序の口で、パチンコ店が現れたり、グアムや東京が存在することが言及されたり、ドラゴンがウージー短機関銃を隠し持っていたりと加速度的におかしくなっていった。
ファンタジー風冒険譚の雰囲気を完全に破壊するレベルで現代的な異物が混入しすぎているのだが、
- 文明レベルは現代に近く科学技術も存在している
- 一方で竜や魔法といったファンタジーも身近にある世界
- 科学由来の物質は魔法に触れるとダメになり、魔術を使う者も科学技術の恩恵を受けると弱体化するように科学と魔法の両立は不可能
- 便利な生活や娯楽を捨てて魔力を高め、危険な冒険に出て富や土地を開拓する冒険者は特権階級として扱われる
……といった形で後々に辻褄を合わせている。
その場の思い付きで放り込んだとしか思えない異物ですらファンタジー世界に巧く馴染ませ、独特の世界観を構築することに成功させているのだ。
まあ結果として
原作とは全く別物と言って差し支えないものと化してはいるんだけれども……
その辺の細かい説明に関しては
本編記事も参照のこと。
前置きが長くなったが本項における暗殺の母は、最初こそ明らかに様子のおかしい異物として投げ込まれたものの、徐々に主要人物の人格構成や生き方に深く関わる重要人物へと昇格し、遂には作中屈指の実力者にまで登り詰めたコミカライズ版におけるオリジナルキャラクターである。
概要
物語の舞台となるゼルージュ王国で「暗殺者ギルド」を運営する女性。自称「X級暗殺熟女戦士」。
自宅前や郊外に「私が殺します」「人殺しの里」「TAXFREE免税」といった看板を堂々と掲げており、ミラベルら身内からは「ママ」、それ以外の人物からは「暗殺の母」と呼ばれている。
自分の子供に「ママ」と呼ばせているものの、そんな彼らを平然と殺したり追い出したりしているため実の親ではない。むしろそうであった方が怖い
外見はパンチパーマで太めの容貌、顔には小さめのシップが貼られ、前歯が一本かけているなど、昭和のマンガから出てきたような日本人の主婦みたいな恰好の中年おばさん。あと相当に爆乳
会話時のテンションが異様に高く、そしてそのほとんどが無駄に豊富なボキャブラリーから成る悪口雑言のマシンガントークというように恐ろしく口が悪い。誰得なパンモロもあるぞ
外見や言動はチー付与にありがちな一発ネタキャラのそれそのものだが、同時に妙にリアルな毒親臭を漂わせる不穏な面も。
常にハイテンションで喋る喧しいババアの姿は仮初でもあり、その本性はプライドこそ高いが冷静沈着かつ損得勘定で動く狡猾な女。
暗殺稼業が国王のお目こぼしによって成り立っていることを理解しているため、権力を前にするといつものふざけた態度が嘘のように平身低頭な態度を見せる。
「私が殺します」の看板もギャグ描写かと思いきや、設置場所は王国の影響が行き届かない郊外に限っており、その上で「殺しのビジネスを王国内で独占し、同業者は容赦なく叩き潰す」という警告も兼ねた恐ろしい意味を持つ物となっている。
経営手腕は実際優れていたようで、仕事の受注や割り振り、手を出してはいけない領域の判断などは全て彼女のワンマンで的確に行われている。
自宅も兼ねている暗殺の里に作られたお客様の声コーナーによれば、顧客も政治家や関取衆などかなり地位や立場のある人にまで浸透していた模様。暗殺依頼の感謝を実名で寄せるなよ
王族に献金している真偽不明の噂すら流れているが、逆に言えばそんな噂が流れているにも関わらず討伐対象にならなかった世渡り巧者でもある。
作中での動向
初登場は3巻のミラベルの回想。
ミラベルに人間には価値がないと教え込み、人殺しを強要するという毒親描写こそあったものの、読者のほとんどからはそのふざけた容姿もあってイカれた世界観を象徴するヘンテコ要素の一つと見做されていた。
様子が変わってきたのは続く4巻。
レイン達と関わって殺しに忌避感を抱くようになったミラベルが、暗殺稼業を辞める旨を伝えるために帰宅した際に本格的に登場した。
最初はミラベルを暖かく迎え入れたものの、ミラベルの意向を聞いた瞬間に豹変。彼女を殴りつけ、学習帖等の所持品とともに家の外に放り出すという虐待を行った。
その後は改心したような素振りを見せて迎えにやってくるも、
- ミラベルを心配してやってきたレインに攻撃を仕掛ける
- レインが本来ミラベルの標的だったと知り彼女に罪悪感を与える形で詰る
- ミラベルに反省を促すためレインを殴った際に痛めた拳が重症だと偽る
というように、ミラベルを留めるために洗脳紛いの手練手管を見せつけた。
そしてそこまでして執着していたミラベルをも、レインが青の水晶のギルドマスターであるエルシーの名を出した途端に冷静になり「エルシーとの交戦の報酬がミラベル一人では割に合わない」とあっさりと損切り。単なる毒親に留まらない冷酷無比な姿を見せる。
またこの時、強化付与した衣服を着たレインに対してダメージこそ与えることができなかったものの、パンチ一発で遥か彼方に吹き飛ばし、更に殴った反動も手から血が出る程度で翌日には完治するレベルに抑え込んでいたことで、作中最強格の実力者ということも判明した。
その後しばらくは幕間とミラベルを苦しめる幻影として登場するくらいだったが、
半グレ編で本格的に物語の中核に絡み出す。
レインの規格外の強化能力を狙う半グレが暗躍を始め、ミラベルが独断で半グレに潜入したことに危機感を覚えたエルシーが暗殺の母と半グレを潰し合わせることを画策。
そのためエルシーは暗殺の母に接触し
「半グレがミラベルを仲間に引き入れた」「ミラベルからノウハウを吸収して暗殺稼業に参入しようとしている」という虚実入り混ぜた情報を流される。
面子を潰されたと感じた暗殺の母は激怒し、人力装甲車
「サックマイファッキンディックメリークリスマス号」で半グレのアジトに突っ込んだ。
そのまま半グレとの抗争に移行するかと思われたが、半グレのリーダー「半分」は暗殺の母の突入時に怪我をした仲間の治療を優先。
一時休戦となった隙に、暗殺の母は半グレの動向を探らせ、彼らの暗殺業参入は虚報でありエルシーに担がれたことを知る。
そして、同時にミラベルがかつて暗殺したグレンダを「半分」が慕っていたことも知ると、その情報とエルシーが裏で糸をひいていることを土産に手打ちとし、半グレと共にエルシーとミラベルを襲撃する最悪の同盟が結成された。
しかし、エルシーはゼルージュ王国への反逆行為を行ったことを自首することで反逆者として拘束され、「青の水晶」自体も捜査対象として国王軍の管理下に置かれるという奇手を放つ。
普段は国王にお目こぼしされて暗殺業を営む暗殺の母にとっては「国王軍の管理下に置かれた『青の水晶』に手を出す=王国全体を敵に回す」ことは出来ず、半グレとの同盟も解消され小康状態に落ち着いた。
