エグリゴリ - ここだけ異能のある世界ウィキ

製薬会社が生み出した改造堕天使集団　その概要

株式会社エンジェル製薬のDr.TECが作り出した改造人間たち。強力だが制御できないサマエルの代替品として作り出された謂わば廉価版サマエル。
それぞれ異能は原初の〇〇、名前は堕天使から引用されており、皆薬物などで強化されているので実力的にかなり強い。
しかしその身体には離反対策として超破壊力の時限爆弾が仕込まれており、Dr.TECの意思一つで自由に起爆させられてしまう。
『OVER TECHNOLOGY』で作られたそれは、彼女たちの生命維持の根幹に関わっており強引に取り出すことは不可能。その上、天才が自身の異能と才能を総動員して組み上げた機械性能とプログラム故に、この世の誰1人としてそのプログラムを書き換えて解除する事はできない。下手に手を出せば周囲を巻き込み起爆する最悪のデストラップだ。

ただ1人、同系統の能力を持った天才を除けば。

一部死亡予定

メンバー

アザゼル

• 本名　忘れた
• 年齢　16
• 性別　女
• 異能力　機械天使&原初の地獄

概要

製薬会社に引き取られた中東出身の孤児のなれ果てであり、強力だが暴走するサマエルの廉価版としてDr.TECに改造された個体。
サマエルとは異なり脳に機械が突き刺さっており、それで行動をコントロールされている。
中東にて戦火に見舞われて両親を失い、残った兄弟と共に逃げていてが1人だけ生き残ってしまい製薬会社に捕獲された。
そのため家族を見捨てたと深い罪悪感を抱いている。
度重なる改造実験によりその記憶はもはや思い出せないが、原因不明の罪悪感だけはずっと残っている。

異能力　機械天使

黒い羽を生やし超高速で飛翔する。羽で空気の振動や空気の流れをサーチすることで盲目でも目が見える以上の動きをする。
見た目は普通の黒翼だが中身は機械制御。
羽根を飛ばして攻撃とか羽根を集めて武器にとかもできる。

異能力2 原初の地獄

全身から黒い炎を放つ能力
色が黒いだけであり一見すれば普通の炎の能力のように思えるが、この異能の本質は『精神干渉』である。
この黒炎を見たものは、過去のトラウマや負い目、罪悪感などが強制的に想起させられ心の傷を抉られることになる。
そしてメンタルダメージや罪悪感に耐え切れなくなったものは、自発的に黒炎の中に飛び込み生きたまま焼かれることを望むようになる。

そしてこれはこの炎を目にする度に精神的スリップダメージを追い続けることになる。
この悲劇の多い異能世界の街中で使えば、次々に人々が炎の中に飛び込み自殺を図るまさに『地獄』が完成する。

この能力は無差別対象でありアザゼル自身も黒炎を見るともう覚えていない過去を抉られ飛び込み死を選ぼうとする。
しかしドクターの改造により自殺をさせないストッパーがあるので、飛び込む前に無理矢理引き戻されてしまう。
元々はただの炎の能力だったが、『オーバーテクノロジー』の異能により他の精神干渉系の異能と混ぜられ新しい形に改造された

バラキエル

• 本名　不明
• 性別　女
• 年齢　18
• 異能力　機械天使&原初の機龍

概要

プラチナブロンドの髪に紫の瞳が特徴の女性。
サマエルの廉価版として孤児として製薬会社にに引き取られた存在であった彼女は改造された。アザゼルと違って目に見えるところに機械は取り付けられていないが体内に収納されている。
だがドラゴン形態になった場合それが露出して改造の跡がよく見えるようになる。
性格は恋愛にチョロい子。

元はエネミー被害で家族を失った孤児だったが、昔自分をエネミーから助けてくれた人に憧れて自分のような人を助けるヒーローになりたいと思っていた。
しかし、実際は改造されて悪事に加担させられる日々。改造で歪んだ精神はそのうち『ヒーローになりたい』ではなく『ヒーローに殺されたい』に変わってしまった。

雷龍の対処に頭を悩ませる社長の為にドクターが改造したメタ個体。電気を吸収して有利に立ち回り、吸収した電力でバフを得つつドラゴン形態に移行して空中戦も可能にすることを想定された。
ただしドクターはメタ張っても勝てるとは思っていないので、最初から削りを入れる為の捨て駒である。
コイツをぶつけて弱らせたところをサマエルなり改造エネミーなりで仕留める予定だった。

