杉本鈴美は地縛霊。人間の形は言うなれば生前の記憶を元にした偶像にすぎない。
だから、涙を流そうと、疲れ果てようと、今そうしているように気色を青ざめさせようと、それはただのイメージだ。
ならば、杉本鈴美の前に点在するものは虚構か。
違った。死にゆく魂を見届けた彼女だから分かる。それらは『この世にて生きている』。

「一体……何があったって、言うのよ……!?」

暗闇でよく確認できないが、目視では数えるに難いだろう小人がずらり。
不気味な事に、直立したまま、微動だにせず。
確認したくても近寄れない。幽霊であろうが、異形に自らかかわろうという度胸はなく。

その恐怖も僅かの間。
どたどたと駆け寄った何者かによって電灯が付けられ、小人の正体が明らかになる。

――人に見えたものは、植物だ。

「クソッ! どこだ、奴は『到達したら』どこに行くと言っていたッ!?」

植物の外形、背の低いヤシの木、その葉が枝にすげ変わったものと形容すべきか。
何十本と洋館の中に生息し、鈴美を除け者扱いするかのように陣取っていた。
何より不気味なのは、その植物のどれもが根を幾重にも重ね――何かを実らせるように、一ヵ所に集まっていることだ。

スイッチを入れた荒木の怒鳴り声からは、ひどく切羽詰まっていることが察せた。
鬼気迫る面構え、それほどまでの危機を予感させる。

「し、知らない……! 部屋がこんなになって……『生まれたもの』だの奇妙な呪文だの呟いて、どこかへ……」

荒木の問いに対し、麗美は納得させるだけの解を持ち合わせていなかった。
点在させた、断片的な情報にさえも、荒木は注目しようとしない。
重要なのは『奴』が『どこに』いるかだけで、それ以外は犬にでも喰わせておけばいい程度の扱いだ。
苛立ちが許容量を超えた荒木が鈴美の胸ぐらを掴み、頬をはたこうと振りかぶるも、腕が頂点に達したところで思いとどまる。

「ぐぅっ……! 痛みに訴えかけようにも、こいつは所詮幽霊!」

教えた上で口止めしていたとしても、拷問して吐かせようなど到底無理。
先の口ぶりからして、本当に知らない可能性が高い。
何の解決にもならないのに、荒木が鈴美を突き飛ばすのは焦燥ゆえ、仕方のないこと。

「次にどこへ向かうかさえ分かれば……」

無論、荒木は駆逐対象がここに向かうと予測していた。
山は外れ、二の候補も見つからずに、願望を漏らす始末。
ならいっそのこと敗走か。
無駄だ、ダービーズアイランドへ逃げ込もうと、相手が相手、禁止エリアなど意味を為さない。

「時計の針が……!?」

鈴美の言葉で、荒木は身構える。
相手するスタンドのことなら、下手をすれば参加者のスタンドより良く理解している。
だが、敵対する可能性については全くの想定外。
対処法など、実地で編みだすしかない。嘆きを聞きつけた天が与えてくれるのなら、どれほど楽か。

――何が荒木飛呂彦の明暗を分けたのか。
――自らが鈍すぎたのか、相手が早すぎたのか。

「ふ……フフ……」

一瞬のことだった。
少なくとも傍観者たる鈴美は、視覚はおろか第六感に至るまで、僅かな瞬きすら己に許してはいなかった。
なのに、目に映ったのは、結果だけ。

「ハハハハハハ!」
「いやああああああああああああああああああああああ!」

荒木飛呂彦が、別の荒木飛呂彦によって、目元を手刀で貫かれているという結果だけ。

鈴美の絶叫をかき消すかのように、溢れる笑い声。横隔膜が痙攣したかのよう。
やかましく、耳障りだというのに、誰も止めやしない。止められやしない。
ただの人間が叱責しても遅すぎる。彼の速さには誰も追いつくことは出来ない。

「いつ……から……気づい、た…………?」
「何言ってるの? 僕と君は同一人物みたいなものだろ?
 ずっとさ、ずっと! 敗北する運命を覆すため、可能性はこれしかないと、ずっと考えていた!」