その後、半グレが王国の討伐対象に指定されると、次に治安当局から危険視されるのは暗殺ギルドであるという危機感を抱き、王室にさらに深い忠誠心を示すために半グレ狩りに参戦。
未知の能力を持つ半グレに翻弄されながらも狩りに勤しんでいた暗殺の母だが、その内の一人であるエンディを追い詰めて拘束したところ、「別格冒険者」と畏れられ、そのエンディの片腕を虫でも潰すかのように捩じ切った保持者と遭遇。
手柄を横取りされることを懸念した暗殺の母は丁寧口調で自分の獲物だと牽制するが、それに対する保持者の返答は
「確かにお前の言う通りわらわが殺さぬでもこの禿頭はすぐ死ぬであろうなあ」
「だからわらわはお前を殺す」
「暗殺の母」
というもので、
彼女の標的は当の暗殺の母であった。
保持者はゼルージュ国王に強い忠誠心を持っているものの、そのお目こぼしを受けている暗殺の母のことは
「陛下の治世の汚点」と見做しており、独断で粛清に来ていたのであった。
エンディからも一方的に
保持者との交戦記録を伝えられるという恩を着せられることで逃げられ、遂に
保持者と戦わざるを得ない状況に追い込まれるが、そこは権力におもねる暗殺の母。
決死の土下座で命乞いをするが、それが
保持者の逆鱗に触れてしまい結局戦いは避けられないものとなってしまう。
主人公の与り知らぬところで、
ラスボス候補とも言える作中屈指の実力者同士が戦う展開は多くの読者の胸を熱くさせ、そして
その役割を担う一端がよりにもよって暗殺の母ということで困惑させた。
というかこの場合、暗殺者ともあって暗殺の母がリゾット側なのか……
もっとも下馬評としては長らくその尋常じゃない強さと強烈なキャラクター性を示した暗殺の母を応援する向きが強く、それに対する
保持者は
「ぽっと出の原作キャラ」というあまりにもあんまりなパワーワードで呼ばれる羽目になったのだが……
能力
ふざけたキャラクター性に反して滅茶苦茶に強い。
実力面は作中でも最上位クラスであり、前述のように強化付与した服を着たレインを吹き飛ばす攻撃力、それによって壊れた拳を翌日までに完治させる防御力・治癒力が異常に高い。
ミラベルに暗殺技能を仕込んだのも彼女であり、作中の描写からすると体術に関してはほぼミラベルの上位互換。
何故かただの移動術や回避行動に「ウルトラライトニングサンダー」だの「エマージェンシーウルトラライトニングバック」だのやたら長くてダサいカタカナの名前を付けており、彼女が戦闘を始めると途端に画面が技名でうるさくなる。
とはいえ、そのシンプルな攻撃全てが必殺の威力になっており当てられるだけで危険。
暗殺者という職業柄、万全の状態で攻撃を当てた状況は少ないが、後述の術込みとはいえ、作中最強格の防御能力を持つ保持者相手に防御を突破してある程度の物理ダメージを与えている辺り、並の冒険者レベルだとただの打撃でも間違いなく一撃必殺レベルだろう。
戦闘中も普段と変わらない調子で悪口雑言を喚き散らすためわかりづらいが、戦闘スタイルはかなりの理詰め。
常に相手の能力を考察しながら戦っており、敵の能力が明確になるまでは気配を消して潜伏するなど、暗殺者らしい戦い方もする。
息子にも能力の考察を文章形式でまとめさせる際には、査読に通るレベルのものを求める。
しかし、これでも全盛期には遠く及ばないほど衰えてしまっているらしい。
その理由は、暗殺業を拡大するにあたって染み付いてしまったリスク回避の経験。息子達を暗殺者として育成する内に、業務内容が実践からプロデュース・管理職という謂わばセカンドライフへと移行しつつあり、これらが戦闘面で邪魔をしてしまっていた。
逆に言うと、衰えている状態で冒険者の中でもトップクラスの半グレメンバーやミラベルを圧倒できるほど強かったのである。
ただ、暗殺の母本人としては半グレの面々の能力を前に後手に回っていることで戦闘力の衰えに危機感を覚えており、半グレ討伐を通して戦闘力やメンタルを暗殺者としての全盛期時代まで取り戻そうと画策。
そして、作中最強格の保持者との逃げられない戦いを前に完全に腹をくくり覚醒。戦いの中で全盛期どころか人生史上最強状態にまで到達している。
なおメンタルリセットのルーティンは『ふじの山』を歌うこと。この世界には富士山もあるらしい。
忍術
作中最強格の保持者との対決において遂に解禁した固有能力。
その能力は「忍術」という本当に魔法なのかも疑わしいものであった。
使用時には指で印を切る必要があるが、連続して切ることで術の重ね掛けも可能。
術の種類も多様な上、誓約が印を切ることくらいな割にどれも汎用性が高く、異質ながらかなりのチート能力であった。
「隠遁の術」とも。暗殺の母は自称「本邦最高峰の使い手」らしい。
呼吸や心音などの全ての気配を消すことができ、存在感を極限まで消すことができる。
どうやら印を綺麗に結べるか否かで効力が変わってくるらしく、完全に気配を消せた場合は印を解除して斬りつけに行っても気取られないレベル。
正に暗殺の母の名に相応しい奥の手である。
印を切ることで身体を硬質化できる。
その効果は保持者の恐らくは作中最強クラスの攻撃を食らってもある程度までは耐えきることができるほどで、保持者も驚嘆している。
人生史上最強状態に到達した際には、印すら結ばずに術を使用することも可能となった。
周辺にいる対象人物と自分の位置を入れ替えることができる。
特に人数指定などはないらしく、暗殺の母は息子のミラのりとミラきちの2人を交戦中に助けもせずに物陰から見ていたことへの罰として敵の攻撃の対象として入れ替えて犠牲にした。
武装
暗殺の母が所蔵する装甲車。
近代的な装甲車そのものに暗殺の里のロゴが入った旗やロゴ、「私が殺します」の文言が装飾され、ハッチから暗殺の母が上半身を出して走行するサマに丸々1ページ使うあまりにもシュールすぎる初登場で読者の笑いを掻っ攫った。
コンクリ製の壁を一方的に突き破る程に頑強な鋼鉄製ではあるが、動力はなんと人力。
暗殺の母は専ら息子たちに装甲車内部の自転車を漕がせて動かしているが、これは彼女曰く「(科学の産物である自動車に触れて)パワー(魔力)を落とさないようにすること」と「トレーニングの機会も供すること」を兼ねてのことらしい。
なおこの意味不明な名称は「冒険を感じる名前にしたい」という暗殺の母による命名。
関係者
暗殺兄弟
暗殺の母が面倒を見て家族として育てている子供暗殺者たち。全員が元孤児であるらしく血の繋がりはない。
作中に登場したときはミラベルを長女とした7人姉弟。だが、ミラベルがグレンダ暗殺依頼を受けた際には、当時の三男が標的を殺せず追放されたか殺害されたかしている。
というより、悪い言い方だが孤児の寄せ集めであるため、頻繁に人数が上下する。