異能力　機械天使

同上

異能力2 原初の機龍

ドラゴン形態

半龍形態2

半龍形態1

シルバーメタリックな機械仕掛けのドラゴンに変身する能力。
半人半龍形態と完全なドラゴン形態があるが、完全なドラゴン形態に移行する為には電気を吸収する必要がある。
電気を吸収するとバフを得る。これは吸収した電力に比例する。
バラキエル自体は電気を生成することはできないが、外部から吸収することが可能。これを利用して電気系異能者の電撃を吸収して自身を強化することもできる。

電気系能力に有利に立ち回れるが、こういう能力にありがちな許容上限も存在するので無理に突破することも可能。
これを改善せずにそのままにしてるのは単にバラキエルが対雷龍用の捨て駒だから。許容上限超えるくらい電気を吸わせたなら最低限の仕事を果たしたと見做せるので、ドクターはここにコストを掛けるつもりはなかった。

オーバーテクノロジーによる改造異能であり、元々は『ドラゴンに変身する異能』だったが、変身先のドラゴンをメカに改造して、そこに『電気吸収』を植え付けて変質させた。

アルマロス

• 本名　忘れた
• 年齢　12
• 性別　女
• 異能力　機械天使&原初の光

概要

製薬会社の改造人間の1人。
製薬会社に引き取られた孤児のなれ果てであり、強力だが暴走するサマエルの廉価版としてDr.TECに改造された個体。
無邪気さと残酷さが両立しており、物を壊したり生き物を殺したりする事が大好き。時々生物を引き千切って遊んでる。
こんな趣味嗜好になったのは製薬会社の実験により精神が捻じ曲げられ、中東で回収された撃滅のエネミーの要素やデータを一部脳に植え付けられたから。改造前は大人しく人見知りをする子供だった。
社長がオクラス研究所から貰って来たオクラスの魔眼を移植予定。

異能力　機械天使

同上

異能力2 原初の光

誘拐した琥珀の異能力を複製強化して植え付けた異能。周囲から光を集めて回復効果のある光に変化させて傷を治す力を持つ。
部位欠損を治す事は難しいが、それ以外の傷なら全快させる事は無理でも大抵治す事ができる。
アルマロスはこれを使って相手を傷つけ、治し、傷つけては治しという拷問のような戦法を取る。

コカビエル

• 名前　真城ハレ
• 性別　女
• 年齢　22
• 所属　元J.NEC第一隊
• 異能力　機械天使&原初の暴力

概要

元々はJ.NEC所属の人物であったが、独自に製薬会社が怪しいと考えて単独で潜入調査を行なったところ、捕獲されて改造されてしまう無能ムーブを晒した。

改造洗脳され脳を掻き回された結果、自身の持ってる全ての情報（残念ながら大した情報はなかった）を吐き出してしまった上に、認識を書き換えられて敵味方がぐちゃぐちゃになってしまった。その為、本人は敵対組織の人やエネミーと戦ってる認識で他の味方勢力に襲いかかって行くことになる。そして製薬会社のことをJ.NEC、他の改造人間やエネミーを仲間だと思い込んでいる。

異能力　機械天使

同上

異能力2 原初の暴力

元々ハレの持っていた異能の『手に持った武器を強化する』に加えて、他者から融合した『武器の扱いに習熟する』と言った異能を複製融合させて作り出した異能。これにより『手に持ったあらゆる武器の性能を最大限引き出して向上させ、それが初見武器であったとしても完璧に使い熟す』といった能力になった。そして人間を武器にした場合『異能強制発動』のおまけもある。
彼女は主にこれで人間を武器にして戦うようになる。人間剣はもちろん、人間爆弾などにして戦う。これがJ.NEC流の剣術。

タミエル

• 名前　銀河のエネミー
• 性別　女
• 種族 人→エネミー
• 年齢　5歳
• 異能力　機械天使&原初の宇宙

概要

宇宙のエネミーの肉片を孤児の1人と融合させて作り出した合体人造エネミー。その出生の都合上、宇宙のエネミーのクローン的存在であるため、宙のエネミーの妹に当たる存在である。
性格は感情に乏しく命令を淡々とこなすだけ。これは自我があまり発達していないからである。ルー語の使い手でもある。

異能力　機械天使

同上

異能力2 原初の宇宙

宇宙のエネミーの『大宇宙・小宇宙』と火盛手の『朱代火』を混ぜ合わせたような異能。太陽光を吸収してそれを圧縮変換して万能エネルギーとして使用する。
そのエネルギーを半物質化して武器にしたり、そのままエネルギー砲撃として爆発させたり、エネルギー源として自分や他者のバフ、または回復として使用したりなど応用幅が大きい。
ただし、太陽光をエネルギー変換する性質上、屋内や夜ではエネルギー切れのデメリットを背負う事になる。エネルギーが切れると宙と同じく体が黒くなり瀕死状態になる。

...

