剣鬼の血筋
脱女武士こと大和薫子を初代に据えて、戦国末期より続く家系。妖刀を用いて異技を使う剣豪。
鬼神の如し強さで戦乱を駆けまわる姿からそう呼ばれ、脈々とその称号を継承している。
大和家から分家が派生しており、親族同士で内乱することで当主を決めるのが伝統とされる血と戦の一族。
鬼神の如し強さで戦乱を駆けまわる姿からそう呼ばれ、脈々とその称号を継承している。
大和家から分家が派生しており、親族同士で内乱することで当主を決めるのが伝統とされる血と戦の一族。
各代で固有の異技を編み出しており、剣術と霊的異能が深く結びついている。
初代 逸脱の剣鬼 「大和 薫子」

「────よき人生であった。」(死んでない)
伝説の初代。この世の理から外れた逸脱者の一人。
戦慄の武闘家、無心の僧侶、恐慌の商人とともに、幻の秘境に到達した流浪の女武士。
現代で半裸になりながら猥褻罪で捕まり、脱獄を繰り返してるあのバカと同一人物。嘘みたいな本当の話。
戦慄の武闘家、無心の僧侶、恐慌の商人とともに、幻の秘境に到達した流浪の女武士。
現代で半裸になりながら猥褻罪で捕まり、脱獄を繰り返してるあのバカと同一人物。嘘みたいな本当の話。
固有異技:「逸拍」
多くの異技は旦那である大和 与一から盗んだ剣技。
薫子本人だけがもつ固有異技と言われればこれ。
多くの異技は旦那である大和 与一から盗んだ剣技。
薫子本人だけがもつ固有異技と言われればこれ。
剣を斬る過程をすっ飛ばす……ような感覚にさせる技。
刀身に大気中の粒子が反射して一瞬輝きを帯びると同時に、薫子のそれまでの剣の所作から一拍外れたような動きが重なり、人間の本能的な隙、怯みを突く達人芸。
刀身に大気中の粒子が反射して一瞬輝きを帯びると同時に、薫子のそれまでの剣の所作から一拍外れたような動きが重なり、人間の本能的な隙、怯みを突く達人芸。
当然連発するとどんどん効果は薄れるが、ありとあらゆる異能、剣技の型、体制からでも絡めて撃ち出せるという恐ろしい汎用性を持つ。
ステータス
+ | ... |
二代目 流離の剣鬼 「大和 信長」

「剣技は母上から教わりましたわ!」
豪傑の二代目。薫子の実の娘。完全な無能力者。お嬢様のような口調でお淑やか。母を何よりも慕っている。なぜか旅のお供に猿を二匹連れてる。猿の名前は「イエヤス」と「ヒデヨシ」
ナチュラルに猿語を喋れる。
ナチュラルに猿語を喋れる。
肉を切らせて骨を断つが、切らせる肉が鋼鉄ぐらいムキムキの脳筋パワースタイル。
その胆力と豪快さ、純粋な剣の実力は歴代屈指。
仮に一対一の異能なしの試合をしたなら、薫子を除いて誰も勝てないどころか、薫子ですら負けることがある。それぐらい強い。
その胆力と豪快さ、純粋な剣の実力は歴代屈指。
仮に一対一の異能なしの試合をしたなら、薫子を除いて誰も勝てないどころか、薫子ですら負けることがある。それぐらい強い。
娘(薫子の孫)は10歳になる頃にはひとり立ちしたので、老後は山奥で畑仕事をしながら過ごしていた。
固有異技:「大鎌鼬」
鎌鼬の派生。広範囲にわたる斬撃。一発で建物を倒壊させる破壊力。脆い場所に的確に刃を入れる繊細さと、刀を力強く振るう剛力の両方を要求される。
鎌鼬の派生。広範囲にわたる斬撃。一発で建物を倒壊させる破壊力。脆い場所に的確に刃を入れる繊細さと、刀を力強く振るう剛力の両方を要求される。
ステータス
+ | ... |
ヒデヨシ
刀を持ったつり目のニホンザル。信長とお揃いの青系のおべべを着ている。猿の中では非常に知能が高い。異能やエネミーの要素を持ってるわけではない。