暗殺の母は事あるごとに家族の絆を強調しているものの実態は洗脳支配であり、暴力と恫喝、そして仕事の成果次第によって個々の裁量権を認める飴と鞭で家に縛り付けていると言う方が正しい。
容姿も丸坊主に白いランニングシャツで統一されていたが、ミラベルが頑張りを認められて以降は成果次第でのオシャレとヘアスタイルの自由化が解禁された。
なお所属する全員が「ミラ+何某」という規則で命名されているのだが、後にミラベルの名前表記が「ミラ・ベル」だったことが判明したのでなんだかよくわかないことになった。
「ママ わたしもう…暗殺は…したくない」
「私はママも…レインもリリィも…どっちも好きだから……喧嘩しないで………」
「ママ…大好きだよ…い…今まで…ありがとうございました」
暗殺兄弟の長女。
特に手塩にかけて育てられていたようで暗殺者としてのスキルは勿論、ギルド経営のノウハウも兄弟の中で彼女だけが教え込まれていた。
また暗殺者として徹底的な洗脳が施されており、殺人への忌避感を無くすために「人間には価値がなく、ミラベルの価値もそんな人間を殺すことでしか証明できない」と毒親さながらに言い聞かせていた。
反面、殺しが関わらない日常であれば多少の口の悪さはあれど娘を思いやる母親然とした態度であり、それがまたミラベルの心を縛る要因となっていた。
趣味の洋裁やそれによる服装の自由を認めたのも兄弟の中ではミラベルが初で、それ以降は働きに乗じて他の兄弟の服装も自由化していった模様。
長女としての役割も放任していたようだが、ミラベル自身は自発的に兄弟の為に服を作ってあげたりと他の兄弟との関係は良好。
ミラベルが他の兄弟と違って口の悪さが全くなく、純朴な感性を持っていたのは早くに自立していたこともあるだろう。
総じて愛憎相半ばといった具合で、毒親ではあることは間違いないものの、その本心は暗殺の母含めてもはや誰にも分からなくなっている。
- ミラタロウ、ミラキチ、ミラスケ、ミラノリ、ミラゾウ、ミラジロウ
ミラベルの他の兄弟たち。
生育環境がアレなだけに全員非常にガラが悪く言葉も乱暴。正にチビッ子半グレといった感じ。
反面、兄弟仲の良さは本物であり、特に家から抜け出したミラベルを変わらず慕い続けるなど情も深い。
殺伐とした会話も彼らなりのコミュニケーションの一環であり、総じてあの母親に育てられたとは思えぬ程に根は素朴で善良。
名前は大体一緒くたに呼ばれるため、顔と名前が合致する息子の数が少ない。
そのうち、金髪ドレッドヘアのミラノリと、色黒で長い金髪を後ろに撫でつけたミラキチは保持者戦を黙って観ていた「罰」として暗殺の母の変わり身の術の対象とされてしまい死亡したことで判明した。
「今回の任務にそなえ!我が家に新しく93人の兄弟姉妹を導入するっ!!」
「今日から我が家は!100人家族だっ!!!」
半グレ討伐に参加するにあたり
暗殺の母が増員した息子たち。
こちらも十中八九全員孤児であり、服にそれぞれ名前が貼り付けられているのだが、軒並み
「ミラあ」「ミラい」「ミラう」「ミラララララララララ」といった具合で
明からさまにネーミングにやる気がない。
元々人海戦術のために増やされただけの人員であり、ミラタロウら元からいた兄弟からも
「ママあいつら可愛がる気ねえよ…」「あんなガキ使い捨て前提だろ!?」と評されていたが、
実際自爆特攻等で雑に使い捨てられた。
その他
「これ…いい羊羹だよ?すっごい高いの!羊羹なら食べやすいでしょ?歯がないもんね?」
「ナメられたんだよ!虫ケラ扱いされてコケにされたんだよ!!」
「死ねクソババア~!」
知古の仲らしく「不良娘」と呼んでいる。
「あいつはしつこい」と称して冷静に戦力分析を始める辺り、実際に対立してやり合ったような口ぶりだが詳細不明。
相当な実力者と認めてはおり「交戦すると面倒リスト」に貴族や外国大使、国王・王族と並べてその名前を挙げており、息子達にも絡まないように言い聞かせている。
顔を合わせれば悪口雑言を浴びせるように剣呑な仲ではあるが、訪れることがあれば一応は家に上げて用件は聞くくらいの関係性。
ただ、エルシーは半グレとかち合わせての対消滅を狙い、その狙いを知った暗殺の母は激怒して逆に半グレと組んでの報復を目論むなどお互いに疎ましがっている状況なのに変わりはない。
「なんでそれくらいの感じでミラベルのために怒ったり戦ったりできないんだよ!!」
暗殺依頼のターゲット。
ミラベルに仕事を割り振ったものの、暗殺自体がトラブルで流れてしまい、かつ暗殺対象である筈のレインの説得に絆されたことでミラベルが暗殺者を辞めるきっかけとなってしまった。
暗殺の母と話し合いをすることを決めたミラベルの様子を見に来た際には、自身の「シツケにケチをつけた」として激昂。また、レインが本来ミラベルの標的でもあったとも知って余計に恨み骨髄の相手となった。
また、それがなくても端から第一印象で「カス」「オタク」と決めつけ嫌悪感をあらわにしている。
その後は怒りの矛先が自分を良いようにハメようとしたエルシーに向いたからか、あまりレイン個人に執着することはなくなり、王国が彼を保護する路線に向かえば決めつけと嫌悪感は隠そうともせずその任務に従っている。
「だいたい何が半グレだい!半分グレーって結局グレーだろーがそれはぁ~!!」
「半分グレンダだよバカヤロー!!」
エルシーの策略で対立させられた相手。
暗殺の母としては「愚連隊みたいなヤツら」と称して歯牙にもかけていなかったが、エルシーに「ミラベルを仲間に引き入れた」と聞かされてからは態度が豹変。
立て続けに「ミラベルから暗殺のノウハウを吸収して暗殺業界に参入する」という虚報を受けて、メンツが潰されたと激怒してカチコミをかけた。
あくまで襲撃理由は「専売特許のコロシを奪われた」ではあるが、エルシーの見立てでは「ミラベルが半グレにいることを聞きつけた時点で襲撃した」とのこと。
ただし、エルシーの絵図を把握するや否や和解の準備に入るなど、同じ闇の住人としては良くも悪くも執着していない。
実際、王国が彼らを敵と認定すれば、かつて手を組んだこともどこへやら意気揚々と討伐に向かっている。
語録
- 「なんだそこにいるしょうもない感じの…他人の陰口たたいて気持ちよくなってそうなカスは…?!陰口は陰気な間抜け専用の使い放題の無料アヘンだよ!?そりゃ反論されないだろうし強くなれた気がするだろうよ!でもそれはステロイドじゃない…ほんとは1ミリも強くなってないのさ!文句あるなら直接言いな ぶん殴ってやるから……」
レインに初めて出会った際、彼に向けて放った偏見100%の決めつけ長台詞。
口を開けば悪口だらけのお前が言うなのオンパレードだが、暗殺の母は陰口どころか悪口雑言を直接相手に向けてぶち撒けるスタイルだからセーフ…ということだろうか?