最強の存在に、最悪の想定は似合わない。
仮に最悪が脳裏をかすめたとしても、自分のしたいようにしたなら本望ではないか。
死にゆく荒木飛呂彦は、最強ゆえ、悔いや忌み言を並べたてはしない。
最善は、最悪を避けるためにある。最強を、最高を求め――その過程で最悪が訪れたのなら、甘んじて受け止めろ。

「『人間賛歌』!『運命』!『新世界』!『月の光』!……随分並べ立てたもんだ……フフフ」

放送にて垂れ流した旋律。
あれもこれもと好みの曲を聞かせただけと思うのなら、それで終わり。
何せ血を血で拭う修羅の舞い、思慮に耽る暇などない。それが多数派。

立場の違いからか、彼は違った。しっかりとその意を汲み取った。歯車をかみ合わせるように。

「同じ世界に荒木は二人もいらない」

グシャリ。

血液と脳漿を磨かれた床にまき散らし、諸悪の根源、盤上の王、恐怖の支配者の容貌は威厳を失った。
見下ろせば、水風船を割ったかのように辺り一遍が赤に染まる。
見上げれば、雲に見紛うほど空と同化した魂魄が流れて消える。
悪逆の限りを尽くした暴君の、『バトル・ロワイアル』の呆気ない終幕。

「ひ、ひぃ……」
「……スタンド能力は解除されない、か。これくらいのスタンドパワーなら、それが当たり前なんだろうけど。
 しかし、今から全員始末するのは面倒だ。仕方ない、しばらくは『代行』しよう」

否、始まりである。


  ★


「こじつけてでも君を島から追い出したかったんだ。こんなチャンスはきっともう二度とは訪れないからね。
 ま、君も敗北する運命に踊らされるだけの存在だったってことさ」

ダービーズアイランドの地下、群衆無き演説を繰り広げる男が一人。

「ディオがスタンドはおろか、吸血鬼になる以前の姿で呼ばれたことが不思議でならなかったよ。
 DISCを支給するなら何故、最初からスタンドが使える頃のDIOを呼ばなかった? この不自然、こっちが何も考えてないと思ったかい?
 そこには理由があった。当初からテレンスの存在意義を疑ってたし、DISCの支給を知った時は、その疑いが確信に変わった瞬間だったよ」

大人げない? 幼稚? 滑稽?
目の当たりにしたとしても、それが言えるか。
純白の、穢れ一つない部屋にて、ドス黒い悪が両手を広げて狂気を振り撒くその姿を。

「『信頼できる友』、『極罪を犯した36名以上の魂』、『DIOのスタンド』、『14の言葉』、『ケープ・カナベラルで得られる新月時点の重力』……」

空条承太郎の記憶を、あるいはDIOを深く知る者なら理解しただろう。
これらはすべて、『夜明け』へ至るに必要とされた要素だと。
荒木飛呂彦も、理解者の一人。

「僕らは参加者をその気になれば複製できる。ただの泥や肉の人形なんかじゃあなく、スタンドの再現まで、完全にね。
 そういう意味では、『魂を形にすることが出来る』スタンド使いさ」

荒木は最終局面に立とうものなら、前菜レベルの駒として、石仮面とエイジャの赤石でチューンナップしたカーズをぶつけるつもりでいた。
参加者が死亡しようと、再起不能になろうと、代替を生み出すことができるからこそ。

「僕らのスタンド能力と、プッチ神父のスタンド能力は方向性が似ている。つまり、DIOと僕らが友人になった世界もあり得たはずだ」

プッチ神父との共通項がゼロではない以上、可能性だけならある。
数多存在する、並び立つ世界。分岐する世界。
『連れてこられた』プッチ神父の代役を、『その世界の荒木飛呂彦が』埋め合わせをしていた世界。
ディオ・ブランドーのように、意表をついて早期から『宴』に招待されるケースも当然あり得た。
個人個人を『別の並び立つ世界』から連れてくれば、『代わり』は必要ない。労力の点でもそちらの方が楽だ。
たった一人の存在の消失が、重大なパラドックスをもたらすことはない。その世界の誰かが『代役』を引き受けてくれるからだ。
そもそも、本来の歴史の流れなどどうでもよいのだが。