ただの天才猿。
ただの天才猿。
イエヤス
タレ目の方のニホンザル。刀は持ってない。
代わりに手先が器用でなんでもできる。
実は化け狸のエネミー。ドジっ子なので、ヒデヨシに一瞬でバレて信長にチクられたが、狸でも猿でもあんま変わらないので特にお咎めはなかった。
代わりに手先が器用でなんでもできる。
実は化け狸のエネミー。ドジっ子なので、ヒデヨシに一瞬でバレて信長にチクられたが、狸でも猿でもあんま変わらないので特にお咎めはなかった。
猿と狸
大和とその分家において猿と狸は縁起のいい生き物とされている。
猿は「知恵」「幸運」「拾い物」「縁」の象徴。「恥を脱ぎ捨てること」を示す。
狸は「金」「狡猾さ」「買い物」「繁盛」の象徴。「退くを恥じないこと」を示す。
狸は「金」「狡猾さ」「買い物」「繁盛」の象徴。「退くを恥じないこと」を示す。
猿狸(えんり)比べて知恵一つ
剣鬼の血筋の家訓。
違う考え方の両方を取り持てば、自ずと新しい着想を得て道が開ける。という意味。
世代によって意味合いがよく変わる。
違う考え方の両方を取り持てば、自ずと新しい着想を得て道が開ける。という意味。
世代によって意味合いがよく変わる。
二代目がよく猿と狸(ヒデヨシとイエヤス)と話していた逸話もあり、「困ったら猿と狸を頼れ」的な意訳も含まれる。
四〜六代目では「狸(大和家)は猿(他の家)に負けないよう知恵を磨け」という意味に。
また、七代目以降では、「民衆は猿と狸と比べられるほどに愚かだが、上手く使えば知恵になる」というニュアンスも含むようになる。
現在では「違う立場の者同士が磨き合えば良い答えが出る」的な言葉に落ち着いた。
三代目 首狩りの剣鬼「大和 千代女」

「人も妖も、頸を斬れば天に召されますゆえに」
で、こいつが問題の信長の娘。薫子の孫。
殺伐、残忍、狂人。人も妖も無差別に斬り殺してきた辻斬り。
殺伐、残忍、狂人。人も妖も無差別に斬り殺してきた辻斬り。
薫子「可愛い子には旅をさせよ」→信長「わかりましたわ!」→その結果生まれたのが獣の心を宿した妖怪首置いてけ娘。
異能は「獄門送り」。実体のない物に「頸」の概念を押し付けて斬れる。彼女にかかればデュラハンも首チョンパにできる。身勝手な能力。
二代目が放任主義だったせいでこんなことに…
なんの因果か現代の妹君ことニューにそっくりな性格な気がする
二代目が放任主義だったせいでこんなことに…
固有異技1:「獄門送り」
代名詞。異能にして、異技。
代名詞。異能にして、異技。
固有異技2:「後れ尾」
納刀の際に相手の首の近くに斬撃が遅れて発生する技。獄門送りと併用可能。凶悪な不意打ち性能を誇る。
納刀の際に相手の首の近くに斬撃が遅れて発生する技。獄門送りと併用可能。凶悪な不意打ち性能を誇る。
固有異技3:「藪蛇」
特殊な構えの状態で、間合いに入った瞬間、抜刀せずに両方向から首に向かって斬撃が飛んでくる。千代女はもっぱら遮蔽に隠れて待ち伏せに使っていた。
特殊な構えの状態で、間合いに入った瞬間、抜刀せずに両方向から首に向かって斬撃が飛んでくる。千代女はもっぱら遮蔽に隠れて待ち伏せに使っていた。
ステータス
+ | ... |
四代目 妖の剣鬼「大和 白狸」

「これが妖術と剣技を併せた業でありんす」
三代目とエネミーの間に産まれた、所謂敵霊混じり。
あんだけ首斬り狂人だった3代目の千代女は、口癖が「だなも」の妖怪狸くんと結婚したのだ。
世の中なにが起こるかわからないが、妖怪みたいな人間性のやつとマジもんの妖怪が惹かれ合うのは必然だったのかもしれない。