実は上記の台詞、単行本化の際に差し替えられたもの。
連載時の台詞は以下の通り。
- 「な…何だい…?そこにいるしょうもない感じの…貧しい人を救いたいとか言って善人ヅラしながら実際のところは社会的弱者を食い物にして儲けてるだけの悪質NPOを運営してそうなうさんくさい人間は!?」
連載時の台詞は以上のようにNPO絡みの偏見と決めつけによる悪口雑言だったのだが、偶然時事ネタの風刺ネタと取れるような内容になってしまったため、単行本収録時にその台詞の全てが差し替えられるという憂き目に遭った。
その際、漫画版作者の業務用餅氏がその差し替えに関する長めの説明文を掲載したが、この説明文はコミカライズ版の製作背景に切り込んだ無駄に読み応えのあるものとなっており、最後は「原作から離れていく一方のコミカライズ版を今後ともよろしくお願いします」(要約)とあまり見ないタイプの挨拶で締められた。
なお、謝罪文のページには差し替え前のコマがデカデカと貼り付けられているほか、差し替え後のセリフは全方位に皮肉を浴びせるような、差し替え前よりむしろ過激に見えなくもないものになっていたりする。
重ね重ね言っておくがコミカライズ版の製作背景からして偶然重なってしまっただけである。業務用餅氏に風刺の意図は無かったことは確実であり、その点は認識しておこう。
- 「エルシー…?エルシーってあのエルシーかい…?あいつがいるってことは…」
「そこのバカ面のレインってのを殺す手間がまあ1本とすると…リリィってのはS級とか言ってたね…じゃあ…1…2…まあ うん…2本ってトコか…」
「エルシー相手なら…あれが…これで…まあまず3本は食われるだろ…?序盤で」
「でもあいつはしつこいから……息の根を止めないと抗争は続く…そう考えると余分に…1…2…3…トータルで6本…こんなモンか…」
「お前を手元に置けたとしても伴う不利益がこんなにあっちゃあ…ねェ…?」
ミラベルを連れ帰ろうとするレインとリリィに対してブチギレ、ギルドマスターごと叩き潰すことを宣言した際、レインからエルシーの名前を出された時の反応。
これまでのハイテンションさが嘘のように静まりかえり、冷静に指折り数えて戦況分析を始めた。
そして、エルシー達とやり合うデメリットの大きさから、先程まであれほど執着していたミラベルをあっさり見限ってレイン達に渡し、最初から居ないものとして扱い出す。
このあまりに冷徹な判断自体も凄まじいが、この描写だけで
- 暗殺の母の実力は並のS級冒険者くらいでは太刀打ちできないこと
- エルシーとは知古であり、そして暗殺の母でもやり合うことを避ける実力者であること
- 暗殺の母の本性が理知的かつ打算的であること
が示され、かつ世界観を広げることにも繋がっており、コミカライズ版がただふざけているだけでない奥深い作品であることを読者に知らしめるにも至った。
また、ミラベルをあっさり見限ったように見えた暗殺の母だが、彼女の離反の原因となったレイン達に怒りをぶつけながらカボチャを斬る描写も挿入されており、心情としては複雑な部分もあったようだ。
- 「ペース作って行くよ!繰り返しな!」
「家族っ」(家族っ)
「愛情!」(愛情!)
「勝利!!」(勝利!!)
「てんとうむしっ」(てってんとうむし!?)
「なにがてんとうむしだオラァアー!!」
「サックマイファッキンディックメリークリスマス号」を息子達に漕がせて半グレアジトに向かう際の掛け声。
漕がされてヘロヘロになっている息子達を奮い立たせるための鬼軍曹さながらの点呼だが、突然現れた「てんとうむし」という謎ワードに息子達も困惑した。その後、自分で言ったことなのにキレるのも理不尽極まっている。
ただ、気に入ったのかアジト突入寸前にもてんとうむしまで含めて再度点呼している。
- 「ハッハ~!おねむかい社会の落ちこぼれの負け犬不良少年!重くて硬そうなフトン使ってるじゃないか!貧困なのかい!?コンクリート布団の寝心地はいかがですかぁああ~~!?」
半グレのアジトに「サックマイファッキンディックメリークリスマス号」で奇襲を仕掛け、大半の構成員が突撃の際に崩れてきた瓦礫の下敷きになっているのを確認してからの挑発台詞。
咄嗟にこうして状況に即した無駄にウィットに富んだ悪辣な暴言が流れ出るところが暗殺の母が暗殺の母たる所以である。
- 「国王陛下──────!」
「国王陛下の統治のおかげさまで豊かで文化的な生活を送らせていただいております────!!ありがとうございます──────!!」
ゼルージュ国王の象徴である国王旗と国王軍を前にして。
この際の暗殺の母は真っ先に土下座をしながらズラズラ追従の言葉を並べ立てるなど、普段の態度からは考えられないほど従順な態度を見せている。
あまりの豹変っぷりとあからさまな阿り具合からしてわざとらしさすら感じるが、その後も家族の前でさえ一言も国王に対する不平不満や悪口を漏らさない辺り徹底している。
- 「凶悪な誘拐犯をやっつけてオタクを取り戻す!オタクなんてやってっから人間的に成長できないわけだがそれでも一応は人間だ!助けよう!あたしゃ何しろオタクの味方だ!」
半グレに拉致されたレインを助け出すため行動する際にかち合ったリリィに対して、目的が一致しているため敵対する必要がないことを示すための弁明の弁。
(以前からだが)レインを勝手にオタクボーイと決めつけてdisりにdisりまくっているため味方の気配が微塵もなければ、そもそもその前にリリィが尋問しようとした半グレ構成員を手柄欲しさに横入りして殺すような真似をしているので説得力も微塵もない。
リリィは最早諦めているが、初めて暗殺の母を見るフラックはそのテンション高い暴言の数々に「信じられない…」とドン引きしている
なお、フラックもレインのことを第一印象から陰で「オタク」呼ばわりしていたのは内緒
なお、単行本10巻に収録された際には一部が修正されている。気になる人は買ってみよう。
顛末
暗殺の母vs保持者という遂に始まってしまった作中最強決定戦。
遂に腹を括った暗殺の母はエンディから聞いた「保持者は波の能力の使い手」という情報と、彼女が発する強力な能力を実際に見ながら考察を始める。
奥の手である「忍術」も解禁しての戦いは高度な頭脳戦の様相を見せるが、その悉くを高出力かつ汎用性の高い保持者の能力の前に突破されてしまう。
術を使っての奇襲も、実は能力を制限していた保持者には通じず、むしろその奇襲で暗殺の母の強さを知った保持者に本気を出されることになってしまう。
それでも暗殺の母はこの極限の戦いにより人生史上最強状態にまで到り一撃を加えることに成功。しかし、保持者からのカウンターの波によって腕を破壊されてしまう。
その際に保持者から、彼女の能力は「天の遺産」と呼ばれる強力なものだと明かされ、衝撃を受けながらレインも「天の遺産」の保持者である可能性を連想する。
しかし、それを最後にテンションが上がった保持者にそのまま蹂躙され、命乞いをしながら惨めな最期を迎えた。
「やっ」
「やめてくれえええええ」
「えっこんなので死ぬ?おもんなっ」
保持者の行動は国王の意向を無視したものであり、彼女自身も罰による死も辞さない覚悟であったが、その後王国は暗殺の母のような闇の住人とは関わらないという方針を定めたため、特に罰せられることはなかった。
あんなに忠誠を誓っていたにも関わらず、簡単に国家に切り捨てられることになったのは皮肉だろう。
一応、何人かの冒険者志望に「忠誠を誓っていた暗殺の母も殺されるのでは、冒険者特権に意味などないのではないか」という疑念を持たれてはいたので、半グレのような逆賊扱いにはならなかったのがせめてもの救いか。
な…何だい…?そこにいるしょうもない感じの…間違った記事を追記・修正したいとか言って善人ヅラしながら実際のところは情報弱者を食い物にしてアフィ記事で儲けてるだけの悪質情報wikiを運営してそうなうさんくさい人間は!?