サハリエル

• 名前　フレデリカ・ハーウェイ
• 性別　女
• 年齢　20
• 異能力　機械天使&原初の虚無

概要

製薬会社に作られたサマエルの廉価版改造人間。ダウナー系。アザゼルとは同郷。
元々は中東で少年兵をしており、そこでヤバいエネミーやらヤバい人やらヤバいメカだのに襲われる地獄のような日々を送っていた。しかし、自身の所属してるゲリラ団体が壊滅したことで解放され、孤児として製薬会社に引き取られることになった。
また兵士として戦わせられるのか……と自分の人生を諦めており、特に反抗する意思もなく淡々と製薬会社に従っている。
機械天使で飛行して空から相手の異能を封印しつつ、一方的にスナイパーライフルで狙撃することを主戦法とする。

異能力　機械天使

同上

異能力2 原初の虚無

自身の視覚内にある相手の異能や星座異能を一時的に封印して使用不可能にする。何らかの方法で目を潰すか、視覚外に出ればすぐに復活する。
一度発動した物は見ても消せない（例えば、異能を発動する前に封印すれば発動できなくなるが、異能で既に作られた武器や炎などは見ても元に戻らない）。
変形するタイプは人型に戻される。常時変形してるタイプも人型に戻される。視覚内に居るなら複数人封印可能。
異産もその異常性のみを一時的に封印される。

シェムハザ

• 本名　失墜のエネミー
• 性別　女
• 年齢　0
• 種族　エネミー

概要

まだ未作成状態であり未完成品。
設定上、サマエル含めた全員の能力を持った究極のエネミーになる予定の最後の天使。
黒髪に灰色の瞳を持った少女の姿をしている。Dr.TECの思想を反映して感情や自我がほぼ存在しない傀儡。しかし最初に作られた1号のみ自我や感情を有しているらしいが……？

異能1 機械天使

同上

異能2 原初の失墜

エグリゴリ全員の異能力を使用することが出来る異能。
全て合わせてこれ一つという判定。
明らかに製薬会社の植え付けられる異能数を超えているが、Dr.TECの持つ異能『OVER TECHNOLOGY』により技術限界を無理矢理突破した。

異能　原初の地獄

異能　原初の機龍

異能　原初の光

異能　原初の暴力

異能　原初の宇宙

異能　原初の虚無

異能　原初の猛毒

異能3 ？？？

まだ未保有

最初にして最後の1人

？？？？？

番外（特殊タイプ）

魔天使のエネミー

厳密には違うが似たような経緯であるため。

ネフィリム

• 本名　なし
• 性別　女
• 年齢　0
• 種族　人間

...

概要

「……ご主人様」

Dr.TECにより、誘拐された4人のシスターズを素材に作り上げられた融合個体。背中にエグリゴリと同じく黒い翼が生えている。
完全に素材となった4人の自我は消滅しておりプログラム通りDr.TECのことを「ご主人様」呼びする。基本的に無表情だが一緒に遊んであげると喜ぶ。マリアナパワーもちゃんと有しているがこちらは別に4倍にはならない。
健啖家でありよくご飯を食べる。一応姉妹であるシスターズMを殺して自身に組み込みパワーアップしていく機能を有しており、その能力に従ってシスターズキラーとして行動する。

本人シスターズ殺しをは別に望んでやってる訳ではない。
シスターズを殺して持って帰ってくると、刷り込みと洗脳で父親だと思ってるDr.TECが喜ぶのでやってるだけである。

異能力　重力・四十奏

本来持っていた異能は劣化重力だったが、改造され4人分合体した事でマリアナ海溝の少女の持っている異能の出力を超えた重力を出せるようになった。尚、マリンの方はオーバーパワーで異能に強化が入ったので現在は四十奏の威力を超えている。
大体マリンが出来ることを行うことが可能になった。

異能力2 機械天使

同上

異能力3 共喰の罪咎(シスターズ・ノイズ)