あんだけ首斬り狂人だった3代目の千代女は、口癖が「だなも」の妖怪狸くんと結婚したのだ。
世の中なにが起こるかわからないが、妖怪みたいな人間性のやつとマジもんの妖怪が惹かれ合うのは必然だったのかもしれない。
ちなみに白狸の口癖も本当は「だなも」
それが芋臭すぎて恥ずかしかったのか、京の花魁の真似をして言葉遣いを改めた。
さすが妖怪の子だけあって初代を除いて歴代で1番長生き。100年超えクラスのエネミーにまで至った。
それが芋臭すぎて恥ずかしかったのか、京の花魁の真似をして言葉遣いを改めた。
さすが妖怪の子だけあって初代を除いて歴代で1番長生き。100年超えクラスのエネミーにまで至った。
固有異技:「八岐返し」
燕返しの上位互換技。八方向同時に斬撃が飛んでくる。妖術と併用するとさらに数を増やしたり、追尾したり、威力が上がる。
燕返しの上位互換技。八方向同時に斬撃が飛んでくる。妖術と併用するとさらに数を増やしたり、追尾したり、威力が上がる。
+ | ... |
関係者 妖狸のエネミー
分家
長生きした白狸は子も多く、ここから分家が派生した。中でも有名なのが。
- 金運に恵まれ、葬儀屋を生業とする、栄幽家。
- 生まれ持った好奇心が強く、学者を生業とする、海貌家。
- 自然と調和する術を持ち、建築を生業とする山神家。
この3つは大和の御三家とも呼ばれている。
五代目 最速の剣鬼「大和 皐月」

「あなたの魂に憑いたもの、断ち切らせていただきます」
その太刀筋を見れる者は一人としていなかった。
胎児の時点で刀を携え母の腹を切り開いて生まれた、とかいう訳のわからない伝説を言い伝えられている白狸の娘。
その太刀筋を見れる者は一人としていなかった。
胎児の時点で刀を携え母の腹を切り開いて生まれた、とかいう訳のわからない伝説を言い伝えられている白狸の娘。
異名通りの最速の抜刀術を持つ。よーいどんで行う居合なら三代目より速い。
だが、エネミーとのハーフから生まれた子だからなのか、あるいは邪魂と接しすぎたのか、逝くのも最速だった。
異能力は「魂斬り」。魂を知覚し直接斬れる。
だが、エネミーとのハーフから生まれた子だからなのか、あるいは邪魂と接しすぎたのか、逝くのも最速だった。
異能力は「魂斬り」。魂を知覚し直接斬れる。
固有異技1:「魂斬り」
上記通り。異能にして異技。
上記通り。異能にして異技。
固有異技2:「銀蜻蜓」
陽炎の派生。音を置き去りにする防御不可の斬撃。種も仕掛けもなくただただ陽炎を速くしただけ。シンプルだが真似できない。
もちろん「魂斬り」と併用可能。
陽炎の派生。音を置き去りにする防御不可の斬撃。種も仕掛けもなくただただ陽炎を速くしただけ。シンプルだが真似できない。
もちろん「魂斬り」と併用可能。
ステータス
+ | ... |
葬儀屋「栄幽 紫刃」
読みは、えいゆう しば
皐月の親戚であり、相棒であり、葬儀屋にして、初代栄幽。
霊を鮮明に見ることができ、悪しき霊脈の発生源を特定できる能力を持つ。
皐月の親戚であり、相棒であり、葬儀屋にして、初代栄幽。
霊を鮮明に見ることができ、悪しき霊脈の発生源を特定できる能力を持つ。
学者「海貌 忌師」
読みは、かいぼう きじ
海沿いの街のお医者さんで漁師を父に持つ。二代目海貌。
いろんなものを分解して中身を見るのが性癖。やべーやつ。
なぜか行く先々で事件に巻き込まれる。
海沿いの街のお医者さんで漁師を父に持つ。二代目海貌。
いろんなものを分解して中身を見るのが性癖。やべーやつ。
なぜか行く先々で事件に巻き込まれる。
大工職人 「山神 金三郎」
