まあ!あの人が悲しそうなのだわ…元気だして?
名前:アンナ
年齢:不詳
年齢:不詳
異能研究機関よりインフィニティブレイブにこっそり派遣された実験体の一人にして、事務所の飼い猫「ニコ」の正体。リテルの情報をつかんだ「先生」が送り込み、自身の異能を利用して事務所に侵入することに成功。リテル失踪事件の事実上の実行犯となる。
本人はとても朗らかで善良な性格をしているが、どうも自己認識がかなり曖昧な節があり、自分がやることがどんな結果をもたらすのかといったことが分かっていないきらいがある。リテルを攫っておきながら本人はリテルと友情を感じており、世話をしてくれたことには恩義を感じている。また、リテルがいなくなって以降意気消沈状態のイレギュラーのことも本気で心配しているが、それが自分のせいだとは思っていない。一方で機関への思い入れも強く、先生の言うことならちゃんと聞く。
具体的な出自は不明だがなにか悲痛な境遇だったらしく、機関に拾われてから「自分でない別の何かになりたい」との要望からこの異能を得たという。芝居がかったような独特な喋り方も本から得たもの。
異能:変身
読んで字のごとく、変身能力。幻覚の類ではなく、本当に肉体を丸ごと作り変えている。その精度も非常に高く、たいていのセンサーは誤魔化せる。
変身のバリエーションは人間(イラスト)、猫(ニコ)のほかにネズミ、クマ、ハトなどがいるらしい。なお、この人間の姿も彼女本来の容姿ではない。…そもそも彼女はもう自分本来の容姿など忘れている。
姿を変えるのは2時間に1回、なおかつ満月の日にしか異能は使えず、その日以外は最後に変身していた姿で過ごす。また、身体能力は変身先に依存する。
変身先を手に入れる条件は「その者から強いショックを受けること」と「その者の肉体の一部を摂取すること」である。要するに、自ら殺し、食うことである。