「並行世界を辿っているうちに見つけたんだろう? そういう世界を」

そして、その可能性を掴んだ。
個人の善悪は関係ない、並行世界のDIOが並行世界の荒木をどう評したか次第だし、その評価など知れないのだから。
むしろ、スタンド発現を目的としてロワイアルを開催したとしてもおかしくない。

「魂は、テレンスの能力を使って寄せ集めた。彼が参加後、早々に死んだのは僕にとって幸運だったよ」

参加者の魂を、いちいち回収するのは面倒だ。
ストックを自分の手元に、見える形で管理したかったのだろう。
ダービー島でのギャンブルはあくまで余興。その過程でテレンスが死にさえしなければ、勝ち負けなどどうでもよかった。

「スタンドは、骨ではなく並行世界のDIOからDISCを奪って代用。
 僕が『支給するな』と念を押したけれども一枚だけテレンスに渡したのは仇となったね。
 カモフラージュとして複数枚見せびらかしておけば、こっちは疑わずに済んだかもしれないのに」

DISCを挿入して意のままに操ろうとするだけでは辿りつけない。
世界さえ超える広大な領域――『ザ・ワールド』の先にあるものこそ、さらに進むべき道なのだ。

「14の言葉はただの言葉だけれども、DIOの骨なしで知性をこちらに示すかは賭けだったよ。結果、DIOの意志は僕に融合した」

生まれたものが知性を示したのが『言葉』か『骨』かは、プッチ神父との邂逅からは読み取れず。
DIOの記述を信頼し、言葉だけでも知性を示すという見解が当たったのは僥倖。

「ケープ・カナベラルの新月の重力地点は、地図的にもスペースシャトルの模型近くと推測するのは容易!」

北緯28度24分・西経80度36分――完全なるものへ辿り着く場所。
カモフラージュとして、会場内に組み込まれていた。新月時点のケープ・カナベラルが。
条件が整い次第、会場内で決着をつけるつもりだったのだろう。

「杉本鈴美を『語り部』としたのも納得がいく! 死なない! 朽ちない! 消えない!
 『振り向かない』限り成仏することもないから、おそらく『一巡』した先に辿り着くことも可能だ! 誰よりも確実に!」

しかし、ここにいるのは新たなる支配者。
破滅を、再生を、そして運命をもたらす者。
目に見えぬ力に踊らされる旧き世界に幕を下ろし、世の理を手中に収めんとす者が、ここに。

Time gudged all――遍く裁きの時、来たり。

「別世界の荒木は始末し、条件はすべてクリアされたッ! これが!」

下半身は馬の前半身を模し。
手綱を引き寄せるしなやかな腕や、眼鼻の無い顔面にはメーターが埋め込まれ。
尾のように延びたチューブは背面へと繋がり。
首周りにはインディアンを連想させる羽飾り。

「これこそ! DIOが! プッチ神父が! そして僕たちが望み、憧れ続けてきたスタンドッ!」

今の荒木のスタンド、そのヴィジョン。抗う者によって積み重ねられた因縁が生み出した、天よりの贈り物。
その名は。
その名は。
その名は!