山で育った職人。筋肉ムキムキの漢。ヒグマのエネミーと相撲をとってそのまま投げ飛ばしたやべーやつ。
皐月と出会ってから刀鍛冶を学び始め、才能を開花させる。
皐月と出会ってから刀鍛冶を学び始め、才能を開花させる。
六代目 夕立の剣鬼「大和 栗子」

「霊の持つ力が私を強くする。刀に問おう。黄金の結末を。」
母は最速で逝くし、旦那も帰らぬ人になったし、後述の七代目も先に逝ってしまった。悲しいものがそこにある。
温泉宿を始めようと思い立ったのもこの人だが、気力がなかったため、その道は娘が主導で行った。
当代あたりから"剣舞祭り"が開かれるようになる。
温泉宿を始めようと思い立ったのもこの人だが、気力がなかったため、その道は娘が主導で行った。
当代あたりから"剣舞祭り"が開かれるようになる。
異能は「霊匣」
イタコのように先代剣鬼を自分に憑依し、剣を直で学ぶ。
イタコのように先代剣鬼を自分に憑依し、剣を直で学ぶ。
のちの歴代最強こと金瞳に匹敵する生命エネルギーを保有しており、「普通に異能で殴った方がはやくないですか?」という事実に気がつき、元気にエクス〇リバーをぶっぱしていた。ずるすぎる。
固有異技:「霊匣」
異能と併用する呼吸法。後の異能「禁櫃霊術」および「金櫃霊術」の雛型。
己と剣の中に生命由来のエネルギーを巡らせ、歴代剣鬼のような斬撃を再現できる。
異能と併用する呼吸法。後の異能「禁櫃霊術」および「金櫃霊術」の雛型。
己と剣の中に生命由来のエネルギーを巡らせ、歴代剣鬼のような斬撃を再現できる。
ステータス
+ | ... |
第一回 剣舞祭り
「集えや集え、振るい奮え、今宵は刀が舞い踊る日」
大和家、その分家、地元の剣の使い手たちが一堂に会し開かれた小さなお祭り。三年に一度行われる。
中でも盛り上がった催し物は、総勢18人の剣士たちが凌ぎを削り、その年の一番の剣士を決める、「十八番勝負」。
中でも盛り上がった催し物は、総勢18人の剣士たちが凌ぎを削り、その年の一番の剣士を決める、「十八番勝負」。
また十八年以上連続(6大会連続)でその年の一番に選ばれた者は剣鬼の称号を得ることができるとされる。
栗子はその中でもしっかり称号を守り抜いた。
栗子はその中でもしっかり称号を守り抜いた。
十八番の剣士たち
毎度毎度、いろんな家から18人が選出されるのだが、最初の6回の祭りでメンバーが変わらなかった。
当時の祭りの客は、「いつも変わり映えしない18人」というダブルミーニングで十八番(おはこ)の剣士たちと呼ぶ。
当時の祭りの客は、「いつも変わり映えしない18人」というダブルミーニングで十八番(おはこ)の剣士たちと呼ぶ。
+ | ... |
七代目 静寂の剣鬼「大和 茶々子」

「道場破りですか。お湯につかったほうが落ち着きますよ?」
血筋は地の底に落ちた。歴代最弱。ちょっと霊感が強い無能力者。
ただ道場と温泉宿を立ち上げた開祖であり、現在も続いている。立派なパイオニア。
ただ道場と温泉宿を立ち上げた開祖であり、現在も続いている。立派なパイオニア。
しかし風格がなさすぎるのも事実。当時は今代の剣鬼と言っても誰も信じてもらえなかった。
そんなある日道場破りが現れて刺客に襲われたが普通に全員返り討ちにしたことで、地元のみんなに認められ、道場と温泉宿は盛況となった。
実は初代すら知らないカウンター型の剣技である「湖面写し」を編み出していたりする。
病死で、先代より先に逝く。
そんなある日道場破りが現れて刺客に襲われたが普通に全員返り討ちにしたことで、地元のみんなに認められ、道場と温泉宿は盛況となった。