シスターズの1人としてカウントされながらシスターズを殺す異能。その能力は、殺して食べるか、直接捕獲して異能粒子を吸い上げることで自身に取り込んだシスターズの異能を全て使用するもの。
素体となった4人の能力は勿論、殺すことに失敗した相手でも異能粒子を吸収できれば能力を獲得できる。
ただしこれはシスターズ限定であり、既に死んでいるシスターズから能力を獲得することは不可能である。

ベリアル／サタナエル

ベリアルの姿

サタナエルの姿
名前　ベリアル／サタナエル
愛称　リンゴちゃん
年齢　ベリアル時は8〜10歳くらいで、サタナエル時は20くらい
性別　女
種族　改造人間
所属　エンジェル製薬脱走者

概要

白髪赤目の目隠れ少女。目の下のクマがすごい。精神的に幼く物事を単語くらいでしか話さない。リンゴが好きでいつもリンゴを握って食べている。

その正体はエンジェル製薬会社が作ったエグリゴリの一体で『ベリアル』の名を与えられた存在。しかし、実験の最中に望む結果を出せなかったので廃棄されたところを命辛々逃げ出してきた。そのため、自分を改造したDr.TECのことを酷く怨んでいる。

製薬会社やDr.TECについての情報をいくつか持っているが、言葉が拙いので酷く伝わり難い。なので聞き出してもある程度の情報は得られるがそれ以上は難しくなる。だがそれでもDr.TECについては拙いながらもアホ程教えてくれる。
ちなみに異能で大人の姿になるが精神はそのままで、実態は身体だけ大きくなった幼女である。

………しかし正確には上記の設定で送り込まれて来たスパイである。本人的には上記の内容を自分の意思で行ったと思っているが、実際はスパイとするべく庇護欲を掻き立てられる見た目の子供を選別し、態と秩序組織に拾われるように逃がされたのだ。
本人はスパイをしている意識はなく、ただ見たもの、聞いたもの、感じたこと全てがデータとしてリアルタイムでエンジェル製薬に送り込まれる仕組みになっている。

つまり無自覚スパイ。

他のエグリゴリとも同様に体内に爆弾内蔵。いつでも爆破可能です！

異能力1 機械天使

同上

異能力2 禁断の果実

自身を中心として一定範囲内に領域を展開する。（心領結果などとは一切関係ない。ただの能力有効範囲）
そしてその領域の座標を選択し、その上空にリンゴ弾を出現させて落とす能力。

簡単に言うと座標指定するとその場所に上からリンゴ弾が降ってくる能力。リンゴ弾が出現した高さによっては重力も加味して当たると割と死ねる。

ただし無制限にリンゴ弾を落とせるのではなく、落とせる数は今まで自分が食べたリンゴの数と同数。一度使うと落とせる数は減るので、またリンゴを食べて補充しなければならない。
また、この異能で作り出したリンゴ弾を食べると身体が成長して大人モードのサタナエルとなる。

変化後の異能力　原初の裏切り

大人モードのサタナエルでの異能。ベリアル時の異能とは変化を遂げている。この姿は時間制限付きだが、リンゴを食べる事で持続できる。

此方も先程同様リンゴ弾の転移だが、能力が大幅に強化されている。

１つは上からのみならず上下左右のどこからもリンゴ弾を転移出来るようになった事。リンゴ限定空間転移みたいなものかもしれない。結構勢いよく発射されるので割と破壊力がある。

2つ目は変化前と異なり、複数のリンゴを射出出来るようになったこと。同時に2個リンゴ発射なども可能。ただしその分リンゴ数の消費も大きい。

３つ目はリンゴ弾の活用。この姿の状態でリンゴ弾を食べると、一時的にリンゴ色の赤いオーラを纏って回復効果やパワーアップバフ効果などが得られる。他人にもあげられる。効果は一口食べるだけで摂取できる。

ただし、Dr.TECがセーフティーを付けており、この異能を使ってベリアルに戻ると凄まじい激痛が彼女を襲いのたうち回る事になる。その為、一度この姿になると彼女は出来る限り戻りたくなく、リンゴをいっぱい食べ始める。しかし腹の限界が来るので結局は戻ってしまう。そしてこのサタナエル体で居た時間に比例した大きさの苦しみが襲う事になる。つまり本末転倒である。

この説明で分かるようにこのセーフティーはDr.TECによる完全にただの嫌がらせだ

イメソン