                              ジョジョの奇妙なバトルロワイアル2nd 第212話













「『メイド・イン・ヘブン』だッ!」














                                     終幕 バトル・ロワイアル










【荒木飛呂彦 死亡】
【並行世界の荒木飛呂彦 ―― 新たな主催者として君臨。そして、新たな始まりをもたらす】



【E-3 中央/2日目 深夜】
【リゾット・ネエロ】
[スタンド]:『メタリカ』
[時間軸]:サルディニア上陸前
[状態]:頭巾の玉の一つに傷、左腕切断、右手親指欠損、身体ダメージ(極大)、 身体疲労(極大)
[装備]:フーゴのフォーク、ミスタがパくった銃【オートマチック式】(2/15) 、紫外線照射装置(左ライト破損)
[道具]:デイバッグ&基本支給品(リゾット、ホルマジオ、ブチャラティ、ジョルノ、億泰、テレンスのもの そのうち一食だけ水と食料なし)
    不明支給品残り0~1(億泰のもの)、参加者詳細データ集、首輪の設計図(ジョセフが念写したもの)、ダービーズ・チケット、
    妨害電波発信装置、ペッシの首輪、重ちーが爆殺された100円玉(一枚)、ジョルノの『探知機』となっている小石、
    承太郎のライター、シャーロットちゃん、スージーの首輪、ワンチェンの首輪
    包帯、冬のナマズみたいにおとなしくさせる注射器、不明支給品0~2(確認済:ジョルノのもの)
[思考・状況]
基本行動方針:荒木を殺害し自由を手にする  
0.あの光は一体何だったんだ……!?
1.エシディシの息の根を止め、ブチャラティを呪縛から解放する。
2.首輪を外すor首輪解除に役立ちそうな人物を味方に引き込む。カタギ(首輪解除に有益な人材)には素性を伏せてでも接触してみる。
3.荒木に関する情報を集める。他の施設で使えるもの(者・物)がないか、興味。
[備考]
※リゾットの情報把握
 承太郎、ジョセフ、花京院、ポルナレフ、イギー、F・Fの知るホワイトスネイク、ケンゾー(ここまでは能力も把握)
 F・F(能力は磁力操作と勘違いしている)、徐倫(名前のみ)、サウンドマン、山岸由花子(名前のみ)

※リゾットのメモには以下のことが書かれています。
[主催者:荒木飛呂彦について]
荒木のスタンド → 人間ワープ…見せしめの女の空中浮遊、参加者の時間軸の違い(並行世界まで干渉可能)
        → 精密機動性・射程距離 ともに計り知れない
開催目的 → 不明:『参加者の死』が目的ならば首輪は外れない→この線は薄い
           『その他』(娯楽?)が目的ならば首輪は外れるかもしれない 
※荒木に協力者がいる可能性有り

【以下ブチャラティのメモの写し】
①荒木飛呂彦について
 ・ナランチャのエアロスミスの射程距離内にいる可能性あり
  →西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も) →G-10の地下と判明
 ・荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む) →協力者あり。ダービーにもいることが確実。
②首輪について
 ・繋ぎ目がない→分解を恐れている?=分解できる技術をもった人物がこの参加者の中にいる?
 ・首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力?
  →可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい)
 ・スティッキィ・フィンガーズの発動は保留 だか時期を見計らって必ず行う。
③参加者について
 ・知り合いが固められている→ある程度関係のある人間を集めている。なぜなら敵対・裏切りなどが発生しやすいから
 ・荒木は“ジョースター”“空条”“ツェペリ”家に恨みを持った人物?→要確認
 ・なんらかの法則で並べられた名前→国別?“なんらか”の法則があるのは間違いない
 ・未知の能力がある→スタンド能力を過信してはならない
 ・参加者はスタンド使いまたは、未知の能力者たち?
 ・空間自体にスタンド能力?→一般人もスタンドが見えることから



※【E-3 南部】に、ナランチャのナイフ、S&W M19(0/6) 、基本支給品×4、ダービーズチケット、ディアボロのデスマスク、
 予備弾薬37発(リボルバー弾7発、オートマチック30発)、鳩のレターセット、メサイアのDISC、
 ジョルノの『探知機』となっている小石、S&W M19の予備弾薬(24/30) が放置されています。



【F-1 /2日目 深夜】
【花京院典明】
[時間軸]:ゲブ神に目を切られる直前
[状態]:精神消耗(極大)、身体ダメージ(中)、右肩・脇腹に銃創(応急処置済)、全身に切り傷、激しい自己嫌悪
[装備]:なし
[道具]:ジョジョロワトランプ、支給品一式
[思考・状況]
基本行動方針:打倒荒木
1.一体あの光は?
2.結局ポルナレフには会えなかったし、研究所にも誰もいなかった。僕は無力な人間だ…。
3.打倒荒木、巻き込まれた参加者の保護、をするにはもう遅いのかも知れない。
[備考]
※荒木から直接情報を得ました。
「脅されて多数の人間が協力を強いられているが根幹までに関わっているのは一人(宮本輝之助)だけ」
※フーゴとフェルディナンドと情報交換しました。フーゴと彼のかつての仲間の風貌、スタンド能力をすべて把握しました。
※マウンテン・ティムと情報を交換しました。お互いの支給品を把握しました。
※アナスイの語った内容については半信半疑です。その後アナスイがティムに語った真実は聞いていません。