実は初代すら知らないカウンター型の剣技である「湖面写し」を編み出していたりする。
病死で、先代より先に逝く。
固有異技:「湖面写し」
本人の持つ霊を呼び寄せる才覚、魂を見通す目、圧巻の気迫、残像が起きるほどの速い差し足による回避と流れるような刀返し。それらの技が積み重なり、まるでそれは湖面に映った影であったと錯覚する。
本人の持つ霊を呼び寄せる才覚、魂を見通す目、圧巻の気迫、残像が起きるほどの速い差し足による回避と流れるような刀返し。それらの技が積み重なり、まるでそれは湖面に映った影であったと錯覚する。
ステータス
+ | ... |
第七回 剣舞祭り
大和栗子の世代で大いに盛り上がったが、かつての十八番の剣士たちはみな歳をとりレベルが落ちていく。
栗子から茶々子に交代した7回目は顕著だった。
先代に比べてあまりにも地味で客足はどんどん遠のく。
地方としても、高齢化と人口減少が進み、町の活気はすっかりなくなってしまった。
栗子から茶々子に交代した7回目は顕著だった。
先代に比べてあまりにも地味で客足はどんどん遠のく。
地方としても、高齢化と人口減少が進み、町の活気はすっかりなくなってしまった。
温泉宿「脱の湯」/道場「金霊館」
そんな中で茶々子が開いたのは温泉宿と道場だった。
町の活気を取り戻すため、宣伝に力を入れ、他の町から集客、定住させるべく奔走する。
だが茶々子に経営の才はなく、その努力が華開くことはなかった。
……刺客が現れるまでは。
町の活気を取り戻すため、宣伝に力を入れ、他の町から集客、定住させるべく奔走する。
だが茶々子に経営の才はなく、その努力が華開くことはなかった。
……刺客が現れるまでは。
刺客
隣の県で悪行の限りを尽くす刺客たち。町を破壊し、罪のない民草を斬り倒す荒くれ者集団。
奴らは次に「脱の湯」と「金霊館」を狙い、襲撃してきた。
茶々子はこれと熾烈な戦いを繰り広げ、なんとか守り切った。
奴らは次に「脱の湯」と「金霊館」を狙い、襲撃してきた。
茶々子はこれと熾烈な戦いを繰り広げ、なんとか守り切った。
八代目 冷徹の剣鬼「大和 真幽子」

「是非とも、うちの『湯屋』を御贔屓に」
最恐。先代の穏やかさは死んだのか?というレベルで苛烈な女傑。強かさで右に出る者はいない。大母上。姐さん。最後の大和。生粋の悪女。
温泉宿、道場、剣鬼の血筋、これら三要素を1番大きく発展させたのは彼女で間違いないだろう。
異能力は「禁櫃霊術」
霊魂の操作、死霊操作、魂斬り、憑依の乗っ取り、幽体離脱、歴代剣鬼の呼び出し、なんでもござれ。
本体が弱いと思いきや、二代目剣鬼に憑霊覚醒するのでクソほど強い。
最終的に金と権力と魂支配の力に溺れ、悪堕ちしており、若き日の娘(九代目)とその相棒、ミスタービッグフットに暗殺された。
断末魔は「この意地汚い猿どもがーッ!!」
後述するがわりと正論。
霊魂の操作、死霊操作、魂斬り、憑依の乗っ取り、幽体離脱、歴代剣鬼の呼び出し、なんでもござれ。
本体が弱いと思いきや、二代目剣鬼に憑霊覚醒するのでクソほど強い。
最終的に金と権力と魂支配の力に溺れ、悪堕ちしており、若き日の娘(九代目)とその相棒、ミスタービッグフットに暗殺された。
断末魔は「この意地汚い猿どもがーッ!!」
後述するがわりと正論。
固有異技:なし
ステータス
+ | ... |
大和家の改革
母の茶々子に商才はなかった。
それをずっと隣で見てきた真幽子は自身の異能を活用し、母が成せなかった夢を叶えることにした。
それをずっと隣で見てきた真幽子は自身の異能を活用し、母が成せなかった夢を叶えることにした。
