メイス

【武装名】 メイス
【読み方】 めいす
【搭載MS】 ASW-G-08 ガンダム・バルバトス

【詳細】

モビルスーツフレームにも使われる高硬度レアアロイ製の鈍器。
復活を遂げたバルバトスが武器として使用し、同機の象徴として鉄血のオルフェンズという作品を通して印象的な活躍を見せた。

本作に登場するMSはナノラミネートアーマーの働きにより実弾射撃に高い耐性を持つ。
そのため打撃攻撃が有効とされることに合わせ、必殺の武器として扱われている。
ガンダム・フレームのパワーで振るうことでEB-06 グレイズの装甲を一撃で粉砕、さらには重装甲タイプのUGY-R41 マン・ロディの装甲すらコクピットごと潰してしまうなど、その破壊力は凄まじいものがある。

中央部分の突起がパイルバンカーになっており、高速で射出されるパイルはナノラミネートアーマーを貫通し、ピンポイントに装甲とフレームの隙間を縫ってパイロットを殺害しMSを無力化することが可能。
ただし、1発きりの打ち切り式であり、一度パイルを射出すると、その戦闘中は補給を受けない限り使えない。
また4枚の刃の基部にはスラスターが内蔵されているなど、その見た目に反し多機能である。

グレイズのGR-H01 9.8mバトルアックスにも当たり負けない頑丈な武器ではあるものの、持ち手は細いためか3話にてそこを狙われ破壊されている。

初登場時から所持しており、明らかにMSが使うことを想定した武装でありながらなぜCGSに保管されていたのかは不明だったが、マルバはバルバトスをMS戦力として運用することを考えており、メイスはその時のために用意されていた武装の一つだった模様。
そのためか幾つか予備が残っており、壊されたり投げつけたりして紛失する機会が多かったが、次の出撃には何事もなかったかのように装備して発進していた。
だが、地球にたどり着くまでの激しい戦闘の末、全てのメイスが地球降下までに全損してしまい、以後はレンチメイスを使用している。

2期ではASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス用の装備として幾つものメイスのバリエーション装備が登場しており、小型化することで乱戦に対応させたツインメイス、機動性を殺さず太刀のようにMSを切断することもできるソードメイスルプスレクス用に開発された文字通りの超大型メイスなど多数の装備が登場。
バルバトスの主武装として相変わらずの活躍を続けた。

またアプリ版ウルズハントの主人公機であるガンダム・端白星もメインウエポンとしてスマートメイスを所持し、改修を受けた第2形態でもクロスメイスという大型のメイス系武器を所持している。

【余談】

メイスとは戦棍とも呼ばれる武器の一種。
打撃部分の頭部と、長い柄を組み合わせたもので刃物が通じない鎧を着込んだ相手に用いる武器である。
RPGとかでは僧侶が装備している勝手なイメージ。

銃撃に対して高い耐性を持つナノラミネートアーマーを「粉砕する」というイメージから選ばれたのだろうか。

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最終更新:2025年03月03日 00:55