グレードアトラスター型戦艦

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&font(b,#555){ぐれーどあとらすたーがたせんかん}
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[[グラ・バルカス帝国]]が保有する自称全世界最大最強の最新鋭戦艦。同型艦は(現時点では)存在せず1隻のみ。書籍版第四巻の表紙に描かれている艦。
外見は[[大和型戦艦>>https://ja.wikipedia.org/wiki/大和型戦艦]]の後期型(ゲームなどで大和対空型として登場するタイプ)に酷似している。ただし速力は30ノット以上、[[レーダー>>https://ja.wikipedia.org/wiki/レーダー]]照準による射撃が可能で、対空砲弾には[[近接信管>>https://ja.wikipedia.org/wiki/近接信管]]も装備しているなど、性能は一枚上手のようである。高角砲は連装でなく三連装。
|全長|>|263.4m|
|全幅|>|38.9m|
|満載排水量|>|72,800t|
|機関|>|重油専焼蒸気タービン?&br()出力:150,000~200,000馬力?|
|速力|>|最大30kt?|
|兵装|[[主砲>45口径九四式46cm3連装砲]]&br()口径:46㎝(表向きには40㎝)&br()口径長:45&br()最大射程:40km&br()レーダー照準射撃可能|三連装3基&br()9門|
|~|副砲&br()口径:15㎝&br()口径長:60|三連装2基&br()6門|
|~|三連装高角砲|多数|
[[ナグアノ]]のセリフによると、外見が大戦後期の大和型戦艦に似ているばかりか、断面図や重要区画の範囲までほぼ同一のようである。
ただし大和のような艦首の紋は[[存在しない模様>>https://twitter.com/jp_summons/status/965863206135582720]]。(四巻表紙の端に何か映り込んでいるようにも見えるが、これはあくまでエフェクトの類らしい)

**実戦
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この世界での初陣の相手は、攻め込んできた[[レイフォル]]主力艦隊43隻と[[ワイバーンロード]]43騎。''単艦で''これらの相手をする。
近接信管付き主砲対空弾のテストがてら、10分足らずでワイバーンロード40騎を粉砕、それに続いてやってきた43隻と3騎も難なく吹き飛ばす。最後の1隻が300mの至近距離から騙し討ちをかけてきたが、無傷で生存しレイフォル主力艦隊を殲滅した。
翌日、弾薬が余っていたのでついでにレイフォル首都レイフォリアを襲撃し、全力砲撃で都を火の海に変えた。この件は後に伝説として広まり、全世界にその名を轟かすこととなる。

続いての登場は1642年[[先進11ヵ国会議]]でのこと。外交団の護衛として単艦で[[カルトアルパス]]に乗り込み、参加各国にその威容を見せつける。
その後なんやかんやあって一旦港から引き揚げる。本来はこのタイミングで航空隊が各国の艦船を撃沈する手はずになっていたが、連合艦隊が自分から出てきたため本艦が相手をすることに。圧倒的な火力で[[神聖ミリシアル帝国]]地方隊をはじめとする連合艦隊を叩きのめし、&bold(){遂には「[[しきしま]]」さえも葬り去ってしまった。}ここに航空攻撃が加わり、各国の被害は甚大なものになる。
戦闘終了後は加勢に来た駆逐艦3隻とともに生存者の救出活動を行う。

それからしばらくして(詳細な時期不明)帝国監査軍とともに[[バルチスタ沖大海戦]]に参戦。現在交戦中。

**考察
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対空砲弾は三式弾ではなく、砲弾が破裂し砲弾の破片で飛行物体を攻撃するという記述から、近接信管を使用した榴弾かと思われる。

大和型の主砲46cm砲の最大射程は約42km、最大仰角45度のとき距離25kmあたりで高度11,900mに到達する。地球だと敵戦艦の艦橋の上の方しか見えなかったり、発射してから着弾までの時間で敵艦が移動するなどの理由で水上艦に対する有効射程は20km前後ぐらい。