古い時代の行商人や、歴代の剣鬼等、死者の対話を通じて、商売人としてのスキルを磨いていく。
御三家を纏めて八代目当主に就任すると、夫と愛人を何人も作り自ら血筋を発展させていく。
御三家を纏めて八代目当主に就任すると、夫と愛人を何人も作り自ら血筋を発展させていく。
彼女が50を過ぎた頃には「脱の湯」も「金霊館」も目覚ましい発展を遂げ、すっかり町の支配者になっていた。
だが思想の変化とやり口の汚さで相当数の人間から恨みを買われる。
だが思想の変化とやり口の汚さで相当数の人間から恨みを買われる。
真幽子の悪行
- 霊体のエネミーに他の家を襲わせる。
- 助けるように見せかけて恩を売りつけるマッチポンプ。
- 霊を通じてタレコミ情報を仕入れて弱みを握る。
- 他組織の末端に呪いをかけたり、家族を人質に離反させる。
- 他人の旦那をNTRする。
- 闇金事業
- 債務者を死ぬまで使い潰し、死んだ後も霊体として働かせる。
- 土地の権利問題で無理矢理裁判を起こし賄賂で判決を操作する
- 他の家の当主を暗殺。
- 警察の懐柔、証拠隠滅。
上記のやり方が原因で、次代の剣鬼候補や、親族を次々と惨殺される。
人の恨み、霊の呪いが真幽子を襲う。
人の恨み、霊の呪いが真幽子を襲う。
栄幽家の間の子
葬儀屋栄幽の四代目当主の弟の間に生まれた娘。栄幽 薫は隠し子。
子孫を殺されては血が絶えてしまうと考えた真幽子の手によって、長らく秘匿されることになる。
薫の事を知っているのは大和家と栄幽家の一部のみ……のはずだった。
子孫を殺されては血が絶えてしまうと考えた真幽子の手によって、長らく秘匿されることになる。
薫の事を知っているのは大和家と栄幽家の一部のみ……のはずだった。
薫は問題児だった。
目立ちたがりが高じて周囲に自分を暴露するわ、素行が悪過ぎて大和家の全体の評判を落とすわで、もはや忌子。
最終的に勘当した。
目立ちたがりが高じて周囲に自分を暴露するわ、素行が悪過ぎて大和家の全体の評判を落とすわで、もはや忌子。
最終的に勘当した。
九代目 黄金の剣鬼「栄幽 薫」

「ご先祖様に感謝を!!今宵は金よ!湯水よ!来たりて取れ!だーっはははは!!」
先祖帰りとは彼女のことを指す。言動の節々に大和薫子を彷彿とさせる。2度目の初代。
相棒のミスタービッグフットとともに全国を自転車で駆け回る。
相棒のミスタービッグフットとともに全国を自転車で駆け回る。
道に落ちてる食べ物を嬉々として拾い食いする生き汚なさもさることながら、素行が酷すぎて勘当をくらい途方に暮れていたところ、温泉と金脈を新しく掘り当てる業運を発揮する。
その後は金が命の荒くれ者、普通に人を襲う敵性霊体、マダガスカルで人体実験などをしてた悪のフォッサ軍団など一癖どころじゃない集団をまとめ上げ、そのカリスマ性を持って悪堕ちした母を討ち倒した。
先代の時点で大きくなっていた剣鬼の血筋が、枠を飛び越えた超名門になったのは薫の存在あってのこと。
異能は「金櫃霊術」。以降の世代に引き継がれる黄金の異能の始まり。
剣の鬼なのに弓矢の名手としての方が名高い異端児。
というかネクロマンサー系異能のくせに霊感がゼロなので本人は魂とかよくわからない。
剣の鬼なのに弓矢の名手としての方が名高い異端児。
というかネクロマンサー系異能のくせに霊感がゼロなので本人は魂とかよくわからない。
型破りの極み。だがだからこそ剣鬼。
まだまだ伝説を打ち立てるぞ!というところで、世界大戦が始まり敢え無く死亡した。