「長生きしてもなんにもええ事あらへんなあ…」
「みんな死んでいくさかいね ほんまに寂しいもんやで…」
そう言って老婆は笑った
「イ~~~~ッヒッヒッヒッ!!!!」
「あのしょ~ッもない孫娘もやっと死んだかぁ~嬉しいわァ~!!イッヒッヒッヒッ!」
忍者一族 (チー付与)
登録日:2026/10/07 Wed 02:44:00
更新日:2026/10/07 Wed 05:45:08NEW!
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暗殺の母の死後に突如現れた彼女の親族たち。
暗殺の母を含めて女忍者四天王を名乗っており、その内訳は「暗殺の曾祖母」、「暗殺の祖母」、「暗殺の美人叔母」。
「誰目線の話なん!?なぁ!?」
久野市子という名を代々襲名する忍者一族であり、暗殺の母はそこから独立して暗殺稼業を営んでいたことが判明した。
なお、暗殺の母の本名は「房江」と言い、一族の彼女ら曰く「女忍者四天王の中で最弱」「忍者一族の落ちこぼれ」。
勝手に一族を抜けた上に「暗殺の母」を名乗って一族の名称をおかしくし商売敵として独立までした房江に対してはそれぞれ悪感情を持っている。
また全員関西弁を喋っている上に守銭奴で、血縁者の死体の真横でその遺産の扱いを巡って醜く罵り合うなど、暗殺の母に負けず劣らずの俗悪さを持つ。
それでも一応暗殺の母の葬式を上げるくらいの情はある。
そして、葬式の際には暗殺の母の遺児であるミラタロウら生き残った暗殺兄弟が、暗殺の母の姿を模したロボットを着込んで参列。
原作から致命的なまでに逸脱した半グレ編が終わり、その中で原作に微塵も存在しない暗殺の母も、原作キャラによって打倒されて軌道修正が行われたと安堵した読者の前に現れた更なる混沌の一族の襲来は「コミカライズ版はコミカライズ版のまま進むんだ……」という納得と混乱、そして狂気を巻き起こした。
まして彼女達が出現したエピソードは、哀しくも美しいチー付与屈指の名エピソードと評される半グレ編エピローグ、それに続く青の水晶の処遇に対する高度な政治的駆け引きという非常に真面目なエピソードの後の掲載であり、うろんの極みに達したコイツらとのあまりの温度差に読者は頭を抱えることになった。
その後も傑作回と呼ばれるような感動的なエピソードの前後に彼女らが主体となる狂気全開のエピソードが収まるという山の天気みたいな緩急をつけ、読者のSAN値をガリガリと削っていった
一族
女忍者四天王
「イ~~~~~ッヒッヒッヒッ!!!!」
「孫や思て調子乗るとワシより先に死なすぞ」
久野市子第36世で、暗殺の母の祖母にあたる人物。
そのため彼女が「暗殺の母」と名乗るようになってからは暗殺の曾祖母と呼ばれるようになった。
かなり老いさらばえているがミラタロウの作ったロボットによる攻撃をもろに喰らってもなお全くこたえた様子がないあたり、今なお相応の実力を持つと思われる。
なお性格的には最も暗殺の母に似ている。
暗殺の祖母がミラジロウと相討ちになる形で敗れても余裕淡々の態度を見せる。
そのまま、ミラタロウに攻撃を仕掛けるが、そこでミラタロウが身体成長と肉体改造の研究で博士号を取り、肉体が大人になっていたことに動揺。
それでも続けてミラスケを殺害するものの、そこでミラタロウの言葉が本当だったことを理解し、さらに死に際のミラスケからバーべトングを胸元に刺され心臓を握り潰されてしまう。
その後、地中から出てきた美人叔母が残る暗殺兄弟と休戦し、彼女の子供がお猿の譲治だったことを明かされて愕然としながら死亡した。
しかし、真に頭のおかしい展開はこれからだったのだ……
ちなみにバーベトングという単語は存在しない。なんなんだよこの漫画
「やめてえなぁお母ちゃん あんな子でも小さい時は可愛かったンやからァ!!」
「あたしなんて『暗殺の祖母』やでお母ちゃん! 誰目線の話なん!?なあ!?」
暗殺の母の実母。
直接言及はされていないが、彼女の母に当たる暗殺の曾祖母が久野市子36世、娘である暗殺の美人叔母が38世なので恐らく彼女が久野市子37世であると思われる。
他ふたりとは違い一応実子である暗殺の母への情はあるらしい。
また、暗殺の曾祖母や暗殺の母とは異なり比較的穏やかな性格をしている。
暗殺兄弟との対決で、ミラジロウと相討ちになる形で死亡。
決着がつく際に他の3兄弟もボロボロになっていたのを見るに、曾祖母と合わせて2人で4人を相手取った模様。
「死んでもええやんあんな女」
「…ウチは『暗殺の美人叔母』やで?」
暗殺の母の実妹。
昭和のオバハンを体現したような存在である姉に対し、名前通り着物を着こんだ小奇麗なマダムといった感じの風貌をしている。
また、暗殺の母を落ちこぼれ呼ばわりしているため作中でもトップクラスの実力者である可能性が高い。
なお性格に関してはどちらかと言えば暗殺の祖母寄りで事あるごとに毒を吐く。
実姉である暗殺の母には全く情がないらしく、彼女の死を「ウチの方が優秀やし死んでもええやんあんな女」と一刀両断。その遺産しか眼中にない。
暗殺の美人叔母の息子。
猿。
おさるのジョージ
チャイルドスモッグを着ているように本当に幼稚園に通っているらしい。
確かに会話を理解して合いの手を入れるくらいには賢いのだが、根本的に猿であるため対話や相互理解は不可能。
なんなら母親である美人叔母も何を言ってるのか全く分かっていない。
性格は気弱で内気。同じ猿の仲間の中でもイジメられてしまう。
「うちの譲治もなさっきまでの弱いものイジメしかできひんカスとちゃうで?」
「なんとな、今はやな…!!!」
「虎や!」
「ギィーッ」
美人叔母のスパルタ教育により、自身をイジメた猿を皆殺しにした譲治は生まれかわった。
チャイルドスモッグを脱いでヤカラのようなストリートファッションに身を包み、筋骨はゴリラのように逞しく、気弱で可愛い顔は見るからに目を吊り上げ歯を剥きだしにした凶悪な形相へと変貌。
というか子猿だったのに頭身まで変わってるんですが、それは……
胸には「←今日殺した数」とそれに呼応した数の★をペイントしている。
「←今日殺した数」は恐らくタトゥーだが、★は消せるようなので、毎日「←今日殺した数」に合わせて殺人をする必要はない。
変貌した割に活躍の機会には恵まれなかったのだが、王位継承を巡る軍議中に進言。
同盟を結んだ不良竜族への処遇と、英雄として名高いレインら「青の水晶」の評判を貶める一石二鳥の策として、
- 「青の水晶」のギルド周辺の建物を不良竜族の拘置施設にする
- 「青の水晶」の呼称を不良竜族を指す呼称にイメージダウン
…という苛烈なネガティヴキャンペーンを提案。実は智将であることが明かされた。
さらに周囲から猿であることを嘲笑される中、構わず献策を聞き遂げ重用するハーキーンに心酔。
形勢が不利になったとして逃げる美人叔母に対し、城に残ってハーキーンと運命を共にする決意を示した。
つまり忠臣である。マジでなんなん?
