ぼくはただ、あの子を助けたいだけなんだ。…なんでだろうね
名前:エリオット
年齢:16歳没(現在の見た目は10歳当時のもの)
年齢:16歳没(現在の見た目は10歳当時のもの)
リテルの持つ異産である意思ある剣「Holy knight」の正体であり、そのかつての姿。
リテルとは同年代のはずだが、中性的な子供の見た目をしている。なんでも魂をすり減らした影響でこうなったとか。
リテルとは同年代のはずだが、中性的な子供の見た目をしている。なんでも魂をすり減らした影響でこうなったとか。
おおらかで掴みどころのない性格をしているが、リテルを守るという意思は強く、そのためにリテルと親しい存在になっていたニコラスと接触、危機に瀕する彼女を救うべく行動を開始する。
自身が不自由な存在である故にニコラスへの期待はかなりあるようで、真にリテルを救え存在になってくれると信じている。だが、未だに残る制約のために助力できる範囲はかなり限られる。
自身が不自由な存在である故にニコラスへの期待はかなりあるようで、真にリテルを救え存在になってくれると信じている。だが、未だに残る制約のために助力できる範囲はかなり限られる。
現在は剣の中に存在する霊体のようなものとして存在している。リテルを心から愛している者が剣に触れることで部分的に接触が可能となるようだ。現在は夢枕に立つという方法をとっている。
異能:願望器
エリオットの異能。研究機関の技術でもついに解明しきれなかった神秘の異能であり、ある意味無敵の異能である。
効果はずばり、「願いをかなえる」こと。正確には、「願いを叶えるために自身やその周囲を『ふさわしい形』に変化させる」異能である。
使い切りの何らかの能力を授かる、偶然にしてはできすぎな幸運に恵まれる、文字通り自分を変形させるなど、その発現のしかたはランダム。それをどう生かし、目的を果たすかは自分次第。
一方でデメリットもあり、一度願った願いは撤回できず、絶対に叶えなければならない。それが不可能になった状態でもあらゆる手段を使って「叶えさせられる」。その手段がどんなものになるかはまったくコントロール不可能。
また、発動には自らの「存在」を少しずつ消費する必要があり、使いすぎると、体が弱くなる、人から気づかれにくくなるなどといった代償が生じ、最後には存在ごと消える。それは願いを叶えるために使った力がより大きいほど消費も激しい。
一方、この存在の消費は自分だけでなく他所からもリソースを調達することができるようで、自分を記録したものや自分に関する他者の記憶でも代用が可能である。
生前のエリオットは度重なる実験によって存在をすり減らしてしまい、ついには自身に関する全ての外部の記録と記憶をも消費してしまった。リテルの記憶が抜けているのはそのせい。
一方、この存在の消費は自分だけでなく他所からもリソースを調達することができるようで、自分を記録したものや自分に関する他者の記憶でも代用が可能である。
生前のエリオットは度重なる実験によって存在をすり減らしてしまい、ついには自身に関する全ての外部の記録と記憶をも消費してしまった。リテルの記憶が抜けているのはそのせい。
正真正銘の現実改変を可能とするとんでもない異能だが、後述する都合により現在は大きな縛りを受けている状態。
異産「Holy knight」
リテルの持つ異産であり、エリオットの現在の姿。
エリオットはかねてよりの実験で弱っていた上にリテルを救うために相当な力を使ってしまい、最終的に消えかかっていたところ、これからもリテルを守り続けたいと願ったところこの剣の姿となった。リテルを守るという願いの為だけにひとり動く姿はまるで願いの磔のよう。
このため、今のエリオットの異能はこのリテルを守るということに類する願いしか受け付けない。また、そのアプローチもかなり特殊なようで、エリオットにもどんな願いなら叶えられるのか、どうやって叶えられるのかは分からない。
少女の傍に立ち、共に歩む者よ
枯れ果てた器に願いを注げ
かつて救えなかった者を救え
枯れ果てた器に願いを注げ
かつて救えなかった者を救え