星がはためく時/215 外伝３８ - 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた@創作発表板・分家

※投稿者は作者とは別人です

90 ：名無し三等陸士＠F世界：2009/04/29(水) 19:38:02 ID:eHGSTox20
ヨークタウン様、投下乙であります。

パイパーの名前が出るとは以外でした。星はた世界のアメリカ軍は鉄分ならぬドイツ分(？)が増えていますね。
そして、アースルやデンクォルスたちの悲願がどのように達成されていくのか楽しみです。

ところで、解放されつつある街ではこのような事態が起こっているのでは？と想像しつつ小ネタを投下してみます。
いつものことですが、ヨークタウン様による設定とは大きく異なる可能性があることをお許しください。

…連合軍がエルネイルに上陸した噂が街に広まってから、街の様子は一変しました。
駐留していたシホールアンル軍が慌てふためくように街を去った後、住民たちの敵意は私のような街の女や、シホールアンル軍に取り入って荒稼ぎをした商人に向けられたのです。

私たちは住民に髪を無残に刈り取られ、糞尿を運ぶ荷車に乗せられて街中を引き回されました。
中には、額や背中、胸元に重罪人の証である烙印を押され、裸で晒し者にされた女もいました。
石をぶつけられたり、ありとあらゆる罵声や桶に入った汚物を浴びせられたり…幼い子供までもが私たちのことを「シホットの雌犬」と罵るのです。

私たちがいったい何をしたというのですか？私たちは金回りがいい客をとっただけ。その客がたまたまシホールアンル兵だった。それだけのことです。
私は住民たちに向ってこう言ってやりました。
『情けないねえ！シホットに怯えた腰抜け共があたし達をいじめて八つ当たりかい？』

ジャスオ領フィグミムント在住の街娼　レラ・グロスウェンの証言より