なお自認は老婆。
「なンやのそのおばあちゃんみたいなちっさいバイバイはー!!!」
その後は第二城壁の防衛戦に参加していたようだが、暗闇で不用意に魔力炎を出したことが仇になったのか、狙撃され人知れず虫の息となっていた。
ブカーによって発見され、同じハーキーン王に仕える同志として敬意を評された上で介錯された。
「ちゃうちゃう…うちは女忍者…久野市子38世や…!」
「暗殺の美人叔母ちゃうさかいそこんとこよう気ぃつけてや!」
暗殺兄弟と曾祖母・祖母との抗争は土に埋まる形で潜伏し静観。
決着がついた段階で姿を現したのだが、その際の格好は網状のベールを被り、全身手足胸股間は必要最小限の黒い布で隠すのみで、他は全て網タイツという非常にセンシティブな露出狂と言っても過言ではない姿であった。
ミラゾウ曰く「地球上のどこにいても場違いな品性を腐らせ切った下品なファッション」。
美人叔母としてはニンジャスーツ扱いらしいが、よりにもよってバストや股間部分を隠す布が手裏剣モチーフであり、ほぼ忍者への冒涜。
しかし、これは第一形態の姿らしく、次に登場した時は第二形態として元の着物を身に着けた姿に戻っていた。
ただこの第一形態の真意は、敢えて地球上のどこにいても場違いな品性を腐らせ切った下品なふざけた格好で殺すことで、殺害対象の最期に最大限の屈辱を味合わせるという究極の尊厳破壊にある……ということが後に明かされたため、戦闘時には下劣ファッションに戻る。
抗争の末、残されたミラタロウ・ミラゾウに休戦を提案。
兄弟と力を合わせて王を僭称するハーキーンが出したドゥーラ討伐任務への参戦と、指名手配犯の中で一番狙いやすいレイン一行の命を狙うため手を組むことになる。
当初は急造のチームともあって、兄弟ともギクシャクした関係であったが、気が付けば下の者への愚痴ばかり吐いている自分を反省。
最年長としてリーダーシップを取ることを決意した後は、譲治の精神的成長を促し、兄弟(マグロ)間の仲を取り持つことで打ち解けた。
これにより、ミラゾウからは「久野市子38世」、ミラタロウからは「いっちゃん」と呼ばれるようになる。
その後、仲間を救うために竜王宮への突入を狙うレイン一行に急襲を仕掛けようと潜伏するが、竜族討伐に赴いた保持者の爆撃に阻まれる。
結局、この現場はミラ兄弟に一任したようで、美人叔母は竜族討伐隊長としてレインとは別行動を取っていたエルシーを襲撃。
エルシーは取り逃すものの、彼女に逮捕状が出されたことを伝えに来た「皇帝の盾」のギルドマスター(CEO)を犯人隠匿罪として殺害した。
これによりエルシーの怒りを買った美人叔母は、魔法少女と化した彼女に付け狙われるようになる。
そして、竜族と手を組んだハーキーン討伐のための攻城戦のゴダゴダに乗じ、城から逃亡しようとしていたところで会敵してしまう。
しかし、既にハーキーン勢の苦境を見越して地下に潜ることを決めていた美人叔母は戦闘には消極的。
行動は逃げの一択であり、実は最大のコンプレックスであった自身の姉・暗殺の母と比較してのエルシー渾身の雑魚煽りに屈辱を覚えながらも逃亡を優先していた。
「いつまでウチは‼姉の陰に隠れて生きてくンや…ッ‼‼」
「いつまで姉の妹みたいな言われ方‼すンにゃな!?」
「そろそろうちもいい加減一世一代の大勝負をかけなアカンちゃうン…ッ‼‼」
「エルシーあンたァッ‼‼ウチと勝負しィやァああああッ!!!」
しかし土壇場で覚悟を決めると、再びニンジャスーツに身を包みエルシーとの対決に臨む。
かくして奇しくも内心嘲笑っていた姉同様に、主人公の与り知らぬところでアラサーコスプレ痴女同士作中屈指の実力者同士の戦いが始まるのであった。
姉同様に魔法というより忍術主体で戦う。
特に「手裏剣」には絶対の自信を持っており、オーソドックスな鉄製から巨大なもの、毒など多種多様な手裏剣を巧みに使い分けている。
雲隠れの術や分身の術なども使えるようだが、エルシー曰く「(暗殺の母と)比べたら技のバリエーションも数も圧倒的に少ない」とのこと。
事実、手裏剣やブラフを駆使しないと術発動のタイミングが作れなかったり、そもそも手裏剣技術の延長線に過ぎない術もある。
本人もそのことは重々承知で姉に対してコンプレックスを抱えており、エルシーという強敵を相手に立ち向かうことでその難点を克服しようとしている。
その名の通り、毒を付与した黒い手裏剣。
当たれば確実に死ぬが、美人叔母は相手に敢えて避けさせて自身の逃走する隙を作るために使用している。
他の手裏剣には同様の効果がないため、毒の付与は黒い鉄製のもの限定という縛りがある模様。
通常の手裏剣に交えて使う奥の手。
ガラス製のため鉄製の手裏剣と違って電撃等で軌道を逸らすことができず、無色透明のため軌道も見えづらい奇襲用の攻撃手段。
美人叔母は後述の神頼みなど、戦闘中に意図的にオーバーリアクションを取って投擲動作を巧みに隠し、時間差で着弾するように調整している。
また飛ぶガラス手裏剣に自分の像を投影させる応用技もあり、これが分身の術の正体である。
ガラス手裏剣が攻撃に転じて射出されれば当然分身も消えるが、分身と手裏剣の因果関係を結び付けられない限りタネは割れないなど、相手の認識を攪乱することに長けている。
美人叔母必殺の手裏剣。
その威力は人体を容易に貫通した上で、堅固な城壁をも破壊する程に強い。
忍者大明神(暗殺大明神とも)に寿命を捧げることで発動する能力(?)。
美人叔母曰く、捧げる寿命は5分程度でも十分らしいが、30年分を捧げた際にはパワーが30分間何でも壊せるほどに最強となる。
そのため「捧げた代償に見合った時間分の力を手に入れる能力」と思われるが、エルシーの見立てでは祈りを捧げる際のオーバーアクションで手裏剣を投げる動作を誤魔化す単なるブラフ。
そのため崇める神や捧げる寿命数に叶える願いも全て適当だと思われるが、ブラフと断じたエルシー自身が「人生のかなりの時間を捧げた」と代償部分を能力の一要素のように考察していたり、半グレのミノルの前例もあるため真偽は不明。
暗殺兄弟
暗殺の母亡き後は孤児となってしまった養子の兄弟たち。
また何故か市井にもその存在は広く認知されており、一般市民からは裏社会の人間として恐れられている。
あれだけ堂々と広告を打っていたら知っていて当然かもしれないが。
「暗殺兄弟」という呼ばれ方からして「
チャウシェスクの子どもたち」たちみたいな扱いなのかもしれない。
女忍者四天王からも遺産相続の取り分が減ることから疎んじられており、隙あらば殺害やミラベルを人質にとっての傀儡化を目論まれている。