主砲の旋回速度は毎秒2~3度、頂角2度の二等辺三角形の高さを5000mとすると底辺は約174m、これを時速に換算すると626km/hぐらい、たいていのプロペラ航空機より速い速度ではあるが短時間で追いついて射撃しないと航空機は攻撃を終えて逃げてしまう。そのため航空機が来る方向に主砲を向けて待ち構えていなければ有効な対空射撃は難しいだろう。

大和前期型は15.5cm砲三連装砲塔4基12門だったが対空火力を重視するため三連装2基6門に減らし、12.7cm連装高角砲6基12門増設され二倍の24門に、機銃も28門から166門に増強されている。

グレードアトラスターの高角砲は三連装であるが類似の高角砲は見つけることができなかった。

砲塔の大きさや重量が同じであるなら三連装は連装より口径が小さくなる、空冷か水冷か人力装填か半自動装填かでかなり予想性能が変わるが第二次大戦後に40mm四連装機関砲に変わる形で採用されたMk 33 3インチ砲を参考に予想すると砲弾一発の威力は12.7cm砲の約35%ぐらい、射程は最大1200mで最大仰角(85°)最大高度約8300mぐらい、発射速度は瞬間45発/分(12.7cm連装砲の三倍強)ぐらいが一番性能良い予想になると思われる。

太平洋戦争における米軍を凌駕する個艦防衛火力を発揮する戦後レベルの高性能高角砲である可能性は十分あるが、この高角砲を採用するなら15.5cm副砲は4基12門を維持して主砲・副砲・小口径高角砲・25mm機銃の全距離対応がバランス良さそうに見える(もしくは史実で没になった15.5cm四連装2基8門)、しかし戦艦が副砲で自衛するより護衛艦で守った方がより確実でなので護衛艦との連携を前提とする設計なのかもしれない。

グラ・バルカス帝国は護衛艦の突撃で敵の戦艦を減らさなくても十分勝てる世界だった可能性はけっこうありそうであるし。

でもそれならなぜグレードアトラスターは単独で戦ったのだろう?
また速度の有利を生かしてアウトレンジできる状況にもちこまず足を止めて近距離で砲撃戦をした運用は予想されるグレードアトラスターの設計思想と合っていないように見える。
>編集氏「細かいことは気にするな!」
>([[5ch>https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1512555087/111]]より抜粋)


ちなみに、一巻に『超弩級戦艦』という記述があるが、弩級という単語は異世界には存在せず編集の[[見落とし>https://twitter.com/jp_summons/status/905453002068082688]]であるらしい。一応、原作では[[「ド」がつく戦艦が存在するという設定だけはあった>https://twitter.com/jp_summons/status/905462737563656192]]ようではあるが・・・
ついでに一巻P269の『レーザー照準』も誤字なので注意。([[小ネタ]]も参照、いずれも第一刷のみでのちに修正された)
この件に関し、みのろう氏はこのようにコメントを残している。
#blockquote(){みのろう    [2017年 03月 24日 03時 18分]
#aa(){
  ∧_∧ え…
  ( ・ω・ )
  ( ∩∩ )}
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みのろう    [2017年 03月 24日 03時 19分]
#aa(){
 _,,_
 ( ゜Д゜) ・・・

 _,,_
 ( ´ Д ⊂ ゴシゴシ

  _,,_
 ( ゜Д゜) ・・・




 。    。 
   。 。 。 。゜ スポポポポポポーン!!!
  。 。゜。゜。゜。。
  / // / /
( Д ) Д)Д))}}
誰にでも間違いはある。
仕方ないね。

#table_color(#aae){}
|~&big(){関連項目}|
|&bold(){[[兵器]]}|[[グラ・バルカス帝国]]|[[しきしま]]|[[ギャラクシー型戦艦]]|
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#pcomment(reply,enableurl,20)

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〔最終更新日:&date(j)〕

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