まだまだ伝説を打ち立てるぞ!というところで、世界大戦が始まり敢え無く死亡した。
固有異技1:「鬼突」
刀をそのまま一直線にぶん投げる。回転も加わって貫通だ!と、剣技もクソもない馬鹿の技。
極まると納刀状態からロケット射出する。
刀をそのまま一直線にぶん投げる。回転も加わって貫通だ!と、剣技もクソもない馬鹿の技。
極まると納刀状態からロケット射出する。
固有異技2:「亀砕き」
振った刀に遅れて剣圧が乗る時間差2段攻撃。
相手の拍をずらしつつも、一度に二撃加わることで固いものでも砕くことができる。
振った刀に遅れて剣圧が乗る時間差2段攻撃。
相手の拍をずらしつつも、一度に二撃加わることで固いものでも砕くことができる。
ステータス
+ | ... |
十代目 嘘憑きの剣鬼「栄幽 黒魅」

「クスクスクス…死体は金になる、あっ、待ってください、だいぶ語弊があるんです」
逃げるが勝ち!負ける戦は挑まない!最後に勝てばよかろうなのだ!
調子乗りでほら吹きのペテン師。超ビビリで情けない十代目。不遇枠。
飛ぶ斬撃、憑依、ポルターガイストを得意とするが、正直言って戦闘はカス。
調子乗りでほら吹きのペテン師。超ビビリで情けない十代目。不遇枠。
飛ぶ斬撃、憑依、ポルターガイストを得意とするが、正直言って戦闘はカス。
ならば家のトップとしての手腕はどうかと言われると、死体を無賃で従業員にしていたら集団ボイコット(百鬼夜行)になったり、ゴミ捨てに出されたものを漁って異能で復元して高値で売っていたら発覚して問題になったり、墓荒らしの疑いで警察に逮捕されたりとわりと散々。
九代目を引き継ぐかのように、大和ひいては栄幽の親族から勘当されたが、全国を回って必死に下積みをし、修行の果てに異技を編み出し。なぜか死んだ猿の幽霊二匹をお供にカムバック。十代目剣鬼として華開く。
(なお、このせいで剣鬼選びのために親族間で権力と武力で争うのが伝統だと勘違いされる)
なんやかんやで名門一家としてさらに発展させ、大往生、子と孫と猿に囲まれて98歳で死んだ。
固有異技「霊刀脈」
異能本来の性質に依存する技ではあるが、生命エネルギーを回し損傷を治す。自分の身体や他の武器も可能。そしてこと刀に限っては、栄幽家の間で無能力者にも技術継承可能な異能粒子論が確立されている。
異能本来の性質に依存する技ではあるが、生命エネルギーを回し損傷を治す。自分の身体や他の武器も可能。そしてこと刀に限っては、栄幽家の間で無能力者にも技術継承可能な異能粒子論が確立されている。
ステータス
+ | ... |
十一代目 我儘の剣鬼「大和 咲楽子」

「魂の残留…かつて剣鬼と呼ばれた初代様、今も生きてるみたい」
金瞳の祖母にあたる人物。剣鬼強火ファン。若い頃は桜よりも儚いと称されていた。魂を捉える術に長けており、剣に霊気を宿らせて妖刀にする独自の技を持つ。そしてまさかの心領結界習得者。初代に次ぐ結界巧者である。
イマジナリー大和薫子像が実体を伴ってるのは多分この子のせい。
我儘なので、我慢できず、歴代の全ての剣鬼の技をマスターしている。
最も優秀な剣鬼。
当代の剣鬼決定戦である剣舞祭りが開催され、闘争が起きたが、剣鬼に対する熱がぶっちぎりで、温泉宿と道場の運営も、剣の実力もトップだったので文句なしの就任。
そして栄幽家の娘だが、初代リスペクトで大和姓を名乗った。
イマジナリー大和薫子像が実体を伴ってるのは多分この子のせい。
我儘なので、我慢できず、歴代の全ての剣鬼の技をマスターしている。
最も優秀な剣鬼。