残された子供達も今後を考えて新たに暗殺業を始めるセカンドライフを目指していたが、暗殺業をやる上でのノウハウは暗殺の母に任せきりだったため停滞している。
そのため、その辺りの業務を教えられていたミラベルに助けを請うも、既に裏社会から足を洗った彼女に断られる。
その際には激昂していたが、ミラベルが暗殺兄弟の排除を狙う女忍者四天王に狙われていることを知ると、敢えて彼女に暴行を加えてもう既に暗殺兄弟との縁はないということを示す「泣いた赤鬼」めいた作戦を講じるなど、その根底には堅気に戻った姉を祝福する善性がある。
戦闘時には全員が後述の暗殺の母を模したロボットを着込んで操縦するため、誰が誰だかわからなくなる。
「俺はミラタロウ!」
「論文を査読に通るレベルで書けるミラタロウだ…!」
「ママ……俺なにも買ってもらってないから遺産多めにもらっとくね…」
兄弟のリーダー格。
赤系のモヒカンで左目下に涙型のタトゥーを入れているほか、歯に「KILL」と書かれたグリルを着用。
両肩周りにもガッツリ刺青を彫っており子供ながらファッションはかなり厳つい。
見た目に反して兄弟のブレインを担当しており、今後の方針等を決めたりするほか、論文を査読に通るレベルで書ける。
なので暗殺の母を模した操縦式ロボットも量産できる。
「なに言うてんねんこのハナタレ!査読形式の論文とロボ制作能力は別モンやろ!」
暗殺の母へのおねだりでは、ご機嫌取りのため「ママと一緒に過ごせる権利」をねだったため、実質何も貰っていない。そのため、遺産を多めに貰おうと目論んだが、他の兄弟から猛反発を食らっている。
「このロボを壊したのはお前じゃない…」
「俺だ…!俺だよ…!!!」
「成長した俺の体が…内側からロボを圧迫し潰したんだよ!!!!」
実は博士号を取ったのはロボ制作の分野ではなく身体成長と肉体改造の研究であり、その研究成果によって筋骨隆々の大人の姿にまで成長していた。
暗殺の曾祖母との対決にあたり、外殻のロボットが壊れ大人になった姿が現れたことで判明。
また、他の兄弟にも同じように研究を施しており、暗殺兄弟は全員ロボの中で成長した姿となっていた。
その後、ミラタロウはさらなる研究を重ねて新技術を完成させる。
「時々、俺のグリルがない瞬間があっただろ?」
「俺はクローンでグリルなしバージョンの俺を一人作っていたんだ」
「その通り、俺はグリルなしミラタロウだ」
なんとクローン技術を確立し、本物を含めて6人に増えていた。
今までは同時に稼働することは不可能であったが、新技術の開発で同時稼働が可能になったという。
これまでの作画ミスと思われた描写もすべてこのクローン技術の伏線として強引に誤魔化したのであった。
各クローン体の各部の有無を図示すると下のようになる。
| 涙 |
腕 |
グリル |
| × |
× |
× |
| × |
× |
○ |
| × |
○ |
○ |
| ○ |
○ |
○ |
| ○ |
○ |
× |
| ○ |
× |
× |
次の話でコピペを使ったせいで上の図示に当てはまらない個体が増えたのは内緒
研究成果を発表した後は、暗殺の美人叔母や譲治、殺人マグロのミラツナも合わせたチームとして一致団結。
竜王宮へと突入するレイン一向への奇襲を目論むが、保持者の介入で水入り。
その後は美人叔母一向と別れ、ミラ兄弟のみで竜王宮から出たレイン達を討ち果たそうと待ち構える。
しかし、そこでミラタロウらをミラベルの弟として親身になって接するレインに動揺。
しかも自身の一刻も早い脱出より兄弟のことを心配する方を優先して、危険な暗殺業の廃業を訴えるレインの優しさに絆されてしまう。
悩める兄弟の前に、さらに竜族討伐のため2人の保持者が襲来すると、今度は母親を殺された復讐心をあらわに彼女らに敵対の意志を見せる。
勝算の薄い戦いと分かりながらも涙ながらに保持者に挑もうとするも、体を張ってまで争いを治めようとするレインの姿を前に完全に改心。
暗殺業を完全に引退し、危険な場所には近寄らず真っ当に生きることを誓って去って行った。
その後、ハーキーン側近のブカーが接触。
レインらを見逃した行為が王命に背いた反逆罪と見做され、逮捕状を出されてしまう。
その恩赦の条件として、同盟を結んだ竜族に供給する食料用の人間を量産できるミラタロウのクローン能力を求められるが……
「兄弟ってのは最強だ!」
「幸せ八倍!不幸せは八分の一!!!!」
実は上記の科学能力は全て嘘。
実際はミラタロウの持つ「シンクロ」という固有魔法を隠すためのブラフに過ぎない。
科学能力の賜物と思われたクローンミラタロウ達は実は精巧に作られたただの人形であり、常に自分と同じように動かす能力で行動を共にすることで偽装していた。
この能力の本質は「兄弟で行動を合わせる能力」であり、ミラタロウ本人が心から兄弟と思える絆を培った存在が対象となる。
そのため兄弟を擬した人形にも適用され、クローン人間のフリをすることも可能だった。
流石に種族が全く違う殺人マグロのミラツナは対象外だったようだが、心から兄弟と思えるようになれば可能だった模様。そもそも自分の人形は対象というように条件ゆるいし
必殺技は全員の攻撃を完全に連携する「シンクロナイズドミラブラザーズ」。
加えて行動だけでなく怪我も兄弟全員で共有される上、ダメージは人数分に等分される形で軽減される。
ある程度の被弾は軽傷として無視できるため、兄弟全員で攻めかかり一度でも攻撃を当てれば回避不能の同時多段ヒットとなる特攻戦術が非常に強力。
ただし、分散し切れないレベルの攻撃を一人でも受けた場合は途端に全員にとって命取りとなってしまうなど、負傷のシンクロ自体はデメリットでもある。
「ママ…買ってくれたマグロ、殺人マグロに調教中だよ…」
「コラ忍者ババア!殺人マグロに怯えな!震えて命乞いしな!」
黒色ドレッドヘアの少年。
暗殺の母へのおねだりでは「マグロ」を貰っており、殺人マグロに調教している。
曾祖母との戦闘が終わった後に彼も大人の姿を見せており、兄弟を失ったことを呟くミラタロウに二人じゃないと慰めた。
ミラゾウが育てた殺人マグロ。
どういうワケか地上で活動できる上にペダルも漕げるというマグロの定義を逸脱した存在。
何故か「キュウーッキュウーッ」と可愛らしいイルカみたいな鳴き声すら上げる。
「オウ…大船に乗った気でいやがれ…ッ! 遠洋マグロ漁船だッ…!!!」
というか、なんだったら滅茶苦茶流暢に喋る。なんなのコイツ……?