【D-5 北西部/1日目 深夜】
【王s(オーズ)】
【ディオ・ブランドー】
[時間軸]:大学卒業を目前にしたラグビーの試合の終了後(1巻)
[状態]:首輪解除済み。内臓の痛み、右腕負傷、左腕欠損(波紋と、ジョナサンが持っていた包帯で処置済み)、軽度の銃創、左足負傷、
    ジョルノ(と荒木)への憎しみ
[装備]:『ホワイトスネイク』のスタンドDISC
[道具]:首に巻く布、ヘリコの鍵、ウェザーの記憶DISC、アイアンボールボウガンの鉄球、剃刀&釘セット(約20個)、
    基本支給品×2(水全て消費)、不明支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:参加者の首輪を解除して、対主催軍団の頂点に。荒木のスタンドを手に入れる。
0.荒木め、一体何を。今は徐倫を追うほかないが。
1.ジョージ殺しの罪を吉良になすりつけることで集団に入りやすくする。
2.荒木のスタンドDISC生成の時間稼ぎのために、スタンド使いを『上に立って従わせる』。
3.ジョルノに借りを返す
4.ジョルノが……俺の息子だと!?
[備考]
※見せしめの際、周囲の人間の顔を見渡し、危険そうな人物と安全(利用でき)そうな人物の顔を覚えています
※ジョルノからスタンドの基本的なこと(「一人能力」「精神エネルギー(のビジョン)であること」など)を教わりました。
 ジョルノの仲間や敵のスタンド能力について聞いたかは不明です。(ジョルノの仲間の名前は聞きました)
※ラバーソールと由花子の企みを知りました。
※『イエローテンパランス』、『キング・クリムゾン』の能力を把握しました。
※『ホワイトスネイク』の全能力使用可能。頭部を強打されればDISCが外れるかもしれません。



【ディアボロ】
[時間軸]:レクイエムジョルノに殺された後
[状態]:首輪解除済み。右つま先に爆発によるダメージ(応急処置済み)。頭部に軽い打撲。強い決意。恐怖。
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(水は全消費)、巨大なアイアンボールボーガン(弦は張ってある。鉄球は1個)、首に巻く布、
    ポルナレフのデイパック(中身は確認済み):空条承太郎の記憶DISC、携帯電話
[思考・状況]
基本行動方針:ジョセフの遺志を継ぎ、恐怖を乗り越え荒木を倒す。
1.ひとまず徐倫を追いかける。
2.だが、ディオ・ブランドー……信用できるのか?
3.無事ジョルノに『伝言』が伝わっていればいいが……
4.恐怖を自分のものとしたい。
5.『J・ガイルを殺す、花京院に謝る』。2つのポルナレフの遺志を継ぐ。
6.駅にあるデイパックを回収したい。
[備考]
※音石明の本名とスタンドを知りました。
※参加者が時を越えて集められたという説を聞きました。
※『恐怖を自分のものとして乗り越える』ために生きるのが自分の生きる意味だと確信しました。
※アレッシーとの戦闘により、『エピタフ』への信頼感が下がっています。
※精神状態の変化から時を飛ばせる時間が少なくなっています。
※サンドマンのメッセージを聞きました。
※露伴たちと情報交換をしました。内容は『迷える奴隷』参照。
※DISCに描かれている絵が空条承太郎であることは把握しました。DISCの用途を知りましたが、記憶DISCか、スタンドDISCかの判別は付かなかったようです。