当代の剣鬼決定戦である剣舞祭りが開催され、闘争が起きたが、剣鬼に対する熱がぶっちぎりで、温泉宿と道場の運営も、剣の実力もトップだったので文句なしの就任。
そして栄幽家の娘だが、初代リスペクトで大和姓を名乗った。
いたもん!初代様いたもん!(咲楽子、小学校の夏)
いたもの…初代様いたもの…(咲楽子、晩年の遺言)
いたもの…初代様いたもの…(咲楽子、晩年の遺言)
固有異技:「妖刀宿し」
霊刀脈の派生。
上記通り。普通の鈍を妖刀にする独自の技。
霊刀脈の派生。
上記通り。普通の鈍を妖刀にする独自の技。
ステータス
+ | ... |
十二代目 宵闇の剣鬼「栄幽 憑ル葉」

「あらー、お呼びかしら?それともご予約の方?この旅館、出やすいのでお気をつけて」
金瞳の母。存命。現在の道場と温泉宿のオーナー。大金持ちの箱入り娘の娘。だが実体は二代目と八代目を混ぜたような豪傑オブ女傑のメスゴリr…お母様。
他の親族たちとの権力争いでは劣勢を強いられていたが、純粋な剣技が1番「剣鬼」らしいとのことで十二代目に選ばれる。
他の親族たちとの権力争いでは劣勢を強いられていたが、純粋な剣技が1番「剣鬼」らしいとのことで十二代目に選ばれる。
実は若い頃は企業のエネミー狩り会社に勤めてたこともあり、対人以外の戦闘経験も豊富。
得意なのは十一代目の妖刀宿し、七代目の湖面写し、五代目の魂斬り、三代目の獄門送り。と、近接斬撃特化の武闘派。
いまは前線からは退いており、エネミー避けは護衛に任せている。
自慢の娘を第一隊に送り出せて満足。
得意なのは十一代目の妖刀宿し、七代目の湖面写し、五代目の魂斬り、三代目の獄門送り。と、近接斬撃特化の武闘派。
いまは前線からは退いており、エネミー避けは護衛に任せている。
自慢の娘を第一隊に送り出せて満足。
固有異技:なし
ステータス
+ | ... |
十三代目候補 英雄の剣鬼「栄幽 金瞳」

「突撃しますっ///ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
国家試験主席。J.NEC第一隊隊員。今代の黄金の英雄にして歴代最強の剣鬼。
そのあまりにも暴力的な才能で他の剣鬼候補の親族たちはほぼ全員白旗をあげている。
戦は戦う前から終わっていたのだ。
そのあまりにも暴力的な才能で他の剣鬼候補の親族たちはほぼ全員白旗をあげている。
戦は戦う前から終わっていたのだ。
薙刀と長弓がメインウェポンで剣は使わないという斬新すぎるスタイル。
実際はまだ未熟なので母からは剣の技を教わってないともいう。教われば今より格段に小回りがきいて強くなるだろう。
実際はまだ未熟なので母からは剣の技を教わってないともいう。教われば今より格段に小回りがきいて強くなるだろう。
固有異技:なし
ステータス
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十三代目剣鬼候補 大和 幸子
「私は、最強を超え、剣の頂に至る」
今世で13代目になる剣鬼の血筋の末裔の一人。
栄幽家にその座を追い落とされ、没落した大和家の血筋の一人娘。
金瞳の従姉妹で何かと比較されがち。大和家の復活のため、来る剣鬼決定戦、剣舞祭りに向けて修行しているが……。
結果は目に見えている。
栄幽家にその座を追い落とされ、没落した大和家の血筋の一人娘。
金瞳の従姉妹で何かと比較されがち。大和家の復活のため、来る剣鬼決定戦、剣舞祭りに向けて修行しているが……。
結果は目に見えている。
ステータス
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