その後、暗殺の美人叔母の言動を「誘っている」と解釈して発情した上で産卵した。
どうやら俺っ娘でレズらしい。喋る殺人マグロの時点で頭おかしいのに、何故さらなる属性を足してしまうのか……
「お前っ…ミラツナ…真っ黒じゃねーか‼‼お前のエラっ‼‼」
「タバコのせいでぇぇぇっ‼‼」
なお喫煙者。いい加減にしろよコイツ……
親代わりで家族の体調を心配するミラゾウの目を盗んで(エラで)吸っており、既に肺は真っ黒であった。
中々喫煙をやめないミラツナに愛想をつかしたミラゾウと仲違いをしてしまうが、「寂しくて吸ってしまうのではないか」という美人叔母の取り成しを受けたミラゾウはミラツナに寄り添い和解。
兄弟の絆は一層深まるのであった。
ハーキーンの命令に従わないミラタロウらを反逆者と判断したブカーの襲撃を受け、見せしめとして殺害されてしまった。
もう少しで本当の兄弟としての絆を結べそうだったミラタロウとミラゾウは慟哭。
その遺体はミラタロウのクローン体と共に火葬された。焼きマグロの良い匂いしそう
能力は「成長の促進」。
ミラタロウと共に肉体が突然大人になっていたり、殺人マグロのミラツナが喋れるようになっていたのも実はこの能力によるものである。
ミラゾウが戦闘向けの固有能力を持っていないことを隠匿するため、ミラタロウと示し合わせてミラタロウの科学能力のおかげということに偽装していた。
「ママ…買ってくれたバーベキューセット…これからもいろんなものを焼いていくね…」
「やい暗殺の曾祖母!お前もバーベキューにしてやろうかい!?」
逆立てた髪の上を金髪、下を黒髪にしたツートンカラーの少年。
暗殺の母へのおねだりでは「バーベキューセット」を貰っており、いつもバーベキューやってバーべプロってた。
実際、暗殺の曾祖母・祖母との戦闘中でも何故かバーベキューをしている。
暗殺の曾祖母の掌打で暗殺の母ロボごと胸を貫かれたことで死亡した。
しかしタダでは死なず、曾祖母の胸元にバーべトングを突き刺し、心臓を握り潰すことで相討ちとなった。
「ママ…重文指定の日本刀…俺なりのやり方で国宝指定目指すね…」
黒の角刈りの少年。
暗殺の母へのおねだりでは「重文指定の日本刀」を貰っており、自分なりのやり方で国宝指定に格上げすることを誓っている。
暗殺の祖母と相討ちになる形で死亡。
彼だけ戦闘描写がカットされた上、大人になった姿も見せないという不憫な最期であった。
武装
論文を査読に通るレベルで書けるミラタロウがその工学の知識を活かして作った操縦式のロボット。
外見は暗殺の母そのもので、曾祖母らも生きていたと誤認するほどにそっくり。
原理はボディスーツに近く、縦半分に割れることで中から操縦する暗殺兄弟が姿を現す。
ロボットとは言うが電源不要で素材も太古からあるものを使用した科学に頼らない仕様のため、対魔力性は高い。
詳細は不明だが、バキュンと弾(恐らく魔法の弾)を発射する機構もついている。
アホみたいにデカい暗殺の母の遺影を前面に掲げた六輪駆動車。
ミラタロウ曰く「まるで未来から飛び出してきた殺人機械」とのことだが、サックマイファッキンディックメリークリスマス号同様に魔力減衰を防ぐために自転車走行である。
実態
暗殺の母を「弱い」と腐していた曾祖母をはじめとする女忍者四天王だが、暗殺の母に育成された暗殺兄弟の大半と(成長していたとはいえ)相討ちに終わったり、暗殺の母に実力を認められていたエルシーに「格下」と煽られたりと実際はかなり見劣りする。
それもその筈で女忍者四天王の中で最強は明確に暗殺の母である。
暗殺の美人叔母曰く「(暗殺の曾祖母・祖母は)自分の方が弱いと心のどこかでわかってたため、姉(暗殺の母)を弱いと言うことで強いと思い込もうとした」。
美人叔母自身も子供の頃からずっと姉からイジメを受けていた。
例の暗殺看板も、元は忍者の宣伝看板だったところを勝手に塗り替えられていたらしく、それに抗議するでも塗り替えるでもない辺り現在に至るまでの力関係は明白。
美人叔母はそのコンプレックスを払拭するためにも姉超えを宣言するが────
明日からこの項目ぜんぶウチのに変える
世の中の暗殺の記事全部!ウチに塗り替える────!!!
「ウンウン…いい心がけだねぇ…」
「!?」
「!!?お…お前は」
「あ…なんで…ここに…!?」
「暗殺の母です!!!」
「!!?」
「な…なンやて…」
「死んだやんか!!お姉ちゃんは!!!」
「死んだやんかー!!!」
暗殺の母(チー付与)
登録日:2026/10/07 Wed 02:44:00
更新日:2026/10/07 Wed 05:45:08NEW!
所要時間:約 6 分で読めます
「?ハテ…」
「死んだからってなんで再登場しちゃイケナイんだい?」
「R18かい?は?」
エルシーvs暗殺の美人叔母の対戦が始まったその時、暗殺の母が特に何の前触れも説明もなく復活した。
本人曰く「エルシーvs暗殺の美人叔母の対戦カードが気になって地獄から一時的に離脱してきた」とのこと。
確かにこの世界には幽霊は存在するし、それを視認できる人物も描写されていたし、何ならエルシーの横に死んだCEOの幽霊がいるけれども(イマジナリーじゃなかったの!?)、あまりの無法っぷりにその場にいる全員と読者が困惑した。
一応、嘘か真か地獄の閻魔様から「生きてる奴らの戦いに手出しはするな」と言いつけられていたとのことで、勝負に横入りするまでの無法は働かないが、
- その場にいる全員と普通に会話する
- 途中で何故かCMが挟まる
- 戦いの様子を実況しだす
- 同じ死者のCEOとも会話しだす
- 敗者を煽るだけ煽る
……といった形で、十二分に無法の限りを尽くすと満足したのか地獄に帰っていった。
なんだったんだ……
余談
彼女の出番がある度にトレンドに名が挙がる、ある意味コミカライズ版チー付与における「顔」とも言える存在である。
あまりのインパクトの強さから死後にも口絵などでちょくちょく登場している。
コミック16巻に至っては退場してから大分経つ上、回想含めて本編に全く出番がないにも関わらず、裏表紙いっぱいに大量の暗殺の母(コピペ)が配置された。
当然アニメ化が決まった際にも、声優が誰になるか話題となった。
下馬評としてはテンション高いオバサン役に定評のある
くじらや
斉藤貴美子あと大穴で野沢雅子がよく挙がったが、蓋を開けてみればまさかの
柴田理恵。
この斜め上のキャスティングに当然トレンド入りを果たし、公式のキャラ別アニメキャスト発表ポストのRT&いいね数も抜きん出ている。
なお柴田理恵は声優経験もあるものの、主な活躍の場はバラエティ番組・舞台・ドラマ・映画のため、本当に予想外のところからキャスティングされている。
地上波での声優活動は2020年の『ソマリと森の神様』以来、実に6年ぶり。
どうやらプロデューサーによる直々のオファーらしく、柴田理恵もラノベ原作の原作をガン無視したコミカライズアニメという全くある意味誰にとっても馴染みのないジャンルに困惑するところはあった模様。
しかし、暗殺の母を「娘にも家業を継がせて古い日本の社会のよう」「毒親だが真面目で一途で必死でかわいい」と深く読み込むなど気合十分な姿勢を見せている。
そんな感じで話題に事欠かないキャラだけに、コミカライズ版では既に退場していることが惜しまれていたのだが、衝撃のキャスト発表から時を置かずして突如復活したのであった……
今後もその神出鬼没で予測不可能な活躍(?)が期待されるキャラクターである。
なんだそこにいるしょうもない感じの…追記しろと陰口たたいて気持ちよくなってそうなカスは…?!陰口は陰気な間抜け専用の使い放題の無料アヘンだよ!?そりゃ反論されないだろうし賢くなれた気がするだろうよ!でもそれは編集じゃない…ほんとは1ミリも修正されてないのさ!文句あるなら直接メンバー登録しな ぶん殴ってやるから……
最終更新:2026年10月07日 05:45