※ディオとの情報交換は禁止エリア内で行われました。
※道中シーザーとジョナサンの死体を目撃しています。



【C-4 南東/1日目 深夜】
【空条徐倫】
【時間軸】:「水族館」脱獄後
【状態】:身体ダメージ(大)、体中縫い傷有り、上半身が切り傷でボロボロ、火傷(小)
【装備】:エリナの指輪、大型スレッジ・ハンマー
【道具】:基本支給品一式 、サブマシンガン(残り弾数70%)、不明支給品1~5(確認済)、ジャイロの鉄球、メリケンサック、
     エリナの首輪、ブラフォードの首輪、
【思考・状況】
基本行動方針:荒木と決着ゥ!をつける
0.荒木を屈服させ、すべてを元通りにさせる。そのためにも南下。
1.そのためならばどんなゲスでも利用してみせる。アナスイももちろん利用する。だがディオの誘いに乗るべきか?
2.自分達を襲った敵を見つける。
3.インディアン(サンドマン)と情報交換。
[備考]
※ホルマジオは顔しかわかっていません。名前も知りません。
※最終的な目標はあくまでも荒木の打倒なので、積極的に殺すという考えではありません。
 加害者は問答無用で殺害、足手まといは見殺し、といった感じです。
※アナスイから『アナスイが持っていた情報』と『ポルナレフが持っていた情報』を聞きました。
※花京院から支給品一式を返してもらいました。
※居間で行われていた会話はすべて聞いていません。




※【C-5西部 民家】吉良吉影の死体の近くに、ティッシュケースに入れた角砂糖(爆弾に変える用・残り4個)、携帯電話、折り畳み傘、
 クリップ×2 、ディオの左手、 ハンカチに包んだ角砂糖(食用)×3、ティッシュに包んだ角砂糖(爆弾に変える用)×5、
 ポケットサイズの手鏡×2、支給品一式×2、緑色のスリッパ、マグカップ、紅茶パック(1/4ダース)、ボールペン二本、
 CCDカメラの小型モニター、ギャンブルチップ20枚、二分間睡眠薬×1 が放置されています。
※【D-4 北部】に支給品一式 ×5(内一食分食料と方位磁石消費)が放置されています。
※【C-5 西部】にサブマシンガン(残弾なし)が放置されています。
※ヨーロッパ・エクスプレスはDIOの館を離れました。どこに行ったのかは不明です。



【G-10 ダービーズアイランド/1日目 深夜】
【並行世界の荒木飛呂彦】
[状態]:健康、超絶最高にハイ
[装備]:無し
[道具]:日記
[スタンド]:『メイド・イン・ヘブン』
[思考・状況]
基本行動方針:運命そのものになる=宇宙を一巡させ、他の生物の運命を固定、自分だけ運命から解き放たれる。
0.僕は皆の運命になりたい。そのためにも運命を覆せる世界を手にする!
1.バトルロワイアルは可能な限り続行。生き残りは出来るだけ絞りたい。

※一度『バトルロワイアル』を完結出来ず敗北した世界から、荒木によってこちらに連れてこられたようです。
※DIOの意志が融合し、星型の痣が出来た影響で、ジョースター家の気配を何となくではありますが察知することが出来ます。
 また、察知もされます。
※荒木飛呂彦死亡後、徐々に会場の崩壊が始まりましたが、現在、会場の維持は何とかできているようです。
 目に見えての変化は今のところありません。
※現在、時は加速させていません。仮に加速させた場合、バトルロワイアルの会場の崩壊も加速します。
 崩壊までの時間、会場の崩壊後どうなるかは不明です。

※『ザ・ワールドのスタンドDISC』は、緑色の赤ちゃんを誕生させたことで消滅しました。




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キャラを追って読む

211:君の心に希望はあるか パンナコッタ・フーゴ GAME OVER
211:君の心に希望はあるか リゾット・ネェロ 213:黄金の精神は、此処に ①
211:君の心に希望はあるか 花京院典明 213:黄金の精神は、此処に ①
210:ただの人間だ。人間でたくさんだ。 ディオ・ブランドー 213:黄金の精神は、此処に ①
210:ただの人間だ。人間でたくさんだ。 ディアボロ 213:黄金の精神は、此処に ①
210:ただの人間だ。人間でたくさんだ。 空条徐倫 213:黄金の精神は、此処に ①
208:第四回放送 荒木飛呂彦 GAME OVER
208:第四回放送 杉本鈴美 213:黄金の精神は、此処に ①

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最終更新:2011年08月30日 16:22